JP2004341675A - 開発システム、電子フォーム利用システム、サーバ、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

開発システム、電子フォーム利用システム、サーバ、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】電子フォームに応じて指定する情報を外部ファイルとして作成するツールプログラム、及び当該外部ファイルを使用した、汎用的な機能部品からなる電子フォームアプリケーションを提供可能とする電子フォーム利用システム等を提供する。
【解決手段】制御部401(定義ファイル編集ツールプログラム122)は、電子フォーム130、又は電子フォーム130の構造ファイル131を読み込み、電子フォーム130に応じて指定する情報を設定した定義ファイル140を作成する。サーバ101は、電子フォーム130と、定義ファイル140を備え、制御部201(サーバプログラム103)は、クライアント側から受け取った電子フォーム130の入力データに対して定義ファイル140の情報に応じてチェック処理を行い、その処理結果をコンピュータ111に送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介した電子フォーム利用システムに係り、特に、サーバ側の汎用的な電子フォームアプリケーションプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、多くの書類が電子データとして管理され、利用されている。省庁へ提出する申請書や金融機関に提出する届出書など、所定の形式及び記載事項を含む書類を電子データとして保管し、必要な時に電子帳票を表示し、必要な事項を入力して印刷することにより申請書、届出書などを作成することができる。
更に、インターネットなどのネットワークが発達した現在では、そのような書類を電子データの形態で電子書類として省庁へ金融機関などへ提出できる電子フォーム利用システムも幾つか存在する。
また、Web上のアプリケーションプログラム開発において、インターフェース以外の機能を部品化し、その他の、画面ごとの固有の項目をデータベース上に持たせることで部品化を実現するものもある(例えば、[特許文献1]参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−325098号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子フォーム利用システムは、ネットワークを介して、サーバとクライアント側の端末装置とが接続され、端末装置が電子フォームを利用してデータを入力し、サーバ側に送信し処理を行う。サーバ側で行う処理の中では、電子フォーム毎に設定する項目(引数)を記述する必要があるため、従来の方法としては、(1)サーバプログラム内に引数を組み込む方法と、(2)電子フォーム内で引数を指定する方法等があった。
【0005】
しかしながら、(1)サーバプログラム内に引数を組み込む方法では、電子フォーム改変に伴い、サーバプログラムの記述を変更すると、再度コンパイルが必要となり、1電子フォームに対して1サーバプログラムが必要となり、作業ボリュームが増大し、開発効率が悪かった。(2)電子フォーム内で引数を指定する方法では、設定値の異なる引数をサーバプログラムから切り離し、電子フォーム側に持たせ、汎用的なサーバプログラムを作成することで、フォーム毎にサーバプログラムを作成する必要はないが、処理内容によっては、多数の引数を設定する必要があり、電子フォームの容量が増大し、サーバ側の処理で使用する変数を電子フォーム側に持たせるのは運用上望ましくなかった。このように、引数を考慮しての汎用機能部品の作成は、困難であった。
【0006】
また、Web上のアプリケーションプログラム開発において、[特許文献1]の場合、データベースに固有の項目を項目オブジェクトとして格納するので、環境に依存し、データベース環境構築等の作業が発生する。また、データベース作成ツールについても述べられているが、具体的な実現方法については記載されていない。
【0007】
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、電子フォームに応じて指定する情報を外部ファイルとして作成するツールプログラム、及び当該外部ファイルを使用した、汎用的な機能部品からなる電子フォームアプリケーションプログラムを提供可能とする電子フォーム利用システム等を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために第1の発明は、第1の端末装置からなる開発システムであって、電子フォーム関連データを読み込む読込手段と、読み込んだ前記電子フォーム関連データに応じて、電子フォームのデータ構造を表示する第1の表示手段と、ユーザにより選択した入力項目に対して、処理内容に必要な定義情報を設定する設定手段と、前記定義情報を保存する保存手段と、を具備することを特徴とする開発システムである。
【0009】
また、前記第1の表示手段は、前記電子フォームを読み込んだ場合、前記電子フォームを表示する第2の表示手段、を更に具備することが望ましい。
また、前記電子フォームを読み込んだ場合、保存した定義情報を用いて、読み込んだ前記電子フォームに対するエラーチェックのプレビュー表示を行うプレビュー手段を、更に具備することが望ましい。
【0010】
第1の発明では、第1の端末装置は、電子フォーム関連データを読み込み、読み込んだ電子フォーム関連データに応じて、電子フォームのデータ構造を表示し、ユーザにより選択した入力項目に対して、処理内容に必要な定義情報を設定し、前記定義情報を保存する。
【0011】
「電子フォーム」は、通常の書類の枠などの部分(未記入の書類)に対応するデータ、及び文字入力枠のデータ入力制御機能等を有するフォームであり、プログラム機能を有する。
「入力データ」は、電子フォームに対して、ユーザが入力した必要事項などのデータである。
「電子フォーム関連データ」は、電子フォーム、又は電子フォームに入力されるデータの構造を表わす構造データであり、構造データは、XML形式のデータである。
「入力項目」は、電子フォームに対する入力フィールドであり、「入力項目の属性」は、数値入力フィールド、文字入力フィールドである。
【0012】
「定義情報」は、エラーチェック箇所、エラーチェック内容、エラーチェック後動作内容等の情報であり、XML形式のデータである。
「チェック箇所」は、電子フォームの入力項目に対応する。
「チェック内容」は、文字種のチェック、値の範囲チェック等をであり、「文字種のチェック」は、全角文字、半角文字、英数字、カナ文字等をチェックすることであり、「値の範囲チェック」は、年月日の妥当性等をチェックすることである。
「チェック後の動作内容」は、エラーメッセージ表示、該当箇所のマーキング等である。
【0013】
第2の発明は、ネットワークを介して接続されたサーバと第2の端末装置とを備える電子フォーム利用システムにおいて、前記サーバは、複数種類の書類に対応する電子フォームを記憶するデータベースと、前記電子フォームに応じて指定する必要がある定義情報を記憶する外部ファイルと、前記第2の端末装置から電子フォームに対する入力データを受け取る第1の受信手段と、前記入力データの箇所に該当する前記定義情報に従って前記入力データをチェックするチェック手段と、前記チェック手段による処理結果を、前記第2の端末装置に送信する第1の送信手段と、を具備し、前記第2の端末装置は、前記電子フォームに対するユーザによる必要事項の入力データを、前記サーバに送信する第2の送信手段と、前記サーバから処理結果を受け取り、前記処理結果に応じて、前記電子フォームの該当する箇所に前記処理結果を反映させる第2の受信手段と、を具備することを特徴とする電子フォーム利用システムである。
【0014】
第2の発明では、サーバは、複数種類の書類に対応する電子フォームを記憶するデータベースと、電子フォームに応じて指定する必要がある定義情報を記憶する外部ファイルとを有し、第2の端末装置から電子フォームに対する入力データを受け取り、入力データの箇所に該当する定義情報に従って入力データをチェックし、チェック処理の処理結果を、第2の端末装置に送信する。第2の端末装置は、電子フォームに対するユーザによる必要事項の入力データを、サーバに送信し、サーバから処理結果を受け取り、処理結果に応じて、電子フォームの該当する箇所に処理結果を反映させる。
【0015】
第3の発明は、ネットワークを介して、電子フォームを利用してデータを入力する第2の端末装置と接続されたサーバにおいて、複数種類の書類に対応する電子フォームを記憶するデータベースと、前記電子フォームに応じて指定する必要がある定義情報を記憶する外部ファイルと、前記第2の端末装置から電子フォームに対する必要事項の入力データを受け取る第1の受信手段と、前記入力データの箇所に該当する前記定義情報に従って前記入力データをチェックするチェック手段と、前記チェック手段による処理結果を、前記第2の端末装置に送信する第1の送信手段と、を具備することを特徴とするサーバである。
【0016】
第3の発明は、第2の発明の電子フォーム利用システムで用いられるサーバに関する発明である。
【0017】
第4の発明は、ネットワークを介して接続されたサーバと、第1の端末装置と、電子フォームを利用してデータを入力する第2の端末装置と、を備える電子フォーム利用システムにおいて、第1の端末装置は、電子フォーム関連データを読み込む読込手段と、ユーザにより選択した入力項目に対して、処理内容に必要な定義情報を設定する設定手段と、前記定義情報を保存する保存手段と、を具備し、前記サーバは、電子フォームを記憶するデータベースと、前記定義情報を記憶する外部ファイルと、前記第2の端末装置から電子フォームに対する必要事項の入力データを受け取る第1の受信手段と、前記入力データの箇所に該当する前記定義情報に従って前記入力データをチェックするチェック手段と、前記チェック手段による処理結果を、前記第2の端末装置に送信する第1の送信手段と、を具備することを特徴とする電子フォーム利用システムである。
【0018】
第4の発明では、第1の端末装置は、電子フォーム関連データを読み込み、ユーザにより選択した入力項目に対して、処理内容に必要な定義情報を設定し、定義情報を保存する。サーバは、電子フォームを記憶するデータベースと、定義情報を記憶する外部ファイルとを有し、第2の端末装置から電子フォームに対する必要事項の入力データを受け取り、入力データの箇所に該当する定義情報に従って入力データをチェックし、その処理結果を、第2の端末装置に送信する。
【0019】
上述のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照しながら、本発明に係る電子フォーム利用システム100の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
【0021】
図1は、本実施の形態に係る電子フォーム利用システム100の概略構成を示す図である。図1は、電子フォーム利用システムの1例であり、図1に示すように、電子フォーム利用システム100は、サーバ101、クライアント110が有するコンピュータ111、電子フォーム作成における開発環境120が有するコンピュータ121、ネットワーク129等からなる。電子フォーム利用システム100は、例えばインターネットなどのネットワーク129を介して、サーバ101、コンピュータ111、コンピュータ121とが接続されて構成される。
【0022】
サーバ101は、サーバとしてのサーバコンピュータ等であり、サーバプログラム103、Web(World Wide Web)サーバ105、電子フォームデータベース109、定義ファイル140等を有する。
【0023】
サーバプログラム103は、Webサーバ105を介して、クライアント110のコンピュータ111から電子フォーム130に対する必要事項の入力データ15を受け取り、定義ファイル140を用いて、入力データが妥当な形式であるか否かチェックし、処理結果をクライアント110のコンピュータ111に送信する。
【0024】
サーバプログラム103は、汎用サーブレットであり、Webサーバ105上で実行されるモジュール化されたJava(登録商標)プログラムであり、他のサーバ側のプログラムと異なり、一度呼び出されるとメモリに常駐する。サーバプログラム103は、サーブレット・コンテナ104、Webサーバ105上で電子フォーム130を、電子フォーム処理プログラム102、サーブレットAPI(Application Program、Interface)107を介して、読み込んだ後、クライアント110側で表示できるような形式に変換を行い、クライアント110側とのデータ送受信を行う。
【0025】
サーブレットAPI107は、Webサーバ105でサーブレットを動作させるために必要なモジュールであり、Java(登録商標)プログラムである。
サーブレット・コンテナ104とは、サーブレットAPI107とともに、Webサーバ105でサーブレットを動作させるために拡張するためのモジュールで、サーブレットエンジンとも呼ぶ。
【0026】
電子フォームデータベース109は、種々の申請書、届出書などの複数の電子フォーム130−1、130−2、…130−nを保持する。
定義ファイル140−1、140−2、…140−nは、電子フォーム130に応じて指定する定義項目情報(引数)を保持する。定義ファイル140は、例えば、XML(extensible Markup Language)形式のデータである。
【0027】
クライアント110は、Webアプリケーションシステムを利用する利用者であり、コンピュータ111は、Web(World Wide Web)ブラウザ112、ローカルデータベース113等を有する。Webブラウザ112上に、電子帳票を作成する電子フォーム130を有する。
ローカルデータベース113は、電子フォームに対して入力した入力データを保持する。入力データは、例えば、XML(extensible Markup Language)形式のデータである。
【0028】
電子フォーム利用システム100では、コンピュータ111がサーバ101に接続して受け取った電子フォーム130を、コンピュータ111で表示され、データ入力し、入力データをサーバ101に送信し、処理結果を受信しながら、入力確認、印刷等を行う。尚、コンピュータ111は、通常はパーソナルコンピュータ、携帯型端末機等である。
【0029】
開発環境120は、クライアント110からの要求に応じた電子フォーム130を作成し、作成した電子フォーム130毎に指定する定義ファイル140等を編集し、これらのテストを行う。コンピュータ121は、定義ファイル編集ツール122、電子フォーム130、電子フォームの構造ファイル131、定義ファイル140等を有する。
【0030】
電子フォーム130は、クライアント110からの要求に応じて作成した電子フォームである。
電子フォームの構造ファイル131は、電子フォーム130の一部分であり、電子フォームに入力されるデータの構造を、例えば、XML形式のデータで表わしたものである。
定義ファイル編集ツール122は実行可能プログラムであり、電子フォーム130、又は電子フォームの構造ファイル131を読み込み、電子フォーム130に応じた定義すべき定義項目を設定し、定義項目を、例えば、XML形式のデータで表わした定義ファイル140として保存する。尚、コンピュータ121は、通常はパーソナルコンピュータ等である。
【0031】
尚、電子フォーム利用システム100は、Web環境で電子帳票を作成するシステムで、文字入力枠を制御する機能を標準で具備するソフトウェアを利用する。
【0032】
次に、サーバ101のハードウェア構成を説明する。図2は、サーバ101のハードウェア構成図である。
【0033】
図2に示すように、サーバ101は、制御部201、記憶装置202(ハードディスク)、メディア入出力部203(CD−ROM)、通信制御部204(通信制御装置、通信ポート等)、入力部205(キーボード、マウス等)、印刷部206(プリンタ)、表示部207(ディスプレイ)等が、バス209を介して接続される。
【0034】
制御部201は、CPU、ROM、RAM等で構成され、大容量記憶媒体としての記憶装置202に格納されたプログラムに従って、バス209を介して接続された各装置を駆動制御する。
【0035】
記憶装置202には、各構成部分を駆動制御するプログラム、電子フォームアプリケーションプログラムであるサーバプログラム103、電子フォーム処理プログラム102、サーブレット・コンテナ104、サーブレットAPI107等のプログラム、および、電子フォーム131を記憶した電子フォームデータベース109、定義項目情報を記憶した定義ファイル140が格納されている。
【0036】
これらの各プログラムコードは、制御部201により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
【0037】
メディア入出力部203(CD−ROMドライブ装置)は、制御部201のROMや記憶装置202に記憶されているプログラムや情報をバージョンアップ、機器設定等の設定を行う際に用いられ、メンテナンスキーにより本体部を管理モードに切り替えて、メディア入出力部203にバージョンアップ用のCD−ROMを挿入し、データの書き換えを行う。
【0038】
通信制御部204は、通信制御装置、通信ポート等であり、ネットワーク109を介して、サーバ101及びコンピュータ111、コンピュータ121間の通信制御を行う。
【0039】
入力部205は、キーボード、マウス等であり、表示部207(ディスプレイ)に表示された操作案内、電子フォームに従って、各種処理、操作を行う。
印刷部206は、プリンタであり、電子フォーム130に従ってデータ入力した電子帳票等の印刷出力処理を行う。
【0040】
次に、記憶装置202における電子フォーム関連ファイルのファイル配置について説明する。図3は、記憶装置202における電子フォーム関連ファイルのファイル配置を示す。
【0041】
図3に示すように、記憶装置202内には、アプリケーションフォルダ301下に、電子フォーム格納フォルダ311、定義ファイル格納フォルダ312、サーバプログラム格納フォルダ313を作成し、それぞれのフォルダに、複数の電子フォーム130−1、130−2、…130−n、複数の定義ファイル140−1、140−2、…140−n、サーバプログラム103等を格納する。複数の電子フォーム130−1、130−2、…130−nと、複数の定義ファイル140−1、140−2、…140−nは、それぞれ1対1に対応し、電子フォーム130内で定義ファイル140を関連付け、汎用サーブレットであるサーバプログラム103は、常に1つである。
【0042】
次に、開発環境120のコンピュータ121のハードウェア構成を説明する。図4は、コンピュータ121のハードウェア構成図である。
【0043】
図4に示すように、コンピュータ121は、制御部401、記憶装置402(ハードディスク)、メディア入出力部403(CD−ROM)、通信制御部404(通信制御装置、通信ポート等)、入力部405(キーボード、マウス等)、印刷部406(プリンタ)、表示部407(ディスプレイ)等が、バス409を介して接続される。
【0044】
制御部401は、CPU、ROM、RAM等で構成され、大容量記憶媒体としての記憶装置402に格納されたプログラムに従って、バス409を介して接続された各装置を駆動制御する。
【0045】
記憶装置402(ハードディスク)には、各構成部分を駆動制御するプログラム、定義ファイル編集ツールプログラム122等のプログラム、およびクライアント110からの要望に応じて作成した電子フォーム130、電子フォームの構造ファイル131、定義ファイル140等が格納されている。
【0046】
これらの各プログラムコードは、制御部401により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
【0047】
メディア入出力部403(CD−ROMドライブ装置)は、制御部401のROMや記憶装置402に記憶されているプログラムや情報をバージョンアップ、機器設定等の設定を行う際に用いられ、メディア入出力部403にバージョンアップ用のCD−ROMを挿入し、データの書き換えを行う。
【0048】
通信制御部404は、通信制御装置、通信ポート等であり、ネットワーク109を介して、サーバ101及びコンピュータ121間の通信制御を行う。
【0049】
入力部405は、キーボード、マウス等であり、表示部407(ディスプレイ)に表示された操作案内、電子フォームに従って、各種処理、操作を行う。
印刷部406は、プリンタであり、印刷出力処理を行う。
【0050】
尚、クライアント110側のコンピュータ111も、コンピュータ121と同様なハードウェア構成である。
【0051】
次に、記憶装置402における電子フォーム関連ファイルのファイル配置について説明する。図5は、記憶装置402における電子フォーム関連ファイルのファイル配置を示す。
【0052】
図5に示すように、例えば、記憶装置402内に、アプリケーションフォルダである編集ツールフォルダ501下に、電子フォーム格納フォルダ511、構造ファイル格納フォルダ512、定義ファイル格納フォルダ513、編集ツール格納フォルダ514を作成し、それぞれのフォルダに、作成中、あるいは作成後の電子フォーム130、電子フォームの構造ファイル131、電子フォーム130又は電子フォームの構造ファイル131に応じて定義された定義項目を保持する定義ファイル140、定義ファイル編集ツールプログラム122、テストプログラム502等を格納する。尚、電子フォーム130と、電子フォームの構造ファイル131は、定義ファイル編集ツールプログラム122に対する読込ファイルとしていずれか一方が存在すればよい。
【0053】
次に、電子フォーム130、電子フォームの構造ファイル131、定義ファイル140等のデータ構造を説明する。図6は、電子フォーム130のデータ構造を示す。図7は、電子フォームの構造ファイル131のデータ構造を示す。図8は、定義フォーム140のデータ構造を示す。
【0054】
図6に示すように、電子フォーム130は、XML形式で記述したものであり、枠データ601、フィールドデータ602、管理情報603等からなる。
枠データ601は、書類の罫線、文字、網掛け画像などの装飾などを含む。
フィールドデータ602は、電子フォームにおける各入力項目(入力フィールド)毎のタグ名からなり、入力欄(入力位置)とが対応付けられて構成される。
管理情報603は、電子フォーム130の管理情報、例えば、その電子フォームのバージョン番号、作成日、フォームを特定するフォームID、属性情報及び送信先情報などを含み、本実施の形態では、更に、対応する定義ファイル名を含む。
【0055】
図7に示すように、電子フォームの構造ファイル131は、電子フォーム130の一部分である電子フォームに入力されるデータの構造をXML形式で記述したものであり、電子フォーム130における各入力項目(入力フィールド)毎のタグ名からなるフィールドデータ602からなる。
【0056】
図8に示すように、定義ファイル140は、電子フォーム130に応じて入力項目(入力フィールド)毎に指定する情報(サーバプログラム103への引数)である複数の定義項目情報801からなる。定義ファイル140は、XML形式で記述されたファイルである。定義項目情報801は、チェック箇所811、チェック内容812、チェック後の動作内容813等からなる。
【0057】
チェック箇所811は、タグ名であり、例えば、フィールド“氏名”である。
チェック内容812は、サーバプログラム103のエラーチェックの処理内容であり、例えば、文字種のチェック(全角文字、半角文字、英数字、カナ文字等)、値の範囲チェック(年月日の妥当性等)である。
チェック後動作内容813は、妥当なデータでない場合の動作内容であり、例えば、電子フォームの該当箇所をマーキング(フィールドに色を付与)、エラーメッセージ表示等である。
【0058】
電子フォーム利用システム100の開発環境120のコンピュータ121における、電子フォーム130の定義ファイル140を作成する定義ファイル編集ツール122の処理手順について説明する。図9、図10は、定義ファイル編集ツール122の処理手順(電子フォーム130を読み込む場合)を示すフローチャートである。図11は、定義ファイル編集ツール122の処理手順(電子フォームの構造ファイル131を読み込む場合)を示すフローチャートである。
【0059】
図9に示すように、コンピュータ121の制御部401は、実行可能プログラムである定義ファイル編集ツールプログラム122(以降、編集ツールと称す)を起動する(ステップ900)。
【0060】
編集ツール122は、表示部407にツールメニュ画面1200を表示し、利用者(開発担当者)は、メニュ機能を選択する(ステップ901)。図12は、ツールメニュ画面1200を示す。
尚、以降、ステップ901のように記述されている、編集ツール122が行う処理内容は、コンピュータ121の制御部401が、実行可能プログラムである定義ファイル編集ツールプログラム122(編集ツール)を実行することにより、処理を行うものである。
【0061】
図12に示すように、ツールメニュ画面1200は、電子フォーム読込1201、構造ファイル読込1202、プレビュー1203、終了1204等のメニュ機能からなる。電子フォーム読込1201は、入力ファイル(既存ファイル)として電子フォーム130を読み込む。構造ファイル読込1202は、入力ファイル(既存ファイル)として電子フォーム130に関連付けられる構造ファイル131を読み込む。プレビュー1203は、編集ツール122により作成した定義ファイル140を用いて、電子フォーム130をプレビュー表示する。
【0062】
尚、入力ファイル(既存ファイル)である対象ファイルを編集ツール122上に読み込むことで、GUI(Graphical User Interface)上にインターフェース、又はタグ構造が表示され、定義項目を選択することにより、編集効率の向上および定義ミスを削減できる。
【0063】
利用者が電子フォーム読込1201を選択すると(ステップ902のYes)、編集ツール122は、記憶装置402に記憶されている電子フォーム130をメモリ上に読み込み、表示部407にツール画面(電子フォーム読込)1300を表示する(ステップ903)。図13は、ツール画面(電子フォーム読込)1300を示す。
【0064】
図13に示すように、ツール画面(電子フォーム読込)1300は、タグ表示画面1301、編集項目確認画面1302、電子フォーム画面1305等からなる。タグ表示画面1301は、電子フォーム130のデータ構造を示し、項目1307(タグ名)からなる。編集項目確認画面1302は、設定した内容を簡潔に示し、チェック内容1303、チェック後動作内容1304等からなる。電子フォーム画面1305は、電子フォームのデザインを示し、タグ名と入力フィール1306からなる。
【0065】
利用者は、電子フォーム画面1305上の定義する入力フィールド1306をクリックし選択する(ステップ904)。
【0066】
編集ツール122は、電子フォーム130で定義されている入力フィールドの属性(数値入力フィールド/文字入力フィールド)に応じたチェック内容設定画面1400を表示部407に表示する(ステップ905)。図14は、チェック内容設定画面1400を示す。
【0067】
図14に示すように、チェック内容設定画面1400は、チェック内容画面1401と、チェック後動作内容画面1402からなる。
【0068】
チェック内容画面1401は、入力フィールドの属性に応じた選択可能な複数のチェック内容の定義項目1410からなる。例えば、入力フィールド1306「氏名」(属性:文字入力画面)をクリックすると、チェック内容画面1401には、全角文字、全角ひらがな、全角カタカナ、半角カタカナ、半角英数等のチェック内容の定義項目1410が表示される。また、数値入力フィールドの場合、チェック内容画面には、日付チェック、電話番号チェック等の値の範囲チェックが表示される。
【0069】
チェック後動作内容画面1402は、エラーチェック後の妥当なデータでない場合の動作内容の定義項目(図示せず)からなる。例えば、チェック後動作内容画面1402は、電子フォーム130の該当箇所をマーキング(入力フィールドに色を付与)、エラーメッセージ表示等が表示される。エラーメッセージ内容など個別に設定しなければならない項目は、利用者が入力する。
【0070】
利用者はチェック内容画面1401のチェック内容の定義項目1410を選択し(ステップ906)、チェック後動作内容画面1402のチェック後動作内容の定義項目1410を選択、必要に応じて、入力する(ステップ907)。
【0071】
編集ツール122は、設定された内容を、簡潔に編集項目確認画面1302のチェック内容1303、チェック後動作内容1304等に表示する(ステップ908)。
【0072】
電子フォーム130の必要な入力フィールド1306に対して設定終了でない場合(ステップ909のNo)、ステップ904からステップ909の処理を繰返し、設定を行う。
【0073】
図10に示すように、電子フォーム130の必要な入力フィールド1306に対して設定終了した場合(ステップ909のYes)、編集ツール122は、保存ボタン1310を選択すると、設定された内容を記憶装置402に定義ファイル140として保存する(ステップ1001)。編集ツール122は、入力フィールド1306毎に設定されたチェック内容と、チェック後動作内容の定義項目1410から、チェック箇所(タグ名)811、チェック内容812、チェック後動作内容813を設定し、定義ファイル140を作成する。
【0074】
利用者がツールメニュ画面1200のプレビュー1203を選択すると、Webブラウザが起動し、ブラウザ内に電子フォーム130が表示され(ステップ1002)、ここで、テストボタン(図示せず)を押下することにより、記憶装置402に格納されているテストプログラム502を起動し、テストプログラム502は、作成、保存した定義ファイル140を用いて、エラーチェック等の動作確認(プレビュー)を行う(ステップ1003)。
【0075】
プレビュー表示後、修正が必要な場合(ステップ1004のYes)、ステップ903からステップ1004の処理を繰返し、再度、ツール画面を表示し、設定、プレビュー処理を行う。
【0076】
修正が必要でなく、設定が確定した場合(ステップ1004のNo)、制御部401は、作成した定義ファイル140を、通信制御部404、ネットワーク129を介して(又はメディア入出力部403を介して)、サーバ101のサーバプログラム103の該当するフォルダ、例えば、定義ファイル格納フォルダ312に配置する(ステップ1005)。
【0077】
図11に示すように、利用者が構造ファイル読込1202を選択すると(ステップ902のNo、ステップ1100のYes)、編集ツール122は、記憶装置402に記憶されている電子フォーム130の構造ファイル131をメモリ上に読み込み、表示部407にツール画面(構造ファイル読込)1500を表示する(ステップ1101)。図15は、ツール画面(構造ファイル読込)1500を示す。
【0078】
図15に示すように、ツール画面(構造ファイル読込)1500は、タグ表示画面1301、編集項目確認画面1302等からなる。タグ表示画面1301は、電子フォーム130のデータ構造を示し、項目1307(タグ名)からなる。編集項目確認画面1302は、設定した内容を簡潔に示し、チェック内容1303、チェック後動作内容1304等からなる。
【0079】
利用者は、タグ表示画面1301上の定義する項目1307(タグ名)をクリックし選択する(ステップ1102)。
編集ツール122は、選択された項目1307の属性設定画面1510を、表示部407に表示する(ステップ1103)。利用者は属性設定画面1510上で数値入力1511、又は文字入力1512の属性を選択し、編集ツール122は、選択した属性に従って、図14の属性に応じたチェック内容設定画面1400を表示部407に表示する(ステップ1104)。
【0080】
利用者はチェック内容画面1401のチェック内容の定義項目1410を選択し(ステップ1105)、チェック後動作内容画面1402のチェック後動作内容の定義項目1410を選択、必要に応じて、入力する(ステップ1106)。
【0081】
編集ツール122は、設定された内容を、簡潔に編集項目確認画面1302のチェック内容1303、チェック後動作内容1304等に表示する(ステップ1107)。
【0082】
設定が必要な項目1307に対して設定終了でない場合(ステップ1108のNo)、ステップ1102からステップ1108の処理を繰返し、設定を行う。
【0083】
設定が必要な項目1307に対して設定終了の場合(ステップ1108のYes)、編集ツール122は、保存ボタン1310を選択すると、設定された内容を記憶装置402に定義ファイル140として保存する(ステップ1109)。編集ツール122は、項目1307毎に設定されたチェック内容と、チェック後動作内容の定義項目1410から、チェック箇所(タグ名)811、チェック内容812、チェック後動作内容813を設定し、定義ファイル140を作成する。
【0084】
その後、電子フォーム130が完成したら、編集ツール122により、電子フォーム130と定義ファイル140を用いて、プレビュー、及び追加修正を行う。
【0085】
以上説明したように、本発明の本実施の形態によれば、編集ツール122は、電子フォーム130、又は電子フォーム130の構造ファイル131を読み込み、電子フォーム130に応じて指定する定義項目(エラーチェック内容、エラーチェック後の動作内容)を、メニュ形式で複数項目から選択し、設定し、定義ファイル140を作成する。
【0086】
これにより、電子フォーム毎に、設定値の異なる引数を電子フォームアプリケーションの処理から切り離し、定義ファイル140を持たせ、電子フォームアプリケーションの開発効率が向上する。
また、GUI上にインターフェース、又はタグ構造が表示され、関連付けられる電子フォームのインターフェースを意識しながら作成でき、利用者の使いやすさ向上やミスの削減を可能とする。
また、電子フォームは、未完成の段階であっても、その電子フォームの構造ファイルのXMLデータさえ存在していれば、電子フォームの完成に先駆けて定義ファイルを作成できる。
【0087】
次に、他の実施形態について説明する。ネットワーク129を介して、電子フォーム130を利用してデータを入力するクライアント110のコンピュータ111と接続されたサーバ101における、電子フォーム130に応じて指定する情報(引数)を保持する定義ファイル140を用いた、汎用的なサーバプログラム103(サーブレット)の処理(データチェック処理)について説明する。図16、図17は、サーバプログラム103の処理手順を示すフローチャートである。図18は、定義ファイル140を用いたサーバプログラム103の処理の流れを示す。
【0088】
図16、図17に示すように、クライアント110のコンピュータ111において、Webブラウザ112は、サーバ101にアクセスし、要求する電子フォーム130を呼び出す(ステップ1601)。
図18に示すように、例えば、Webブラウザ112は、電子フォーム“A”130−1を呼び出す。
【0089】
サーバ101の制御部201は、記憶装置202に格納されているサーバプログラム103を起動する。
サーバプログラム103は、記憶装置202に格納されている電子フォームデータベース109の該当する電子フォーム130を読み込み、サーブレット・コンテナ104、Webサーバ105、通信制御部204を介して、コンピュータ111に送信する(ステップ1602)。
尚、以降、ステップ1602のように記述されている、サーバプログラム103が行う処理内容は、サーバ101の制御部201が、実行可能プログラムであるサーバプログラム103を実行することにより、処理を行うものである。
【0090】
サーバプログラム103は、読み込んだ電子フォーム130の管理情報603に示される定義ファイル名から、関連付ける定義ファイル140を、記憶装置202から読み込む(ステップ1603)。
図18に示すように、例えば、サーバプログラム103は、記憶装置202に格納されている電子フォーム“A”130−1を読み込み、電子フォーム“A”130−1内の定義ファイル名“定義ファイルA”から、定義ファイル“A”140−1を読み込む。
【0091】
コンピュータ111上のWebブラウザ112は、通信制御部404を介して、受信した電子フォーム130を、表示部407に表示する(ステップ1604)。
図18に示すように、例えば、Webブラウザ112は、受信した電子フォーム“A”130−1を表示する。
【0092】
利用者は、表示された電子フォーム130の画面に従って、必要項目を入力し、送信ボタンを押す(ステップ1605)。電子フォーム130は、入力されたデータを、通信制御部404を介して、サーバ101に送信する(ステップ1606)。
図18に示すように、例えば、電子フォーム“A”130−1は、入力フィールド“フリガナ”の入力データ“だいにっぽん たろう”をサーバ101に送信する。
【0093】
サーバ101の通信制御部204は、入力データを受信し、Webサーバ105を介して、サーバプログラム103に渡す(ステップ1607)。
【0094】
サーバプログラム103は、定義ファイル140の該当する定義項目情報801に応じたデータチェック処理を行う(ステップ1608)。
図18に示すように、例えば、サーバプログラム103は、受信した入力フィールド“フリガナ”の入力データ“だいにっぽん たろう”に対して、入力フィールド“フリガナ”に該当するチェック箇所811の定義項目情報801を検索し、そのチェック内容812“チェック01(全角カタカナチェック処理)実行”に従い、入力データ“だいにっぽん たろう”に対してチェック01(全角カタカナチェック処理)を実行する。
【0095】
サーバプログラム103は、データチェック処理の処理結果、妥当なデータでない場合は定義項目情報に応じたチェック後の動作内容等を、Webサーバ105、通信制御部404を介して、コンピュータ111に送信する(ステップ1609)。
図18に示すように、例えば、サーバプログラム103は、チェック01(全角カタカナチェック)を実行後、妥当なデータでない場合、処理結果1721としてチェック後動作内容813“フィールド色変更、色:赤色”をコンピュータ111に送信する。
【0096】
コンピュータ111上の電子フォーム130は、通信制御部404を介して、サーバ101からの処理結果を受信する(ステップ1610)。
図18に示すように、例えば、電子フォーム130−1は、処理結果1721“フィールド色変更、色:赤色”を受信する。
【0097】
処理結果がエラーの場合(ステップ1611のYes)、電子フォーム130は、該当する箇所(タグ名)に対して、チェック後の動作内容の処理を行う(ステップ1612)。
図18に示すように、例えば、電子フォーム130−1は、該当する箇所(入力フィールド“フリガナ”)に対して、フィールド色を赤色に変更する。
【0098】
電子フォーム130に対する入力が終了しない場合(ステップ1613のNo)、ステップ1605からステップ1613までの処理を繰返す。
電子フォーム130に対する入力が終了の場合(ステップ1613のYes)、電子フォーム130は、入力データを保存し、終了する。
【0099】
以上説明したように、本発明の本実施の形態によれば、サーバ101は、複数種類の書類に対応する電子フォーム130−1、130−2、…130−nと、電子フォーム130に応じて指定する必要がある定義項目情報(引数)を格納する複数の定義ファイル140−1、140−2、…140−nと、を記憶装置202に記憶し、サーバプログラム(サーブレット)103は、クライアント110からの要求に応じた電子フォーム130と、それに対応する定義ファイル140を読み込み、クライアント110のコンピュータ111から電子フォームに対する必要事項の入力データを受け取り、入力データに対して、入力データの箇所に該当する定義項目情報801に従ったチェック処理を行い、チェック処理による処理結果と、妥当なデータでない場合は、該当するチェック後動作内容813をコンピュータ111に送信し、コンピュータ111上の電子フォーム130は、受信した処理結果に応じたチェック後の動作内容の処理を行う。
【0100】
これにより、電子フォーム毎に、設定値の異なる引数をサーバプログラム103(サーブレット)の処理から切り離し、サーバ101側に定義ファイル140を持たせることで、汎用的な電子フォームアプリケーションであるサーバプログラム103を作成し、電子フォーム毎にサーバプログラム103を作り変える必要がなくなる。また、テスト済みの汎用的なサーバプログラム103(サーブレット)を作成しておくことで、サーバプログラムに関するデバッグ作業を最小限におさえられる。
更に、インターフェースとサーバ処理の切り分けが明確になり、並行して開発を進めることが可能であり、電子フォームアプリケーションの開発効率が向上する。
【0101】
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る電子フォーム利用システム1等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0102】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、電子フォームに応じて指定する情報を外部ファイルとして作成するツールプログラム、及び当該外部ファイルを使用した、汎用的な機能部品からなる電子フォームアプリケーションプログラムを提供可能とする電子フォーム利用システム等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る電子フォーム利用システム100の概略構成を示す図
【図2】サーバ101のハードウェア構成図
【図3】記憶装置202における電子フォーム関連ファイルのファイル配置を示す図
【図4】コンピュータ121のハードウェア構成図
【図5】記憶装置402における電子フォーム関連ファイルのファイル配置を示す図
【図6】電子フォーム130のデータ構造を示す図
【図7】電子フォームの構造ファイル131のデータ構造を示す図
【図8】定義フォーム140のデータ構造を示す図
【図9】定義ファイル編集ツール122の処理手順(電子フォーム130を読み込む場合)を示すフローチャート
【図10】定義ファイル編集ツール122の処理手順(電子フォーム130を読み込む場合)を示すフローチャート
【図11】定義ファイル編集ツール122の処理手順(電子フォームの構造ファイル131を読み込む場合)を示すフローチャート
【図12】ツールメニュ画面1200を示す図
【図13】ツール画面(電子フォーム読込)1300を示す図
【図14】チェック内容設定画面1400を示す図
【図15】ツール画面(構造ファイル読込)1500を示す図
【図16】サーバプログラム103の処理手順を示すフローチャート
【図17】サーバプログラム103の処理手順を示すフローチャート
【図18】定義ファイル140を用いたサーバプログラム103の処理の流れを示す図
【符号の説明】
100………電子フォーム利用システム
101………サーバ
103………サーバプログラム(サーブレット)
110………クライアント
111、121………コンピュータ
120………開発環境
122………定義ファイル編集ツール
129………ネットワーク
130………電子フォーム
131………電子フォームの構造ファイル
140………定義ファイル

Claims (30)

  1. 第1の端末装置からなる開発システムであって、
    電子フォーム関連データを読み込む読込手段と、
    読み込んだ前記電子フォーム関連データに応じて、電子フォームのデータ構造を表示する第1の表示手段と、
    ユーザにより選択した入力項目に対して、処理内容に必要な定義情報を設定する設定手段と、
    前記定義情報を保存する保存手段と、
    を具備することを特徴とする開発システム。
  2. 前記電子フォーム関連データは、電子フォーム、又は電子フォームに入力されるデータの構造を表わす構造データであることを特徴とする請求項1記載の開発システム。
  3. 前記構造データは、XML形式のデータであることを特徴とする請求項2記載の開発システム。
  4. 前記第1の表示手段は、
    前記電子フォームを読み込んだ場合、前記電子フォームを表示する第2の表示手段、を更に具備することを特徴とする請求項1記載の開発システム。
  5. 前記定義情報は、チェック箇所、チェック内容、チェック後動作内容等の情報を少なくとも1つ含むことを特徴とする請求項1記載の開発システム。
  6. 前記定義情報は、XML形式のデータであることを特徴とする請求項1記載の開発システム。
  7. 前記設定手段は、
    前記入力項目の属性に応じて、前記定義情報を設定することを特徴とする請求項1記載の開発システム。
  8. 前記入力項目の属性は、数値入力、又は文字入力であることを特徴とする請求項7記載の開発システム。
  9. 前記電子フォームを読み込んだ場合、保存した定義情報を用いて、読み込んだ前記電子フォームに対するエラーチェックのプレビュー表示を行うプレビュー手段を、更に具備することを特徴とする請求項1記載の開発システム。
  10. ネットワークを介して、電子フォームを利用してデータを入力する第2の端末装置と接続されたサーバにおいて、
    複数種類の書類に対応する電子フォームを記憶するデータベースと、
    前記電子フォームに応じて指定する必要がある定義情報を記憶する外部ファイルと、
    前記第2の端末装置から電子フォームに対する必要事項の入力データを受け取る第1の受信手段と、
    前記入力データの箇所に該当する前記定義情報に従って前記入力データをチェックするチェック手段と、
    前記チェック手段による処理結果を、前記第2の端末装置に送信する第1の送信手段と、
    を具備することを特徴とするサーバ。
  11. 前記第1の送信手段は、
    更に、妥当なデータでない場合、前記定義情報に従った動作内容を送信することを特徴とする請求項10記載のサーバ。
  12. 前記定義情報は、チェック箇所、チェック内容、チェック後の動作内容等の情報を少なくとも1つ含むことを特徴とする請求項10記載のサーバ。
  13. 前記チェック箇所は、前記電子フォームの入力項目に対応することを特徴とする請求項12記載のサーバ。
  14. 前記チェック内容は、文字種のチェック、値の範囲チェック等を行うことを特徴とする請求項12記載のサーバ。
  15. 前記チェック後の動作内容は、エラーメッセージ表示、該当箇所のマーキング等の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項12記載のサーバ。
  16. 前記定義情報は、XML形式のデータであることを特徴とする請求項10記載のサーバ。
  17. ネットワークを介して接続されたサーバと第2の端末装置とを備える電子フォーム利用システムにおいて、
    前記サーバは、
    複数種類の書類に対応する電子フォームを記憶するデータベースと、
    前記電子フォームに応じて指定する必要がある定義情報を記憶する外部ファイルと、
    前記第2の端末装置から電子フォームに対する入力データを受け取る第1の受信手段と、
    前記入力データの箇所に該当する前記定義情報に従って前記入力データをチェックするチェック手段と、
    前記チェック手段による処理結果を、前記第2の端末装置に送信する第1の送信手段と、
    を具備し、
    前記第2の端末装置は、
    前記電子フォームに対するユーザによる必要事項の入力データを、前記サーバに送信する第2の送信手段と、
    前記サーバから処理結果を受け取り、前記処理結果に応じて、前記電子フォームの該当する箇所に前記処理結果を反映させる第2の受信手段と、
    を具備することを特徴とする電子フォーム利用システム。
  18. ネットワークを介して接続されたサーバと、第1の端末装置と、電子フォームを利用してデータを入力する第2の端末装置と、を備える電子フォーム利用システムにおいて、
    第1の端末装置は、
    電子フォーム関連データを読み込む読込手段と、
    ユーザにより選択した入力項目に対して、処理内容に必要な定義情報を設定する設定手段と、
    前記定義情報を保存する保存手段と、
    を具備し、
    前記サーバは、
    電子フォームを記憶するデータベースと、
    前記定義情報を記憶する外部ファイルと、
    前記第2の端末装置から電子フォームに対する必要事項の入力データを受け取る第1の受信手段と、
    前記入力データの箇所に該当する前記定義情報に従って前記入力データをチェックするチェック手段と、
    前記チェック手段による処理結果を、前記第2の端末装置に送信する第1の送信手段と、
    を具備することを特徴とする電子フォーム利用システム。
  19. 前記電子フォーム関連データは、電子フォーム、又は電子フォームに入力されるデータの構造を表わす構造データであることを特徴とする請求項18記載の電子フォーム利用システム。
  20. 前記構造データは、XML形式のデータであることを特徴とする請求項19記載の電子フォーム利用システム。
  21. 前記定義情報は、チェック箇所、チェック内容、チェック後動作内容等の情報を少なくとも1つ含むことを特徴とする請求項18記載の電子フォーム利用システム。
  22. 前記チェック箇所は、前記電子フォームの入力項目に対応することを特徴とする請求項21記載の電子フォーム利用システム。
  23. 前記チェック内容は、文字種のチェック、値の範囲チェック等を行うことを特徴とする請求項21記載の電子フォーム利用システム。
  24. 前記チェック後の動作内容は、エラーメッセージ表示、該当箇所のマーキング等の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項21記載の電子フォーム利用システム。
  25. 前記定義情報は、XML形式のデータであることを特徴とする請求項18記載の電子フォーム利用システム。
  26. 前記第1の送信手段は、
    更に、妥当なデータでない場合、前記定義情報に従った動作内容を送信することを特徴とする請求項18記載の電子フォーム利用システム。
  27. コンピュータを請求項1から請求項9までのいずれかに記載の開発システムとして機能させるプログラム。
  28. コンピュータを請求項1から請求項9までのいずれかに記載の開発システムとして機能させるプログラムを記録した記録媒体。
  29. コンピュータを請求項10から請求項16までのいずれかに記載のサーバとして機能させるプログラム。
  30. コンピュータを請求項10から請求項16までのいずれかに記載のサーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体。
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