JP2004339186A - クリーム状皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムを洗浄成分とした、温度耐性、保存安定性、実用特性、皮膚安全性に優れた、弱酸性〜中性のクリーム状皮膚洗浄剤組成物に関する。
【解決手段】主要成分として、N−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウムとN−アシル−N−メチル−タウリンナトリウムと、アルキルベタイン型両性界面活性剤とポリエチレングリコール(分子量200〜600)とポリエチレングリコール(分子量4000〜20000)と、グリセリン及び/またはポリグリセリン(重合度2〜6)と水酸化ナトリウム及び/または水酸化カリウムとを含有することを特徴とするクリーム状皮膚洗浄剤組成物である。
【解決手段】主要成分として、N−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウムとN−アシル−N−メチル−タウリンナトリウムと、アルキルベタイン型両性界面活性剤とポリエチレングリコール(分子量200〜600)とポリエチレングリコール(分子量4000〜20000)と、グリセリン及び/またはポリグリセリン(重合度2〜6)と水酸化ナトリウム及び/または水酸化カリウムとを含有することを特徴とするクリーム状皮膚洗浄剤組成物である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムを洗浄成分とした、温度耐性、保存安定性、実用特性、皮膚安全性に優れた、弱酸性〜中性のクリーム状皮膚洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、N−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウムなどのN−アシル酸性アミノ酸塩型アニオン界面活性剤を洗浄成分とする皮膚洗浄剤は弱酸性〜中性を示し、低刺激性であることが知られている。
【0003】
しかし、このN−アシル酸性アミノ酸塩型アニオン界面活性剤は弱酸性〜中性の水中では難溶性であり、これを洗浄成分とするクリーム状皮膚洗浄剤であっては高温で軟化し、低温では硬化するために、チューブに充填した製品ではチューブからの吐出が困難になるなど、温度耐性に乏しいものであった。
【0004】
また、泡立ちも充分ではなく、更に洗浄後のすすぎが充分に出来ず、皮膚にべたつき感、ぬめり感を生じるなどの欠点も見られ、実用特性においても満足するものではなかった。
【0005】
そこで、これらの問題点を解決するために、下記の提案がされている。
(イ)N−アシルグルタミン酸のアルカリ金属塩と有機アミン及び/または塩基性アミノ酸塩を含有し、好ましく分子量800〜4000のポリエチレングリコール10〜30重量%(以下、重量%を%と略記する)含有する、すすぎ易く泡立ちの良いクリーム状皮膚洗浄剤組成物が提案されている。(特許文献1参照)
【0006】
(ロ)明細書の実施例1には、ポリエチレングリコール(1500)10%、N−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウム 20%、N−ココイル−N−メチルタウリンナトリウム30%水溶液 8%、N−ココイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム25%水溶液 10%、ミリスチン酸 2%、エチレングリコールジステアレート 1%などを含有するクリーム状組成物の記載があり、低温及び高温下においても使用が容易であり、保存安定性、洗浄性などに優れた皮膚洗浄剤組成物が提案されている。(特許文献2参照)
【0007】
(ハ)明細書の実施例13(洗顔クリーム)には、N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム 24.00%、N−ミリストイル−L−グルタミン酸カリウム 3.00%、ラウロイルメチルタウリンナトリウム 3.00%、ジステアリン酸エチレングリコール2.00%、モノイソステアリン酸ヘキサグリセリル2.00%、ジグリセリン 50.00%などを含有し、pH(2.5%水溶液):5.3の記載があり、泡立ち、洗浄後に極めてしっとりした感触を与えるなど、改良された皮膚洗浄料が提案されている。(特許文献3)
【0008】
(ニ)明細書の実施例3には、N−ラウロイルグルタミン酸カリウム 30.0%、ジグリセリン 5.0%、ポリエチレングリコール(4000)15.0%、高重合ポリエチレングリコール(平均分子量約70万)0.5%、イソステアリン酸デカグリセリル 3.0%、モノラウリン酸ジグリセリル 0.5%などを含有する、温度耐性、保存安定性などが改良されたクリーム状洗浄剤組成物が提案されている。(特許文献4参照)
【0009】
上記(イ)の組成物は、有機アミン、または塩基性アミノ酸の塩を含有し、着色、着臭を生じるなどの欠点があり、また高温度(40℃)での保存安定性は不十分であった。
(ロ)の組成物は、泡立ち、保存安定性において不十分であった。
(ハ)の組成物は、特に泡立ち、洗浄後の皮膚にべたつき感が生じるなどの実用特性に満足するものではなかった。
(ニ)の組成物は、クリーム状の外観、泡立ちなどに満足するものではなかった。
【0010】
以上のこと、温度耐性(チューブからの吐出の容易性、高温から低温への保存特性)、保存安定性(低温〜高温保存における性状特性)、実用特性(泡立ち、泡の質、洗浄時の刺激性の有無、洗浄後の皮膚のべたつき感、ぬめり感の有無)などの全てにおいて満足するものは得られないなどの問題点が見られた。
【0011】
【特許文献1】
特開昭62−43498号公報
【特許文献2】
特開昭62−226921号公報
【特許文献3】
特開2001−31561号公報
【特許文献4】
特開2002−20786号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、主要洗浄成分であるN−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムを含有し、温度耐性、保存安定性、実用特性、皮膚安全性に優れた弱酸性〜中性のクリーム状皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムと併用する洗浄料基剤を検討したところ、後記特定の本発明クリーム状洗浄剤組成物は、温度耐性、保存安定性、実用特性、皮膚安全性に優れることを見出した。
【0014】
この発明は、
1.下記(A)〜(F)を含有することを特徴とするクリーム状皮膚洗浄剤組成物。
(A)N−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウム
・・・18〜22%
(B)N−アシル−N−メチル−グリシンナトリウム、N−アシル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−アシル−N−メチル−タウリンナトリウムの少なくとも1種
・・・4〜6%
(C)アルキルベタイン型両性界面活性剤、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤、脂肪酸アルカノールアミド及びそのアルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤の少なくとも1種
・・・2〜7%
(D)ポリエチレングリコール(分子量200〜600)
・・・7〜12重量%
及びポリエチレングリコール(分子量4000〜20000)
・・・2〜5%
(E)グリセリン及び/またはポリグリセリン(重合度2〜6)
・・・8〜14%
(F)水酸化ナトリウム及び/または水酸化カリウム
・・・0.7〜1.0%
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に利用する前記(A)成分のN−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウムは、他のN−アシルグルタミン酸塩と比べて、起泡性に優れ、高温で長期間(40℃、3ヶ月)保存しても、着色、着臭などの問題を生じることはなく、有用な洗浄成分である。
また、主要成分として含有するクリーム状皮膚洗浄剤においては、N−ミリストイルグルタミン酸モノカリウムと比べて、低温保存時に硬度が高い現象が見られるが、前記のごとく起泡性に優れることが有効であった。含有量は、本発明の組成物の総量を基準として18〜22%である。この範囲未満、または範囲を超えては、本発明の目的を達成出来ない。
【0016】
本発明に利用する(B)成分は、3級のアミド化合物であって、これらは本発明の組成物において水溶解性の高い洗浄成分であり、上記(A)成分と併用することによって組成物の高温での粘度を保持し、低温の硬化を抑制する作用を有するものである。含有量は、4〜6%であり、(A)成分の含有量との関連において適宜調整される。(A)成分と(B)成分の含有比率は、好ましくは(A)/(B)=3〜5であり、それらの合計量(A)+(B)は22〜26%が好ましい。
また、これらのN−アシル化合物は、ラウリン酸またはヤシ油脂肪酸との縮合物で得られるものが好ましい。すなわち、N−ラウロイル−N−メチル−グリシンナトリウム(N−ラウロイル−サルコシンナトリウム)、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチルグリシンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチル−アラニンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチルタウリンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチルタウリンナトリウムが挙げられる。ナトリウム塩はカリウム塩より起泡性に優れていることなどから、一般的にナトリウム塩が普及している。
【0017】
本発明に利用する(C)成分は、アルキルベタイン型両性界面活性剤、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤、脂肪酸アルカノールアミド及びそのアルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤である。ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレン(2)ラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(2)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシプロピレン(1)ヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミドが挙げられる。これらの成分は。起泡特性、洗浄特性を改良する作用を有する。特に、アルキルベタイン型両性界面活性剤、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤は、組成物の起泡特性を高め好ましい。上記成分の少なくとも1種が適用され、含有量は2〜7%である。2%未満ではその効果が不充分で、7%を超えてもその量に見合った効果は認められない。
【0018】
本発明に使用する(D)成分は、2種類の分子量範囲のポリエチレングリコールを含有することによって、高温、低温での粘性、硬度などの特性の変化を抑制することが可能である。すなわち、(D−1)平均分子量200〜600ポリエチレングリコールは、前記洗浄成分の溶解性を高め、低温での硬度の上昇を抑制し、また、(D−2)平均分子量4000〜20000では、高温での粘性の低下を抑制し、保存安定性を強化する作用を有するものである。この高分子量が20000を超えると、本発明の組成物の粘性は高まるが、起泡性が乏しくなる欠点を有する。また、分子量が20000を超えては、組成物の粘性かつ起泡性が低下する。分子量が4000未満では、高温での保存安定性強化において、充分な効果が見られない。(D−1)の含有量は、7〜12%、(D−2)の含有量は2〜5%であり、(D−1)と(D−2)の配合比率は、(D−1)/(D−2)=2〜4で、(D−1)と(D−2)の合計量は、10〜14%であることが好ましい。
【0019】
本発明に利用する(E)成分は、本発明の組成物の粘性を高め、保存安定性を向上すること、または、ポリエチレングリコールなどの他の多価アルコールに比べて、起泡力を抑制する作用が少なく、しかも、洗浄後の皮膚の湿潤作用を有するものである。含有量は、グリセリン、または平均重合度2〜6のポリグリセリン各々単独で8〜14%、グリセリン、ポリグリセリン(重合度2〜6)を併用して8〜14%である。特に、平均重合度6のヘキサグリセリンは、前記(D−2)の高分子量ポリエチレングリコールの含有量とも関連して、起泡性の低下、洗浄時の皮膚のぬめり感を生じることを防ぐために、適宜調整してその含有量を選択する。これらの高分子量の多価アルコールの合計量は、(D−2)+(ポリグリセリン重合度6)=13%以下にすることが好ましい。従来より、クリーム状洗浄剤組成物には、ポリエチレングリコールは利用されているが、(D−1)、(D−2)2種の分子量の範囲を利用することは知られていない。本発明の組成物は、分子量が800、1500、10万などの1種の利用では目的を達成することは出来ない。
【0020】
本発明に利用する(F)成分は、(A)成分のN−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムの中和率を、好ましくは1.4〜1.8に高め、起泡特性の向上と洗浄後の皮膚に残存するぬめり感の減少を目的として含有するものである。本発明の組成物のpH値は、好ましくは6.5〜8.0、更に好ましくは6.5〜7.5である。(組成物1%水溶液で測定)本発明の組成物においては、前記(A)成分のN−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムの中和剤としては、水酸化ナトリウムが好ましいが、本発明の目的の達成範囲であれば、水酸化カリウムを適宜利用することが出来る。
【0021】
本発明クリーム状皮膚洗浄組成物には、以上記載の成分の他に所望により、起泡剤のミリスチン酸またはミリスチン酸ナトリウム(1〜3%)、パール剤のジステアリン酸エチレングリコール(1〜3%)、加脂肪剤の植物油、例えばホホバ油(0.3〜1.0%)、分散安定剤、加脂肪剤であるイソステアリン酸デカグリセリル、洗浄剤、感触調整剤であるラウリン酸デカグリセリル、防腐剤である1,2−ペンタンジオール(2〜3%)などを適宜含有することが可能である。
本発明のクリーム状皮膚洗浄剤組成物には、マイルドな洗顔料、スクラブ剤入りの手指、ひざ、及びひじ用などの洗浄剤としての利用が挙げられる。
【0022】
【実施例】
以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、通常に利用される化粧料原料を本発明の目的を達成する範囲で適宜含有することが可能である。
【0023】
実施例、比較例は下記に示す評価方法にて、保存安定性、温度耐性、実用特性及び皮膚安全性を評価した。
【0024】
(評価方法)
<1> 保存安定性テスト
実施例及び比較例を45℃の恒温室に3ヶ月間保存した後、また、−5℃と45℃を往復する恒温室に5回往復する期間保存した後に、組成物の乳化分散状態の外観を目視で評価し、組成物が均一で着色、着臭が少ないもの:「○」、組成物がやや不均一であるが着色、着臭がわずかにあるもの:「△」、組成物が明らかに分離しているか、着色、着臭が著しいもの:「×」の記号で評価結果を記載した。
<2> 温度耐性テスト
実施例及び比較例の組成物をチューブ(口径9mm)に充填し、40℃の恒温槽、次いで5℃の恒温槽に各々1週間保存した後、室温(20℃〜25℃)に1〜2日間保存したテスト品を用いて、女性20名による評価テストを実施した。
評価方法は、下記の基準に従って評価し、評価点の合計を人数で平均した値を評価結果として記載した。
5点:極めて軽く力を加えるだけで容易に押し出せる。
4点:容易に押し出せる。
3点:多少力を加えて押し出せる。
2点:比較的強く押せば押し出せる。
1点:かなり強い力を加えても押し出し難い。
<3> 実用特性
<3−1> 洗顔時の泡立ち、泡の質について評価した。
5点:泡立ち、泡の質(きめ細かい)が良い。
4点:やや良い。
3点:どちらでもない(普通)。
2点:あまり良くない。
1点:良くない。
<3−2> 洗顔中のひりひり感などの刺激性の有無について評価した。
5点:刺激が全くない。
4点:刺激がない。
3点:刺激の有無が不明。
2点:少し刺激を感じる。
1点:刺激を感じる。
<3−3> 洗顔中及び洗顔後の皮膚の感触について評価した。『洗顔中、皮膚のぬるつき、ぬめり感がなく、すすぎ易い。洗顔後の皮膚がさっぱり、しっとりしている』を「良い」として評価点の基準を設けた。
5点:良い。
4点:やや良い。
3点:どちらともいえない(普通)。
2点:あまり良くない。
1点:良くない。
<4> 皮膚安全性
被試験者男子10名、女子10名、合計20名の前腕屈側部皮膚に、試料0.05gを、直径1.0cmのリント布のついた円型パッチテスト用絆創膏を用いて24時間閉塞貼付する。絆創膏除去1時間後及び24時間後の被試験者20名の皮膚状態を、下記の評価基準に従い判定評価する。評価には、絆創膏除去1時間後及び24時間後のうち反応の強いほうを採用することとし、(−)が20名のときは「○」、(±)〜2名のときは「△」、(±)が3名以上または(+)〜(+++)が1名以上の場合は、「×」で示した。
尚、試料は組成物の0.3%水溶液とした。
(評価基準)
(皮膚状態)
紅斑、浮腫、水泡 : (+++)
紅斑、浮腫 : (++)
紅斑 : (+)
軽微な紅斑 : (±)
無紅斑、無浮腫 : (−)
【0025】
実施例1
下記(1)、(3)〜(8)の成分を75〜80℃で均一に混合溶解した後、(9)、(11)の水酸化ナトリウム水溶液を加え混合し、その後(12)〜(15)の成分を加えて75〜80℃で15分間混合し均一にした後、減圧下で25℃まで攪拌冷却して、本発明のクリーム状皮膚洗浄剤組成物を製造した。以下同様にして、実施例、比較例のクリーム状皮膚洗浄剤組成物を製造した。
1.アミソフトMS−11・・・味の素(株)製
2.アミソフトMK−11・・・味の素(株)製
6.エナジコールL−30B(純分30%)・・・ライオン(株)製
7.ネオスコープCN−30SF(純分30%)・・・東邦化学工業(株)製
15.1,2−ペンタンジオール・・・高級アルコール工業(株)製
【0026】
7.アラノンALE・・・川研ファインケミカル(株)製
8.ソイポンSLE・・・川研ファインケミカル(株)製
備考
(*−1)・・・成分1/成分6(純成分6%)=3.0
(*−2)・・・成分1/成分6(純成分6%)=4.9
【0027】
【0028】
8.アミゼット2L・・・川研ファインケミカル(株)製
【0029】
諸特性
【0030】
諸特性
【0031】
諸特性
【0032】
【発明の効果】
本発明は、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムの主要洗浄成分と、他の特定成分とを含有することにより、温度耐性、保存安定性、実用特性、皮膚安全性の全てに優れた弱酸性〜中性のクリーム状皮膚洗浄剤組成物を明らかに提供する。
【産業上の利用分野】
本発明は、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムを洗浄成分とした、温度耐性、保存安定性、実用特性、皮膚安全性に優れた、弱酸性〜中性のクリーム状皮膚洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、N−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウムなどのN−アシル酸性アミノ酸塩型アニオン界面活性剤を洗浄成分とする皮膚洗浄剤は弱酸性〜中性を示し、低刺激性であることが知られている。
【0003】
しかし、このN−アシル酸性アミノ酸塩型アニオン界面活性剤は弱酸性〜中性の水中では難溶性であり、これを洗浄成分とするクリーム状皮膚洗浄剤であっては高温で軟化し、低温では硬化するために、チューブに充填した製品ではチューブからの吐出が困難になるなど、温度耐性に乏しいものであった。
【0004】
また、泡立ちも充分ではなく、更に洗浄後のすすぎが充分に出来ず、皮膚にべたつき感、ぬめり感を生じるなどの欠点も見られ、実用特性においても満足するものではなかった。
【0005】
そこで、これらの問題点を解決するために、下記の提案がされている。
(イ)N−アシルグルタミン酸のアルカリ金属塩と有機アミン及び/または塩基性アミノ酸塩を含有し、好ましく分子量800〜4000のポリエチレングリコール10〜30重量%(以下、重量%を%と略記する)含有する、すすぎ易く泡立ちの良いクリーム状皮膚洗浄剤組成物が提案されている。(特許文献1参照)
【0006】
(ロ)明細書の実施例1には、ポリエチレングリコール(1500)10%、N−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウム 20%、N−ココイル−N−メチルタウリンナトリウム30%水溶液 8%、N−ココイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム25%水溶液 10%、ミリスチン酸 2%、エチレングリコールジステアレート 1%などを含有するクリーム状組成物の記載があり、低温及び高温下においても使用が容易であり、保存安定性、洗浄性などに優れた皮膚洗浄剤組成物が提案されている。(特許文献2参照)
【0007】
(ハ)明細書の実施例13(洗顔クリーム)には、N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム 24.00%、N−ミリストイル−L−グルタミン酸カリウム 3.00%、ラウロイルメチルタウリンナトリウム 3.00%、ジステアリン酸エチレングリコール2.00%、モノイソステアリン酸ヘキサグリセリル2.00%、ジグリセリン 50.00%などを含有し、pH(2.5%水溶液):5.3の記載があり、泡立ち、洗浄後に極めてしっとりした感触を与えるなど、改良された皮膚洗浄料が提案されている。(特許文献3)
【0008】
(ニ)明細書の実施例3には、N−ラウロイルグルタミン酸カリウム 30.0%、ジグリセリン 5.0%、ポリエチレングリコール(4000)15.0%、高重合ポリエチレングリコール(平均分子量約70万)0.5%、イソステアリン酸デカグリセリル 3.0%、モノラウリン酸ジグリセリル 0.5%などを含有する、温度耐性、保存安定性などが改良されたクリーム状洗浄剤組成物が提案されている。(特許文献4参照)
【0009】
上記(イ)の組成物は、有機アミン、または塩基性アミノ酸の塩を含有し、着色、着臭を生じるなどの欠点があり、また高温度(40℃)での保存安定性は不十分であった。
(ロ)の組成物は、泡立ち、保存安定性において不十分であった。
(ハ)の組成物は、特に泡立ち、洗浄後の皮膚にべたつき感が生じるなどの実用特性に満足するものではなかった。
(ニ)の組成物は、クリーム状の外観、泡立ちなどに満足するものではなかった。
【0010】
以上のこと、温度耐性(チューブからの吐出の容易性、高温から低温への保存特性)、保存安定性(低温〜高温保存における性状特性)、実用特性(泡立ち、泡の質、洗浄時の刺激性の有無、洗浄後の皮膚のべたつき感、ぬめり感の有無)などの全てにおいて満足するものは得られないなどの問題点が見られた。
【0011】
【特許文献1】
特開昭62−43498号公報
【特許文献2】
特開昭62−226921号公報
【特許文献3】
特開2001−31561号公報
【特許文献4】
特開2002−20786号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、主要洗浄成分であるN−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムを含有し、温度耐性、保存安定性、実用特性、皮膚安全性に優れた弱酸性〜中性のクリーム状皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムと併用する洗浄料基剤を検討したところ、後記特定の本発明クリーム状洗浄剤組成物は、温度耐性、保存安定性、実用特性、皮膚安全性に優れることを見出した。
【0014】
この発明は、
1.下記(A)〜(F)を含有することを特徴とするクリーム状皮膚洗浄剤組成物。
(A)N−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウム
・・・18〜22%
(B)N−アシル−N−メチル−グリシンナトリウム、N−アシル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−アシル−N−メチル−タウリンナトリウムの少なくとも1種
・・・4〜6%
(C)アルキルベタイン型両性界面活性剤、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤、脂肪酸アルカノールアミド及びそのアルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤の少なくとも1種
・・・2〜7%
(D)ポリエチレングリコール(分子量200〜600)
・・・7〜12重量%
及びポリエチレングリコール(分子量4000〜20000)
・・・2〜5%
(E)グリセリン及び/またはポリグリセリン(重合度2〜6)
・・・8〜14%
(F)水酸化ナトリウム及び/または水酸化カリウム
・・・0.7〜1.0%
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に利用する前記(A)成分のN−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウムは、他のN−アシルグルタミン酸塩と比べて、起泡性に優れ、高温で長期間(40℃、3ヶ月)保存しても、着色、着臭などの問題を生じることはなく、有用な洗浄成分である。
また、主要成分として含有するクリーム状皮膚洗浄剤においては、N−ミリストイルグルタミン酸モノカリウムと比べて、低温保存時に硬度が高い現象が見られるが、前記のごとく起泡性に優れることが有効であった。含有量は、本発明の組成物の総量を基準として18〜22%である。この範囲未満、または範囲を超えては、本発明の目的を達成出来ない。
【0016】
本発明に利用する(B)成分は、3級のアミド化合物であって、これらは本発明の組成物において水溶解性の高い洗浄成分であり、上記(A)成分と併用することによって組成物の高温での粘度を保持し、低温の硬化を抑制する作用を有するものである。含有量は、4〜6%であり、(A)成分の含有量との関連において適宜調整される。(A)成分と(B)成分の含有比率は、好ましくは(A)/(B)=3〜5であり、それらの合計量(A)+(B)は22〜26%が好ましい。
また、これらのN−アシル化合物は、ラウリン酸またはヤシ油脂肪酸との縮合物で得られるものが好ましい。すなわち、N−ラウロイル−N−メチル−グリシンナトリウム(N−ラウロイル−サルコシンナトリウム)、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチルグリシンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチル−アラニンナトリウム、N−ラウロイル−N−メチルタウリンナトリウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−メチルタウリンナトリウムが挙げられる。ナトリウム塩はカリウム塩より起泡性に優れていることなどから、一般的にナトリウム塩が普及している。
【0017】
本発明に利用する(C)成分は、アルキルベタイン型両性界面活性剤、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤、脂肪酸アルカノールアミド及びそのアルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤である。ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレン(2)ラウリン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン(2)ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシプロピレン(1)ヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミドが挙げられる。これらの成分は。起泡特性、洗浄特性を改良する作用を有する。特に、アルキルベタイン型両性界面活性剤、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤は、組成物の起泡特性を高め好ましい。上記成分の少なくとも1種が適用され、含有量は2〜7%である。2%未満ではその効果が不充分で、7%を超えてもその量に見合った効果は認められない。
【0018】
本発明に使用する(D)成分は、2種類の分子量範囲のポリエチレングリコールを含有することによって、高温、低温での粘性、硬度などの特性の変化を抑制することが可能である。すなわち、(D−1)平均分子量200〜600ポリエチレングリコールは、前記洗浄成分の溶解性を高め、低温での硬度の上昇を抑制し、また、(D−2)平均分子量4000〜20000では、高温での粘性の低下を抑制し、保存安定性を強化する作用を有するものである。この高分子量が20000を超えると、本発明の組成物の粘性は高まるが、起泡性が乏しくなる欠点を有する。また、分子量が20000を超えては、組成物の粘性かつ起泡性が低下する。分子量が4000未満では、高温での保存安定性強化において、充分な効果が見られない。(D−1)の含有量は、7〜12%、(D−2)の含有量は2〜5%であり、(D−1)と(D−2)の配合比率は、(D−1)/(D−2)=2〜4で、(D−1)と(D−2)の合計量は、10〜14%であることが好ましい。
【0019】
本発明に利用する(E)成分は、本発明の組成物の粘性を高め、保存安定性を向上すること、または、ポリエチレングリコールなどの他の多価アルコールに比べて、起泡力を抑制する作用が少なく、しかも、洗浄後の皮膚の湿潤作用を有するものである。含有量は、グリセリン、または平均重合度2〜6のポリグリセリン各々単独で8〜14%、グリセリン、ポリグリセリン(重合度2〜6)を併用して8〜14%である。特に、平均重合度6のヘキサグリセリンは、前記(D−2)の高分子量ポリエチレングリコールの含有量とも関連して、起泡性の低下、洗浄時の皮膚のぬめり感を生じることを防ぐために、適宜調整してその含有量を選択する。これらの高分子量の多価アルコールの合計量は、(D−2)+(ポリグリセリン重合度6)=13%以下にすることが好ましい。従来より、クリーム状洗浄剤組成物には、ポリエチレングリコールは利用されているが、(D−1)、(D−2)2種の分子量の範囲を利用することは知られていない。本発明の組成物は、分子量が800、1500、10万などの1種の利用では目的を達成することは出来ない。
【0020】
本発明に利用する(F)成分は、(A)成分のN−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムの中和率を、好ましくは1.4〜1.8に高め、起泡特性の向上と洗浄後の皮膚に残存するぬめり感の減少を目的として含有するものである。本発明の組成物のpH値は、好ましくは6.5〜8.0、更に好ましくは6.5〜7.5である。(組成物1%水溶液で測定)本発明の組成物においては、前記(A)成分のN−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムの中和剤としては、水酸化ナトリウムが好ましいが、本発明の目的の達成範囲であれば、水酸化カリウムを適宜利用することが出来る。
【0021】
本発明クリーム状皮膚洗浄組成物には、以上記載の成分の他に所望により、起泡剤のミリスチン酸またはミリスチン酸ナトリウム(1〜3%)、パール剤のジステアリン酸エチレングリコール(1〜3%)、加脂肪剤の植物油、例えばホホバ油(0.3〜1.0%)、分散安定剤、加脂肪剤であるイソステアリン酸デカグリセリル、洗浄剤、感触調整剤であるラウリン酸デカグリセリル、防腐剤である1,2−ペンタンジオール(2〜3%)などを適宜含有することが可能である。
本発明のクリーム状皮膚洗浄剤組成物には、マイルドな洗顔料、スクラブ剤入りの手指、ひざ、及びひじ用などの洗浄剤としての利用が挙げられる。
【0022】
【実施例】
以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、通常に利用される化粧料原料を本発明の目的を達成する範囲で適宜含有することが可能である。
【0023】
実施例、比較例は下記に示す評価方法にて、保存安定性、温度耐性、実用特性及び皮膚安全性を評価した。
【0024】
(評価方法)
<1> 保存安定性テスト
実施例及び比較例を45℃の恒温室に3ヶ月間保存した後、また、−5℃と45℃を往復する恒温室に5回往復する期間保存した後に、組成物の乳化分散状態の外観を目視で評価し、組成物が均一で着色、着臭が少ないもの:「○」、組成物がやや不均一であるが着色、着臭がわずかにあるもの:「△」、組成物が明らかに分離しているか、着色、着臭が著しいもの:「×」の記号で評価結果を記載した。
<2> 温度耐性テスト
実施例及び比較例の組成物をチューブ(口径9mm)に充填し、40℃の恒温槽、次いで5℃の恒温槽に各々1週間保存した後、室温(20℃〜25℃)に1〜2日間保存したテスト品を用いて、女性20名による評価テストを実施した。
評価方法は、下記の基準に従って評価し、評価点の合計を人数で平均した値を評価結果として記載した。
5点:極めて軽く力を加えるだけで容易に押し出せる。
4点:容易に押し出せる。
3点:多少力を加えて押し出せる。
2点:比較的強く押せば押し出せる。
1点:かなり強い力を加えても押し出し難い。
<3> 実用特性
<3−1> 洗顔時の泡立ち、泡の質について評価した。
5点:泡立ち、泡の質(きめ細かい)が良い。
4点:やや良い。
3点:どちらでもない(普通)。
2点:あまり良くない。
1点:良くない。
<3−2> 洗顔中のひりひり感などの刺激性の有無について評価した。
5点:刺激が全くない。
4点:刺激がない。
3点:刺激の有無が不明。
2点:少し刺激を感じる。
1点:刺激を感じる。
<3−3> 洗顔中及び洗顔後の皮膚の感触について評価した。『洗顔中、皮膚のぬるつき、ぬめり感がなく、すすぎ易い。洗顔後の皮膚がさっぱり、しっとりしている』を「良い」として評価点の基準を設けた。
5点:良い。
4点:やや良い。
3点:どちらともいえない(普通)。
2点:あまり良くない。
1点:良くない。
<4> 皮膚安全性
被試験者男子10名、女子10名、合計20名の前腕屈側部皮膚に、試料0.05gを、直径1.0cmのリント布のついた円型パッチテスト用絆創膏を用いて24時間閉塞貼付する。絆創膏除去1時間後及び24時間後の被試験者20名の皮膚状態を、下記の評価基準に従い判定評価する。評価には、絆創膏除去1時間後及び24時間後のうち反応の強いほうを採用することとし、(−)が20名のときは「○」、(±)〜2名のときは「△」、(±)が3名以上または(+)〜(+++)が1名以上の場合は、「×」で示した。
尚、試料は組成物の0.3%水溶液とした。
(評価基準)
(皮膚状態)
紅斑、浮腫、水泡 : (+++)
紅斑、浮腫 : (++)
紅斑 : (+)
軽微な紅斑 : (±)
無紅斑、無浮腫 : (−)
【0025】
実施例1
下記(1)、(3)〜(8)の成分を75〜80℃で均一に混合溶解した後、(9)、(11)の水酸化ナトリウム水溶液を加え混合し、その後(12)〜(15)の成分を加えて75〜80℃で15分間混合し均一にした後、減圧下で25℃まで攪拌冷却して、本発明のクリーム状皮膚洗浄剤組成物を製造した。以下同様にして、実施例、比較例のクリーム状皮膚洗浄剤組成物を製造した。
1.アミソフトMS−11・・・味の素(株)製
2.アミソフトMK−11・・・味の素(株)製
6.エナジコールL−30B(純分30%)・・・ライオン(株)製
7.ネオスコープCN−30SF(純分30%)・・・東邦化学工業(株)製
15.1,2−ペンタンジオール・・・高級アルコール工業(株)製
【0026】
7.アラノンALE・・・川研ファインケミカル(株)製
8.ソイポンSLE・・・川研ファインケミカル(株)製
備考
(*−1)・・・成分1/成分6(純成分6%)=3.0
(*−2)・・・成分1/成分6(純成分6%)=4.9
【0027】
【0028】
8.アミゼット2L・・・川研ファインケミカル(株)製
【0029】
諸特性
【0030】
諸特性
【0031】
諸特性
【0032】
【発明の効果】
本発明は、N−ミリストイルグルタミン酸ナトリウムの主要洗浄成分と、他の特定成分とを含有することにより、温度耐性、保存安定性、実用特性、皮膚安全性の全てに優れた弱酸性〜中性のクリーム状皮膚洗浄剤組成物を明らかに提供する。
Claims (1)
- 下記(A)〜(F)を含有することを特徴とするクリーム状皮膚洗浄剤組成物。
(A)N−ミリストイルグルタミン酸モノナトリウム
・・・18〜22重量%
(B)N−アシル−N−メチル−グリシンナトリウム、N−アシル−N−メチル−β−アラニンナトリウム、N−アシル−N−メチル−タウリンナトリウムの少なくとも1種
・・・4〜6重量%
(C)アルキルベタイン型両性界面活性剤、アルキルアミドベタイン型両性界面活性剤、脂肪酸アルカノールアミド及びそのアルキレンオキシド付加型ノニオン界面活性剤の少なくとも1種
・・・2〜7重量%
(D)ポリエチレングリコール(分子量200〜600)
・・・7〜12重量%
及びポリエチレングリコール(分子量4000〜20000)
・・・2〜5重量%
(E)グリセリン及び/またはポリグリセリン(重合度2〜6)
・・・8〜14重量%
(F)水酸化ナトリウム及び/または水酸化カリウム
・・・0.7〜1.0重量%
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