JP2004337660A

JP2004337660A - Impact grinder for grain

Info

Publication number: JP2004337660A
Application number: JP2003134295A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Hisamitsu; 靖久光
Original assignee: Satake Engineering Co Ltd; Satake Corp
Current assignee: Satake Engineering Co Ltd; Satake Corp
Priority date: 2003-05-13
Filing date: 2003-05-13
Publication date: 2004-12-02
Anticipated expiration: 2023-05-13
Also published as: US7204438B2; CN1550260A; JP4289013B2; US20040227023A1; CN1305571C; EP1484114A1

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an impact grinder capable of performing grinding uniform in particle size, capable of using blades (blade elements) contributing to grinding for a long time, capable of performing the adjustment of grinding gaps and the replacement of the blades in a blade unit and mainly grinding grain. <P>SOLUTION: The impact grinder 1 is constituted so as to grind grain between a rotationally driven impact ring 9 and a screen body 10 and composed of columnar main bodies 20, each of which has a polygonal cross section and has attaching parts 22 and 23 provided to the upper and lower end parts thereof so as to attach each of blade elements 18 to the impact ring 9, and the edge parts 21 formed to the ridge lines of the respective columnar main bodies 20. Each of the blade elements 18 is rotated around an attaching axial line (p) to be fixed and attached to the positional unit of the ridge line of each of the columnar main bodies 20. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粒状物、特に、穀物を衝撃によって粉砕する衝撃式粉砕装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、衝撃によって穀物を粉砕する粉砕装置（以下、「衝撃式粉砕装置」という）として、例えば、特許第２６５５７５１号公報に記載された衝撃式機械がある。この機械は、供給管８から遠心ホイール９に投入された穀物を、回転による遠心作用によって周縁から衝撃リング７に衝突させて粉砕し、粉砕された粉砕物を排出通路２２から排出するというものである。
【０００３】
また、衝撃式粉砕装置には、例えば、特許第２５２１４７５号公報のように米などの含有成分を分析・測定する測定装置に組み込まれた穀物の試料粉砕装置がある。この装置は、供給口１２から投入された穀粒を粉砕盤１３の回転による遠心作用によって有孔リング１８へはじき飛ばし、粉砕盤の周縁部に設けられ高速回転する翼１７によって有孔リング１８との間でたたき潰すようにして粉砕する。粉砕は多数設けてある翼１７と有孔リング１８との間で繰り返し行われるので、効率の良い粉砕作用を得るには、翼先端（刃先）と有効リング間の間隙を適切に維持することが重要である。そして、有孔リングの孔を通過したものが集粉路２０を経て取り出される。
【０００４】
さらに、特開平６−２９６８８８号公報は木片破砕機を開示している。この機械は衝撃式破砕機の１種であって、破砕ケース１０５内に横架した回転軸１０７に破砕刃１１５を支持板１０９や支軸１１１によって周方向で揺動可能に取り付けており、木片を破砕刃１１５の衝撃で粉砕する。破砕刃１１５は磨耗するので、交換可能になっていると共に、一枚の破砕刃を矩形に構成してその４つの角部に刃部１１３を形成し、一枚の破砕刃の使用可能時間を長くしている。
【０００５】
【特許文献１】
特許第２６５５７５１号公報
【特許文献２】
特許第２５２１４７５号公報
【特許文献３】
特開平６−２９６８８８号公報
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献１の衝撃粉砕装置における遠心ホイール９は、回転ディスク１３，１４を備え、間隔をあけて配置した上下の回転ディスク１３，１４の間で周縁部に複数のピン１６を周方向に等間隔に設けている。しかし、これらのピンは遠心方向に移動する穀物のかたまりを分散し、均等に衝撃リングへ衝突させるためであって、穀物を破砕する機能はそれほど大きくない。このため、粉砕は主として穀粒と衝撃リングとの衝突で行われるが、粒度を整えるのが難しい。
【０００７】
特許文献２の装置における粉砕作用は多数設けてある翼１７と有孔リング１８との間で繰り返し行われ、細かく粒度が整った粉体を得ることができるが、翼１７は摩耗するので一定使用時間ごとに交換する必要がある。しかし、翼１７を交換するときは、全ての翼を廃棄して新しく取り付けたり、粉砕盤全体を交換して行っており、コスト高であると共に無駄が多い。
特許文献３の粉砕機はそのままの構造を穀粒の粉砕には使用できない。
そこで、この発明は、粒度の整った粉砕を行えると共に粉砕に寄与する翼（刃体）を使用できる時間が長く、粉砕間隙を調整したり、交換をする場合にも翼単位で行える、主として穀粒を粉砕する衝撃式粉砕装置の提供を課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
粉砕される原料を投入する投入口と、該投入口の下方に配設するとともに、周縁部に複数の刃体を周方向に間隔を取って配設した打撃環と、該打撃環の周縁部の外方に固設したスクリーン筒体と、該スクリーン筒体の外方に設けた粉砕物排出路と、前記打撃環を回転駆動させる駆動部と、を備えた衝撃式粉砕装置とする。
打撃環は上環と下環を有し、これらの周縁部の間に刃体を取り付ける。
刃体は柱状本体と複数の刃先部とからなる。柱状本体は、断面が多角形で上端部と下端部に取り付け部を備える。上端と下端の取り付け部を通る線を取り付け軸線とする。
【０００９】
刃先部は硬質の素材で構成されており、前記多角形をした柱状本体の複数の稜線のそれぞれに形成してある。この刃先部は柱状本体の一部を硬化したものであっても良いし、別体に形成したものを柱状本体の稜線個所に固定して形成することもできる。
刃体の下端部を打撃環の下環に上端部を同上環へ着脱可能に、かつ、前記取り付け軸線の周りに柱状本体の稜線の位置単位に回転して固定可能に取り付ける。すなわち、刃体は取り付け軸線の周りに設定された角度ずつ回転させることによって、その各稜線の刃先部をスクリーン筒体に対向した正面位置として上環と下環の間に固定することができる。
【００１０】
スクリーン筒体、スクリーン筒体の外方に設けた粉砕物排出路、及び打撃環を回転駆動させる駆動部は従来の衝撃式粉砕装置と同様な構成である。
このような構成の衝撃式粉砕装置では、穀粒の粉砕に重要な刃体を、刃体単位で交換することができ、無駄がない。また、刃体を構成する柱状本体の稜線ごとに刃先部を形成し、複数の稜線のいずれもスクリーン筒体と対向する正面位置に配置して固定できるので、刃体を利用できる時間が長い。
【００１１】
刃体におけるそれぞれの刃先部を、取り付け軸線からの距離を異ならせて形成することがある。この構成では、刃体の刃先を選択することで刃先とスクリーン体との距離（間隔）を調整することができ、粉砕しようとする穀粒の大きさや種類に応じて適切な距離とすることができる。
柱状本体の横断面は四角形とすることが多い。また、打撃環への刃体の取り付けは、上環の外周縁に取り付け用開放孔を形成すると共に下環の外周縁部であってこれらと対応した位置に柱状刃部材の下端に設けた取り付け部をはめ込む取り付け孔を形成しておき、打撃環の外側から半径方向にはめ込む構造とするのが便利である。はめ込まれた各刃体は上環に被せる固定環で定位置に固定する。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明による衝撃式粉砕装置１の全体を示し、頑丈な筐体２に粉砕部３と駆動部４を設け、粉砕部３の外観と動力としてのモーター５が見えている。粉砕部３は全体として円筒形をしており、蓋体６で密閉されている。符号７は供給筒であり、蓋体６に設けて粉砕部３の内部に通じている。供給筒７の途中に吸気筒８が連通している。供給筒７には通常、ホッパーが接続される。
【００１３】
粉砕部３は、内部に打撃環９とスクリーン体１０を備え、これらが外筒１１と前記の蓋体６で閉塞されている（図２）。打撃環９とスクリーン体１０及び外筒１１は、同軸に配置され（図４）、外筒１１とスクリーン体１０は筐体２の上面に固定され、打撃環９は筐体２側の回転盤１２に固定されている。回転盤１２は筐体２の軸受け部１３に軸支された軸１４の上端に固定されている。軸１４は下部に設けたプーリー１５を介して前記のモーター５により駆動回転される。
打撃環９（図５）は、上環１６と下環１７を有し、これらは上下方向に間隔を取って配置され、その外周縁部の間に複数の刃体１８を周方向に間隔を取って配設してある。
【００１４】
そして、前記の供給筒７は回転盤１２の中央上方に供給口を開口しており、打撃環９とスクリーン体１０との間には穀粒の大きさと種類に応じて設定される破砕間隙ｄ１がある。また、スクリーン体１０と外筒１１との間には粉砕物排出路１９が形成されている（図３，４）。破砕間隙ｄ１は例えば小麦の場合、約１〜２ｍｍである。
刃体１８（粉砕刃）は、柱状本体２０と刃先部２１とからなる（図６）。柱状本体２０は、この実施形態において横断面が四角形であり、それぞれ四角形をした上端取り付け部２２と下端取り付け部２３を備えている。刃先部２１は、柱状本体２０の４つの稜線に沿ってそれぞれ形成されている。この実施形態において刃先部２１は、合金工具鋼を素材として製作した別体のものを柱状本体２０に接着して一体としている。そして、前記の上端取り付け部２２と下端取り付け部２３の中心を結ぶ線を取り付け軸線ｐとし、この軸線ｐから各刃先部２１ａ〜２１ｄの刃先までの距離はＤ１＝３．１５、Ｄ２＝３．０、Ｄ３＝２．９、Ｄ４＝２．８のように異ならせてある（図７）。
【００１５】
打撃環９における上環１６の外周縁には、取り付け用開放孔２４（図５）が周縁に沿って形成されており、刃体１８における柱状本体２０の上端取り付け部２２を打撃環９の外側から、すなわち打撃環９の半径方向にはめ込むことができる。これに対向して、下環１７の外周縁部には柱状本体２０の下端取り付け部２３をはめ込む取り付け孔２５が形成されている。符合２６は固定環であり、上環１６とほぼ同じ外径の環状をした平板であり、外周縁部であって前記の取り付け用開放孔２４と一つ一つ対応した固定孔２７（図５）を有している。符合２８は支持環であり、上環１６と下環１７との間に位置し、刃体１８を外側から半径方向に装着し取り付け軸ｐ回りの回転を拘束できる装着孔２９を有している。
【００１６】
上環１６と下環１７及び支持環２８を、これらを上下方向に貫通する複数本の連結ボルト３０（図３）で結合し、このように形成した環状体の周縁に沿って刃体１８をそれぞれ下端取り付け部２３を取り付け孔２５に差込み、上端取り付け部２２を取り付け用開放孔２４に外方から半径方向に移動させてはめ込んで取り付ける。全部の刃体１８を嵌め終わったところで上方から固定環２６を上環１６に被せ、その固定孔２７をそれぞれ突出している上端取り付け部２２にはめ込み、上環１６に固定する。これにより、各刃体１８は固定され、打撃環９が全体として完成する。逆に、固定環２６を取り外せば、全ての刃体１８は任意に取り出せ、また、それぞれに取り付け軸線ｐ周りに回転させて再取り付けしたり、交換が可能である。図４において、符合３２はガイドフィンであり、刃体１８ごとに対応して上環１６と下環１７の間に固定してある。
【００１７】
前記において刃体１８を装着するときは、４つの稜線のどの刃先部２１をスクリーン体１０と対向する正面とするのかを定めて固定する。この実施形態では９０°回転するごとに正面となる刃先部２１が交替する。このため、定位置にあるスクリーン体１０との距離が図８、図９のように変化する。なお、正面位置とされる刃先部２１は、上環１６や下環１７及び固定環２６や支持環２８の外周よりもわずかに突出する配置としてある。
【００１８】
刃体１８を取り付けた打撃環９を複数本のボルト３１で回転盤１２に固定する。
モーター５を駆動して打撃環９を高速回転させ、供給筒７から穀粒を供給すると、回転盤１２に落下した穀粒は遠心力によって周縁部へはじき飛ばされ、ガイドフィン３２の間隙からスクリーン体１０と打撃環９の外周との間に送りこまれ、打撃環９とスクリーン体１０との間で刃体１８により破砕される。破砕は高速回転する刃体１８とスクリーン体１０との間で繰り返し行われ、やがて、スクリーン体１０の目（目幅０．２５〜０．４ｍｍくらい）から抜け出たものが製品となる。製品は、粉砕物排出路１９から外部に取り出される。排出には、前記のガイドフィン３２がファンとして機能し、その送風が利用される。
【００１９】
穀粒の種類が異なり、スクリーン体１０と刃体１８の粉砕間隙ｄ１を調整する必要が生じたり、製品の粒度を変更するとき（スクリーン体の交換も伴う）は、粉砕部３から打撃環９を取り出し、固定環２６を取り外して、正面とする刃先部２１を選択して装着しなおす。全ての刃体１８で同じ刃先部２１を選定するか、異なる刃先部２１を選択して組み合わせるかは、必要とする調整の内容による。
【００２０】
以上、刃体１８の刃先部２１が取り付け軸線ｐからすべて異なる距離にある場合について説明したが、同じ距離にあって、摩耗の度に取り付け軸ｐ回りに回転させて新しい刃先部２１を正面に配置する構成とすることもできる。この場合はスクリーン体１０との破砕間隙ｄ１はほぼ一定であるが、一本の刃体１８を利用できる時間が長くなる。
スクリーン体１０が備えたスリットの形態と大きさは粉砕の目的に応じて種々のものが準備されている。
【００２１】
【発明の効果】
衝撃式破砕機における粉砕刃について、刃先部を複数備えその刃先部を交替して利用できるようにしているので、刃体を利用できる時間が長い。また、刃先部の摩耗ごとに打撃環の全部を交換するような無駄がない。
刃先部を交替させたときにスクリーン体との距離を調整できるようにすると、スクリーン体との距離を調整するために全部の刃体あるいは、打撃環全部を交換するような無駄がない。
固定環を取り外すだけで全ての刃体を取り出せるので、刃体の調整や交換が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の衝撃式粉砕装置の全体を示した斜視図。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図（粉砕部の縦断面一部のハッチングを省略）。
【図３】図２の要部を拡大した断面図。
【図４】図２におけるＢ−Ｂ位置断面図（粉砕部の水平断面）。
【図５】打撃環とスクリーン体の斜視図（一部分解）。
【図６】刃体の斜視図
【図７】刃体の平面図
【図８】配置の状態を示す平面図（破砕間隙大）。
【図９】配置の状態を示す平面図（破砕間隙小）。
【符号の説明】
１衝撃式粉砕装置
２筐体
３粉砕部
４駆動部
５モーター
６蓋体
７供給筒
８吸気筒
９打撃環
１０スクリーン体
１１外筒
１２回転盤
１３軸受け部
１４軸
１５プーリー
１６上環
１７下環
１８刃体
１９粉砕物排出路
２０柱状本体
２１刃先部
２２上端取り付け部
２３下端取り付け部
２４取り付け用開放孔
２５取り付け孔
２６固定環
２７固定孔
２８支持環
２９装着孔
３０連結ボルト
３１ボルト
３２ガイドフィン[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an impact-type pulverizing device for pulverizing granular materials, particularly grains, by impact.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a pulverizing apparatus for pulverizing grain by impact (hereinafter, referred to as “impact pulverizing apparatus”), for example, there is an impact-type machine described in Japanese Patent No. 2655751. This machine crushes the cereal fed from the supply pipe 8 into the centrifugal wheel 9 by colliding the impact ring 7 from the periphery with the centrifugal action of rotation, and discharges the crushed crushed material from the discharge passage 22. is there.
[0003]
Further, as the impact-type pulverizer, for example, there is a grain sample pulverizer incorporated in a measuring device for analyzing and measuring components such as rice as disclosed in Japanese Patent No. 252475. This apparatus repels the grains fed from the supply port 12 to the perforated ring 18 by centrifugal action due to the rotation of the crusher 13, and the blades 17 provided on the periphery of the crusher and rotating at a high speed rotate the grains with the perforated ring 18. Pulverize by smashing between. Since the pulverization is repeatedly performed between the blades 17 and the perforated ring 18 provided in a large number, in order to obtain an efficient pulverization action, it is necessary to appropriately maintain a gap between the blade tip (blade tip) and the effective ring. is important. And what passed through the hole of the perforated ring is taken out through the powder collection path 20.
[0004]
Further, JP-A-6-296888 discloses a wood chip crusher. This machine is a kind of impact-type crusher, in which a crushing blade 115 is attached to a rotating shaft 107 laid horizontally in a crushing case 105 so as to be swingable in a circumferential direction by a support plate 109 and a support shaft 111. Is crushed by the impact of the crushing blade 115. Since the crushing blade 115 is worn out, it can be replaced. In addition, one crushing blade is formed in a rectangular shape, and the blades 113 are formed at four corners thereof, so that the usable time of one crushing blade can be reduced. It is long.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2655751 [Patent Document 2]
Japanese Patent No. 252475 [Patent Document 3]
JP-A-6-296888 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
The centrifugal wheel 9 in the impact crusher of Patent Literature 1 includes rotating disks 13 and 14, and a plurality of pins 16 are circumferentially arranged at equal intervals between upper and lower rotating disks 13 and 14 arranged at intervals. Is provided. However, these pins are for dispersing the lumps of the grain moving in the centrifugal direction and uniformly hitting the impact ring, and the function of crushing the grain is not so great. For this reason, pulverization is mainly performed by collision between the grain and the impact ring, but it is difficult to adjust the particle size.
[0007]
The pulverizing action in the apparatus of Patent Document 2 is repeatedly performed between the many blades 17 and the perforated ring 18 to obtain fine and fine-grained powder. They need to be replaced every hour. However, when replacing the wings 17, all the wings are discarded and newly installed, or the entire crusher is replaced, which is costly and wasteful.
The pulverizer of Patent Literature 3 cannot use the structure as it is for pulverizing grain.
Therefore, the present invention is capable of performing pulverization with a uniform particle size and using a blade (blade) that contributes to pulverization for a long time, and can perform pulverization in a unit of a blade even when adjusting or replacing a pulverization gap. An object of the present invention is to provide an impact-type pulverizing device for pulverizing particles.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A charging port for charging the raw material to be pulverized, a striking ring disposed below the charging port, and a plurality of blades disposed at a peripheral portion of the peripheral portion at intervals in a circumferential direction; and a peripheral portion of the percussion ring. An impact-type pulverizer comprising: a screen cylinder fixed outside of the above, a pulverized material discharge path provided outside the screen cylinder, and a drive unit for rotating and driving the hitting ring.
The striking ring has an upper ring and a lower ring, and a blade is attached between these peripheral portions.
The blade body includes a columnar body and a plurality of blade portions. The columnar main body has a polygonal cross section and includes mounting portions at upper and lower ends. The line passing through the upper and lower mounting portions is the mounting axis.
[0009]
The cutting edge is made of a hard material, and is formed on each of a plurality of ridge lines of the polygonal columnar main body. The blade tip may be formed by hardening a part of the columnar body, or may be formed separately and fixed to the ridge of the columnar body.
The lower end of the blade body is detachably attached to the lower ring of the hitting ring, and the upper end is detachably attached to the same ring, and is fixed so as to rotate around the attachment axis by the position unit of the ridge line of the columnar main body. That is, by rotating the blade body by an angle set around the mounting axis, the blade edge of each ridge line can be fixed between the upper ring and the lower ring as a front position facing the screen cylinder.
[0010]
The screen cylinder, a pulverized material discharge path provided outside the screen cylinder, and a driving unit for rotating and driving the striking ring have the same configuration as the conventional impact-type pulverizer.
In the impact-type pulverizer having such a configuration, blades important for pulverizing grains can be replaced in blade units, and there is no waste. In addition, a blade edge portion is formed for each ridge line of the columnar main body constituting the blade body, and any of the plurality of ridge lines can be arranged and fixed at a front position facing the screen cylinder, so that the blade body can be used for a long time.
[0011]
In some cases, each blade edge portion of the blade body is formed at a different distance from the mounting axis. In this configuration, the distance (interval) between the cutting edge and the screen body can be adjusted by selecting the cutting edge of the blade body, and an appropriate distance can be set according to the size and type of the grain to be crushed. it can.
The cross section of the columnar body is often a quadrangle. In addition, the blade body is attached to the striking ring by forming a mounting opening hole in the outer peripheral edge of the upper ring and attaching to the lower end of the columnar blade member at a position corresponding to the outer peripheral edge of the lower ring. It is convenient to form a mounting hole into which the cable is to be fitted, and to fit it radially from the outside of the hitting ring. Each of the fitted blades is fixed at a fixed position by a fixed ring that covers the upper ring.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 shows an entire impact-type pulverizing apparatus 1 according to the present invention, in which a pulverizing section 3 and a driving section 4 are provided in a sturdy housing 2, and an external view of the pulverizing section 3 and a motor 5 as a power are visible. The crushing unit 3 has a cylindrical shape as a whole, and is closed by a lid 6. Reference numeral 7 denotes a supply cylinder, which is provided on the lid 6 and communicates with the inside of the crushing unit 3. An intake cylinder 8 communicates with the supply cylinder 7. A hopper is usually connected to the supply cylinder 7.
[0013]
The pulverizing section 3 includes a hitting ring 9 and a screen body 10 which are closed by an outer cylinder 11 and the lid 6 (FIG. 2). The striking ring 9, the screen body 10 and the outer cylinder 11 are coaxially arranged (FIG. 4), and the outer cylinder 11 and the screen body 10 are fixed on the upper surface of the housing 2. 12 is fixed. The turntable 12 is fixed to an upper end of a shaft 14 supported by a bearing 13 of the housing 2. The shaft 14 is driven and rotated by the motor 5 via a pulley 15 provided below.
The striking ring 9 (FIG. 5) has an upper ring 16 and a lower ring 17, which are arranged at intervals in the vertical direction, and a plurality of blades 18 are arranged at intervals in the circumferential direction between the outer peripheral edges thereof. It is arranged.
[0014]
The supply cylinder 7 has a supply port opened above the center of the turntable 12, and a crushing gap d1 is set between the impact ring 9 and the screen body 10 in accordance with the size and type of grain. There is. Further, a pulverized material discharge path 19 is formed between the screen body 10 and the outer cylinder 11 (FIGS. 3 and 4). The crushing gap d1 is, for example, about 1 to 2 mm in the case of wheat.
The blade body 18 (crushing blade) includes a columnar main body 20 and a blade edge 21 (FIG. 6). The columnar body 20 has a quadrangular cross section in this embodiment, and includes a quadrangular upper end mounting portion 22 and a lower end mounting portion 23, respectively. The cutting edge portions 21 are respectively formed along four ridge lines of the columnar main body 20. In this embodiment, the cutting edge 21 is integrally formed by bonding a separate body made of alloy tool steel to the columnar body 20. A line connecting the centers of the upper end mounting portion 22 and the lower end mounting portion 23 is defined as a mounting axis p, and the distance from this axis p to the cutting edge of each of the cutting edges 21a to 21d is D1 = 3.15, D2 = 3. 0, D3 = 2.9 and D4 = 2.8 (FIG. 7).
[0015]
At the outer peripheral edge of the upper ring 16 of the impact ring 9, a mounting opening hole 24 (FIG. 5) is formed along the peripheral edge, and the upper end attaching portion 22 of the columnar main body 20 of the blade body 18 is moved from outside the impact ring 9. That is, the impact ring 9 can be fitted in the radial direction. Opposite to this, a mounting hole 25 is formed in the outer peripheral edge of the lower ring 17 to fit the lower end mounting portion 23 of the columnar main body 20. Reference numeral 26 denotes a fixed ring, which is an annular flat plate having substantially the same outer diameter as the upper ring 16, and a fixed hole 27 at the outer peripheral edge corresponding to each of the mounting holes 24 (FIG. 5). have. Reference numeral 28 denotes a support ring, which is located between the upper ring 16 and the lower ring 17, and has a mounting hole 29 for mounting the blade body 18 in the radial direction from the outside and restricting rotation about the mounting axis p.
[0016]
The upper ring 16, the lower ring 17, and the support ring 28 are connected by a plurality of connecting bolts 30 (FIG. 3) penetrating them vertically, and the blade bodies 18 are respectively formed along the periphery of the annular body thus formed. The lower end mounting portion 23 is inserted into the mounting hole 25, and the upper end mounting portion 22 is radially moved from the outside in the mounting opening hole 24 and fitted. When all the blades 18 have been fitted, the fixing ring 26 is placed on the upper ring 16 from above, and the fixing holes 27 are fitted into the projecting upper end mounting portions 22, respectively, and fixed to the upper ring 16. Thereby, each blade body 18 is fixed, and the impact ring 9 is completed as a whole. Conversely, if the fixed ring 26 is removed, all the blades 18 can be taken out arbitrarily, and each can be rotated around the mounting axis p for reattachment or replacement. In FIG. 4, reference numeral 32 denotes a guide fin, which is fixed between the upper ring 16 and the lower ring 17 corresponding to each blade 18.
[0017]
When the blade body 18 is mounted in the above, it is fixed by determining which blade edge portion 21 of the four ridge lines is to be the front facing the screen body 10. In this embodiment, the cutting edge portion 21 which becomes the front face is changed every time it rotates 90 °. For this reason, the distance from the screen body 10 at the fixed position changes as shown in FIGS. Note that the blade edge portion 21 at the front position is arranged so as to slightly protrude from the outer periphery of the upper ring 16, the lower ring 17, the fixed ring 26 and the support ring 28.
[0018]
The striking ring 9 to which the blade body 18 is attached is fixed to the turntable 12 with a plurality of bolts 31.
When the motor 5 is driven to rotate the striking ring 9 at a high speed and the grains are supplied from the supply cylinder 7, the grains that have fallen on the turntable 12 are repelled to the periphery by centrifugal force, and the screen body is removed from the gap between the guide fins 32. It is fed between the striking ring 9 and the outer periphery of the striking ring 9 and is crushed by the blade 18 between the striking ring 9 and the screen body 10. The crushing is repeatedly performed between the blade body 18 and the screen body 10 that rotate at a high speed, and the product that comes out of the eyes of the screen body 10 (the eye width is about 0.25 to 0.4 mm) is a product. The product is taken out from the pulverized material discharge path 19. For the discharge, the guide fins 32 function as a fan, and the blowing air is used.
[0019]
When it is necessary to adjust the crushing gap d1 between the screen body 10 and the blade body 18 or to change the grain size of the product (including replacement of the screen body), the type of grain is different, Is taken out, the fixed ring 26 is removed, and the blade edge portion 21 to be the front is selected and mounted again. Whether the same cutting edge portion 21 is selected for all the blade bodies 18 or different cutting edge portions 21 are selected and combined depends on the content of the necessary adjustment.
[0020]
As described above, the case where the cutting edge portions 21 of the blade body 18 are all at different distances from the mounting axis p has been described. It is also possible to adopt a configuration in which they are arranged. In this case, the crushing gap d1 with the screen body 10 is almost constant, but the time during which one blade body 18 can be used becomes longer.
Various shapes and sizes of slits provided in the screen body 10 are prepared according to the purpose of pulverization.
[0021]
【The invention's effect】
Since the crushing blade in the impact crusher is provided with a plurality of cutting edges and can be used alternately, the time for which the cutting blade can be used is long. In addition, there is no waste of replacing the entire impact ring each time the blade edge is worn.
If the distance to the screen body can be adjusted when the blade tip is changed, there is no waste in replacing all the blade bodies or the entire impact ring in order to adjust the distance to the screen body.
Since all the blades can be taken out simply by removing the fixed ring, adjustment and replacement of the blades are easy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an entire impact-type pulverizer of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG.
FIG. 3 is an enlarged sectional view of a main part of FIG. 2;
FIG. 4 is a sectional view taken along the line BB in FIG.
FIG. 5 is a perspective view (partially exploded) of a hitting ring and a screen body.
FIG. 6 is a perspective view of a blade body. FIG. 7 is a plan view of the blade body. FIG. 8 is a plan view (large crushing gap) showing an arrangement state.
FIG. 9 is a plan view showing the arrangement state (short crushing gap).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Impact-type crusher 2 Case 3 Crusher 4 Driving unit 5 Motor 6 Lid 7 Supply cylinder 8 Intake cylinder 9 Striking ring 10 Screen body 11 Outer cylinder 12 Rotating disk 13 Bearing 14 Shaft 15 Pulley 16 Upper ring 17 Lower ring 18 Blade body 19 Crushed material discharge path 20 Column-shaped main body 21 Blade tip 22 Upper end mounting part 23 Lower end mounting part 24 Opening hole for mounting 25 Mounting hole 26 Fixed ring 27 Fixed hole 28 Support ring 29 Mounting hole 30 Connecting bolt 31 Bolt 32 Guide fin

Claims

粉砕される原料を投入する投入口と、該投入口の下方に配設するとともに、周縁部に複数の刃体を周方向に間隔を取って配設した打撃環と、該打撃環の周縁部の外方に固設したスクリーン筒体と、該スクリーン筒体の外方に設けた粉砕物排出路と、前記打撃環を回転駆動させる駆動部と、を備えた衝撃式粉砕装置において、
前記打撃環は上環と下環を有し、前記刃体は断面が多角形で上端部と下端部に取り付け部を備えた柱状本体とその複数の稜線に沿ってそれぞれ形成した刃先部とからなり、刃体の下端部を下環に上端部を上環へ着脱可能に、かつ、前記柱状本体の取り付け軸線の周りに柱状本体の稜線の位置単位に回転して固定可能に取り付けてあることを特徴とした穀物の衝撃式粉砕装置。A charging port for charging the raw material to be pulverized, a striking ring disposed below the charging port, and a plurality of blades arranged at a peripheral portion at intervals in a circumferential direction; and a peripheral portion of the striking ring. A screen cylinder fixed outside and a pulverized material discharge path provided outside the screen cylinder, and a drive unit for rotating and driving the impact ring,
The hitting ring has an upper ring and a lower ring, and the blade body has a polygonal cross section, and has a columnar main body provided with attaching portions at upper and lower ends and a cutting edge portion formed along a plurality of ridge lines thereof. The lower end of the blade body is detachably attached to the lower ring and the upper end thereof is detachably attached to the upper ring, and the blade body is attached so as to be rotatable around the mounting axis of the columnar body at a position unit of a ridgeline of the columnar body and fixed. Shock crusher for grain.

刃体における刃先部は、刃先と前記の取り付け軸線からの距離をそれぞれ異ならせてあることを特徴とした請求項１に記載した穀物の衝撃式粉砕装置。The grain-type impact crusher according to claim 1, wherein the blade edge portion of the blade body has different distances from the blade edge and the mounting axis.

刃体における柱状本体は断面が矩形であることを特徴とした請求項１又は２に記載した衝撃式粉砕装置。The impact-type pulverizer according to claim 1 or 2, wherein the columnar body of the blade has a rectangular cross section.

打撃環における上環の外周縁には、刃体における柱状本体の上端に設けた取り付け部を打撃環の外側から半径方向にはめ込むことができる取り付け用開放孔が形成されると共に、下環の外周縁部には前記の取り付け孔用開放孔と対応した位置に柱状本体の下端に設けた取り付け突部をはめ込む取り付け孔が形成されており、上環と下環との間に配置した刃体を上環に被せて固定する固定用環で定位置に固定することを特徴とした請求項１〜３のいずれか一つに記載した穀物の衝撃式粉砕装置。At the outer peripheral edge of the upper ring of the hitting ring, a mounting opening hole is formed in which the mounting portion provided at the upper end of the columnar body of the blade body can be fitted in the radial direction from the outside of the hitting ring, and the outer peripheral edge of the lower ring is formed. The part has a mounting hole for fitting the mounting protrusion provided at the lower end of the columnar body at a position corresponding to the opening hole for the mounting hole, and the blade body disposed between the upper ring and the lower ring is formed on the upper ring. The grain impact crusher according to any one of claims 1 to 3, wherein the crusher is fixed at a fixed position by a fixing ring that is fixed by covering.