JP2004336630A - Bluetooth通信装置及びその通信方法 - Google Patents

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俊光 高橋
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Abstract

【課題】従来、マスター/スレーブ方式のBluetooth通信装置ネットワークにおいて、異なるクラスのBluetooth通信装置で構成された場合、マスターの送出電力は、クラス2機器あるいはクラス3機器の送出電力に固定されるため、離れた場所にあるクラス1機器との通信は、エラーが多く、最悪の場合、通信できないという問題があった。
【解決手段】Bluetooth通信装置35は、LNA4の入力側に受信感度を制御する受信感度制御手段30と、制御部31に単位時間あたり受信されるデータの誤り数を時間で除したデータ誤り率を算出するデータ誤り率算出部32を備え、電界強度が強く、エラーが多発する場合は、受信信号が飽和していると判断し、受信感度制御手段30により受信信号を減衰させることにより、適正な信号レベルで通信することができるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線データ通信規格であるBluetoothに準拠したBluetooth通信装置に関し、特に、複数のBluetooth通信装置によりネットワークを形成した場合の通信品質の確保を目的とした技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器間を無線で接続するための近距離無線通信技術が開発され、利用されており、この種の無線通信技術の1つとして、Bluetoothは、携帯電話やノートパソコン、デジタル家電などのデジタル機器を無線接続し、画像や音声などのデータを交換するワイヤレス技術であり、低コストかつ簡単な構成で実現でき、性能面においては、消費電力が低いという点に特徴がある。
【0003】
また、Bluetoothでは、ISM(Industrial Scientific and Medical Bandの略)帯と称される2.4GHz帯の周波数帯域のうち、2.402GHzから2.480GHzまでを1MHz間隔で79個の周波数チャネルに分割し、1タイムスロット毎に使用する周波数チャネルを切り替える周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術が用いられ、外乱に強い設計となっている。
【0004】
また、Bluetoothの通信規格では、送出電力によりクラス1機器(0〜20dBm)、クラス2機器(−6dBm〜4dBm)、クラス3機器(0dBm以下)と3種類のクラス分け、クラス1機器のBluetooth通信装置においては、100m以上の距離で通信することができ、4〜20dBmの範囲内において送出電力を制御する機能を有する。
【0005】
図4は、このような従来のクラス1機器のBluetooth通信装置の内部構成を示すブロック図であり、図4に示されるように、Bluetooth通信装置1は、送出電力を制御する送出レベル制御手段8と、送信信号を増幅するRFパワーアンプ3と、受信信号を増幅するローノイズアンプ(以下、LNAと呼ぶ)4と、送受信を切替えるRFスイッチ7と、使用する帯域外の周波数成分を除去するフィルタ6と、空間に電界を放出するためのアンテナ5と、パソコンや携帯端末等のホスト(図示せず)とのデータ変換を行う制御部2から構成され、LNA4からのRSSI(電界強度メータ)9で、電界強度を観測し、適正な送出レベルになるように送出レベル制御手段8を制御する。
【0006】
また、Bluetooth規格の無線通信システムはマスター/スレーブ方式で行われ、1台のマスターとなるBluetooth通信装置に、異なる種類の通信サービスを要求する最大7台のスレーブとの間でピコネットと称される無線ネットワークを形成して通信することができ、例えば、マスターがクラス1機器で、スレーブが異なるクラスの複数のBluetooth通信装置で構成される場合、マスターが、4dBm以上の送信レベルで出力してしまうと、スレーブ側の受信回路で飽和してしまい、正しい応答ができなくなるため、予めマスターの送出電力は、クラス2またはクラス3の送出電力に制御される(例えば、非特許文献1参照)。
【0007】
また、このような相手機器のクラス及び送出電力の増減は、図5に示される通信開始時の相手機との情報確認シーケンスの中で確認され、相手機の情報として設定される。
【0008】
【非特許文献1】
宮津和弘著「Bluetooth技術解説ガイド」株式会社リックテレコム
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、図6に示されるように、マスター15及びスレーブ16がクラス1機器のBluetooth通信装置で、スレーブ17がクラス2、スレーブ18がクラス3のBluetooth通信装置でピコネットを構成した場合、マスター15は、送出電力をクラス2またはクラス3の送出電力に制御するため、スレーブ17あるいは、スレーブ18との通信は問題なくできるが、100m程度の距離に設置されたBluetooth通信装置であるスレーブ16とは、送出電力が低いため、通信エラーが多くなり、最悪の場合、通信できないという問題がある。
【0010】
本発明は、前記問題に鑑み、クラスの異なる複数のスレーブで構成されたピコネットにおいても各々のスレーブと確実に通信することができるBluetooth通信装置及び通信方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明のBluetooth通信装置は、請求項1記載のように、受信感度を制御する受信感度制御手段と、単位時間あたり受信されるデータの誤り数を時間で除したデータ誤り率を算出するデータ誤り率算出部とを備えたことを特徴とする。
【0012】
また、前記受信感度制御手段は、請求項2記載のように、受信された信号を増幅する増幅器と、受信された信号を減衰する減衰器とを備えたことを特徴とする。
【0013】
係る構成によれば、受信感度を変更することができ最適な受信感度で通信することができる。
【0014】
また、本発明のBluetooth通信装置の通信方法は、請求項3記載のように、受信された信号の電界強度及びデータ誤り率が、所望の数値以上のときに受信感度を下げることを特徴とする。
【0015】
係る構成によれば、受信された信号が飽和することなく通信することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0017】
なお、図を説明するにあたり、従来と同一構成のものは同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0018】
図1は、本発明のBluetooth通信装置の内部構成を示すブロック図である。
【0019】
図1に示されるように本発明のBluetooth通信装置35は、LNA4の入力側に受信感度を制御する受信感度制御手段30と、制御部31に単位時間あたり受信されるデータの誤り数を時間で除したデータ誤り率を算出するデータ誤り率算出部32とを備え、受信感度制御手段30は、図2に示されるようにRFスイッチ7からの信号を増幅する増幅器30aと、減衰する減衰器30bと、制御部31からの信号により、受信感度を切替えるスイッチ30cからなる。
【0020】
以上述べた構成により、異なるクラスの複数のBluetooth通信装置から構成されるピコネットであっても、相手側のBluetooth通信装置の送出信号レベルに対応し、適正な受信感度で確実に通信することができるようになる。
【0021】
即ち、従来の構成では、受信信号が飽和しているか否かを判断することはできないため、送出電力をクラス2機器あるいはクラス3機器の送出電力に合わせる必要があったが、本発明の構成であれば、電界強度が強いにもかかわらず、データ誤り率が多い場合は、受信信号が飽和していると判断でき、このような場合においては、受信感度制御手段30を制御し、受信信号が、LNA4に入る前に、減衰器30bを介し減衰すれば、適正な信号レベルで通信することが可能であり、従来のように送出電力をクラス2機器あるいは、クラス3機器に合わせる必要が無くなる。
【0022】
次に、本発明のBluetooth通信装置の通信方法について図3を基に説明する。
【0023】
まず、情報確認シーケンスにより相手機のクラス情報を入手する(ステップS1)。
【0024】
次に、相手機が、クラス1機器か否かを判断し(ステップS2)、クラス1機器である場合、RSSIから観測される電界強度が閾値未満か否かを判断する(ステップS3)。
【0025】
次に、ステップS3の判断の結果、閾値未満の場合、エラー率が、閾値未満か否かを判断する(ステップS5)。
【0026】
次に、ステップS5の判断の結果、閾値より大きい場合、受信感度制御手段の増幅器を介し、受信し(ステップS6)、ステップS5の判断の結果、閾値未満の場合、受信感度を変更せずに受信する(ステップS8)。
【0027】
次に、ステップS2の判断の結果、相手機がクラス1機器で無い場合か、あるいは、ステップS3の判断の結果、電界強度が、閾値以上の場合、エラー率が、閾値未満か否かを判断する(ステップS4)。
【0028】
次に、ステップS4の判断の結果、閾値以上の場合、受信感度制御手段の減衰器を介し、受信し(ステップS7)、ステップS4の判断の結果、閾値未満の場合、受信感度を変更せずに受信する(ステップS8)。
【0029】
以上述べた通信方法によれば、受信信号が、飽和しているか否かを判断することができ、ピコネットを異なるクラスの複数のBluetooth通信装置から構成される場合であっても、各通信装置のLNAの出力は、飽和せず最適な受信感度で受信することができる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明しましたように、本発明によれば、異なるクラスの機器で構成されたピコネットであっても受信信号が飽和することなく、各々の機器と確実に通信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のBluetooth通信装置の内部構成を示すブロック図
【図2】本発明のBluetooth通信装置に係る受信感度制御手段の内部構成図
【図3】本発明のBluetooth通信装置の通信方法を示すフローチャート
【図4】従来のBluetooth通信装置の内部構成を示すブロック図
【図5】Bluetooth通信装置の通信ネットワークを示す図
【図6】Bluetooth通信装置のマスターとスレーブ間の通信シーケンスを示す図
【符号の説明】
1、35 Bluetooth通信装置
2、31 制御部

Claims (3)

  1. Bluetooth通信規格に準拠したBluetooth通信装置において、受信感度を制御する受信感度制御手段と、単位時間あたり受信されるデータの誤り数を時間で除したデータ誤り率を算出するデータ誤り率算出部とを備えたことを特徴とするBluetooth通信装置。
  2. 前記受信感度制御手段は、受信された信号を増幅する増幅器と、受信された信号を減衰する減衰器とを備えたことを特徴とする請求項1記載のBluetooth通信装置。
  3. 受信された信号の電界強度及びデータ誤り率が、所望の数値以上のときに受信感度を下げることを特徴とするBluetooth通信装置の通信方法。
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