JP2004334705A - Multi-functionalization apparatus and method for mouse cursor, processing method for operation indication for information equipment, storage method for content, and method of opening content by prescribed application - Google Patents
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Abstract
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デスクトップ環境におけるマウス（ポインティングデバイス）を使った情報機器等の操作方法に関し、特に、Ｄｒａｇ＆Ｄｒｏｐ操作や右クリックメニューに代わるマウスを使った新たな操作法を実現する、マウスカーソルの多機能化装置、マウスカーソルの多機能化方法、情報機器に対する操作指示の処理方法、コンテンツの保存方法、及びコンテンツを所定のアプリケーションで開く方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
デスクトップ（ｄｅｓｋｔｏｐ）は、例えばパーソナルコンピュータに使用される基本ソフト（Ｏｐｅｒａｔｉｎｇ Ｓｙｓｔｅｍ、以下「ＯＳ」という）を起動したときに表示される基本となる操作画面のことをいい、このデスクトップ上に配置されたアイコン等を選択することで、ファイルの操作やアプリケーションソフトの起動等を行うことができる。デスクトップ（デスクトップシステム）では、画面を机の上に見立て、アイコンやウインドウを机の上の道具（アプリケーションソフト）や書類（ファイル）に見立てている。
【０００３】
このようなデスクトップにより構築される従来のデスクトップ環境において、マウスカーソルは、デスクトップ上のアイコンやアプリケーションのウインドウ上のハイパーリンクを選択するツールとして利用されることが一般的である。また、マウスカーソルでアイコンやハイパーリンクを選択（クリック）した場合、通常は該アイコンに関連付けられているファイルや該ハイパーリンクが示すコンテンツが既定のアプリケーションで表示される。なお、ハイパーリンクは、文書内に埋め込まれた、他の文書や画像等の位置情報である。ハイパーリンクを用いて複数の文書、及び関連する画像等のオブジェクトを関連付けたシステムを、ハイパーテキストという。ＷＷＷ（Ｗｏｒｌｄ Ｗｉｄｅ Ｗｅｂ）はハイパーテキストの代表例で、Ｗｅｂブラウザで文書を表示し、リンクのある場所をマウスでクリックすると、関連づけられたリンク先にジャンプするようになっている。
【０００４】
ところで、アイコンが示すファイルやハイパーリンクが示すコンテンツに対する操作としては、単にそれらコンテンツを既定のアプリケーションで閲覧するだけでなく、該コンテンツを違う閲覧用アプリケーションで開いたり、該コンテンツを編集用アプリケーションで開き、加工・編集作業を行ったり、さらには、該コンテンツをコピー／ダウンロードしたりすることが考えられる。
【０００５】
この際、従来のデスクトップ環境（例えばＷｉｎｄｏｗｓ（登録商標）のデスクトップ環境）では、選択したアイコンを所望のアプリケーションアイコンにＤｒａｇ＆Ｄｒｏｐしたり、右クリックで表示されるメニュー（以降、右クリックメニューと呼ぶ）から所望のアプリケーションを選択したりすることで、選択したアイコンが示すファイルやハイパーリンクが示すコンテンツを既定と異なるアプリケーションで開くことを実現していた。このＤｒａｇ＆Ｄｒｏｐ操作は簡単かつ直感的であるため、広く利用されている。
【０００６】
また、デスクトップ環境では、アイコンが示すファイルを所望のフォルダにコピーする操作も、右クリックメニューを用いたＣｏｐｙ＆Ｐａｓｔｅ操作で実現していた。同様に、ハイパーリンクが示すコンテンツのダウンロード操作も、右クリックメニューから“ファイルを保存”を選択し、その際に表示されるダイアログで保存先のフォルダを選択することで実現していた。また、特許文献１には、右クリックメニューのようなメニューから情報の送り先を選択できるようにした技術もある。
【０００７】
【特許文献１】
特願２０００−１２２７７４号公報（請求項１１〜請求項１３、［００１７］〜［００２０］、［００３６］等）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のデスクトップ環境では、（１）例えば、Ｄｒａｇ＆Ｄｒｏｐ操作の場合、ＤｒａｇするファイルアイコンとＤｒｏｐするアプリケーションアイコンが同時に表示されるように、各アイコンが存在するウインドウの位置や大きさを調整したり、ウインドウを切り替えたりする必要があった。また、従来のデスクトップ環境では、（２）例えば、ハイパーリンクのアプリケーションアイコンヘのＤｒａｇ＆Ｄｒｏｐ操作は実現されておらず、ハイパーリンクに対してはＤｒａｇ＆Ｄｒｏｐと異なる操作方法、例えば、右クリックメニューによる操作で対応している。
【０００９】
また、（３）右クリックメニューの場合、予め右クリックメニューに登録されているアプリケーションや操作しか選択することができず、通常、この右クリックメニューヘの登録は、各アプリケーション側で対応するため、任意のアプリケーションを右クリックメニューから選択できるわけではない。（４）さらには、右クリックメニューを用いた操作は、各アイコン、各ハイパーリンクで個別に処理されるため、複数のアイコンやハイパーリンクに対して同じ操作を行う場合でも、一つ一つ右クリックメニューを開き、所望の操作を選択する必要があつた。なお、特許文献１の技術は、右クリックメニューのように、メニューから情報の送り先を選択できるが、さらに操作を容易にすることが望ましい。
【００１０】
（５）加えて、右クリックメニューを用いて、Ｃｏｐｙ＆Ｐａｓｔｅ操作や“ファイルを保存”ダイアログを通して、コンテンツのコピーやダウンロード操作を行う場合、Ｄｒａｇ＆Ｄｒｏｐ操作に比べて、操作内容が増加する。例えば、Ｃｏｐｙ＆Ｐａｓｔｅ操作の場合、アイコンの選択、右クリックメニューを開く、コピーの選択、保存先のフォルダを選択、右クリックメニューを開く、ペーストの選択と６ステップの操作を要する。
【００１１】
そこで、本発明は、アイコンが示すファイルやハイパーリンクが示すコンテンツを既定と異なるアプリケーションで開いたり、所定のフォルダにコピー／ダウンロードしたりすることを、簡単なマウスの操作で直感的に行える、マウスカーソルの多機能化装置、マウスカーソルの多機能化方法、情報機器に対する操作指示の処理方法、コンテンツの保存方法、及びコンテンツを所定のアプリケーションで開く方法を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明では、マウスカーソルに状態という属性を導入し、利用者（操作者）がファイルアイコンやハイパーリンクを選択時、該マウスカーソルの状態属性に応じて、該ファイルアイコンやハイパーリンクが示すコンテンツヘのアクセス方法や操作内容を変更する。この際、マウスカーソルの状態属性として、様々なアプリケーションヘのショートカット機能や、指定するフォルダヘのコピー／ダウンロード機能を簡単な操作で、利用者が任意に登録可能とする。
【００１３】
（マウスカーソルの多機能化装置）
即ち、本発明のマウスカーソルの多機能化装置は（請求項１）、マウスイベントを監視し、情報機器の画面に表示されたデスクトップ上のアイコン又はアプリケーションのウインドウ上のハイパーリンクに対するイベント発生の際に該アイコン又は該ハイパーリンクに関するアンカ情報を取得するイベント監視部と、登録操作の発生の際に前記イベント監視部で取得したアンカ情報（フォルダアイコンが示すフォルダ名やショートカットアイコンが示すアプリケーションのショートカット名）を、マウスカーソルの状態属性を記憶する記憶部に登録する登録操作部と、解放操作の発生の際に前記記憶部に登録されているマウスカーソルの状態属性を削除する解放操作部と、アイコン又はハイパーリンクが示すコンテンツヘのアクセス操作の発生の際に前記記憶部を参照し、登録されているマウスカーソルの状態属性に応じて、該コンテンツヘのアクセス方法又は操作内容を変更するアクセス操作部と、前記イベント監視部で検知したマウスイベントから、利用者が意図する操作内容を判別して、前記登録操作部、解放操作部、及びアクセス操作部を択一的に選択するイベント判別部とを備えることを特徴とする。
【００１４】
なお、「マウス」は、情報機器に操作指示を与えるあらゆるポインティングデバイスを含むものとする。また、「マウスイベント」は、例えばクリック（右クリック、左クリック）、アイコン上にマウスカーソルを一定時間（以上）静止、アイコンをクリック後、マウスカーソルを該アイコン上に一定時間（以上）静止を検出した際に発せられるものである。
【００１５】
また、本発明は（請求項２）、請求項１に記載の構成において、前記イベント監視部が、利用者によるマウスの操作を監視し、デスクトップ上のアイコン又はアプリケーションのウインドウ上のハイパーリンクに対するイベントの発生を検知するマウスイベント監視部と、前記マウスイベント監視部でイベント検知時、マウスイベントが発生した該アイコン又は該ハイパーリンクに関するアンカ情報を、外部アプリケーション（例えばＯＳやブラウザ）に照会して取得するアンカ情報取得部とを備えることを特徴とする。
【００１６】
ここで、アンカ情報は、ファイルアイコンが示すコンテンツのファイル名やハイパーリンクが示すコンテンツのＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ）名、フォルダアイコンが示すフォルダ名やショートカットアイコンが示すアプリケーションのショートカット名等である。
【００１７】
また、本発明は（請求項３）、請求項１又は請求項２に記載の構成において前記アクセス操作部が、コンテンツヘのアクセス操作の発生の際に、前記記憶部を参照し、現在登録されているマウスカーソルの状態属性を取得する状態属性取得部と、該状態属性に応じて、前記イベント監視部で取得したアンカ情報（ファイルアイコンが示すコンテンツのファイル名やハイパーリンクが示すコンテンツのＵＲＬ名）が示すコンテンツヘのアクセス方法又は操作内容を変更するコンテンツ制御部とを備えることを特徴とする。
【００１８】
ここで、例えば、状態属性としてアプリケーションのショートカット名が登録されている場合、アンカ情報が示すコンテンツを既定のアプリケーションではなく、該ショートカットが示すアプリケーションで開く。また、例えば、状態属性としてフォルダ名が登録されている場合、アンカ情報が示すコンテンツを既定のアプリケーションで開くのではなく、該フォルダにコピー／ダウンロードする。
【００１９】
また、本発明は（請求項４）、請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載の構成において、前記アンカ情報が、前記ハイパーリンクが示すコンテンツのＵＲＬ名、前記アイコンのうちファイルアイコンが示すコンテンツのファイル名、前記アイコンのうちのフォルダアイコンが示すフォルダ名、前記アイコンのうちショートカットアイコンが示すアプリケーションのショートカット名であることを特徴とする。
【００２０】
このように、本発明ではマウスカーソルの状態属性として、様々なアプリケーションヘのショートカット機能や、指定するフォルダヘのコピー／ダウンロード機能を登録でき、マウスカーソルにこのような状態属性が登録された状態で（記憶部にこのような状態属性が登録された状態で）、デスクトップ上のファイルアイコンやアプリケーションのウインドウ上のハイパーリンクにアクセスすることで、簡単にファイルアイコンやハイパーリンクが示すコンテンツを登録されているアプリケーションで開いたり、登録されているフォルダにコピー／ダウンロードできたりする。ここで、マウスカーソルに状態属性が何も登録されていない場合（記憶部に状態属性が何も登録されていない場合）、アクセスが発生したファイルアイコンやハイパーリンクが示すコンテンツを既定のアプリケーションで開くようにすることができる（何もアクションを起こさないようにすることもできる）。
【００２１】
（マウスカーソルの多機能化方法）
また、前記課題を解決した本発明のマウスカーソルの多機能化方法は（請求項５）、（１）イベント監視部により、マウスの操作に基づくマウスイベントを監視し、情報機器の画面に表示されたデスクトップ上のアイコン又はアプリケーションのウインドウ上のハイパーリンクに対する前記マウスイベントの発生の際に、該アイコン又は該ハイパーリンクに関するアンカ情報を取得するイベント監視ステップと、（２）登録操作部により、登録操作の発生の際に前記イベント監視部で取得したアンカ情報をマウスカーソルの状態属性を記憶する記憶部に登録する登録操作ステップと、（３）解放操作部により、解放操作の発生の際に前記記憶部に登録されているマウスカーソルの状態属性を削除する解放操作ステップと、（４）アクセス操作部により、アイコン又はハイパーリンクが示すコンテンツヘのアクセス操作の発生の際に前記記憶部を参照し、前記アンカ情報と前記登録されているマウスカーソルの状態属性に応じて、前記コンテンツヘのアクセス方法又は操作内容を変更するアクセス操作ステップと、（５）イベント判別部により、前記イベント監視部で検知したマウスイベントから、利用者が意図する操作内容を判別して、前記登録操作部、解放操作部、及びアクセス操作部を択一的に選択するイベント判別ステップとを備えることを特徴とする。
この発明は、請求項１の発明に対応したマウスカーソルの多機能化方法である。
【００２２】
（情報機器に対する操作指示の処理方法）
また、前記課題を解決した本発明の情報機器に対する操作指示の処理方法は（請求項６）、情報機器に対する操作指示を行うマウスの操作により生じるマウスイベントを監視するイベント監視部と、記憶部と、制御部とを用いて、前記情報機器に対する操作指示を処理するようにした処理方法である。そして、前記制御部は、（１）前記情報機器の画面に表示された、前記マウスにより操作される第１の操作対象オブジェクトに対する第１のマウスイベントの発生の際に、前記第１の操作対象オブジェクトに関する第１の情報を取得し、これをマウスカーソルの状態属性として前記記憶部に記憶し、（２）前記第１のマウスイベントの発生後、前記情報機器の画面に表示された、前記マウスにより操作される第２の操作対象オブジェクトに対する第２のマウスイベントの発生の際に、前記第２の操作対象オブジェクトに関する第２の情報を取得し、（３）前記マウスイベントから、この情報機器の利用者が意図する操作内容を判別し、（４）前記判別の結果と、前記状態属性と、前記第２の情報とに基づいて、前記第１の操作対象オブジェクトを前記第２の操作対象オブジェクトで処理するように、又は前記第２の操作対象オブジェクトを前記第１の操作対象オブジェクトで処理するように、前記情報機器に指示することを特徴とする。
【００２３】
この構成では、「オブジェクト」は、アイコン（ファイルアイコン、フォルダアイコン、ショートカットアイコン…）や貼り付けられた画像、テキスト等である。なお、後記する実施形態との対応関係を記載すると、「第１の操作対象オブジェクト」は、状態属性の登録操作の際に操作されるオブジェクトに相当する。同様に、「第２の操作対象オブジェクト」は、状態属性の登録後に操作されるオブジェクト（アクセス操作する際に操作されるオブジェクト）に相当する。同様に、「第１の情報」は、登録操作の際に得られるアンカ情報（＝状態属性）に相当する。同様に、「第２の情報」は、状態属性登録後の操作の際に得られるアンカ情報に相当する。同様に、「記憶部に記憶」されるのは、マウスカーソルの状態属性である。また、「前記判別の結果と、前記状態属性と、前記第２の情報とに基づいて、前記第１の操作対象オブジェクトを前記第２の操作対象オブジェクトで処理するように、又は前記第２の操作対象オブジェクトを前記第１の操作対象オブジェクトで処理するように、前記情報機器に指示すること」とは、表２に例示された制御テーブルの内容を実行するように、制御部が情報機器に指示することに相当する。なお、後記するように、「第１の情報」が、範囲指定されたテキストである場合もある。
【００２４】
（コンテンツの保存方法）
また、前記課題を解決した本発明のコンテンツの保存方法は（請求項７）、情報機器に対する操作指示を行うマウスの操作により生じるマウスイベントを監視するイベント監視部と、記憶部と、制御部とを用いて、少なくともデスクトップ上に配置されたフォルダアイコンが示すフォルダに、少なくともアプリケーションのウインドウ上に直接又はハイパーリンクにより配置されたコンテンツを保存する保存方法である。そして、この方法では、（１）前記マウスにより選択されたフォルダアイコンが示すフォルダに関する情報を前記記憶部に記憶することで、前記フォルダを前記コンテンツの保存先として設定する保存先設定ステップと、（２）前記マウスにより前記配置されたコンテンツの中から選択されたコンテンツを、保存するコンテンツとして設定する保存コンテンツ設定ステップと、（３）前記保存するコンテンツとして設定したコンテンツを前記保存先として設定したフォルダに保存する保存ステップとを備えることを特徴とする。
【００２５】
つまり、この構成では、利用者がマウスの操作によりコンテンツの保存先となるフォルダアイコン選択すると、制御部がこのフォルダアイコンに対応するフォルダ（フォルダアイコンが示すフォルダ）を保存先として設定する。次に、利用者が保存しようとするコンテンツをマウスにより選択すると、制御部がこの選択されたコンテンツ（後記する実施形態では＊＊＊．ｂｍｐ）を前記設定した保存先に保存するコンテンツとして設定する。そして、設定したコンテンツを設定したファイルフォルダに保存する。
【００２６】
（コンテンツを所定のアプリケーションで開く方法）
また、前記課題を解決した本発明のコンテンツを所定のアプリケーションで開く方法は（請求項８）、情報機器に対する操作指示を行うマウスの操作により生じるマウスイベントを監視するイベント監視部と、記憶部と、制御部とを用いて、少なくともアプリケーションのウインドウ上に直接又はハイパーリンクにより配置されたコンテンツを、少なくともデスクトップ上に配置されたショートカットアイコンで起動される所定のアプリケーションにより開く方法である。そして、この方法では、（１）前記マウスの操作により選択された前記ショートカットアイコンが示すアプリケーションに関する情報を前記記憶部に記憶することで、前記ショートカットアイコンにより起動されるアプリケーションを後で選択するコンテンツを開くためのアプリケーションとして設定するアプリケーション設定ステップと、（２）前記マウスの操作により前記配置されたコンテンツの中から選択されたコンテンツを、前記アプリケーションで開くコンテンツとして設定する開コンテンツ設定ステップと、（３）前記開くコンテンツとして設定したコンテンツを前記設定したアプリケーションで開くオープンステップとを備えることを特徴とする。
【００２７】
つまり、この構成では、利用者がマウスの操作によりコンテンツを開くために起動する所定のアプリケーションのショートカットアイコンを選択すると、制御部がこのショートカットアイコンに対応するアプリケーション（ショートカットアイコンが示すアプリケーション；後記する実施形態でのペイントアプリケーション）を、コンテンツを開く所定のアプリケーションとして設定する。次に、利用者が前記選択したアプリケーションにより開かれるコンテンツをマウスで選択すると、制御部がこの選択されたコンテンツ（後記する実施形態での＊＊＊．ｂｍｐ）を前記設定したアプリケーションにより開かれるコンテンツとして設定する。そして、設定した所定のアプリケーションで設定したコンテンツを開く。この構成によれば、殊にコンテンツを、デフォルト以外のアプリケーション（所定のアプリケーション）で開くのに便利である。なお、ショートカットアイコンは、フォルダに配置される場合もある。
【００２８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のマウスカーソルの多機能化装置、マウスカーソルの多機能化方法、情報機器に対する操作指示の処理方法、コンテンツの保存方法、及びコンテンツを所定のアプリケーションで開く方法の実施形態を、マウスカーソルの多機能化装置を例に、図面を参照して詳細に説明する。
【００２９】
図１は、本実施形態のマウスカーソルの多機能化装置（以下「多機能化装置」という）の装置構成を示す図である。この図１に示されるように、多機能化装置Ａは、入力装置１、イベント監視部２、イベント判別部３、登録操作部４、解放操作部５、アクセス操作部６、状態属性テーブル（記憶部）７、表示装置８とを備える構成となっており、外部アプリケーション９として、ＯＳやブラウザが別に存在する。ここで、請求項の「制御部」は、例えば、イベント判別部３、登録操作部４、解放操作部５、アクセス操作部６、及び状態属性テーブル（記憶部）７を含んで構成される。なお、本実施形態の多機能化装置Ａは、１台のパーソナルコンピュータ（情報機器Ｍ）のハードウェア資源、及びソフトウェア資源を活用する形で構成される。この多機能化装置Ａは、本発明の、マウスカーソルの多機能化方法及び情報機器に対する操作指示の処理方法を具現化したものでもある。
【００３０】
入力装置１は、デスクトップ環境におけるマウスカーソルを操作するための（情報機器Ｍに操作指示を行う）入力デバイスであり、マウスをはじめ、キーボード、タッチパネルディスプレイ、ペンタブレット、トラックボール等様々なもの（様々なポインティングデバイス）を適用することができる。以降では、入力装置１としてマウスを想定して説明する。
【００３１】
イベント監視部２は、情報機器Ｍの表示装置８の画面に表示されたデスクトップ上のアイコンやアプリケーション（以下「ブラウザ」として説明する）のウインドウ上のハイパーリンクに対するマウスイベントの発生の際に、アイコンやハイパーリンクに関するアンカ情報を取得する。このため、イベント監視部２は、利用者によるマウス１の操作を監視し、デスクトップ上のアイコンやブラウザ上のハイパーリンクに対するマウスイベントの発生を検知するマウスイベント監視部２１と、マウスイベント監視部２１でイベント検知時、マウスイベントが発生したアイコンやハイパーリンクに関するアンカ情報を、外部アプリケーション９に照会して取得するアンカ情報取得部２２とを備える。
【００３２】
イベント判別部３は、イベント監視部２で検知したマウスイベントから、利用者が意図する操作内容を判別して、少なくとも、後記する登録操作部４、解放操作部５、及びアクセス操作部６を択一的に選択する機能を備える。このため、イベント判別部３は、マウスイベント及びアンカ情報を入力して操作内容（利用者が意図する操作内容）を判別するためのイベント判別テーブルを備える。
【００３３】
【表１】
なお、アイコンの場合は、例えばクリックしたアイコン上にマウスカーソルを一定時間（以上）置くことで登録操作がなされるが、クリックするとリンク先のコンテンツが開いてしまうハイパーリンクの場合は、例えば、（１）一定時間以上ハイパーリンクの部分をクリックしつづける操作を、ハイパーリンクの登録操作として用いることが考えられる。また、（２）Ｄｒａｇ操作（クリックした状態でマウスカーソルを移動させる操作）を、ハイパーリンクの登録操作として用いることも考えられる。また、（３）クリック操作として左クリックではなく、右クリックを、ハイパーリンクの登録操作として用いることが考えられる。この際、通常の右クリックイベント、例えば右クリックメニューの表示等は、登録操作を判別する一定時間経過後に実行されるようにすることが考えられる。なお、この（１）〜（３）をアイコンの登録操作として用いることもできる。ちなみに、アイコンの場合、Ｄｒａｇによりアイコンが移動するが、登録操作とＤｒａｇ操作とを判別するには、例えば一定量の移動（１０ピクセル分）後停止・一定方向（真上）の移動後停止を登録操作として認識するように設定することができる。
【００３５】
登録操作部４は、登録操作の発生の際（登録操作の際）にイベント監視部２で取得したアンカ情報を、状態属性を管理（記憶）する状態属性テーブル７に登録する機能を備える。
【００３６】
解放操作部５は、解放操作の発生の際（解放操作の際）に状態属性テーブル７に登録されている状態属性を削除する機能を備える。
【００３７】
アクセス操作部６は、アイコンやハイパーリンクが示すコンテンツヘのアクセス操作の発生の際（アクセス操作の際）に状態属性テーブル７を参照し、アンカ情報と登録されている状態属性に応じて、コンテンツヘのアクセス方法又は操作内容を変更する機能を備える。なお、アクセス操作部６は、コンテンツヘのアクセス操作の発生の際に、状態属性テーブル７を参照して、現在登録されている状態属性を取得する状態属性取得部６１と、状態属性に応じて、イベント監視部２で取得したアンカ情報が示すコンテンツヘのアクセス方法や操作内容を変更するコンテンツ制御部６２を備える。なお、コンテンツ制御部６２は、次の制御テーブルを参照してコンテンツへのアクセス方法や操作内容（つまり情報機器Ｍに対する指示内容）を変更するものとする。
【００３８】
【表２】
状態属性テーブル７は、登録操作部４により状態属性を登録され、解放操作部５により状態属性を削除され、アクセス操作部６の問合せ（参照）により状態属性を返す機能を備える。
なお、本実施形態の多機能化装置Ａのより具体的な構成・機能は、以下に行う説明において明らかにする。
【００４０】
〔１．状態属性の登録操作と処理／登録操作ステップ〕
まず、マウスカーソルの状態属性の登録操作とこの操作に対応する処理（マウスカーソルの状態属性として、アプリケーションヘのショートカット名やフォルダ名を状態属性テーブル７に登録する際の操作と処理）を、図２を参照して説明する（適宜図１参照）。図２は、デスクトップ上に配置されたアイコンを示す図であり、（ａ）はペイントのショートカットアイコン上にマウスカーソルが置かれている状態を示し、（ｂ）はフォルダアイコン上にマウスカーソルが置かれている状態を示している。なお、ここでの説明は、請求項の「登録操作ステップ」、「保存先設定ステップ」、「アプリケーション設定ステップ」を説明するものでもある。
【００４１】
マウスカーソルの状態属性の登録操作として、例えば、図２に示すように、デスクトップ上のショートカットアイコン（図２（ａ）参照）やフォルダアイコン（図２（ｂ）参照）をクリックし、該クリックしたアイコン上にマウスカーソルを一定時間静止させる。この際、イベント監視部２では、マウスイベント監視部２１が、デスクトップ上での利用者のマウス１の操作を常時監視し、デスクトップ上のショートカットアイコンやフォルダアイコンに対する前記した一定時間静止というマウスイベントの発生を検知する。そして、アンカ情報取得部２２で、マウスイベントが発生したアイコンに関するアンカ情報、ここでは、ショートカットアイコンが示すアプリケーションのショートカット名やフォルダアイコンが示すフォルダ名を外部アプリケーション９（ＯＳ）に照会することで取得する。なお、静止させる一定時間（一定時間以上）は、操作の迅速性を主眼に置けば短いほうがよいが、操作の確実性（利用者の意図を汲み取る面）を主眼に置けば長いほうがよい。この迅速性と確実性の面から、本実施形態では、一例として、静止時間を０．５秒以上に設定している。ちなみに、静止時間を、クリック後、マウスカーソルがアイコン上に存在する時間としてもよい。
【００４２】
次に、イベント判別部３では、イベント監視部２で検知したマウスイベントから利用者が意図する操作内容を判別する（表１参照）。ここでは、アイコンがクリックされた後、該アイコン上にマウスカーソルが一定時間静止していることから、状態属性の登録操作と判別し、登録操作部４に処理を進める。この際、登録操作としては、前記した方法のほかに、例えば、アイコンをクリック後、マウスカーソルを右に閾値分移動させるといったマウスジェスチャを用いる方法等が考えられる。また、クリックを省略して、静止時間・存在時間だけでマウスイベントを発生させるようにしてもよい。
【００４３】
そして、登録操作部４では、アンカ情報取得部２２で取得したアンカ情報、ここでは、ショートカットアイコンが示すアプリケーションのショートカット名やフォルダアイコンが示すフォルダ名をマウスカーソルの状態属性を管理（記憶）する状態属性テーブル７に登録する。この際、マウスカーソルの近傍に、マウスカーソルの状態属性として登録されたショートカットアイコンやフォルダアイコンをポップアップして表示することで、登録状況を利用者に明示することができる（後記する図４（ａ）等参照、登録状況表示手段）。
【００４４】
〔２．状態属性登録後の操作と処理／アクセス操作ステップ〕
状態属性登録後の操作とこの操作に対応して行われる処理を、図３を参照して説明する（適宜図１等参照）。図３は、（ａ）がブラウザ上のハイパーリンクにマウスカーソルが置かれている状態を示し、（ｂ）がハイパーリンクされた画像ファイルをペイントアプリケーションで開いた状態を示している。
以下では、マウスカーソルに状態属性が登録されている状態で（状態属性テーブル７に状態属性が登録されている状態で）、デスクトップ上のファイルアイコンやブラウザ上のハイパーリンクヘアクセスする操作を行った際の処理について説明する。なお、ここでの説明は、請求項の「保存コンテンツ設定ステップ」、「保存ステップ」、「開コンテンツ設定ステップ」、「オープンステップ」を説明するものでもある。
【００４５】
コンテンツヘのアクセス操作として、例えば、デスクトップ上のファイルアイコンやブラウザ上のハイパーリンク（図３（ａ）参照）にマウスカーソルを一定時間静止（一定時間以上静止）させる。この際、イベント監視部２ではマウスイベント監視部２１で、デスクトップ上のファイルアイコンやブラウザ上のハイパーリンクに対する前記した一定時間静止というマウスの（マウスイベント）の発生を検知する。そして、アンカ情報取得部２２で、イベントが発生したアイコンやハイパーリンクに関するアンカ情報、ここでは、ファイルアイコンが示すコンテンツのファイル名やハイパーリンクが示すコンテンツのＵＲＬ名（図３（ａ）の場合）を外部アプリケーション９（ＯＳやブラウザ）に照会することで取得する。なお、静止させる時間の長短等につては、前記した状態属性の登録操作と処理の部分で説明したように設定することができる。ちなみに、図３（ａ）の場合、画像ファイルはサムネイル表示とされ、＜Ａ ＨＲＥＦ＝”ｈｔｔｐ：／／・・・ ・・・／画像．ｂｍｐ＞…＜／Ａ＞のように記述されたｈｔｍｌのタグによりハイパーリンクされている。
【００４６】
次に、イベント判別部３では、イベント監視部２で検知したマウスイベントから利用者が意図する操作内容を判別する（表１参照）。ここでは、クリック操作がない状態で、マウスカーソルをアイコンやハイパーリンク上に一定時間静止していることから、コンテンツへのアクセス操作と判別し、アクセス操作部６に処理を進める。この際、アクセス操作としては、前記した方法のほかに、例えば、アイコンやハイパーリンクを右クリックしたり、マウスジェスチャを用いたりする方法等が考えられる。
【００４７】
そして、アクセス操作部６では、状態属性取得部６１で、前記状態属性テーブル７を参照（照会）し、現在登録されているマウスカーソルの状態属性（アプリケーションのショートカット名やフォルダ名）を取得する。その後、コンテンツ制御部６２で、該マウスカーソルの状態属性に応じて、前記アンカ情報取得部２２で取得したアンカ情報（コンテンツのファイル名、又はＵＲＬ名）が示すコンテンツヘのアクセス方法や操作内容を変更する（表２の制御テーブル参照）。例えば、マウスカーソルの状態属性として、ペイントアプリケーションのショートカット名が登録されている状態（図２（ａ）参照）で、図３（ａ）のように画像ファイルヘのハイパーリンクにアクセスした場合（アクセス操作を行った場合）は、図３（ｂ）に示すように、画像ファイル（＊＊＊．ｂｍｐ）がペイントアプリケーションで直接開かれる（表２の上から第２列目を参照）。
【００４８】
このように、本実施形態では、日常使っている様々なアプリケーションでコンテンツに直接アクセスできる。この際、同様の操作を行うのに従来環境で必要であった、画像ファイルを自端末にダウンロードし、その後、ダウンロードした画像ファイルをペイントアプリケーションで開くといった一連の作業を省略できる。このため、作業能率を大幅に向上することができる。
【００４９】
次に、図３の例とは異なる〔属性状態登録後の操作と処理〕を、図４を参照して説明する。図４は、（ａ）がブラウザ上の画像のハイパーリンク上にマウスカーソルが置かれた状態とブラウザ上のＰＤＦ（Ｐｏｒｔａｂｌｅ Ｄｏｃｕｍｅｎｔ Ｆｏｒｍａｔ）ファイルのハイパーリンク上にマウスカーソルが置かれた状態とを１つの図に例示したものであり、（ｂ）はＨｏｍｅフォルダに画像ファイルとＰＤＦファイルがダウンロードされた状態を図に例示したものである。
【００５０】
図４（ａ）に示すように、マウスカーソルの状態属性としてＨｏｍｅフォルダのフォルダ名が登録されている状態で、画像ファイルヘのハイパーリンクにアクセスした場合、図４（ｂ）に示すように、画像ファイルをＨｏｍｅフォルダにダウンロードすることができる。なお、この例では、マウスカーソルの属性状態を登録する際（登録操作の際）のアンカ情報は、例えばＣ：￥Ｍｙ Ｄｏｃｕｍｅｎｔｓ￥Ｈｏｍｅであり、アクセス操作の際のアンカ情報は、例えば ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｘｘｘｘ．ｃｏ．ｊｐ／＊＊＊．ｂｍｐである。ｈｔｍｌは、例えば次のように記述される。
【００５１】
（１）サムネイルの場合
＜Ａ ＨＲＥＦ＝”ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｘｘｘｘ．ｃｏ．ｊｐ／＊＊＊．ｂｍｐ”＞
＜ＩＭＧ ＳＲＣ＝”ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｘｘｘ．ｃｏ．ｊｐ／ｔｎ／＊＊＊２．ｂｍｐ”＞
＜／ａ＞
（２）ＩＭＧタグを用いた単純な画像貼付けの場合
＜ＩＭＧ ＳＲＣ＝”ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｘｘｘ．ｃｏ．ｊｐ／＊＊＊．ｂｍｐ”＞
【００５２】
ちなみに、図４（ａ）では、マウスカーソルの近傍に、登録内容であるフォルダアイコンとこのフォルダアイコンの名前を示す「Ｈｏｍｅ」がポップアップで表示されている。
なお、多機能化装置Ａは、ｈｔｍｌのタグを読んで判断し、サムネイルの画像（＊＊＊２．ｂｍｐ）ではなく、ハイパーリンクされた画像（＊＊＊．ｂｍｐ）を操作対象（保存対象）のコンテンツとする機能を有する。また、ハイパーリンクがない場合は、そのまま画像を操作対象（保存対象）のコンテンツとする機能を有する。このため、前記した（１）のサムネイルにより画像がブラウザ上にハイパーリンクされて配置された場合であっても、前記した（２）の画像が直接ブラウザ上に配置された場合（単純な画像貼付けの場合）であっても、支障なく処理することができる。
【００５３】
さらには、画像ファイルのハイパーリンクヘのアクセス操作に連続して、図４（ａ）の下方に示すように、ＰＤＦファイルのハイパーリンクにアクセス操作するだけで（マウスカーソルによるアクセス操作を行うだけで）、該ＰＤＦファイルもＨｏｍｅフォルダにダウンロードすることができる。また、Ｈｏｍｅフォルダのフォルダ名が登録されている状態で、デスクトップ上の例えば、図示しないテキストファイルにアクセスした場合、該テキストファイルがＨｏｍｅフォルダにコピーされる。このように、本実施形態では、コンテンツのコピーやダウンロードに要する操作を簡略化でき、特に同一フォルダに複数のコンテンツを連続してコピーやダウンロードする場合に有用となる。
【００５４】
〔３．属性状態を解放する際の操作と処理／解放操作ステップ〕
次に、属性状態を解放する際の操作とこの操作に対応して行われる処理を説明する（適宜図１等参照）。
【００５５】
マウスカーソルによる状態属性の解放操作として、例えば、デスクトップやブラウザ上の何も表示されていない領域をクリックする。この際には、次の処理が行われる。即ち、多機能化装置Ａのイベント監視部２ではマウスイベント監視部２１で、前記したマウスイベントを検知する。そして、アンカ情報取得部２２で、外部アプリケーション９に照会し、マウスカーソル下にあるアイコンやハイパーリンクが示すアンカ情報を取得する。ここでは、マウスカーソル下にはアイコンもハイパーリンクも存在しないため、アンカ情報は空で返ってくる。
【００５６】
次に、イベント判別部３では、前記イベント検出部２で検知したマウスイベントから利用者が意図する操作内容を判別する（表１参照）。ここでは、クリック操作が発生したが、アンカ情報が空であることから、イベント判別部３が、マウスカーソルからの状態属性の解放操作と判別し、解放操作部５に処理を進める。この際、解放操作としては、前記した方法のほかに、例えば、右クリックを解放操作に割り当てる方法やマウスジェスチャを用いる方法等が考えられる。
【００５７】
そして、解放操作部５では、状態属性テーブル７から、現在登録されている状態属性を削除する。この際、登録操作部４で、図４（ａ）のように、マウスカーソルの近傍に状態属性として登録されたアイコンを表示する処理を行っていた場合、そのアイコンを消去し、通常の表示に戻す。
【００５８】
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々な実施形態が考えられる。例えば、状態属性として、テキストデータを登録し、テキストデータが登録されている状態でコンテンツにアクセスした場合、コンテンツ中のテキストデータと一致する部分をハイライト表示させること等が考えられる。
【００５９】
この際、利用者はブラウザ上に表示されている任意のテキストをＤｒａｇすることで、テキストデータ（“東京都知事”）をマウスカーソルの状態属性として登録する（図５（ａ）参照）。この際、登録したテキストデータをマウスカーソルの近傍にツールチップとして表示する。その後、図５（ｂ）に示すように、状態属性として、テキストデータ（“東京都知事”）が登録されている状態で、ブラウザ上のハイパーリンクにアクセスした場合、図５（ｃ）に示すように、ハイパーリンクが示すコンテンツ中のテキストデータと一致する部分がハイライト表示される。
【００６０】
このように、本発明を用いることで、従来の環境ではコンテンツヘのアクセス後、検索機能を用いて自分が知りたいテキストデータの記述箇所を探していたのを、該コンテンツにアクセスする前に事前に設定しておくことで、素早く、その記述箇所を探すことができ、効率的な閲覧が可能となる。
【００６１】
また、実施形態の例では、利用者からの操作により、マウスカーソルの状態属性を更新する構成となっているが、マウスカーソルの状態属性を履歴として管理（記憶）する状態属性履歴ＤＢを新たに導入し、該状態属性履歴ＤＢを参照することで、過去の状態属性を再び登録できるようなシステム構成とすることもできる。
【００６２】
また、マウスが様々なポインティングデバイスを包含することは既に説明したが、情報機器もパーソナルコンピュータに限らず、様々なものを用いることができる。また、本発明は、プログラムとして把握でき、コンピュータを多機能化装置として機能させることができる。また、本発明の方法を実施するための機能は容易にプログラム化でき、コンピュータに提供することができる。
【００６３】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、利用者はマウスカーソルに状態属性として（記憶部に状態属性として）、様々なアプリケーションヘのショートカット機能やフォルダヘのコピー／ダウンロード機能を登録でき、そして、マウスカーソルにこのような状態属性が登録された状態で、デスクトップ上のファイルアイコンやブラウザ上のハイパーリンクにアクセスすることで、簡単に該ファイルアイコンや該ハイパーリンクが示すコンテンツを指定するアプリケーションで開いたり、指定するフォルダにコピー／ダウンロードしたりすること等が実現できる。つまり、アイコンが示すファイルやハイパーリンクが示すコンテンツを既定と異なるアプリケーションで開いたり、所定のフォルダにコピー／ダウンロードしたりすることを、簡単なマウスの操作で直感的に行える。
【００６４】
また、本発明では、一連の操作を簡単なマウスの操作で行うことができる。さらには、複数のコンテンツに対して同じ操作を連続して行う場合、利用者は一度、属性情報を登録するだけでよく、効率的な操作が可能となる。
【００６５】
また、本発明によれば、コンテンツの保存を容易に行うことができる。また、本発明によれば、コンテンツを所定のアプリケーションで容易に開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る実施形態のマウスカーソルの多機能化装置（多機能化装置）の装置構成を示す図である
【図２】本発明に係る実施形態のデスクトップ上に配置されたアイコンを示す図であり、（ａ）はペイントのショートカットアイコン上にマウスカーソルが置かれている状態を示し、（ｂ）はフォルダアイコン上にマウスカーソルが置かれている状態を示している。
【図３】本発明に係る実施形態のデスクトップ上に配置されたウインドウにおいて、（ａ）がハイパーリンクにマウスカーソルが置かれている状態を示し、（ｂ）がハイパーリンクされた画像ファイルをペイントアプリケーションで開いた状態を示している
【図４】本発明に係る実施形態のデスクトップ上に配置されたウインドウにおいて、（ａ）が画像のハイパーリンク上にマウスカーソルが置かれた状態とブラウザ上のＰＤＦのハイパーリンク上にマウスカーソルが置かれた状態とを１つの図に例示したものであり、（ｂ）はＨｏｍｅフォルダに画像ファイルとＰＤＦファイルがダウンロードされた状態を図に例示したものである。
【図５】本発明の他の実施形態例を示した図であり、（ａ）はマウスカーソルの状態属性としてテキストデータを登録する例を、（ｂ）はコンテンツへのアクセスを、（ｃ）はテキストデータのハイライト表示を示す。
【符号の説明】
Ｍ … 情報機器
Ａ … 多機能化装置（マウスカーソルの多機能化装置）
１ … マウス（入力装置）
２ … イベント監視部
２１ … マウスイベント監視部
２２ … アンカ情報取得部
３ … イベント判別部
４ … 登録操作部
５ … 解放操作部
６ … アクセス操作部
６１ … 状態属性取得部
６２ … コンテンツ制御部
７ … 状態属性テーブル（記憶部）
８ … 表示装置
９ … 外部アプリケーション[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of operating an information device or the like using a mouse (pointing device) in a desktop environment, and in particular, to a multi-function mouse cursor that realizes a new operation method using a mouse instead of a Drag & Drop operation or a right-click menu. The present invention relates to an apparatus, a method for multifunctionalizing a mouse cursor, a method for processing an operation instruction to an information device, a method for storing content, and a method for opening content with a predetermined application.
[0002]
[Prior art]
The desktop (desktop) refers to a basic operation screen displayed when basic software (Operating System, hereinafter referred to as “OS”) used for a personal computer is started, and is arranged on the desktop. By selecting an icon or the like, operation of a file, activation of application software, and the like can be performed. On the desktop (desktop system), the screen is likened to a desk, and icons and windows are likened to tools (application software) and documents (files) on the desk.
[0003]
In a conventional desktop environment constructed with such a desktop, a mouse cursor is generally used as a tool for selecting an icon on the desktop or a hyperlink on a window of an application. When an icon or a hyperlink is selected (clicked) with a mouse cursor, a file associated with the icon or the content indicated by the hyperlink is normally displayed by a default application. The hyperlink is position information of another document, image, or the like embedded in the document. A system in which a plurality of documents and related objects such as images are associated using hyperlinks is called hypertext. WWW (World Wide Web) is a typical example of hypertext. A document is displayed on a Web browser, and when a place with a link is clicked with a mouse, a jump to an associated link destination is made.
[0004]
By the way, operations on the file indicated by the icon or the content indicated by the hyperlink include not only browsing the content with a default application, but also opening the content with a different browsing application or opening the content with an editing application. It is conceivable to perform processing / editing work or to copy / download the content.
[0005]
At this time, in a conventional desktop environment (for example, Windows (registered trademark) desktop environment), a selected icon is dragged and dropped to a desired application icon, or a menu displayed by right-clicking (hereinafter referred to as a right-click menu) is displayed. By selecting a desired application, the file indicated by the selected icon or the content indicated by the hyperlink is opened by an application different from the default. The Drag & Drop operation is widely used because it is simple and intuitive.
[0006]
In the desktop environment, an operation of copying a file indicated by an icon to a desired folder has also been realized by a Copy & Paste operation using a right-click menu. Similarly, the operation of downloading the content indicated by the hyperlink has been realized by selecting "save file" from the right-click menu and selecting a save destination folder in a dialog displayed at that time. In addition, Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-163873 also discloses a technique in which a destination of information can be selected from a menu such as a right-click menu.
[0007]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application No. 2000-122774 (claims 11 to 13, [0017] to [0020], [0036], etc.)
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional desktop environment, (1) For example, in the case of Drag & Drop operation, the position and size of the window in which each icon exists are adjusted so that the file icon to be dragged and the application icon to be dropped are displayed at the same time. I had to switch windows. Further, in the conventional desktop environment, (2) for example, Drag & Drop operation to an application icon of a hyperlink is not realized, and a hyperlink is handled by an operation method different from that of Drag & Drop, for example, an operation by a right-click menu. are doing.
[0009]
(3) In the case of the right-click menu, only applications and operations registered in the right-click menu in advance can be selected. Normally, registration in the right-click menu is performed by each application, so that any application or operation can be selected. Not all applications can be selected from the right-click menu. (4) Further, since the operation using the right-click menu is individually processed for each icon and each hyperlink, even if the same operation is performed for a plurality of icons and hyperlinks, each operation is performed one by one. It was necessary to open the click menu and select the desired operation. In the technique of Patent Literature 1, a destination of information can be selected from a menu like a right-click menu, but it is desirable to further simplify the operation.
[0010]
(5) In addition, when the content is copied or downloaded through the Copy & Paste operation or the “Save File” dialog using the right-click menu, the operation content increases as compared with the Drag & Drop operation. For example, in the case of a Copy & Paste operation, six steps of selecting an icon, opening a right-click menu, selecting a copy, selecting a save destination folder, opening a right-click menu, selecting a paste, and the like are required.
[0011]
Therefore, the present invention provides a mouse that can intuitively open a file indicated by an icon or a content indicated by a hyperlink with an application different from the default or copy / download the content to a predetermined folder by a simple mouse operation. It is an object of the present invention to provide a cursor multifunction device, a mouse cursor multifunction method, a method of processing an operation instruction to an information device, a method of storing content, and a method of opening content with a predetermined application.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, the present invention introduces an attribute called a state to a mouse cursor, and when a user (operator) selects a file icon or a hyperlink, the file attribute is changed according to the state attribute of the mouse cursor. Change the access method and operation content to the content indicated by the icon or hyperlink. At this time, as a state attribute of the mouse cursor, a user can arbitrarily register a shortcut function to various applications and a copy / download function to a designated folder by a simple operation.
[0013]
(Multifunctional device for mouse cursor)
That is, the multifunction device for a mouse cursor according to the present invention (claim 1) monitors a mouse event and generates an event for an icon on a desktop displayed on a screen of an information device or a hyperlink on a window of an application. An event monitoring unit that acquires anchor information related to the icon or the hyperlink; and an anchor information acquired by the event monitoring unit when a registration operation occurs (a folder name indicated by a folder icon or a shortcut name of an application indicated by a shortcut icon). ) Is registered in a storage unit that stores the state attribute of the mouse cursor, a release operation unit that deletes the state attribute of the mouse cursor registered in the storage unit when a release operation occurs, Or access operation to the content indicated by the hyperlink At the time of referring to the storage unit, according to the state attribute of the registered mouse cursor, the access operation unit to change the access method or the operation content to the content, from the mouse event detected by the event monitoring unit And an event discriminator for discriminating operation contents intended by the user, and selecting one of the registration operation unit, the release operation unit, and the access operation unit.
[0014]
The “mouse” includes any pointing device that gives an operation instruction to the information device. The “mouse event” includes, for example, clicking (right-click, left-click), hovering the mouse cursor over an icon for a certain period (or more), and after clicking the icon, hovering the mouse cursor over the icon for a certain period (or more). It is issued when it is detected.
[0015]
According to a second aspect of the present invention, in the configuration according to the first aspect, the event monitoring unit monitors a mouse operation by a user, and performs an event for an icon on a desktop or a hyperlink on a window of an application. A mouse event monitoring unit that detects the occurrence of an event, and, when an event is detected by the mouse event monitoring unit, obtains anchor information relating to the icon or the hyperlink in which the mouse event has occurred by referring to an external application (for example, an OS or a browser). And an anchor information acquisition unit that performs the operation.
[0016]
Here, the anchor information includes a file name of the content indicated by the file icon, a URL (Uniform Resource Locator) name of the content indicated by the hyperlink, a folder name indicated by the folder icon, a shortcut name of an application indicated by the shortcut icon, and the like.
[0017]
Also, according to the present invention (claim 3), in the configuration according to claim 1 or claim 2, the access operation unit refers to the storage unit when an access operation to the content occurs, and the access operation unit is currently registered. A status attribute acquisition unit for acquiring the status attribute of the mouse cursor being used, and anchor information (the file name of the content indicated by the file icon or the URL name of the content indicated by the hyperlink) acquired by the event monitoring unit according to the status attribute A) a content control unit for changing an access method or an operation content to the content indicated by ()).
[0018]
Here, for example, when the shortcut name of the application is registered as the status attribute, the content indicated by the anchor information is opened not by the default application but by the application indicated by the shortcut. Further, for example, when a folder name is registered as a status attribute, the content indicated by the anchor information is copied / downloaded to the folder instead of being opened by a default application.
[0019]
Further, according to the present invention (claim 4), in the configuration according to any one of claims 1 to 3, the anchor information includes a URL name of the content indicated by the hyperlink, and a file icon among the icons. , A folder name indicated by a folder icon among the icons, and a shortcut name of an application indicated by a shortcut icon among the icons.
[0020]
As described above, in the present invention, a shortcut function to various applications and a copy / download function to a designated folder can be registered as the state attribute of the mouse cursor, and when such a state attribute is registered in the mouse cursor ( By accessing the file icon on the desktop or the hyperlink on the application window, the content indicated by the file icon or the hyperlink is easily registered (with such a state attribute registered in the storage unit). You can open it in an application or copy / download it to a registered folder. If no state attribute is registered with the mouse cursor (if no state attribute is registered in the storage unit), the content indicated by the accessed file icon or hyperlink is opened by the default application. (You can take no action).
[0021]
(Multiple functions of mouse cursor)
According to another aspect of the present invention, there is provided a mouse cursor multifunctional method, wherein (1) an event monitoring unit monitors a mouse event based on a mouse operation and displays the mouse event on a screen of an information device. An event monitoring step of acquiring anchor information relating to the icon or the hyperlink when the mouse event occurs for the icon on the desktop or the hyperlink on the window of the application, and (2) a registration operation by the registration operation unit A registration operation step of registering the anchor information acquired by the event monitoring unit in the event monitoring unit in a storage unit for storing a state attribute of a mouse cursor; and (3) the release operation unit stores the anchor information when a release operation occurs. Release operation step for deleting the state attribute of the mouse cursor registered in the section, and (4) access operation By referring to the storage unit when an access operation to the content indicated by the icon or the hyperlink occurs, and according to the anchor information and the registered state attribute of the mouse cursor, the access method to the content or An access operation step for changing the operation content; and (5) an event determination unit that determines the operation content intended by the user from the mouse event detected by the event monitoring unit, and performs the registration operation unit, the release operation unit, And an event determining step of alternatively selecting an access operation unit.
The present invention is a multifunctional method for a mouse cursor according to the first aspect of the present invention.
[0022]
(Method of processing operation instructions for information devices)
According to another aspect of the present invention, there is provided a method of processing an operation instruction for an information device, the event monitoring unit monitoring a mouse event generated by a mouse operation for instructing the information device, a storage unit, And a control unit for processing an operation instruction for the information device. The control unit is configured to: (1) when a first mouse event is generated on a first operation target object operated by the mouse and displayed on a screen of the information device, the first operation target Obtaining first information about an object, storing the first information as a state attribute of a mouse cursor in the storage unit, and (2) the mouse displayed on the screen of the information device after the first mouse event occurs When a second mouse event is generated for a second operation target object operated by the user, second information regarding the second operation target object is acquired, and (3) the information device of this information device is obtained from the mouse event. (4) determining the first operation target object based on the result of the determination, the state attribute, and the second information; The so treated with the second operation target object, or the second operation target object for processing with the first operation target object, characterized by instructing the information equipment.
[0023]
In this configuration, the “object” is an icon (a file icon, a folder icon, a shortcut icon, etc.), a pasted image, text, or the like. When describing the correspondence with the embodiment described later, the “first operation target object” corresponds to an object operated at the time of a state attribute registration operation. Similarly, the “second operation target object” corresponds to an object operated after the registration of the state attribute (an object operated when performing an access operation). Similarly, "first information" corresponds to anchor information (= state attribute) obtained at the time of a registration operation. Similarly, "second information" corresponds to anchor information obtained at the time of operation after registration of a state attribute. Similarly, what is “stored in the storage unit” is the state attribute of the mouse cursor. In addition, “the first operation target object is processed by the second operation target object based on the determination result, the state attribute, and the second information, or the second operation target object is processed. Instructing the information device to process the operation target object with the first operation target object "means that the control unit instructs the information device to execute the contents of the control table illustrated in Table 2. It corresponds to instructing. Note that, as described later, the “first information” may be text with a specified range.
[0024]
(How to save content)
According to another aspect of the present invention, there is provided a content storage method, comprising: an event monitoring unit that monitors a mouse event generated by operating a mouse that instructs an information device; a storage unit; and a control unit. Is a method of saving at least a content directly or by a hyperlink on a window of an application in a folder indicated by a folder icon arranged on the desktop. In this method, (1) a storage destination setting step of setting the folder as a storage destination of the content by storing information on a folder indicated by a folder icon selected by the mouse in the storage unit; 2) a storage content setting step of setting the content selected from the contents arranged by the mouse as the content to be stored; and (3) a folder setting the content set as the content to be stored as the storage destination. And a storage step of storing the data in the storage device.
[0025]
That is, in this configuration, when the user selects a folder icon as a storage destination of the content by operating the mouse, the control unit sets a folder (a folder indicated by the folder icon) corresponding to the folder icon as a storage destination. Next, when the user selects the content to be saved by using the mouse, the control unit sets the selected content (****. Bmp in the embodiment described later) as the content to be saved in the set save destination. . Then, the set content is stored in the set file folder.
[0026]
(How to open content with a given application)
In addition, the method of opening the content of the present invention that solves the above-mentioned problem by a predetermined application (claim 8) is an event monitoring unit that monitors a mouse event generated by operating a mouse that gives an operation instruction to an information device, and a storage unit. A method of using a control unit to open at least a content arranged directly on a window of an application or by a hyperlink by a predetermined application activated by a shortcut icon arranged at least on a desktop. Then, in this method, (1) by storing information on the application indicated by the shortcut icon selected by the operation of the mouse in the storage unit, the content for selecting an application to be activated by the shortcut icon later is stored. An application setting step of setting as an application to be opened; (2) an open content setting step of setting a content selected from the arranged contents by operating the mouse as a content to be opened by the application; A) opening the content set as the content to be opened with the set application.
[0027]
That is, in this configuration, when the user selects a shortcut icon of a predetermined application to be started to open the content by operating the mouse, the control unit causes the application corresponding to the shortcut icon (the application indicated by the shortcut icon; Is set as a predetermined application for opening the content. Next, when the user selects a content to be opened by the selected application with a mouse, the control unit causes the selected content (**. Bmp in an embodiment described later) to be opened by the set application. Set as Then, the content set by the set predetermined application is opened. According to this configuration, it is particularly convenient to open the content with an application other than the default (predetermined application). Note that the shortcut icon may be arranged in a folder.
[0028]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a mouse cursor multifunction device, a mouse cursor multifunction method, an operation instruction processing method for an information device, a content storage method, and a method of opening content with a predetermined application according to the present invention will be described. This will be described in detail with reference to the drawings, taking a multifunctional device for a cursor as an example.
[0029]
FIG. 1 is a diagram showing a device configuration of a mouse cursor multifunctional device (hereinafter, referred to as a “multifunctional device”) of the present embodiment. As shown in FIG. 1, the multifunction device A includes an input device 1, an event monitoring unit 2, an event determination unit 3, a registration operation unit 4, a
[0030]
The input device 1 is an input device for operating a mouse cursor in a desktop environment (instructing an operation to the information device M), and includes a mouse, a keyboard, a touch panel display, a pen tablet, a trackball, and various other devices (various types). Pointing device) can be applied. Hereinafter, a description will be given assuming that a mouse is used as the input device 1.
[0031]
When a mouse event occurs on a desktop icon or a hyperlink on a window of an application (hereinafter referred to as a “browser”) displayed on the screen of the display device 8 of the information device M, the event monitoring unit 2 Get anchor information about and hyperlinks. For this reason, the event monitoring unit 2 monitors the operation of the mouse 1 by the user, and detects the occurrence of a mouse event for an icon on the desktop or a hyperlink on the browser, and a mouse
[0032]
The event determining unit 3 determines the operation content intended by the user from the mouse event detected by the event monitoring unit 2, and selects at least a registration operation unit 4, a
[0033]
[Table 1]
In the case of an icon, for example, a registration operation is performed by placing a mouse cursor on the clicked icon for a certain time (or longer), but in the case of a hyperlink in which clicking opens a linked content, for example, ( 1) It is conceivable that an operation of continuously clicking a hyperlink for a certain period of time or more is used as a hyperlink registration operation. It is also conceivable to use (2) Drag operation (operation of moving a mouse cursor in a clicked state) as a hyperlink registration operation. (3) It is conceivable to use not a left click but a right click as a hyperlink registration operation as a click operation. At this time, it is conceivable that a normal right-click event, for example, display of a right-click menu or the like, is executed after a predetermined time for determining a registration operation has elapsed. Note that (1) to (3) can also be used as an icon registration operation. Incidentally, in the case of an icon, the icon moves according to the Drag. To determine the registration operation and the Drag operation, for example, stop after a certain amount of movement (for 10 pixels) and stop after moving in a certain direction (directly above). It can be set to be recognized as a registration operation.
[0035]
The registration operation unit 4 has a function of registering the anchor information acquired by the event monitoring unit 2 when a registration operation occurs (at the time of the registration operation) in a state attribute table 7 that manages (stores) state attributes.
[0036]
The
[0037]
The access operation unit 6 refers to the state attribute table 7 when an access operation to the content indicated by the icon or the hyperlink occurs (at the time of the access operation), and according to the anchor information and the registered state attribute, the content It has a function to change the access method or operation content. The access operation unit 6 refers to the state attribute table 7 when an access operation to the content occurs, and acquires a currently registered state attribute. And a
[0038]
[Table 2]
The status attribute table 7 has a function of registering the status attribute by the registration operation unit 4, deleting the status attribute by the
The more specific configuration and functions of the multifunction device A according to the present embodiment will be clarified in the following description.
[0040]
[1. Status attribute registration operation and processing / registration operation step]
First, the operation of registering the state attribute of the mouse cursor and the processing corresponding to this operation (the operation and processing when registering the shortcut name or folder name to the application as the state attribute of the mouse cursor in the state attribute table 7) are shown in FIG. 2 (see FIG. 1 as appropriate). 2A and 2B are diagrams showing icons placed on the desktop. FIG. 2A shows a state where the mouse cursor is placed on a paint shortcut icon, and FIG. 2B shows a state where the mouse cursor is placed on a folder icon. It shows the state that is being done. Note that the description here also describes the “registration operation step”, “storage destination setting step”, and “application setting step” in the claims.
[0041]
As the operation of registering the state attribute of the mouse cursor, for example, as shown in FIG. 2, a shortcut icon (see FIG. 2A) or a folder icon (see FIG. 2B) on the desktop is clicked and clicked. Rest the mouse cursor on the icon for a certain period of time. At this time, in the event monitoring unit 2, the mouse
[0042]
Next, the event determining unit 3 determines the operation content intended by the user from the mouse event detected by the event monitoring unit 2 (see Table 1). Here, after the icon is clicked, since the mouse cursor is stationary on the icon for a certain period of time, it is determined that the registration operation is a state attribute registration operation, and the process proceeds to the registration operation unit 4. At this time, as the registration operation, in addition to the above-mentioned method, for example, a method using a mouse gesture such as moving the mouse cursor to the right by a threshold after clicking the icon can be considered. Further, the mouse event may be generated only by the stationary time / existing time by omitting the click.
[0043]
Then, the registration operation unit 4 manages (stores) the anchor information acquired by the anchor
[0044]
[2. Operation and processing / access operation steps after state attribute registration]
The operation after the state attribute registration and the processing performed in response to this operation will be described with reference to FIG. 3 (see FIG. 1 and the like as appropriate). 3A illustrates a state in which the mouse cursor is placed on a hyperlink on the browser, and FIG. 3B illustrates a state in which the hyperlinked image file is opened by the paint application.
In the following description, an operation is performed to access a file icon on the desktop or a hyperlink on the browser when the state attribute is registered in the mouse cursor (when the state attribute is registered in the state attribute table 7). The process at that time will be described. Note that the description here also describes the “storage content setting step”, “storage step”, “open content setting step”, and “open step” in the claims.
[0045]
As an access operation to the content, for example, a mouse cursor is stopped for a certain time (for a certain time or more) at a file icon on the desktop or a hyperlink on the browser (see FIG. 3A). At this time, in the event monitoring unit 2, the mouse
[0046]
Next, the event determining unit 3 determines the operation content intended by the user from the mouse event detected by the event monitoring unit 2 (see Table 1). Here, since there is no click operation and the mouse cursor is hovering over an icon or a hyperlink for a certain period of time, it is determined that the operation is an access operation to the content, and the process proceeds to the access operation unit 6. In this case, as the access operation, in addition to the above-described method, for example, a method of right-clicking an icon or a hyperlink, using a mouse gesture, or the like can be considered.
[0047]
In the access operation unit 6, the state
[0048]
As described above, in this embodiment, the content can be directly accessed by various applications that are used everyday. At this time, it is possible to omit a series of operations, such as downloading an image file to the terminal itself and opening the downloaded image file with a paint application, which were required in the conventional environment to perform the same operation. For this reason, work efficiency can be greatly improved.
[0049]
Next, a description will be given, with reference to FIG. 4, of a difference from the example of FIG. FIG. 4A shows a state where the mouse cursor is placed on a hyperlink of an image on the browser and a state where the mouse cursor is placed on a hyperlink of a PDF (Portable Document Format) file on the browser. (B) illustrates a state where the image file and the PDF file are downloaded to the Home folder.
[0050]
As shown in FIG. 4A, when a hyperlink to an image file is accessed while the folder name of the Home folder is registered as the state attribute of the mouse cursor, as shown in FIG. Image files can be downloaded to the Home folder. In this example, the anchor information at the time of registering the attribute state of the mouse cursor (at the time of the registration operation) is, for example, C: \ My Documents \ Home, and the anchor information at the time of the access operation is, for example, http: / / Www. xxxx. co. jp / ****. bmp. The html is described, for example, as follows.
[0051]
(1) Thumbnail
<A HREF="http://www.xxx.co.jp/****.bmp">
<IMG SRC = "http://www.xxx.co.jp/tn/****2.bmp">
</a>
(2) Simple image pasting using IMG tag
<IMG SRC = "http://www.xxx.co.jp/****.bmp">
[0052]
Incidentally, in FIG. 4A, a folder icon as registered content and “Home” indicating the name of the folder icon are displayed in a pop-up near the mouse cursor.
Note that the multifunction device A reads and determines the tag of the html, and operates the hyperlinked image (***. Bmp) instead of the thumbnail image (***. Bmp) as the operation target (storage target). ) Function. Further, when there is no hyperlink, the image processing apparatus has a function of directly using the image as the content of the operation target (storage target). Therefore, even when the image is hyperlinked on the browser by the thumbnail of (1), the image of (2) is directly disposed on the browser (simple image pasting). ) Can be processed without any problem.
[0053]
Further, following the access operation to the hyperlink of the image file, as shown in the lower part of FIG. 4A, the access operation to the hyperlink of the PDF file is performed (only the access operation by the mouse cursor is performed. ), The PDF file can also be downloaded to the Home folder. In addition, when, for example, a text file (not shown) on the desktop is accessed while the folder name of the Home folder is registered, the text file is copied to the Home folder. As described above, in the present embodiment, the operation required for copying and downloading the content can be simplified, and is particularly useful when a plurality of contents are continuously copied and downloaded in the same folder.
[0054]
[3. Operation and processing / release operation step when releasing attribute state]
Next, an operation for releasing the attribute state and a process performed in response to the operation will be described (see FIG. 1 and the like as appropriate).
[0055]
As a release operation of the state attribute by the mouse cursor, for example, a blank area on the desktop or the browser is clicked. At this time, the following processing is performed. That is, in the event monitoring unit 2 of the multifunction device A, the mouse
[0056]
Next, the event determining unit 3 determines the operation content intended by the user from the mouse event detected by the event detecting unit 2 (see Table 1). Here, although a click operation has occurred, since the anchor information is empty, the event determination unit 3 determines that the operation is a release operation of the state attribute from the mouse cursor, and proceeds to the
[0057]
Then, the
[0058]
The present invention is not limited to the embodiments described above, and various embodiments can be considered without departing from the gist of the present invention. For example, when text data is registered as a state attribute, and the content is accessed in a state where the text data is registered, a portion that matches the text data in the content may be highlighted.
[0059]
At this time, the user drags any text displayed on the browser to register the text data (“Governor of Tokyo”) as the state attribute of the mouse cursor (see FIG. 5A). At this time, the registered text data is displayed as a tooltip near the mouse cursor. Thereafter, as shown in FIG. 5B, when a hyperlink on the browser is accessed in a state where text data (“Governor of Tokyo”) is registered as a state attribute, the state shown in FIG. As described above, the part that matches the text data in the content indicated by the hyperlink is highlighted.
[0060]
As described above, by using the present invention, in the conventional environment, after accessing the content, the search function is used to search for the description location of the text data that the user wants to know before the access to the content. By setting to, it is possible to quickly search for the description portion, and efficient browsing becomes possible.
[0061]
In the example of the embodiment, the state attribute of the mouse cursor is updated by the operation of the user. However, a state attribute history DB that manages (stores) the state attribute of the mouse cursor as a history is newly added. By introducing and referring to the state attribute history DB, it is possible to adopt a system configuration in which past state attributes can be registered again.
[0062]
In addition, although it has been described that the mouse includes various pointing devices, the information device is not limited to the personal computer, and various devices can be used. Further, the present invention can be grasped as a program, and can make a computer function as a multifunctional device. In addition, functions for performing the method of the present invention can be easily programmed and provided to a computer.
[0063]
【The invention's effect】
According to the present invention described above, the user can register a shortcut function to various applications and a copy / download function to a folder as a state attribute to the mouse cursor (as a state attribute to the storage unit). By accessing a file icon on the desktop or a hyperlink on the browser in a state where such status attributes are registered, the file icon or the content indicated by the hyperlink can be easily opened or specified by an application that specifies the content indicated by the hyperlink. Copying / downloading to a folder to be performed can be realized. That is, the file indicated by the icon or the content indicated by the hyperlink can be opened in an application different from the default or copied / downloaded to a predetermined folder intuitively by a simple mouse operation.
[0064]
In the present invention, a series of operations can be performed by a simple mouse operation. Furthermore, when the same operation is continuously performed on a plurality of contents, the user only needs to register the attribute information once, and the operation can be efficiently performed.
[0065]
Further, according to the present invention, content can be easily stored. Further, according to the present invention, the content can be easily opened by a predetermined application.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a device configuration of a mouse cursor multifunction device (multifunction device) according to an embodiment of the present invention.
FIGS. 2A and 2B are diagrams showing icons arranged on a desktop according to the embodiment of the present invention, wherein FIG. 2A shows a state in which a mouse cursor is placed on a paint shortcut icon, and FIG. This shows a state where the mouse cursor is placed on the icon.
FIG. 3A illustrates a state in which a mouse cursor is placed on a hyperlink in a window arranged on the desktop according to the embodiment of the present invention, and FIG. 3B illustrates painting of an image file with the hyperlink. Shows open state in application
FIGS. 4A and 4B show a state in which a mouse cursor is placed on a hyperlink of an image and a state in which a mouse cursor is placed on a hyperlink of PDF on a browser in a window arranged on a desktop according to an embodiment of the present invention. FIG. 1B illustrates a state where the image file and the PDF file are placed in the Home folder. FIG.
5A and 5B are diagrams showing another embodiment of the present invention, in which FIG. 5A shows an example of registering text data as a state attribute of a mouse cursor, FIG. 5B shows access to contents, and FIG. Indicates highlight display of text data.
[Explanation of symbols]
M: Information equipment
A: Multifunctional device (mouse cursor multifunctional device)
1… mouse (input device)
2 Event monitoring unit
21… Mouse event monitor
22… anchor information acquisition part
3. Event discriminator
4 Registration operation section
5 ... release operation part
6 Access operation unit
61… status attribute acquisition unit
62… Content control unit
7 ... State attribute table (storage unit)
8 Display device
9 External application
Claims (8)
登録操作の発生の際に前記イベント監視部で取得したアンカ情報を、マウスカーソルの状態属性を記憶する記憶部に登録する登録操作部と、
解放操作の発生の際に前記記憶部に登録されているマウスカーソルの状態属性を削除する解放操作部と、
アイコン又はハイパーリンクが示すコンテンツヘのアクセス操作の発生の際に前記記憶部を参照し、前記アンカ情報と前記登録されているマウスカーソルの状態属性に応じて、前記コンテンツヘのアクセス方法又は操作内容を変更するアクセス操作部と、
前記イベント監視部で検知したマウスイベントから、利用者が意図する操作内容を判別して、前記登録操作部、解放操作部、及びアクセス操作部を択一的に選択するイベント判別部と、
を備えること、
を特徴とするマウスカーソルの多機能化装置。Monitors a mouse event based on a mouse operation, and, when the mouse event occurs for an icon on the desktop displayed on the screen of the information device or a hyperlink on the window of the application, anchor information relating to the icon or the hyperlink. An event monitoring unit that acquires
A registration operation unit that registers the anchor information acquired by the event monitoring unit when a registration operation occurs in a storage unit that stores a state attribute of a mouse cursor;
A release operation unit for deleting a state attribute of a mouse cursor registered in the storage unit when a release operation occurs;
When an access operation to the content indicated by the icon or the hyperlink occurs, the storage unit is referred to, and according to the anchor information and the registered state of the mouse cursor, an access method or an operation content to the content is performed. An access operation unit for changing
From the mouse event detected by the event monitoring unit, to determine the operation content intended by the user, the registration operation unit, the release operation unit, and an event determination unit that selects an access operation unit,
Having,
A multifunctional device for a mouse cursor, characterized in that:
利用者によるマウスの操作を監視し、デスクトップ上のアイコン又はアプリケーションのウインドウ上のハイパーリンクに対するマウスイベントの発生を検知するマウスイベント監視部と、
前記マウスイベント監視部でイベント検知時、マウスイベントが発生した該アイコン又は該ハイパーリンクに関するアンカ情報を、外部アプリケーションに照会して取得するアンカ情報取得部とを備えること、
を特徴とする請求項１に記載のマウスカーソルの多機能化装置。The event monitoring unit,
A mouse event monitoring unit that monitors a mouse operation by a user and detects occurrence of a mouse event with respect to an icon on a desktop or a hyperlink on an application window;
When an event is detected by the mouse event monitoring unit, anchor information regarding the icon or the hyperlink in which the mouse event has occurred is provided, and an anchor information acquisition unit that acquires the information by referring to an external application,
The mouse cursor multifunctionalization apparatus according to claim 1, wherein:
コンテンツヘのアクセス操作の発生の際に、前記記憶部を参照して、現在登録されているマウスカーソルの状態属性を取得する状態属性取得部と、
該状態属性に応じて、前記イベント監視部で取得したアンカ情報が示すコンテンツヘのアクセス方法又は操作内容を変更するコンテンツ制御部とを備えること、
を特徴とする請求項１又は請求項２に記載のマウスカーソルの多機能化装置。The access operation unit includes:
When an access operation to the content occurs, a state attribute acquisition unit that acquires the state attribute of the currently registered mouse cursor by referring to the storage unit,
A content control unit that changes an access method or an operation content to content indicated by the anchor information acquired by the event monitoring unit according to the state attribute,
The mouse cursor multifunctionalization apparatus according to claim 1 or 2, wherein:
前記ハイパーリンクが示すコンテンツのＵＲＬ名、前記アイコンのうちファイルアイコンが示すコンテンツのファイル名、前記アイコンのうちのフォルダアイコンが示すフォルダ名、前記アイコンのうちショートカットアイコンが示すアプリケーションのショートカット名であること、
を特徴とする請求項１ないし請求項３のいずれか１項に記載のマウスカーソルの多機能化装置。The anchor information is
The URL name of the content indicated by the hyperlink, the file name of the content indicated by the file icon among the icons, the folder name indicated by the folder icon among the icons, and the shortcut name of the application indicated by the shortcut icon among the icons ,
The mouse cursor multifunctionalization apparatus according to any one of claims 1 to 3, characterized in that:
登録操作部により、登録操作の発生の際に前記イベント監視部で取得したアンカ情報をマウスカーソルの状態属性を記憶する記憶部に登録する登録操作ステップと、
解放操作部により、解放操作の発生の際に前記記憶部に登録されているマウスカーソルの状態属性を削除する解放操作ステップと、
アクセス操作部により、アイコン又はハイパーリンクが示すコンテンツヘのアクセス操作の発生の際に前記記憶部を参照し、前記アンカ情報と前記登録されているマウスカーソルの状態属性に応じて、前記コンテンツヘのアクセス方法又は操作内容を変更するアクセス操作ステップと、
イベント判別部により、前記イベント監視部で検知したマウスイベントから、利用者が意図する操作内容を判別して、前記登録操作部、解放操作部、及びアクセス操作部を択一的に選択するイベント判別ステップと、
を備えること、
を特徴とするマウスカーソルの多機能化方法。The event monitoring unit monitors a mouse event based on a mouse operation, and when the mouse event occurs with respect to an icon on the desktop displayed on the screen of the information device or a hyperlink on the window of the application, the icon or the icon is displayed. An event monitoring step for obtaining anchor information about the hyperlink;
A registration operation step of registering the anchor information acquired by the event monitoring unit in a storage unit that stores a state attribute of a mouse cursor when a registration operation occurs,
A release operation step of deleting a state attribute of a mouse cursor registered in the storage unit when a release operation occurs,
The access operation unit refers to the storage unit when an access operation to the content indicated by the icon or the hyperlink occurs, and according to the anchor information and the registered state attribute of the mouse cursor, the access to the content is performed. An access operation step for changing an access method or operation content;
An event discriminating unit that discriminates the operation content intended by the user from the mouse event detected by the event monitoring unit, and selectively selects the registration operation unit, the release operation unit, and the access operation unit. Steps and
Having,
A multifunctional method of a mouse cursor characterized by the following.
前記制御部は、
前記情報機器の画面に表示された、前記マウスにより操作される第１の操作対象オブジェクトに対する第１のマウスイベントの発生の際に、前記第１の操作対象オブジェクトに関する第１の情報を取得し、これをマウスカーソルの状態属性として前記記憶部に記憶し、
前記第１のマウスイベントの発生後、前記情報機器の画面に表示された、前記マウスにより操作される第２の操作対象オブジェクトに対する第２のマウスイベントの発生の際に、前記第２の操作対象オブジェクトに関する第２の情報を取得し、
前記マウスイベントから、この情報機器の利用者が意図する操作内容を判別し、
前記判別の結果と、前記状態属性と、前記第２の情報とに基づいて、前記第１の操作対象オブジェクトを前記第２の操作対象オブジェクトで処理するように、又は前記第２の操作対象オブジェクトを前記第１の操作対象オブジェクトで処理するように、前記情報機器に指示すること、
を特徴とする情報機器に対する操作指示の処理方法。A processing method for processing an operation instruction to the information device using an event monitoring unit that monitors a mouse event generated by an operation of a mouse that performs an operation instruction to the information device, a storage unit, and a control unit. ,
The control unit includes:
Upon occurrence of a first mouse event on a first operation target object operated by the mouse displayed on a screen of the information device, acquiring first information on the first operation target object; This is stored in the storage unit as a mouse cursor state attribute,
After the occurrence of the first mouse event, when a second mouse event for a second operation target object displayed on the screen of the information device and operated by the mouse occurs, the second operation target Obtaining second information about the object;
From the mouse event, determine the operation content intended by the user of the information device,
The first operation target object is processed by the second operation target object based on the result of the determination, the state attribute, and the second information, or the second operation target object Instructing the information device to process with the first operation target object;
A method of processing an operation instruction to an information device, characterized by the following.
前記マウスにより選択されたフォルダアイコンが示すフォルダに関する情報を前記記憶部に記憶することで、前記フォルダを前記コンテンツの保存先として設定する保存先設定ステップと、
前記マウスにより前記配置されたコンテンツの中から選択されたコンテンツを、保存するコンテンツとして設定する保存コンテンツ設定ステップと、
前記保存するコンテンツとして設定したコンテンツを前記保存先として設定したフォルダに保存する保存ステップと、
を備えること、
を特徴とするコンテンツの保存方法。By using an event monitoring unit that monitors a mouse event generated by a mouse operation that gives an operation instruction to the information device, a storage unit, and a control unit, at least a folder indicated by a folder icon arranged on the desktop is used to store at least an application A storage method for storing content arranged directly on a window or by a hyperlink,
A storage destination setting step of setting the folder as a storage destination of the content by storing information about the folder indicated by the folder icon selected by the mouse in the storage unit;
Storing content setting step of setting content selected from the arranged content by the mouse as content to be stored;
A storage step of storing the content set as the content to be stored in a folder set as the storage destination,
Having,
Content storage method characterized by the following.
前記マウスの操作により選択された前記ショートカットアイコンが示すアプリケーションに関する情報を前記記憶部に記憶することで、前記ショートカットアイコンにより起動されるアプリケーションを後で選択するコンテンツを開くためのアプリケーションとして設定するアプリケーション設定ステップと、
前記マウスの操作により前記配置されたコンテンツの中から選択されたコンテンツを、前記アプリケーションで開くコンテンツとして設定する開コンテンツ設定ステップと、
前記開くコンテンツとして設定したコンテンツを前記設定したアプリケーションで開くオープンステップと、
を備えること、
を特徴とするコンテンツを所定のアプリケーションで開く方法。Using an event monitoring unit that monitors a mouse event generated by an operation of a mouse that gives an operation instruction to the information device, a storage unit, and a control unit, at least contents arranged directly or by a hyperlink on a window of the application, A method of opening at least a predetermined application started by a shortcut icon arranged on the desktop,
An application setting for storing information about an application indicated by the shortcut icon selected by operating the mouse in the storage unit, thereby setting an application started by the shortcut icon as an application for opening a content to be selected later. Steps and
An open content setting step of setting a content selected from the arranged contents by operating the mouse as content to be opened by the application,
An open step of opening the content set as the open content with the set application,
Having,
A method of opening a content characterized by the following with a predetermined application.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003132164A JP2004334705A (en) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | Multi-functionalization apparatus and method for mouse cursor, processing method for operation indication for information equipment, storage method for content, and method of opening content by prescribed application |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003132164A JP2004334705A (en) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | Multi-functionalization apparatus and method for mouse cursor, processing method for operation indication for information equipment, storage method for content, and method of opening content by prescribed application |
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|---|---|
| JP (1) | JP2004334705A (en) |
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