JP2004334454A - 知識情報の蓄積・再利用支援システム - Google Patents

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Gunji Tsukuda
軍治 佃
Toshiya Hashimoto
俊哉 橋本
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Abstract

【課題】本発明は、プロジェクトの進捗報告という定常業務の中で、プロジェクトメンバに特別な負荷を掛けることなく、ノウハウの蓄積や再利用を行い、ノウハウが蓄積・再利用を効率化することを目的とする。
【解決手段】プロジェクトの進捗報告の中で、前回報告時からの状況の変化に応じて(102、104、107)、課題、対策、対策結果のいずれかの内容の入力(105、106、108、109)や、ノウハウの検索(110)を強制し、入力した内容をノウハウとして登録する(111、112、114)。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、知識情報の蓄積・再利用を支援する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
多くのプロジェクトを抱える企業において、予定コスト/期間を超過するプロジェクト数を減少させることが収益の向上に必須である。このために、プロジェクトの状態を定期的に監査し、予定コスト/期間を超過する兆候のあるプロジェクトを早期に検出し、対策を行う必要がある。プロジェクトの状態の監査を効率よく行うために、多くの企業ではチェックポイントをチェックリストとして整理し、プロジェクトマネージャやプロジェクトメンバに展開している。チェックリストを用いたチェック作業の効率化に関して、従来の技術(例えば、特許文献1参照)では、組織で共通に利用しているチェック項目を管理するだけでなく、そのチェック項目に対する注意点、利用方法などの個人的なコメントや、個人で利用するチェック項目も管理している。また、個人的に入力した情報を参照して共通のチェック項目の追加作業を行うことも支援している。また、チェックリストを用いたチェック結果の管理も行っている。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−230957号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術により、チェック項目に関するコメントを蓄積することができる。また、蓄積したコメントを参照して、新たなチェック項目を作成することが可能になる。しかし、従来技術では、チェック項目に関するコメントの入力は任意であり、チェック者がチェック項目に関して発生した課題、課題への対策、対策結果などの情報を必ず入力するわけではない。そのため、コメントの蓄積が促進されない可能性が高く、その場合、コメントに含まれている再利用可能な有益な情報(以降ノウハウと呼ぶ)を組織で共有することが困難になる。
【0005】
また、従来技術では、ノウハウのエッセンスとなる部分と枝葉の部分がコメント中に混在するので、ノウハウの理解・再利用が困難である。
また、従来技術では、チェック項目に関するコメントを組織で共有することが可能であるが、多くのコメントが存在した場合、その中から有効なコメントを識別することができない。
【0006】
また、従来技術では、評価の悪いチェック項目に対して広範囲の社員から意見を求めることができない。
【0007】
本発明の第1の目的は、チェック者にチェック項目に関するコメントの入力を強制し、チェック項目毎のコメントの蓄積を促進するシステム及び方法を提供することである。
【0008】
本発明の第2の目的は、評価の悪いチェック項目に対して広範囲の社員から意見を求めることができるシステム及び方法を提供することである。
【0009】
本発明の第3の目的は、蓄積されたコメントから有効なコメントを識別することを可能なシステム及び方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記第1の目的を達成するため、本発明では、コメント化可能な部分とそうでない部分を分離して入力する手段を持ち、かつ、コメント化可能な部分の入力においては、課題、対策、対策結果を入力する手段を持ち、チェック項目の最新の評価結果と前回の評価結果を比較し、比較結果に基づき、不足している入力内容を入力者に通知し、不足内容がない場合、入力した課題、対策、対策結果をコメント(例えば、ノウハウ)として登録する手段を持つ。
【0011】
前記第2の目的を達成するため、本発明では、課題、対策、対策結果を入力したと同時に、入力した内容を掲示板システムに転記するために掲示板システムが外部プログラムに公開しているプログラムインタフェースを呼び出す手段を持つ。
【0012】
前記第3の目的を達成するため、本発明では、課題が発生し、かつ対策を検討中のチェック項目が存在する場合、そのチェック項目に関するコメントを検索する手段を利用するための画面へ遷移する手段と、利用可能なコメントが存在する場合、そのコメントを対策として入力する手段と、利用したコメントの評価結果を対策結果として入力する手段と、コメントの適用回数、評価内容もコメント一覧に表示させる手段を持つ。
【0013】
また、コメント検索時にコメント本体への参照回数とコメントに関係する掲示板への参照回数を取得する手段を持ち、取得した参照回数もコメント一覧に表示させる手段を持つ。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施例を図1のフローチャートと図2の機能構成図を用い詳細に説明する。
【0015】
ノウハウの蓄積・再利用支援システム201は、項目情報203に記載のチェック項目について、チェック者の端末202からのチェック結果とコメントの入力を受け付け、受け付けたチェック結果とコメントを項目別登録情報204に登録し、かつ有用なコメントについてはノウハウとして項目別ノウハウ205に登録する機能206、チェック者およびその上長の端末202からチェック状況を参照する機能207、項目別のノウハウを参照する機能208から構成されているシステムである。ノウハウの蓄積・再利用支援システム201のメニュー画面でこれらの機能の選択を行う。尚、ノウハウの蓄積・再利用支援システム201は、CPUを備え、CPUがソフトウェアに従って各処理(ステップ)を実行可能である。
【0016】
チェック者は、自分がメンバとなっているプロジェクトの状態を定期的、または非定期的に診断し、チェック結果とコメントを入力することになる。また、上長は、自分の部下がメンバとなっている複数のプロジェクトのチェック状況を参照し、必要に応じてコメントを入力することになる。
【0017】
ノウハウの蓄積・再利用支援システム201を複数プロジェクトで利用することを考えると、プロジェクトの情報やメンバの情報が必要になるが、この部分は本発明の本質ではないので説明を省略する。また、チェックリストの項目情報203は既に与えられているものと考えて以降の説明を行う。
【0018】
図1は、項目別チェック&ノウハウ編集機能206の詳細な処理フローである。
【0019】
ステップ101は、CPUがシステム利用者からのチェック項目の評価結果の入力を受付け、メモリ内の項目別登録情報204に登録するステップである。図3に評価結果の入力画面の例を示す。評価結果には「正常」「注意」「危険」の3段階がある。評価情報301は、プロジェクトの関係者のプロジェクトの参加状況のためのチェック項目「ステークホルダーの参加状況」が「危険」であることを示している。本明細書中では、「正常」を「○」、「注意」を「△」、「危険」を「×」と表現している場合もある。図4は項目別登録情報204の一部であり、項目別の評価情報の蓄積状態を示している。ステップ101では、例えば、設定ボタン302を押すと、評価情報301が401として登録される。
【0020】
ステップ102は、CPUがメモリ内の項目別登録情報204の前回と今回の評価結果を参照し、前回の評価結果が「正常」、かつ今回の評価結果が「正常」であるかどうかを判定するステップである。前回の評価結果が「正常」、かつ今回の評価結果が「正常」であるとCPUが判断した場合、次にステップ115を実行する。そうでない場合には、ステップ103を実行する。例えば、評価情報402と403より、2003/02/03の時点では、チェック項目「仕様凍結状態」に関しては次にステップ115を実行し、チェック項目「ステークホルダーの参加状況」については、次にステップ103を実行する。ステップ102は、例えば、設定ボタン302を押下したときに起動される。
【0021】
ステップ103は、システム利用者がチェック項目に関する課題、対策、対策結果を入力するステップであり、CPUは入力された内容を一時的にメモリに記憶する。図5にチェック項目に関する課題・対策・対策結果の入力画面の例を示す。ステップ103では、CPUがメモリ内の項目別登録情報204の課題・対策・対策結果の情報を参照し、既に情報が登録済みの場合には、CPUは参照した情報を入力画面に表示させる。ステップ103では、利用可能なノウハウが存在する場合、ノウハウの識別子と利用形態も入力する。利用形態には、ノウハウをそのまま適用する形態とアレンジして適用する形態がある。対策結果には、対策の評価を含む。また、ノウハウを利用した場合、利用したノウハウ自体の評価も対策結果に含める。ステップ103では、例えば、格納ボタン501を押下したときに入力情報を受け付け、次のステップに進む。
【0022】
ステップ104、105、106、107、108、109は、ステップ103で入力された情報に不足があるかどうかをCPUがチェックするステップである。
【0023】
ステップ104は、CPUがメモリ内の項目別登録情報204の前回と今回の評価結果を参照し、前回の評価結果が「正常」、かつ今回の評価結果が「危険」であるかどうかを判定するステップである。前回の評価結果が正常、かつ今回の評価結果が危険であるとCPUが判断した場合にはステップ105を次に実行し、そうでない場合には満たさない場合にはステップ107を次に実行する。
【0024】
ステップ105は、CPUがステップ103で一時的にメモリに記憶した情報の中に課題に関する情報が含まれているかどうか判定するステップである。課題が含まれていないとCPUが判断した場合、課題が未入力であることを図5のメッセージ欄504に表示し、ステップ103を再実行する。そうでない場合、ステップ106を次に実行する。
【0025】
ステップ106は、CPUがステップ103で一時的にメモリに記憶した情報の中に対策に関する情報が含まれているかどうか判断し、かつメモリ中の項目別登録情報204のノウハウ検索フラグの情報を参照し、フラグが「検索済み」になっているか判断するステップである。対策が未入力、かつノウハウ検索フラグが「検索済み」になっていないとCPUが判断した場合、ステップ110を次に実行する。そうでない場合には、ステップ111を次に実行する。
【0026】
ステップ110は、CPUがメモリ内の項目別ノウハウ205を参照し、ノウハウ一覧画面に参照したデータを転記するステップである。図6は、チェック項目別のノウハウ一覧画面の例である。例えば、ノウハウ情報601は、「課長が会議に出席しない」という課題に関するノウハウを適用実績が4回であり、適用における評価の平均が4.5であることを示している。もちろん、図6に対策や対策結果を合わせて表示しても構わない。図7は、ノウハウ参照画面の例である。ここではノウハウそのものの情報(701)だけでなく、ノウハウ適用実績の詳細(702)も表示している。ステップ110では、図6、図7の画面を用いてノウハウを参照する。また、ステップ110では、CPUがメモリ内の項目別登録情報204のノウハウ検索フラグを「検索済み」の状態に変更する。このノウハウ検索フラグはステップ106で利用している。
【0027】
ステップ110は、ノウハウ一覧参照ボタン503を押下したときにも起動する。図1のフローチャートでは、ステップ110はステップ106の後に実行するようになっているが、ステップ103の実行途中にステップ110を実行しても構わない。
【0028】
図2で示した項目別ノウハウ参照機能208は、ステップ110と同様の動作をする。ただし、システムの初期画面から直接ノウハウの検索を行う場合には、チェック項目を選択する画面が必要になる。
【0029】
ステップ111は、CPUがステップ103で一時的にメモリに記憶した情報をメモリ内の項目別登録情報204に記憶させるステップである。例えば、501の格納ボタンを押下したときに、502の情報が項目別登録情報204に登録される。
【0030】
ステップ107は、CPUがメモリ内の項目別登録情報204の前回と今回の評価結果を参照し、前回の評価結果が「危険」、かつ今回の評価結果が「正常」であるかどうかを判定するステップである。前回の評価結果が「危険」、かつ今回の評価結果が「正常」であるとCPUが判断した場合にはステップ108を次に実行し、そうでない場合にはステップ111を次に実行する。例えば、評価履歴情報404より、2003/2/17にステークホルダーの参加状況について評価した場合、ステップ111を次に実行することになる。また、評価履歴情報405より、2003/2/24にステークホルダーの参加状況について評価した場合、ステップ108を次に実行することになる。
【0031】
ステップ108は、CPUがステップ103で一時的にメモリに記憶した情報の中に対策内容に関する情報が含まれているかどうか判定するステップである。対策内容が含まれていないとCPUが判断した場合、CPUは対策内容が未入力であることを図5のメッセージ欄504に表示し、ステップ103を再実行する。そうでないとCPUが判断した場合、ステップ109を次に実行する。
【0032】
ステップ109は、CPUがステップ103で一時的にメモリに記憶した情報の中に対策結果に関する情報が含まれているかどうか判定するステップである。対策結果が含まれていないとCPUが判断した場合、CPUは対策内容が未入力であることを図5のメッセージ欄504に表示し、ステップ103を再実行する。そうでないとCPUが判断した場合、ステップ112を次に実行する。
【0033】
ステップ112は、CPUがステップ103で一時的にメモリに記憶した情報をメモリ内の項目別登録情報204と項目別ノウハウ205に登録するステップである。ステップ112では、CPUは、一時メモリの対策、対策結果をメモリ内の項目別登録情報204に登録する。また、一時メモリに利用ノウハウ、ノウハウ評価の情報が含まれている場合には、CPUは、一時メモリに記憶されている利用ノウハウの識別子に関するメモリ内の項目別ノウハウの評価数、評価の合計点、評価の平均点を参照し、評価数に1を加え、評価の総合点にノウハウ評価の点を加え、評価の平均点を(更新された評価の総合点)/(更新された評価数)に更新する。
【0034】
ステップ113は、CPUが課題・対策・対策結果に関する入力情報を画面に表示させ、ノウハウとして登録するかどうかの判断に関して利用者から情報を受付け、かつCPUは受付けた情報を参照して後続の処理を振り分けるステップである。
【0035】
図8に利用者に判断の問い合わせを行う画面の例を示す。図8では利用者が過去数回に渡り入力した情報を表示するとともに、ボタンを押下し、利用者の判断を入力する。例えば、ボタン801を押下した場合、CPUはノウハウとして登録すると判断し、次にステップ114を実行する。また、ボタン802を押下した場合、CPUはノウハウとして登録しないと判断し、次にステップ115を実行する。
【0036】
ステップ114は、CPUがステップ113で画面に表示させた情報をメモリ内の項目別ノウハウ205に記憶するステップである。例えば、ボタン802を押下した場合、ノウハウ803を項目別ノウハウ205に登録する。
【0037】
ステップ115は、CPUが過去に入力したメモリ内の項目別登録情報204の課題・対策・対策結果とコメントの情報を参照し、CPUが参照した情報を画面に表示し、かつ利用者が新規に入力したコメント情報をCPUが受付け、CPUが受付けた情報をメモリ内の項目別登録情報204に登録するステップである。図9にコメント入力画面の例を示す。例えば、ボタン901を押下した場合、CPUは利用者が入力したコメント902を項目別登録情報204に登録する。図5では、ノウハウとして再利用可能な情報を登録することを意図しており、対策方法が不明な場合などの状況を入力するための画面ではない。状況説明などのためのコメント入力は図9から行う。903は過去に入力した課題・対策・対策結果とコメントを統合した入力情報の履歴を示している。「課題」「対策」「対策結果」を文字列に含む904、906、908は図5から入力した情報であり、905、907は図9から入力した情報である。
【0038】
ステップ102、104、107では、正常(○)、危険(×)の評価結果のみ考慮しており、注意(△)の評価結果について特に触れていない。これらのステップでは、注意(△)は常に危険(×)として扱う方法や、一旦危険(×)になった後の注意(△)は危険(×)として扱うが一旦正常(○)になった後の注意(△)は正常(○)として扱う方法が考えられる。両者の違いは、正常(○)から注意(△)に遷移したときに、課題の入力を行うかどうかであり、前者では入力し、後者では入力しないことになる。
【0039】
チェック状況参照機能207は、CPUが利用者自身、および利用者の部下がメンバとなっているプロジェクトのチェック結果に関してメモリ内の項目別登録情報204を参照し、参照した情報を画面に表示させ、かつCPUが受付けたコメント情報をメモリ内の項目別登録情報204に登録する機能である。
【0040】
図18にCPUが利用者自身、および利用者の部下がメンバとなっているプロジェクトのチェック結果に関してメモリ内の項目別登録情報204から参照した情報を画面に表示した例を示す。これは、ノウハウの蓄積・再利用支援システム201の利用者に関係するプロジェクトが3つあり、それぞれのプロジェクトについてのチェック結果を表示している。また、図18の評価結果ボタンを押下し、コメント入力画面に画面遷移させることにより、特定のチェック項目についてのコメントの参照・入力が可能になる。例えば、評価ボタン1801を押下すると、プロジェクト「AAA」のチェック項目「ステークホルダーの参加」についてのコメント入力画面である図9が表示される。図9からコメントが入力された場合、CPUはその情報をメモリ内の項目別登録情報へ登録する。
【0041】
本実施例では、1つの課題に対し、1つの対策を記入する場合について説明した。しかし、1つの課題に対し、複数の対策を行う場合もある。この場合、1つの課題に対して、複数の対策と対策結果のセットを入力できるように図5などを修正すればよい。
【0042】
本実施例では、利用したノウハウの評価を行った場合、その評価値を利用したノウハウの評価としてだけ利用している。しかし、利用したノウハウが別のノウハウをアレンジして利用している場合もある。よって、このようなノウハウの依存関係がある場合、依存先のノウハウの評価値としても利用することが考えられる。
【0043】
プロジェクトの実行中にプロジェクトで得たノウハウを蓄積することはあまり行われていない。これは、通常の業務が忙しくで、ノウハウをしてまとめる時間が取れないためである。また、プロジェクト終了後になると、プロジェクト中の記憶が曖昧になり、ノウハウとしてまとめることが困難になってくるし、各プロジェクトメンバは直ぐに別のプロジェクトのメンバになるため、ノウハウを書き出す時間が取れない場合が多い。
【0044】
一般的にノウハウは「課題」「対策」「対策結果」という構造を持っている。本実施例によれば、プロジェクトに関する定期的な進捗報告としてプロジェクトマネージャが入力した「課題」「対策」「対策結果」の内容をノウハウとして蓄積することになる。よって、プロジェクトマネージャにとって、ノウハウを書き出すという特別の意識を持つことなく、ノウハウを作成できるようになる。
【0045】
また、本実施例によれば、対策を検討する過程でノウハウの検索を行い、対策結果を入力する時点で利用したノウハウの評価を行うことを強制するので、ノウハウの蓄積に加え、ノウハウの再利用も促進することになる。
【0046】
本発明の第2の実施例を図10の機能構成図を用い詳細に説明する。
【0047】
第2の実施例は、第1の実施例と相違している部分のみ説明する。
【0048】
第2の実施例のノウハウの蓄積・再利用支援システム201は、チェック項目を編集する機能1001と項目別ノウハウを編集する機能1002から構成されている。
ノウハウの蓄積・再利用支援システム201は、チェック項目を編集する機能1001、項目情報203に記載のチェック項目について、チェック者の端末202からのチェック結果とコメントの入力を受け付け、受け付けたチェック結果とコメントを項目別登録情報204に登録し、かつ有用なコメントについてはノウハウとして項目別ノウハウ205に登録する機能1002、チェック者およびその上長の端末202からチェック状況を参照する機能207、項目別のノウハウを参照する機能208から構成されているシステムである。ノウハウの蓄積・再利用支援システム201のメニュー画面でこれらの機能の選択を行う。
【0049】
蓄積・再利用支援システムは、掲示板システム1003と連携しており、掲示板システムが外部プログラムに公開しているプログラムインタフェース(以降API : Application Program Interfaceと呼ぶ)を呼び出すことによって、蓄積・再利用支援システムから入力した課題、対策、対策結果を掲示板システムへ転記する。
【0050】
チェック項目編集1001は、主にシステム管理者が利用する機能であり、プロジェクトの状態をチェックするための項目を編集する機能である。CPUは利用者の編集情報を受付け、受付けた内容に基づき、メモリ内の項目情報203を更新し、かつCPUは新たな掲示板を作成するための掲示板システムのAPIを呼び出す。図11は、チェック項目の編集画面の例である。例えば、削除ボタン1101を押下すると、CPUはチェック項目「仕様凍結状況」をメモリ内の項目情報203から削除する。また、設定ボタン1102を押下すると、CPUは入力欄1103に入力された文字列をメモリ内の項目情報203に登録すると同時に、CPUは新たな掲示板を作成するための掲示板システムのAPIを呼び出す。このときの掲示板システム1003の掲示板一覧画面の例を図12に示す。1201の部分が1102を押下したときに新たに追加された部分である。
【0051】
図13は、項目別ノウハウ編集機能1002の詳細なフローチャートであり、図1のフローチャートとほぼ同じものである。図13を用いて、第1の実施例と異なる部分を中心に説明する。
【0052】
ステップ1301は、CPUが掲示板上に新規投稿するための掲示板システムのAPIの引数に、ステップ103で一時的にメモリに記憶した情報を設定し、かつ引数を設定したAPIをCPUが呼び出すステップである。図14は、ステップ1301の詳細なフローチャートを示している。
【0053】
ステップ1401は、CPUがステップ103で一時的にメモリに記憶した課題と関連付けられている掲示板システム上のスレッドの識別子が存在するかどうかを、メモリ内の項目別登録情報204を参照することにより判断するステップである。課題に関連するスレッドの識別子が項目別登録情報204に存在しないとCPUが判断した場合、CPUは次にステップ1402を実行し、そうでない場合、次にステップ1403を実行する。なお、掲示板システム上のスレッドの識別子はステップ1402で登録されるものである。
【0054】
ステップ1402は、CPUは掲示板システムに新規のスレッドを登録するためのAPIの引数にチェック項目の名称と課題の内容を設定し、CPUがAPIを呼び出し、かつCPUは、APIのリターン値として得られるスレッドの識別子をステップ103で一時的に記憶した課題にリンクさせてメモリ内の項目別登録情報204に登録するステップである。APIでは、チェック項目名を掲示板名、設定した課題の内容を掲示板に登録する情報として扱う。
【0055】
ステップ1402では、例えば、図5に示した情報を項目別登録情報204に登録する場合、CPUはチェック項目「ステークホルダーの参加状況」、課題「顧客側ステークホルダーが会議に参加しない」を掲示板システム1003のAPIの引数に設定し、かつ掲示板システム1003のAPIを呼び出す。その結果として、掲示板システム1003内の掲示板「ステークホルダーの参加状況」(図15)に新たなスレッド1501が作成され、課題が1502として表示される。なお、この時点では、スレッド1501中の1502以外の部分は存在しない。
【0056】
ステップ1403は、CPUがステップ103で一時的にメモリに記憶した情報に対策または対策結果が含まれているかどうか判断するステップである。CPUが一時的にメモリに記憶した情報に対策または対策結果が含まれていると判断した場合、次にステップ1404を実行し、そうでない場合、次にステップ115を実行する。
【0057】
ステップ1404は、CPUがステップ103で一時的にメモリに記憶した課題と関連付けられているスレッドの識別子をメモリ内の項目別登録情報204から参照し、参照したスレッド識別子と対策、または対策結果の内容を掲示板システムに記事を投稿するためのAPIの引数として設定し、かつ引数を設定したAPIを呼び出すステップである。1505、1507はCPUが掲示板システムのAPIを呼ばした結果、掲示板システム上に対策、および対策結果が投稿された例である。
【0058】
一般端末1004を利用して掲示板システム1003に直接メッセージを登録することも可能である。例えば、1503、1504、1506が直接掲示板に入力されたメッセージである。ノウハウの蓄積・再利用支援システム201から掲示板システム1003のAPIを呼び出して自動的に転記されたメッセージには「自動転記」などの識別子を付加している。そのため、ノウハウの蓄積・再利用支援システム201から転記されたメッセージと直接入力したメッセージの区別が可能になっている。
【0059】
ステップ1302は、CPUが掲示板上に新規投稿するための掲示板システムのAPIの引数に、ステップ103で一時的にメモリに記憶した情報を設定し、かつ引数を設定したAPIをCPUが呼び出すステップである。ステップ1302の処理そのものはステップ1301と同様であるが、前後するステップがステップ1301とは異なる。
【0060】
ステップ1303は、CPUがメモリ内の項目別ノウハウ205を参照し、ノウハウ一覧画面に参照したデータを転記するステップである。図16は、チェック項目「ステークホルダーの参加状況」に関するノウハウ一覧画面の例である。図17は、特定のノウハウに関する参照画面の例である。
【0061】
ステップ1303では、まずCPUはメモリ内の項目別ノウハウ205を参照し、ノウハウID、課題、適用評価平均値、ノウハウ参照回数、スレッド参照回数をノウハウ一覧画面(図16)に転記する。
【0062】
ステップ1303では次に、システム利用者が図16から特定のノウハウのIDをクリックしたとき、CPUは、ノウハウIDを取得し、取得したノウハウIDに関するノウハウ情報をメモリ内の項目別ノウハウ205を参照し、課題、対策、利用ノウハウ、対策結果、対策評価、ノウハウ評価、掲示板スレッドの識別子をノウハウ参照画面(図17)に転記する。また、CPUは図17に表示したノウハウ関するメモリ内の項目別ノウハウ情報205のノウハウ参照回数に1を足す。
【0063】
ステップ1303では、さらに利用者がノウハウ参照画面(図17)に表示しているスレッドの識別子、例えば1701をクリックしたときに、CPUは掲示板システムにスレッドの識別子を送信する。CPUからのスレッドの識別子の送信を受付けた掲示板システムでは、そのノウハウに関する掲示板のスレッドを表示することになる。また、CPUは図17に表示したノウハウ関するメモリ内の項目別ノウハウ情報205のスレッド参照回数に1を足す。
【0064】
ステップ1303では、CPUはノウハウ参照画面(図17)を表示した回数、およびノウハウに関するスレッドを参照した回数に関して、メモリ内の項目別ノウハウ205を増加させている。ただし、ある課題に対してノウハウを適用しようとしている利用者が何度も同じノウハウを参照する可能性があるので、同一利用者が一定時間内に同一ノウハウを参照しても1回しかカウントされない、というような工夫が必要になる。
【0065】
図16では、例えば、ノウハウ情報1601は、「課長が会議に出席しない」という課題に関するノウハウを適用した回数が4回であり、適用における評価の平均が4.5であり、ノウハウ参照画面(図16)による参照回数が10回であり、そのノウハウに関する掲示板のスレッドの参照回数が15回であることを示している。適用したノウハウとその評価は、ノウハウの蓄積・再利用支援システム201の利用者が入力する必要がある。そのため、実際はノウハウが何度も利用されているが、記録上はノウハウの適用が全然進んでいない、というケースも考えられる。例えば、ノウハウ情報1602、1603の場合、記録上はノウハウが全然利用されていないが、実態を表しているとは限らない。このようなノウハウが数多く含まれている場合には、どのノウハウが優れているか簡単に判断できない。そこで、システムで自動的に取得可能な情報であるノウハウ参照回数と掲示板スレッド参照回数もノウハウ一覧画面(図16)で表示させ、利用者のノウハウ選択の支援をしている。
【0066】
ステップ1304は、CPUがステップ113で画面に表示させた情報をメモリ内の項目別ノウハウ205に記憶するステップである。スレッドの識別子も格納するようになっている部分のみステップ114と異なる。
【0067】
第2の実施例では、ノウハウの蓄積・再利用支援システム201から入力したすべての「課題」「対策」「対策結果」を掲示板システムへ転記するように記載している。しかし、利用者個人や組織単位で掲示板に転記するかどうかの判断を行いたい場合もある。その場合には、第2の実施例に対して、掲示板システムと連動するかどうかを設定可能にし、設定情報に基づいて掲示板システムのAPIを呼び出すかどうか制御する部分を追加すればよい。
【0068】
また、第2の実施例では、自動的に転記したメッセージにノウハウの蓄積・再利用支援システム201の利用者の名前を付加している。しかし、プロジェクトの内情を知られたくない、などの理由で掲示板へは匿名で投稿したい場合もある。その場合には、掲示板システムのAPIの引数の投稿者名欄を匿名で設定し、APIを呼び出すように変更すればよい。
【0069】
また、第2の実施例では、掲示板から直接投稿されたメッセージを参照する場合、掲示板システムへ直接アクセスすることを想定している。しかし、掲示板システムから直接入力されたメッセージを「課題」などを入力した利用者に通知してほしい場合も考えられる。掲示板システムには、あるスレッドに対して新たなメッセージを投稿した場合、そのスレッドを起こした利用者に対してメッセージがメールで通知される機能を持っている掲示板もある。「課題」などの入力者に通知したい場合には、Kスクエアのような掲示板システムを連携する掲示板として利用し、掲示板システムのAPIの引数の投稿者メールアドレス欄に課題入力者のメールアドレスを設定し、APIを呼び出すように変更すればよい。また、ノウハウの蓄積・再利用支援システム201では利用者のメールアドレスも管理するように拡張する必要もある。
【0070】
また、上記の場合、掲示板システム自身が1つのメールアドレスを持ち、掲示板に新しいメッセージが投稿された場合、それを掲示板システムにメールで通知することも考えられる。通知されたメールの内容を解析することにより、投稿されたメッセージを図9のコメント履歴に反映させることは技術的に可能である。
【0071】
本実施例により、プロジェクトの進捗報告を行ったタイミングで、その「課題」「対策」「対策結果」の内容を掲示板システムに自動的に転記することが可能になる。プロジェクトの進捗データはプロジェクト外のメンバには公開されないことが多い。このため、プロジェクト外のメンバに広く意見を求めることが困難な場合がある。掲示板に匿名で自動的に内容を掲示することにより、プロジェクトに閉じた世界だけでなく、より多くの人から有益な情報を得ることが可能になる。チェック項目毎に掲示板を設定するので、チェック項目、またはチェック項目のカテゴリ毎に専門家が存在している場合には、プロジェクトの進捗を行うシステム上で内容を参照(プロジェクト単位で内容を参照)するよりも掲示板システムで内容を参照(チェック項目単位で内容を参照)した方が効率よくアドバイスを行うことが可能になる。
【0072】
また、課題解決までの詳細な経緯が掲示板のスレッドに記載されることになり、そのスレッドのULRもノウハウの一部として登録されるので、ノウハウ利用者はそのノウハウに対してより深い理解を得ることが可能になる。
【0073】
また、ノウハウの蓄積・再利用支援システム201では、ノウハウ自体の参照回数と課題解決までの詳細経緯であるスレッドの参照回数を自動的に取得し、それをノウハウの評価情報として表示している。よって、ノウハウの蓄積・再利用支援システム201の利用者が積極的にノウハウの評価を行わない場合でもノウハウの選別が可能になり、利用者が効率よく既存のノウハウを検索することが可能になる。
【0074】
【発明の効果】
本発明のコメントの蓄積・再利用支援システムにより、以下のような効果がある。
(1)プロジェクトの進捗報告という定常業務において、コメント化も意識して進捗を報告するようになり、複数回の報告をまとめたものをコメントとして蓄積可能になる。
(2)プロジェクトの進捗報告という定常業務において、課題の発生を報告した場合、過去に蓄積されているコメントの検索を行う画面へ遷移し、対策が終了した時点で適用したコメントの評価を入力しないと報告業務がシステム上で完了しないので、コメントの再利用が促進される。
(3)プロジェクトの進捗報告を行ったタイミングで、その「課題」「対策」「対策結果」の内容を掲示板システムに自動的に転記されるので、プロジェクトの関係者だけでなく、より多くの人から有益な情報を得ることが可能になる。
(4)コメント利用者は、利用しようとしているコメントに関する掲示板のスレッドを参照することにより、そのコメントの課題解決までの経緯を理解することが可能になる。よって、コメントに関してより深い理解を得ることができる。
(5)コメントの蓄積・再利用支援システムの利用者が積極的にコメントの評価を行わない場合でも、コメント一覧にはコメント自体の参照回数とコメントに関する掲示板のスレッドの参照回数が表示されているので、コメント一覧から有効なコメントが選別できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における項目別チェック&ノウハウ編集機能のフローチャート
【図2】第1の実施例の機能構成図
【図3】評価結果入力画面
【図4】項目別登録情報の一部
【図5】課題・対策・対策結果の入力画面
【図6】第1の実施例におけるノウハウ一覧画面
【図7】第1の実施例における個別のノウハウの参照画面
【図8】ノウハウ登録画面
【図9】コメント入力画面
【図10】第2の実施例の機能構成図
【図11】チェック項目編集画面
【図12】掲示板一覧画面
【図13】第2の実施例における項目別チェック&ノウハウ編集機能のフローチャート
【図14】ステップ1301のフローチャート
【図15】掲示板の画面
【図16】第2の実施例におけるノウハウ一覧画面
【図17】第2の実施例における個別のノウハウの参照画面
【図18】チェック結果参照画面
【符号の説明】
101…項目別のチェック結果を入力するステップ、103…課題・対策・対策結果を入力するステップ、110…ノウハウを参照するステップ、111…入力情報を登録するステップ、114…入力情報をノウハウとして登録するステップ、115…コメントを入力するステップ、1301・・・入力情報を掲示板システムへ通知するステップ、1402…課題内容を掲示板システムへ通知するステップ、1404…対策と対策結果の内容を掲示板へ通知するステップ。

Claims (5)

  1. チェックリストの各項目に関する評価結果とコメントを利用して、知識情報の蓄積及び再利用を支援するシステムにおいて、
    各項目の評価結果の入力を受ける手段と、
    各項目の課題及び対策及び対策結果の入力を受ける手段と、
    前記評価結果と前記課題及び対策及び対策結果をデータベースに登録する手段と、
    登録済みの前記課題及び対策及び対策結果を新規の知識情報として登録する手段を持ち、
    前記評価結果と前記課題及び対策及び対策結果をデータベースに登録する手段は、最新の評価結果が前回の評価結果より悪化している場合で前記課題が未入力の場合に、入力された情報の登録を行わず、前記課題が未入力であることを利用者に通知し、最新の評価結果が前回の評価結果より改善された場合で前記対策または対策結果が未入力の場合に、入力された情報の登録を行わず、前記対策または対策結果が未入力であることを前記利用者に通知し、
    前記登録済みの課題及び対策及び対策結果に関する内容を新規の知識情報として登録する手段は、前記利用者が知識情報として登録すると判断した場合に、登録済みの前記課題及び対策及び対策結果を知識情報として登録することを特徴とする知識情報の蓄積・再利用支援システム。
  2. 請求項1記載の知識情報の蓄積・再利用支援システムにおいて、
    さらに、蓄積された知識情報を表示する手段を持ち、
    各項目の課題及び対策及び対策結果の入力を受ける手段は、利用可能な知識情報があれば、その知識情報の識別子と適用方針も対策として入力を受けると共に、対策そのものの評価と利用した知識情報の評価も対策結果として入力を受け、前記評価結果と課題及び対策及び対策結果をデータベースに登録する手段は、前記最新の項目結果が前回の評価結果より悪化している場合で前記対策が未入力かつ知識情報の検索を未実施である場合に、入力された情報の登録を行わず、前記蓄積された知識情報を表示する手段を前記利用者に利用可能にすることを特徴とする知識情報の蓄積・再利用支援システム。
  3. 請求項2記載の知識情報の蓄積・再利用支援システムにおいて、
    当該知識情報の蓄積・再利用支援システムは、掲示板システムとネットワークを介して接続され、
    さらに、前記チェックリストの項目を編集する手段を持ち、
    前記チェックリストの項目を編集する手段は、前記チェックリストの項目を追加した場合に、前記掲示板システムが外部プログラムに公開している掲示板を追加するためのプログラムインタフェースを記憶装置から呼び出し、
    前記評価結果と課題及び対策及び対策結果をデータベースに登録する手段は、前記課題及び対策及び対策結果に関する内容を前記データベースに登録すると共に、前記掲示板システムが外部プログラムに公開している掲示板に投稿するためのプログラムインタフェースを記憶装置から呼び出し、
    前記登録済みの課題及び対策及び対策結果を新規の知識情報として登録する手段は、前記掲示板システム上での投稿した内容の位置情報も前記知識情報として登録することを特徴とする知識情報の蓄積・再利用支援システム。
  4. 請求項3記載の知識情報の蓄積・再利用支援システムにおいて、
    前記蓄積された知識情報を表示する手段は、知識情報の一覧表示をする場合に、知識情報本体の参照回数と掲示板の参照回数も表示することを特徴とする知識情報の蓄積・再利用支援システム。
  5. 知識情報が知識情報本体とその関連情報から構成されており、
    知識情報本体を参照した回数と、知識情報の関連情報を参照した回数を蓄積する手段と、
    知識情報の一覧を表示する手段を持ち、
    知識情報の一覧を表示する手段は、知識情報名称などと共に、知識情報本体への参照回数と関連情報への参照回数も表示することを特徴とする、知識情報の蓄積・再利用支援システム。
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