【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベースと昇降板とを昇降機構で連結することにより、昇降板の高さを調整可能としたベッドであって、殊に、昇降板がベースより大きいサイズである場合に好適な昇降式ベッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】
昇降板（床部）の高さを自由に調節できる昇降式ベッドは、介護者のみならず介護が必要な患者にとっても重宝なものである。
この種のベッドとしては、これまでに例えば特許文献１、特許文献２に記載の技術等が知られている。
特許文献１に記載の昇降式ベッドは、脚付きベースと昇降板とを昇降機構で連結し、昇降板を斜め方向に移動させる構造が採られている。
又、引用文献２に記載の昇降ベッドは、脚なしのベースと昇降板とを昇降機構で連結し、昇降板を垂直方向に移動させる構造となっている。
【０００３】
【特許文献１】
特開平５−１７６８２９号公報
【特許文献２】
特開２００２−１２５８０７号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献１に記載の昇降式ベッドは、昇降板を上昇操作すると昇降板はべースに対して横にずれる、言い換えれば片端側が昇降板の真下から外側に出張った状態となるので、その出っ張った部分を踏み台代わりに利用して作業することができるが、その作業中に昇降板を下降させると、昇降板が膝に当ったり足が挟まれてしまう虞がある。
又、特許文献２に記載の昇降式ベッドでは、昇降板が垂直に移動するのでベースを踏み台代わりにすることはないが、その昇降式ベッドにあっても、足の先がベースにかかっていると、昇降板を下げた際に足の先を挟んでしまう虞れがある。
【０００５】
足を挟まれないようにするためには、足が昇降板の下に当たる領域に入れないように気を付けていなければならないが、前のめり姿勢で介護者を抱き上げる際には、できるだけ体を昇降板に近づけた方が安定する。
そのため、ベースが昇降板より小さいと、足の先がベースにかからないにしろ昇降板の下のエリアに入り込んだ状態で作業することが多くなり、その状態で昇降板を下げた時に足を挟みやすい。
特許文献２に開示の昇降式ベッドでは、昇降板の下に子供が潜り込むなどしたことをセンサで検知し、適切な措置、対策を施すことを可能とはしているが、昇降板の真下に当たるエリアとその外側のエリアとの境界部分における検知精度や、検知できない死角をなくせない等といった検知能力との絡みから、足が挟まれることを完全に防止することができない。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、足を挟まれてもその被害を最小限に食いとめることを目的とした昇降式ベッドであって、その構成は、ベースとそのベースの基準面より大きい昇降板を、基準面の真上に当たる空間内のみを動作エリアとした昇降機構で連結し、前記昇降板を、基準面と同じサイズの本体部分と、その外側に当たるオーバーサイズ部分とに分割し、オーバーサイズ部分を本体部分に対して上方へ待避動作可能としたことにある。
ここで、ベースの基準面とは、昇降機構の動作エリアを網羅した仮想領域の広さを指したもので、実際のベースが占める領域に一致させる必要はなく、実際のベースより大きい場合や小さい場合も含まれる。
【０００７】
前記オーバーサイズ部分は、本体部分の全周を囲む枠体形状に設定することができ、又、オーバーサイズ部分は、本体部分の外周に突設された係止部に乗せ掛け支持することができる。
そして昇降板の表面に、本体部分と縁取り部分とに跨って一枚の薄い畳を敷設したり、昇降機構の動作エリアの周囲を蛇腹式カバーで覆ったり、昇降機構を縮めた折り畳み高さを、普通の畳１枚分の厚さと同じに設定することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
この昇降式ベッドは、図１に示すように、ベース１と、そのベース１より一回り大きく形成された昇降板２とが、Ｘ型平行リンク３ａと油圧シリンダ機構３ｂとで構成され、ベースの真上に当たる空間内を動作エリアとした昇降機構３（図２参照）によって連結されており、図示しない油圧ポンプから送られる油圧の力で動作する油圧シリンダ機構３ｂよって昇降板２の高さを自由に調節することができる。
【０００９】
昇降板２は、基準面に一致した寸法に枠組みされたベース１と同じサイズの本体部分２ａと、その本体部分２ａの周りを取り囲むオーバーサイズ部分２ｂとに分割されており、本体部分２ａは鋼板の周縁を下方に折り曲げることにより形成され、底面は空洞になっている。
オーバーサイズ部分２ｂも底面を空洞とすることはできるが、実施例では軽量の木材で形成され、本体部分２ａの外周に突設された係止部４，４・・に乗せ掛け支持されている。
又、本体部分２ａにオーバーサイズ部分２ｂを組み合わせて表面をフラットとした昇降板２には、その全面に、本体部分２ａとオーバーサイズ部分２ｂとに跨って薄い畳５が敷設される。
更に、基準面（ベース１）の上方に当たるエリアは、昇降板２の本体部分２ａとベース１との間に蛇腹６が取り付けられていて、昇降機構３の回りを蛇腹６で覆っている。
【００１０】
昇降板２は、オーバーサイズ部分２ｂの外形寸法を畳のサイズに合わせるべく、縦９００ｍｍ、横１８００ｍｍ、厚さが５０ｍｍに形成されており、昇降機構３は昇降板２を一番下まで降ろした状態、即ち、縮めた折り畳み時に畳と同じ寸法になるように設定されている。
従って昇降板２が一番下まで降ろされると、昇降板２の裏側空洞部内にベース１と昇降機構３とが納まって畳と同じ寸法となるので、既存の畳と入れ替え、和室に違和感なく埋め込み設置することができ（図３参照）、その上に布団７を敷けば、畳に敷いた布団の上で寝ている雰囲気を体感することができるし、必要に応じて昇降機構を作動させれば、高さ調整可能な昇降式ベッドとして利用できる。
尚、昇降式ベッドとして利用する場合は、昇降板の側縁にガード８・８を取り付けることが望ましい。
【００１１】
このようにして埋め込み設置された場合は、昇降板を上げた状態で昇降板が抜け出て空いた凹部内には足を入れないように気を付けるが、介護に没頭していて気が付かないこともあり得る。
ましてや埋め込み設置されていない場合であると、フロア面に凹部がないので、足の位置など気にせず、図４の（ａ）に示すように、蛇腹６で覆われたエリアの外ではあるが、昇降板２の下に当たるエリアに足９がかかったまま、昇降板２を強引に降ろし、図４の（ｂ）に示すように、足９の先を昇降板２（２ｂ）の下に敷いてしまい兼ねず、ベース１が昇降板２より小さければその傾向はより強い。
【００１２】
実施例の昇降式ベッドは、本体部分２ａの下に当たるエリアが蛇腹６で囲まれているので、少なくともその蛇腹６中に足を踏み入れることはなく、仮にオーバーサイズ部分に当たるエリアに足９を踏み入れていても、昇降板２が降りてきて足９の上に乗れば、オーバーサイズ部分２ｂが浮き上がるため、痛さを感じることもない（図５）。
【００１３】
オーバーサイズ部分２が、本体部分２ａの周りを取り囲む枠体形状に設定されていれば、どの位置にいても足の上にオーバーサイズ部分が乗るように配置できるので、信頼性に優れ、そのオーバーサイズ部分は、図６の（ａ）に示すように、４分割してオーバーサイズ部分２ｃ、２ｃ・が個々に浮き上がるようにもできる。
尚、壁際に配置したり数珠つなぎされる専用のタイプでは、昇降板２に、一方の片側縁のみを設定したり、図６の（ｂ）に示すように、対向する両側縁にオーバーサイズ部分２ｄ、ｄを設定したり、図６の（ｃ）に示すように、３辺に沿ってコ字状にオーバーサイズ部分２ｅを設定することができる。
【００１４】
又、昇降機構を縮めた折り畳み時の高さを畳の厚さと等しくすれば、畳と交換することによって埋め込み式として利用できるが、埋め込み式にこだわらなければ、折り畳み時の高さを畳の厚さ以上にしても差し支えなく、昇降機構は周知の様々なタイプから選択できるし、昇降板の表面に敷設した薄い畳を省略したり、昇降機構にストッパを設けることもできる。
【００１５】
尚、本体部分と分割されているオーバーサイズ部分を上方へ待動作可能とする手段は、係止部に乗せ掛ける以外、ヒンジにて上方へ折り曲げ可能に連結するなど、適宜変更可能である。
【００１６】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、昇降板が、昇降機構によってベースと連結されている本体部分とその本体部分と別体のオーバーサイズ部分とに分割され、而もオーバーサイズ部分は本体部分に対して上方へ待避動作するので、昇降板の下に足を踏み入れたまま下降動作させても、昇降板が足の上に乗った場合には、オーバーサイズ部分が浮き上がり、昇降板で足を挟まれたとしても痛くない。
そして、オーバーサイズ部分を、本体部分の周りを取り囲む枠体とすれば、どの位置にいても足挟み事故が防止され、オーバーサイズ部分を本体部分の外周に突設された係止部に乗せ掛け支持すれば、簡単な構造で目的達成ができる。
又、昇降板の表面に、本体部分とオーバーラップ部分とに跨って一枚の薄い畳を敷設すれば、畳の上に敷いた布団の上で休んでいる感覚を味わうことができ、更に、昇降機構の動作エリアの周囲を蛇腹式カバーで覆えば、本体部分に子供がもぐり込んだり介護者が足を踏み入れることも完全に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の昇降式ベッドを、昇降板からオーバーサイズ部分と薄い畳とを分離して示した説明図である。
【図２】昇降板を上昇させた状態を示した説明図である。
【図３】昇降板を降した状態を示した説明図である。
【図４】（ａ）、（ｂ）は、介護中の一例を示した説明図である。
【図５】降りてきた昇降板が足の上に乗った状態を示した説明図である。
【図６】オーバーサイズ部分の変更パターンを示した説明図である。
【符号の説明】
１・・ベース、２・・昇降板、２ａ・・本体部分、２ｂ、２ｃ、２ｄ、２ｅ・・オーバーサイズ部分、３・・昇降機構、３ａ・・Ｘ型平行リンク、３ｂ・・油圧シリンダ機構、４・・係止部、５・・薄い畳、６・・蛇腹、７・・布団、８・・ガード、９・・足。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a bed in which the height of an elevating plate can be adjusted by connecting a base and an elevating plate by an elevating mechanism. About bed.
[0002]
[Prior art]
An elevating bed in which the height of an elevating plate (floor) can be freely adjusted is useful not only for caregivers but also for patients who need nursing care.
As this type of bed, for example, the techniques described in Patent Documents 1 and 2 have been known.
The lifting bed described in Patent Literature 1 has a structure in which a base with legs and a lifting plate are connected by a lifting mechanism, and the lifting plate is moved in an oblique direction.
Further, the lifting bed described in Patent Document 2 has a structure in which a base without legs and a lifting plate are connected by a lifting mechanism, and the lifting plate is moved in a vertical direction.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-5-176829 [Patent Document 2]
JP 2002-125807 A
[Problems to be solved by the invention]
In the lifting bed described in Patent Document 1, when the lifting plate is lifted, the lifting plate is shifted laterally with respect to the base. In other words, one end is in a state of traveling from directly below the lifting plate to the outside. Although the work can be performed by using the bent portion instead of a step, if the lift plate is lowered during the work, there is a risk that the lift plate may hit the knee or the foot may be pinched.
Further, in the lift bed described in Patent Document 2, the base does not substitute for a step because the lift plate moves vertically, but even in the lift bed, the tip of the foot rests on the base. Then, when the lifting plate is lowered, the tip of the foot may be pinched.
[0005]
To prevent your feet from being pinched, you must be careful not to get your feet into the area under the lift board.However, when lifting the caregiver in a forward leaning position, lift the body as much as possible. It is more stable when approaching.
For this reason, if the base is smaller than the lifting plate, it is common to work while the foot tip does not touch the base and enter the area under the lifting plate, and it is easy to pinch the foot when the lifting plate is lowered in that state .
In the elevating bed disclosed in Patent Document 2, it is possible to detect that a child has sneaked under the elevating plate with a sensor, and to take appropriate measures and countermeasures. It is not possible to completely prevent the foot from being pinched due to the detection accuracy at the boundary between the area and the area outside of the area and the detection ability such that undetectable blind spots cannot be eliminated.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is a lifting bed aiming at minimizing the damage even if the foot is pinched, the configuration of which is a base and a lifting plate larger than the reference surface of the base, Connected by an elevating mechanism with the operation area only in the space directly above, the elevating plate is divided into a main body part of the same size as the reference plane and an oversized part that hits the outside, and the oversized part is used as the main body part. On the other hand, it is possible to evacuate upward.
Here, the reference plane of the base refers to the size of the virtual area covering the operation area of the elevating mechanism, and does not need to match the area occupied by the actual base. The case is also included.
[0007]
The oversized portion can be set in a frame shape surrounding the entire periphery of the main body portion, and the oversized portion can be supported by being mounted on a locking portion projecting from the outer periphery of the main body portion. .
Then, on the surface of the elevating plate, lay one thin tatami mat over the main body part and the edging part, cover the periphery of the operation area of the elevating mechanism with a bellows-type cover, and reduce the folding height by reducing the elevating mechanism. Can be set to the same thickness as one ordinary tatami mat.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, this elevating bed includes a base 1, an elevating plate 2 formed to be slightly larger than the base 1, and an X-shaped parallel link 3 a and a hydraulic cylinder mechanism 3 b. The height of the lift plate 2 is freely adjusted by a hydraulic cylinder mechanism 3b which is connected by a lift mechanism 3 (see FIG. 2) having an operation area in a space directly above and operated by hydraulic pressure sent from a hydraulic pump (not shown). Can be adjusted.
[0009]
The elevating plate 2 is divided into a main body portion 2a having the same size as the base 1 framed in a dimension corresponding to the reference plane, and an oversized portion 2b surrounding the main body portion 2a. Is formed by bending the peripheral edge downward, and the bottom surface is hollow.
The bottom of the oversized portion 2b can also be hollow, but in the embodiment, it is made of lightweight wood, and is supported on the engaging portions 4, 4,... Protruding from the outer periphery of the main body portion 2a. .
In addition, a thin tatami mat 5 is laid across the main body portion 2a and the oversized portion 2b on the entire elevating plate 2 having a flat surface by combining the main body portion 2a with the oversized portion 2b.
Further, a bellows 6 is attached to the area above the reference plane (base 1) between the main body portion 2a of the lift plate 2 and the base 1, and the bellows 6 covers around the lift mechanism 3.
[0010]
The elevating plate 2 is formed to have a length of 900 mm, a width of 1800 mm, and a thickness of 50 mm so that the outer dimensions of the oversized portion 2 b match the size of the tatami mat, and the elevating mechanism 3 has lowered the elevating plate 2 to the bottom. It is set to be in the state, that is, the same size as the tatami when it is folded down.
Therefore, when the elevating plate 2 is lowered to the bottom, the base 1 and the elevating mechanism 3 are accommodated in the cavity on the back side of the elevating plate 2 and have the same dimensions as the tatami. It can be installed (see FIG. 3), and if a futon 7 is laid thereon, the atmosphere of sleeping on the futon laid on the tatami can be experienced, and the elevating mechanism can be operated as necessary. It can be used as a height adjustable bed.
In addition, when using as an elevating bed, it is desirable to attach guards 8.8 to the side edges of the elevating plate.
[0011]
When embedded and installed in this way, be careful not to put your feet in the vacant recesses when the elevating plate comes out with the elevating plate raised, but you may not notice because you are immersed in nursing care possible.
Furthermore, when it is not embedded and installed, since there is no concave portion on the floor surface, the position of the foot is not considered, and as shown in FIG. 4A, it is outside the area covered with the bellows 6. Then, with the foot 9 resting on the area under the lift plate 2, the lift plate 2 is forcibly lowered, and the tip of the foot 9 is laid under the lift plate 2 (2b) as shown in FIG. The tendency is stronger if the base 1 is smaller than the lift plate 2.
[0012]
In the elevating bed of the embodiment, since the area corresponding to the lower part of the main body 2a is surrounded by the bellows 6, at least the step is not stepped into the bellows 6, and the foot 9 is temporarily set in the area corresponding to the oversized part. However, if the elevating plate 2 comes down and gets on the foot 9, the oversized portion 2b rises, so that no pain is felt (FIG. 5).
[0013]
If the oversized portion 2 is set to have a frame shape surrounding the main body portion 2a, the oversized portion can be arranged so that the oversized portion rides on the foot at any position, so that the oversize portion 2 is excellent in reliability and the oversize portion is excellent. As shown in FIG. 6A, the size portion can be divided into four parts so that the oversized portions 2c, 2c.
In the exclusive type which is arranged near a wall or connected in a rosary, only one side edge is set on the elevating plate 2 or, as shown in FIG. 2d and d can be set, and as shown in FIG. 6C, the oversized portion 2e can be set in a U-shape along three sides.
[0014]
Also, if the height of the folding mechanism with the retracted lifting mechanism is equal to the thickness of the tatami, it can be used as an embedded type by replacing it with a tatami mat, but if you do not stick to the embedded type, the height at the time of folding is the thickness of the tatami The lifting mechanism can be selected from various known types, the thin tatami mat laid on the surface of the lifting plate can be omitted, or the lifting mechanism can be provided with a stopper.
[0015]
The means for allowing the oversized portion, which is divided from the main body portion, to be able to wait upward can be changed as appropriate, such as being connected to the hinge so as to be bent upward by a hinge, instead of being placed on the locking portion.
[0016]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the present invention, the elevating plate is divided into a main body portion connected to the base by the elevating mechanism and an oversized portion separate from the main body portion. As it retracts upward with respect to the main body part, even if it is lowered while stepping on the foot under the elevating plate, if the elevating plate gets on the foot, the oversized part rises, and the elevating plate It doesn't hurt even if your feet are caught.
And, if the oversized part is a frame that surrounds the body part, it prevents foot pinching accidents at any position, and puts the oversized part on the locking part projected on the outer periphery of the body part If supported, the object can be achieved with a simple structure.
In addition, if one thin tatami mat is laid on the surface of the elevating plate over the main body part and the overlap part, you can enjoy the feeling of resting on the futon laid on the tatami mat, If the area around the operation area of the elevating mechanism is covered with a bellows-type cover, it is possible to completely prevent a child from getting into the main body and a caregiver from stepping on the foot.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing an elevating bed of the present invention in which an oversized portion and a thin tatami are separated from an elevating plate.
FIG. 2 is an explanatory view showing a state in which a lifting plate is raised.
FIG. 3 is an explanatory view showing a state where a lifting plate is lowered.
FIGS. 4A and 4B are explanatory diagrams showing an example of nursing care.
FIG. 5 is an explanatory view showing a state in which a descending elevating plate is placed on a foot.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing a change pattern of an oversized portion.
[Explanation of symbols]
1. Base, 2. Lifting plate, 2a body part, 2b, 2c, 2d, 2e oversize part, 3. Lifting mechanism, 3a. X-type parallel link, 3b hydraulic cylinder mechanism , 4 locking sections, 5 thin tatami mats, 6 bellows, 7 futons, 8 guards, 9 feet.
