JP2004326066A - 双方向光学モジュール - Google Patents

双方向光学モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2004326066A
JP2004326066A JP2003163846A JP2003163846A JP2004326066A JP 2004326066 A JP2004326066 A JP 2004326066A JP 2003163846 A JP2003163846 A JP 2003163846A JP 2003163846 A JP2003163846 A JP 2003163846A JP 2004326066 A JP2004326066 A JP 2004326066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical module
emitting element
light emitting
receiving element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003163846A
Other languages
English (en)
Inventor
Senyuu Jo
僉▲ゆー▼ 徐
Rissei Chin
立生 陳
Kokusho Ko
國昌 胡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Industrial Technology Research Institute ITRI
Original Assignee
Industrial Technology Research Institute ITRI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Industrial Technology Research Institute ITRI filed Critical Industrial Technology Research Institute ITRI
Publication of JP2004326066A publication Critical patent/JP2004326066A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

【課題】双方向光学モジュールの提供。
【解決手段】回折光学素子(diffractive optical element)を利用し、入射光を回折させて環状光となし、受光素子(ホトダイオード)に照射し、受光素子の中央部分に発光素子(発光ダイオード)を接着し、この発光素子の発光を回折光学素子を経由して入射光源に送るようにし、双方向伝送の機能を達成した。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回折光学素子を利用し、光源装置の発射する光を回折させて環状光となして発光素子を設けた受光素子に照射し、この発光素子の発光を回折光学素子を経由して光源装置に伝送し、これにより双方向伝送の機能を達成した、双方向光学モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
幾何線形光学中の回折原理は光源端よりスリットを具えた平面に入射し、入射光の波長及びスリットの幅により、別端に異なるピッチの明暗の回折条紋を発生させる、というもので、図1の回折グレーティング表示図に示されるようであり、上述の回折原理中のシングルスリットを拡張して周期性のスリットとなすことにより重畳の効果を獲得できる。
【0003】
この周期性スリットの構造はいわゆるグレーティング(Grating)構造であり、図中、光束11は外界の光ファイバ、レーザー等の入射光源より入射し、グレーティングアレイ15の間に形成された複数の溝16を通過し、光束11がこの透光体を通過してもう1端のスクリーン上で多種類の回折パターンを形成し、回折パターンは異なる光束投射方向により形成され、グレーティングアレイ15を通過する光線に屈折の方向がなければ、図示される第2回折光束13となり、スクリーン上にあって輝点を形成し、この第2回折光束13の周囲の光束、即ち第1回折光束12は輝環を形成し、第3回折光束14は暗環を形成しうる。図2の回折パターン表示図に示されるように、光束11がグレーティングアレイ15に入射すると、後方のスクリーンには明暗条紋で組成された回折パターン18を形成する。
【0004】
上述の図2に示されるように、回折光学素子が、入射光(光ファイバから来る)を回折させて環状光となし、受光素子(photodiode)に照射することにより、情報伝送の機能を達成できる。
【0005】
図3は特許文献1に記載の周知の技術の光学モジュール断面図であり、光源は光ファイバ21末端より光束22を射出し、この光束22がキャビティー内でレンズ23の屈折集中の後に回折グレーティングセット24を通過し、光信号が発生した回折パターンにより下ベース27に設置された受光素子25に受信され、下ベース27に別に発光素子26が設けられ、光信号がレンズ23を透過して光読み書き部分の光ファイバ21に送られ、こうして双方向伝送の目的を達成している。この周知の技術の受光素子25と発光素子26は異なる位置に別々に設置され、光の像形成と伝送が異なる点にあり、設計が比較的複雑で困難である。
【0006】
図3は周知の技術の光学モジュール表示図である(特許文献2)。光ファイバ31は光源とされ、光束をプリズム32を経由して光学モジュールに入射させ、光学モジュール内部に設けられた発光素子34が光束33をプリズムを経由して光源の光ファイバ31に送り、別に受光システム35内の受光素子36が光信号を受け取り、プリズム32の二組の斜面、即ち図示される第1斜面32aと第2斜面32bにより光束33を二つの投射方向に分け、即ち受信光と発射光とし、異なる位置に設置した発光素子34と受光素子36と光源の光ファイバ31を相互にコミュニケートさせて、光学モジュールの目的を達成する。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第5,555,334号明細書
【特許文献2】
特開2001−147349号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
周知の各種の光学モジュールは異なる発光素子と受光素子により双方向の信号送受の目的を達成している。発光素子と受光素子が異なる位置に設置されているため、信号伝送の目的を達成するため、送受される光束を別々に素子に導入しなければならず、モジュール設置の複雑度が増加する。
【0009】
ゆえに本発明は上述の発光素子と受光素子の設置位置の欠点を鑑み、発光素子を受光素子の中央部分に設置し、この発光素子の発光を回折光学素子を経由して入射光源に送り、こうして双方向伝送の機能を達成する。
本発明の双方向光学モジュールは、入射光源と、該入射光源からの光束を受け取る回折光学素子と、該回折光学素子を透過した光束を受け取る受光素子と、該受光素子に設置された発光素子と、を具えている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、双方向光学モジュールにおいて、
入射光源と、該入射光源からの光束を受け取る回折光学素子と、該回折光学素子を透過した光束を受け取る受光素子と、該受光素子に設置されてレンズに連結された発光素子と、を具え、該受光素子に該発光素子が直接設置され、該発光素子が発光し、光束が該回折光学素子を経由して該入射光源に投射され、双方向伝送機能を達成することを特徴とする、双方向光学モジュールとしている。
請求項2の発明は、請求項1記載の双方向光学モジュールにおいて、発光素子が発光ダイオードとされたことを特徴とする、双方向光学モジュールとしている。
請求項3の発明は、請求項1記載の双方向光学モジュールにおいて、受光素子がホトダイオードとされたことを特徴とする、双方向光学モジュールとしている。
【0011】
【発明の実施の形態】
図5は本発明の双方向光学モジュール表示図である。本発明によると、回折光学素子(diffractive optical element)43を利用し、入射光源41の発射する入射光束42を回折させて環状光となし、受光素子44に照射する。本実施例の受光素子44はホトダイオードとされ、受光素子44の中央部分に本実施例では発光ダイオード(LED)とされる発光素子45接着されている。この発光素子45は直接発光可能で、光束を回折光学素子を経由して該入射光源41に伝送し、双方向伝送機能を達成する。さらに回折光学素子43と受光素子44と発光素子45で組成された送受信素子が結合されることにより、単芯双方向フルデュプレックスの光学モジュールに応用される。
【0012】
図5中、Aに示されるように、入射光源41の入射端は光学モジュールの回折光学素子43にアライメントされ、その実施例はグレーティングアレイで形成された回折素子とされ、この素子を通過する回折光束42’(図示される矢印は光束の方向を示す)が受光素子44において回折パターンを形成し、受光素子44に別に発光素子45が設置され、直接この発光素子45にレンズが連結され、並びに該レンズ46を透過して光束を射出し、該回折光学素子43を経由して発射光束47(矢印に示されるとおり)が入射光源41に発射され、最も簡単で最も直接的な方式で双方向情報伝送の目的を達成する。
【0013】
図5中、Bはホトダイオードの第1実施例を示し、受光素子44の正面図とされる。この図に発光素子45の所在が明らかに示され、即ち、直接受光素子44に発光素子45が接着され、発光素子45と回折光学素子43を利用して入射光源41(光ファイバーから来たもの)が回折されて環状の回折光環42”とされ、受光素子44に照射され、この発光素子45(発光ダイオードとされうる)は直接発光し、回折光学素子43を経由して入射光源41に光束を送り、双方向伝送の機能を達成している。
【0014】
図6は本発明の双方向光学モジュールのホトダイオードの第2実施例表示図である。上述の発光素子45は受光素子44の任意の部分に設置可能で、中央位置に限定されるわけではなく、その発射光束は図5中、Aに示されるレンズ46により投射方向が調整され、最終的に入射光源41に投射されるものとされる。
【0015】
図7は本発明のホトダイオードの第3実施例を示し、発光素子45は別の位置に設けられ、上述の位置に限定されるわけではない。
【0016】
【発明の効果】
以上は本発明の双方向光学モジュールの詳細な説明であり、本発明は光学モジュールの受光素子に直接発光素子が設置され、この発光素子が直接発光し、回折光学素子を経由して光束を入射光源に送り、双方向伝送の目的を達成する。
【0017】
総合すると、以上により十分に本発明の双方向光学モジュールが目的及び機能上のいずれも実施の進歩性を具備し、産業上の利用価値を有することが示された。且つ従来の物品に本発明と同じ或いは類似の構造はなく、その構造は未公開であり、完全に特許の要件に符合する。なお、以上の説明は本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の技術の回折グレーティング表示図である。
【図2】周知の技術の回折パターン表示図である。
【図3】周知の技術の光学モジュール断面図である。
【図4】周知の技術の光学モジュール表示図である。
【図5】本発明の双方向光学モジュール表示図であり、ホトダイオードの第1実施例も共に表示している。
【図6】本発明の双方向光学モジュールのホトダイオードの第2実施例表示図である。
【図7】本発明の双方向光学モジュールのホトダイオードの第3実施例表示図である。
【符号の説明】
11 光束
12 第1回折光束
13 第2回折光束
14 第3回折光束
15 グレーティングアレイ
16 溝
18 回折パターン
21 光ファイバ
22 光束
23 レンズ
24 回折グレーティングセット
25 受光素子
26 発光素子
27 下ベース
31 光ファイバ
32 プリズム
32a 第1斜面
32b 第2斜面
33 光束
34 発光素子
35 受光システム
36 受光素子
41 入射光源
42 入射光束
42’ 回折光束
42” 回折光環
43 回折光学素子
44 受光素子
45 発光素子
46 レンズ
47 発射光束

Claims (3)

  1. 双方向光学モジュールにおいて、
    入射光源と、該入射光源からの光束を受け取る回折光学素子と、該回折光学素子を透過した光束を受け取る受光素子と、該受光素子に設置されてレンズに連結された発光素子と、を具え、該受光素子に該発光素子が直接設置され、該発光素子が発光し、光束が該回折光学素子を経由して該入射光源に投射され、双方向伝送機能を達成することを特徴とする、双方向光学モジュール。
  2. 請求項1記載の双方向光学モジュールにおいて、発光素子が発光ダイオードとされたことを特徴とする、双方向光学モジュール。
  3. 請求項1記載の双方向光学モジュールにおいて、受光素子がホトダイオードとされたことを特徴とする、双方向光学モジュール。
JP2003163846A 2003-04-22 2003-06-09 双方向光学モジュール Pending JP2004326066A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW092109419A TWI228882B (en) 2003-04-22 2003-04-22 Bi-directional optical transceiver module

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004326066A true JP2004326066A (ja) 2004-11-18

Family

ID=33509786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003163846A Pending JP2004326066A (ja) 2003-04-22 2003-06-09 双方向光学モジュール

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2004326066A (ja)
TW (1) TWI228882B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018079091A1 (ja) * 2016-10-24 2018-05-03 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 光結合素子及び光通信システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018079091A1 (ja) * 2016-10-24 2018-05-03 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 光結合素子及び光通信システム
JPWO2018079091A1 (ja) * 2016-10-24 2019-09-12 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 光結合素子及び光通信システム
US11294126B2 (en) 2016-10-24 2022-04-05 Sony Semiconductor Solutions Corporation Optical coupling device and optical communication system
JP7065033B2 (ja) 2016-10-24 2022-05-11 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 光結合素子及び光通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
TWI228882B (en) 2005-03-01
TW200423569A (en) 2004-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5518559B2 (ja) 灯具ユニット
EP3449176B1 (en) Laser-based light source
JP4610478B2 (ja) 光モジュール及びこれを備えた光コネクタ
US11015781B2 (en) Light source apparatus, light source unit, and image display apparatus
US20190243155A1 (en) Meta illuminator
KR101628561B1 (ko) 입체 점등이미지 재생용 광학계 장치
JP4822451B2 (ja) 波長多重光の空間送信装置及び空間送信方法
JP6856022B2 (ja) 照明装置
JP2018525799A (ja) 車両ヘッドライトのための照明デバイス
EP3680547A1 (en) Vehicular lighting fixture
CN216308923U (zh) 点泛光切换投射模组及摄像模组
JP2006049231A (ja) 車両用標識灯
EP2006850A4 (en) OPTICAL READER AND INFORMATION DEVICE
US9660410B2 (en) Laser lighting device and application thereof
US20150234266A1 (en) Illuminator and projector
JP6737644B2 (ja) 車両用灯具
JP2518236B2 (ja) 光源装置
JP2004326066A (ja) 双方向光学モジュール
KR101933806B1 (ko) 3차원 배광을 갖는 리어램프
JPH0774086A (ja) 投影露光装置
JP2007235439A (ja) 光無線通信装置
JP2007214669A (ja) 光通信システム
WO2009157098A1 (ja) 光加算装置
JP2008028614A (ja) 面発光レーザー(vcsel)を用いた光空間通信
TWM573438U (zh) 波長分波多工模組

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050428

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051004