JP2004325609A - 携帯電話装置 - Google Patents

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Takashi Hirukawa
高志 蛭川
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Abstract

【課題】回路部品を増やすことなく、赤外線通信機能を一般的な使用法のみならず、被対象物までの距離測定に用いることが可能な携帯電話装置を提供する。
【解決手段】赤外線送受信部11は発光素子11aと受光素子11bとを備え、これら発光素子11a及び受光素子11bによってデータ送受信等の通常の赤外線通信を行う。演算部12は赤外線送受信部11から入力される発光素子11aからの照射開始及び受光素子11bでの受光検出のタイミング差から被対象物2までの距離を演算する。BB LSI13は演算部12からのデータに応じてLCDモジュール14へその演算情報を表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話装置に関し、特に赤外線にてデータの送受信を行う赤外線通信機能を有する携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話装置においては、携帯電話装置同士、あるいはパーソナルコンピュータ等の情報処理装置との間でデータ送受信を行うために、IrDA(Infrared Data Association)、IrDA Control等の赤外線を用いた通信規格の機器が搭載されている。
【0003】
上記の赤外線によるデータ送受信は携帯電話装置に搭載された住所録や着信履歴、発信履歴、着信メロディ等の機能を上記の情報処理装置において整理編集するために用いられることがある。また、赤外線によるデータ送受信機器自体はテレビやビデオ装置等をコントロールするためのリモコン(リモートコントロール)機器として用いられることもある(例えば、特許文献1,2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−237925号公報(第4〜6頁、図1)
【特許文献2】
特開2001−309288号公報(第6,7頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の携帯電話装置では、赤外線通信機能を備えていても、情報処理装置との間のデータ送受信、テレビやビデオ装置等をコントロールするためのリモコンというような一般的な使用法のみに対応するものである。
【0006】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、回路部品を増やすことなく、赤外線通信機能を一般的な使用法のみならず、被対象物までの距離測定に用いることができる携帯電話装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による携帯電話装置は、データ送受信を行うための赤外線通信機能を持つ携帯電話装置であって、前記赤外線通信機能からの赤外線の照射タイミングと被対象物から反射した赤外線の前記赤外線通信機能での受光タイミングとから前記被対象物との間の距離を演算する演算手段を備えている。
【0008】
すなわち、本発明の携帯電話装置は、データ送受信のための赤外線通信機能を持つ装置において、その赤外線通信機能を用いて、回路部品の追加をすることなく、被対象物との間の距離測定に使用可能とすることを特徴としている。
【0009】
より具体的に説明すると、本発明の携帯電話装置では、赤外線送受信部から赤外線を照射し、被対象物で反射してきた赤外線を赤外線送受信部で検出し、その送受光のタイミング差から被対象物までの距離を測定している。
【0010】
これによって、本発明の携帯電話装置では、従来の赤外線送受信部を利用し、回路部品を増やすことなく、被対象物との距離を測定可能とし、距離測定はもちろん、赤外線通信時の省電力・品質向上、カメラの焦点距離調整、カメラ用ライトの光度調整等を可能としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による携帯電話装置の構成を示すブロック図である。図1において、携帯電話装置1は赤外線によるデータ送受信を行う赤外線送受信部11と、赤外線送受信部11の出力を入力とする演算部12と、演算部12の出力信号に応じてLCD(Liquid Crystal Display)モジュール14に表示を行うBB(ベースバンド) LSI(大規模集積回路)13と、LCDモジュール14と、赤外線送受信部11との間のデータを処理するデータ処理部15とを備えて構成されている。尚、携帯電話装置1の無線通信手段及び通話手段等は本発明に直接関係しないので、その構成及び動作の説明は省略する。
【0012】
赤外線送受信部11は発光素子11aと受光素子11bとを備え、これら発光素子11a及び受光素子11bによって、データ処理部15からのデータ及びデータ処理部15へのデータに対するデータ送受信等の通常の赤外線通信を行う。
【0013】
演算部12は赤外線送受信部11から入力される発光素子11aからの赤外線の照射開始及び反射したきた赤外線の受光素子11bでの受光検出各々のタイミング差から被対象物2までの距離を演算する。
【0014】
BB LSI13は演算部12からのデータに応じてLCDモジュール14へその演算情報を表示する。かくして、被対象物2との間の距離情報がLCDモジュール14に表示されることとなる。
【0015】
まず、赤外線送受信部11の動作について説明する。赤外線送受信部11は、通常、図示せぬ情報処理装置との間でデータを送受信するために赤外線通信を行う。
【0016】
本実施例では、赤外線送受信部11において通常とは異なる使い方も可能となっている。すなわち、本実施例では、被対象物2までの距離測定を行う場合、赤外線送受信部11の発光素子11aから被対象物2へ特定の光度の赤外線を照射し、被対象物2から反射された赤外線を赤外線送受信部11の受光素子11bで検出する。
【0017】
演算部12は赤外線送受信部11の発光素子11aからの照射開始及び受光素子11bによる受光検出のタイミングが入力されると、それらの時間差から被対象物2までの距離を演算する。この演算部12からの出力信号はBB LSI13へと入力され、BB LSI13は入力信号に応じた距離データをLCDモジュール14へ表示する。
【0018】
このように、本実施例では、赤外線送受信部11の発光素子11aからの照射開始及び受光素子11bによる受光検出のタイミングの時間差から被対象物2との距離情報を演算することによって、回路部品を増やすことなく、赤外線送受信機能11をデータ送受信等の一般的な使用法のみならず、被対象物2までの距離測定に用いることができる。
【0019】
上述したように、本実施例では、赤外線の照射及び受光各々のタイミング差から、携帯電話装置1と被対象物2との距離を演算検出し、LCDモジュール14へ測定距離データを表示することが可能となるので、頭の高さに携帯電話装置を位置させ、床との距離を測定すれば、身長を測定することができる。
【0020】
また、本実施例では、ゴルフのグリーン上でピンのそばに反射物があれば、ゴルフボールのカップまでの距離を測定することができる。さらに、本実施例では、室内の所要位置に反射物を配置することで、部屋の間取りや天井までの高さ等を測定することができる。
【0021】
尚、本実施例においては、赤外線送受信部11の発光素子11aから被対象物2へ特定の光度の赤外線を照射する場合、図示せぬキー操作部からの指示に応じて赤外線を照射することも可能である。また、本実施例では予め設定された符号列(データ)を赤外線送受信部11に与えることで、発光素子11aから被対象物2へ特定の光度の赤外線を照射することも可能である。この場合の符号列は予め実験等によって得ることができる。
【0022】
図2は本発明の他の実施例による携帯電話装置の構成を示すブロック図である。図2において、本発明の他の実施例による携帯電話装置3はLCDモジュール14をなくし、赤外線送受信部11内に光度切替部11cを設けた以外は図1に示す本発明の一実施例と同様である。また、携帯電話装置3の無線通信手段及び通話手段等は本発明に直接関係しないので、その構成及び動作の説明は上記と同様に省略する。
【0023】
本発明の他の実施例では、演算部12で演算検出した距離データを利用する方法についてさらに工夫している。つまり、BB LSI13は演算部12で演算検出した距離データに応じた赤外線光度切替信号を赤外線送受信部11に出力する。
【0024】
赤外線送受信部11はその内部に光度切替部11cを備えており、光度切替部11cはBB LSI13からの赤外線光度切替信号の入力によって、発光素子11aからの赤外線発光の光度を切替えることができる。
【0025】
したがって、本実施例では、予め携帯電話装置3と被対象物2(本実施例では赤外線通信可能な他の携帯電話装置等)との距離を測定しておき、距離が短い時には光度を小さく、距離が長い時には光度を大きくし、上述した通常の赤外線データ通信を行う。これにによって、本実施例では、赤外線通信の省電力化及び通信品質のアップを図ることができる。
【0026】
図3は本発明の別の実施例による携帯電話装置の構成を示すブロック図である。図3において、本発明の別の実施例による携帯電話装置4はLCDモジュール14のかわりにカメラモジュール41を設けた以外は図1に示す本発明の一実施例と同様である。また、携帯電話装置4の無線通信手段及び通話手段等は本発明に直接関係しないので、その構成及び動作の説明は上記と同様に省略する。
【0027】
本発明の別の実施例では、演算部12で演算検出した距離データを利用する方法についてさらに工夫している。つまり、BB LSI13は距離データに応じた焦点距離切替信号をカメラモジュール41に出力する。
【0028】
カメラモジュール41は焦点距離切替部(図示せず)を有しており、BB LSI13からの切替信号の入力によって、焦点距離切替部にてカメラ(図示せず)の焦点距離を切替えることができる。
【0029】
したがって、本実施例では、カメラ使用時に、予め携帯電話装置4と被対象物2(本実施例の場合は被写体)との距離を測定しておき、距離が短い時にはマクロ撮影対応の設定、距離が長い時には通常撮影の焦点距離設定でそれぞれ撮影を行う。これによって、本実施例では、焦点距離調整を自動で行うことができる。
【0030】
図4は本発明のさらに別の実施例による携帯電話装置の構成を示すブロック図である。図4において、本発明のさらに別の実施例による携帯電話装置5はLCDモジュール14のかわりにカメラ用ライト部51を設けた以外は図1に示す本発明の一実施例と同様である。また、携帯電話装置4の無線通信手段及び通話手段等は本発明に直接関係しないので、その構成及び動作の説明は上記と同様に省略する。
【0031】
本発明のさらに別の実施例では、演算部12で演算検出した距離データを利用する方法についてさらに工夫している。つまり、BB LSI13は距離データに応じたライト光度切替信号をカメラ用ライト部51に出力する。
【0032】
カメラ用ライト部51は発光光度切替部(図示せず)を有しており、BB LSI13からのライト光度切替信号入力によって、被対象物2に対する発光光度を切替えることができる。
【0033】
したがって、本実施例では、予め携帯電話装置5と被対象物2(本実施例の場合は被写体)との距離が短い時に光度少での発光、距離が長い時に光度大での発光を行うことができる。これによって、被写体がちょうどよい照度となるようにカメラ用ライト部51でのライト発光制御を行うことができるので、良好な画像を得ることができる。
【0034】
尚、上述した本発明の各実施例は各々単独で使用する場合について述べているが、それぞれの実施例を組合せて使用することも可能であり、これに限定されるものではない。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、回路部品を増やすことなく、赤外線通信機能を一般的な使用法のみならず、被対象物までの距離測定に用いることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による携帯電話装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例による携帯電話装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の別の実施例による携帯電話装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のさらに別の実施例による携帯電話装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,3〜5 携帯電話装置
2 被対象物
11 赤外線送受信部
11a 発光素子
11b 受光素子
11c 光度切替部
12 演算部
13 BB LSI
14 LCDモジュール
15 データ処理部
41 カメラモジュール
51 カメラ用ライト部

Claims (6)

  1. データ送受信を行うための赤外線通信機能を持つ携帯電話装置であって、前記赤外線通信機能からの赤外線の照射タイミングと被対象物から反射した赤外線の前記赤外線通信機能での受光タイミングとから前記被対象物との間の距離を演算する演算手段を有することを特徴とする携帯電話装置。
  2. 前記演算手段の演算結果を基に前記被対象物との間の距離を表示する表示手段を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯電話装置。
  3. 前記演算手段の演算結果を基に前記赤外線の光度の切替えを行う手段を含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯電話装置。
  4. 前記演算手段の演算結果を基にカメラの焦点距離を切替える手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の携帯電話装置。
  5. 前記演算手段の演算結果を基にカメラ用ライトの発光制御を行う手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の携帯電話装置。
  6. 予め設定された符号列を前記赤外線通信機能に与えることで前記赤外線通信機能から前記被対象物へ特定光度の赤外線を照射することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の携帯電話装置。
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CN102783123A (zh) * 2010-03-11 2012-11-14 奥斯兰姆奥普托半导体有限责任公司 便携式电子设备

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