JP2004325040A - サーバ装置および電子機器の運転制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】内部ネットワークに接続された複数の電子機器を外部ネットワークを介して取得した気象情報に基づいて一元的に運転制御可能としたサーバ装置。
【解決手段】ホームゲートウェイ11は、ホームネットワーク10とインターネット100との間を中継するゲートウェイ機能を有するサーバ装置であり、インターネット100経由でサービスサイト3から気象情報を取得する。そして、この取得した気象情報に基づき、ホームネットワーク10に接続されたエアコンディショナ(エアコン)13および洗濯機(ランドリー)14の運転制御を一元的に実行する。
【選択図】 図1
【解決手段】ホームゲートウェイ11は、ホームネットワーク10とインターネット100との間を中継するゲートウェイ機能を有するサーバ装置であり、インターネット100経由でサービスサイト3から気象情報を取得する。そして、この取得した気象情報に基づき、ホームネットワーク10に接続されたエアコンディショナ(エアコン)13および洗濯機(ランドリー)14の運転制御を一元的に実行する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば家庭内に敷設されるLAN(Local Area Network)とインターネットとの間を中継するゲートウェイ機能を有するサーバ装置および同装置における電子機器の運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の情報処理技術と情報通信技術の向上に伴い、オフィスのみならず、家庭内においてもLANの普及が進んでいる。この家庭内に敷設されるLANは、ホームネットワークなどと称され、例えば空気調節機や洗濯機など、種々の家庭電化製品が接続される。このホームネットワークに接続される家庭電化製品は、ネットワーク家電などと称され、例えばホームネットワーク経由で遠隔操作を受け付けたり、あるいはホームネットワーク経由で自機の稼働状況を通知するなどといった通信機能を有している。
【0003】
また、このホームネットワークでは、複数のネットワーク家電を一元的に管理するために、ホームサーバなどと称されるサーバ装置を別途設けるのが一般的である。さらに、この種のサーバ装置の中には、ホームネットワークとインターネットとの間を中継するゲートウェイ機能を有するものも多く、これらは特にホームゲートウェイなどと称されている。そして、最近では、このホームゲートウェイが備えるゲートウェイ機能を利用して、屋外からネットワーク家電を操作するといったことも行われている。
【0004】
一方、このホームゲートウェイがホームネットワークとの間を中継するインターネット上には、種々のWWWサーバが接続されており、様々な情報がWebページ情報という形で公開されている。このことから、例えば洗濯機などの家庭電化製品を適切に運転させるためのプログラムや情報をインターネット上から取得して活用しようという試みも検討され始めている(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−273089
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この特許文献1では、洗濯および脱水工程を実行するに際して参照すると便利な気象情報(天気、気温、湿度、風速、水温、水質、花粉飛翔量)を参照情報と称してインターネット上から取得し、この取得した参照情報に基づいて洗濯の工程を決定するというものである。つまり、その時々の気象状況に適した工程が適宜に選択されることになる。
【0007】
しかしながら、これを実施する場合、高度な情報処理を行うための機構を家庭電化製品それぞれが備えなければならないために、個々のコストを大幅に押し上げてしまうという問題がある。また、例えば気象情報を利用する家庭電化製品が複数存在する場合、ある家庭電化製品が気象情報を取得した直後であるにも関わらずに、その他の家庭電化製品もその気象情報を別途取得しに行くといった無駄な通信を必ず発生させてしまうといった問題があった。
【0008】
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、内部ネットワークに接続された複数の電子機器を外部ネットワークを介して取得した気象情報に基づいて一元的に運転制御可能としたサーバ装置および同装置における電子機器の運転制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、この発明は、第1のネットワークと第2のネットワークとの間を中継するゲートウェイ機能を有するサーバ装置であって、前記第1のネットワークに接続されたコンピュータから気象情報を取得する気象情報取得手段と、前記気象情報取得手段により取得された気象情報に基づき、前記第2のネットワークに接続された少なくとも1つの電子機器を運転制御する運転制御手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
また、この発明は、第1のネットワークと第2のネットワークとの間を中継するゲートウェイ機能を有するサーバ装置における電子機器の運転制御方法であって、前記第1のネットワークに接続されたコンピュータから気象情報を取得する気象情報取得ステップと、前記気象情報取得ステップにより取得された気象情報に基づき、前記第2のネットワークに接続された少なくとも1つの電子機器を運転制御する運転制御ステップとを具備することを特徴とする。
【0011】
これらの発明においては、例えば家庭内に敷設されたネットワークに接続された空気調節機や洗濯機なとを、サーバ装置が、インターネットを介して取得した気象情報に基づいて一元的に運転制御すること等を可能とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
【0013】
図1は、この発明の実施形態に係るサーバ装置(ホームゲートウェイ)を適用した自動運転制御システムの構成例を示す図である。
【0014】
図1に示すように、家屋1には、例えばイーサネット(R)型の有線LAN、IEEE802.11a/b/gやBluetooth(R)に準拠した無線LANなどで構成されるホームネットワーク10が敷設されている。そして、このホームネットワーク10には、ホームゲートウェイ11のほか、操作表示端末12、空気調節機(以下、エアコン)13および洗濯機(以下、ランドリー)14が接続されている。
【0015】
ホームゲートウェイ11は、操作表示端末12を介してユーザとの間のインタフェースをとり、この操作表示端末12上でのユーザの操作に応じて、エアコン13およびランドリー14を運転制御する機能を有している。この操作表示端末12としては、例えばタッチパネルを有するタブレットPC(パーソナルコンピュータ)などが想定されるが、一般のPCやPDA(Personal Digital Assistant)、またはテレビジョン装置とリモートコントローラとの組み合わせによっても実現可能である。
【0016】
また、このホームゲートウェイ11は、モデム15を介してISP(Internet Service Provider)2とも接続され、このISP2を介してインターネット100との接続が行えるようになっている。つまり、ホームゲートウェイ11は、ルータ、ハブ、無線LANアクセスポイント等の機能を有している。そして、このISP2を介して接続可能なインターネット100上には、後述するサービスサイト3が接続されている。
【0017】
なお、ここでは、ホームネットワーク10の上位プロトコルとしてIPプロトコルを想定し、ホームゲートウェイ11による各機器の発見、状況管理、制御等にはUPnP(Universal Plug and Play)やECHONETを想定する。また、ホームゲートウェイ11は、サービスサイト3のサービスを利用する場合、サービスサイト3のサーバに要求を送信し、その応答を受信するが、この場合のプロトコルとしては、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)または専用アプリケーションプログラムによる専用プロトコルのいずれでも構わない。
【0018】
また、エアコン13およびランドリー14は、ホームネットワーク10への接続機能と、ホームゲートウェイ11からの機器制御情報を受信し、その内容に基づいて運転する機能と、自機の状況をホームネットワーク10を介してホームゲートウェイ11へ送信する機能とを有する。このエアコン13およびランドリー14のそれぞれには、LCDやLED等の表示装置とマニュアル操作も可能なボタン型スイッチ等が設置されているものとする。
【0019】
図2は、前述したサービスサイト3の概略構成を示す図である。
【0020】
このサービスサイト3は、ホームゲートウェイ11に適切な気象情報を提供するものであり、図2に示すように、登録ユーザ情報を管理するユーザ管理DBサーバ31、サービス利用に対する課金管理を行う課金管理サーバ32、ユーザ管理DBサーバ31が接続されるLANへのアクセスを制御するファイアーウォール33、インターネット100を介してホームゲートウェイ11等がアクセスしてくるWebサーバ34、気象情報を格納する気象情報DB35およびWebサーバ34が接続されるLANへのアクセスをWebサーバ34へのアクセスのみに制限するファイアーウォール36を備えている。ここでは、本システムのユーザに関する登録ユーザ情報が、ユーザ管理DBサーバ31に既に管理されているものとする。
【0021】
このサービスサイト3は、ユーザに対して常に最適な気象情報を安定して提供すべく、インターネット100上の複数の気象情報元(Web情報ページ)から情報を定期的に収集する。更新の周期は、サービスサイト3の更新周期に応じて決定するが、ここでは、例えば3時間ごととする。この収集した情報を格納する気象情報DB35内のテーブルの内容を図3に示す。図3に示すように、このテーブルには、日付、曜日、天気、更新時刻、気温(℃)、降水確率(%)、洗濯指数(%)、花粉情報および地域の各情報が保持される。また、天気および花粉情報の種別については、図4および図5に示す通りである。
【0022】
一方、図6は、ホームゲートウェイ11のハードウェア構成を示す図である。
【0023】
図6に示すように、ホームゲートウェイ11は、プログラムの実行、通信制御およびサーバ本体の制御等を行うMPU部111、MPU部111がプログラム実行時に使用するRAMおよびROMからなるメモリ部112、各種設定情報やプログラムおよび各種コンテンツファイル等を格納するHDD部113、電源を供給する電源部114、ホームゲートウェイ11内のデータファイルを各種メディアと交換するためのメディアインターフェース部115、テレビジョン装置でコンテンツを見たり、赤外線リモートコントローラでホームゲートウェイ11を操作したりする際に使用されるA/Vインターフェース部116、WAN側およびLAN側の通信パケットのルーティング、WAN側とLAN側との間のアドレス変換やファイアーウォール機能等を行うルータ部117、イーサネット(R)方式によりホームネットワーク10上の機器やWAN側ADSLモデム等と接続する有線LANインタフェース部118およびIEEE802.11a/b/gに準拠した無線LANアクセスポイントの役目を担い、操作表示端末12やエアコン13、ランドリ14等の各種クライアント端末と接続する無線LANインタフェース部119から構成される。
【0024】
また、図7には、ホームゲートウェイ11の機能ブロックが示されている。
【0025】
図7に示すように、このホームゲートウェイ11上には、取得された気象情報から予め記憶されている運転条件を基に機器制御情報を作成・表示する機器制御情報作成部121、サービスサイト3のWebサーバ34に対して気象情報を要求し、その応答からの気象情報の抽出および登録等を行う気象情報要求/処理部122、Webサーバ34との間で認証および暗号化通信を行うインターネット接続部123、機器のON/OFFの曜日、時間および回数等の履歴情報を記憶する機器運転履歴記憶部124、ユーザインタフェース部126を介してユーザに気象状況に応じた運転条件の設定を行わせたり、その設定内容を記憶する運転条件設定/記憶部125、ホームネットワーク10を介して操作表示端末12からの入力とユーザへの表示を行うユーザインタフェース部126およびホームネットワーク10内の各機器との通信を制御するホームネットワーク構成部127の各部が構成される。なお、ここでは、エアコン13およびランドリー14の運転条件が、運転条件設定/記憶部125によって、図8および図9に示すように設定・記憶されているものと想定する。具体的に説明すると、まず、エアコン13については、花粉情報がID1〜ID5の場合、空気清浄機能を稼働させ、その強さは、ID1,ID2の場合「強」、ID3の場合「中」、ID4,5の場合「弱」にする。一方、ランドリー14については、天気のID1〜ID15それぞれに対応して、乾燥機能の「ON」、「OF」が決定される。
【0026】
なお、ここでは、前述の機器運転履歴記憶部124が記憶するデータを運転履歴データ1241と、また、運転条件設定/記憶部125が記憶するデータを運転条件データ1251と称することとする。
【0027】
次に、このような構成をもつサービスサイト3およびホームゲートウェイ11を適用した本システムの全体的な流れを図10を参照しながら説明する。
【0028】
ユーザが操作表示端末12を操作し、エアコン13およびランドリー14の各機器をONにすると(図10の(S1))、ホームゲートウェイ11を介して起動命令が各機器に送信され、各機器が起動する(図10の(S2))。これと同時に、ホームゲートウェイ11は、サービスサイト3にログインを行う(図10の(S3))。このログインは、サービスサイト3側のユーザ認証を経て完了となる(図10の(S4))。
【0029】
続いて、ホームゲートウェイ11は、気象情報要求のメッセージをサービスサイト3に送信する(図10の(S5))。一方、サービスサイト3は、その応答メッセージとして気象情報を送信する(図10の(S6))。そして、この気象情報を受信したホームゲートウェイ11は、気象情報表示のためのデータを操作表示端末等へ送信する(図10の(S7))。
【0030】
次に、ホームゲートウェイ11は、この気象情報を前述の運転条件データ1251と照らし合わせ、最適な機器制御情報を作成する(図10の(S8))。そして、ホームゲートウェイ11は、ユーザに運転前に確認を求めるかどうかの設定に基づき、操作表示端末12等に表示を行わせる(図10の(S9))。ここで、ユーザに運転前の確認を求めた場合には、ユーザによる運転内容の変更も可能である。一方、ユーザの確認入力がなされた場合(図10の(S10))、ホームゲートウェイ11は、先に作成した機器制御情報を各機器に送信する(図10の(S11))。そして、この機器制御情報を受信した各機器は、実際の運転を開始する(図10の(S12),(S13))。
【0031】
つまり、例えばユーザがエアコン13を稼働させるために操作表示端末12を操作すると、ホームゲートウェイ11は、インターネット100経由でサービスサイト3から気象情報を取得し、その時の花粉量により空気清浄機能のON/OFFや強弱を決定する等、その気象情報に応じたエアコン13の運転制御を自動的に実行する。
【0032】
図11には、サービスサイト3における気象情報応答のフローチャートの一例が示されている。
【0033】
ホームゲートウェイ11がインターネット100経由で気象情報を要求してきた場合、サービスサイト3は、例えばSSLによる認証を行い、ディジタル署名を送信する(ステップA1)。また、この認証後、サービスサイト3は、暗号通信のための暗号キーをホームゲートウェイ11との間で相互に作成するプロセスを実行する(ステップA2)。そして、その実行後、ホームゲートウェイ11からユーザIDを受信すると(ステップA3)、サービスサイト3は、予めユーザ情報が登録されたDBをそのユーザIDにより検索し、そのユーザの住所に対応する地域IDを検索する(ステップA4)。次に、サービスサイト3は、その地域の気象情報をその地域IDにより検索し(ステップA5)、その気象情報をWebページ情報としてホームゲートウェイ11に返送する(ステップA6)。
【0034】
一方、図12には、サービスサイト3に対するインターネット100経由での気象情報の要求およびその応答のテーブルへの登録に関するホームゲートウェイ11のフローチャートが示されている。
【0035】
まず、ホームゲートウェイ11は、サービスサイト3が正しいサイトであることを認証する(ステップB1)。ここでは、例えばSSLによる認証を想定してディジタル署名を使用する。次に、ホームゲートウェイ11は、暗号通信のための暗号キーをサービスサイト3との間で相互に作成するプロセスを実行し(ステップB2)、ユーザIDをサービスサイト3に送信する(ステップB3)。
【0036】
このユーザIDの送信後、サービスサイト3から、その地域に最適な気象情報がWebページ情報として返送されるので、ホームゲートウェイ11は、そのWebページ情報内から気象情報を抽出し(ステップB4)、メモリ部112の気象情報テーブルに登録/更新する(ステップB5)。
【0037】
また、図13には、洗濯開始のイベント発生時においてホームゲートウェイ11が実行する機器制御情報の作成およびランドリ14への送信のフローチャートが示されている。
【0038】
まず、ホームゲートウェイ11は、メモリ部112に保持された気象情報テーブルの情報が最新かどうかをチェックする(ステップC1)。これは、例えば日付および更新時刻と現在時刻とを比較し、その差が予め定められた時間、例えば6時間以内であれば最新とみなすような条件で処理する。ここで、もし、最新でないと判定した場合(ステップC1のNO)、ホームゲートウェイ11は、前記の図12に示したフローを実行する。これにより、例えば6時間以内にエアコン13による空気調節が行われていた場合などにおける気象情報の重複した取得処理実行を防止することができる。最新の情報であることが確認されると(ステップC1のYES)、ホームゲートウェイ11は、操作表示端末12またはランドリー14へ気象情報表示のためのデータを送信する(ステップC3)。
【0039】
次に、ホームゲートウェイ11は、機器制御情報の作成、具体的には、脱水後に乾燥まで実行するかどうかの制御情報を作成する処理を行う。このために、ホームゲートウェイ11は、まず、ユーザの天気に応じた運転条件が、予め運転条件設定/記憶部125によって設定されているかどうかを確認する(ステップC4)。もし、登録されていれば(ステップC4のYES)、ホームゲートウェイ11は、気象情報中の天気IDをキーにして一意に機器制御情報を作成することが可能である(ステップC5)。一方、登録されていない場合には(ステップC4のNO)、例えば気象情報中の天気、降水確率、洗濯指数を使用して機器制御情報を作成する(ステップC6,C7)。この場合におけるアルゴリズムの一例を示すと、天気に「雨or雪」が含まれており(天気ID:1−7,11,12のいずれか)、かつ、現在の時間帯の降水確率が70%以上であり、かつ、洗濯指数が30%以下の場合は乾燥を行うといった条件で処理する。つまり、ユーザによる設定が行われていない場合には、その気象状況に予め割り当てられた標準動作が選択されることになる。
【0040】
次に、ホームゲートウェイ11は、運転前に、ユーザに確認を求める設定になっているかどうかを確認する(ステップC8)。ここで、ユーザの確認が必要であれば(ステップC8のYES)、ホームゲートウェイ11は、乾燥まで行うかどうか、その運転内容を表示するためのためのデータを運転ガイドとして操作表示端末12またはランドリー14に送信する(ステップC9)。その後、その操作表示端末12またはランドリー14のボタン等からユーザの確認入力が得られたら(ステップC10のYES)、先に作成した機器制御情報をランドリー14へ送信する(ステップC11)。これにより、ランドリー14は、運転を開始する。なお、ユーザ確認入力待ち(ステップC10)で入力がないままタイムアウトした場合は、機器制御情報は送信されずに終了する。また、エアコン13の場合についても同様の処理フローとなる。
【0041】
このように、この自動運転制御システムによれば、家屋1のホームネットワーク10に接続されたエアコン13およびランドリー14を、ホームゲートウェイ11が、インターネット100経由でサービスサイト3から取得した気象情報に基づいて一元的に運転制御することが可能となる。一方、エアコン13およびランドリー14のそれぞれは、このホームゲートウェイ11から送信される機器制御情報に従って運転可能であれば良く、気象情報の取得やその解析等、各々が高度な情報処理を行うための機構を備える必要もない。したがって、エアコン13およびランドリー14が既存のネットワーク家電製品である場合であっても、それら自体を改修することなく、ホームゲートウェイ11内のソフトウェアをアップデートすることにより本サービス機能を利用可能である。
【0042】
ところで、前述した実施形態では、ホームゲートウェイ11がサービスサイト3から気象情報を取得する例を示したが、これに限られず、例えば図14に示すように、インターネット100上の他のWWWサーバ4(あるいはISP2でも良い)から取得するようにしても構わない。この場合、例えばサービスサイト3からは、どのWWWサーバ4のどのWebページ情報を取得し、かつ、その取得したWebページ情報からどのように気象情報を抽出するのかを示す情報またはプログラムの提供を受けることが考えられる。この情報またはプログラムの提供は、例えばCD−ROM等の記録媒体の頒布によっても可能である。
【0043】
また、前述した実施形態では、ユーザが操作表示端末12を操作した際、対象の機器を適切に運転制御すべく気象情報を取得する例を説明したが、ホームゲートウェイ11では、各機器のON/OFF等の履歴情報を機器運転履歴記憶部124が運転履歴データ1241として記憶するので、例えばランドリー14に関して言えば、気象情報が示す気象状況がいわゆる洗濯日和であって、かつ、前回の運転から所定の日数が経過しているような場合に、ユーザに洗濯を勧める等のガイドを提示することも可能である。さらに、気象情報が週間予想等の長期的な情報を含む場合には、洗濯に適した日を提示しても良い。
【0044】
つまり、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、内部ネットワークに接続された複数の電子機器を外部ネットワークを介して取得した気象情報に基づいて一元的に運転制御可能としたサーバ装置および同装置における電子機器の運転制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るサーバ装置(ホームゲートウェイ)を適用した自動運転制御システムの構成例を示す図。
【図2】同実施形態のサービスサイトの概略構成を示す図。
【図3】同実施形態の気象情報DB内のテーブルの内容を示す図。
【図4】図3に示したテーブル中の天気の種別を示す図。
【図5】図3に示したテーブル中の花粉情報の種別を示す図。
【図6】同実施形態のホームゲートウェイのハードウェア構成を示す図。
【図7】同実施形態のホームゲートウェイの機能ブロックを示す図。
【図8】同実施形態の運転条件設定/記憶部により設定・記憶されたエアコンの運転条件を示す図。
【図9】同実施形態の運転条件設定/記憶部により設定・記憶されたランドリーの運転条件を示す図。
【図10】同実施形態の自動運転制御システムの全体的な流れを説明するための図。
【図11】同実施形態のサービスサイトにおける気象情報応答のフローチャート。
【図12】同実施形態のサービスサイトに対するインターネット経由での気象情報の要求およびその応答のテーブルへの登録に関するホームゲートウェイのフローチャート。
【図13】同実施形態の洗濯開始のイベント発生時においてホームゲートウェイが実行する機器制御情報の作成およびランドリへの送信のフローチャート。
【図14】同実施形態の自動運転制御システムの一変形例を示す図。
【符号の説明】
1…家屋、2…ISP、3…サービスサイト、4…WWWサーバ、10…ホームネットワーク、11…ホームゲートウェイ、12…操作表示端末、13…エアコンディショナ(エアコン)、14…洗濯機(ランドリー)、15…モデム、31…ユーザ管理DBサーバ、32…課金管理サーバ、33…ファイアーウォール、34…Webサーバ、35…気象情報DB、36…ファイアーウォール、100…インターネット、111…MPU部、112…メモリ部、113…HDD部、114…電源部、115…メディアインターフェース部、116…AVインターフェース部、117…ルータ部、118…有線LANインタフェース部、119…無線LANインターフェース部、121…機器制御情報作成部、122…気象情報要求/処理部、123…インターネット接続部、124…機器運転履歴記憶部、125…運転条件設定/記憶部、126…ユーザインタフェース部、127…ホームネットワーク構成部。
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば家庭内に敷設されるLAN(Local Area Network)とインターネットとの間を中継するゲートウェイ機能を有するサーバ装置および同装置における電子機器の運転制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の情報処理技術と情報通信技術の向上に伴い、オフィスのみならず、家庭内においてもLANの普及が進んでいる。この家庭内に敷設されるLANは、ホームネットワークなどと称され、例えば空気調節機や洗濯機など、種々の家庭電化製品が接続される。このホームネットワークに接続される家庭電化製品は、ネットワーク家電などと称され、例えばホームネットワーク経由で遠隔操作を受け付けたり、あるいはホームネットワーク経由で自機の稼働状況を通知するなどといった通信機能を有している。
【0003】
また、このホームネットワークでは、複数のネットワーク家電を一元的に管理するために、ホームサーバなどと称されるサーバ装置を別途設けるのが一般的である。さらに、この種のサーバ装置の中には、ホームネットワークとインターネットとの間を中継するゲートウェイ機能を有するものも多く、これらは特にホームゲートウェイなどと称されている。そして、最近では、このホームゲートウェイが備えるゲートウェイ機能を利用して、屋外からネットワーク家電を操作するといったことも行われている。
【0004】
一方、このホームゲートウェイがホームネットワークとの間を中継するインターネット上には、種々のWWWサーバが接続されており、様々な情報がWebページ情報という形で公開されている。このことから、例えば洗濯機などの家庭電化製品を適切に運転させるためのプログラムや情報をインターネット上から取得して活用しようという試みも検討され始めている(例えば特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−273089
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この特許文献1では、洗濯および脱水工程を実行するに際して参照すると便利な気象情報(天気、気温、湿度、風速、水温、水質、花粉飛翔量)を参照情報と称してインターネット上から取得し、この取得した参照情報に基づいて洗濯の工程を決定するというものである。つまり、その時々の気象状況に適した工程が適宜に選択されることになる。
【0007】
しかしながら、これを実施する場合、高度な情報処理を行うための機構を家庭電化製品それぞれが備えなければならないために、個々のコストを大幅に押し上げてしまうという問題がある。また、例えば気象情報を利用する家庭電化製品が複数存在する場合、ある家庭電化製品が気象情報を取得した直後であるにも関わらずに、その他の家庭電化製品もその気象情報を別途取得しに行くといった無駄な通信を必ず発生させてしまうといった問題があった。
【0008】
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、内部ネットワークに接続された複数の電子機器を外部ネットワークを介して取得した気象情報に基づいて一元的に運転制御可能としたサーバ装置および同装置における電子機器の運転制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述の目的を達成するために、この発明は、第1のネットワークと第2のネットワークとの間を中継するゲートウェイ機能を有するサーバ装置であって、前記第1のネットワークに接続されたコンピュータから気象情報を取得する気象情報取得手段と、前記気象情報取得手段により取得された気象情報に基づき、前記第2のネットワークに接続された少なくとも1つの電子機器を運転制御する運転制御手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
また、この発明は、第1のネットワークと第2のネットワークとの間を中継するゲートウェイ機能を有するサーバ装置における電子機器の運転制御方法であって、前記第1のネットワークに接続されたコンピュータから気象情報を取得する気象情報取得ステップと、前記気象情報取得ステップにより取得された気象情報に基づき、前記第2のネットワークに接続された少なくとも1つの電子機器を運転制御する運転制御ステップとを具備することを特徴とする。
【0011】
これらの発明においては、例えば家庭内に敷設されたネットワークに接続された空気調節機や洗濯機なとを、サーバ装置が、インターネットを介して取得した気象情報に基づいて一元的に運転制御すること等を可能とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
【0013】
図1は、この発明の実施形態に係るサーバ装置(ホームゲートウェイ)を適用した自動運転制御システムの構成例を示す図である。
【0014】
図1に示すように、家屋1には、例えばイーサネット(R)型の有線LAN、IEEE802.11a/b/gやBluetooth(R)に準拠した無線LANなどで構成されるホームネットワーク10が敷設されている。そして、このホームネットワーク10には、ホームゲートウェイ11のほか、操作表示端末12、空気調節機(以下、エアコン)13および洗濯機(以下、ランドリー)14が接続されている。
【0015】
ホームゲートウェイ11は、操作表示端末12を介してユーザとの間のインタフェースをとり、この操作表示端末12上でのユーザの操作に応じて、エアコン13およびランドリー14を運転制御する機能を有している。この操作表示端末12としては、例えばタッチパネルを有するタブレットPC(パーソナルコンピュータ)などが想定されるが、一般のPCやPDA(Personal Digital Assistant)、またはテレビジョン装置とリモートコントローラとの組み合わせによっても実現可能である。
【0016】
また、このホームゲートウェイ11は、モデム15を介してISP(Internet Service Provider)2とも接続され、このISP2を介してインターネット100との接続が行えるようになっている。つまり、ホームゲートウェイ11は、ルータ、ハブ、無線LANアクセスポイント等の機能を有している。そして、このISP2を介して接続可能なインターネット100上には、後述するサービスサイト3が接続されている。
【0017】
なお、ここでは、ホームネットワーク10の上位プロトコルとしてIPプロトコルを想定し、ホームゲートウェイ11による各機器の発見、状況管理、制御等にはUPnP(Universal Plug and Play)やECHONETを想定する。また、ホームゲートウェイ11は、サービスサイト3のサービスを利用する場合、サービスサイト3のサーバに要求を送信し、その応答を受信するが、この場合のプロトコルとしては、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)または専用アプリケーションプログラムによる専用プロトコルのいずれでも構わない。
【0018】
また、エアコン13およびランドリー14は、ホームネットワーク10への接続機能と、ホームゲートウェイ11からの機器制御情報を受信し、その内容に基づいて運転する機能と、自機の状況をホームネットワーク10を介してホームゲートウェイ11へ送信する機能とを有する。このエアコン13およびランドリー14のそれぞれには、LCDやLED等の表示装置とマニュアル操作も可能なボタン型スイッチ等が設置されているものとする。
【0019】
図2は、前述したサービスサイト3の概略構成を示す図である。
【0020】
このサービスサイト3は、ホームゲートウェイ11に適切な気象情報を提供するものであり、図2に示すように、登録ユーザ情報を管理するユーザ管理DBサーバ31、サービス利用に対する課金管理を行う課金管理サーバ32、ユーザ管理DBサーバ31が接続されるLANへのアクセスを制御するファイアーウォール33、インターネット100を介してホームゲートウェイ11等がアクセスしてくるWebサーバ34、気象情報を格納する気象情報DB35およびWebサーバ34が接続されるLANへのアクセスをWebサーバ34へのアクセスのみに制限するファイアーウォール36を備えている。ここでは、本システムのユーザに関する登録ユーザ情報が、ユーザ管理DBサーバ31に既に管理されているものとする。
【0021】
このサービスサイト3は、ユーザに対して常に最適な気象情報を安定して提供すべく、インターネット100上の複数の気象情報元(Web情報ページ)から情報を定期的に収集する。更新の周期は、サービスサイト3の更新周期に応じて決定するが、ここでは、例えば3時間ごととする。この収集した情報を格納する気象情報DB35内のテーブルの内容を図3に示す。図3に示すように、このテーブルには、日付、曜日、天気、更新時刻、気温(℃)、降水確率(%)、洗濯指数(%)、花粉情報および地域の各情報が保持される。また、天気および花粉情報の種別については、図4および図5に示す通りである。
【0022】
一方、図6は、ホームゲートウェイ11のハードウェア構成を示す図である。
【0023】
図6に示すように、ホームゲートウェイ11は、プログラムの実行、通信制御およびサーバ本体の制御等を行うMPU部111、MPU部111がプログラム実行時に使用するRAMおよびROMからなるメモリ部112、各種設定情報やプログラムおよび各種コンテンツファイル等を格納するHDD部113、電源を供給する電源部114、ホームゲートウェイ11内のデータファイルを各種メディアと交換するためのメディアインターフェース部115、テレビジョン装置でコンテンツを見たり、赤外線リモートコントローラでホームゲートウェイ11を操作したりする際に使用されるA/Vインターフェース部116、WAN側およびLAN側の通信パケットのルーティング、WAN側とLAN側との間のアドレス変換やファイアーウォール機能等を行うルータ部117、イーサネット(R)方式によりホームネットワーク10上の機器やWAN側ADSLモデム等と接続する有線LANインタフェース部118およびIEEE802.11a/b/gに準拠した無線LANアクセスポイントの役目を担い、操作表示端末12やエアコン13、ランドリ14等の各種クライアント端末と接続する無線LANインタフェース部119から構成される。
【0024】
また、図7には、ホームゲートウェイ11の機能ブロックが示されている。
【0025】
図7に示すように、このホームゲートウェイ11上には、取得された気象情報から予め記憶されている運転条件を基に機器制御情報を作成・表示する機器制御情報作成部121、サービスサイト3のWebサーバ34に対して気象情報を要求し、その応答からの気象情報の抽出および登録等を行う気象情報要求/処理部122、Webサーバ34との間で認証および暗号化通信を行うインターネット接続部123、機器のON/OFFの曜日、時間および回数等の履歴情報を記憶する機器運転履歴記憶部124、ユーザインタフェース部126を介してユーザに気象状況に応じた運転条件の設定を行わせたり、その設定内容を記憶する運転条件設定/記憶部125、ホームネットワーク10を介して操作表示端末12からの入力とユーザへの表示を行うユーザインタフェース部126およびホームネットワーク10内の各機器との通信を制御するホームネットワーク構成部127の各部が構成される。なお、ここでは、エアコン13およびランドリー14の運転条件が、運転条件設定/記憶部125によって、図8および図9に示すように設定・記憶されているものと想定する。具体的に説明すると、まず、エアコン13については、花粉情報がID1〜ID5の場合、空気清浄機能を稼働させ、その強さは、ID1,ID2の場合「強」、ID3の場合「中」、ID4,5の場合「弱」にする。一方、ランドリー14については、天気のID1〜ID15それぞれに対応して、乾燥機能の「ON」、「OF」が決定される。
【0026】
なお、ここでは、前述の機器運転履歴記憶部124が記憶するデータを運転履歴データ1241と、また、運転条件設定/記憶部125が記憶するデータを運転条件データ1251と称することとする。
【0027】
次に、このような構成をもつサービスサイト3およびホームゲートウェイ11を適用した本システムの全体的な流れを図10を参照しながら説明する。
【0028】
ユーザが操作表示端末12を操作し、エアコン13およびランドリー14の各機器をONにすると(図10の(S1))、ホームゲートウェイ11を介して起動命令が各機器に送信され、各機器が起動する(図10の(S2))。これと同時に、ホームゲートウェイ11は、サービスサイト3にログインを行う(図10の(S3))。このログインは、サービスサイト3側のユーザ認証を経て完了となる(図10の(S4))。
【0029】
続いて、ホームゲートウェイ11は、気象情報要求のメッセージをサービスサイト3に送信する(図10の(S5))。一方、サービスサイト3は、その応答メッセージとして気象情報を送信する(図10の(S6))。そして、この気象情報を受信したホームゲートウェイ11は、気象情報表示のためのデータを操作表示端末等へ送信する(図10の(S7))。
【0030】
次に、ホームゲートウェイ11は、この気象情報を前述の運転条件データ1251と照らし合わせ、最適な機器制御情報を作成する(図10の(S8))。そして、ホームゲートウェイ11は、ユーザに運転前に確認を求めるかどうかの設定に基づき、操作表示端末12等に表示を行わせる(図10の(S9))。ここで、ユーザに運転前の確認を求めた場合には、ユーザによる運転内容の変更も可能である。一方、ユーザの確認入力がなされた場合(図10の(S10))、ホームゲートウェイ11は、先に作成した機器制御情報を各機器に送信する(図10の(S11))。そして、この機器制御情報を受信した各機器は、実際の運転を開始する(図10の(S12),(S13))。
【0031】
つまり、例えばユーザがエアコン13を稼働させるために操作表示端末12を操作すると、ホームゲートウェイ11は、インターネット100経由でサービスサイト3から気象情報を取得し、その時の花粉量により空気清浄機能のON/OFFや強弱を決定する等、その気象情報に応じたエアコン13の運転制御を自動的に実行する。
【0032】
図11には、サービスサイト3における気象情報応答のフローチャートの一例が示されている。
【0033】
ホームゲートウェイ11がインターネット100経由で気象情報を要求してきた場合、サービスサイト3は、例えばSSLによる認証を行い、ディジタル署名を送信する(ステップA1)。また、この認証後、サービスサイト3は、暗号通信のための暗号キーをホームゲートウェイ11との間で相互に作成するプロセスを実行する(ステップA2)。そして、その実行後、ホームゲートウェイ11からユーザIDを受信すると(ステップA3)、サービスサイト3は、予めユーザ情報が登録されたDBをそのユーザIDにより検索し、そのユーザの住所に対応する地域IDを検索する(ステップA4)。次に、サービスサイト3は、その地域の気象情報をその地域IDにより検索し(ステップA5)、その気象情報をWebページ情報としてホームゲートウェイ11に返送する(ステップA6)。
【0034】
一方、図12には、サービスサイト3に対するインターネット100経由での気象情報の要求およびその応答のテーブルへの登録に関するホームゲートウェイ11のフローチャートが示されている。
【0035】
まず、ホームゲートウェイ11は、サービスサイト3が正しいサイトであることを認証する(ステップB1)。ここでは、例えばSSLによる認証を想定してディジタル署名を使用する。次に、ホームゲートウェイ11は、暗号通信のための暗号キーをサービスサイト3との間で相互に作成するプロセスを実行し(ステップB2)、ユーザIDをサービスサイト3に送信する(ステップB3)。
【0036】
このユーザIDの送信後、サービスサイト3から、その地域に最適な気象情報がWebページ情報として返送されるので、ホームゲートウェイ11は、そのWebページ情報内から気象情報を抽出し(ステップB4)、メモリ部112の気象情報テーブルに登録/更新する(ステップB5)。
【0037】
また、図13には、洗濯開始のイベント発生時においてホームゲートウェイ11が実行する機器制御情報の作成およびランドリ14への送信のフローチャートが示されている。
【0038】
まず、ホームゲートウェイ11は、メモリ部112に保持された気象情報テーブルの情報が最新かどうかをチェックする(ステップC1)。これは、例えば日付および更新時刻と現在時刻とを比較し、その差が予め定められた時間、例えば6時間以内であれば最新とみなすような条件で処理する。ここで、もし、最新でないと判定した場合(ステップC1のNO)、ホームゲートウェイ11は、前記の図12に示したフローを実行する。これにより、例えば6時間以内にエアコン13による空気調節が行われていた場合などにおける気象情報の重複した取得処理実行を防止することができる。最新の情報であることが確認されると(ステップC1のYES)、ホームゲートウェイ11は、操作表示端末12またはランドリー14へ気象情報表示のためのデータを送信する(ステップC3)。
【0039】
次に、ホームゲートウェイ11は、機器制御情報の作成、具体的には、脱水後に乾燥まで実行するかどうかの制御情報を作成する処理を行う。このために、ホームゲートウェイ11は、まず、ユーザの天気に応じた運転条件が、予め運転条件設定/記憶部125によって設定されているかどうかを確認する(ステップC4)。もし、登録されていれば(ステップC4のYES)、ホームゲートウェイ11は、気象情報中の天気IDをキーにして一意に機器制御情報を作成することが可能である(ステップC5)。一方、登録されていない場合には(ステップC4のNO)、例えば気象情報中の天気、降水確率、洗濯指数を使用して機器制御情報を作成する(ステップC6,C7)。この場合におけるアルゴリズムの一例を示すと、天気に「雨or雪」が含まれており(天気ID:1−7,11,12のいずれか)、かつ、現在の時間帯の降水確率が70%以上であり、かつ、洗濯指数が30%以下の場合は乾燥を行うといった条件で処理する。つまり、ユーザによる設定が行われていない場合には、その気象状況に予め割り当てられた標準動作が選択されることになる。
【0040】
次に、ホームゲートウェイ11は、運転前に、ユーザに確認を求める設定になっているかどうかを確認する(ステップC8)。ここで、ユーザの確認が必要であれば(ステップC8のYES)、ホームゲートウェイ11は、乾燥まで行うかどうか、その運転内容を表示するためのためのデータを運転ガイドとして操作表示端末12またはランドリー14に送信する(ステップC9)。その後、その操作表示端末12またはランドリー14のボタン等からユーザの確認入力が得られたら(ステップC10のYES)、先に作成した機器制御情報をランドリー14へ送信する(ステップC11)。これにより、ランドリー14は、運転を開始する。なお、ユーザ確認入力待ち(ステップC10)で入力がないままタイムアウトした場合は、機器制御情報は送信されずに終了する。また、エアコン13の場合についても同様の処理フローとなる。
【0041】
このように、この自動運転制御システムによれば、家屋1のホームネットワーク10に接続されたエアコン13およびランドリー14を、ホームゲートウェイ11が、インターネット100経由でサービスサイト3から取得した気象情報に基づいて一元的に運転制御することが可能となる。一方、エアコン13およびランドリー14のそれぞれは、このホームゲートウェイ11から送信される機器制御情報に従って運転可能であれば良く、気象情報の取得やその解析等、各々が高度な情報処理を行うための機構を備える必要もない。したがって、エアコン13およびランドリー14が既存のネットワーク家電製品である場合であっても、それら自体を改修することなく、ホームゲートウェイ11内のソフトウェアをアップデートすることにより本サービス機能を利用可能である。
【0042】
ところで、前述した実施形態では、ホームゲートウェイ11がサービスサイト3から気象情報を取得する例を示したが、これに限られず、例えば図14に示すように、インターネット100上の他のWWWサーバ4(あるいはISP2でも良い)から取得するようにしても構わない。この場合、例えばサービスサイト3からは、どのWWWサーバ4のどのWebページ情報を取得し、かつ、その取得したWebページ情報からどのように気象情報を抽出するのかを示す情報またはプログラムの提供を受けることが考えられる。この情報またはプログラムの提供は、例えばCD−ROM等の記録媒体の頒布によっても可能である。
【0043】
また、前述した実施形態では、ユーザが操作表示端末12を操作した際、対象の機器を適切に運転制御すべく気象情報を取得する例を説明したが、ホームゲートウェイ11では、各機器のON/OFF等の履歴情報を機器運転履歴記憶部124が運転履歴データ1241として記憶するので、例えばランドリー14に関して言えば、気象情報が示す気象状況がいわゆる洗濯日和であって、かつ、前回の運転から所定の日数が経過しているような場合に、ユーザに洗濯を勧める等のガイドを提示することも可能である。さらに、気象情報が週間予想等の長期的な情報を含む場合には、洗濯に適した日を提示しても良い。
【0044】
つまり、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、内部ネットワークに接続された複数の電子機器を外部ネットワークを介して取得した気象情報に基づいて一元的に運転制御可能としたサーバ装置および同装置における電子機器の運転制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るサーバ装置(ホームゲートウェイ)を適用した自動運転制御システムの構成例を示す図。
【図2】同実施形態のサービスサイトの概略構成を示す図。
【図3】同実施形態の気象情報DB内のテーブルの内容を示す図。
【図4】図3に示したテーブル中の天気の種別を示す図。
【図5】図3に示したテーブル中の花粉情報の種別を示す図。
【図6】同実施形態のホームゲートウェイのハードウェア構成を示す図。
【図7】同実施形態のホームゲートウェイの機能ブロックを示す図。
【図8】同実施形態の運転条件設定/記憶部により設定・記憶されたエアコンの運転条件を示す図。
【図9】同実施形態の運転条件設定/記憶部により設定・記憶されたランドリーの運転条件を示す図。
【図10】同実施形態の自動運転制御システムの全体的な流れを説明するための図。
【図11】同実施形態のサービスサイトにおける気象情報応答のフローチャート。
【図12】同実施形態のサービスサイトに対するインターネット経由での気象情報の要求およびその応答のテーブルへの登録に関するホームゲートウェイのフローチャート。
【図13】同実施形態の洗濯開始のイベント発生時においてホームゲートウェイが実行する機器制御情報の作成およびランドリへの送信のフローチャート。
【図14】同実施形態の自動運転制御システムの一変形例を示す図。
【符号の説明】
1…家屋、2…ISP、3…サービスサイト、4…WWWサーバ、10…ホームネットワーク、11…ホームゲートウェイ、12…操作表示端末、13…エアコンディショナ(エアコン)、14…洗濯機(ランドリー)、15…モデム、31…ユーザ管理DBサーバ、32…課金管理サーバ、33…ファイアーウォール、34…Webサーバ、35…気象情報DB、36…ファイアーウォール、100…インターネット、111…MPU部、112…メモリ部、113…HDD部、114…電源部、115…メディアインターフェース部、116…AVインターフェース部、117…ルータ部、118…有線LANインタフェース部、119…無線LANインターフェース部、121…機器制御情報作成部、122…気象情報要求/処理部、123…インターネット接続部、124…機器運転履歴記憶部、125…運転条件設定/記憶部、126…ユーザインタフェース部、127…ホームネットワーク構成部。
Claims (8)
- 第1のネットワークと第2のネットワークとの間を中継するゲートウェイ機能を有するサーバ装置であって、
前記第1のネットワークに接続されたコンピュータから気象情報を取得する気象情報取得手段と、
前記気象情報取得手段により取得された気象情報に基づき、前記第2のネットワークに接続された少なくとも1つの電子機器を運転制御する運転制御手段と
を具備することを特徴とするサーバ装置。 - 前記気象情報が示す気象状況ごとに所望の運転を前記電子機器に行わせるための運転条件を設定する運転条件設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
- 前記電子機器の運転制御を実行する前に、その運転内容をユーザに確認させるか否かを設定する確認有無設定手段と、
前記確認有無設定手段によりユーザに確認させる設定となっていた場合、その運転内容を提示するとともに、その実行可否の指示を受け付けるユーザインタフェース手段と
をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。 - 前記気象情報取得手段は、前記電子機器の電源投入が指示された場合に、前記気象情報の取得を実行することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記気象情報取得手段は、前回実行した前記気象情報の取得から予め定められた時間以上が経過していた場合に、前記気象情報の取得を実行することを特徴とする請求項6載の電子機器。
- 第1のネットワークと第2のネットワークとの間を中継するゲートウェイ機能を有するサーバ装置における電子機器の運転制御方法であって、
前記第1のネットワークに接続されたコンピュータから気象情報を取得する気象情報取得ステップと、
前記気象情報取得ステップにより取得された気象情報に基づき、前記第2のネットワークに接続された少なくとも1つの電子機器を運転制御する運転制御ステップと
を具備することを特徴とする運転制御方法。 - 前記気象情報が示す気象状況ごとに所望の運転を前記電子機器に行わせるための運転条件を設定する運転条件設定ステップをさらに具備することを特徴とする請求項6記載の運転制御方法。
- 前記電子機器の運転制御を実行する前に、その運転内容をユーザに確認させるか否かを設定する確認有無設定ステップと、
前記確認有無設定ステップによりユーザに確認させる設定となっていた場合、その運転内容を提示するとともに、その実行可否の指示を受け付けるユーザインタフェースステップと
をさらに具備することを特徴とする請求項6記載の運転制御方法。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050629 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060811 |