JP2004323359A - 毛髪処理用の化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】染毛料、毛髪用ブリーチ或いはパーマネントウェーブ液などの、毛髪を化学的に処理する化粧料に、非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーを含有させる。前記非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキル、メタクリル酸アルキル、ビニルアルコール、α位にアルキル基を有していても良いスチレン、マレイン酸等のモノマーに、アミノ酸残基を導入し、しかる後重合乃至は共重合して作成した、合成ポリマーを基体とし、アミノ酸残基が置換基として付加した、所謂アミノ酸ペンダント型の高分子が好適に例示できる。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、毛髪用の化粧料に関し、更に詳細には、毛髪を化学的に処理する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
毛髪は、強固なケラチン質で構成されており、その構造を変化させる為には、多大な努力を要する。例えば、染毛料により染毛する為には、毛髪の構造を一部化学的に損傷し、染料を浸透させたり、毛髪の一部を発色基団を有する化学物質で修飾したりしなければならないし、毛髪中のメラニン色素を脱色し金髪にするには、ブリーチングしなければならないし、パーマネント処理する為には、例えばチオグリコール酸塩等でケラチン中のS−S(硫黄−硫黄)結合を一度切断し、しかる後に再度酸化剤により、S−S(硫黄−硫黄)結合を再構築させることが必要となる。この様に、毛髪の化学的な処理は、何れの場合に於いても毛髪に大きなダメージを与える処理であり、その為に、毛髪は著しく傷むし、その処理効果も長くは維持できないのが常であった。この様な状況において、毛髪の損傷を抑制する手段としては、ポリフェノール類とアルキルグルコシドを組み合わせて、毛髪用の化粧料に含有させて、これらの効果により抑制する技術が知られているが(特許文献1参照)、処理効果の維持時間を改善する技術に関しては、全く知られていなかった。
【0003】
一方、非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーである、ポリメタクリロイルリジン等のポリアクリル酸或いはポリメタクリル酸などのポリマーを基体として、アミノ酸残基をペンダント型に有するポリマー類が、皮膚或いは毛髪の損傷部位に吸着し、該損傷部位を保護する作用を有することは既に知られているが、かかる成分が、処理効果の維持時間を改善する作用を有することは全く知られていない。(特許文献2参照)
【0004】
更に、毛髪を化学的に処理する化粧料で、非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーを含有するものは、全く知られていない。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−104844号公報
【特許文献2】
WO2000−32560号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、毛髪を化学的に処理する化粧料において、処理効果の維持時間を改善する技術を提供することを課題とする。
【0007】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、毛髪を化学的に処理する化粧料において、処理効果の維持時間を改善する技術を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、かかる化粧料に、非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーを含有させることにより、この様な効果が得られることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するものである。
(1)毛髪を化学的に処理する化粧料であって、非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーを含有することを特徴とする、毛髪用の化粧料。
(2)前記非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーが、アクリロイルアミノ酸及び/又はメタクリロイルアミノ酸の重合物又は共重合物であることを特徴とする、(1)に記載の毛髪用の化粧料。
(3)非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーが、ポリメタクリロイルリジンであることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の毛髪用の化粧料。
(4)毛髪を化学的に処理する化粧料が、染毛料、毛髪脱色剤又はパーマ剤であることを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の毛髪用の化粧料。
(5)処理の効果の維持時間を改善する作用を有することを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の毛髪用の化粧料。
【0008】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の化粧料の必須成分であるポリマー
本発明の化粧料は、毛髪を化学的に処理する化粧料であって、非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーを含有することを特徴とする。ここで、非ペプチド系とは、タンパク、ポリペプチド、それらの加水分解物或いはそれらの化学修飾物を含まないと言う意味であり、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸アルキル、メタクリル酸アルキル、ビニルアルコール、α位にアルキル基を有していても良いスチレン、マレイン酸等のモノマーに、アミノ酸残基を導入し、しかる後重合乃至は共重合して作成した、合成ポリマーを基体とし、アミノ酸残基が置換基として付加した、所謂アミノ酸ペンダント型の高分子が好適に例示できる。これらのポリマーで特に好ましいものは、アクリル酸乃至はメタクリル酸にアミノ酸残基を導入し、これらを重合乃至は共重合して得たものや、所望により、アミノ酸残基を有しないモノマーを加えて共重合したものである。取り分け、アクリロイルアミノ酸及び/又はメタクリロイルアミノ酸の重合物又は共重合物が好ましい。前記アミノ酸残基としては、リジン残基、アルギニン残基、グリシン残基、アラニン残基等が特に好適に例示でき、中でも、塩基性アミノ酸残基が好適であり、塩基性アミノ酸残基では、リジン残基が特に好適である。非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーとして最も好ましいものは、メタクリロイルリジンのホモポリマーである、ポリメタクリロイルリジンである。前記のアミノ酸ペンダント型ポリマーの製造方法は、特許文献2に記載されており、かかる記述に従って製造することが出来る。例えば、ポリメタクリロイルリジンであれば、メタクリル酸を塩化チオニルなどのハロゲン化剤で処理して、酸ハライドへと誘導し、しかる後にアルカリ存在下リジンと縮合させて、メタクリロイルリジンと為し、これをアゾビスイソブチロニトリルなどの存在下、アルコールなどを溶剤とし、溶液重合することにより製造することが出来る。又、この様なポリメタクリロイルリジンには、既に市販品が存在し、かかる市販品を利用することも出来る。市販品としては、例えば、岐阜シェラック株式会社より販売されている「PMリジン」が特に好適に例示できる。本発明の化粧料に於いて、かかる非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーは、化粧料の化学処理効果の持続性を改善する作用を発揮する。この様な効果を発揮する為には、非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーから選択される1種乃至は2種以上を、化粧料全量に対して0.005〜10重量%、更に好ましくは0.01〜5重量%含有することが好ましい。尚、上記の効果以外に、非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーは、化学処理によって生ずる毛髪のダメージを軽減させる作用、或いは、毛髪が化学処理剤によりダメージを受けにくくする作用も有し、かかる作用の発現を目的に本発明の化粧料を使用することも本発明の技術的範囲に属する。
【0009】
(2)本発明の化粧料
本発明の化粧料は、毛髪を化学的に処理する化粧料であって、非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーを含有することを特徴とする。ここで、化学的処理とは、毛髪の一部乃至は全部に、化学反応を起こさせ、色調乃至は物理的性状を変える操作を意味し、具体的には染料を部分的に反応させて染着させる処理、酸化条件下ジアミン誘導体とフェノール性物質の反応を利用した反応性染料により、毛髪を染着させる処理、酸化剤により毛髪の色を脱色する処理、還元条件でS−S(硫黄−硫黄)結合を切断し、酸化条件で再度結合させるパーマネントウェーブ処理等が例示できる。特に好ましい形態は、反応性染料を含有する染毛料である。これは、本発明の効果が如実であるためである。本発明の化粧料に於いては、前記非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマー以外に、通常化粧料で使用される任意成分を含有することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、ホホバ油、カルナウバワックス、モクロウ、ミツロウ、ゲイロウ、オレイン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、ネオペンチルグリコールジイソステアレート、リンゴ酸ジイソステアレートなどのエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコール、セタノール、オレイルアルコール、オクタデシルアルコールなどの高級アルコール類、ヒマシ油、椰子油、水添椰子油、椿油、小麦胚芽油、イソステアリン酸トリグリセライド、イソオクタン酸トリグリセライド、オリーブオイル等のトリグリセライド類、1,3−ブタンジオール、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール、イソプレングリコールなどの多価アルコール、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエチレンオレート、ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル、ポリエキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤、ソジウムラウリルステアレート、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、スルホコハク酸エステル塩などのアニオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、アルキルベタイン等の両性界面活性剤類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン、ポリエチレン粉末、アクリル樹脂粉体等の有機粉体類、タルク、マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ等の表面処理されていても良い粉体類、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー及び/又はその塩、カルボキシビニルポリマー及び/又はその塩、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、過酸化水素等の過酸化物、レゾルシノール等のフェノール性物質、パラフェニレンジアミン、メタフェニレンジアミン等の芳香族ポリアミン類、レチノール、レチノイン酸、トコフェロール、リボフラビン、ピリドキシン、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル塩などのビタミンやグリチルリチン酸塩、グリチルレチン、ウルソール酸、オレアノール酸などのテルペン類、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストリオールなどのステロイド類などの有効成分、フェノキシエタノール、パラベン類、ヒビテングルコネート、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、ジメチルアミノ安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、ベンゾフェノン類などの紫外線吸収剤などが好ましく例示できる。特に好ましくは、過酸化水素等の過酸化物、レゾルシノール等のフェノール性物質、パラフェニレンジアミン、メタフェニレンジアミン等の芳香族ポリアミン類等の毛髪処理成分である。かかる成分の好ましい含有量は、フェノール性物質であれば、0.1〜10重量%であり、更に好ましくは1〜5重量%である。過酸化物であれば、0.1〜30重量%であり、更に好ましくは1〜20重量%である。ポリアミンであれば、0.1〜10重量%であり、更に好ましくは1〜7重量%である。
【0010】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
【0011】
<実施例1>
以下に示す処方に従って、2剤タイプの反応性染毛料セット1を作成した。別途、セット1の1液中の「PMリジン」を水に置換した比較セット1も作成した。白髪約20gをこれらの染毛料で染毛し、(1剤と2剤を等量混合し均一に毛髪に塗布し、10分静置した後、水洗)この10gを繰り返しシャンプーし、シャンプーしない染毛された白髪との色差を測定した。同様の実験を比較セット1でも行った。色差の測定結果を表1に示す。これより、本発明の化粧料は、化学的処理の効果の維持時間の改善作用に優れることがわかる。又、引っ張り試験機(TENSILON UTM−II−20 , TOYO BALDWIN 社製)を用いて、10本の毛の引っ張り強度(降伏値)を測定し、平均値を算出した。無処置のそれで測定値を除し、100を乗して維持率(%)を算出した。この結果も表1に示す。本発明の毛髪用の化粧料は、染毛処理から、毛髪を保護している作用も有することがわかる。
【0012】
(反応性染毛料セット1)
1剤
イ)
セタノール 7 重量部
ホホバ油 0.5重量部
流動パラフィン 0.5重量部
レゾルシン 2.5重量部
パラフェニレンジアミン 1.5重量部
メタフェニレンジアミン 0.1重量部
POE(20)セチルエーテル 4 重量部
ロ)
モノエタノールアミン 2 重量部
1,3−ブタンジオール 10 重量部
亜硫酸ナトリウム 0.5重量部
塩化ジメチルセチルアンモニウム 3 重量部
水 68.3重量部
「PMリジン」 0.1重量部
(製法)
イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、攪拌して均一に溶解させ、攪拌下イに徐々にロを加えた。攪拌冷却し、クリームとして1剤を得た。
2剤
イ)
セタノール 6 重量部
流動パラフィン 0.5重量部
POE(20)セチルエーテル 5 重量部
ロ)
過酸化水素水 18 重量部
1,3−ブタンジオール 10 重量部
水 60.5重量部
(製法)
イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、攪拌して均一に溶解させ、攪拌下イに徐々にロを加えた。攪拌冷却し、クリームとして2剤を得た。
【0013】
(比較染毛料セット1)
1剤
イ)
セタノール 7 重量部
ホホバ油 0.5重量部
流動パラフィン 0.5重量部
レゾルシン 2.5重量部
パラフェニレンジアミン 1.5重量部
メタフェニレンジアミン 0.1重量部
POE(20)セチルエーテル 4 重量部
ロ)
モノエタノールアミン 2 重量部
1,3−ブタンジオール 10 重量部
亜硫酸ナトリウム 0.5重量部
塩化ジメチルセチルアンモニウム 3 重量部
水 68.4重量部
(製法)
イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、攪拌して均一に溶解させ、攪拌下イに徐々にロを加えた。攪拌冷却し、クリームとして1剤を得た。
2剤
イ)
セタノール 6 重量部
流動パラフィン 0.5重量部
POE(20)セチルエーテル 5 重量部
ロ)
過酸化水素水 18 重量部
1,3−ブタンジオール 10 重量部
水 60.5重量部
(製法)
イ、ロをそれぞれ80℃に加熱し、攪拌して均一に溶解させ、攪拌下イに徐々にロを加えた。攪拌冷却し、クリームとして2剤を得た。
【0014】
【表1】
【0015】
<実施例2>
下記に示す処方に従って、染着タイプの、本発明の毛髪用の化粧料である、染毛料を作成した。即ち、処方成分を攪拌、可溶化して本発明の化粧料である、染着タイプの染毛料2を得た。別途、このものの「PMリジン」を水に置換した比較例2を作成した。これらについて、実施例1と同様に染毛の堅牢性を調べた。結果を表2に示す。これより本発明の化粧料は染着維持性に優れることがわかる。
(染毛料2)
1,3−ブタンジオール 20 重量部
エタノール 10 重量部
ベンジルアルコール 7 重量部
10%水酸化ナトリウム水溶液 1.5重量部
1%紫色401号水溶液 3 重量部
1%黒色401号水溶液 3 重量部
1%橙色205号水溶液 20 重量部
1%赤色106号水溶液 4 重量部
メチルセルロース 2 重量部
ジメチコンコポリオール 2 重量部
「PMリジン」 0.5重量部
水 27 重量部
(比較例2)
1,3−ブタンジオール 20 重量部
エタノール 10 重量部
ベンジルアルコール 7 重量部
10%水酸化ナトリウム水溶液 1.5重量部
1%紫色401号水溶液 3 重量部
1%黒色401号水溶液 3 重量部
1%橙色205号水溶液 20 重量部
1%赤色106号水溶液 4 重量部
メチルセルロース 2 重量部
ジメチコンコポリオール 2 重量部
水 27.5重量部
【0016】
【表2】
【0017】
<実施例3>
下記に示す処方に従って、2剤タイプの毛髪脱色化粧料キットを作成した。1剤と2剤とを等量混合し脱色に用いたところ、髪を痛めずに脱毛できることがわかった。
(1剤)
25%アンモニア水 2 重量部
モノエタノールアミン 10 重量部
1,3−ブタンジオール 10 重量部
亜硫酸ナトリウム 1 重量部
POE(20)セチルエーテル 5 重量部
「PMリジン」 1 重量部
水 72 重量部
(製造法)成分を秤取り、80℃で加熱、攪拌、可溶化し、攪拌冷却して1剤を得た。
(2剤)
過酸化水素水 40 重量部
アセチルフェネチジン 0.3重量部
クエン酸 0.2重量部
ポリクォータニウム37 0.5重量部
ジメチコンコポリオール 8 重量部
メチルセルロース 2 重量部
1,3−ブタンジオール 5 重量部
水 44 重量部
(製造法)成分を秤取り、攪拌、可溶化し、攪拌冷却して2剤を得た。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、毛髪を化学的に処理する化粧料において、処理効果の維持時間を改善する技術を提供することができる。
Claims (5)
- 毛髪を化学的に処理する化粧料であって、非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーを含有することを特徴とする、毛髪用の化粧料。
- 前記非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーが、アクリロイルアミノ酸及び/又はメタクリロイルアミノ酸の重合物又は共重合物であることを特徴とする、請求項1に記載の毛髪用の化粧料。
- 非ペプチド系高分子基体に、アミノ酸残基を有するポリマーが、ポリメタクリロイルリジンであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の毛髪用の化粧料。
- 毛髪を化学的に処理する化粧料が、染毛料、毛髪脱色剤又はパーマ剤であることを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の毛髪用の化粧料。
- 処理の効果の維持時間を改善する作用を有することを特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の毛髪用の化粧料。
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JP2008255030A (ja) * | 2007-04-03 | 2008-10-23 | Pola Chem Ind Inc | 毛髪用外用剤 |
KR101427570B1 (ko) | 2007-11-30 | 2014-08-08 | (주)아모레퍼시픽 | 모발 염색용 컨디셔너 조성물 |
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- 2003-04-21 JP JP2003115505A patent/JP4044479B2/ja not_active Expired - Fee Related
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