JP2004321485A - 手乾燥装置 - Google Patents

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JP2004321485A JP2003120283A JP2003120283A JP2004321485A JP 2004321485 A JP2004321485 A JP 2004321485A JP 2003120283 A JP2003120283 A JP 2003120283A JP 2003120283 A JP2003120283 A JP 2003120283A JP 2004321485 A JP2004321485 A JP 2004321485A
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Tomohiko Horii
智彦 堀井
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Abstract

【課題】乾燥性能を損なわず、水滴回収時に床等への水滴飛散もなく、使用時の騒音を低減することができ、また、構造も簡素で、使い勝手もよい手乾燥装置を提供すること。
【解決手段】手を挿抜可能な手挿入部3と、高速空気流を吹出すノズル10と、このノズル10によって吹き飛ばされた水滴を回収する水受け部4を備え、運転開始時にはノズル10から吹出し空気の方向に水受部4を位置させ、時間経過とともにノズル10から吹き出す吹出し空気の方向に水受部4が位置しなくなるようにして、ノズル10と水受け部4の位置関係を変化させる。この場合、ノズル10から吹き出す吹出し空気の方向を変化させることができ、吹出し空気の方向を、手挿入部3の奥側Aから前面側Bへ変化させることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄後の濡れた手を衛生的に乾燥させるための手乾燥装置に係り、より詳しくは、手乾燥過程の後半に、高速空気流が水受け部に衝突しないように、高速空気流の方向と水受け部の相対位置を移動させて騒音を低減させるようにした手乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
洗浄後の濡れた手を乾燥させる従来装置として、手に付着した水滴を高速空気流によって吹飛ばして手を乾燥させる手乾燥装置があった。例えば、前方と側方を開放して、奥面および底面を水受部とした手挿入部を有し、この手挿入部にエアーノズルによって高速空気流を噴出させるようにしてある。
手挿入部に濡れた手を挿入して高速空気流を当てると、手に付着した水分が吹飛ばされて、ごく短時間で手が乾燥する。手から吹飛ばされた水滴は手挿入部の水受部によって回収され、ドレンタンクに貯められる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2000−5096号公報(第2−3頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の手乾燥装置は、濡れた手にノズルから吹き出す高速空気流を当て水滴を吹飛ばして手を乾燥させるが、手から吹き飛ばされた水滴は高速空気流に乗って移動する。そのため、水滴を効率よく回収するには、高速空気流の噴出方向に水受部を設ける必要があるが、高速空気流が水受部に当るため、騒音が発生する原因になっていた。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、騒音を低下させることができる手乾燥装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る手乾燥装置は、手を挿抜可能な手挿入部と、高速空気流を吹出すノズルと、前記ノズルによって吹き飛ばされた水滴を回収する水受部を備え、運転開始時は前記ノズルから吹き出す吹出し空気の方向に前記水受部が位置し、時間経過とともに前記ノズルから吹き出す吹出し空気の方向に前記水受部が位置しなくなるように位置関係を変化させるようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係る手乾燥装置の縦断面図で、水分を吹き飛ばす作動流体である高速空気流によって手を乾燥させる手乾燥装置を示している。手乾燥装置は、正面に手挿入口3aを有する本体1が外殻を形成しており、手挿入口3aに続く処理空間として手挿入部3が設けられている。そして、本体1内には高圧空気流発生装置2が組み込まれており、その高圧空気流が手挿入口3aの近傍に送られて、手挿入部3内に高速の空気流を形成するようになっている。
【0008】
手挿入部3は本体1の正面部に形成されており、正面及び両側面を開放して手を自在に挿抜できる開放シンク状に構成し、手挿入部3に設けた水受け部4には、その端縁部に曲面構成の立ち上がりによる防壁構造5が設けられ、側方や前方への水の飛散が防止されるようになっている。水受け部4の底部は前方に向かって下傾していて、その最下部に排水口6が設けられている。水受け部4の下方には、排水口6から滴下する水を貯留する開放容器構造のドレン容器7が抜き差し自在に取り付けられている。
手挿入部3の壁面には、シリコン系もしくはフッ素系等の撥水材、又は酸化チタン、又は抗菌剤がコーティングもしくは含浸されており、壁面への汚れの付着を軽減し、汚れを分解し、細菌の増殖の低減を図っている。
【0009】
高圧空気流発生装置2は、DCブラシレスモーター(通常の整流子モーター又は誘導電動機であってもよい)と、これを駆動させる駆動回路及びDCブラシレスモーターによって回転するターボファンによって構成されており、本体1の箱体の手挿入部3の直上に、吸気側を背面側に向けて取付けられている。
本体1の背面側には、手挿入部3の奥側背面に近接して縦方向に開口し下端が開放した吸気通路7が設けられており、高圧空気流発生装置2の吸気口は吸気通路7に臨んでいて、吸気通路7の下端から、着脱可能のエアーフィルター8を通じて、空気を吸込むことができるようになっている。
【0010】
高圧空気流発生装置2の吹出口は排気通路9側に設けられており、排気通路9には、手挿入部3に臨んで、高圧空気流発生装置2から吹出した高圧空気流を高速空気流に変換し吹出角度を自在に変えることができるエアーノズル10と、この高圧空気流発生装置2から吹き出される高圧空気流を加熱して温風化するヒーター11が取付けられている。また、手挿入部3には、手が挿入されたことを検知する検知センサー12が設けられている。
【0011】
上記のように構成した本実施の形態の作用を説明する。なお、手乾燥装置を用いた手の乾燥過程は、最初の短時間で手の大部分の水滴が飛ばされる第1の乾燥過程と、その後に行われる過程で、手の表面にあって湿潤している水分を蒸発させる第2の乾燥過程に大きく分けることができる。
まず、手乾燥装置の手挿入口3aから手挿入部3内に手をほぼ手首付近まで入れると、検知センサー12が手の挿入を検知し、この挿入検知信号を制御回路(図示せず)が処理して、高圧空気流発生装置2が作動し、ヒーター11に通電される。高圧空気流発生装置2が作動すると、エアーフィルター8を通って空気が吸入され、吸気通路7を通過して高圧空気発生装置2に吸込まれる。そして、高圧空気発生装置2によって高圧空気に変換されて排気通路9に排出され、発熱しているヒーター11によって温風化され、エアーノズル10によって運動エネルギーを持つ高速空気流となって、手挿入部3内に吹出される。
【0012】
高圧空気流発生装置2の作動当初は、エアーノズル10から吹出る高速空気流は、手挿入部3の奥側に向かい、その方向Aには水受け部4が位置している。このため、エアーノズル10から噴出された高速空気流が手挿入部3内の濡れた手に当たると、手についていた水滴が吹飛ばされて高速空気流に乗って移動し、高速空気流の方向Aに位置する水受け部4に付着し、排水口6を通ってドレン容器7に貯留される。こうして、最初の短時間で手の大部分の水滴が吹き飛ばされる第1の乾燥過程が終了する。
【0013】
こうして、第1の乾燥過程である一定時間の経過をタイマー等が検知すると、手の表面に湿潤している水分を蒸発させる第2の乾燥過程に移る。すなわち、エアノズル10の高速空気流の吹出し方向が奥側への方向Aから前面側への方向Bに変わり、高速空気流の方向Bに水受け部4が位置しないようになる。この状態で、高速空気流によってさらに手の乾燥が行われる。
この時点では、エアーノズルからの高速空気流を水受け部4で受けることはないが、手の大部分の水滴が既に吹き飛ばされており、水滴が飛散することはほとんどないため、床等を水滴で汚すこともなく、また、水受け部4に高速空気流が直接当ることがなくなるため、騒音の発生が大きく減少する。
【0014】
こうして、第1、第2の乾燥過程が終了して手が乾燥状態になり、手挿入部3から手を抜くと、検知センサー12が手を検知しなくなり、高圧空気流発生装置2及びヒーター11が停止し、エアーノズル10の高速空気流の吹き出し方向も、吹出し方向Bから当初の方向であるA、すなわち当初の位置である手挿入部3の奥側位置に戻される。
【0015】
本実施の形態によれば、乾燥性能を損なわず、水滴回収時に床等への水滴飛散もなく、使用時の騒音を低減することができ、また、構造も簡素で、使い勝手もよい。
【0016】
[実施の形態2]
図2は本発明の実施の形態2に係る手乾燥装置の縦断面図である。なお、実施の形態1と同一部分には同じ符号を付し、説明を省略する。実施の形態1では、エアーノズルから吹出す高速空気流の方向を変化させたが、本実施の形態では、水受け部4を前後方向に移動可能に構成したものである。
図において、排気通路9には、吹き出し方向がほぼ垂直下方に固定されたエアーノズル10aが手挿入部3に臨んで取付けられている。
また、水受け部4の底面にはほぼ水平方向の前後に移動する水受け移動部4aが設けられており、高速空気流の吹き出し方向Cの直下付近に位置する本体1の手前側位置D(破線で示す前面側位置)から、高速空気流が当たらない本体1の奥側位置E(実線で示す背面側位置)にかけて、自動的に移動できるようになっている。
【0017】
上記のように構成した本実施の形態の作用を説明する。手乾燥装置の手挿入口3aから手挿入部3内に手を挿入すると、検知センサー12が手の挿入を検知して、高圧空気流発生装置2及びヒーター11が作動し、エアーノズル10aから高速空気流が発生する。その時点、すなわち、乾燥過程の第1の過程では、本体1の手前側、すなわち、高速空気流の吹出し方向Cに水受け部4の水受け移動部4aが位置しており(図の破線位置D)、高速空気流に乗って手から飛んでくる水滴を回収する。
【0018】
そして、第1の乾燥過程である一定の時間が経過して手の大部分の水滴がとばされると、手の表面に湿潤している水分を蒸発させる第2の乾燥過程に入る。すなわち、タイマー等により経過時間がはかられたのち、水受け部4の水受け移動部4aが、本体1の手前側(図の破線位置D)から本体1の奥側(図の実線位置E)へと移動し、エアーノズル10aからの高速空気流の吹出し方向Cに水受け部4の水受け移動部4aが位置しないようになる。この状態で、高速空気流によってさらに手の乾燥が行われる。
この時点では、高速気流が水受け部4の水受け移動部4aに当らなくなるため、そこで発生していた騒音が大きく低減される。
【0019】
本実施の形態によれば、乾燥性能を損なわず、使用時に床等への水滴飛散もなく、使用時の騒音を低減することができ、また、構造も簡素で、使い勝手もよい。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、乾燥性能を損なわず、使用時に床等への水滴飛散もなく、使用時の騒音を低減することができ、また、構造も簡素で、使い勝手もよい手乾燥装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る手乾燥装置の縦断面図である。
【図2】実施の形態2に係る手乾燥装置の縦断面図である。
【符号の説明】
2 高圧空気流発生装置、3 手挿入部、4 水受け部、4a 水受け移動部、10,10a エアーノズル。

Claims (5)

  1. 手を挿抜可能な手挿入部と、高速空気を吹出すノズルと、該ノズルによって吹き飛ばされた水滴を回収する水受け部とを備え、運転開始時には前記ノズルから吹き出す吹出し空気の方向に前記水受部を位置させ、時間経過とともに前記ノズルから吹き出す吹出し空気の方向に前記水受部が位置しなくなるようにして、前記ノズルと水受け部の位置関係を変化させることを特徴とする手乾燥装置。
  2. 前記ノズルから吹き出す吹出し空気の方向を変化させることを特徴とする請求項1記載の手乾燥装置。
  3. 前記ノズルから吹き出す吹出し空気の方向を、前記手挿入部の奥側から前面側へ変化させることを特徴とする請求項2記載の手乾燥装置。
  4. 前記水受部の位置を変化させることを特徴とする請求項1記載の手乾燥装置。
  5. 前記水受部の位置を、前記手挿入部の前面側から奥側へ変化させることを特徴とする請求項4記載の手乾燥装置。
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