JP2004316133A

JP2004316133A - Temporary coffering method

Info

Publication number: JP2004316133A
Application number: JP2003108587A
Authority: JP
Inventors: Koji Ueno; 浩二上野; Shozo Kato; 正三加藤; Yasuhiro Iida; 康博飯田
Original assignee: Obayashi Corp
Current assignee: Obayashi Corp
Priority date: 2003-04-14
Filing date: 2003-04-14
Publication date: 2004-11-11

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To reduce costs and shorten a construction period by eliminating a limit to a difference between the size of a footing and that of a bridge pier. <P>SOLUTION: A temporary cofferdam 12 is composed of a cofferdam wall body 18 which is assembled in such an annular shape as to have an inside diameter larger than a diameter of the footing 14, and an annular form body 20 which is locked to an outer periphery of a lower end of the wall body 18. The cofferdam 12 is sunk in the ground at the bottom of water outside the footing 14. After the completion of timbering of the wall body 18, a foot protection concrete part 26 is formed. The concrete part 26 is formed by placing underwater concrete in the form body 20; a lower end side of the wall body 18 is partially embedded in the concrete part 26; at the completion of that, water is discharged from inside the cofferdam 12 so that the cofferdam 12 can be put into a dry state; and repair work such as the repair and strengthening of a bridge pier part 16 of an underwater structure 10 is performed. At the completion of the work, the whole of the cofferdam 12 is removed with the concrete part 26. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、仮締切工法に関し、特に、水中構造物の修理，補強などの改修を行う際に好適に採用される仮締切工法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
水中構造物が地震などにより被害を受けた場合に、耐震補強対策を施す必要があり、河川や海上にある水中構造物に耐震補強を実施する際には、構造物の周囲から水を排除して、ドライな環境で作業を行う必要があることから、二重締切工を用いる工法が一般的に採用されている。
【０００３】
ところが、このような二重締切工を用いる工法は、矢板の打設，撤去を伴うため、組立，解体に時間と手間が掛かり、仮設構造物の築造，撤去費用が全体の工費中に大きな割合を占めるという問題があった。
【０００４】
そこで、例えば、特許文献１には、水中構造物のフーチング上に、プレキャストパネル製の仮締切構造体を設置する工法が提案されている。この工法によれば、組立，解体が簡単かつ迅速に行えるとともに、水質汚濁の発生が少なくなるという長所がある。
【０００５】
しかしながら、この特許文献１に開示されている仮締切工法には、以下に説明する技術的な課題があった。
【０００６】
【特許文献１】
特開平１１−２１９０８号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち、特許文献１に開示されている工法では、水中構造物のフーチング上に仮締切構造体を設置するので、フーチングと橋脚との間に、仮締切構造体を設置しても、作業空間が確保できる大きさの差がなければ、適用することができないという問題があった。
【０００８】
この場合、仮締切構造体は、水深が深ければ、水圧に耐えうる設計とするので、かなりの厚みが必要になり、このような条件では、より一層適用可能な施工現場が制限され、適用できない場合には、旧来の二重締切工を用いる施工となるため、多大のコストと工期の長期化が余儀なくされる。
【０００９】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、フーチングと橋脚との間の大きさの差に制限を受けることがなく、コスト低減と工期の短縮とを可能にする仮締切工法を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、橋梁基礎などの水中構造物の外周を仮締切工で囲撓し、前記仮締切工の内部を排水して、前記水中構造物の修理，補強などの改修を行う仮締切工法において、前記仮締切工は、予め製作される複数のパネルにより環状に形成される仮締切壁体と、前記仮締切壁体の下端外周に係止される環状の型枠体とを備え、前記水中構造物の外周を囲繞するようにして、前記仮締切壁体と型枠体とをそれぞれ環状に組立てた後に、前記水中構造物のフーチングの外側に沈設し、前記型枠体の内側に水中コンクリートを打設して、前記水中構造物と前記型枠体との間に、根固めコンクリート部を水中コンクリートの打設により形成して、前記仮締切工の下端側を止水するようにした。
【００１１】
このように構成した仮締切工法によれば、仮締切工は、予め製作される複数のパネルにより環状に形成される仮締切壁体と、仮締切壁体の下端外周に係止される環状の型枠体とを備えている。
【００１２】
そして、この仮締切工は、水中構造物の外周を囲繞するようにして、仮締切壁体と型枠体とをそれぞれ環状に組立てた後に、水中構造物のフーチングの外側に沈設し、型枠体の内側に水中コンクリートを打設して、水中構造物と型枠体との間に、根固めコンクリート部を水中コンクリートの打設により形成して、仮締切工の下端側を止水するので、水中構造物のフーチングと橋脚との間の大きさの差に関係なく仮締切工を設置することができる。
【００１３】
この場合、仮締切工は、予め製作される複数のパネルにより環状に形成される仮締切壁体と、仮締切壁体の下端外周に係止される環状の型枠体とを備えているので、水側地盤への矢板の打設などが不要になり、現地作業を大幅に軽減することができ、コストの低減と工期の短縮とを同時に達成することができる。
【００１４】
前記仮締切壁体の下端側は、前記根固めコンクリート内に埋設することができる。
【００１５】
前記型枠体は、下端部が前記仮締切壁体の下端よりも下方に突出するように配置することができる。
【００１６】
前記根固めコンクリート部を形成する水中コンクリートの打設前に、前記仮締切壁体と前記水中構造物の橋脚部との間にジャッキを備えた支保工を設置することができる。
【００１７】
前記型枠体は、環状に組立てられる型枠板と、前記型枠板に添設される補強材と、前記補強材と前記仮締切壁体との間に設けられる連結材とで構成することができる。
【００１８】
前記水中構造物の外周にあって、前記型枠体の着底予定部分の水底部に、予め不陸調整用の砕石層ないしは捨てコンクリート層を形成することができる。
【００１９】
前記型枠体と前記根固めコンクリート部は、前記仮締切工に作用する浮力に対抗できるボリュームに設定することができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図１から図６は、本発明にかかる仮締切工法の一実施例を示している。これらの図に示した仮締切工法では、橋梁基礎などの水中構造物１０の外周を仮締切工１２で囲繞し、仮締切工１２の内部を排水して、水中構造物１０の補修，補強などの改修を行うことが基本構成となっている。
【００２１】
本実施例の場合、改修対象の水中構造物１０は、水底地盤中に下部側が埋設さた円筒状のフーチング１４と、フーチング１４の上部に一体に形成された円筒状の橋脚部１６とを備えている。
【００２２】
ところが、本実施例の場合には、図１に示すように、水中構造物１０のフーチング１４と橋脚部１６と間の直径の差ａが小さく、フーチング１４上に仮締切工１２を設置しても、仮締切工１２と橋脚部１６との間に画成されるドライな作業空間を十分に確保することができない。
【００２３】
そこで、本実施例の場合には、図２に示すように、仮締切工１２は、フーチング１４の直径よりも大きな内径の環状に組立てられる仮締切壁体１８と、この仮締切壁体１８の下端外周に係止される環状の型枠体２０とで構成し、この仮締切工１２をフーチング１４の外側の水底地盤中に沈設するようにした。
【００２４】
仮締切壁体１８は、予め工場生産される鋼製や鉄筋コンクリート製のプレキャストパネルを、環状に組立てたものであって、例えば、前述した特許文献１に開示されているように、複数を段状に積層したものであっても良い。
【００２５】
仮締切壁体１８は、プレキャストパネルを施工現場まで運搬して、水中構造物１０の橋脚部１６の外周を囲繞するように、環状に組立てられる。型枠体２０は、図５，６にその詳細を示すように、型枠板２０ａと、この型枠板２０ａの剛性を補強する補強材２０ｂおよび連結材２０ｃとから構成されている。
【００２６】
型枠板２０ａは、例えば、鋼板から構成され、所定長さの鋼板を周方向に連結して、仮締切壁体１８よりも径大な環状に形成される。補強材２０ｂは、複数のＨ型鋼から構成され、環状に形成された型枠板２０ａの内面側に添設されて、型枠板２０ａの剛性を補強する。
【００２７】
連結材２０ｃは、複数の一般型鋼から構成されていて、トラス状に組み合わされて、外端側が補強材２０ｂに固設され、内端側が仮締切壁体１８の外面に固設される。
【００２８】
型枠体２０を仮締切壁体１６に係止固定する際には、例えば、図５に示すように、型枠板２０ａの概略１／２の長さが、仮締切壁体１８の下端から下方に突出するように配置する。
【００２９】
仮締切壁体１８の下端から型枠体２０を下方に突出するように係止固定しも仮締切壁体１８を上方に浮かせた状態にすると、後述する根固めコンクリート部２６ヘのプレキャスト構造体で構成した仮締切壁体１８の埋設部分が少なくなり、再利用できるプレキャスト構造体の量が多くなる。
【００３０】
なお、この場合、型枠体２０は、必ずしも仮締切壁体１８の下端から下方に突出させる必要はなく、仮締切壁体１８と同じレベルであっても勿論問題はない。
【００３１】
仮締切壁体１８と型枠体２０とを備えた仮締切工１２が、水中構造物１０の橋脚部１６の外周に環状に組立てられると、水中構造物１０のフーチング１４の外側に沈設される。
【００３２】
仮締切工１２を沈設する際には、その前に、図５に示すように、水中構造物１０の外周にあって、型枠体２０の着底予定部分の水底部に、予め不陸調整用の捨てコンクリート層２２が形成される。
【００３３】
この捨てコンクリート層２２は、水底地盤を掘削整地した上に水中コンクリートを打設して形成される。なお、この捨てコンクリート層２２は、砕石を敷き均した砕石層に代替することができる。
【００３４】
捨てコンクリート層２２の形成が完了すると、その上部に型枠体２０の型枠板２０ａの下端が着底するようにして、仮締切工１２が沈設される。仮締切工１２の沈設が終了すると、仮締切壁体１８の内面と橋脚部１６との間に、仮締切壁体１８の支保工２４が設置される。
【００３５】
この支保工２４は、仮締切壁体１８の軸方向に沿って、所定の間隔を隔てて多段状に設置され、各支保工２４は、図５に示すように、ジャッキ２４ａと補剛材２４ｂとを備え、補剛材２４ｂの一端は、アンカーにより橋脚部１６に固定され、他端側は、仮締切壁体１８の内面に固定されている。
【００３６】
ジャッキ２４ａは、補剛材２４ｂで挟むようにして支持されており、ジャッキ２４ａを適宜伸長させることにより、仮締切壁体１８の安定性が確保される。仮締切壁体１８の支保が完了すると、次に、図３に示すように、根固めコンクリート部２６が形成される。
【００３７】
この根固めコンクリート部２６は、型枠体２０内に水中コンクリートを打設することにより形成される。この際に、仮締切壁体１８の下端側の一部が、根固めコンクリート部２６中に埋設するようにする。
【００３８】
本実施例の場合には、水中コンクリートの打設は、その天端が、型枠体２０の型枠板２０ａないしは連結材２０ｃの上端が、打設されたコンクリート中に埋設される位置に設定されている。この場合、型枠体２０と根固めコンクリート部２６との合計ボリュームは、仮締切工１２の全体に作用する浮力に対抗できる大きさに設定する。
【００３９】
なお、根固めコンクリート部２６を形成する際には、仮締切壁体１８の上下方向に貫通設置され、仮締切壁体１８の下端から下方に突出するアンカーロッド２８も、根固めコンクリート部２６中に埋設させる。
【００４０】
根固めコンクリート部２６の形成が終了すると、仮締切工１２の下端側の止水性が確保されるので、仮締切工１２の内部を排水して、ドライな状態にし、水中構造物１０の橋脚部１６の修理，補強などの改修工事が行われる。
【００４１】
改修工事が終了すると、仮締切工１２は、根固めコンクリート部２６とともにその全部を撤去する。
【００４２】
この際に、例えば、型枠体２０や根固めコンクリート部２６を残置させることもできる。これらを残置させる際には、予め、仮締切壁体１８の下端側に、ボルトナットにより連結した分離可能な部分を設けておき、ボルトナットを取外して、型枠体２０や根固めコンクリート部２６とともに下端側だけを残置させることもできる。
【００４３】
さて、以上のように構成した仮締切工法によれば、仮締切工１２は、予め製作される複数のパネルにより環状に形成される仮締切壁体１８と、仮締切壁体１８の下端外周に係止される環状の型枠体２０とを備え、水中構造物１０の外周を囲繞するようにして、仮締切壁体１８と型枠体２０とをそれぞれ環状に組立てた後に、水中構造物１０のフーチング１４の外側に沈設し、型枠体２０の内側に水中コンクリートを打設して、水中構造物と型枠体との間に、根固めコンクリート部２６を形成して、仮締切工１２の下端側を止水するので、水中構造物１０のフーチング１４と橋脚１６との間の大きさの差に関係なく仮締切工１２を設置することができる。
【００４４】
この場合、仮締切工１２は、予め製作される複数のパネルにより環状に形成される仮締切壁体１８と、仮締切壁体１８の下端外周に係止される環状の型枠体２０とを備えているので、水側地盤への矢板の打設などが不要になり、現地作業を大幅に軽減することができ、コストの低減と工期の短縮とを同時に達成することができる。
【００４５】
なお、上記実施例では、円形断面の水中構造物１０の改修工事に本発明を適用した場合を例示したが、本発明の実施は、これに限定されることはなく、仮締切工は、水中構造物の断面に合せて形成するので、任意の断面形状の水中構造物に適用することができる。
【００４６】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明にかかる仮締切工法によれば、フーチングと橋脚との間の大きさの差に制限を受けることがなく、コスト低減と工期の短縮とを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかる仮締切工法の最初の工程を示す説明図である。
【図２】図１に引き続いて行われる工程を示す説明図である。
【図３】図２に引き続いて行われる工程を示す説明図である。。
【図４】図３に引き続いて行われる工程を示す説明図である。。
【図５】図２の要部拡大図である。
【図６】図５のＡ−Ａ線矢視図である。
【符号の説明】
１０水中構造物
１２仮締切工
１４フーチング
１６橋脚部
１８仮締切壁体
２０型枠体
２０ａ型枠板
２２捨てコンクリート層
２６根固めコンクリート部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a temporary closing method, and more particularly to a temporary closing method that is suitably employed when repairing underwater structures, such as repairing and reinforcing.
[0002]
[Prior art]
When an underwater structure is damaged by an earthquake or the like, it is necessary to take measures to enhance seismic resistance.When implementing seismic reinforcement for underwater structures on rivers and the sea, water must be removed from around the structure. Since it is necessary to work in a dry environment, a method using double closing works is generally adopted.
[0003]
However, such a method using double closing works involves the driving and removal of sheet piles, which takes time and effort to assemble and disassemble, and the cost of building and removing temporary structures accounts for a large part of the total construction cost. There was a problem of occupying.
[0004]
Therefore, for example, Patent Document 1 proposes a construction method of installing a temporary closing structure made of a precast panel on a footing of an underwater structure. According to this construction method, there are advantages that assembly and disassembly can be performed easily and quickly, and that water pollution is reduced.
[0005]
However, the temporary closing method disclosed in Patent Document 1 has a technical problem described below.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-21908
[Problems to be solved by the invention]
That is, in the construction method disclosed in Patent Document 1, the temporary closing structure is installed on the footing of the underwater structure, so that even if the temporary closing structure is installed between the footing and the pier, the working space is reduced. If there is no difference in size that can be secured, there is a problem that the method cannot be applied.
[0008]
In this case, the temporary closing structure is designed to withstand the water pressure if the water depth is deep, so that a considerable thickness is required. Under such conditions, the applicable construction site is further limited and cannot be applied. In such a case, the construction is performed using the conventional double closing work, so that a great deal of cost and a long construction period are inevitable.
[0009]
The present invention has been made in view of such a conventional problem, and has as its object to reduce the cost without reducing the difference in size between the footing and the pier. It is an object of the present invention to provide a temporary closing method capable of shortening the construction period.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention relates to a method of repairing and reinforcing the underwater structure by bending the outer periphery of an underwater structure such as a bridge foundation with a temporary deadline and draining the inside of the temporary deadline. In the temporary closing method for renovating the temporary closing method, the temporary closing includes a temporary closing wall formed in a ring shape by a plurality of panels manufactured in advance, and an annular mold locked on an outer periphery of a lower end of the temporary closing wall. A frame body, surrounding the outer periphery of the underwater structure, assembling the temporary closing wall body and the form body in a ring shape, respectively, and submerging the footing of the underwater structure, Underwater concrete is cast inside the formwork, and a solidified concrete portion is formed between the underwater structure and the formwork by casting underwater concrete, and the lower end side of the temporary closing work Was stopped.
[0011]
According to the temporary closing method configured as described above, the temporary closing method includes a temporary closing wall formed in a ring shape by a plurality of panels manufactured in advance, and an annular shape locked on the outer periphery of the lower end of the temporary closing wall. A mold body.
[0012]
Then, the temporary closing work involves assembling the temporary closing wall body and the form body in a ring shape so as to surround the outer periphery of the underwater structure, and then sinks it outside the footing of the underwater structure, Casting underwater concrete inside the body, forming a reinforced concrete part by placing underwater concrete between the underwater structure and the formwork, and stopping the lower end of the temporary closing work In addition, temporary deadlines can be installed regardless of the size difference between the footing of the underwater structure and the pier.
[0013]
In this case, since the temporary cutoff is provided with a temporary cutoff wall formed annularly by a plurality of panels manufactured in advance, and an annular form body locked on the outer periphery of the lower end of the temporary cutoff wall. This eliminates the necessity of driving a sheet pile into the water-side ground, greatly reducing the on-site work, and simultaneously reducing costs and shortening the construction period.
[0014]
The lower end side of the temporary cutoff wall can be embedded in the consolidation concrete.
[0015]
The form body may be arranged such that a lower end portion protrudes below a lower end of the temporary closing wall body.
[0016]
Before pouring the underwater concrete that forms the consolidation concrete portion, a support provided with a jack can be installed between the temporary closing wall and the pier of the underwater structure.
[0017]
The form body is constituted by a form plate assembled in an annular shape, a reinforcing material attached to the form plate, and a connecting member provided between the reinforcing material and the temporary closing wall body. Can be.
[0018]
On the outer periphery of the underwater structure, a crushed stone layer or a discarded concrete layer for adjusting unevenness can be formed in advance on a water bottom portion of a portion where the form body is to be settled.
[0019]
The formwork and the reinforced concrete portion can be set to a volume that can resist buoyancy acting on the temporary closing work.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. 1 to 6 show an embodiment of the temporary closing method according to the present invention. In the temporary closing method shown in these figures, the outer periphery of an underwater structure 10 such as a bridge foundation is surrounded by a temporary closing work 12, and the inside of the temporary closing work 12 is drained to repair or reinforce the underwater structure 10. The basic configuration is to carry out the renovation.
[0021]
In the case of the present embodiment, the underwater structure 10 to be repaired includes a cylindrical footing 14 whose lower side is buried in the underwater ground, and a cylindrical pier 16 integrally formed on the upper part of the footing 14. ing.
[0022]
However, in the case of the present embodiment, as shown in FIG. 1, the difference a in the diameter between the footing 14 and the pier 16 of the underwater structure 10 is small, and the temporary closing 12 is installed on the footing 14. However, a dry working space defined between the temporary closing work 12 and the pier 16 cannot be sufficiently ensured.
[0023]
Therefore, in the case of the present embodiment, as shown in FIG. 2, the temporary cutoff 12 includes a temporary cutoff wall 18 that is assembled into an annular shape having an inner diameter larger than the diameter of the footing 14. An annular form body 20 is fixed to the outer periphery of the lower end, and the temporary cutoff 12 is sunk in the underwater ground outside the footing 14.
[0024]
The temporary cutoff wall 18 is formed by assembling a precast panel made of steel or reinforced concrete, which is produced in advance in a factory, in an annular shape. For example, as disclosed in the above-mentioned Patent Document 1, a plurality of steps are stepped. May be laminated.
[0025]
The temporary closing wall 18 is assembled in an annular shape so as to transport the precast panel to the construction site and surround the outer periphery of the pier 16 of the underwater structure 10. As shown in detail in FIGS. 5 and 6, the mold body 20 includes a mold plate 20a, a reinforcing member 20b for reinforcing the rigidity of the mold plate 20a, and a connecting member 20c.
[0026]
The formwork plate 20a is made of, for example, a steel plate, and is formed by connecting steel plates of a predetermined length in the circumferential direction to have an annular shape larger in diameter than the temporary closing wall body 18. The reinforcing material 20b is made of a plurality of H-shaped steels, and is attached to the inner surface side of the annularly formed form plate 20a to reinforce the rigidity of the form plate 20a.
[0027]
The connecting member 20c is composed of a plurality of general steel bars, and is combined in a truss shape, with the outer end side fixed to the reinforcing member 20b and the inner end side fixed to the outer surface of the temporary closing wall 18.
[0028]
When the form body 20 is locked and fixed to the temporary closing wall body 16, for example, as shown in FIG. It is arranged to protrude downward.
[0029]
If the formwork body 20 is locked and fixed so as to protrude downward from the lower end of the temporary cutoff wall body 18 and the temporary cutoff wall body 18 is lifted upward, a precast structure to the concrete reinforced concrete portion 26 to be described later is formed. The embedding portion of the temporary closing wall 18 constituted by the above is reduced, and the amount of the precast structure that can be reused increases.
[0030]
In this case, the mold body 20 does not necessarily need to protrude downward from the lower end of the temporary closing wall 18, and there is no problem even if the same level as the temporary closing wall 18 is used.
[0031]
When the temporary cutoff 12 having the temporary cutoff wall 18 and the formwork 20 is assembled in an annular shape on the outer periphery of the pier 16 of the underwater structure 10, it is sunk outside the footing 14 of the underwater structure 10. .
[0032]
Before the temporary closing work 12 is laid, beforehand, as shown in FIG. A waste concrete layer 22 is formed.
[0033]
The discarded concrete layer 22 is formed by digging and leveling the underwater ground and then pouring underwater concrete. The discarded concrete layer 22 can be replaced with a crushed stone layer in which crushed stone is spread.
[0034]
When the formation of the discarded concrete layer 22 is completed, the temporary closing work 12 is laid down so that the lower end of the form plate 20a of the form body 20 is settled thereon. When the subsidence of the temporary closing wall 12 is completed, the support 24 of the temporary closing wall 18 is installed between the inner surface of the temporary closing wall 18 and the pier 16.
[0035]
The supports 24 are installed in multiple stages at predetermined intervals along the axial direction of the temporary closing wall 18. Each support 24 includes a jack 24 a and a stiffener 24 b as shown in FIG. One end of the stiffener 24 b is fixed to the pier 16 by an anchor, and the other end is fixed to the inner surface of the temporary closing wall 18.
[0036]
The jack 24a is supported so as to be sandwiched by the stiffeners 24b, and the stability of the temporary closing wall 18 is ensured by appropriately extending the jack 24a. When the support of the temporary closing wall 18 is completed, a concrete consolidation portion 26 is formed as shown in FIG.
[0037]
The reinforced concrete portion 26 is formed by casting underwater concrete into the formwork 20. At this time, a part of the lower end side of the temporary closing wall 18 is buried in the solidified concrete portion 26.
[0038]
In the case of the present embodiment, the underwater concrete is set at a position where the top end is set so that the upper end of the form plate 20a or the connecting member 20c of the form body 20 is buried in the poured concrete. Have been. In this case, the total volume of the form body 20 and the reinforced concrete portion 26 is set to a size that can withstand the buoyancy acting on the entire temporary closing work 12.
[0039]
Note that, when the consolidation concrete portion 26 is formed, the anchor rod 28 that penetrates in the vertical direction of the temporary cutoff wall 18 and protrudes downward from the lower end of the temporary cutoff wall 18 is also provided in the consolidation concrete portion 26. To be buried.
[0040]
When the formation of the concrete consolidation portion 26 is completed, the watertightness of the lower end side of the temporary cutoff 12 is ensured. Therefore, the inside of the temporary cutoff 12 is drained to a dry state, and the pier portion of the underwater structure 10 is dried. Repair work such as repair and reinforcement of 16 is performed.
[0041]
When the renovation work is completed, the temporary deadline 12 is removed together with the reinforced concrete part 26.
[0042]
At this time, for example, the form body 20 and the reinforced concrete portion 26 can be left. When these are to be left, a separable portion connected with bolts and nuts is provided in advance on the lower end side of the temporary cutoff wall 18, and the bolts and nuts are removed, and the formwork body 20 and the reinforced concrete portion 26 are removed. At the same time, only the lower end can be left.
[0043]
According to the temporary closing method constructed as described above, the temporary closing 12 includes a temporary closing wall 18 formed in a ring shape by a plurality of panels manufactured in advance and an outer periphery at a lower end of the temporary closing wall 18. An annular form body 20 to be locked is provided, and after the temporary closing wall 18 and the form body 20 are respectively assembled in a ring shape so as to surround the outer periphery of the underwater structure 10, the underwater structure 10 , And submerged concrete is cast inside the formwork 20 to form a reinforced concrete portion 26 between the underwater structure and the formwork. Since the lower end side of the underwater is stopped, the temporary closing work 12 can be installed regardless of the difference in size between the footing 14 and the pier 16 of the underwater structure 10.
[0044]
In this case, the temporary cutoff 12 includes a temporary cutoff wall 18 formed in a ring by a plurality of panels manufactured in advance, and an annular form body 20 locked on the outer periphery of the lower end of the temporary cutoff wall 18. Since it is provided, it is not necessary to place a sheet pile on the water side ground, etc., so that the on-site work can be greatly reduced, and the cost and the construction period can be reduced at the same time.
[0045]
In the above-described embodiment, the case where the present invention is applied to the renovation work of the underwater structure 10 having a circular cross section has been exemplified. However, the present invention is not limited to this. Since it is formed according to the cross section of the structure, it can be applied to an underwater structure having an arbitrary cross-sectional shape.
[0046]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the temporary closing method according to the present invention, it is possible to reduce the cost and shorten the construction period without being limited by the difference in size between the footing and the pier. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view showing the first step of a temporary closing method according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view showing a step performed subsequent to FIG. 1;
FIG. 3 is an explanatory view showing a step performed subsequent to FIG. 2; .
FIG. 4 is an explanatory view showing a step performed subsequently to FIG. 3; .
FIG. 5 is an enlarged view of a main part of FIG. 2;
FIG. 6 is a view taken along line AA of FIG. 5;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Underwater structure 12 Temporary cutoff 14 Footing 16 Bridge pier 18 Temporary cutoff wall 20 Formwork 20a Formwork plate 22 Discarded concrete layer 26 Rooted concrete part

Claims

橋梁基礎などの水中構造物の外周を仮締切工で囲撓し、前記仮締切工の内部を排水して、前記水中構造物の修理，補強などの改修を行う仮締切工法において、
前記仮締切工は、予め製作される複数のパネルにより環状に形成される仮締切壁体と、前記仮締切壁体の下端外周に係止される環状の型枠体とを備え、
前記水中構造物の外周を囲繞するようにして、前記仮締切壁体と型枠体とをそれぞれ環状に組立てた後に、
前記水中構造物のフーチングの外側に沈設し、前記型枠体の内側に水中コンクリートを打設して、前記水中構造物と前記型枠体との間に、根固めコンクリート部を水中コンクリートの打設により形成して、前記仮締切工の下端側を止水することを特徴とする仮締切工法。In a temporary deadline method of bending the outer periphery of an underwater structure such as a bridge foundation with a temporary deadline, draining the inside of the temporary deadline, and repairing and repairing the underwater structure,
The temporary cutoff includes a temporary cutoff wall formed in an annular shape by a plurality of panels manufactured in advance, and an annular form body locked to an outer periphery of a lower end of the temporary cutoff wall,
After surrounding the outer periphery of the underwater structure, the temporary closing wall body and the form body are each assembled in an annular shape,
The underwater concrete is submerged outside the footing of the underwater structure, and underwater concrete is poured into the inside of the formwork. A temporary cutoff method, wherein water is stopped at a lower end side of the temporary cutoff.

前記仮締切壁体の下端側を前記根固めコンクリート内に埋設することを特徴とする請求項１記載の仮締切工法。The temporary closing method according to claim 1, wherein a lower end side of the temporary closing wall is buried in the consolidation concrete.

前記型枠体は、下端部が前記仮締切壁体の下端よりも下方に突出するように配置されることを特徴とする請求項１または２記載の仮締切工法。3. The temporary closing method according to claim 1, wherein the form body is disposed such that a lower end portion protrudes below a lower end of the temporary closing wall body. 4.

前記根固めコンクリート部を形成する水中コンクリートの打設前に、前記仮締切壁体と前記水中構造物の橋脚部との間にジャッキを備えた支保工を設置することを特徴とする請求項１から３のいずれか１項記載の仮締切工法。2. A support provided with a jack is installed between the temporary cutoff wall and a bridge pier of the underwater structure before casting the underwater concrete forming the reinforced concrete portion. 4. The temporary closing method according to any one of items 1 to 3.

前記型枠体は、環状に組立てられる型枠板と、前記型枠板に添設される補強材と、前記補強材と前記仮締切壁体との間に設けられる連結材とを有することを特徴とする請求項１から４のいずれか１項記載の仮締切工法。The form body has a form plate assembled in an annular shape, a reinforcing material attached to the form plate, and a connecting material provided between the reinforcing material and the temporary closing wall body. The temporary closing method according to any one of claims 1 to 4, wherein:

前記水中構造物の外周にあって、前記型枠体の着底予定部分の水底部に、予め不陸調整用の砕石層ないしは捨てコンクリート層を形成することを特徴とする請求項１から５のいずれか１項記載の仮締切工法。6. A crushed stone layer or a discarded concrete layer for adjusting unevenness is formed in advance on a water bottom portion of a portion where the form body is to be settled on the outer periphery of the underwater structure. The temporary closing method according to any one of the preceding claims.

前記型枠体と前記根固めコンクリート部は、前記仮締切工に作用する浮力に対抗できるボリュームに設定することを特徴とする請求項１から６のいずれか１項記載の仮締切工法。The temporary closing method according to any one of claims 1 to 6, wherein the formwork body and the solidified concrete portion are set to have a volume that can resist buoyancy acting on the temporary closing work.