JP2004315435A - 皮膚マッサージ用組成物 - Google Patents

皮膚マッサージ用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2004315435A
JP2004315435A JP2003111949A JP2003111949A JP2004315435A JP 2004315435 A JP2004315435 A JP 2004315435A JP 2003111949 A JP2003111949 A JP 2003111949A JP 2003111949 A JP2003111949 A JP 2003111949A JP 2004315435 A JP2004315435 A JP 2004315435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extract
skin
massage
composition
skin massage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003111949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004315435A5 (ja
Inventor
Kazuo Sasaki
和郎 佐々木
Masayuki Yagi
雅之 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arkray Inc
Original Assignee
Arkray Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arkray Inc filed Critical Arkray Inc
Priority to JP2003111949A priority Critical patent/JP2004315435A/ja
Publication of JP2004315435A publication Critical patent/JP2004315435A/ja
Publication of JP2004315435A5 publication Critical patent/JP2004315435A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】皮膚を傷つけることなく適切かつ効果的にマッサージを行うことができるようにし、たとえば糖尿病患者のように痛覚や抵抗力が弱い者であっても自分自身でマッサージを行えるようにする。
【解決手段】皮膚をマッサージする際に使用される皮膚マッサージ用組成物において、有効成分として和漢植物エキスを含ませた。和漢植物エキスとしては、たとえばイチョウエキス、サンザシエキス、オタネニンジンエキス、ジオウエキス、ショウキョウエキス、ブクリョウエキス、トウニンエキス、センブリエキス、シャクヤクエキス、トウキエキス、センキュウエキス、ボタンエキス、チョウジエキス、ビワ葉エキス、オウゴンエキス、ユキノシタエキス、ケイヒエキス、アロエエキス、カワラヨモギエキス、ヨクイニンエキス、キョウニンエキス、甘草フラボノイド、シソエキス、ショウキョウエキス、およびチャエキスからなる群より選択される少なくとも一種を用いる。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮膚をマッサージする際に利用される皮膚マッサージ用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
糖尿病の合併症として、神経障害や血管障害が現れることがある。このため、糖尿病を患っている人々の中には、手足の冷えや痛みなどの症状を訴える人が多い(たとえば非特許文献1参照)。これらの症状を少しでも改善させるためには、手や足のマッサージを行うのが好ましい(たとえば非特許文献2参照)。
【0003】
しかしながら、糖尿病患者にとっては、マッサージを受けるために診療機関に頻繁に足を運ぶことは煩わしい。一方、糖尿病患者自身が自宅においてマッサージを行うことも考えられるが、糖尿病患者は、神経障害を起こしていると痛みに対する感覚が弱く、高血糖のために微生物に対する抵抗力が弱くなっているため、糖尿病患者に対しては固有の配慮が必要となる。すなわち、痛みに対する感覚が弱いと、マッサージ中に皮膚を強くこすりすぎて皮膚を傷つけてしまう虞があり、また、皮膚が傷ついてしまうと、感染症を引き起こす可能性が高くなるといった点を配慮する必要がある。
【0004】
【非特許文献1】
林,「PRACTICE」,医歯薬出版株式会社,2002年,第19巻,第6号,p728−729
【非特許文献2】
伊波,「看護技術」,メヂカルフレンド社,2001年,vol.47,No.6,p680−685
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、皮膚を傷つけることなく適切かつ効果的にマッサージを行うことができるようにし、たとえば糖尿病患者のように痛覚や抵抗力が弱い者であっても自分自身でマッサージを行えるようにすることを課題としている。
【0006】
【発明の開示】
本発明においては、皮膚をマッサージする際に使用される皮膚マッサージ用組成物であって、和漢植物エキスが含まれていることを特徴とする、皮膚マッサージ用組成物が提供される。
【0007】
和漢植物エキスとしては、下記表1に例示したもののうちの少なくとも一種を用いるのが好ましい。表1においては、和漢植物エキスの配合目的、効能、由来植物についても同時に示した。
【0008】
【表1】
Figure 2004315435
【0009】
本発明の皮膚マッサージ用組成物は、和漢植物エキスとして、イチョウエキス、サンザシエキス、オタネニンジンエキス、ジオウエキス、ショウキョウエキス、ブクリョウエキス、トウニンエキス、センブリエキス、シャクヤクエキス、トウキエキス、およびセンキュウエキスを含んだものとして構成するのが好ましい。さらに好ましくは、上記皮膚マッサージ用組成物には、和漢植物エキスとして、ボタンエキス、チョウジエキス、オウゴンエキス、ユキノシタエキス、ケイヒエキス、アロエエキス、カワラヨモギエキス、ヨクイニンエキス、およびキョウニンエキスが含まされる。これらの和漢植物エキスを含ませれば、主に血行促進作用を有し、付加的に消炎および抗菌作用を有する皮膚マッサージ用組成物が得られる。この皮膚マッサージ用組成物を用いてマッサージを行えば、皮膚の血行が促進され、またマッサージにおける皮膚の炎症、あるいは傷ついた皮膚での微生物の繁殖を抑制することができる。血行促進作用、消炎および抗菌作用をさらに適切に得るためには、有効成分として、トコフェノールなどの血行促進剤、ユーカリ油などの抗炎症剤、ウンデシレン酸やウンデシレン酸亜鉛などの抗菌剤、およびマロニエエキスなどの皮膚保護剤を併用するのが好ましい。
【0010】
皮膚マッサージ用組成物は、和漢植物エキスや上記した有効成分の他に、典型的には、水性基剤、油性基剤および機能性成分を含んだものとして構成される。
【0011】
水性基剤としては、たとえば水(イオン交換水)、1,3−ブチレングリコール、エタノール、イソプロピルアルコール、グリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングルコール、ソルビット、マンニトール、POEメチルグリコシドおよびポリプロピレングリコール−9ジグリセリルを例示することができる。本発明では、例示した物質のうち、水、および1,3−ブチレングリコールを用いるのが好ましい。
【0012】
油性基剤としては、たとえば1,2−ペンタンジオール、オクタン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、ジカプリン酸プロピレングリコール、ジステアリン酸グリコール、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、水添ヤシ油、ステアリン酸水添ヒマシ油、およびパーシック油(杏仁油)を例示することがでる。本発明では、例示した物質のうち、1,2−ペンタンジオール、2−エチルヘキサン酸セチル、およびイソノナン酸イソノニルを用いるのが好ましい。
【0013】
機能性成分としては、公知の種々のものを使用することができ、典型的には、潤滑成分、芳香成分、水溶性増粘剤、油溶性増粘剤、pH調整剤、粘度調整剤、乳化剤および乳化安定剤などを例示することができる。
【0014】
潤滑成分は、皮膚マッサージ用組成物に潤滑性を付与し、マッサージ時における皮膚表面の摩擦を小さくするためのものである。潤滑成分としては、たとえばシリコーン油、炭化水素類、高級アルコール、脂肪酸、合成エステル、ロウ、および油脂が挙げられる。
【0015】
シリコーン油としては、メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、およびシクロメチコンを例示することができる。
【0016】
炭化水素類としては、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、およびセレシンを例示することができる。
【0017】
高級アルコールとしては、セタノール、ステアリンアルコール、ヘキサデシルアルコール、オクチルドデシルアルコール、およびコレステロールを例示することができる。
【0018】
脂肪酸としては、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、およびベヘニン酸を例示することができる。
【0019】
合成エステルとしては、IPM(イソプロピルミリステート)、グリセリントリエステル、ペンタエリスリトールテトラエステル、およびコレステリルエステルを例示することができる。
【0020】
ロウとしては、ミツロウ、ラノリン、カルナバロウ、キャンデリラロウ、およびホホバ油を例示することができる。
【0021】
油脂としては、オリーブ油、アーモンド油、カカオ脂、マカデミアナッツ油、アボカド油、硬化パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、月見草油、および合成トリグリセライドを例示することができる。
【0022】
本発明では、潤滑成分としてメチルポリシロキサンおよびデカメチルシクロペンタシロキサンを用いるのが好ましい。
【0023】
芳香成分は、たとえばアロマテラピーによるリラクゼーション効果を得るためのものであり、香油など例示することができる。この場合、芳香成分としては、芳香が長時間持続するように、比較的に揮発性が小さいものを使用するのが好ましい。一方、芳香成分としては、比較的に短時間で芳香が消失するもの(比較的に揮発性の高いもの)を用いてもよい。この場合には、皮膚マッサージ用組成物を皮膚に塗りこむ際の終了時間の目安を、芳香が消失したときに対応するように構成することができる。この場合、芳香成分としては、典型的にはユーカリ油を使用することができ、芳香成分の含有量は、たとえば0.01〜1.0wt%とされる。なお、ユーカリ油は、有効成分としても例示されたものであるが、ユーカリ油はその芳香を利用して何らかの効果を得る目的で添加する場合には芳香成分として定義され、専ら抗炎症あるいは防腐の目的で添加される場合には有効成分として定義される。もちろん、ユーカリ油に限らず、特定の効能を有する芳香成分についても同様に定義される。
【0024】
水溶性増粘剤としては、たとえばアクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、カルボキシビニルポリマー、アルカリゲネス産生多糖体、クインスシード、ペクチン、セルロース誘導体、キサンタンガム、ソアギーナ、およびアルギン酸ナトリウムを例示することができる。本発明では、例示した物質のうち、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体およびカルボキシビニルポリマーを用いるのが好ましい。
【0025】
油溶性増粘剤としては、たとえば(パルミチン酸/2‐エチルヘキサン)デキストリン、ジステアリン酸アルミニウム、ジステアリン酸グリコール、ステアリン酸亜鉛、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマーを例示することができる。本発明では、例示した物質のうち、(パルミチン酸/2‐エチルヘキサン)デキストリンを用いるのが好ましい。
【0026】
pH調整剤としては、たとえば水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、アルギニン、酒石酸、およびクエン酸ナトリウムを例示することができる。本発明では、例示した物質のうち、水酸化カリウムを用いるのが好ましい。
【0027】
粘度調整剤としては、たとえばヒドロキシプロピルグアー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸ナトリウムを用いることができる。
【0028】
乳化剤としては、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、および両性界面活性剤のいずれも使用することができる。
【0029】
非イオン性界面活性剤としては、たとえばショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルグリコシドおよびポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルが挙げられる。
【0030】
アニオン性界面活性剤としては、たとえば高級脂肪酸塩(石けん)、αスルホ脂肪酸メチルエステル塩、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、(モノ)アルキルリン酸エステル塩、αオレフィンスルホン酸塩およびアルカンスルホン酸塩が挙げられる。
【0031】
カチオン性界面活性剤としては、たとえばアルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩およびNメチルビスヒドロキエチルアミン脂肪酸エステル塩酸塩が挙げられる。
【0032】
両性界面活性剤としては、たとえばアルキルアミノ脂肪酸塩、アルキルベタインおよびアルキルアミンオキシドが挙げられる。
【0033】
本発明では、乳化剤として、モノステアリン酸モノグリセリル、縮合リシノレイン酸ポリグリセリル、ステアロイル乳酸ナトリウム、ラウリン酸グリセリル、およびペンタステアリン酸ポリグリセリルを用いるのが好ましい。
【0034】
乳化安定剤としては、たとえばベへニルアルコール、バチルアルコール、およびヒドロキシステアリン酸コレステリルを例示することができる。本発明では、例示した物質のうち、ベへニルアルコールを用いるのが好ましい。
【0035】
本発明では、和漢植物エキス、有効成分、水性基剤、油性基剤および機能性成分(潤滑成分、芳香成分、水溶性増粘剤、油溶性増粘剤、pH調整剤、粘度調整剤、乳化剤および乳化安定剤)について、区別して説明しているが、これは説明の便宜上の分類である。すなわち、特定の成分が複数の効能を有する場合があり、その場合には、その1つの効能に着目して当該特定の成分を分類している。
【0036】
本発明の皮膚マッサージ用組成物には、上述のように分類される成分の他に、アルカリ、キレート剤、防腐剤、酸化防止剤、バッファ剤および薬剤などを添加してもよい。
【0037】
アルカリとしては、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムおよびトリエタノールアミンを例示することができる。キレート剤としては、EDTAを例示することができる。防腐剤としては、パラベン類、ソルビン酸、およびイソプロピルメチルフェノールを例示することができる。酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、およびビタミンEを例示することができる。バッファ剤としては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、および乳酸ナトリウムを例示することができる。
【0038】
本発明の皮膚マッサージ用組成物は、たとえば水性成分により調製した水相部と、油性成分により調製した油相部とを準備した後、水相部と油相部とを攪拌・混合することによって調製することができる。
【0039】
水性成分としては、たとえば水性基剤(水、1,3−ブチレングリコールなど)、水溶性増粘剤(アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体、カルボキシビニルポリマーなど)、pH調整剤(水酸化カリウムなど)が該当する。一方、油性成分としては、たとえば油性基剤(1,2−ペンタンジオール、メチルポリシロキサン、およびイソノナン酸イソノニルなど)、潤滑成分(2−エチルヘキサン酸セチルおよびデカメチルシクロペンタシロキサンなど)、油溶性増粘剤((パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸)デキストリンなど)が該当する。和漢植物エキス、有効成分、芳香成分、粘度調整剤、乳化剤および乳化安定剤については、物質の種類に応じて、適宜分類される。
【0040】
本発明の皮膚マッサージ用組成物は、たとえば水性成分および油性成分の種類や比率を調整することにより、クリーム状、ローション状、固体状あるいはパウダー状に調整することができる。
【0041】
本発明の皮膚マッサージ用組成物をクリーム状に調整する場合には、たとえば油性基剤が1〜10重量部、和漢植物エキスが0.1〜5.0重量部、水性基剤が60〜90重量部、潤滑成分が0.1〜10.0重量部、芳香成分が0.01〜1.0重量部、水溶性増粘剤が0.01〜1.0重量部、油溶性増粘剤が0.01〜1.0重量部、pH調整剤が0.01〜1.0重量部、粘度調整剤が0.01〜1.0重量部、乳化剤が0.05〜3.0重量部、乳化安定剤が0.1〜3.0重量部とされる。
【0042】
本発明の皮膚マッサージ用組成物をローション状に調整する場合には、たとえば油性基剤が0〜0.5重量部、和漢植物エキスが0.1〜5.0重量部、水性基剤が60〜90重量部、潤滑成分が0.1〜5.0重量部、芳香成分が0.01〜1.0重量部、水溶性増粘剤が0〜0.5重量部、油溶性増粘剤が0〜0.5重量部、pH調整剤が0〜0.5重量部、粘度調整剤が0〜0.5重量部、乳化剤が0〜5.0重量部、乳化安定剤が0〜3.0重量部とされる。
【0043】
本発明の皮膚マッサージ用組成物を固体状に調整する場合には、たとえば顔料が20〜80重量部、和漢植物エキスが0.1〜5.0重量部、結合剤が0〜10重量部、潤滑成分が0.01〜1.0重量部、芳香成分が0.01〜1.0重量部とされる。
【0044】
本発明の皮膚マッサージ用組成物をパウダー状に調整する場合には、たとえば顔料が20〜80重量部、和漢植物エキスが0.1〜5.0重量部、潤滑成分が0.01〜1.0重量部、芳香成分が0.01〜1.0重量部とされる。
【0045】
本発明の皮膚マッサージ用組成物を固体状あるいはパウダー状として調整する場合には、使用時に水分や油分を添加してクリーム状やローション状の性状とするような使用方法を採用することもできる。
【0046】
【実施例】
実施例1
本実施例においては、下記表2に示した配合割合の皮膚マッサージ用クリームを調製した。すなわち、水相部と油相部とを調製した後に、これらを乳化させ、和漢植物エキスなどを添加することにより、皮膚マッサージ用クリームを得た。より具体的には、まず、精製水に水性成分(水性基剤、水性増粘剤)を添加して、70℃に加熱することにより水相部を作成する一方で、水相部とは別に、油性成分(油性基剤、潤滑成分、乳化剤、乳化安定剤、油性増粘剤)を70℃に加熱しながら溶解し、油相部を作成した。次いで、水相部を70℃に加熱した状態で緩やかに攪拌しながら、70℃に加熱した油相部を泡立たないように徐々に添加した。均一に混合した後、真空乳化攪拌装置(みずほ工業株式会社製)を用いて攪拌した。乳化が完了し、エマルジョンが60〜50℃まで冷却した時点で、芳香成分、和漢植物エキス、機能性成分を添加してさらに攪拌を続け、エマルジョンが室温まで冷却した時点で攪拌を終了して本実施例の皮膚マッサージ用クリームを得た。
【0047】
【表2】
Figure 2004315435
【0048】
実施例2(足のマッサージ)
本実施例では、実施例1で調整したマッサージクリームを用いて、以下の手順に即した足のマッサージを、被験者20人に対して一日一回ずつ一週間実践してもらった。ただし、マッサージは被験者自身により行ってもらった。以下の説明においては、足の指は、趾と呼び、親指、人差し指、中指、薬指および小指は、それぞれ拇趾、第2趾、第3趾、第4趾、および第5趾と呼ぶこととする。また、以下においては左足のマッサージ例を説明するが、右足についても同様に行ってもらった。
【0049】
(ステップ1:マッサージクリームの塗りこみ(ウォーミングアップ))
図1に示したように、マッサージクリームを手に取り、このマッサージクリームを膝から下の全体に薄く、ゆっくりと伸ばしながら塗る。なお、マッサージクリームの塗りこみ作業は、ユーカリ油の芳香が消失したと感じた段階で終了すればよい。
【0050】
(ステップ2:足の甲のマッサージ(経絡指圧))
図2(a)および(b)に示したように、膝を立てて足の甲が見えるように座り、太衝というツボを押す。太衝は、拇趾につながる骨と第2趾につながる骨との間にあり、図2(b)に▲1▼▲2▼▲3▼で示した部分に相当する。太衝のつぼ押しは、具体的には、両手の親指を重ね合わせて、▲1▼→▲2▼→▲3▼の順に一回ずつ押すことにより行う。
【0051】
ステップ2においてはさらに、太衝のツボ押しと同様に、第2趾につながる骨と第3趾につながる骨との間、第3趾につながる骨と第4趾につながる骨との間、および第4趾につながる骨と第5趾につながる骨との間を押す。
【0052】
(ステップ3:足の裏のマッサージ(湧泉指圧および一巡指圧))
このステップ3においては、図3に▲1▼として示した湧泉(足の裏の5本の趾を折り曲げると凹むところに相当)というツボを押す湧泉指圧と、黒丸で示した箇所を矢印に沿って図3において▲2▼として示した箇所まで押していく一巡指圧と、の組み合わせを1サイクルとし、このサイクルを2回繰り返す。
【0053】
湧泉指圧は、図4(a)に示したように、湧泉▲1▼(図3参照)に両手の親指を重ね当て、ゆっくり3回押すことにより行う。一巡指圧では、まず図4(b)に示したように、湧泉(図3の▲1▼)から足裏の両側までのある3ヶ所▲1▼▲2▼▲3▼を▲1▼→▲2▼→▲3▼の順に左右それぞれの親指で同時に1回ずつ押す。次いで、図4(b)の▲3▼の箇所まできたら、図5(a)および(b)に示したように、足裏の縁に沿って踵の先に向かって▲1▼→▲2▼→▲3▼→▲4▼→▲5▼→▲6▼の順に左右それぞれの親指で同時に1回ずつ押していく。さらに、図5(b)の▲6▼の箇所まできたら、図3および図5(c)に示したように、踵の先から湧泉▲1▼間で領域に並ぶ3箇所を、両手の親指を重ね合わせて、▲2▼に向けて1回ずつ押していく。
【0054】
ただし、一巡指圧は、時間に余裕がない場合には省略してもよい。
【0055】
(ステップ4:足の趾のマッサージ)
まず、図6(a)に示したように、足趾全体を掴むように持って、図中に矢印で示した方向に足趾を大きくゆっくり3周まわす。次いで、図6(b)および(c)に示したように、足趾全体を足裏の方に曲げた後、足趾全体を足の甲の方に伸ばす。このステップは、趾毎に別々に行ってもよい。
【0056】
(ステップ5:ふくらはぎの叩きマッサージ)
図7に示したように、足の膝を立てて座った姿勢をとるとともに、両手に握りこぶしを作り、ふくらはぎの両側を、握りこぶしの手のひら側で足首▲1▼から膝▲2▼に向かって10箇所程度軽く叩く。これを3回繰り返す。
【0057】
(ステップ6:ふくらはぎの揉みマッサージ)
図8に示したように、内くるぶしと外くるぶしとの間のアキレス腱の部位▲1▼を右手の親指と人差し指とで挟んで揉む。この時、外くるぶし側(親指)が太谿、内くるぶし側(人差し指)が崑崙にあたる。次いで、アキレス腱の部位▲1▼から膝裏▲2▼に向かって揉み進む。足の血行が悪い場合は、どこか痛く感じる部位があるので、その場合は揉み進むのを止め、痛く感じる部位を緩く、かつ十分に揉むようにする。
【0058】
(ステップ7:踵のマッサージ)
図9に示したように、踵が見えるように座るとともに、右手で握りこぶしを作り、踵の中心部を握りこぶしの小指側で10回程度軽く叩く。ただし、踵を叩く力加減は、膝の方に振動が伝わる程度とする。ただし、時間に余裕がない場合には、このステップ7を省略してもよい。
【0059】
(ステップ8:足の趾の押しマッサージ)
図10に示したように、拇趾の爪の生え際を、右手の親指と人差し指とで摘んでゆっくりと圧迫する。このとき、痛いところを探して軽く5回程度押す。これを拇趾から第5趾まで順に行う。足趾の感覚がない場合は、他の感覚のある所を押したときの力加減で押すようにし、強い力で無理に押すことがないように注意する。ただし、時間に余裕がない場合には、このステップ8を省略してもよい。
【0060】
(ステップ9:足の甲のマッサージ(クールダウン))
図11に示したように、左足全体を両手で持ち、両手の親指と人差し指とによって足の裏と甲とを同時に圧迫するような感じで、足先から足首の間の3箇所を、各箇所3回程度ずつ揉む。
【0061】
モニター試験の結果
被験者20人中18人からは足が軽くなった感覚、また13人からは足の温熱感(血行促進)の改善が見られたという回答が得られた(複数回答)。全ての被験者においてマッサージによって皮膚が傷ついてしまうことはなく、被験者20人中18人からは本発明の皮膚マッサージ用クリームに対して使用感(すべすべ感)が良いという回答が得られた。
【0062】
実施例3(手のマッサージ)
本実施例では、実施例1で調整したマッサージクリームを用いて、以下の手順に即した手のマッサージを、被験者20人に対して一日一回ずつ一週間実践してもらった。ただし、マッサージは被験者自身により行ってもらった。
【0063】
(ステップ1:マッサージクリームの塗りこみ)
マッサージクリームを両手の甲から両肘の辺りまで全体に馴染ませるように伸ばす。具体的には、まず、図12(a)に示したように、左右の手のひらを合わせ、手のひら全体にマッサージクリームを馴染ませた後、図12(b)に示したように右手の手のひら全体で左手の甲をなでる。次いで、図12(c)に示したように、右手の手のひらで左手の甲から肘の辺りまでなでた後、図12(d)に示したように左手の手のひらを上にして手首辺りから肘の辺りまでを、右手の手のひらでなでる。これを3回繰り返す。図12(a)ないし(d)を参照して説明した動作は、右手についても同様に行い、右手についてもマッサージクリームを馴染ませておく。なお、マッサージクリームの塗りこみ作業は、ユーカリ油の芳香が消失したと感じた段階で終了すればよい。
【0064】
(ステップ2:指のマッサージ)
図13(a)に示したように、右手の人差し指の側面と親指と使って、各指について、図13(b)に印をつけたように関節の上下部分、指先のほうから根元に向かって、摘む感じでゆっくりと押す。図13(a)および(b)を参照して説明した指の揉み動作は、右手についても同様に行う。
【0065】
(ステップ3:合谷指圧)
図14(a)に▲1▼で示した合谷というツボを、肘をすこし張った体勢で、図14(b)に示したように親指を上にして、親指と人差し指とで挟むようにしてゆっくりと押す。これを3回繰り返す。
【0066】
ステップ3においてはさらに、図14(a)に▲2▼〜▲7▼として印をつけた部分について、図14(c)に示したように合谷と同様な手法により押し。その後、図14(d)に示したように、小指の側面部(腕骨)の骨の下の部分を、右手の人差し指、中指および薬指をそろえて挟むような形でゆっくり3回押す。
【0067】
図14(a)ないし(d)を参照して説明した一連の動作は、右手についても同様に行う。
【0068】
(ステップ4:外関および内関指圧)
図15(a)に示したように、外関というツボを親指でゆっくりと3回押した後、図15(b)に示したように内関というツボを同様にゆっくりと3回押す。外関は、手首を甲側に曲げたときに、しわができるところから指2本分ぐらい肘側によった部分であり、内関は、手首の手のひら側における外関とはちょうど反対側の部分である。図15(a)および(b)を参照して説明した外関および内関のつぼ押し動作は、右手についても同様に行う。
【0069】
(ステップ5:激門および曲池指圧)
図16(a)に示したように、激門というツボを親指でゆっくりと3回押した後、図16(b)に示したように曲池というツボを同様にゆっくりと3回押す。激門は、腕の内側の手首と肘関節との中央部分にあり、曲池は、左肘を曲げたときにできる横しわの親指側の先端部にある。図16(a)および(b)を参照して説明した激門および曲池のつぼ押し動作は、右手についても同様に行う。
【0070】
(ステップ6:手の圧迫マッサージ)
図17に示したように、右手で左手の親指を握り、ゆっくりと圧迫する。同様な動作を、人差し指、中指、薬指、小指についても行う。このような圧迫動作は、右手についても同様に行う。
【0071】
(ステップ7:腕の搾りマッサージ)
図18(a)ないし(c)に示したように、右手の親指を下にし、残りの指で左手の手首における甲側の部分をつかみ、右手をゆっくりA、B双方向に動かしつつ肘のところまでゆっくり搾りこんでいく。これを3回繰り返す。次に、図18(d)に示したように、左手の手のひらを上にして、右手の親指を上にした形で先と同様に肘のところまで揉んでいく。これを3回繰り返す。図18(a)ないし(c)を参照して説明した動作は、右手についても同様に行う。
【0072】
(ステップ8:腕の撫でマッサージ)
図19(a)に示したように、左右の手のひらを合わせた後、図19(b)に示したように、右手の手のひら全体で、左手の手のひらから腕の内側を肘の辺りまで撫でる。これを3回繰り返す。その後、図19(c)および(d)に示したように、左手の手のひらを上にして、手首における手の甲側辺りから腕の外側を肘の辺りまでを、右手の手のひらでなでる。これを3回繰り返す。図19(a)ないし(d)を参照して説明した動作は、右手についても同様に行う。
【0073】
(ステップ9:指の運動)
図20(a)および(b)に示したように、手を広げ、手のひらを上にした状態で両手を前に出し、親指から順にゆっくり折り曲げていく。これを3回繰り返す。次いで、図20(c)および(d)に示したように、両手の甲を上にして、手をぎゅっと握り、広げる。これを3回繰り返す。図20(a)ないし(d)を参照して説明した動作は、右手についても同様に行う。
【0074】
(ステップ10:終了運動)
図21(a)に示したように、まず、手を組んで手のひらを外側に向け、矢印Aで示したように斜め下に向けてゆっくり伸ばした後に、図21(b)に示したように、矢印Bで示したように前方に伸ばす。さらに、図21(c)に示したように、両手を組んだまま矢印Cで示したように頭上に伸ばす。その後、図21(d)に示したように、両手を離し、下にストンと落とす。
【0075】
モニター試験の結果
被験者20人中17人からは、うでの温熱感(血行促進)の改善、15人からは肩こりの解消が見られたという回答が得られた。全ての被験者においてマッサージによって皮膚が傷ついてしまうことはなく、被験者20人中18人からは本発明の皮膚マッサージ用クリームに対して使用感(すべすべ感)が良いという回答が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージクリームを足に塗りこむ方法を説明するための図である。
【図2】足の甲をマッサージする方法を説明するための図である。
【図3】足の裏をマッサージする方法を説明するための図である。
【図4】足の裏をマッサージする方法を説明するための図である。
【図5】足の裏をマッサージする方法を説明するための図である。
【図6】足の趾をマッサージする方法を説明するための図である。
【図7】ふくらはぎをマッサージする方法を説明するための図である。
【図8】ふくらはぎをマッサージする方法を説明するための図である。
【図9】踵をマッサージする方法を説明するための図である。
【図10】足の趾をマッサージする方法を説明するための図である。
【図11】足の甲をマッサージする方法を説明するための図である。
【図12】本発明に係るマッサージクリームを手および腕に塗りこむ方法を説明するための図である。
【図13】手の指をマッサージする方法を説明するための図である。
【図14】手をマッサージする方法を説明するための図である。
【図15】手首をマッサージする方法を説明するための図である。
【図16】腕をマッサージする方法を説明するための図である。
【図17】手の指をマッサージする方法を説明するための図である。
【図18】腕をマッサージする方法を説明するための図である。
【図19】腕をマッサージする方法を説明するための図である。
【図20】手の指の運動方法を説明するための図である。
【図21】手および腕の運動方法を説明するための図である。

Claims (8)

  1. 皮膚をマッサージする際に使用される皮膚マッサージ用組成物であって、
    和漢植物エキスが含まれていることを特徴とする、皮膚マッサージ用組成物。
  2. 上記和漢植物エキスは、イチョウエキス、サンザシエキス、オタネニンジンエキス、ジオウエキス、ショウキョウエキス、ブクリョウエキス、トウニンエキス、センブリエキス、シャクヤクエキス、トウキエキス、センキュウエキス、ボタンエキス、チョウジエキス、ビワ葉エキス、オウゴンエキス、ユキノシタエキス、ケイヒエキス、アロエエキス、カワラヨモギエキス、ヨクイニンエキス、キョウニンエキス、甘草フラボノイド、シソエキス、ショウキョウエキス、およびチャエキスからなる群より選択される少なくとも一種である、請求項1に記載の皮膚マッサージ用組成物。
  3. 上記和漢植物エキスとして、イチョウエキス、サンザシエキス、オタネニンジンエキス、ジオウエキス、ショウキョウエキス、ブクリョウエキス、トウニンエキス、センブリエキス、シャクヤクエキス、トウキエキス、およびセンキュウエキスを含んでいる、請求項2に記載の皮膚マッサージ用組成物。
  4. 上記和漢植物エキスとして、ボタンエキス、チョウジエキス、オウゴンエキス、ユキノシタエキス、ケイヒエキス、アロエエキス、カワラヨモギエキス、ヨクイニンエキス、およびキョウニンエキスをさらに含んでいる、請求項3に記載の皮膚マッサージ用組成物。
  5. クリーム状に形成されている、請求項1ないし4のいずれかに記載の皮膚マッサージ用組成物。
  6. 芳香成分を含んでおり、かつ、
    クリームの塗りこみ作業を行う終了時間の目安が、芳香が消失したときに対応するように構成されている、請求項1ないし5のいずれかに記載の皮膚マッサージ用組成物。
  7. 上記芳香成分はユーカリ油であり、
    上記芳香成分の含有量は、0.01〜1.0wt%である、請求項6に記載の皮膚マッサージ用組成物。
  8. 手または足の皮膚をマッサージするために使用されるものである、請求項1ないし7のいずれかに記載の皮膚マッサージ用組成物。
JP2003111949A 2003-04-16 2003-04-16 皮膚マッサージ用組成物 Pending JP2004315435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003111949A JP2004315435A (ja) 2003-04-16 2003-04-16 皮膚マッサージ用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003111949A JP2004315435A (ja) 2003-04-16 2003-04-16 皮膚マッサージ用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004315435A true JP2004315435A (ja) 2004-11-11
JP2004315435A5 JP2004315435A5 (ja) 2006-04-27

Family

ID=33472365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003111949A Pending JP2004315435A (ja) 2003-04-16 2003-04-16 皮膚マッサージ用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004315435A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137731A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Kao Corp 水性マッサージ化粧料
JP2006248940A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Eikodo Honten:Kk 皮膚若しくは毛髪用化粧料
JP2006347898A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Ogawa & Co Ltd 血流促進剤並びに該血流促進剤を含有する外用剤、化粧料、浴用剤及び洗剤
WO2009005093A1 (ja) * 2007-07-02 2009-01-08 Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. 肌新陳代謝促進剤
JP2010280618A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Kose Corp 指圧用組成物
US8206729B2 (en) 2006-03-02 2012-06-26 Momentive Performance Materials Inc. Compositions for topical applications comprising boron nitride
CN102688331A (zh) * 2012-06-21 2012-09-26 冯强飞 一种新型中药足浴粉
CN103070961A (zh) * 2013-02-04 2013-05-01 山西振东家庭健康护理用品有限公司 一种中药抑菌养生护理足浴液及其制备方法
JP2015030719A (ja) * 2013-08-07 2015-02-16 一丸ファルコス株式会社 プロオピオメラノコルチン発現抑制剤
CN105997721A (zh) * 2016-07-09 2016-10-12 青岛大学 一种畅肤组合物的制备方法
CN112545959A (zh) * 2020-12-19 2021-03-26 尹雪娟 一种保湿修复护手霜的制备工艺

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05194245A (ja) * 1992-01-22 1993-08-03 Akou Kasei Kk マッサージ剤
JPH07157410A (ja) * 1993-12-06 1995-06-20 Hideko Takano マッサージ用クリーム
JPH08291038A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Kao Corp マッサージ化粧料
JPH10113369A (ja) * 1996-08-21 1998-05-06 Kao Corp 美容方法
JPH10113370A (ja) * 1996-08-21 1998-05-06 Kao Corp 美容方法
JPH11269054A (ja) * 1998-03-18 1999-10-05 Kao Corp 化粧料

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05194245A (ja) * 1992-01-22 1993-08-03 Akou Kasei Kk マッサージ剤
JPH07157410A (ja) * 1993-12-06 1995-06-20 Hideko Takano マッサージ用クリーム
JPH08291038A (ja) * 1995-04-24 1996-11-05 Kao Corp マッサージ化粧料
JPH10113369A (ja) * 1996-08-21 1998-05-06 Kao Corp 美容方法
JPH10113370A (ja) * 1996-08-21 1998-05-06 Kao Corp 美容方法
JPH11269054A (ja) * 1998-03-18 1999-10-05 Kao Corp 化粧料

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
化粧品ハンドブック, JPN4007018697, 1 November 1996 (1996-11-01), pages 331 - 356, ISSN: 0000870290 *
化粧品ハンドブック, JPN6007000099, 1 November 1996 (1996-11-01), pages 331 - 356, ISSN: 0000905298 *

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4559194B2 (ja) * 2004-11-15 2010-10-06 花王株式会社 水性マッサージ化粧料
JP2006137731A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Kao Corp 水性マッサージ化粧料
JP2006248940A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Eikodo Honten:Kk 皮膚若しくは毛髪用化粧料
JP2006347898A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Ogawa & Co Ltd 血流促進剤並びに該血流促進剤を含有する外用剤、化粧料、浴用剤及び洗剤
US8206729B2 (en) 2006-03-02 2012-06-26 Momentive Performance Materials Inc. Compositions for topical applications comprising boron nitride
WO2009005093A1 (ja) * 2007-07-02 2009-01-08 Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. 肌新陳代謝促進剤
JP2009013086A (ja) * 2007-07-02 2009-01-22 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd 肌新陳代謝促進剤
JP2010280618A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Kose Corp 指圧用組成物
CN102688331A (zh) * 2012-06-21 2012-09-26 冯强飞 一种新型中药足浴粉
CN103070961A (zh) * 2013-02-04 2013-05-01 山西振东家庭健康护理用品有限公司 一种中药抑菌养生护理足浴液及其制备方法
JP2015030719A (ja) * 2013-08-07 2015-02-16 一丸ファルコス株式会社 プロオピオメラノコルチン発現抑制剤
CN105997721A (zh) * 2016-07-09 2016-10-12 青岛大学 一种畅肤组合物的制备方法
CN105997721B (zh) * 2016-07-09 2019-01-29 青岛大学 一种畅肤组合物的制备方法
CN112545959A (zh) * 2020-12-19 2021-03-26 尹雪娟 一种保湿修复护手霜的制备工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2008266971B2 (en) Topical composition for treating pain
JP2004315435A (ja) 皮膚マッサージ用組成物
KR101961608B1 (ko) 말캉니 오일과 시프리올 오일을 유효성분으로 포함하는 통증 완화용 조성물
AU2018201675B2 (en) Method for affecting touch
CN106309165A (zh) 一种植物精油护肤霜及其制备方法
CN105853285A (zh) 一种按摩精油原乳及其制备方法
CN104940084A (zh) 纯天然浴后按摩油
CN105943557B (zh) 一种抗风湿关节炎乳膏组合物及其制备方法
CN115645310A (zh) 卸妆啫喱及其制备方法
JP2004161709A (ja) ムクミ改善用の化粧品キット
JP2015513558A (ja) 美容組成物
JP2004161708A (ja) ムクミ改善用の化粧料
US10245224B2 (en) Topically applied cosmetic reductive composition containing keratin and sulphur
DE102013018565A1 (de) Körperpflegemittel und dessen Verwendung
JP6812080B2 (ja) 皮膚用クリーム
JP7406230B2 (ja) マッサージ用水中油型乳化化粧料
JP4104720B2 (ja) 超音波診断用塗布組成物
JP2005029536A (ja) ミルキータイプの浴用剤
RU2261085C1 (ru) Крем для массажа
JP5222465B2 (ja) エステティックに好適な皮膚外用剤
Islam A Randomized Comparative Clinical Trial on the Effect of Hijāmah Bilā Sharṭ Versus Dalk-i-Layyin Kathīr with Roghan-i-Bābūnah in the Management of Wajaʹur Rukbah (Knee Osteoarthritis)
JP4854830B2 (ja) しっとり感を有する皮膚外用剤
JP2005029536A5 (ja)
JP2006342089A (ja) しわ予防のためのマッサージ料
RU2310437C2 (ru) Лечебно-косметическое средство для тела

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070907

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071016