JP2004315185A - 記録媒体識別装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定にかつ多種類の記録媒体を識別することができる。
【解決手段】記録媒体を搬送するための複数のローラからなる搬送ローラと、前記搬送ローラの少なくとも1つ以上のローラを駆動するための駆動手段と、前記搬送ローラの回転角度を検出するための回転角度検出手段と、前記搬送ローラが所定回転したときの記録媒体の移動量を検出するための移動量検出手段と、前記移動量に応じて記録媒体の種類を識別するための識別手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,給送される記録媒体の表面粗さ、材質、弾力性に起因する搬送性の違いを検出し、種別の異なる記録媒体を識別する記録媒体識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、記録媒体の識別は、記録媒体近傍に光学式反射型センサもしくは光学式透過型センサを配置し、反射光もしくは透過光を読取ることによって行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来例では記録媒体ごとの有意差を捉えにくく、普通紙とOHPの識別程度しか行えなかった。そのため、その他の記録媒体を使用する場合はユーザーが設定をしなければならなかった。そしてその設定を行わなかったり、間違えたりすると正常に給送できずジャムがおきたり、正常な画像を得ることができなかったり、定着器に記録媒体が巻きついてしまったりするという問題点があった。
【0004】
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、本発明に係る第1の発明〜第9の発明の目的は、記録媒体の表面粗さ、材質、弾力性に起因する搬送性の違いを検出し、該検出した各搬送量データと、予め記憶してある複数のしきい値とを比較して、安定にかつ多種類の記録媒体を識別することができる記録媒体識別装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため本発明に係る第1の発明は、記録媒体を搬送するための複数のローラからなる搬送ローラと、前記搬送ローラの少なくとも1つ以上のローラを駆動するための駆動手段と、前記搬送ローラの回転角度を検出するための回転角度検出手段と、前記搬送ローラが所定回転したときの記録媒体の移動量を検出するための移動量検出手段と、前記移動量に応じて記録媒体の種類を識別するための識別手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0006】
本発明に係る第2の発明は、前記搬送ローラの前段に第二のローラを有し、第二のローラは搬送ローラが記録媒体を搬送する際に負荷として働くことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0007】
本発明に係る第3の発明は、前記搬送ローラの回転角度を検出する手段は、搬送ローラに備えたロータリーエンコーダと、それを読取るための光学式センサからなることを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0008】
本発明に係る第4の発明は、前記駆動手段はステッピングモータであり、前記搬送ローラの回転角度を検出する手段は、ステッピングモータの駆動パルス数をカウントするカウンタに基づくものであることを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0009】
本発明に係る第5の発明は、前記記録媒体の移動量を検出する手段は光学式ラインセンサであることを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0010】
本発明に係る第6の発明は、前記記録媒体の移動量を検出する手段は機械式アクチュエータと光学式ラインセンサであることを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0011】
本発明に係る第7の発明は、前記識別手段はあらかじめ記憶した各記録媒体の搬送量データと、前記移動量検出手段により検出した値とを比較し、記録媒体を識別することを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0012】
本発明に係る第8の発明は、前記第二のローラは、記録媒体識別動作をしているときだけ負荷となり、それ以外では負荷にならないよう揺動する機能を持つことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0013】
本発明に係る第9の発明は、前記第二のローラは、クラッチを介し前記駆動手段から駆動力を供給されるものであり、記録媒体識別動作をしているときはクラッチを切り従動ローラとなることで負荷として働き、それ以外では負荷にならないようクラッチをつなぎ駆動ローラとなる機能を持つことを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0014】
本発明に係る第10の発明は、前記搬送ローラは複数のローラで構成され、記録媒体が搬送ローラを通過するときに直進せずにローラ周上の一部に沿ってカーブしながら通過するようにローラを配置し、少なくとも1つ以上のローラは揺動機構を持ち、記録媒体を常に一定の圧力で抑えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
第1の実施例をLEDアレイを露光系に用いた2値記録デジタルカラー複写機により説明する。
【0016】
図3はデジタルカラー複写機の横断面概略図である。図3では上部にリーダ部,下部にプリンタ部を配置してある。
【0017】
リーダ部:図3において101はCCD、311はCCD101の実装された基板、312は図4の画像処理部からCCD101を除いた部分及び図5の201・202〜205の部分を含む画像処理部、301は原稿台ガラス、302は原稿給紙装置(DF)(なお、この原稿給紙装置302の代わりに未図示の圧板を装着する構成もある)、303及び304は原稿を照明する光源(ハロゲンランプ又は蛍光灯)、305及び306は光源303・304の光を原稿に集光する反射傘、307〜309はミラー、310は原稿からの反射光又は投影光をCCD101上に集光するレンズ、314はハロゲンランプ303・304と反射傘305・306とミラー307を収容するキャリッジ、315はミラー308・309を収容するキャリッジ、313は図示しないプリンタドライバ等とのインターフェイス(I/F)部である。なお、キャリッジ314は速度Vで、キャリッジ315は速度V/2で、CCD101の電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に移動することによって、原稿の全面を走査(副走査)する。
【0018】
図4はデジタル画像処理部312の詳細な構成を示すブロック図である。
【0019】
原稿台ガラス上の原稿は光源303・304からの光を反射し、その反射光はCCD101に導かれて電気信号に変換される(CCD101はカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ・Gフィルタ・BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。そして、その電気信号(アナログ画像信号)は画像処理部312に入力されクランプ&Amp.&S/H&A/D部102でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのデジタル信号に変換される。そして、RGB信号はシェーディング部103で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、つなぎ&MTF補正&原稿検知部104で、CCD101が3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読取位置が異なるため、読取速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取位置が同じになるように信号タイミングを補正し、MTF補正は読取速度や変倍率によって読取のMTFが変るため、その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス上の原稿を走査することにより原稿サイズを認識する。読取位置タイミングが補正されたデジタル信号は入力マスキング部105によって、CCD101の分光特性及び光源303・304及び反射傘305・306の分光特性を補正する。入力マスキング部105の出力は外部I/F信号との切り換え可能なセレクタ106に入力される。セレクタ106から出力された信号は色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107と下地除去部115に入力される。下地除去部115に入力された信号は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定する黒文字判定部116に入力され、原稿から黒文字信号を生成する。また、もう一つのセレクタ106の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107では、色空間圧縮は読み取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に入っているかどうか判断し、入っている場合はそのまま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補正する。そして、下地除去処理を行い、LOG変換でRGB信号からCMY信号に変換する。そして、黒文字判定部116で生成された信号とタイミングを補正するため色空間圧縮&下地除去&LOG変換部107の出力信号は遅延108でタイミングを調整される。この2種類の信号はモワレ除去部109でモワレが除去され、110で、主走査方向に変倍処理される。111はUCR&マスキング&黒文字反映部で、変倍処理部で処理されたCMY信号はUCR処理でCMYK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正されると共に黒文字判定部116で生成された判定信号がCMYK信号にフィードバックされる。UCR&マスキング&黒文字反映部111で処理された信号はγ補正部112で濃度調整された後フィルタ部113でスムージング又はエッジ処理される。以上処理された信号は図5の201の2値変換部で8ビットの多値信号から2値信号に変換される。(変換方法はディザ法・誤差拡散法・誤差拡散の改良したものいずれでも構わない。)
【0020】
プリンタ部の構成
図3において、317はY画像形成部、318はM画像形成部、319はC画像形成部、320はK画像形成部で、それぞれの構成は同一なのでY画像形成部317を詳細に説明し、他の画像形成部の説明は省略する。
【0021】
Y画像形成部317において、342は感光ドラムであり図示しない超音波モータにより駆動される。LEDアレイ210からの光によって、その表面に潜像が形成される。321は一次帯電気で、感光ドラム342の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形成の準備をする。322は現像器で、感光ドラム342上の潜像を現像して、トナー画像を形成する。なお、現像器322には、現像バイアスを印加して現像するためのスリーブ345が含まれている。323は転写帯電気で、転写ベルト333の背面から放電を行い、感光ドラム342上のトナー画像を、転写ベルト333上の記録媒体へ転写する。本実施例は転写効率がよいため、クリーナ部が配置されていない。(クリーナ部を装着しても問題ないことは言うまでもない。)
【0022】
次に、記録媒体の上へ画像を形成する手順を説明する。カセット340・341に格納された記録媒体等はピックアップローラ339・338により1枚毎給紙し後述する記録媒体識別部に給送される。記録媒体識別部により種別を識別された記録媒体は,レジストローラ336・337で斜行除去した後に転写ベルト333上に供給される。給紙された記録媒体は、吸着帯電器346で帯電させられる。348は転写ベルトローラで、転写ベルト333を駆動し、かつ、吸着帯電器346と対になって記録媒体を帯電させ、転写ベルト333に記録媒体を吸着させる。347は紙先端センサで、転写ベルト333上の記録媒体の先端を検知する。なお、紙先端センサの検出信号はプリンタ部からカラーリーダ部へ送られて、カラーリーダ部からプリンタ部にビデオ信号を送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0023】
この後、記録媒体は、転写ベルト333によって搬送され、画像形成部317〜320においてYMCKの順にその表面にトナー画像が形成される。K画像形成部320を通過した記録媒体は、転写ベルト333からの分離を容易にするため、除電帯電器349で除電された後、転写ベルト333から分離される。350は剥離帯電器で、記録媒体が転写ベルト333から分離する際の剥離放電による画像乱れを防止するものである。分離された記録媒体は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電器351・352で帯電された後、定着器334でトナー画像が熱定着された後、335の排紙トレーに排紙される。
【0024】
LED画像記録について説明する。図4及び図5の画像処理部で生成された2値のYMCKの画像信号は紙先端センサ347からの紙先端信号を基に,それぞれ遅延部202〜205によって紙先端センサとそれぞれの画像形成部との距離の違いを調整することにより4色を所定の位置に印字することが可能となる。LED駆動206〜209はLED210〜213を駆動するための信号を生成する。
【0025】
次に本発明で特徴的な記録媒体識別装置について説明する。
【0026】
図3の406が記録媒体識別部でありレジストローラの直前に位置している。図1に記録媒体識別部の構成を示す。図3のピックアップローラ339・338から送られた記録媒体は、図1の負荷ローラ400を通過し、記録媒体ガイドやローラに導かれ、識別ローラ401,402に至る。識別ローラ401は上下方向に揺動し、通過する記録媒体に対し常に一定の力を加えられるように、バネ材403によって備え付けられている。識別ローラ402は駆動ローラである。識別ローラを通過した記録媒体はCCDラインセンサ(以下移動量センサ)404の直下を通過する。移動量センサ404は200dpiで素子が400個ライン状に並んでおり、有効読取り長さは50.4mmである。CCDラインセンサ404で読取った信号は記録媒体制御部407に送られる。記録媒体制御部407ではCCDラインセンサ404のからの信号とカウンタ408の値により、識別ローラ402の回転を制御するための信号をドライバ409に送り、ステッピングモータ410を駆動する。モータ410の出力は1/6減速器411で減速され、識別ローラ402を駆動する。
【0027】
次に記録媒体識別部の一連の制御について図2により説明する。
【0028】
プリントシーケンス開始と同時に記録媒体識別制御を開始する:500。この時点ではピックアップローラ339・338から送られた記録媒体が通過しやすいように、負荷ローラ400を図示しないソレノイドにより離脱させてある。記録媒体が識別ローラ402を通過し送り量センサ404の1素子目に到達する(501)と502でモータを停止させる。モータを停止させるまでにタイムラグがあるので、記録媒体先端は送り量センサ404の1素子目より先に進むので、モータを停止したあと503で記録媒体の先端が送り量センサ404の何素子目にあるかを検出し、その値を記録媒体識別制御部407内のレジスタMに格納する。またここで負荷ローラ400をONして、識別ローラ401,402で記録媒体を搬送させる際の負荷とする。負荷ローラ400によって、負荷をかけるのは、全く負荷がないとどのような記録媒体でも識別ローラを回転させた量に対しリニアに搬送されてしまい、識別ができないからである。次に504でモータ410を駆動開始し、識別ローラ401,402を回転させる。モータ回転と同時にモータ410を駆動するパルスをカウンタ408により計測し始める。505でカウンタ408のカウント数が1200になると506でモータを停止する。カウント数が1200の時に識別ローラ402はちょうど一回転する。識別ローラ402の直径は16mmであり、その周長は50.24mmである。よって記録媒体が識別ローラ402に対し滑ることなく搬送されれば、レジスタMに格納された位置から50.24mm進んだ位置(396素子分)で停止することになる。(ステッピングモータは2相でステップ角は1.8度であり、200パルスで1回転する。1200パルスだと6回転し、1/6減速器により識別ローラ402は1回転となる。)507でカウント値をリセットした後、508で記録媒体の停止位置を検出し、記録媒体識別制御部407内のレジスタLに格納する。それと同時に負荷ローラ400は離脱させ、これ以降の搬送では負荷にならないようにする。509でレジスタLからレジスタMを引いた値をレジスタNに格納する。(L−M)は識別ローラ402が一回転したときの記録媒体の送り量である。510でレジスタNの値とあらかじめ記録媒体識別制御部内に記憶させた各記録媒体の送り量データとを比較し、511で記録媒体の種類を決定する。512では511で決定した記録媒体の種類に応じて、プロセススピード、定着制御、画像処理などを選定する。次に513でモータ410をONする。514では512で選定した制御に応じて画像を形成する。515で終了する。
【0029】
本特許では識別ローラ401と402を記録媒体に対し線対称の位置ではなく、搬送方向にずらして配置している。また識別ローラ401が記録媒体に対し常に一定の圧力で接するようにばね403を備える。このような構成にすることにより記録媒体の弾性力の違いを顕著に検出することが可能となる。図6で説明する。図6の(a)は弾性力の高い記録媒体が識別ローラを通過しているときの様子である。弾性力が高いため識別ローラ401は押し上げられている。それにより識別ローラ402に記録媒体が接する面積は小さくなりその内角はθ1である。次に弾性力の低い記録媒体のときには(b)のようになり、識別ローラ401の位置は(a)に対し下がり、その結果識別ローラ402に接する記録媒体の面積は広くなりその内角はθ2となる。ここでθ2>θ1である。このように弾性力の違いにより識別ローラと接する面積が変わり、識別ローラと記録媒体との間の摩擦力が変わる。よって、たとえ記録媒体表面の粗さ(識別ローラに対する摩擦係数)が同じもの同士でも、弾性力が高いものは移動量が小さく、また弾性力が低いものは移動量が大きくなるのである。
【0030】
記録媒体の表面粗さ、弾性力と送り量の関係を図7に示す。ここでは例として普通紙、厚紙、OHPシートの3種を識別する場合について述べる。普通紙は表面粗さが比較的大きく弾性力が小さいので、送り量は大きくなる。該複写機では385素子分の送り量を中心にプラスマイナス15素子分の範囲内に分布している。よって400〜370素子分の送り量の設定にしておけばよいが、環境変化、経時変化に加えマージンを考慮し396〜350としている。(最大値が396なのは前述したように、識別ローラが1回転したときの最大送り量が396だからである)同様に厚紙では349〜200、OHPでは199〜0としている。これら予め記憶させる送り量と実際の送り量を比較することで、記録媒体の識別を行うことができる。予め記憶させる送り量は、識別ローラ402の摩擦係数、識別ローラ401と402の位置関係、負荷ローラ400の摩擦係数と負荷、記録媒体パス上の搬送抵抗に影響される値であるので、本特許採用時には各装置での検討を要する。また本特許では識別する記録媒体を3種として例をあげたが、より多い種類を識別できることはいうまでもない。
【0031】
これまで述べたように記録媒体を自動的に識別し、記録媒体に応じた画像形成制御をおこなうことで、画質の向上、ユーザの利便性を図ることが可能となる。
【0032】
(第2の実施例)
本発明はデジタルカラーLED複写機に限定されず,複数の記録媒体を使用する全ての画像形成装置に適用できる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,記録媒体固有の表面粗さ、材質、弾力性に起因する搬送性の違いを検出し、記録媒体を識別することができ、画質の向上、ユーザの利便性を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を最もよく表す構成図
【図2】本発明の第1の実施例に係る制御フローチャート
【図3】本発明の第1の実施例に係るデジタルカラー複写機の横断面図
【図4】本発明の第1の実施例に係るデジタルカラー複写機の画像処理フローチャート
【図5】本発明の第1の実施例に係るデジタルカラー複写機のLED駆動ブロック図
【図6】本発明の第1の実施例に係る弾性力の違いによる記録媒体とローラの関係
【図7】本発明の第1の実施例に係る記録媒体と送り量の関係

Claims (10)

  1. 記録媒体を搬送するための複数のローラからなる搬送ローラと、前記搬送ローラの少なくとも1つ以上のローラを駆動するための駆動手段と、前記搬送ローラの回転角度を検出するための回転角度検出手段と、前記搬送ローラが所定回転したときの記録媒体の移動量を検出するための移動量検出手段と、前記移動量に応じて記録媒体の種類を識別するための識別手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送ローラの前段に第二のローラを有し、第二のローラは搬送ローラが記録媒体を搬送する際に負荷として働くことを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送ローラの回転角度を検出する手段は、搬送ローラに備えたロータリーエンコーダと、それを読取るための光学式センサからなることを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記駆動手段はステッピングモータであり、前記搬送ローラの回転角度を検出する手段は、ステッピングモータの駆動パルス数をカウントするカウンタに基づくものであることを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記記録媒体の移動量を検出する手段は光学式ラインセンサであることを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記記録媒体の移動量を検出する手段は機械式アクチュエータと光学式ラインセンサであることを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記識別手段はあらかじめ記憶した各記録媒体の搬送量データと、前記移動量検出手段により検出した値とを比較し、記録媒体を識別することを特徴とする前記請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記第二のローラは、記録媒体識別動作をしているときだけ負荷となり、それ以外では負荷にならないよう揺動する機能を持つことを特徴とする、前記請求項2に記載の画像形成装置。
  9. 前記第二のローラは、クラッチを介し前記駆動手段から駆動力を供給されるものであり、記録媒体識別動作をしているときはクラッチを切り従動ローラとなることで負荷として働き、それ以外では負荷にならないようクラッチをつなぎ駆動ローラとなる機能を持つことを特徴とする、前記請求項2に記載の画像形成装置。
  10. 前記搬送ローラは複数のローラで構成され、記録媒体が搬送ローラを通過するときに直進せずにローラ周上の一部に沿ってカーブしながら通過するようにローラを配置し、少なくとも1つ以上のローラは揺動機構を持ち、記録媒体を常に一定の圧力で抑えることを特徴とする、前記請求項1に記載の画像形成装置。
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