JP2004313140A - ペット用毛取り具 - Google Patents
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Abstract
【課題】絨毯等に付着したペットの毛を、能率良く快適に除去できる用具を提供する。
【解決手段】高摩擦係数を有する高摩擦材をその下面に有し、該高摩擦材下面に連続凹凸部を形成したことを特長とする。
【選択図】 図2
【解決手段】高摩擦係数を有する高摩擦材をその下面に有し、該高摩擦材下面に連続凹凸部を形成したことを特長とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、絨毯等に付着したペットの毛を能率良く除去することのできる毛取り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ペットの毛を取り除くためのものとして、繊維を一定方向に揃えた用具や粘着ローラーなどがあるが、本発明にて示すように、連続凹凸面を用いた毛取り具は現在のところ見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ペットの飼育が盛んとなり、なかでも犬の需要が著しい。
以前は屋外で飼われている犬も多かったが、最近では家屋内で飼われる小型犬の人気が高まっている。家屋内で飼う場合、犬があちこちと動き回ったりしているうちに、その犬から抜けた毛が絨毯やソファー面に付着して取れないことが多く、そのため既述のような用具が市販されている。
その中で繊維を一定方向に揃えて製作された商品は、使い始めのときは毛が取れるが使用し続けていると犬の毛が繊維の間に挟まって効果が減少し、使用後はその挟まった毛の除去に手間がかかる。
粘着ローラー式は、毛は良く取れるもののすぐに粘着面が毛で覆われてしまい、その都度粘着紙を剥がして使用しなければならないという煩わしさがある。
本発明は、以上のような従来からのペット用毛取り具に関わる課題を解決するために発明されたもので、高摩擦係数を有する高摩擦材面に連続凹凸部を形成することにより、容易かつ能率良く毛が除去できるとともに、連続使用にも耐えうる有用な毛取り用具を提供することを目的として開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本発明は、高摩擦材下面に連続凹凸部を形成してその主要部を構成した。すなわち、高摩擦係数を有する高摩擦材を本体下面に有し、該高摩擦材下面に連続凹凸部を形成する。
本発明は以上の構成よりなるペット用毛取り具である。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
図において、1は本体としてのやや固めのスポンジ材よりなる直方体形状の弾性体で、その上面と側面の大部分を覆うように軟質合成樹脂シート材よりなる被覆材2が固着される。3は高摩擦係数を有する素材としてのゴム板を加工した高摩擦材で、上記弾性体の下面に貼着される。この高摩擦材の下面には連続凹凸部4が形成される。図1〜図4はその一例で、小四角錐形状の凸部が縦横に連続形成されたものであり、各四角錐間の部分は凹部の役割を果たしている。
図5〜図6は本発明の他例を示すもので、前例が四角錐形状の凹凸面としたのに対し、本例は連続湾曲線状の凸部が一定間隔にて並設されたものであり、その他の部分は前例と同じである。この連続湾曲凸部は、底面視では蛇行湾曲線状であるが、その凸部は凸面と凹面が連続形成されたものである。
本発明の使用時は、弾性体(被覆材)の側面を指でつかみ、凹凸面を毛の付着した絨毯面等に軽く押し当てて一定方向にこすりつける。すると毛は高摩擦材であるゴム面に設けられている凸部によって付着面から浮き上がるとともに凹部に入り込む。何度もこすりつけることによってこの現象・効果が連続的に発生し、やがて毛が凹部のなかで絡み合ってまとまり、使用後はこのまとまった毛を指でつまんで簡単に取り除くことができる。
【0006】
本発明の内容については既述したが、本発明は高摩擦材に連続凹凸部を形成したところにその特長がある。既述した従来品は、毛の除去効果はあるものの、毛除去後の対応に手間がかかったり、使用中に毛の除去効果が減少するものであった。
しかるに本発明は、連続凹凸部を有する新規な構造としたために、能率的に毛を除去するとともに除去後の対応にも便利なる毛取り具を提供できるものである。なお、実施例で示した凹凸形状は好適例を示すものであり、類似の他の形状の凹凸部を用いてもよい。また、本体を弾性体以外の他の素材を用いてもよい。
図1〜図2において仮想線で示したのは本発明長辺間にその両端を固着してなるベルトであり、ここに指先を挿入することでちょうど黒板消しの要領で使えるよう配慮したものである。また、以上の例で弾性体として硬質スポンジを用いたので、適度の弾性を有するとともに軽量となるため、使いやすいものとなっている。なお、湾曲線状凸部の例を使用するとき、その線状凸部の方向に弾性体を動かして用いる。以上のように、本発明によって使いやすく便利なペット用毛取り具を得ることができる。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、高摩擦材下面に連続凹凸部が形成されているので、この凹凸面を毛の付着した絨毯等に軽く押し当てて動かすだけで、毛が凹部に入り込んで容易に除去することができ、また毛体はこの高摩擦材と絨毯面との間で丸まった状態となるので、指でつまんで簡単に処理することのできる、有用なる毛取り用具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の正面図
【図3】本発明の底面図
【図4】本発明の使用状態説明図
【図5】本発明の他例における底面図
【図6】本発明の要部構造説明図(A−A断面要部拡大)
【符号の説明】
1 弾性体
2 被覆材
3 高摩擦材
4 連続凹凸部
5 凸部(四角錐状)
6 凹部
7 凸部(蛇行湾曲形状)
8 凹部
9 凸面
10凹面
11ベルト
12絨毯
【発明の属する技術分野】
この発明は、絨毯等に付着したペットの毛を能率良く除去することのできる毛取り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ペットの毛を取り除くためのものとして、繊維を一定方向に揃えた用具や粘着ローラーなどがあるが、本発明にて示すように、連続凹凸面を用いた毛取り具は現在のところ見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ペットの飼育が盛んとなり、なかでも犬の需要が著しい。
以前は屋外で飼われている犬も多かったが、最近では家屋内で飼われる小型犬の人気が高まっている。家屋内で飼う場合、犬があちこちと動き回ったりしているうちに、その犬から抜けた毛が絨毯やソファー面に付着して取れないことが多く、そのため既述のような用具が市販されている。
その中で繊維を一定方向に揃えて製作された商品は、使い始めのときは毛が取れるが使用し続けていると犬の毛が繊維の間に挟まって効果が減少し、使用後はその挟まった毛の除去に手間がかかる。
粘着ローラー式は、毛は良く取れるもののすぐに粘着面が毛で覆われてしまい、その都度粘着紙を剥がして使用しなければならないという煩わしさがある。
本発明は、以上のような従来からのペット用毛取り具に関わる課題を解決するために発明されたもので、高摩擦係数を有する高摩擦材面に連続凹凸部を形成することにより、容易かつ能率良く毛が除去できるとともに、連続使用にも耐えうる有用な毛取り用具を提供することを目的として開発されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決する手段として本発明は、高摩擦材下面に連続凹凸部を形成してその主要部を構成した。すなわち、高摩擦係数を有する高摩擦材を本体下面に有し、該高摩擦材下面に連続凹凸部を形成する。
本発明は以上の構成よりなるペット用毛取り具である。
【0005】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
図において、1は本体としてのやや固めのスポンジ材よりなる直方体形状の弾性体で、その上面と側面の大部分を覆うように軟質合成樹脂シート材よりなる被覆材2が固着される。3は高摩擦係数を有する素材としてのゴム板を加工した高摩擦材で、上記弾性体の下面に貼着される。この高摩擦材の下面には連続凹凸部4が形成される。図1〜図4はその一例で、小四角錐形状の凸部が縦横に連続形成されたものであり、各四角錐間の部分は凹部の役割を果たしている。
図5〜図6は本発明の他例を示すもので、前例が四角錐形状の凹凸面としたのに対し、本例は連続湾曲線状の凸部が一定間隔にて並設されたものであり、その他の部分は前例と同じである。この連続湾曲凸部は、底面視では蛇行湾曲線状であるが、その凸部は凸面と凹面が連続形成されたものである。
本発明の使用時は、弾性体(被覆材)の側面を指でつかみ、凹凸面を毛の付着した絨毯面等に軽く押し当てて一定方向にこすりつける。すると毛は高摩擦材であるゴム面に設けられている凸部によって付着面から浮き上がるとともに凹部に入り込む。何度もこすりつけることによってこの現象・効果が連続的に発生し、やがて毛が凹部のなかで絡み合ってまとまり、使用後はこのまとまった毛を指でつまんで簡単に取り除くことができる。
【0006】
本発明の内容については既述したが、本発明は高摩擦材に連続凹凸部を形成したところにその特長がある。既述した従来品は、毛の除去効果はあるものの、毛除去後の対応に手間がかかったり、使用中に毛の除去効果が減少するものであった。
しかるに本発明は、連続凹凸部を有する新規な構造としたために、能率的に毛を除去するとともに除去後の対応にも便利なる毛取り具を提供できるものである。なお、実施例で示した凹凸形状は好適例を示すものであり、類似の他の形状の凹凸部を用いてもよい。また、本体を弾性体以外の他の素材を用いてもよい。
図1〜図2において仮想線で示したのは本発明長辺間にその両端を固着してなるベルトであり、ここに指先を挿入することでちょうど黒板消しの要領で使えるよう配慮したものである。また、以上の例で弾性体として硬質スポンジを用いたので、適度の弾性を有するとともに軽量となるため、使いやすいものとなっている。なお、湾曲線状凸部の例を使用するとき、その線状凸部の方向に弾性体を動かして用いる。以上のように、本発明によって使いやすく便利なペット用毛取り具を得ることができる。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、高摩擦材下面に連続凹凸部が形成されているので、この凹凸面を毛の付着した絨毯等に軽く押し当てて動かすだけで、毛が凹部に入り込んで容易に除去することができ、また毛体はこの高摩擦材と絨毯面との間で丸まった状態となるので、指でつまんで簡単に処理することのできる、有用なる毛取り用具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の正面図
【図3】本発明の底面図
【図4】本発明の使用状態説明図
【図5】本発明の他例における底面図
【図6】本発明の要部構造説明図(A−A断面要部拡大)
【符号の説明】
1 弾性体
2 被覆材
3 高摩擦材
4 連続凹凸部
5 凸部(四角錐状)
6 凹部
7 凸部(蛇行湾曲形状)
8 凹部
9 凸面
10凹面
11ベルト
12絨毯
Claims (1)
- 高摩擦係数を有する高摩擦材を本体下面に有し、該高摩擦材下面に連続凹凸部を形成したことを特長とするペット用毛取り具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141167A JP2004313140A (ja) | 2003-04-10 | 2003-04-10 | ペット用毛取り具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141167A JP2004313140A (ja) | 2003-04-10 | 2003-04-10 | ペット用毛取り具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004313140A true JP2004313140A (ja) | 2004-11-11 |
Family
ID=33475003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003141167A Pending JP2004313140A (ja) | 2003-04-10 | 2003-04-10 | ペット用毛取り具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004313140A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100919595B1 (ko) * | 2007-11-22 | 2009-09-29 | 이왕섭 | 마찰계수를 낮춘 셀룰로오스 섬유 클린 패드 제조방법 및그 구조 |
JP2013165766A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Teramoto Corp | 清掃具 |
JP2014158564A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Teramoto Corp | 清掃具 |
JP2018086043A (ja) * | 2016-11-28 | 2018-06-07 | 株式会社テラモト | 清掃具 |
-
2003
- 2003-04-10 JP JP2003141167A patent/JP2004313140A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100919595B1 (ko) * | 2007-11-22 | 2009-09-29 | 이왕섭 | 마찰계수를 낮춘 셀룰로오스 섬유 클린 패드 제조방법 및그 구조 |
JP2013165766A (ja) * | 2012-02-14 | 2013-08-29 | Teramoto Corp | 清掃具 |
JP2014158564A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Teramoto Corp | 清掃具 |
JP2018086043A (ja) * | 2016-11-28 | 2018-06-07 | 株式会社テラモト | 清掃具 |
JP7008936B2 (ja) | 2016-11-28 | 2022-01-25 | 株式会社テラモト | 清掃具 |
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