JP2004312501A - パケット受信方法およびパケット受信装置 - Google Patents

パケット受信方法およびパケット受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】映像音声データを伝送するUDPパケットにビット誤りが発生した時、通常そのパケットは廃棄されるため、再生映像音声の乱れが大きかった。
【解決手段】検査ビット判定手段410と、検査ビットエラー通知手段411と、パケット伝達手段412と、映像音声データ判定手段413と、パケット伝達手段412手段とを備え、ビット誤りが発生した受信パケットに対して映像音声データ判定手段が映像音声データを伝送しているかを判断することにより、前記受信パケットから映像音声データを取り出すことができるので、受信端末だけで再生映像音声の乱れを抑制できる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パケット通信ネットワークを利用したデータ受信に関するものである。特に本発明は、パケットのビット誤りが避けられない通信ネットワークを経由してUDP(ユーザデータグラムプロトコル)を利用してリアルタイムに映像音声データを受信し再生するパケット形態端末において、パケットにビット誤りが発生した場合でも、視聴者にとって好ましくない再生映像音声の乱れを抑制できる受信方法および受信装置であり、特にMAC層プロトコルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、UDPパケットのパケットロスやパケットのビット誤りが発生した時は、受信側から送信端末へ再送を要求し、送信端末では損失部分のデータを再送することによって欠損データを補償する方法が知られている(たとえば特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−136195号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のUDPパケットに対する補償方法では、再送の仕組みを持たないUDPに対して再送の仕組みを追加するため、再送遅延に関わる問題以外は完全に補償できる利点を持つものの、欠損データを再送するために複雑な制御が必要であり、また、受信端末だけの対応では実現できず、送信端末にも再送の仕組みが必要になるという課題があった。
【0005】
また、パケット通信ネットワークでは、通信プロトコルは階層化されており、ISO(国際標準化機構)が定めたOSI(開放型システム間相互接続)参照モデルがプロトコルの説明によく利用される。ここでは、UDP/IP/Ethernet(R)についてOSI参照モデルと対比しながらその特徴を説明する。
【0006】
UDPはOSI参照モデルにおいてトランスポート層(第4層)に位置するプロトコルであり、パケットロスやパケットのビット誤りに対して再送の仕組みを持たない非信頼性通信ではあるが、同じトランスポート層のプロトコルで再送の仕組みを持つTCP(トランスミッションコントロールプロトコル)に比べて高速にプロトコル処理が実行できるため、映像音声データを受信しながら同時に再生を行うストリーミング配信において利用が広がっている。
【0007】
IPはOSI参照モデルにおいてネットワーク層(第3層)に位置するプロトコルであり、ノード(パケット中継装置)を超えて、送信端末から受信端末までデータを送り届ける役割を担うが、確実に届く補償がない非信頼性通信を提供するプロトコルである。
【0008】
Ethernet(R)のプロトコルはOSI参照モデルにおいてデータリンク層(第2層)に位置するプロトコルである。通信媒体へのアクセス方法を規定し、物理アドレスを用いて隣接ノード間の通信を実現するプロトコルをMAC(メディアアクセスコントロール)プロトコルといい、Ethernet(R)もMAC層プロトコルの1つである。他にも無線通信用のMAC層プロトコルやATM(非同期転送モード)用のMAC層プロトコルなどがある。なお、物理アドレスはMACアドレスとも呼ばれている。また、Ethernet(R)はOSI参照モデルの物理層に分類される通信媒体の電気特性やコネクタも規定しているが、本発明には関係ないので説明は省略する。
【0009】
各階層のパケットは制御情報を格納するヘッダ部と伝送したいデータを格納するペイロードから構成されている。UDPパケットはUDPヘッダとUDPペイロードから構成される。IP層はUDP層の1つ下位の層であり、IPヘッダとIPペイロードから構成され、ペイロードにはUDPパケットが格納される。Ethernet(R)はIP層の1つ下位の層であり、Ethernet(R)ヘッダとEthernet(R)ペイロードから構成され、ペイロードにはIPパケットが格納される。
【0010】
ここで、各層のプロトコルでは最大パケットサイズが規定されており、送信時に上位層のパケットサイズが下位層の最大パケットサイズを超える場合は、下位層の最大パケットサイズに収まるように複数のパケットに分割される。この分割をフラグメントといい、分割されたパケットをフラグメントパケットという。
【0011】
UDPおよびIPの最大パケットサイズは65535オクテットであり、Ethernet(R)の最大ペイロードサイズは1500オクテットである。そのため、UDPパケットをペイロードに格納したIPパケットのパケットサイズが1500オクテットを超える場合は、UDPパケットを複数に分割し、1500オクテット以下の複数のIPパケットを生成する。ここで、先頭のフラグメントパケットにはUDPヘッダが存在するが、2番目以降のフラグメントパケットにはUDPヘッダは存在しない。送受信端末はIPアドレスとUDPヘッダのポート番号を利用してパケットの通信チャンネルを識別する。2番目以降のフラグメントパケットはUDPヘッダが存在しないが、非フラグメントパケットではIPパケット毎にIPヘッダのIDが異なる値に設定されるのに対して、フラグメントパケットではIPヘッダのIDが同一フラグメントパケット内で同一の値をとるので、IDを利用して同一フラグメントの先頭パケットからUDPヘッダを知ることができるため、2番目以降のフラグメントパケットの通信チャンネルを識別することができる。
【0012】
このようなUDP/IPのプロトコル仕様によって、フラグメントの先頭パケットにビット誤りやロスが発生したときは、同一フラグメントパケットのUDPヘッダを知りえないためにパケットの通信チャンネルを識別できず、フラグメントの2番目以降のパケットは廃棄されてしまう。
【0013】
一方、映像音声データをUDPで伝送する場合、映像音声データのサイズはEthernet(R)の最大ペイロードサイズに比べて一般に大きいため、フラグメントが発生することが多い。そのため、ビット誤りが発生したり、既定のパケットサイズを超えるパケットであったために、フラグメントの先頭パケットがMAC層プロトコルで廃棄されたときは、先頭パケットだけでなく2番目以降のフラグメントパケットをも含めた多量のデータが廃棄され、映像音声の再生に大きな乱れが発生してしまうという問題があった。
【0014】
本発明は、このような課題を解決するもので、パケットのビット誤りが避けられないパケット通信ネットワークにおいて、送信端末に追加のプロトコルを必要とせず、フラグメントの先頭パケットにビット誤りが発生した場合や、プロトコル既定のパケット長を超えるようなロングパケットを受信した場合でも、映像音声の再生の乱れを抑制できるパケット受信方法およびパケット受信装置を実現することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明(請求項1)に係るパケット受信方法は、映像音声データ判定ステップを有し、検査ビットエラーが発生した場合でも、そのパケットを廃棄することなく、パケットを上位プロトコル実行ステップへ伝達する。本構成によって、ビット誤りの発生したパケットが映像音声データを伝送しているならば、上位プロトコル実行ステップへ映像音声データを伝達することができる。
【0016】
本発明(請求項2)に係るパケット受信方法は、ロングパケット判定ステップとロングパケットを検出したときにパケットを上位層へ伝達するパケット伝達ステップを有し、ロングパケットを受信した場合でも、パケットを廃棄することなく、パケットを上位プロトコル実行ステップへ伝達する。本構成によって、ロングパケットが映像音声データを伝送しているならば、上位プロトコル実行ステップへ映像音声データを伝達することができる。
【0017】
本発明(請求項3)に係るパケット受信方法は、MAC層よりも上位層のプロトコルのヘッダを抽出する上位ヘッダ抽出ステップを有し、上位層のプロトコルのヘッダを上位プロトコル実行ステップへ伝達する。本構成によって、フラグメントパケットの先頭パケットにビット誤りが発生した場合においても、その先頭パケットの上位ヘッダを抽出することにより、同一フラグメントパケットの2番目以降のパケットの属性を判断することができるので、2番目以降のパケットを廃棄せず利用できる。
【0018】
本発明(請求項4)に係るパケット受信装置は、映像音声データ判定手段を有し、検査ビットエラーが発生した場合でも、そのパケットを廃棄することなく、パケットを上位プロトコル実行手段へ伝達する。本構成によって、検査ビットエラーパケットが映像音声データを伝送しているならば、上位プロトコル実行手段へ映像音声データを伝達することができる。
【0019】
本発明(請求項5)に係るパケット受信装置は、ロングパケット判定手段とロングパケットを検出したときにそのパケットを上位層へ伝達するパケット伝達手段を有し、ロングパケットを受信した場合でも、そのパケットを廃棄することなく、パケットを上位プロトコル実行ステップへ伝達する。本構成によって、ロングパケットが映像音声データを伝送しているならば、上位プロトコル実行ステップへ映像音声データを伝達することができる。
【0020】
本発明(請求項6)に係るパケット受信装置は、、MAC層よりも上位層のプロトコルのヘッダを抽出する上位プロトコル抽出手段を有し、上位層のプロトコルのヘッダを上位プロトコル実行手段へ伝達する。本構成によって、フラグメントパケットの先頭パケットにビット誤りが発生した場合においても、その先頭パケットの上位ヘッダを抽出することにより、同一フラグメントパケットの2番目以降のパケットの属性を判断することができるので、2番目以降のパケットを廃棄せず利用できる。
【0021】
本構成によって、以上に説明した方法および装置は、送信端末に特別な追加プロトコルを必要とすることなく、受信端末だけで実現できる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0023】
図4は本発明の実施の形態1、2または3のパケット受信方法の全体像を説明する図である。
【0024】
図4において、MAC層プロトコル実行ステップ100は受信パケットのMAC層におけるプロトコルを実行するステップ、上位プロトコル実行ステップ200はMAC層よりも上位層のプロトコルを実行するステップ、ネットワーク層プロトコル実行ステップ210は、上位プロトコル実行ステップ200においてネットワーク層のプロトコルを実行するステップ、トランスポート層プロトコル実行ステップ220は、上位プロトコル実行ステップ200においてトランスポート層のプロトコルを実行するステップである。
【0025】
図8は本発明の実施の形態4、5または6のパケット受信装置の全体像を説明する図である。
【0026】
図8において、MAC層プロトコル実行手段400は受信パケットのMAC層におけるプロトコルを実行する手段、上位プロトコル実行手段500はMAC層よりも上位層のプロトコルを実行する手段、ネットワーク層プロトコル実行手段510は、上位プロトコル実行ステップ500においてネットワーク層のプロトコルを実行する手段、トランスポート層プロトコル実行手段520は、上位プロトコル実行手段500においてトランスポート層のプロトコルを実行する手段である。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、本発明(請求項1)の実施の形態2におけるパケット受信方法を説明する図である。
【0028】
図1において、パケット受信判定ステップ110はパケットを受信したか否かを判断するステップ、検査ビット判定ステップ111は受信パケットの検査ビットが正常か否かを判断するステップ、検査ビットエラー通知ステップ112は上位プロトコル実行ステップ200へ検査ビットエラーが発生したことを通知するステップ、映像音声データ判定ステップ113はMAC層とIP層とUDP層のヘッダを検査し、受信パケットが映像音声データを伝送しているか否かを判断するステップ、パケット伝達ステップ114は上位プロトコル実行ステップ200へ受信パケットを伝達するステップ、終了判定ステップ115は動作を終了するか否かを判断するステップである。
【0029】
映像音声データ判定ステップ113では、IPヘッダの送信元IPアドレスが映像音声データ送信局のIPアドレスと一致し、かつIPヘッダの送信先IPアドレスが自局のIPアドレスと一致し、かつIPヘッダの上位プロトコルフィールドがUDPを示し、かつUDPヘッダの送信元ポート番号が映像音声データ送信局が映像音声データを送信するのに利用するポート番号に一致し、かつUDPヘッダの送信先ポート番号が自局で映像音声データを受信するためのポート番号に一致する場合に、受信パケットは映像音声パケットであると判断する。
【0030】
また、Ethernet(R)の場合、Ethernet(R)ヘッダとIPヘッダとUDPヘッダの合計サイズは、IPヘッダのオプションがない場合に42オクテットであるので、最大パケットサイズの1500オクテットに対するヘッダの占める割合は2.8%に過ぎない。映像音声データは1500オクテットに対して十分大きいと考えられ、映像音声データを伝送するEthernet(R)パケットのペイロードサイズは1500オクテットに近いほどの大きな値であると考えられる。従って、検査ビットエラー発生時に上位プロトコルまで含めたヘッダ部に異常が発生している確率よりも、映像音声データに異常が発生している確率の方が非常に高い。かつ、エラー発生部分はペイロードの全データに渡っているわけではなく、一部のデータに対して起こることも考えられる。そのため、パケットは廃棄せず、ヘッダは正常だとみなして映像音声データを処理した方が、再生映像音声に乱れは小さくなる。
【0031】
かかる構成によれば、検査ビットエラーパケット受信時に、MAC層においてIP層とUDP層のヘッダも検査することにより、伝送しているデータが映像音声データか否かを判断するので、受信パケットが映像音声パケットの場合はパケットを廃棄することなく、上位プロトコル実行ステップへ伝達することができる。
【0032】
(実施の形態2)
図2は、本発明(請求項2)の実施の形態2におけるパケット受信方法を説明する図である。
【0033】
図2において、図1と図4と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。ロングパケット判定ステップ116は受信パケットがロングパケットであるか否かを判断するステップ、ロングパケット通知ステップ117は上位プロトコル実行ステップ200へロングパケットを受信したことを通知するステップである。
【0034】
かかる構成によれば、ロングパケット受信時に、MAC層においてIP層とUDP層のヘッダも検査することにより、伝送しているデータが映像音声データか否かを判断するので、受信パケットが映像音声パケットの場合はパケットを廃棄することなく、上位プロトコル実行ステップへ伝達することができる。
【0035】
(実施の形態3)
図3は、本発明(請求項3)の実施の形態3におけるパケット受信方法を説明する図である。
【0036】
図1と図4と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。上位ヘッダ抽出ステップ118はEthernet(R)よりも上位のヘッダを抽出するステップ、上位ヘッダ伝達ステップ119は抽出した上位ヘッダを上位プロトコル実行ステップへ伝達するステップ、パケット廃棄ステップ120はパケットを廃棄するステップである。
【0037】
かかる構成によれば、検査ビットエラーパケットに対して、単に廃棄するだけでなく、上位ヘッダを抽出し、上位プロトコル実行ステップ200へ伝達するので、フラグメントの先頭パケットにビット誤りが発生した場合でも、2番目以降のパケットの属性を上位プロトコル実行ステップ200は判断することが可能となる。
【0038】
なお、検査ビットエラーが発生したときに、上位ヘッダの抽出を行い、上位プロトコル実行ステップへ上位ヘッダを伝達しているが、検査ビットエラー発生の有無に関わらず、常に上位ヘッダを抽出し、伝達してもよい。
【0039】
(実施の形態4)
図5は、本発明(請求項4)の実施の形態4におけるパケット受信方法を説明する図である。
【0040】
図5において、検査ビット判定手段410は受信パケットの検査ビットが正常か否かを判断する手段、検査ビットエラー通知手段411は上位プロトコル実行手段500へ検査ビットエラーが発生したことを通知する手段、映像音声データ判定手段413はMAC層からトランスポート層のヘッダを検査し、受信パケットが映像音声データを伝送しているか否かを判断する手段、パケット伝達手段412は上位プロトコル実行手段500へ受信パケットを伝達する手段である。
【0041】
映像音声データ判定手段413では、IPヘッダの送信元IPアドレスが映像音声データ送信局のIPアドレスと一致し、かつIPヘッダの送信先IPアドレスが自局のIPアドレスと一致し、かつIPヘッダの上位プロトコルフィールドがUDPを示し、かつUDPヘッダの送信元ポート番号が映像音声データ送信局が映像音声データを送信するのに利用するポート番号に一致し、かつUDPヘッダの送信先ポート番号が自局で映像音声データを受信するためのポート番号に一致する場合に、受信パケットは映像音声パケットであると判断する。
【0042】
かかる構成によれば、検査ビットエラーパケット受信時に、MAC層においてIP層とUDP層のヘッダも検査することにより、伝送しているデータが映像音声データか否かを判断するので、受信パケットが映像音声パケットの場合はパケットを廃棄することなく、上位プロトコル実行ステップへ伝達する装置が実現できる。
【0043】
(実施の形態5)
図6は、本発明(請求項5)の実施の形態5におけるパケット受信方法を説明する図である。
【0044】
図5と図8と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。ロングパケット判定手段414は受信パケットがロングパケットであるか否かを判断する手段、ロングパケット通知手段415は上位プロトコル実行手段500へロングパケットを受信したことを通知する手段である。
【0045】
かかる構成によれば、ロングパケット受信時に、MAC層においてIP層とUDP層のヘッダも検査することにより、伝送しているデータが映像音声データか否かを判断するので、受信パケットが映像音声パケットの場合はパケットを廃棄することなく、上位プロトコル実行ステップへ伝達することができる。
【0046】
(実施の形態6)
図7は、本発明(請求項6)の実施の形態6におけるパケット受信方法を説明する図である。
【0047】
図5と図8と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。上位ヘッダ抽出手段416はEthernet(R)よりも上位のヘッダを抽出する手段、上位ヘッダ伝達手段417は抽出した上位ヘッダを上位プロトコル実行手段へ伝達する手段である。
【0048】
かかる構成によれば、検査ビットエラーパケットに対して、上位プロトコル実行手段500へパケットを伝達しないだけでなく、上位ヘッダを抽出し、上位プロトコル実行手段500へ伝達するので、フラグメントの先頭パケットにビット誤りが発生した場合でも、2番目以降のパケットの属性を上位プロトコル実行手段500は判断することが可能となる。
【0049】
なお、検査ビットエラーが発生したときに、上位ヘッダの抽出を行い、上位プロトコル実行ステップへ上位ヘッダを伝達しているが、検査ビットエラー発生の有無に関わらず、常に上位ヘッダを抽出し、伝達してもよい。
【0050】
なお、実施の形態1から6において、MAC層プロトコルとしてEthernet(R)を例にとって説明したが、本発明はEthernet(R)以外のMAC層プロトコルに適用してもよい。
【0051】
なお、実施の形態1から6において、検査ビットエラーが発生したパケットのEthernet(R)ヘッダとIPヘッダとUDPヘッダは正常だとみなして動作する方法および装置を説明したが、IPヘッダにはヘッダの信頼性を確認するためのチェックサムが存在するので、それを利用してIPヘッダが正しい場合にのみ、上位プロトコル実行ステップや上位プロトコル実行手段へ受信パケットや上位ヘッダを伝達するようにしてもよい。
【0052】
また、実施の形態1から6をそれぞれ独立に説明したが、それぞれを組み合わせて使用してもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、本発明のパケット受信方法およびパケット受信装置によって、パケットのビット誤りが避けられないパケット通信ネットワークにおいて、送信端末に追加のプロトコルを必要とせず、フラグメントの先頭パケットのビット誤りが発生した場合や、プロトコルの既定を超えるサイズのパケットであるロングパケットを受信した場合でも、再生映像音声の乱れを抑制できるパケット受信方法およびパケット受信装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるパケット受信方法のフローチャート
【図2】本発明の実施の形態2におけるパケット受信方法のフローチャート
【図3】本発明の実施の形態3におけるパケット受信方法のフローチャート
【図4】本発明の実施の形態1から3におけるパケット受信方法のフローチャート
【図5】本発明の実施の形態4におけるパケット受信装置のブロック図
【図6】本発明の実施の形態5におけるパケット受信装置のブロック図
【図7】本発明の実施の形態6におけるパケット受信装置のブロック図
【図8】本発明の実施の形態4から6におけるパケット受信装置のブロック図
【図9】OSI参照モデルの階層構造とUDP/IP/Ethernet(R)の関係図
【符号の説明】
110 パケット受信判定ステップ
111 検査ビット判定ステップ
112 検査ビット通知ステップ
113 映像音声データ判定ステップ
114 パケット伝達ステップ
115 終了判定ステップ
116 ロングパケット判定ステップ
117 ロングパケット通知ステップ
118 上位ヘッダ抽出ステップ
119 上位ヘッダ伝達ステップ
120 パケット廃棄ステップ
121 パケット伝達ステップ
100 MAC層プロトコル実行ステップ
200 上位プロトコル実行ステップ
210 ネットワーク層プロトコル実行ステップ
220 トランスポート層プロトコル実行ステップ
410 検査ビット判定手段
411 検査ビットエラー通知手段
412 パケット伝達手段
413 映像音声データ判定手段
414 ロングパケット判定手段
415 ロングパケット通知手段
416 上位ヘッダ抽出手段
417 上位ヘッダ伝達手段
400 MAC層プロトコル実行手段
500 上位プロトコル実行手段
510 ネットワーク層プロトコル実行手段
520 トランスポート層プロトコル実行手段

Claims (6)

  1. パケット通信ネットワークからパケットを受信し、MAC(メディアアクセスコントロール)層プロトコルを実行するMAC層プロトコル実行ステップと、前記MAC層よりも上位層のプロトコルを実行する上位プロトコル実行ステップとから成るパケット受信方法であって、
    前記MAC層プロトコルは、通信媒体へのアクセス方法を規定し、物理アドレスを用いて隣接ノード間の通信を実現するプロトコルであり、
    前記MAC層プロトコル実行ステップにおいて、
    パケットを受信したことを判断するパケット受信判定ステップと、
    前記受信パケットに付加されている検査ビットを用いて前記受信パケットにビット誤りが発生しているか否かを判断する検査ビット判定ステップと、
    前記上位プロトコル実行ステップへエラーを通知する検査ビットエラー通知ステップと、
    MAC層よりも上位層のプロトコルのヘッダを検査して、前記受信パケットが映像音声データを伝送しているか否かを判断する映像音声データ判定ステップと、前記上位プロトコル実行ステップへ前記受信パケットを伝達するパケット伝達ステップと、
    動作終了を判断する終了判定ステップとを備え、
    前記検査ビットエラー通知ステップは、前記検査ビット判定ステップで受信パケットにビット誤りが発生したと判定された場合に、前記上位プロトコル実行ステップへ検査ビットエラーを通知し、
    前記映像音声データ判定ステップは、検査ビットエラーが発生した受信パケットが映像音声データを伝送していると判断したときは、パケット伝達ステップを実行し、映像音声データを伝送していないと判断したときは、終了判定ステップを実行することを特徴とするパケット受信方法。
  2. パケット通信ネットワークからパケットを受信し、MAC層プロトコルを実行するMAC層プロトコル実行ステップと、前記MAC層よりも上位層のプロトコルを実行する上位プロトコル実行ステップとから成るパケット受信方法であって、
    前記MAC層プロトコルは、通信媒体へのアクセス方法を規定し、物理アドレスを用いて隣接ノード間の通信を実現するプロトコルであり、
    前記MAC層プロトコル実行ステップにおいて、
    パケットを受信したことを判断するパケット受信判定ステップと、
    前記受信パケットのパケットサイズがMAC層プロトコルで規定されている最大パケットサイズを超えるか否かを判断するロングパケット判定ステップと、
    前記上位プロトコル実行ステップへロングパケット受信を通知するロングパケット通知ステップと、
    MAC層よりも上位のプロトコルのヘッダを検査して、前記受信パケットが映像音声データを伝送しているか否かを判断する映像音声データ判定ステップと、
    前記上位プロトコル実行ステップへ前記受信パケットを伝達するパケット伝達ステップと、
    動作終了を判断する終了判定ステップとを備え、
    前記映像音声データ判定ステップは、前記ロングパケット判定ステップで最大サイズを超えていると判断された前記受信パケットが映像音声データを伝送していると判断したときは、前記パケット伝達ステップを実行し、前記ロングパケット判定ステップで最大サイズを超えていないと判断されたときは、前記終了判定ステップを実行することを特徴とするパケット受信方法。
  3. パケット通信ネットワークからパケットを受信し、MAC層プロトコルを実行するMAC層プロトコル実行ステップと、前記MAC層よりも上位層のプロトコルを実行する上位プロトコル実行ステップとから成るパケット受信方法であって、
    前記MAC層プロトコルは、通信媒体へのアクセス方法を規定し、物理アドレスを用いて隣接ノード間の通信を実現するプロトコルであり、
    前記MAC層プロトコル実行ステップにおいて、
    パケットを受信したことを判断するパケット受信判定ステップと、
    前記受信パケットに付加されている検査ビットを用いて前記受信パケットにビット誤りが発生しているか否かを判断する検査ビット判定ステップと、
    MAC層よりも上位のプロトコルのヘッダを抽出する上位ヘッダ抽出ステップと、
    前記上位ヘッダ抽出ステップで抽出した上位ヘッダを前記上位プロトコル実行ステップへ伝達する上位ヘッダ伝達ステップと、
    前記受信パケットを廃棄するパケット廃棄ステップと、
    前記上位プロトコル実行ステップへ前記受信パケットを伝達するパケット伝達ステップと、
    動作終了を判断する終了判定ステップとを備え、
    前記検査ビット判定ステップでビット誤りが発生していると判定された場合には、前記上位ヘッダ抽出ステップと前記上位ヘッダ伝達ステップと前記パケット廃棄ステップとを実行し、
    前記検査ビット判定ステップでビット誤りが発生していると判定されなかった場合には、前記パケット伝達ステップを実行することを特徴とするパケット受信方法。
  4. パケット通信ネットワークからパケットを受信し、MAC層プロトコルを実行するMAC層プロトコル実行手段と、前記MAC層よりも上位層のプロトコルを実行する上位プロトコル実行手段とから成るパケット受信装置であって、
    前記MAC層プロトコルは、通信媒体へのアクセス方法を規定し、物理アドレスを用いて隣接ノード間の通信を実現するプロトコルであり、
    前記MAC層プロトコル実行手段において、
    前記受信パケットに付加されている検査ビットを用いて前記受信パケットにビット誤りが発生しているか否かを判断する検査ビット判定手段と、
    前記上位プロトコル実行ステップへビット誤りを通知する検査ビットエラー通知手段と、
    MAC層よりも上位のプロトコルのヘッダを検査して、前記受信パケットが映像音声データを伝送しているか否かを判断する映像音声データ判定手段と、
    前記上位プロトコル実行手段へ前記受信パケットの伝達を制御するパケット伝達ステップとを備え、
    前記検査ビット判定手段は、前記受信パケットにビット誤りが発生している場合にパケット伝達手段へ検査ビットエラー信号を出力し、
    前記検査ビットエラー通知手段は、前記検査ビット判定手段から検査ビットエラー信号を受け取った場合に、前記上位プロトコル実行手段へ検査ビットエラーを通知し、
    前記映像音声データ判定手段は、前記受信パケットが映像音声データであるか否かを判別する信号を前記パケット伝達手段へ出力し、
    前記パケット伝達手段は、前記受信パケットが検査ビットエラーが発生しているか、もしくは検査ビットエラーが発生し、かつ映像音声データである場合に、前記上位プロトコル実行手段へ前記受信パケットを伝達することを特徴とするパケット受信装置。
  5. パケット通信ネットワークからパケットを受信し、MAC層プロトコルを実行するMAC層プロトコル実行手段と、前記MAC層よりも上位層のプロトコルを実行する上位プロトコル実行手段とから成るパケット受信装置であって、
    前記MAC層プロトコルは、通信媒体へのアクセス方法を規定し、物理アドレスを用いて隣接ノード間の通信を実現するプロトコルであり、
    前記MAC層プロトコル実行手段において、
    前記受信パケットのパケットサイズがMAC層プロトコルで規定されている最大パケットサイズを超えるか否かを判断するロングパケット判定手段と、
    前記上位プロトコル実行手段へロングパケット受信を通知するロングパケット通知手段と、
    MAC層よりも上位のプロトコルのヘッダを検査して、前記受信パケットが映像音声データを伝送しているか否かを判断する映像音声データ判定手段と、
    前記上位プロトコル実行手段へ前記受信パケットを伝達するパケット伝達手段とを備え、
    前記ロングパケット判定手段は、前記受信パケットがロングパケットである場合に前記パケット伝達手段へロングパケット受信信号を出力し、
    前記ロングパケット通知手段は、前記ロングパケット判定手段からロングパケット受信信号を受け取った場合に、前記上位プロトコル実行手段へロングパケット受信を通知し、
    前記映像音声データ判定手段は、前記受信パケットが映像音声データであるか否かを判別する信号を前記パケット伝達手段へ出力し、
    前記パケット伝達手段は、前記受信パケットがロングパケットでないか、もしくはロングパケットかつ映像音声データである場合に、前記上位プロトコル実行手段へ前記受信パケットを伝達することを特徴とするパケット受信装置。
  6. パケット通信ネットワークからパケットを受信し、MAC層プロトコルを実行するMAC層プロトコル実行手段と、前記MAC層よりも上位層のプロトコルを実行する上位プロトコル実行手段とから成るパケット受信装置であって、
    前記MAC層プロトコルは、通信媒体へのアクセス方法を規定し、物理アドレスを用いて隣接ノード間の通信を実現するプロトコルであり、
    前記MAC層プロトコル実行手段において、
    前記受信パケットに付加されている検査ビットを用いて前記受信パケットにビット誤りが発生しているか否かを判断する検査ビット判定手段と、
    MAC層よりも上位のプロトコルのヘッダを抽出する上位ヘッダ抽出手段と、
    前記上位ヘッダ抽出手段で抽出した上位ヘッダを前記上位プロトコル実行手段へ伝達する上位ヘッダ伝達手段と、
    前記上位プロトコル実行手段へ前記受信パケットの伝達を制御するパケット伝達手段とを備え、
    前記検査ビット判定手段は、前記受信パケットにビット誤りが発生している場合に前記パケット伝達手段および前記上位ヘッダ伝達手段へ検査ビットエラー信号を出力し、
    前記上位ヘッダ伝達手段は、前記検査ビット判定手段から検査ビットエラー信号を受け取った場合に前記上位ヘッダを前記上位プロトコル実行手段へ伝達し、
    前記パケット伝達手段は、前記検査ビット判定手段から検査ビットエラー信号を受け取っていない場合に、前記上位プロトコル実行手段へ前記受信パケットを伝達することを特徴とするパケット受信装置。
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CN111200760A (zh) * 2019-11-26 2020-05-26 安徽文香信息技术有限公司 一种数据处理方法、装置及电子设备

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