JP2004306178A

JP2004306178A - Method and apparatus for drilling hole on pipe material

Info

Publication number: JP2004306178A
Application number: JP2003100870A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshige Sakata; 清茂坂田
Original assignee: KATZDEN ARCHITEC KK
Current assignee: KATZDEN ARCHITEC KK
Priority date: 2003-04-03
Filing date: 2003-04-03
Publication date: 2004-11-04
Anticipated expiration: 2023-04-03
Also published as: JP4293817B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To accurately and efficiently drill through holes arranged spirally on a pipe material, such as a center pole for mounting stepboards for a spiral staircase, without performing the marking-off. <P>SOLUTION: A drilling apparatus 69 is configured as follows. Carrying rails 5, 12 are provided on a base 1. A drilling machine 28, which can lift and lower drill bits 31 arranged so as to have an interval W in the carrying direction 75, is arranged at the distance L<SB>0</SB>from a reference position 25 on the carrying rail 5. A guide plate 34 having guide holes for guiding the drill bits 31 is arranged. A second engaging plate 38, which has second engaging holes 39, 39 inclined at an angle β with respect to an upper vertical surface at the same positions as those of the guide holes in the direction 75, is arranged. A first engaging plate 42, which has engaging holes 45, 47 at the positions having a distance L of the tip side of the drill bits 31 in the direction 75, is arranged. A clamp 60, which can clamp the pipe material from above, is arranged at both sides in the neighborhood of the drill bits 31. The pipe material 70 can be positioned by inserting pins from the engaging holes 45, 47 into through holes already formed on the pipe material 70. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に、廻り階段用のセンターポールに使用される管材に、踏板を取り付けるために、螺旋状に貫通孔を穿設する際に使用する管材の孔開け方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
廻り階段８４で、略扇状の踏板８０の基端８１側をセンターポール７０に固定して、上下の踏板８０、８０の先端側を互いに固定する構造のものでは、基端８１側の取付孔８５、８５からポールの貫通孔にボルトを螺合緊結して、踏板８０とセンターポールとを固定していた（図１１、図１２）。この場合、センターポール７０の貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂ、７７Ｂａ、７７Ｂｂは、廻り階段８４の踏み面長さ、蹴上げ長さに応じて、螺旋状に形成する必要があった。また、センターポール７０の軸７１に対して放射状に貫通孔を形成する場合には、僅かな位置や角度のずれが踏板の先端側には、大きなずれとなり、踏板８０の先端８１ａ側で上下の踏板８０、８０を接合できないので、より正確に形成することが必要であった。
【０００３】
この場合、大量生産品については、自動制御した自動旋盤が多く提案されていた（特許文献１）。
【０００４】
【特許文献１】特開平１０−５８３９４号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、少量生産の場合には、自動制御は向かず、貫通孔の位置にけがきを入れ、けがきに併せてドリルビットを当てて、貫通孔を形成していた。
【０００６】
この方法では、けがき作業を曲面上で行う必要があり、作業負担が多く、作業日数の短縮が図れない問題点があった。また、けがき作業の短縮を図るため、センターポールの縦方向に（軸に沿って）予め等間隔に筋模様を形成しておき、けがきの補助線に利用する方法も実施されていたが、筋模様により廻り階段のデザインの巾を狭める問題点があった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
然るにこの発明では、前記基準位置のドリルビットの位置から、踏面・蹴上げ長さに応じた距離Ｌ、角度αの位置に第一係止孔を有する第一係止板を配置したので、前記問題点を解決した。
【０００８】
即ち、方法の発明は、以下の構成とする。管材に、長さ方向に距離Ｌ、回転角度αで、順次螺旋状に１組の貫通孔を穿設する方法であって、前記１組の貫通孔を、２つの貫通孔が角度βで並列配置したものであり、
（１）加工対象の管材を基準位置で停止する。
（２）ドリルビットで、管材に第一貫通孔Ａを穿設する。
（３）前記基準位置のドリルビットの位置から、前記管材の軸を中心として角度βの位置に、第二係止孔を有する係止板を配置してあり、前記管材を軸を中心として角度β程度回転して、第二係止孔から第一貫通孔Ａに向けて第二ピンを嵌挿して、前記管材の移動を規制して保持する。
（４）その位置で、ドリルビットにより、第一貫通孔Ｂを穿設する。
（５）前記基準位置のドリルビットの位置から距離Ｌ、前記管材の軸を中心に角度αの位置に第一係止孔を有する第一係止板を配置してあり、前記第二ピンを外して、前記管材を長さ方向に距離Ｌ程度を移動しながら、必要ならば回転させて、前記第二係止孔から前記第一貫通孔Ａに向けて第一ピンを嵌挿して、前記管材の移動を規制して保持する。
（６）その位置で、前記管材に前記ドリルビットにより、第二貫通孔Ａを穿設する。
（７）前記第一ピンを外して、前記管材を軸を中心として角度β程度回転して、第二係止孔から第二貫通孔Ａに向けて第二ピンを嵌挿して、前記管材の移動を規制して保持する。
（８）その位置で、前記管材に前記ドリルビットにより、第二貫通孔Ｂを穿設する。
（９）以下、同様に貫通孔を穿設して、前記管材に螺旋状に配置される貫通孔を形成する。
【０００９】
また、装置の発明は、
（１）管材に長さ方向に距離Ｌ、回転角度αで、順次螺旋状の貫通孔を穿設する装置であって、
（２）前記管材を長さ方向に移動させることができる搬送レールを配置する。
（３）前記レールの中間部位置の基台上に、前記管材に穴をあけるドリルビットを有する孔開け加工手段を設置する。
（４）前記孔開け加工手段に対応して、前記ドリルビットを前記管材へ案内をする案内孔を有する案内板を配置して、該案内板を前記基台に固定する。
（５）前記案内孔に対して、前記管材の長さ方向で距離Ｌの位置で、かつ管材の軸に対して角度α回転した位置に第一係止孔を有する第一係止板を設置する。
（６）前記係止板に、前記係止孔及び前記管材に形成される貫通孔に、嵌挿できる係止ピンを有する係止具を着脱可能に設置する。
（７）前記案内板の近傍位置に、搬送レール上の管材の移動を規制することができるクランプを配置して、該クランプを前記基台又は搬送レールに設置する。
（８）前記搬送レールに、管材の端縁を押し当てて位置決めする位置決め手段を設ける。
（９）以上のようにして、構成したことを特徴とする管材の孔開け装置である。
【００１０】
また、前記において、ドリルビット及び案内孔は、管材の長さ方向に複数並列して構成し、前記管材に対して、角度βの回転角で、前記案内孔に対応した位置に、第二係止穴を有する第二係止板を設置したことを特徴とする管材の孔開け装置である。
【００１１】
更に、前記において、搬送レールを以下の構成としたことを特徴とする管材の孔開け装置である。
（１）前記搬送レールは、少なくとも孔開け加工手段の近傍で、１組の球形の小ローラーを管材の長さ方向に複数並列配置して、該小ローラーで前記管材の下側を均等に支持する小ローラー部を形成する。
（２）前記搬送レールは、操作により前記搬送レールから管材を離し、前記管材を軸周りに回転自在に保持する回転保持手段を設置する。
【００１２】
【発明の実施の形態】
基台１上に第一搬送レール５を挟んで第二搬送レール１２、１２を設置し、第一搬送レール５上で、搬送方向で巾Ｗに、ドリルビット３１、３１が位置するように、ドリル旋盤２８を設定する。ドリルビット３１を案内する案内孔３５、３５を有する案内板３４を、基台１上に突設した縦板３６に固定する。
【００１３】
搬送方向で案内孔３５、３５と同じ位置で、上垂直面７４に対して角度βの角度で第二係止孔３９、３９を穿設した第二係止板３８を基台１上に突設した縦板４０に固定する。搬送方向でドリルビット３１、３１の先側に、係止孔４５、４５、係止孔４７、４７を有する第一係止板４２を、基台１上に固定する（図７（ａ）。ドリルビット３１、３１の近傍両側に管材７０を上から押さえることができるクランプ６０を設置する。以上のようにして、孔開け装置６９を構成する（図１、図２、図３（ａ））。
【００１４】
孔開け装置６９を使用した孔開け方法は以下の手順による。
（１）第二搬送レール１２上で管材７０を矢示７５方向に移動させ、先端７３を第一搬送レール５の端縁５ａで止める（図３（ｃ））。クランプ６０で、管材７０の移動及び回転を規制して、静止させる（図９（ａ））。
（２）ドリルビット３１、３１を下げ、案内孔３５、３５を通過して、管材７０に、間隔Ｗの第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂを穿設する（図６（ａ））。
（３）クランプ６０を解除して、管材７０を角度β回転して、第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂを第二係止孔３９付近に位置させる。第二係止孔３９から係止ピン５０のピン５４、５４を下方に突出させ、管材７０に穿設されている第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂに嵌挿する（図６（ｂ））。
（４）クランプ６０で、管材７０の移動及び回転を規制する（図９（ａ））。
（５）ドリルビット３１、３１を下げ、案内孔３５、３５を通過して、間隔Ｗの第一貫通孔７６Ｂａ、７６Ｂｂを穿設する（図６（ｂ）鎖線図示３１）。
以上の操作により、最上段の踊り場固定用の４つの第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂ、７６Ｂａ、７６Ｂｂの穿設が完了する（図１０）。
（６）クランプ６０を解除し、係止ピン５０のピン５４、５４を第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂから抜いておく（図８（ａ））。
管材７０を角度α_２回転させながら、矢示７５方向に、距離Ｌだけ移動させ、第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂを係止孔４５、４５付近に位置させ、第一係止孔４５、４５から係止ピン５０のピン５４、５４を下方に突出させ、管材７０の第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂに嵌挿する（図６（ｂ）、図７（ｂ））。
（７）クランプ６０で、管材７０の移動及び回転を規制する（図９（ａ））。
（８）前記（２）〜（５）の操作を繰り返し、４つの第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂ、７７Ｂａ、７７Ｂｂを穿設する（図１０）。
（９）クランプ６０の押圧を解除し、係止ピン５０のピン５４、５４を管材７０から抜く（図８（ａ））。
次に、管材７０を角度α_１回転させながら、矢示７５方向に距離Ｌだけ移動させ、第二貫通孔を係止孔４５、４５付近に位置させ、係止ピン５０のピン５４、５４を管材７０の第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂに嵌挿する（図６（ｂ）、図７（ｂ）鎖線図示５０）。
（１０）前記（２）〜（５）の操作を繰り返し、４つの第三貫通孔７８Ａａ、７８Ａｂ、７８Ｂａ、７８Ｂｂを穿設する。第三貫通孔７８Ａａ、７８Ａｂ、７８Ｂａ、７８Ｂｂも、長さ方向でＷ、円周方向でＤ_０（角度βに応じた長さ）で配置される（図１０）。第一係止孔４７で、係止ピン５０のピン５４を上昇させ、第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂとの係止を解除する。
（１１）以下、前記（９）〜（１０）の操作を繰り返して、総ての貫通孔の穿設を完了させる。第一貫通孔７７Ａと第二貫通孔７８Ａとは円周方向で、角度α_２に応じた距離Ｄ_２で、第二貫通孔７７Ａと第三貫通孔７８Ａ、第三貫通孔７８Ａと第四貫通孔７９Ａは、円周方向で、角度α_１に応じた距離Ｄ_１で、形成される（図１０）。以上のようにして、管材７０に、４つ１組の貫通孔を螺旋状に穿設できる。
【００１５】
【実施例１】
図面に基づきこの発明の実施例を、廻り階段のセンターポールに使用する管材７０に適用して、踏板の端縁を固定する為の貫通孔を穿設する場合であって、１つの踏板を固定する為に、センターポールに４つの貫通孔を開ける場合について説明する。尚、以下において、上垂直面７４とは、搬送中の管材７０の軸７１を含む上向きの垂直面をいう。
【００１６】
［１］搬送レール４（搬送手段）
【００１７】
（１）基台１上に、第一搬送レール５を設置し、第一搬送レール５（基台１）の両側に第二搬送レール１２、１２を夫々載置する。第一搬送レール５と第二搬送レール１２、１２とで、搬送レール４を構成する。
【００１８】
（２）第一搬送レール５は、中央部に搬送方向の溝部７を形成し、両側に斜面８、８を形成したベース６を配置し、搬送ローラー９の軸１０を斜面８に立設する。搬送ローラー９の中央の回転面１１は、搬送予定の管材７０の軸７１を通るように、即ち、搬送ローラー９は管材７０の外面に略直角に当接するようになっている。また、両搬送ローラー９、９は、搬送状態の管材７０の下側を支え、両搬送ローラーは、溝部７を挟んで両側に１対で形成され、１対のローラーの回転面１１の成す角θは約９０°に形成してある（図５））。
【００１９】
また、搬送ローラー９、９の搬送方向の間隔１４ｃｍ程度に配置される。尚、搬送ローラー９は１対で配置したが、溝部７を挟んで、千鳥状に配置することもできる（図示していない）。
【００２０】
（３）第二搬送レール１２は、搬送ローラー１５と規制ローラー１７とからなる。即ち、全長に亘り横枠１３、１３を並列し、所定位置で連結杆１４、１４で連結して梯子状に形成し、横枠１３、１３間に、搬送ローラー１５を軸１６を水平に架設する。横枠１３、１３の中間位置に横材１８を架設固定し、横材１８上に柱材１９を立て、柱材１９に軸１７ａを縦にした規制ローラー１７を取り付ける（図１３）。規制ローラー１７、１７の回転面は、水平であり、搬送中の管材７０の軸７１を含み、両側からの規制ローラー１７、１７により、管材７０の水平方向のぶれを防止する（図３（ｂ））。
【００２１】
（４）各第二搬送レール１２の横枠１３、１３間で、第一搬送レール５側の端部に、回転保持ローラー２０を夫々昇降自在に配置する。回転保持ローラー２０は、水平方向の基板２１上の両端部に、ボールベアリング状のローラー２２、２２を斜めに取り付けて構成する。ローラー２２、２２は、搬送中の管材７０を下から支持できるように内側に向けて配置してあり、各ローラー２２、２２の放射軸２３、２３が、管材の中心７１を通るように設定してある（図４（ａ））。また、回転保持ローラー２０は、常時は下降位置にあり（図４（ｂ））、基台１の下端部に取り付けたペダル（図示していない）による操作で、上昇できるようになっている（図４（ａ））。回転保持ローラー２０は、下降位置で、搬送する管材に接触せず（図４（ｂ））、上昇位置で、搬送する管材を僅かに上げ、搬送ローラーから離れ、これに接触しないようにする（図４（ａ））。
【００２２】
また、前記において、回転保持ローラー２０は、第二搬送レール１２の端部の設置したが、第一搬送レール５内又は第一搬送レール５の周辺に配置すれば他の位置でも可能であるが、第一搬送レール５に対して対称に配置することが望ましい。
【００２３】
［２］位置決め片（位置決め手段）２５
第一搬送レール５の搬送方向先側の端縁５ａに、管材７０の基準位置を規定する位置決め片２５を取り付ける（図３（ａ）（ｃ））。位置決め片２５は、軸２６周りに回転して位置決めを解除して、管材の進行方向の移動を可能とする。
【００２４】
［３］ドリル旋盤（ドリル手段）２８
【００２５】
（１）基台１上の奥側に、ドリル旋盤（ドリル手段）２８を設置する。ドリル旋盤２８は、基台１上に突設した支柱２９の上にモータを内蔵した旋盤本体３０が設置され、旋盤本体３０から鉛直下方に向けて、ドリルビット３１、３１が設置されている（図１、図２）。ドリルビット３１、３１は、搬送する管材７０の搬送方向に並列して、巾Ｗで配置されている（図１）。ドリルビット３１、３１は、搬送する管材７０外面に対して直角に当接して（軸７１を通過する上垂直面７４沿って）、貫通孔を空けられるように配置されている。また、ドリルビット３１、３１は、操作ハンドル３２で、昇降自在に取り付けられている。尚、ここでは、巾Ｗは例えば、６ｃｍで形成されている。
【００２６】
（２）上昇位置のドリルビット３１の下方で、搬送される管材７０の直上に、ドリルビット３１、３１を挿通できる案内孔３５、３５を有する案内板３４を水平に配置してある。案内板３４は、基台１上で、第一搬送レール５の奥側に立設した縦板３６に固定されている。案内孔３５、３５は、ドリルビット３１、３１の間隔Ｗと同一の巾Ｗで、横方向（管材７０の搬送方向）に２つ形成されている。
【００２７】
（３）搬送方向で案内孔３５、３５と同じ位置で、上垂直面７４に対して、角度β（β＝２４°）の角度となるように第二係止孔３９、３９を形成した第二係止板３８を配置する。第二係止板３８は、上面と直角に第二係止孔３９、３９が穿設され、斜めに配置され、基台１で第一搬送レール５の手前側に立設した縦板４０の上端に固定されている（図５）。第二係止孔３９、３９は、ドリルビットの間隔Ｗ（＝案内孔３５、３５と同一の間隔Ｗ）と同一の巾Ｗで、横方向（管材７０の搬送方向）に２つ形成されている（図１）。
【００２８】
［４］第一係止板４２、２９（係止手段）
【００２９】
（１）管材７０の搬送方向で、ドリル旋盤２８（案内板３４）の先側に、第一係止板４２を配置し、第一係止板４２を基台１に取り付ける。第一係止板４２は、縦部４３の下端部が基台１に、管材７０の搬送方向で摺動自在となるように取り付けられている。第一係止板４２は、縦板部４３の上端に係止孔４５、４５を穿設した斜板部４６、続いて係止孔４７、４７を穿設した斜板部４８を連設して構成する（図７（ａ））。
【００３０】
係止孔４７、４７は、その軸４７ａが、管材７０の軸７１を中心として、上垂直７４と成す角度α_１（α_１＝２６°）で形成されている。また、係止孔４５、４５は、その軸４５ａが、管材７０の軸７１を中心として、上垂直面７４と成す角度α_２（α_２＝５５°）で形成されている。また、斜板部４４、４６は、係止孔４５、４７の軸４５ａ、４７ａがその上面と直角となるように傾斜して形成されている（図７（ａ））。また、係止孔４５、４７は、案内孔と同様に、巾Ｗ（管材７０の搬送方向で長さＷ）で、２つづつ形成されている（図１）。
【００３１】
（２）角度α_１は、通常の踏板の踏み面の長さに対応して設定する。また、α_２は、踏み面の長い場合で、主に踊り場の設定である（図１１）。
【００３２】
（３）係止孔４７、４７（係止孔４５、４５）は、ドリルビット３１、３１（案内孔３５、３５）から距離Ｌとなるように調節されており（図１）、縦板部４３の摺動範囲は、がＬ＝２００〜２２０ｃｍとなるように形成されている。
【００３３】
（４）第一係止板４２と上鉛直面７４に対して対称となるように、同一形状の第一係止板４９を基台１に設置する。従って、第一係止板４９は、第一係止板４２と同様に、係止孔４５、４７を有する。第一係止板４２、４９は、廻り階段の周り方向により、いずれかの係止板を選択して使用する。
【００３４】
［５］係止ピン５０
【００３５】
（１）係止孔４５、４７及び案内孔３５に嵌挿する係止ピン５０は、横設した四角柱状体５１の下面５２の両側に、係止孔４５、４７及び案内孔３５に嵌挿するピン５４、５４を下方に向けて突設してある。ピン５４、５４の間隔は係止孔４５、４５（４７、４７）及び案内孔３５、３５の巾Ｗと同一の巾Ｗで形成されている（図８（ａ））。
【００３６】
（２）四角柱状体５１の側面５３に、操作バー５５を横軸５７で回動自在に取り付ける。操作バー５５は円形の基部５６の一円周５６ａ側に偏心して横軸５７が形成され、横軸５７の延長線に（一円周５６ａからの接線方向に）棒状の操作部５８が連設されている（図８（ａ））。
【００３７】
（３）操作ピン５０は、係止板４２（４９、３８）の係止孔４５、４７、３９（又は案内板３４の案内孔３５）に上方からピン５４を挿入して使用する。
【００３８】
下降状態で（図８（ｂ））、基部５６の一円周５６ａが下方に位置し、操作バー５５の操作部５８が四角柱状体５１と並列して横設状態となり、操作バー５５の操作部５８は係止板４２等の斜板部４６等に載置される。この状態で、四角柱状体５１は係止板４２等の斜板部４６等の上面に最も近付き（あるいは当接し）、ピン５４は下方に向けて突出し、搬送中の管材７０の貫通孔に嵌挿可能となる（図８（ｂ））。
【００３９】
また、上昇状態で（図８（ａ））、基部５６の他円周５６ｂ（一円周５６ａの直径方向で対向他側）が下に位置し、操作バー５５は先端側が係止板４２等の斜板部４６等に当接し、基端側が係止板４２等の斜板部４６等の上方に位置して斜めに配置される。この際、四角柱状体５１は、係止板４２等の斜板部４６等の上面から離れ、ピン５４、５４の先端は、搬送Ｃ中の管材７０の貫通孔の上方に位置して、管材７０の係止は解除される（図８（ａ））。
【００４０】
［６］クランプ６０
【００４１】
（１）ドリルビット３１（案内板３４）の近傍で、管材７０の搬送方向の前側及び後側に、夫々クランプ６０、６０を設置する。実施例では、一方のクランプ６０は、案内板３４と第一係止板４２、４９の間に配置し、他方のクランプ６０は他側で、ドリルビット３１（案内板３４）から同程度の距離の位置に配置する（図１）。
【００４２】
（２）基台１上に、上端に支持板６２を固定した支柱６１を立設する。支持板６２は、搬送中の管材７０の軸７４に直交するように配置され、支持板６２の管材から遠い側６２ａの上端部６３に、作動部材６４の基端部６４ａを回動自在に取り付ける。また、支持板６２の管材７０に近い側６２ｂの下端部に、操作部材６５の基端部６５ａを回転自在に取り付ける。
【００４３】
作動部材６４が略水平状態となり先端部６４ｂが管材７０の上方に位置した状態で、操作部材６５が上向き状態となり、この状態で、連結部材６６の一端部６６ａを作動部材６４の中間部と、他端部６６ｂを操作部材６５の中間部と、夫々回転自在に連結する。この際、連結部材６６は、他端部６６ｂを上（一端部６６ａを下）にして、縦に配置され、操作部材６５とほぼ重なる（図９（ａ））。
【００４４】
（３）作動部材６４の先端部６４ｂに、先端にゴムからなる押圧部６８を有する押圧棒６７を突設する。作動部材６４が水平状態で、押圧棒６７は、下方に向けて配置され、上垂直面７４とほぼ一致し、押圧部６８が管材７０の上面中央を押圧する。
【００４５】
（４）作動部材６４、操作部材６５、連結部材６６の回転面は支持板６２の面とほぼ平行になっている。
【００４６】
［７］孔開け装置６９
以上のような、搬送レール４、ドリル旋盤２８、案内板３４、係止板４２、４９、３９、係止ピン５０、クランプ６０等から孔開け装置６９を構成する（図１、図２、図３（ａ））。
【００４７】
［８］他の実施例
【００４８】
（１）前記実施例において、第一係止板４２、４９は、廻り階段の何れの廻り方向にも対応するために形成したので、廻り方向が一方であれば、第一係止板４２、４９はいずれか一方のみ取り付ければ良い（図示していない）。
【００４９】
（２）また、前記実施例において、第一係止板４２、４９は、摺動自在に設置したが、廻り階段の蹴上げ高さＬが一定であれば、固定することもできる（図示していない）。
【００５０】
（３）また、前記実施例において、第一係止板４２、４９には、踊り場用（α_２）に対応させて、斜板部４６、係止孔４５を形成したが、踊り場用を適用しなければ、斜板部４６、係止孔４５は省略することもできる（図示していない）。
【００５１】
（４）また、前記実施例において、搬送レール４は、第一搬送レール５、第二搬送レール１２、１２から構成したが、搬送レール４は、管材７０を長さ方向に搬送できれば、その構成は任意である（図示していない）。
【００５２】
（５）また、前記実施例において、回転保持ローラー２０も、搬送中の管材７０を軸７１の廻りに回転できれば、その構成は任意である（図示していない）。
【００５３】
（６）また、前記実施例において、４つの貫通孔で１つの踏板を固定する為の貫通孔の穿設用の装置であるので、縦方向に１つづつの貫通孔で固定する場合であれば、第二係止板３８（第二係止孔３９、３９）は不要であり、また横方向に１つづつの貫通孔で固定する場合であれば、Ｗ＝０、となりドリルビット３１、案内孔３５、係止孔４７、４５、３９等は夫々１つづつで可能である（図示していない）。
【００５４】
（７）また、前記実施例において、基準位置からドリルビット３１までの距離Ｌ_０を固定値としたが、位置決め片２５の位置を搬送方向で可変とすることもできる（図示していない）。
【００５５】
（８）また、前記実施例において、クランプ６０は、上方から管材７０を押さえて、管材の搬送方向への移動及び回転を規制できれば、他の構造とすることもできる（図示していない）。
【００５６】
【実施例２】
次に、前記孔開け装置を使用した管材７０への貫通孔の穿設、即ち孔開け方法について説明する。この場合、操作者は、ドリル旋盤の手前側（図１、図３）に立ち操作する。
【００５７】
［１］孔開け方法
【００５８】
（１）図１、図３で、左側の第二搬送レール１２から管材７０を矢示７５方向に移動させ、管材７０の先端７３を第一搬送レール５の端縁５ａで、位置決め片２５に当接して止める（図３（ｃ））。この際、管材７０は、搬送ローラー９、１５により上下方向に振動せず、規制ローラー１７により水平方向にも振動せずに、滑らかな移動ができる。
【００５９】
次に、クランプ６０の操作部材６５を手前に引き、押圧部５６を管材７０の上面に押圧して、搬送レール４と押圧部５６で管材を挟み、管材７０の移動及び回転を規制して、基準位置で静止させる（図９（ａ））。
【００６０】
（２）続いて、操作ハンドル３２を回転して、所定回転しているドリルビット３１、３１を下げ、案内孔３５、３５を通過して、間隔Ｗの第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂを穿設し（図６（ａ））、その後、ドリルビット３１、３１を上昇させておく。
【００６１】
（３）続いて、クランプ６０の操作部材６５を奥に戻し（図９（ｂ））、管材７０の押圧を解除する。次に、ペダルを踏み、回転保持ローラー２０を上昇させて、搬送レール４から管材７０を浮かせて回転自在とし（図４（ａ））、管材７０を約角度β程度回転させて、第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂを第二係止孔３９付近に位置させる。同時に、第二係止孔３９に取り付けてある係止ピン５０の操作バー５５を回転させて、ピン５４、５４を下方に突出させ、管材７０の第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂに嵌挿する（図６（ｂ））。
【００６２】
この際、管材７０の回転は、正確に角度βとしなくとも、ピン５４、５４の先端を案内させて、容易にピン５４を第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂに嵌挿できる。
【００６３】
（４）ピン５４、５４が第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂに嵌挿されたならば、ペダルを離し、回転保持ローラー２０を下降させ（図４（ｂ））、クランプ６０の操作部材６５を手前に引き、押圧部５６を管材７０の上面に押圧して、搬送レール４と押圧部５６で管材７０を挟み、再び、管材７０の移動及び回転を規制する（図９（ａ））。
【００６４】
（５）続いて、操作ハンドル３２を回転して、所定回転しているドリルビット３１、３１を下げ、案内孔３５、３５を通過して、間隔Ｗの第一貫通孔７６Ｂａ、７６Ｂｂを穿設し（図６（ｂ）鎖線図示３１）、その後、ドリルビット３１、３１を上昇させておく。
【００６５】
以上の操作により、最上段の踊り場固定用の４つの第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂ、７６Ｂａ、７６Ｂｂを穿設が完了する。第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂ、７６Ｂａ、７６Ｂｂは、長さ方向でＷ、円周方向でＤ_０（角度βに応じた長さ）で配置される（図１０）。
【００６６】
（６）続いて、クランプ６０の操作部材６５を奥に戻し（図９（ｂ））、管材７０の押圧を解除し、位置決め片２５を回転して、管材７０との当接を解除し、係止ピン５０の操作バー５５を回転させて、ピン５４、５４を第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂから抜いておく（図８（ａ））。
【００６７】
次に、ペダルを踏み、回転保持ローラー２０を上昇させて、搬送レール４から管材７０を浮かせて回転自在とし（図４（ａ））、管材７０を約角度α_２程度回転させながら、矢示７５方向に、距離Ｌ程度、管材７０を移動させ、第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂを係止孔４５、４５付近に位置させる。同時に、第一係止孔４５、４５に取り付けてある係止ピン５０の操作バー５５を回転させて、ピン５４、５４を下方に突出させ、管材７０の第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂに嵌挿する（図６（ｂ）、図７（ｂ））。
【００６８】
この際、管材７０の移動及び回転は、正確に長さＬ、角度α_２としなくとも、ピン５４、５４の先端を案内させて、容易にピン５４を第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂに嵌挿できる。
【００６９】
（７）ピン５４が第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂに嵌挿されたならば、ペダルを離し、回転保持ローラー２０を下降させ（図４（ｂ））、クランプ６０の操作部材６５を手前に引き、押圧部５６を管材７０の上面に押圧して、搬送レール４と押圧部５６で管材７０を挟み、再び、管材７０の移動及び回転を規制する（図９（ａ））。
【００７０】
（８）前記（２）〜（５）の操作を繰り返し、４つの第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂ、７７Ｂａ、７７Ｂｂを穿設する。第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂ、７７Ｂａ、７７Ｂｂも、長さ方向でＷ、円周方向でＤ_０（角度βに応じた長さ）で配置される（図１０）。踊り場の直下の踏板用の第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂ、７７Ｂａ、７７Ｂｂの穿設が完了する。
【００７１】
この際、第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂ、７７Ｂａ、７７Ｂｂが穿設されたならば（操作（２）が完了したならば）、第一係止孔４５での係止ピン５０のピン５４を上昇させて（図８（ｂ））、第一貫通孔７６Ａａ、７６Ａｂとの係止を解除しておく。
【００７２】
（９）続いて、クランプ６０の操作部材６５を奥に戻し（図９（ｂ））、管材７０の押圧を解除し、係止ピン５０の操作バー５５を回転させて、ピン５４を第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂから抜いておく（図８（ａ））。
【００７３】
次に、ペダルを踏み、回転保持ローラー２０を上昇させて、搬送レール４から管材７０を浮かせて回転自在とし（図４（ａ））、管材７０を約角度α_１程度回転させながら、矢示７５方向に、距離Ｌ程度、管材７０を移動させ、第二貫通孔を係止孔４５、４５付近に位置させる。同時に、第一係止孔４７、４７に取り付けてある係止ピン５０の操作バー５５を回転させて、ピン５４、５４を下方に突出させ、管材７０の第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂに嵌挿する（図６（ｂ）、図７（ｂ）鎖線図示５０）。
【００７４】
この際、管材７０の移動及び回転は、正確に長さＬ、角度α_１としなくとも、ピン５４、５４の先端を案内させて、容易にピン５４を第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂに嵌挿できる。
【００７５】
（１０）前記（２）〜（５）の操作を繰り返し、４つの第三貫通孔７８Ａａ、７８Ａｂ、７８Ｂａ、７８Ｂｂを穿設する。第三貫通孔７８Ａａ、７８Ａｂ、７８Ｂａ、７８Ｂｂも、長さ方向でＷ、円周方向でＤ_０（角度βに応じた長さ）で配置される（図１０）。この際、第三貫通孔７８Ａａ、７８Ａｂ、７８Ｂａ、７８Ｂｂが穿設されたならば（操作（２）が完了したならば）、第一係止孔４７での係止ピン５０のピン５４を上昇させて（図８（ｂ））、第二貫通孔７７Ａａ、７７Ａｂとの係止を解除しておく。
【００７６】
（１１）以下、前記（９）〜（１０）の操作を繰り返して、総ての貫通孔の穿設を完了させる。第一貫通孔７７Ａと第二貫通孔７８Ａとは円周方向で、角度α_２に応じた距離Ｄ_２で、第二貫通孔７７Ａと第三貫通孔７８Ａ、第三貫通孔７８Ａと第四貫通孔７９Ａは、円周方向で、角度α_１に応じた距離Ｄ_１で、形成される（図１０）。
【００７７】
（１２）管材７０は端縁７２（第一貫通孔７７）を上に向けて、立設して、踊り場８２及び踏み板８０の基端８１、８３から各貫通孔７７、７８に向けてボルトやリベット、ピン等を打ち、管材７０に踊り場８２及び踏み板８０、８０を固定して、廻り階段８４を組み立てる（図１１、図１２）。
【００７８】
［２］他の実施例
【００７９】
（１）前記実施例において、踊り場を設置しない場合には、第一貫通孔を穿設した後に、係止孔４５を使用せず、角度α_１に対応した係止孔４７、４７を使用して、前記（９）〜（１０）の操作を繰り返す。
【００８０】
（２）また、前記実施例において、管材７０の外径は、アルミニウム製で１５０ｍｍ、鋼材の場合で、１３９．８ｍｍを想定しているが、外径は任意である。また、対応するドリルビットを適宜選択すれば、管材７０の材質も任意である。
【００８１】
（３）また、前記実施例は、廻り階段用のセンターポールに使用する管材７０の加工について説明したが、同様の孔開け加工をする他の使用目的の管材にも適用できる（図示していない）。
【００８２】
【発明の効果】
この発明では、ドリルビットの位置から予め定まった距離Ｌ、回転角αの位置に第二係止孔が位置するように、第一係止孔を有する第一係止板を設置したので、管材へのけがきを不要として、管材に螺旋状の貫通孔を正確にかつ効率的に穿設できる効果がある。
【００８３】
また、係止孔から既に穿設した管材の貫通孔を利用して、係止孔から貫通孔に向けてピンを差し込むだけの操作で位置決めができるので、孔開け作業者の負担を軽減し、更に効率的な孔開け作業ができる効果がある。
また、角度βに対応した第二係止孔付きの第二係止板を使用すれば、複数個から構成される１組の貫通孔を容易に穿設できる。
また、並列した球形の小ローラーで、管材の下側を均等に支持した搬送レールを使用すれば、管材を垂直方向の振動なく、滑らかに搬送できる。
また、管材を搬送レールから離す回転保持ローラーを設ければ、管材を容易に回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施例の正面図で、孔開け加工手段の支柱を省略した状態を表す。
【図２】同じく右側面図である。
【図３】（ａ）は同じく孔開け加工手段を省略した状態の平面図で、主に、搬送レールを表し、（ｂ）は（ａ）のＤ−Ｄ線における断面図、（ｃ）は（ａ）のＥ−Ｅ線における拡大断面である。
【図４】図３のＣ−Ｃ線における拡大断面図で、搬送レールの回転保持手段の作動を表し、（ａ）は上昇して作動している状態、（ｂ）は下降して収容されている状態を夫々表す。
【図５】図１のＡ−Ａ拡大断面図で、この発明のドリルビット、案内板、第一係止板、搬送レール及び管材の関係を表す。
【図６】同じく、Ａ−Ａ拡大断面図で、（ａ）は最初の貫通孔の穿設、（ｂ）は二番目の貫通孔の穿設を表す。
【図７】（ａ）は、図１のＢ−Ｂ拡大断面図で、この発明の第一係止板、搬送レール及び管材の関係を表し、（ｂ）は同じく、第一係止板に係止ピンを取付けた状態を表す。
【図８】この発明の係止孔と係止ピンの関係を表す拡大縦断面図で、（ａ）はピンの解除状態、（ｂ）はピンの嵌挿状態を夫々表す。
【図９】この発明の装置に使用するクランプで、（ａ）は押さえ状態、（ｂ）は開放状態を夫々表す。
【図１０】この発明の方法又は装置で、貫通孔を穿設した管材の展開図である
【図１１】この発明の方法又は装置で、貫通孔を穿設した管材をポールとして使用した廻り階段の一部平面図である。
【図１２】同じく廻り階段に適用する踏板ユニットで（ａ）は平面図、（ｂ）は（ａ）のＦ−Ｆ線における断面図である。
【符号の説明】
１基台
４搬送レール
５第一搬送レール
６ベース（第一搬送レール）
７ベースの溝部
８ベースの斜面
９搬送ローラー（小ローラー。第一搬送レール）
１０搬送ローラー９の軸
１１搬送ローラー９の回転面
１２第二搬送レール
１３横枠
１４連結杆
１５搬送ローラー
１６搬送ローラー１５の軸
１７規制ローラー
１７ａ規制ローラー１７の軸
２０回転保持ローラー
２１基板（回転保持ローラー）
２２ローラー（回転保持ローラー）
２３ローラー２２の放射軸
２５位置決め片
２６位置決め片２５の軸
２８ドリル旋盤（孔開け加工手段）
２９支柱（ドリル旋盤）
３０旋盤本体（ドリル旋盤）
３１ドリルビット（ドリル旋盤）
３２操作ハンドル（ドリル旋盤）
３４案内板
３５案内孔
３６縦板（案内板）
３８第二係止板
３９第二係止孔
４０縦板（第二係止板）
４２第一係止板
４３縦板部（第一係止板）
４４斜板部（第一係止板）
４５係止孔（第一係止板）
４６斜板部（第一係止板）
４７係止孔（第一係止板）
４９第一係止板（第一係止板）
５０係止ピン
５１四角柱状体（係止ピン）
５２四角柱状体の下面
５３四角柱状体の側面
５４ピン（係止ピン）
５５操作バー（係止ピン）
５６操作バーの基部
５７操作バーの横軸
５８操作バーの操作部
６０クランプ
６１支柱（クランプ）
６２支持板（クランプ）
６３支持板の上端部
６４作動部材（クランプ）
６５操作部材（クランプ）
６６連結部材（クランプ）
６７押圧棒（クランプ）
６８押圧棒の押圧部
６９孔開け装置
７０管材
７１管材の軸
７２管材の端縁
７４上垂直面
７５矢示
７６第一貫通孔（Ａａ、Ａｂ、Ｂａ、Ｂｂ）
７７第二貫通孔（Ａａ、Ａｂ、Ｂａ、Ｂｂ）
７８第三貫通孔（Ａａ、Ａｂ、Ｂａ、Ｂｂ）
７９第四貫通孔（Ａａ、Ａｂ、Ｂａ、Ｂｂ）
８０踏板
８１踏板の端縁
８２踊り場
８３踊る場の端縁
８４廻り階段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention mainly relates to a method and an apparatus for drilling a pipe used for helically drilling a through hole in order to attach a tread plate to a pipe used for a center pole for a round staircase.
[0002]
[Prior art]
In a structure in which the base end 81 side of the substantially fan-shaped tread plate 80 is fixed to the center pole 70 by the turning stairs 84 and the top end sides of the upper and lower tread plates 80, 80 are fixed to each other, a mounting hole 85 on the base end 81 side is provided. , 85 and bolts are screwed into the through holes of the pole to fix the tread plate 80 and the center pole (FIGS. 11 and 12). In this case, the through holes 77Aa, 77Ab, 77Ba, and 77Bb of the center pole 70 need to be formed in a spiral shape according to the length of the tread surface of the round staircase 84 and the length of rise. Further, when the through hole is formed radially with respect to the shaft 71 of the center pole 70, a slight deviation in the position and the angle becomes a large deviation on the tip side of the tread plate, and the top and bottom of the tread plate 80 on the tip end 81a side are vertically shifted. Since the treads 80, 80 cannot be joined, it was necessary to form them more accurately.
[0003]
In this case, for mass-produced products, many automatic lathes that have been automatically controlled have been proposed (Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1] JP-A-10-58394
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of small-volume production, automatic control is not suitable, and a scribe is made at the position of the through hole, and a drill bit is applied along with the scribe to form the through hole.
[0006]
In this method, it is necessary to perform the scribing work on a curved surface, and there is a problem that the work load is large and the number of working days cannot be reduced. In addition, in order to shorten the scribing work, a method of forming streak patterns at equal intervals in the longitudinal direction of the center pole (along the axis) in advance and using it as an auxiliary line for scribing has been implemented. However, there was a problem that the width of the design of the turning stairs was narrowed due to streaks.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
However, in the present invention, the first locking plate having the first locking hole is disposed at a position of the distance L and the angle α corresponding to the tread surface and the kick-up length from the position of the drill bit at the reference position. Solved the point.
[0008]
That is, the invention of the method has the following configuration. A method of sequentially piercing a set of through-holes in a tube at a distance L and a rotation angle α in a longitudinal direction in a spiral manner, wherein the one set of through-holes are arranged in parallel at an angle β. Are placed,
(1) Stop the pipe to be processed at the reference position.
(2) The first through hole A is drilled in the pipe with a drill bit.
(3) A locking plate having a second locking hole is disposed at a position of an angle β from the position of the drill bit at the reference position with respect to the axis of the tube, and the plate having an angle around the axis. After rotating about β, the second pin is inserted from the second locking hole toward the first through-hole A to restrict and hold the movement of the tube material.
(4) At that position, the first through hole B is drilled with a drill bit.
(5) A first locking plate having a first locking hole is disposed at a distance L from the position of the drill bit at the reference position and at an angle α about the axis of the tube, and the second pin is Remove, rotate the tube material about the distance L in the length direction, rotate if necessary, insert the first pin from the second locking hole toward the first through hole A, Regulates and holds the movement of tubing.
(6) At that position, a second through hole A is drilled in the pipe using the drill bit.
(7) The first pin is removed, the pipe is rotated about the axis by an angle β, and the second pin is inserted from the second locking hole toward the second through-hole A, and the pipe is inserted. Regulate and hold movement.
(8) At that position, a second through hole B is drilled in the pipe using the drill bit.
(9) Hereinafter, similarly, a through hole is formed to form a spirally arranged through hole in the pipe material.
[0009]
Also, the invention of the device is:
(1) An apparatus for sequentially piercing a helical through-hole in a tube at a distance L and a rotation angle α in a longitudinal direction,
(2) A transport rail capable of moving the tube in the length direction is provided.
(3) Drilling means having a drill bit for drilling a hole in the tube is provided on a base at an intermediate position of the rail.
(4) A guide plate having a guide hole for guiding the drill bit to the pipe material is arranged corresponding to the drilling means, and the guide plate is fixed to the base.
(5) A first locking plate having a first locking hole is provided at a position at a distance L in the longitudinal direction of the pipe material and at an angle α with respect to the axis of the pipe material with respect to the guide hole. I do.
(6) A locking tool having a locking pin that can be inserted into the locking hole and the through hole formed in the tube material is detachably installed on the locking plate.
(7) A clamp capable of restricting the movement of the tube material on the transport rail is arranged near the guide plate, and the clamp is installed on the base or the transport rail.
(8) Positioning means is provided for pressing the edge of the tube material to the transfer rail to position the tube.
(9) A pipe material punching device characterized by being configured as described above.
[0010]
Further, in the above, a plurality of drill bits and guide holes are configured in parallel in the longitudinal direction of the pipe material, and a second engaging member is provided at a position corresponding to the guide hole at a rotation angle of β with respect to the pipe material. A hole forming device for a pipe material, wherein a second locking plate having a stop hole is provided.
[0011]
Further, in the above, there is provided a pipe material punching device, wherein the transport rail has the following configuration.
(1) In the transport rail, a set of spherical small rollers are arranged in parallel in the length direction of the tube at least in the vicinity of the perforating means, and the lower side of the tube is evenly supported by the small rollers. Forming a small roller portion.
(2) The transfer rail is provided with a rotation holding unit that separates the tube material from the transfer rail by operation and holds the tube material rotatably around an axis.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The second transport rails 12 and 12 are installed on the base 1 with the first transport rail 5 interposed therebetween, and the drill bits 31 and 31 are positioned on the first transport rail 5 to a width W in the transport direction, The drill lathe 28 is set. A guide plate having guide holes 35 for guiding the drill bit 31 is fixed to a vertical plate 36 protruding from the base 1.
[0013]
At the same position as the guide holes 35, 35 in the transport direction, the second locking plate 38 having the second locking holes 39, 39 formed at an angle β with respect to the upper vertical surface 74 projects on the base 1. It is fixed to the installed vertical plate 40. A first locking plate 42 having locking holes 45, 45 and locking holes 47, 47 is fixed on the base 1 at the leading end of the drill bits 31, 31 in the transport direction (FIG. 7A). The clamps 60 capable of pressing the pipe member 70 from above are installed on both sides in the vicinity of the drill bits 31, 31. The drilling device 69 is configured as described above (FIGS. 1, 2, and 3 (a)). .
[0014]
The hole making method using the hole making device 69 is according to the following procedure.
(1) The tube 70 is moved in the direction of arrow 75 on the second transport rail 12, and the leading end 73 is stopped at the edge 5a of the first transport rail 5 (FIG. 3C). The movement and rotation of the tube member 70 are regulated by the clamp 60, and the tube member 70 is stopped (FIG. 9A).
(2) Lower the drill bits 31, 31, pass through the guide holes 35, 35, and drill the first through holes 76Aa, 76Ab at the interval W in the pipe 70 (FIG. 6 (a)).
(3) The clamp 60 is released, and the tube 70 is rotated by an angle β to position the first through holes 76Aa and 76Ab near the second locking hole 39. The pins 54 of the locking pin 50 project downward from the second locking hole 39, and are inserted into the first through holes 76Aa and 76Ab formed in the pipe member 70 (FIG. 6B).
(4) The movement and rotation of the tube 70 are restricted by the clamp 60 (FIG. 9A).
(5) The drill bits 31, 31 are lowered, and the first through holes 76Ba, 76Bb with the interval W are formed by passing through the guide holes 35, 35 (see the dashed line 31 in FIG. 6B).
By the above operation, the drilling of the four first through holes 76Aa, 76Ab, 76Ba, 76Bb for fixing the landing at the top is completed (FIG. 10).
(6) The clamp 60 is released, and the pins 54, 54 of the locking pin 50 are pulled out of the first through holes 76Aa, 76Ab (FIG. 8A).
Angle of pipe 70 ₂ While rotating, move the first through-holes 76Aa, 76Ab near the locking holes 45, 45 by moving the first through holes 76Aa, 76Ab in the vicinity of the locking holes 45, 45 in the direction of the arrow 75. The protrusions 54, 54 are projected downward, and fitted into the first through holes 76Aa, 76Ab of the tube 70 (FIGS. 6B and 7B).
(7) The movement and rotation of the tube 70 are restricted by the clamp 60 (FIG. 9A).
(8) The above operations (2) to (5) are repeated to form four second through holes 77Aa, 77Ab, 77Ba, 77Bb (FIG. 10).
(9) The pressing of the clamp 60 is released, and the pins 54, 54 of the locking pin 50 are pulled out of the tube 70 (FIG. 8A).
Next, the pipe member 70 is set at an angle α. ₁ While rotating, it is moved by the distance L in the direction of arrow 75 to position the second through hole near the locking holes 45, 45, and the pins 54, 54 of the locking pin 50 are connected to the second through holes 77Aa, It is inserted into 77Ab (FIG. 6 (b), FIG. 7 (b) chain line illustration 50).
(10) The above operations (2) to (5) are repeated to form four third through holes 78Aa, 78Ab, 78Ba, 78Bb. The third through holes 78Aa, 78Ab, 78Ba, 78Bb are also W in the length direction and D in the circumferential direction. ₀ (Length according to the angle β) (FIG. 10). In the first locking hole 47, the pin 54 of the locking pin 50 is raised to release the locking with the second through holes 77Aa, 77Ab.
(11) Thereafter, the above operations (9) to (10) are repeated to complete the drilling of all the through holes. The first through-hole 77A and the second through-hole 78A are in the circumferential direction and have an angle α. ₂ Distance D according to ₂ The second through-hole 77A and the third through-hole 78A, and the third through-hole 78A and the fourth through-hole 79A are circumferentially formed at an angle α. ₁ Distance D according to ₁ (FIG. 10). As described above, a set of four through holes can be helically formed in the pipe member 70.
[0015]
Embodiment 1
An embodiment of the present invention is applied to a pipe 70 used for a center pole of a turning staircase based on the drawing to form a through hole for fixing an edge of a tread, and one tread is fixed. For this purpose, a case where four through holes are formed in the center pole will be described. In the following, the upper vertical surface 74 refers to an upward vertical surface including the axis 71 of the tube 70 being conveyed.
[0016]
[1] Transport rail 4 (transport means)
[0017]
(1) The first transport rail 5 is installed on the base 1, and the second transport rails 12, 12 are placed on both sides of the first transport rail 5 (base 1), respectively. The first transfer rail 5 and the second transfer rails 12 constitute a transfer rail 4.
[0018]
(2) The first transport rail 5 has a groove 7 in the transport direction formed at the center, a base 6 having slopes 8, 8 formed on both sides, and a shaft 10 of the transport roller 9 erected on the slope 8. . The rotation surface 11 at the center of the transport roller 9 passes through the shaft 71 of the tube 70 to be transported, that is, the transport roller 9 is in contact with the outer surface of the tube 70 at a substantially right angle. The transport rollers 9 support the lower side of the tube 70 in the transport state, and the transport rollers are formed as a pair on both sides with the groove 7 interposed therebetween, and the angle formed by the rotating surface 11 of the pair of rollers is formed. θ is formed at about 90 ° (FIG. 5).
[0019]
In addition, they are arranged at intervals of about 14 cm in the transport direction of the transport rollers 9 and 9. The transport rollers 9 are arranged in a pair, but may be arranged in a staggered manner with the groove 7 interposed therebetween (not shown).
[0020]
(3) The second transport rail 12 includes a transport roller 15 and a regulating roller 17. That is, the horizontal frames 13, 13 are arranged side by side over the entire length, connected at predetermined positions by connecting rods 14, 14 to form a ladder shape, and a transport roller 15 is horizontally laid between the horizontal frames 13, 13. I do. A horizontal member 18 is erected and fixed at an intermediate position between the horizontal frames 13, 13, a column member 19 is erected on the horizontal member 18, and a regulating roller 17 having a vertical shaft 17 a is attached to the column member 19 (FIG. 13). The rotation surfaces of the regulating rollers 17, 17 are horizontal and include the shaft 71 of the tube 70 being conveyed, and the regulating rollers 17, 17 from both sides prevent horizontal displacement of the tube 70 (FIG. 3 (b) )).
[0021]
(4) The rotation holding rollers 20 are arranged at the ends on the first transfer rail 5 side between the horizontal frames 13 and 13 of each second transfer rail 12 so as to be able to move up and down, respectively. The rotation holding roller 20 is configured by attaching ball bearing-shaped rollers 22 and 22 diagonally to both ends of a horizontal substrate 21. The rollers 22, 22 are arranged inward so as to be able to support the tube 70 being conveyed from below, and are set so that the radiation axes 23, 23 of the rollers 22, 22 pass through the center 71 of the tube. (FIG. 4A). Further, the rotation holding roller 20 is always in a lowered position (FIG. 4B), and can be raised by an operation using a pedal (not shown) attached to the lower end of the base 1 (FIG. 4B). FIG. 4 (a). At the lowered position, the rotation holding roller 20 does not come into contact with the tubing to be conveyed (FIG. 4B), and at the ascending position, slightly raises the tubing to be conveyed, separates from the conveyance roller, and does not contact it ( FIG. 4 (a).
[0022]
In the above description, the rotation holding roller 20 is provided at the end of the second transport rail 12. However, if it is disposed in the first transport rail 5 or around the first transport rail 5, it can be located at another position. , It is desirable to arrange symmetrically with respect to the first transport rail 5.
[0023]
[2] Positioning piece (positioning means) 25
A positioning piece 25 that defines the reference position of the tube 70 is attached to the edge 5a of the first transport rail 5 on the forward side in the transport direction (FIGS. 3A and 3C). The positioning piece 25 rotates around the axis 26 to release the positioning, thereby enabling the movement of the tube in the traveling direction.
[0024]
[3] Drill lathe (drill means) 28
[0025]
(1) A drill lathe (drill means) 28 is installed on the back side of the base 1. In the drill lathe 28, a lathe body 30 having a built-in motor is installed on a support 29 protruding from the base 1, and drill bits 31, 31 are installed vertically downward from the lathe body 30 ( 1 and 2). The drill bits 31, 31 are arranged with a width W in parallel with the conveying direction of the tube 70 to be conveyed (FIG. 1). The drill bits 31, 31 are disposed so as to abut at right angles to the outer surface of the tube 70 to be conveyed (along the upper vertical surface 74 passing through the shaft 71) to form a through hole. The drill bits 31, 31 are attached to the operation handle 32 so as to be able to move up and down. Here, the width W is, for example, 6 cm.
[0026]
(2) A guide plate 34 having guide holes 35, 35 through which the drill bits 31, 31 can be inserted is disposed horizontally below the drill bit 31 at the ascending position and directly above the pipe 70 to be conveyed. The guide plate 34 is fixed to a vertical plate 36 erected on the base 1 behind the first transport rail 5. The guide holes 35 have the same width W as the interval W between the drill bits 31, and two guide holes 35 are formed in the lateral direction (in the transport direction of the pipe 70).
[0027]
(3) The second locking holes 39, 39 are formed at the same position as the guide holes 35, 35 in the transport direction and at an angle β (β = 24 °) with respect to the upper vertical surface 74. The two locking plates 38 are arranged. The second locking plate 38 has second locking holes 39, 39 formed at right angles to the upper surface, is disposed obliquely, and has a vertical plate 40 erected on the base 1 on the front side of the first transport rail 5. It is fixed to the upper end (FIG. 5). Two second locking holes 39, 39 are formed in the lateral direction (in the direction of transport of the tube 70) with the same width W as the interval W between the drill bits (= the same interval W as the guide holes 35, 35). (Fig. 1).
[0028]
[4] First locking plates 42, 29 (locking means)
[0029]
(1) The first locking plate 42 is disposed on the tip side of the drill lathe 28 (guide plate 34) in the transport direction of the pipe 70, and the first locking plate 42 is attached to the base 1. The first locking plate 42 is attached to the base 1 such that the lower end of the vertical portion 43 is slidable in the transport direction of the tube 70. The first locking plate 42 has a swash plate portion 46 having locking holes 45, 45 formed at the upper end of the vertical plate portion 43, and a swash plate portion 48 having locking holes 47, 47 formed continuously. (FIG. 7A).
[0030]
The locking holes 47, 47 are formed by an angle α between the axis 47a and the upper vertical 74 about the axis 71 of the tube 70. ₁ (Α ₁ = 26 °). In addition, the locking holes 45, 45 are formed by an angle α between the axis 45 a and the upper vertical surface 74 about the axis 71 of the pipe 70. ₂ (Α ₂ = 55 °). The swash plate portions 44 and 46 are formed so as to be inclined such that the shafts 45a and 47a of the locking holes 45 and 47 are perpendicular to the upper surfaces thereof (FIG. 7A). Similarly to the guide holes, the locking holes 45 and 47 are formed two by two with a width W (length W in the transport direction of the tube 70) (FIG. 1).
[0031]
(2) Angle α ₁ Is set corresponding to the length of the tread surface of a normal tread. Also, α ₂ Is a case where the tread surface is long, and is mainly a setting of a landing (FIG. 11).
[0032]
(3) The locking holes 47, 47 (locking holes 45, 45) are adjusted to be at a distance L from the drill bits 31, 31 (guide holes 35, 35) (FIG. 1), and the vertical plate portion The sliding range of 43 is formed so that L = 200 to 220 cm.
[0033]
(4) The first locking plate 49 having the same shape is installed on the base 1 so as to be symmetrical with respect to the first locking plate 42 and the upper vertical plane 74. Therefore, the first locking plate 49 has the locking holes 45 and 47 similarly to the first locking plate 42. As the first locking plates 42 and 49, one of the locking plates is selected and used depending on the direction around the turning staircase.
[0034]
[5] Locking pin 50
[0035]
(1) The locking pins 50 to be inserted into the locking holes 45 and 47 and the guide hole 35 are inserted into the locking holes 45 and 47 and the guide hole 35 on both sides of the lower surface 52 of the rectangular pillar 51 provided horizontally. Pins 54, 54 project downward. The interval between the pins 54, 54 is the same as the width W of the locking holes 45, 45 (47, 47) and the guide holes 35, 35 (FIG. 8A).
[0036]
(2) The operation bar 55 is attached to the side surface 53 of the square pillar 51 so as to be rotatable about the horizontal axis 57. The operation bar 55 is eccentric to the one circumference 56a side of the circular base 56, and a horizontal axis 57 is formed. A rod-shaped operation section 58 is connected to an extension of the horizontal axis 57 (in a tangential direction from the one circumference 56a). (FIG. 8A).
[0037]
(3) The operation pin 50 is used by inserting the pin 54 from above into the locking holes 45, 47, 39 of the locking plate 42 (49, 38) (or the guide hole 35 of the guide plate 34).
[0038]
In the lowered state (FIG. 8 (b)), one circumference 56a of the base 56 is located below, and the operation part 58 of the operation bar 55 is placed side by side in parallel with the square pillar 51, and the operation of the operation bar 55 is performed. The part 58 is mounted on the swash plate part 46 such as the locking plate 42. In this state, the quadrangular columnar body 51 comes closest (or abuts) to the upper surface of the swash plate 46 or the like of the locking plate 42 or the like, and the pin 54 projects downward and fits into the through hole of the tube 70 being conveyed. Insertion becomes possible (FIG. 8B).
[0039]
In the raised state (FIG. 8A), the other circumference 56b of the base 56 (the other side in the diameter direction of one circumference 56a) is located below, and the distal end of the operation bar 55 has the locking plate 42 or the like. And the base end is positioned obliquely above the swash plate portion 46 such as the locking plate 42. At this time, the quadrangular columnar body 51 is separated from the upper surface of the swash plate portion 46 such as the locking plate 42, and the tips of the pins 54, 54 are located above the through-holes of the tube 70 during the conveyance C. The lock of 70 is released (FIG. 8A).
[0040]
[6] Clamp 60
[0041]
(1) In the vicinity of the drill bit 31 (guide plate 34), clamps 60, 60 are respectively installed on the front side and the rear side in the transport direction of the tube material 70. In the embodiment, one clamp 60 is disposed between the guide plate 34 and the first locking plates 42, 49, and the other clamp 60 is on the other side at a similar distance from the drill bit 31 (guide plate 34). (FIG. 1).
[0042]
(2) On the base 1, a support column 61 having a support plate 62 fixed to the upper end is erected. The support plate 62 is disposed so as to be orthogonal to the axis 74 of the tube 70 being conveyed, and the base end 64 a of the operating member 64 is rotatably attached to the upper end 63 of the side 62 a of the support plate 62 far from the tube. . A base end 65a of the operation member 65 is rotatably attached to a lower end of the side 62b of the support plate 62 near the tube 70.
[0043]
When the operating member 64 is in a substantially horizontal state and the distal end portion 64b is located above the pipe member 70, the operating member 65 is in an upward state, and in this state, the one end 66a of the connecting member 66 is moved to the middle portion of the operating member 64, The other end 66b is rotatably connected to an intermediate portion of the operation member 65. At this time, the connecting member 66 is arranged vertically with the other end 66b up (the one end 66a is down), and substantially overlaps the operating member 65 (FIG. 9A).
[0044]
(3) A pressing rod 67 having a pressing portion 68 made of rubber at the distal end is protruded from the distal end portion 64b of the operating member 64. When the operating member 64 is in the horizontal state, the pressing rod 67 is disposed downward, substantially coincides with the upper vertical surface 74, and the pressing portion 68 presses the center of the upper surface of the tube 70.
[0045]
(4) The rotating surfaces of the operating member 64, the operating member 65, and the connecting member 66 are substantially parallel to the surface of the support plate 62.
[0046]
[7] Drilling device 69
A hole punching device 69 is constituted by the transport rail 4, the drill lathe 28, the guide plate 34, the locking plates 42, 49, 39, the locking pins 50, the clamps 60 and the like as described above (FIGS. 1, 2, and FIG. 3 (a)).
[0047]
[8] Another embodiment
[0048]
(1) In the above-described embodiment, the first locking plates 42 and 49 are formed to correspond to any of the turning directions of the turning stairs. 49 may be attached to only one of them (not shown).
[0049]
(2) In the above-described embodiment, the first locking plates 42 and 49 are slidably installed. However, the first locking plates 42 and 49 can be fixed if the rising height L of the surrounding stairs is constant (shown in the figure). Absent).
[0050]
(3) In the above-described embodiment, the first locking plates 42 and 49 have landing surfaces (α ₂ ), The swash plate portion 46 and the locking hole 45 are formed, but the swash plate portion 46 and the locking hole 45 can be omitted (not shown) unless the landing plate is used.
[0051]
(4) In the above-described embodiment, the transport rail 4 is composed of the first transport rail 5 and the second transport rails 12 and 12. However, the transport rail 4 may have any configuration as long as the pipe 70 can be transported in the length direction. Is optional (not shown).
[0052]
(5) Further, in the above-described embodiment, the configuration of the rotation holding roller 20 is also arbitrary (not shown) as long as the tube 70 being conveyed can be rotated around the shaft 71.
[0053]
(6) Further, in the above embodiment, since the through hole is a device for fixing one tread plate with four through holes, if the fixing is performed with one through hole in the vertical direction. , The second locking plate 38 (the second locking holes 39, 39) is unnecessary, and if it is fixed by one through hole in the lateral direction, W = 0, and the drill bit 31 and the guide hole 35, locking holes 47, 45, 39, etc. can be provided one by one (not shown).
[0054]
(7) In the above embodiment, the distance L from the reference position to the drill bit 31 ₀ Is a fixed value, but the position of the positioning piece 25 may be variable in the transport direction (not shown).
[0055]
(8) In the above embodiment, the clamp 60 may have another structure (not shown) as long as the clamp 60 can hold down the tube 70 from above and restrict the movement and rotation of the tube in the transport direction.
[0056]
Embodiment 2
Next, a method of forming a through hole in the pipe member 70 using the above-described hole forming apparatus, that is, a method of forming a hole will be described. In this case, the operator stands and operates on the near side (FIGS. 1 and 3) of the drill lathe.
[0057]
[1] Drilling method
[0058]
(1) In FIGS. 1 and 3, the tube 70 is moved in the direction of arrow 75 from the second transfer rail 12 on the left side, and the leading end 73 of the tube 70 is positioned on the positioning piece 25 at the edge 5 a of the first transfer rail 5. Abut and stop (FIG. 3 (c)). At this time, the pipe member 70 can move smoothly without being vibrated in the vertical direction by the transport rollers 9 and 15 and also not vibrated in the horizontal direction by the regulating roller 17.
[0059]
Next, the operating member 65 of the clamp 60 is pulled forward, the pressing portion 56 is pressed against the upper surface of the tube 70, the tube is sandwiched between the transport rail 4 and the pressing portion 56, and the movement and rotation of the tube 70 are regulated. It is stopped at the reference position (FIG. 9A).
[0060]
(2) Subsequently, the operation handle 32 is rotated to lower the drill bit 31, 31 which has been rotating by a predetermined amount, to pass through the guide holes 35, 35, and to drill the first through holes 76Aa, 76Ab at the interval W. (FIG. 6 (a)), and then the drill bits 31, 31 are raised.
[0061]
(3) Subsequently, the operation member 65 of the clamp 60 is returned to the back (FIG. 9B), and the pressing of the tube 70 is released. Next, the pedal is depressed, the rotation holding roller 20 is raised, and the tube 70 is lifted from the transport rail 4 to be rotatable (FIG. 4 (a)). The holes 76Aa and 76Ab are located near the second locking holes 39. At the same time, the operation bar 55 of the locking pin 50 attached to the second locking hole 39 is rotated to protrude the pins 54, 54 downward, and fitted into the first through holes 76Aa, 76Ab of the tube 70 ( FIG. 6 (b)).
[0062]
At this time, even if the rotation of the pipe member 70 is not exactly at the angle β, the pins 54 can be easily inserted into the first through holes 76Aa and 76Ab by guiding the tips of the pins 54 and 54.
[0063]
(4) When the pins 54, 54 are fitted into the first through holes 76Aa, 76Ab, release the pedal, lower the rotation holding roller 20 (FIG. 4B), and move the operation member 65 of the clamp 60 toward you. Then, the pressing portion 56 is pressed against the upper surface of the tube 70, the tube 70 is sandwiched between the transport rail 4 and the pressing portion 56, and the movement and rotation of the tube 70 are regulated again (FIG. 9A).
[0064]
(5) Subsequently, the operation handle 32 is rotated to lower the drill bit 31, 31 which is rotating by a predetermined amount, and passes through the guide holes 35, 35 to form the first through holes 76 Ba, 76 Bb at the interval W. (FIG. 6 (b), 31), and then the drill bits 31, 31 are raised.
[0065]
The above operation completes the drilling of the four first through holes 76Aa, 76Ab, 76Ba, 76Bb for fixing the landing at the top. The first through-holes 76Aa, 76Ab, 76Ba, 76Bb are W in the length direction and D in the circumferential direction. ₀ (Length according to the angle β) (FIG. 10).
[0066]
(6) Subsequently, the operation member 65 of the clamp 60 is returned to the back (FIG. 9B), the pressing of the tube 70 is released, the positioning piece 25 is rotated, and the contact with the tube 70 is released. By rotating the operation bar 55 of the locking pin 50, the pins 54, 54 are pulled out of the first through holes 76Aa, 76Ab (FIG. 8A).
[0067]
Next, the pedal is depressed, the rotation holding roller 20 is raised, and the tube 70 is lifted from the transport rail 4 to be freely rotatable (FIG. 4A). ₂ While rotating the pipe member 70 in the direction indicated by the arrow 75 by the distance L, the pipe member 70 is moved to position the first through holes 76Aa, 76Ab near the locking holes 45, 45. At the same time, the operation bar 55 of the locking pin 50 attached to the first locking holes 45, 45 is rotated to make the pins 54, 54 protrude downward, and fitted into the first through holes 76Aa, 76Ab of the tube 70. (FIGS. 6B and 7B).
[0068]
At this time, the movement and rotation of the pipe member 70 are accurately performed by the length L and the angle α. ₂ Even without doing so, the pins 54 can be easily inserted into the first through holes 76Aa, 76Ab by guiding the tips of the pins 54, 54.
[0069]
(7) When the pin 54 is inserted into the first through holes 76Aa, 76Ab, release the pedal, lower the rotation holding roller 20 (FIG. 4B), and pull the operating member 65 of the clamp 60 forward. Then, the pressing portion 56 is pressed against the upper surface of the tube 70, the tube 70 is sandwiched between the transport rail 4 and the pressing portion 56, and the movement and rotation of the tube 70 are regulated again (FIG. 9A).
[0070]
(8) The above operations (2) to (5) are repeated to form four second through holes 77Aa, 77Ab, 77Ba, 77Bb. The second through holes 77Aa, 77Ab, 77Ba, 77Bb are also W in the length direction and D in the circumferential direction. ₀ (Length according to the angle β) (FIG. 10). The drilling of the second through holes 77Aa, 77Ab, 77Ba, 77Bb for the tread plate immediately below the landing is completed.
[0071]
At this time, if the second through holes 77Aa, 77Ab, 77Ba, 77Bb are drilled (if the operation (2) is completed), the pin 54 of the locking pin 50 in the first locking hole 45 is raised. Then, the engagement with the first through holes 76Aa and 76Ab is released (FIG. 8B).
[0072]
(9) Subsequently, the operation member 65 of the clamp 60 is returned to the back (FIG. 9B), the pressing of the tube 70 is released, and the operation bar 55 of the locking pin 50 is rotated to move the pin 54 to the second position. Pull out the through holes 77Aa and 77Ab (FIG. 8A).
[0073]
Next, the pedal is depressed, the rotation holding roller 20 is raised, and the tube 70 is lifted from the transport rail 4 to be freely rotatable (FIG. 4A), and the tube 70 is set at about the angle α. ₁ While rotating the pipe member 70 by about the distance, the pipe member 70 is moved in the direction of arrow 75 by the distance L, and the second through hole is positioned near the locking holes 45. At the same time, the operation bar 55 of the locking pin 50 attached to the first locking holes 47, 47 is rotated so that the pins 54, 54 protrude downward, and are fitted into the second through holes 77Aa, 77Ab of the tube 70. (FIG. 6 (b), FIG. 7 (b) chain line illustration 50).
[0074]
At this time, the movement and rotation of the pipe member 70 are accurately performed by the length L and the angle α. ₁ Even without doing so, the pins 54 can be easily inserted into the second through holes 77Aa, 77Ab by guiding the tips of the pins 54, 54.
[0075]
(10) The above operations (2) to (5) are repeated to form four third through holes 78Aa, 78Ab, 78Ba, 78Bb. The third through holes 78Aa, 78Ab, 78Ba, 78Bb are also W in the length direction and D in the circumferential direction. ₀ (Length according to the angle β) (FIG. 10). At this time, if the third through holes 78Aa, 78Ab, 78Ba, 78Bb are drilled (if the operation (2) is completed), the pin 54 of the locking pin 50 in the first locking hole 47 is raised. Then, the engagement with the second through holes 77Aa and 77Ab is released (FIG. 8B).
[0076]
(11) Thereafter, the above operations (9) to (10) are repeated to complete the drilling of all the through holes. The first through-hole 77A and the second through-hole 78A are in the circumferential direction and have an angle α. ₂ Distance D according to ₂ The second through-hole 77A and the third through-hole 78A, and the third through-hole 78A and the fourth through-hole 79A are circumferentially formed at an angle α. ₁ Distance D according to ₁ (FIG. 10).
[0077]
(12) The pipe 70 is erected with the edge 72 (first through hole 77) facing upward, and bolts or the like are directed from the landing 82 and the base ends 81, 83 of the tread plate 80 toward the respective through holes 77, 78. A landing 82 and treads 80, 80 are fixed to the pipe 70 by rivets, pins, and the like, and a round staircase 84 is assembled (FIGS. 11 and 12).
[0078]
[2] Another embodiment
[0079]
(1) In the above embodiment, when the landing is not installed, after the first through hole is formed, the locking hole 45 is not used, and the angle α is set. ₁ The operations (9) to (10) are repeated using the locking holes 47, 47 corresponding to.
[0080]
(2) In the above embodiment, the outer diameter of the tube 70 is assumed to be 150 mm for aluminum and 139.8 mm for steel, but the outer diameter is arbitrary. Further, if the corresponding drill bit is appropriately selected, the material of the pipe member 70 is also arbitrary.
[0081]
(3) In the above embodiment, the processing of the pipe 70 used for the center pole for the round stairs has been described. However, the present invention can also be applied to other pipes for other purposes for which the same drilling is performed (not shown). ).
[0082]
【The invention's effect】
In the present invention, the first locking plate having the first locking hole is installed such that the second locking hole is located at a position of a predetermined distance L and a rotation angle α from the position of the drill bit. There is an effect that a spiral through-hole can be accurately and efficiently drilled in the tube material without making the scribing unnecessary.
[0083]
In addition, since the positioning can be performed by simply inserting a pin from the locking hole toward the through-hole by using the through-hole of the pipe material already drilled from the locking hole, the burden on the drilling operator is reduced, Further, there is an effect that an efficient drilling operation can be performed.
If a second locking plate with a second locking hole corresponding to the angle β is used, a set of through holes composed of a plurality of holes can be easily formed.
In addition, by using a transfer rail that supports the lower side of the tube material evenly with the parallel small spherical rollers, the tube material can be smoothly transferred without vertical vibration.
In addition, if a rotation holding roller that separates the tube from the transport rail is provided, the tube can be easily rotated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an embodiment of the present invention, showing a state in which a support of a drilling means is omitted.
FIG. 2 is a right side view of the same.
FIG. 3A is a plan view showing a state in which the perforating means is omitted, mainly showing a transport rail, FIG. 3B is a cross-sectional view taken along line DD of FIG. 3A, and FIG. It is an expanded cross section in the EE line of (a).
4 is an enlarged cross-sectional view taken along line CC of FIG. 3, showing the operation of the rotation holding means of the transport rail, wherein (a) is a state where it is operating up, and (b) is a state where it is housed down. Each state.
FIG. 5 is an enlarged cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 1 and shows a relationship among a drill bit, a guide plate, a first locking plate, a transfer rail, and a pipe according to the present invention.
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view taken along the line AA, in which (a) shows drilling of a first through hole and (b) shows drilling of a second through hole.
7 (a) is an enlarged cross-sectional view taken along the line BB of FIG. 1 and shows the relationship between the first locking plate, the transport rail and the tube material of the present invention, and FIG. This shows a state where the locking pin is attached.
FIGS. 8A and 8B are enlarged longitudinal sectional views showing a relationship between a locking hole and a locking pin according to the present invention, wherein FIG. 8A shows a pin released state, and FIG. 8B shows a pin inserted state.
FIGS. 9A and 9B show clamps used in the device of the present invention, wherein FIG. 9A shows a holding state, and FIG. 9B shows an opening state.
FIG. 10 is an exploded view of a pipe material having a through hole formed by the method or the apparatus of the present invention.
FIG. 11 is a partial plan view of a turning staircase using a pipe having a through hole as a pole in the method or apparatus of the present invention.
12 (a) is a plan view of a tread unit applied to the turning staircase, and FIG. 12 (b) is a cross-sectional view taken along line FF of FIG. 12 (a).
[Explanation of symbols]
1 base
4 Transport rail
5 First transport rail
6 base (first transfer rail)
7 Groove of base
8 Base slope
9 Transport roller (small roller, first transport rail)
10 shaft of transport roller 9
11 Rotation surface of transport roller 9
12 Second transport rail
13 Horizontal frame
14 Connecting rod
15 Transport roller
16 axis of transport roller 15
17 regulation roller
17a Shaft of regulating roller 17
20 Rotation holding roller
21 Substrate (rotation holding roller)
22 roller (rotation holding roller)
23 Radial axis of roller 22
25 Positioning piece
26 Axis of positioning piece 25
28 Drill lathe (means for drilling)
29 prop (drill lathe)
30 Lathe body (drill lathe)
31 Drill Bit (Drill Lathe)
32 Operation handle (drill lathe)
34 Information board
35 Guide hole
36 Vertical board (guide board)
38 Second locking plate
39 Second locking hole
40 vertical plate (second locking plate)
42 First locking plate
43 vertical plate (first locking plate)
44 Swash plate (first locking plate)
45 Locking hole (first locking plate)
46 Swash plate (first locking plate)
47 Locking hole (first locking plate)
49 First locking plate (First locking plate)
50 Locking pin
51 Square pillar (locking pin)
52 Lower surface of quadrangular prism
53 Side of square prism
54 pins (locking pins)
55 Operation bar (locking pin)
56 Base of operation bar
57 Horizontal axis of operation bar
58 Operation section of operation bar
60 clamp
61 prop (clamp)
62 Support plate (clamp)
63 Upper end of support plate
64 Actuating member (clamp)
65 Operation member (clamp)
66 Connecting member (clamp)
67 Pressing rod (clamp)
68 Pressing part of pressing rod
69 Hole punching device
70 tubing
71 Tube Shaft
72 Edge of tubing
74 Upper vertical plane
75 Arrow
76 First Through Hole (Aa, Ab, Ba, Bb)
77 Second through hole (Aa, Ab, Ba, Bb)
78 Third through hole (Aa, Ab, Ba, Bb)
79 Fourth through hole (Aa, Ab, Ba, Bb)
80 treads
81 Edge of tread
82 Landing
83 The Edge of the Dancing Place
84 Stairs

Claims

管材に、長さ方向に距離Ｌ、回転角度αで、順次螺旋状に１組の貫通孔を穿設する方法であって、前記１組の貫通孔を、２つの貫通孔が角度βで並列配置したものであり、
（１）加工対象の管材を基準位置で停止する。
（２）ドリルビットで、管材に第一貫通孔Ａを穿設する。
（３）前記基準位置のドリルビットの位置から、前記管材の軸を中心として角度βの位置に、第二係止孔を有する係止板を配置してあり、
前記管材を軸を中心として角度β程度回転して、第二係止孔から第一貫通孔Ａに向けて第二ピンを嵌挿して、前記管材の移動を規制して保持する。
（４）その位置で、ドリルビットにより、第一貫通孔Ｂを穿設する。
（５）前記基準位置のドリルビットの位置から距離Ｌ、前記管材の軸を中心に角度αの位置に第一係止孔を有する第一係止板を配置してあり、
前記第二ピンを外して、
前記管材を長さ方向に距離Ｌ程度を移動しながら、必要ならば回転させて、前記第二係止孔から前記第一貫通孔Ａに向けて第一ピンを嵌挿して、前記管材の移動を規制して保持する。
（６）その位置で、前記管材に前記ドリルビットにより、第二貫通孔Ａを穿設する。
（７）前記第一ピンを外して、
前記管材を軸を中心として角度β程度回転して、第二係止孔から第二貫通孔Ａに向けて第二ピンを嵌挿して、前記管材の移動を規制して保持する。
（８）その位置で、前記管材に前記ドリルビットにより、第二貫通孔Ｂを穿設する。
（９）以下、同様に貫通孔を穿設して、前記管材に螺旋状に配置される貫通孔を形成する。A method of sequentially piercing a set of through-holes in a tube at a distance L and a rotation angle α in a longitudinal direction in a spiral manner, wherein the one set of through-holes are arranged in parallel at an angle β. Are placed,
(1) Stop the pipe to be processed at the reference position.
(2) The first through hole A is drilled in the pipe with a drill bit.
(3) A locking plate having a second locking hole is disposed at a position at an angle β about the axis of the tube material from the position of the drill bit at the reference position,
The tube is rotated about an axis by an angle β, and a second pin is inserted from the second locking hole toward the first through hole A to restrict and hold the movement of the tube.
(4) At that position, the first through hole B is drilled with a drill bit.
(5) A first locking plate having a first locking hole is disposed at a distance L from the position of the drill bit at the reference position and at an angle α about the axis of the tube material,
Remove the second pin,
While moving the tube material by a distance L in the longitudinal direction, rotate the tube material if necessary, insert a first pin from the second locking hole toward the first through hole A, and move the tube material. Is regulated and held.
(6) At that position, a second through hole A is drilled in the pipe using the drill bit.
(7) Remove the first pin,
The tube is rotated about the axis by an angle β, and a second pin is inserted from the second locking hole toward the second through-hole A to regulate and hold the movement of the tube.
(8) At that position, a second through hole B is drilled in the pipe using the drill bit.
(9) Hereinafter, similarly, a through hole is formed to form a spirally arranged through hole in the pipe material.

（１）管材に長さ方向に距離Ｌ、回転角度αで、順次螺旋状の貫通孔を穿設する装置であって、
（２）前記管材を長さ方向に移動させることができる搬送レールを配置する。
（３）前記レールの中間部位置の基台上に、前記管材に穴をあけるドリルビットを有する孔開け加工手段を設置する。
（４）前記孔開け加工手段に対応して、前記ドリルビットを前記管材へ案内をする案内孔を有する案内板を配置して、該案内板を前記基台に固定する。
（５）前記案内孔に対して、前記管材の長さ方向で距離Ｌの位置で、かつ管材の軸に対して角度α回転した位置に第一係止孔を有する第一係止板を設置する。
（６）前記係止板に、前記係止孔及び前記管材に形成される貫通孔に、嵌挿できる係止ピンを有する係止具を着脱可能に設置する。
（７）前記案内板の近傍位置に、搬送レール上の管材の移動を規制することができるクランプを配置して、該クランプを前記基台又は搬送レールに設置する。
（８）前記搬送レールに、管材の端縁を押し当てて位置決めする位置決め手段を設ける。
（９）以上のようにして、構成したことを特徴とする管材の孔開け装置。(1) An apparatus for sequentially piercing a helical through-hole in a tube at a distance L and a rotation angle α in a longitudinal direction,
(2) A transport rail capable of moving the tube in the length direction is provided.
(3) Drilling means having a drill bit for drilling a hole in the tube is provided on a base at an intermediate position of the rail.
(4) A guide plate having a guide hole for guiding the drill bit to the pipe material is arranged corresponding to the drilling means, and the guide plate is fixed to the base.
(5) A first locking plate having a first locking hole is provided at a position at a distance L in the longitudinal direction of the pipe material and at an angle α with respect to the axis of the pipe material with respect to the guide hole. I do.
(6) A locking tool having a locking pin that can be inserted into the locking hole and the through hole formed in the tube material is detachably installed on the locking plate.
(7) A clamp capable of restricting the movement of the tube material on the transport rail is arranged near the guide plate, and the clamp is installed on the base or the transport rail.
(8) Positioning means is provided for pressing the edge of the tube material to the transfer rail to position the tube.
(9) An apparatus for forming a hole in a pipe material, which is configured as described above.

ドリルビット及び案内孔は、管材の長さ方向に複数並列して構成し、
前記管材に対して、角度βの回転角で、前記案内孔に対応した位置に、第二係止穴を有する第二係止板を設置したことを特徴とする請求項２記載の管材の孔開け装置。A plurality of drill bits and guide holes are arranged in parallel in the length direction of the tube,
The hole of the pipe material according to claim 2, wherein a second locking plate having a second locking hole is installed at a position corresponding to the guide hole at a rotation angle of an angle β with respect to the pipe material. Opening device.

搬送レールを以下の構成としたことを特徴とする請求項２記載の管材の孔開け装置。
（１）前記搬送レールは、少なくとも孔開け加工手段の近傍で、１組の球形の小ローラーを管材の長さ方向に複数並列配置して、該小ローラーで前記管材の下側を均等に支持する小ローラー部を形成する。
（２）前記搬送レールは、操作により前記搬送レールから管材を離し、前記管材を軸周りに回転自在に保持する回転保持手段を設置する。3. The apparatus according to claim 2, wherein the transport rail has the following configuration.
(1) In the transport rail, a set of spherical small rollers are arranged in parallel in the length direction of the tube at least in the vicinity of the perforating means, and the lower side of the tube is evenly supported by the small rollers. Forming a small roller portion.
(2) The transfer rail is provided with a rotation holding unit that separates the tube material from the transfer rail by operation and holds the tube material rotatably around an axis.