JP2004304725A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリケーションプログラムの実行中に、他のアプリケーションプログラムを実行可能な携帯電話機を安価に提供することを目的とする。
【解決手段】
【解決手段】通常モードプログラムAP1の実行中にViewキーが押下操作された場合に、新たに起動するビュアーモードプログラムAP2を選択するためのアシスタントビュアーが表示され、ビュアーモードへ移行する。ビュアーモードでは、通常モードプログラムAP1を休止させるとともに、ビュアーモードプログラムAP2が一部の機能を制限され実行される。その後、再びViewキーが押下操作されると、ビュアーモードプログラムAP2を終了させ、通常モードプログラムAP1の実行が再開される。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機に係り、さらに詳しくは、2以上のアプリケーションプログラムを実行可能な携帯電話機におけるアプリケーションプログラムの実行制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
図17は、従来の携帯電話機1’の外観の一例を示した図であり、(a)は折畳み可能な形状からなる携帯電話機1’を開いた状態の操作面側が示され、(b)は、折り畳んだ状態が示されている。図中の10はメイン表示部、11はサブ表示部、12は機能キー、13は発話(オフフック)キー、14は終話(オンフック)キー、15はテンキー、16はスピーカ、17はマイクロフォンである。サブ表示部11は、折畳み時に使用される補助的な表示手段であり、ユーザ操作時における主たる表示手段は、メイン表示部10である。
【0003】
図18は、メイン表示部10の画面表示の概略構成例を示した図である。図中の20はアプリケーション表示領域、21はピクト表示領域、22はキー表示領域である。ピクト表示領域21は、携帯電話機1’の動作状態が表示される領域である。携帯電話機1’は、電波受信状態、電池残容量などの動作状態を常時表示しておく必要があるため、これらの動作状態がピクト(pictograph:絵文字)により表示されるピクト表示領域21が設けられている。
【0004】
キー表示領域22は、3つの機能キー12にそれぞれ割り当てられた機能が表示される領域である。機能キー12に割り当てられる機能は使用状況により変化するため、現在の機能を機能キー12ごとに表示するためのキー表示領域22が設けられている。
【0005】
アプリケーション表示領域20は、アプリケーションプログラムによって使用される表示領域であり、メイン表示部10におけるピクト表示領域21及びキー表示領域22以外の表示領域が使用される。メイン表示部10には、通常、2インチ程度の小さな液晶表示装置が使用されることから、他の情報処理装置の場合に比べ、狭い表示領域しか確保することができない。このため、アプリケーション表示領域20は分割されることなく、実行中の1つのアプリケーションプログラムにより占有される場合が多い。
【0006】
また、携帯電話機1’は、通話プログラム、メールプログラム、電話帳プログラム、メモ帳プログラム、スケジュールプログラム、ToDoプログラム、ウェブブラウザなどの様々なアプリケーションプログラムを実行することができる。ただし、携帯電話機1’において同時に実行できるアプリケーションプログラムは1つのみであり、いわゆるシングルタスク処理が行われている。
【0007】
このため、ユーザは、実行中のアプリケーションプログラムを終了させなければ、新たなアプリケーションプログラムを起動することはできない。携帯電話機1’においてマルチタスク処理を行うことも技術的には可能であるが、マルチタスク化するには、高速なプロセッサや大容量のメモリが必要となり、コストアップにつながる。
【0008】
携帯電話機1’のユーザは、あるアプリケーションプログラムを実行している時に、他のアプリケーションプログラムのデータを参照したいという場合がある。例えば、電話帳プログラムを起動し、電話帳データを編集している状態で、受信メールの本文を参照したいような場合である。
【0009】
図19のステップS601〜S606は、従来の携帯電話機1’における操作の一例を示したフローチャートであり、電話帳データの編集中にメール本文を参照する際の操作手順が示されている。また、図20の(a)〜(d)は、このときのメイン表示部10における主な画面表示を順に示した図である。
【0010】
電子メールの本文を参照するためには、メールプログラムを起動する必要がある。ところが、電話帳データの編集中は、電話帳プログラムの実行中であるため、まず電話帳プログラムを終了させて待受け画面に戻る必要がある(ステップS601)。このとき、編集中の電話帳データを一旦保存しておく必要がある。その後にメールプログラムを起動させ、参照したいメール本文を表示させる(ステップS602)。そして、当該メール本文中の目的とする文字列を選択して、コピー操作を行って当該文字列を一時記憶メモリに記憶させる(ステップS603)。
【0011】
次に、メールプログラムを終了させて待受け画面に戻り、再び電話帳プログラムを起動させる(ステップS604,S605)。更に、先に保存を行った編集中の電話帳データを選択し、表示させることにより最初の編集状態にまで戻ることができる。この状態で所定の位置にカーソルを移動させてペースト操作を行うことにより、一時記憶メモリに記憶させた文字列を電話帳データとして入力することができる(ステップS606)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯電話機1’は、シングルタスク処理を行っており、1つのアプリケーションプログラムの実行中に、他のアプリケーションプログラムを実行させることができなかった。このため、例えば、他のアプリケーションプログラムのデータを参照しようとすれば、上述した様な煩雑な操作を行う必要があった。
【0013】
一方、マルチタスク処理を行おうとすれば、複雑な処理手順からなるOS(Operation System)が必要となり、高速な実行処理を行うことができるプロセッサが必要になる。また、大容量のメモリが必要となり、コストアップにつながる。
【0014】
また、シングルタスク処理の場合であっても、2以上のアプリケーションプログラム用のメモリ領域を同時に確保することができれば、擬似的なマルチタスク処理を実現することができる。すなわち、アプリケーションプログラムをユーザが切り替えることにより、アプリケーションプログラムの実行中に他のアプリケーションプログラムのデータを参照することが可能となる。しかしながら、複数のアプリケーションプログラムのためのメモリ領域を同時に確保しようとすれば、大容量のメモリが必要になるという問題があった。
【0015】
また、携帯電話機1’は、アプリケーション表示領域20が狭く、1つのアプリケーションプログラムがアプリケーション表示領域20を占有していることから操作性が悪く、混乱したユーザは何を操作しているのかがわからなくなるおそれもある。
【0016】
特に、携帯電話機1’の場合、常時着信可能であることが求められるが、複雑な操作を行っている時に着信があった場合、着信時にメモリ容量が不足するおそれがある。また、終話後のユーザが、着信前に何の操作をしていたのかがわからなくなるというおそれがある。
【0017】
また、携帯電話機1’は、メールセンターからメール受信通知を受け取ると直ちにメール受信を開始することが求められているが、メール受信時にもメモリ容量が不足するおそれがある。また、受信メールを閲覧したユーザは、電子メール受信前に何の操作をしていたのかがわからなくなるというおそれがある。
【0018】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、アプリケーションプログラムの実行中に、他のアプリケーションプログラムを実行可能な携帯電話機を安価に提供することを目的とする。特に、アプリケーションプログラムの実行中に、他のアプリケーションプログラムのデータを参照可能な携帯電話機を安価に提供することを目的とする。また、携帯電話機による通話中やメール本文の閲覧中にメモリ不足となるのを防止することを目的とする。また、2以上のアプリケーションプログラムを使用可能な携帯電話機の操作性を向上させることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明による携帯電話機は、2以上のアプリケーションプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、ユーザの指定した第1アプリケーションプログラムを実行するプログラム実行手段と、第1アプリケーションプログラムの実行中に、第2アプリケーションプログラムをユーザに選択させるアプリケーション選択手段とを備えて構成される。上記プログラム実行手段は、アプリケーション選択手段により第2アプリケーションプログラムが選択された場合に、第1アプリケーションプログラムを休止させ、一部の機能が制限された第2アプリケーションプログラムを起動する。また、第2アプリケーションプログラムの終了時に、休止中の第1アプリケーションプログラムの実行を再開させる。
【0020】
この様にして、第1アプリケーションプログラムの実行中に第2アプリケーションプログラムを起動する際、一部の機能を制限して起動させることにより、新たに確保すべきメモリ領域を減少させることができる。このため、必要とされるメモリ容量が少ない場合であっても、第1アプリケーションプログラムに割り当てられたメモリ領域を解放することなく、第2アプリケーションプログラムを起動させることが可能となる。従って、第2アプリケーションプログラムの終了後には、第1アプリケーションプログラムを休止前の状態で再開させることができる。
【0021】
また、本発明による携帯電話機は、一部の機能が制限された第2アプリケーションプログラムの実行中、第2アプリケーションプログラムのデータに対する変更操作が制限され、参照操作が許容される。つまり、データの参照操作を可能とする一方、比較的大きなメモリ容量を必要とするデータの変更操作を制限することによって、第2アプリケーションプログラムの起動時に新たに必要とされるメモリ容量を効果的に低減することができる。
【0022】
また、本発明による携帯電話機は、上記プログラム実行手段が、第2アプリケーションプログラムの実行中に着信があった場合に通話プログラムを起動し、通話プログラムの終了時に、休止中の第1アプリケーションプログラムの実行を再開させる。通話プログラムの終了時に、休止中の第1アプリケーションプログラムの実行を再開させることによって、第2アプリケーションプログラムの使用するメモリ領域を解放し、通話アプリケーションの実行中にメモリ不足となるのを防止することができる。また、着信前の操作過程を通話中に忘れてしまったユーザが、終話後に混乱するのを防止することができる。
【0023】
また、本発明による携帯電話機は、上記プログラム実行手段が、第2アプリケーションプログラムの実行中にメール受信通知があった場合に、第2アプリケーションプログラムを休止させてメールプログラムを起動し、電子メールの受信後に、休止中の第2アプリケーションプログラムの実行を再開させる。従って、電子メールの受信後に、第2アプリケーションプログラムを引き続き実行させることができる。
【0024】
また、本発明による携帯電話機は、第2アプリケーションプログラムの休止中にユーザがメール本文を閲覧した場合に、休止中の第2アプリケーションプログラムを終了させ、その後のメールプログラムの終了時に、休止中の第1アプリケーションプログラムの実行を再開させる。メール本文を閲覧後のメールプログラムの終了時に、休止中の第1アプリケーションプログラムの実行を再開させることによって、第2アプリケーションプログラムの使用するメモリ領域を解放し、メールアプリケーションの実行中にメモリ不足となるのを防止することができる。また、メモリ領域の解放を行わない場合でも、着信前の操作過程をメール閲覧中に忘れてしまったユーザが、メールプログラム終了後に混乱するのを防止することができる。
【0025】
また、本発明による携帯電話機は、アプリケーションプログラムによって占有されるアプリケーション表示領域を有する表示手段と、アプリケーション表示領域を使用する第1アプリケーションプログラムを実行するプログラム実行手段と、第1アプリケーションプログラムの実行中に、アプリケーション表示領域を使用する第2アプリケーションプログラムをユーザに選択させるアプリケーション選択手段とを備えて構成される。上記プログラム実行手段は、アプリケーション選択手段により第2アプリケーションプログラムが選択された場合に、第1アプリケーションプログラムを再開可能な状態で休止させ、一部の機能が制限された第2アプリケーションプログラムを起動する。この様な構成により、メモリ容量が少ない場合であっても、第1アプリケーションプログラムの実行中に第2アプリケーションプログラムを起動させることが可能となる。
【0026】
また、本発明による携帯電話機は、上記表示手段が、動作状態を表示する状態表示領域を有し、上記プログラム実行手段が、第2アプリケーションプログラムの実行中に、第1アプリケーションプログラムが休止中であることを状態表示領域に表示する。この様な構成により、狭い表示領域しか有しない携帯電話機において、第1アプリケーションプログラムが休止中であることをユーザは容易に認識することができ、操作性を向上させることができる。
【0027】
また、本発明による携帯電話機は、上記プログラム選択手段が、第2アプリケーションプログラムとして、第1アプリケーションプログラムと同じアプリケーションプログラムを選択させないように構成される。同一のアプリケーションプログラムを2つ同時に動作させることを禁止することにより、複雑な処理を行うことなく、第2アプリケーションプログラムを起動させることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による携帯電話機1の外観の一例を示した図である。この携帯電話機1を図17(従来の技術)の場合と比較すれば、Viewキー18を備えている点で相違する。
【0029】
Viewキー18は、実行中のアプリケーションプログラムを終了させることなく、他のアプリケーションプログラムを起動させるためのキーである。このViewキー18が押下操作されると、新たに起動させるアプリケーションプログラムを選択するためのランチャー(Launcher)画面が表示される。
【0030】
ユーザがこのランチャー画面上でアプリケーションプログラムを選択すれば、実行中であったプログラムは一旦休止させられ、再開可能な状態でメモリ上に維持される。また、選択されたアプリケーションプログラムが新たに起動され、アプリケーション表示領域20を使用する。
【0031】
アプリケーション選択手段としての上記ランチャー画面をアシスタントビュアーと呼び、アシスタントビュアーで選択されたアプリケーションプログラムが実行されている状態をビュアーモードと呼ぶことにする。また、ビュアーモードで実行中のアプリケーションプログラムをビュアーモードプログラムと呼び、通常モードで実行中のアプリケーションプログラムを通常モードプログラムと呼ぶことにする。
【0032】
ビュアーモードプログラム上では、データの参照操作を行うことができるが、ビュアーモード以外の通常モードにおいて当該アプリケーションプログラムが起動された場合に可能な操作、例えば、データの変更操作や送信操作などを行うことができない。つまり、ビューアモードでは、一部の機能が制限された状態でアプリケーションプログラムが起動される。
【0033】
ビュアーモードにおいて、ユーザが再びViewキー18を押下操作し、あるいは、終話キー14を押下操作すれば、ビュアーモードが終了する。すなわち、ビュアーモードプログラムが終了し、休止中であった通常モードプログラムの実行が再開される。
【0034】
図2のステップS101〜S105は、本発明の実施の形態1による携帯電話機1における操作手順の一例を示したフローチャートであり、電話帳データの編集中に受信メールを参照する場合の操作が順に示されている。また、図3の(a)〜(c)は、このときのメイン表示部10における主な画面表示の一例について順に示した図である。
【0035】
まず、通常モードプログラムとして電話帳プログラムを起動させ、目的とする電話帳データを選択して表示させ、当該電話帳データが編集可能な状態になっているものとする(図3の(a))。この状態から、電子メールの本文を参照したい場合、Viewキー18を押下すると、アシスタントビュアーが表示される(ステップS101、図3の(b))。
【0036】
アシスタントビュアー内には、アプリケーションプログラムが一覧表示される。ただし、実行中の通常モードプログラムに応じて、ビュアーモードでの起動が禁止されているアプリケーションプログラムがある場合、当該アプリケーションプログラムがグレーアウト表示され、ユーザは選択することできない。例えば、実行中の通常モードプログラムと同一のアプリケーションプログラムをビュアーモードプログラムとして起動することはできない。
【0037】
アシスタントビュアー内において、ユーザがビュアーモードで起動したいアプリケーションプログラムを選択すれば、当該アプリケーションプログラムが起動される(ステップS102)。このため、ユーザは、アシスタントビュアー内でメールプログラムを選択し、ビュアーモードプログラムとしてメールプログラムを起動する。そして、起動されたメールプログラム上で参照したいメール本文を表示させ、目的とする文字列を選択してコピー操作を行えば、当該文字列を一時記憶メモリに記憶させることができる(ステップS103)。
【0038】
ビュアーモード中は、ピクト表示領域21にビュアーモードであることを示すアイコンが表示される。ここでは、電話帳プログラムが休止中であることを表示するとともに、ビュアーモードであることをユーザに意識させるように電話帳アイコンを点滅表示させている(図3の(c))。
【0039】
次に、ユーザがViewキー18を再び押下操作すると、先にViewキー18を押下操作した時の状態に戻る(ステップS104)。すなわち、休止中の電話帳プログラムの実行が再開され、電話帳データが先の編集中の状態で表示される。この状態で、ペースト操作を行うことにより、一時記憶メモリに記憶させた文字列を電話帳データとして入力することができる(ステップS105)。
【0040】
この様にして、電話帳データを編集中のユーザは、編集中のデータを保存することなく、受信メール本文を参照することができる。また、参照後にViewキー18を押下操作するだけで、電話帳データの編集状態に戻ることができる。つまり、従来の携帯電話機のように、メールプログラムを終了させ、電話帳プログラムを起動し、更に目的とする電話帳データを選択して、編集可能な状態にまで戻すという一連の煩雑な作業を行う必要がない。
【0041】
図4は、携帯電話機1内の要部に関する一構成例を示したブロック図である。図中の30はプログラム実行処理部、31はプログラム記憶部、32はメモリ、33は表示制御部、34はキー操作検出部、35は音声I/F部、36は無線部である。
【0042】
プログラム実行処理部30は、マイクロプロセッサからなるプログラム実行手段である。プログラム記憶部31は、アプリケーションプログラムを記憶保持するROMである。メモリ32は、プログラム実行処理部30が作業領域として使用するRAMである。
【0043】
表示制御部33は、プログラム実行処理部30からの制御信号に基づいてメイン表示部10及びサブ表示部11の表示制御を行っている。キー操作検出部34は、ユーザによるキー12〜15及び18の操作を検出し、プログラム実行処理部30へ出力している。音声I/F部35は、スピーカ16及びマイクロフォン17による音声の入出力制御を行っている。無線部36は、無線基地局(不図示)との間で無線信号の送受信を行っており、着信があった場合や、メール受信通知を受け取った場合には、プログラム実行処理部30へ通知する。
【0044】
プログラム実行処理部30は、ユーザがキー操作により指定したアプリケーションプログラムを実行する。プログラムの実行処理は、プログラム記憶部31から読み出されたプログラムコードに従って行われる。その結果、メモリ32内の作業領域に対するデータ書き込み、データ読み出し、あるいは、表示制御部33への信号出力等が行われる。
【0045】
図5のステップS201〜S207は、プログラム実行処理部30の動作の一例を示したフローチャートであり、Viewキー18の操作時の動作が示されている。ユーザがViewキー18を操作した場合、キー操作検出部34からプログラム実行処理部30へその検出信号が出力される。
【0046】
プログラム実行処理部30は、まず、アプリケーションプログラムが実行中であるか否かを判別する(ステップS201)。アプリケーションプログラムの実行中でない場合には、この処理プロセスを終了し、Viewキー18の操作は無視される。
【0047】
アプリケーションプログラムの実行中であれば、ビュアーモード中であるか否かを判別する(ステップS202)。ビュアーモードではない場合、プログラム実行処理部30がアシスタントビュアーを表示させ、ビュアーモードで起動させるアプリケーションプログラムをユーザに選択させる(ステップS203)。ユーザが選択を行うと、通常モードプログラムAP1を休止させ(ステップS204)、選択されたアプリケーションプログラムをビュアーモードプログラムAP2として起動する(ステップS205)。
【0048】
一方、ステップS202において、ビュアーモード中であった場合、ビュアーモードを終了させる。すなわち、実行中のビュアーモードプログラムAP2を終了させ(ステップS206)、休止中の通常モードプログラムAP1の実行を再開させる(ステップS207)。
【0049】
図6は、メモリ32内の作業領域の割り当ての一例を示した図であり、(a)は通常モードの場合、(b)がビュアーモードの場合である。通常モードプログラムAP1が実行されている通常モードの場合、通常モードプログラムAP1の実行に必要な作業領域がメモリ上に確保されている(図中の(a))。
【0050】
次に、ビュアーモードでアプリケーションプログラム起動させた場合、通常モードプログラムAP1の作業領域を維持したままで、ビュアーモードプログラムAP2の作業領域が新たに確保される。ビュアーモードで起動されたアプリケーションプログラムは、一部の機能が制限されているため、通常モードで起動された場合に比べて、確保すべき作業領域を小さくすることができる(図中の(b))。
【0051】
このため、アプリケーションプログラムに割り当て可能なメモリ32の記憶容量が、2つのアプリケーションプログラムがそれぞれ通常モードプログラムとして起動された場合に必要となるメモリ容量の合計よりも少ない場合であっても、第1アプリケーションプログラムに割り当てられたメモリ領域を解放することなく、第2アプリケーションプログラムを起動させることが可能となる。
【0052】
例えば、ユーザに対しデータ参照操作のみを許容する場合であれば、データの表示処理や、これに直接関連する処理、例えばソート処理などが実行可能であればよい。従って、比較的大きな作業領域が必要となるデータ変更操作(データ削除、新規作成も含む)をビュアーモードにおいて禁止するように機能制限すれば、必要とされるメモリ32の記憶容量を効果的に低減させることができる。
【0053】
メモリ32上での作業領域の広さは、アプリケーションプログラムごとに異なるが、同じアプリケーションプログラムで比較すれば、ビュアーモードの場合には、通常モードに比べて、3/4程度の作業領域になると考えられる。なお、メモリ使用量の小さいアプリケーションプログラムについては、ビュアーモードにおいて機能制限することなく起動してもよい。例えば、電卓プログラムの場合であれば、全機能をビュアーモードで使用可能としてもよい。
【0054】
図7及び図8の(a)〜(k)は、本発明の実施の形態1による携帯電話機1の他の動作例を示した図であり、電子メールの本文の編集中に、電話帳データを参照する場合におけるメイン表示部10の様子が時系列順に詳細に示されている。
【0055】
図中の(a)では、メールプログラムを起動させ、新規メールを作成するためにメール本文を編集している場合の表示画面が示されている。この状態において電話帳データを参照したい場合、ユーザはViewキー18を押下操作してアシスタントビュアーを表示させる(図中の(b))。
【0056】
このアシスタントビュアー内で電話帳プログラムを選択すれば、ビュアーモードプログラムとして電話帳プログラムが起動し、電話帳のデータグループをリスト表示するグループ選択画面が表示される(図中の(c))。グループ選択画面において目的とするグループを選択すれば、当該グループ内の登録者がリスト表示され(図中の(d))、目的とする登録者を選択すれば、当該登録者の電話帳データ、例えば電話番号やメールアドレスが表示される(図中の(e))。
【0057】
この電話番号を電子メールの本文に入力したい場合であれば、サブメニューに対応する機能キー12を押下操作して、サブメニューを表示させて項目コピーを選択する(図中の(f))。このとき、ビュアーモードにおいて使用できない編集、削除などの選択肢は、サブメニュー内にグレーアウト表示され、選択することができない。
【0058】
サブメニューにおいてコピーを選択すれば、コピー操作完了のメッセージが一定時間表示された後(図中の(g))、電話帳データの表示画面に戻る(図中の(h))。その後、再びViewキー18を押下操作すれば、ビュアーモードを終了させ、ビュアーモードの開始直前のメール編集画面に戻ることができる(図中の(i))。
【0059】
図中の(c)〜(h)は、ビュアーモード中であり、休止中の通常モードプログラム(ここではメールプログラム)を示すメールアイコンがピクト表示領域21に点滅表示される。また、ビュアーモード中は、Viewキー18又は終話キー14を操作することにより、いつでも元のメール編集画面に戻ることができる。なお、図中の(c)〜(h)において、ユーザが電話帳データを参照するために行う操作は、電話帳プログラムが通常モードで起動された場合と全く同様である。
【0060】
ビュアーモード終了後のメール編集画面で、サブメニューに対応する機能キー12を押下操作してサブメニューを表示させ、ペーストを選択する(図中の(j))。以上の操作により、電話帳データをメール本文に入力することができる(図中の(k))。
【0061】
本実施の形態によれば、アプリケーションプログラムの実行中に他のアプリケーションプログラムを起動する際、一部の機能を制限したビュアーモードプログラムとして起動させていることから、新たに確保すべきメモリ領域を減少させることができる。従って、メモリ32の容量が小さい場合であっても、実行中のアプリケーションプログラムに割り当てられたメモリ領域を解放することなく、他のアプリケーションプログラムを起動させることが可能となる。
【0062】
つまり、マルチタスク処理化することなく、また、メモリ容量を顕著に増大させることなく、アプリケーションプログラムを起動させ、その終了後には第1アプリケーションプログラムを休止前の状態で再開させることができるので、操作性に優れた携帯電話機を安価に提供することができる。
【0063】
特に、データ変更操作を禁止し、データ参照操作を可能とするビュアーモードとして、新たなアプリケーションプログラムを起動させることにより、効果的にメモリ容量を削減しつつ、操作性を向上させることができる。
【0064】
また、本実施の形態によれば、ビュアーモード中は、ピクト表示領域に休止中のアプリケーションプログラムを表示するアイコンを点滅表示させている。このため、狭い表示領域しか備えていない携帯電話機において、ユーザは、ビュアーモード中であることと、休止中のアプリケーションプログラムが何であるのかを容易に認識することができ、操作性を向上させることができる。
【0065】
実施の形態2.
実施の形態1では、アプリケーションプログラムの実行中に、他のアプリケーションプログラムをビュアーモードプログラムとして起動する携帯電話機について説明した。本実施の形態では、ビュアーモードプログラムの実行中に着信があった場合について説明する。
【0066】
図9のステップS301〜S303は、本発明の実施の形態2による携帯電話機の動作の一例を示したフローチャートであり、着信があった場合におけるプログラム実行処理部30の動作の一例が示されている。携帯電話機1が無線基地局から着信信号を受信した場合、無線部36からプログラム実行処理部30へ着信のあったことが通知される。
【0067】
着信時のプログラム実行処理部30は、ビュアーモード中であるか否かを判別する(ステップS301)。ビュアーモード中であった場合には、実行中のビュアーモードプログラムAP2を終了させ、そのメモリ領域を解放する(ステップS302)。その後に、通話プログラムを起動させ、ユーザは通話を行うことができる。
【0068】
携帯電話機1は、電波状態が良好である限り、常に無線基地局から着信信号を受け取る可能性がある。ビュアーモードにおいて着信呼び出しがあった場合、ビュアーモードで実行中のビュアーモードプログラムAP2を終了させることにより、通話プログラムの実行中にメモリ不足となるのを防止することができる。
【0069】
図10のステップS401〜S403は、着信後の終話時におけるプログラム実行処理部30の動作の一例を示したフローチャートである。通話終了時のプログラム実行処理部30は、まず通話プログラムを終了させる(ステップS401)。その後、ビュアーモード中であるか否かを判別する(ステップS402)。ビュアーモード中であった場合には、休止中の通常モードプログラムAP1の実行を再開させる。
【0070】
着信呼び出しを受けて通話を行った場合、特に長時間にわたって通話した場合には、ユーザは着信前の操作過程を忘れてしまう場合がある。ビュアーモードで操作中であったということを忘れてしまった場合、終話後のユーザは混乱してしまうおそれがある。このため、ビュアーモードにおいて着信があった場合には、ビュアーモードプログラムAP2に戻るよりも、休止中の通常モードプログラムAP1に戻る方が操作性に優れている。
【0071】
図11は、ビュアーモード中に着信があった場合におけるメモリ32内の作業領域の割り当ての一例を示した図である。図中の(a)には、着信前のビュアーモードにおける様子が示されており、休止中の通常モードプログラムAP1と、実行中のビュアーモードプログラムAP2のそれぞれにメモリ領域が割り当てられている。
【0072】
図中の(b)には、着信後から終話時まで、つまり、通話中における様子が示されている。着信時にビュアーモードプログラムAP2を終了させ、ビュアーモードプログラムAP2に割り当てられていたメモリ領域を解放させた後、新たに通話プログラムにメモリ領域が割り当てられている。図中の(c)には、終話後の様子が示されている。通話プログラムの終了により、通話プログラムに割り当てられたメモリ領域が解放され、通常モードプログラムAP1にのみメモリ領域が割り当てられている。
【0073】
本実施の形態によれば、ビュアーモードプログラムAP2の実行中に着信があった場合に、プログラム実行処理部30が、通話プログラムを起動し、通話プログラムの終了時に、休止中の通常モードプログラムAP1の実行を再開させる。このため、通話中に、より望ましくは着信時にアプリケーションプログラムの使用するメモリ領域を解放することができ、通話中にメモリ不足となるのを防止することができる。
【0074】
また、通話プログラムの終了時に、休止中の通常モードプログラムAP1の実行を再開させることにより、着信前の操作状況を通話中に忘れてしまったユーザが、終話後に混乱するのを防止することができる。
【0075】
実施の形態3.
実施の形態2では、ビュアーモード中に着信があった場合の動作について説明した。これに対し、本実施の形態では、ビュアーモード中にメール受信通知があった場合の動作について説明する。
【0076】
図12のステップS501〜S510は、本発明の実施の形態3による携帯電話機の動作の一例を示したフローチャートであり、ビュアーモード中にメール受信通知があった場合におけるプログラム実行処理部30の動作が示されている。
【0077】
携帯電話機1は、通常、無線基地局からメール受信通知を受け取った場合、電波状態が良好であれば、直ちにメール受信を開始する。このメール受信通知は、メールセンターのサーバが、携帯電話機1に予め割り当てられたメールアドレス宛の電子メールを受信した場合に送信される。
【0078】
ビュアーモードにおいてメール受信通知を受け取った場合、実行中のビュアーモードプログラムAP2を休止させる(ステップS501)。つまり、メモリ領域を解放することなく、再開可能な状態に維持しておく。次に、メールプログラムを起動させ、メール受信を開始する(ステップS502,S503)。
【0079】
メール受信完了後に、ユーザがメールプログラムを終了させた場合(ステップS504)、休止中のビュアーモードプログラムAP2の実行が再開される(ステップS505)。メール受信完了前に、ユーザがメール受信を中断させてメールプログラムを終了させた場合や、メール受信完了後のタイムアウトによって自動的にメールプログラムが終了した場合も同様である。
【0080】
一方、ユーザが受信メールの本文の閲覧を開始した場合には、休止中のビュアーモードプログラムAP2を終了させ、そのメモリ領域を解放し、メール本文の閲覧処理を実行する(ステップS506〜S508)。メール本文を閲覧した後は、更に必要に応じて、返信メールなどのメール作成、編集操作を行うこともできる。
【0081】
メール本文の閲覧、編集などの操作時には、メール受信処理時に比べ、メールプログラムがメモリ32内においてより広い作業領域を必要とする。このため、ビュアーモードプログラムAP2のメモリ領域を解放することによって、メール本文の閲覧中や編集中にメモリ不足となるのを防止することができる。
【0082】
メール本文の閲覧後に、ユーザがメールプログラムを終了させた場合、休止中の通常モードプログラムAP1の実行が再開される(ステップS509,S510)。メール受信処理を行った場合、ユーザはメール受信だけでなく、受信メールを閲覧し、あるいは、更に返信メールを作成する場合が少なくない。このような場合、ユーザはメール受信前の操作過程を忘れてしまう場合がある。ビュアーモードで操作中であったことを忘れてしまった場合、終話後のユーザは混乱してしまうと考えられる。
【0083】
このため、ビュアーモード中にメール受信が行われ、ユーザが受信メールの本文を閲覧した場合には、メールプログラムの終了時にビュアーモードプログラムAP2に戻るよりも、休止中の通常モードプログラムAP1に戻る方が操作性に優れている。
【0084】
図13は、ビュアーモード中にメール受信通知があり、ユーザがメール本文の閲覧を行わない場合におけるメモリ32内における作業領域の割り当ての一例を示した図である。図中の(a)は、メール受信前のビュアーモードにおける様子が示されており、休止中の通常モードプログラムAP1と、実行中のビュアーモードプログラムAP2にメモリ領域がそれぞれ割り当てられている。
【0085】
図中の(b)は、メール受信中における様子が示されている。休止中の通常モードプログラムAP1及びビュアーモードプログラムAP2と、実行中のメールプログラムにメモリ領域がそれぞれ割り当てられている。
【0086】
図中の(c)は、ユーザがメール本文を閲覧することなく、メールプログラムが終了された場合の状態が示されている。ビュアーモードプログラムAP2の実行が再開され、メモリ領域の割り当ては図中の(a)と同様である。
【0087】
図14は、ビュアーモード中にメール受信通知があり、ユーザがメール本文の閲覧を行う場合におけるメモリ32内における作業領域の割り当ての一例を示した図である。図14の(a)はメール受信前、(b)はメール受信中の様子を示した図であり、図13の(a)及び(b)と全く同様である。
【0088】
図14の(c)は、ユーザがメール本文を閲覧している場合の様子が示されている。メール閲覧の開始時に、ビュアーモードプログラムAP2が終了させられ、そのメモリ領域が解放される。このため、メールプログラムに対して、より広いメモリ領域を割り当てることができる。
【0089】
図14の(d)は、ユーザがメール本文を閲覧した後、メールプログラムを終了した場合の状態が示されている。この場合、通常モードプログラムAP1の実行が再開される。つまり、通常モードに戻り、メモリ領域を使用するアプリケーションプログラムは、通常モードプログラムAP1のみとなる。
【0090】
図15の(a)〜(f)は、本発明の実施の形態3による動作の一例を示した図である。この図は、スケジュールプログラムを休止させ、電卓プログラムを実行しているビュアーモードにおいて、メール受信が行われた際、メール本文を閲覧することなくメールプログラムを終了させる場合の表示画面が時系列順に示されている。
【0091】
図中の(a)には、通常モードプログラムとしてスケジュールプログラムを実行中の表示画面が示されている。この状態において、ユーザがViewキー18を押下操作し、アシスタントビュアーから電卓プログラムを選択した場合の表示画面が、図中の(b)に示されている。このとき、スケジュールプログラムを示すアイコンが、ピクト表示領域21に点滅表示され、ビュアーモードであることが示されている。
【0092】
図中の(c)は、メール受信中の表示画面である。図中の(d)は、メール受信完了後の表示画面であり、新着メールがあることをユーザに知らせるメッセージが表示される。この状態で、ユーザが未読メールを選択せずに、メールプログラムが終了した場合、休止中の電卓プログラムの実行が再開され、電卓の画面が表示される(図中の(e))。この画面は、メール受信が開始される直前の表示画面(図中の(b))と全く同じ表示画面である。その後、ユーザがViewキー18を押下操作すれば、ビュアーモードプログラムAP2としての電卓プログラムを終了させ、スケジュールの表示画面に戻る(図中の(f))。
【0093】
図16の(e’)〜(g’)は、スケジュールプログラムを休止させ、電卓プログラムを実行しているビュアーモードにおいて、メール受信が行われた際、ユーザがメール本文を閲覧した場合の表示画面が時系列順に示されている。
【0094】
図中の(e’)は、図15の(d)の状態、すなわち、メール受信完了後の表示画面において、ユーザが未読メールを選択した場合の表示画面が示されている。ここでは、未読メールとして1件のメールが表示されている。メール本文を閲覧したいユーザは、目的とするメールの表示を選択する。
【0095】
図中の(f’)には、このメール選択操作によって、選択されたメール本文が表示された画面が示されている。図中の(g’)は、ユーザがメール本文の閲覧を終えてメールプログラムを終了させた場合の画面表示が示されており、電卓ではなく、図15の(a)と同様のスケジュール画面に戻る(図16の(g’))。
【0096】
本実施の形態によれば、ビュアーモードプログラムAP2の実行中にメール受信通知があった場合、プログラム実行処理部30が、ビュアーモードプログラムAP2を休止させてメール受信プログラムを起動し、電子メールの受信後に、休止中のビュアーモードプログラムAP2の実行を再開させる。従って、電子メールの受信後に、ビュアーモードプログラムAP2を引き続き実行させることができる。
【0097】
また、本実施の形態によれば、ビュアーモードプログラムAP2の休止中にユーザがメール本文を閲覧した場合、休止中のビュアーモードプログラムAP2を終了させ、その後のメールプログラムの終了時に、休止中の通常モードプログラムの実行を再開させる。従って、メール本文の閲覧中にメモリが不足するのを防止することができる。この場合、メモリ領域の解放は、メール本文の閲覧時に行われることが望ましい。また、メール閲覧中に着信前の操作過程を忘れてしまったユーザが、メールプログラム終了後に混乱するのを防止することができる。
【0098】
【発明の効果】
本発明によれば、第1アプリケーションプログラムの実行中に第2アプリケーションプログラムを起動する際、一部の機能を制限して起動させることにより、新たに確保すべきメモリ領域を減少させている。このため、アプリケーションプログラムの実行中に、他のアプリケーションプログラムを実行可能な携帯電話機を安価に提供することができる。特に、アプリケーションプログラムの実行中に、他のアプリケーションプログラムのデータを参照可能な携帯電話機を安価に提供することができる。
【0099】
また、本発明によれば、第2アプリケーションプログラムの実行中に着信があった場合に通話プログラムを起動し、通話プログラムの終了時に、休止中の第1アプリケーションプログラムの実行を再開させている。従って、通話アプリケーションの実行中にメモリ不足となるのを防止することができる。また、終話後にユーザを混乱させることがなく、操作性を向上させることができる。
【0100】
また、本発明によれば、第2アプリケーションプログラムの実行中にメール着信通知があった場合にメールプログラムを起動する。このメールプログラム上で、ユーザがメール本文を閲覧した場合、メールプログラムの終了時に、休止中の第1アプリケーションプログラムの実行を再開させている。従って、メール本文の閲覧中にメモリ不足となるのを防止することができる。また、メール閲覧後にユーザを混乱させることがなく、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による携帯電話機1の外観の一例を示した図である。
【図2】本発明の実施の形態1による操作手順の一例を示したフローチャートであり、電話帳データの編集中に受信メールを参照する際の操作が順に示されている。
【図3】メイン表示部10における主な画面表示の一例について順に示した図である。
【図4】携帯電話機1内の要部に関する一構成例を示したブロック図である。
【図5】プログラム実行処理部30の動作の一例を示したフローチャートであり、Viewキー18の操作時の動作が示されている。
【図6】メモリ32内の作業領域の割り当ての一例を示した図であり、(a)は通常モードの場合、(b)がビュアーモードの場合である。
【図7】本発明の実施の形態1による他の動作例を示した図であり、メール本文の編集中に、電話帳を参照する場合におけるメイン表示部10の様子が時系列順に詳細に示されている。
【図8】図7に引き続き、本発明の実施の形態1による携帯電話機1における他の動作例を示した図である。
【図9】本発明の実施の形態2による携帯電話機の動作の一例を示したフローチャートであり、着信呼び出しがあった場合におけるプログラム実行処理部30の動作が示されている。
【図10】着信後の終話時におけるプログラム実行処理部30の動作が示されている。
【図11】ビュアーモード中に着信があった場合におけるメモリ32の作業領域の割り当ての一例を示した図である。
【図12】本発明の実施の形態3による携帯電話機の動作の一例を示したフローチャートであり、ビュアーモード中にメール受信通知があった場合におけるプログラム実行処理部30の動作が示されている。
【図13】ビュアーモード中にメール受信通知があった場合におけるメモリ32の作業領域の割り当ての一例を示した図であり、ユーザがメール本文の閲覧を行わない場合について示されている。
【図14】ビュアーモード中にメール受信通知があった場合におけるメモリ32の作業領域の割り当ての一例を示した図であり、メール本文の閲覧が行われる場合について示されている。
【図15】本発明の実施の形態3による動作例を示した図であり、ビュアーモード中にメール受信が行われた際、ユーザがメール本文を閲覧しなかった場合の表示画面が順に示されている。
【図16】ビュアーモード中にメール受信が行われた際、ユーザがメール本文を閲覧した場合の表示画面が順に示されている。
【図17】従来の携帯電話機1’の外観の一例を示した図であり、(a)は折畳み可能な形状からなる携帯電話機1’を開いた状態の操作面側が示され、(b)は、折り畳んだ状態が示されている。
【図18】メイン表示部10の表示例を示した図である
【図19】従来の携帯電話機1’における操作の一例を示したフローチャートである。
【図20】電話帳データの編集中にメール本文を参照する場合におけるメイン表示部10の主な画面表示を順に示した図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機
10 メイン表示部
11 サブ表示部
14 終話キー
18 Viewキー
20 アプリケーション表示領域
21 ピクト表示領域
22 キー表示領域
30 プログラム実行処理部
31 プログラム記憶部
32 メモリ
AP アプリケーションプログラム
AP1 通常モードプログラム
AP2 ビュアーモードプログラム

Claims (10)

  1. 2以上のアプリケーションプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    ユーザの指定した第1アプリケーションプログラムを実行するプログラム実行手段と、
    第1アプリケーションプログラムの実行中に、第2アプリケーションプログラムをユーザに選択させるアプリケーション選択手段とを備え、
    上記プログラム実行手段は、アプリケーション選択手段により第2アプリケーションプログラムが選択された場合に、第1アプリケーションプログラムを休止させ、一部の機能が制限された第2アプリケーションプログラムを起動し、
    第2アプリケーションプログラムの終了時に、休止中の第1アプリケーションプログラムの実行を再開させることを特徴とする携帯電話機。
  2. 一部の機能が制限された第2アプリケーションプログラムの実行中は、第2アプリケーションプログラムのデータに対する変更操作が制限され、参照操作が許容されることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 上記プログラム実行手段が、第2アプリケーションプログラムの実行中に着信があった場合に通話プログラムを起動し、
    通話プログラムの終了時に、休止中の第1アプリケーションプログラムの実行を再開させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  4. 上記プログラム実行手段が、第2アプリケーションプログラムの実行中にメール受信通知があった場合に、第2アプリケーションプログラムを休止させてメールプログラムを起動し、
    電子メールの受信後に、休止中の第2アプリケーションプログラムの実行を再開させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  5. 第2アプリケーションプログラムの休止中にユーザがメール本文を閲覧した場合に、休止中の第2アプリケーションプログラムを終了させ、
    その後のメールプログラムの終了時に、休止中の第1アプリケーションプログラムの実行を再開させることを特徴とする請求項4に記載の携帯電話機。
  6. アプリケーションプログラムによって占有されるアプリケーション表示領域を有する表示手段と、
    アプリケーション表示領域を使用する第1アプリケーションプログラムを実行するプログラム実行手段と、
    第1アプリケーションプログラムの実行中に、アプリケーション表示領域を使用する第2アプリケーションプログラムをユーザに選択させるアプリケーション選択手段とを備え、
    上記プログラム実行手段は、アプリケーション選択手段により第2アプリケーションプログラムが選択された場合に、第1アプリケーションプログラムを再開可能な状態で休止させ、一部の機能が制限された第2アプリケーションプログラムを起動することを特徴とする携帯電話機。
  7. 上記表示手段が、動作状態を表示する状態表示領域を有し、
    上記プログラム実行手段が、第2アプリケーションプログラムの実行中に、第1アプリケーションプログラムが休止中であることを状態表示領域に表示することを特徴とする請求項6に記載の携帯電話機。
  8. 上記プログラム選択手段が、第2アプリケーションプログラムとして、第1アプリケーションプログラムと同じアプリケーションプログラムを選択させないことを特徴とする請求項6に記載の携帯電話機。
  9. 上記プログラム実行手段が、第2アプリケーションプログラムの実行中に着信があった場合に、第2アプリケーションプログラムを終了させて通話プログラムを起動することを特徴とする請求項6に記載の携帯電話機。
  10. 上記プログラム実行手段が、第2アプリケーションプログラムの実行中にメール受信通知があった場合に、第2アプリケーションプログラムを休止させて、電子メールの受信及び閲覧を行うためのメールプログラムを起動し、
    第2アプリケーションプログラムの休止中にユーザがメール本文を閲覧した場合に、休止中の第2アプリケーションプログラムを終了させることを特徴とする請求項6に記載の携帯電話機。
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