JP2004298358A

JP2004298358A - Endoscope with mantle sheath

Info

Publication number: JP2004298358A
Application number: JP2003094280A
Authority: JP
Inventors: Teruo Ouchi; 輝雄大内
Original assignee: Pentax Corp
Current assignee: Pentax Corp
Priority date: 2003-03-31
Filing date: 2003-03-31
Publication date: 2004-10-28
Anticipated expiration: 2023-03-31
Also published as: JP4349830B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an endoscope with a mantle sheath in which a treatment tool can always be inserted smoothly into the treatment tool inserting channel of a multi-lumen channel tube from a branch hole in a branch section. <P>SOLUTION: In this endoscope with the mantle sheath, the branch section 30 through which the proximal end side portion of the multi-lumen channel tube 23 is passed in a removable state is disposed at positions on the proximal end sides of flexible inserting sections 11, 12, and 13 and a side hole 23a communicating with one of the channels 23S of the channel tube 23 is formed in the side wall of the tube 23 positioned in the branch section 30. In addition, the branch hole 33 is formed in the branch section 30 at the position facing the side hole 23a of the channel tube 23. Moreover, rotation stopping means 23b and 40 which inhibit the rotation of the channel tube 23 around its axial line in the branch section 30 are respectively installed to the tube 23 and branch section 30. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、体内に挿入される可撓性挿入部が体内の汚液に直接接触しないように、可撓性挿入部に外套シースを着脱自在に被覆して、外套シースだけを使い捨てできるようにした外套シース付内視鏡に関する。
【０００２】
【従来の技術】
外套シース付内視鏡において、流体や処置具等を通すためのチャンネルチューブは体内の汚液と接触するので外套シース側に設けられ、送気用、送水用及び吸引（兼処置具挿通）用の各チャンネルがバラバラにならないよう、それらを一本にまとめたマルチルーメンチャンネルチューブが用いられる。
【０００３】
そのようなマルチルーメンチャンネルチューブの一端は外套シースの先端部分に開口し、他端側は、外套シースの基端部分に配置された分岐部を通過させてそこから長く引き出され、マルチルーメンチャンネルチューブの基端寄りの部分には、分岐部に形成された分岐孔（処置具差込孔）に通じる側孔が穿設してある（例えば、特許文献１）。
【０００４】
【特許文献１】
特開平４−３２５１３８号公報、図３
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来の外套シース付内視鏡においては、マルチルーメンチャンネルチューブの基端寄りの部分に形成されている側孔が常に分岐孔を臨む状態に位置するように、その部分でマルチルーメンチャンネルチューブが分岐部に接合されている。
【０００６】
そのような構造は、特許文献１に記載された外套シース付内視鏡のように、分岐孔（処置具差込孔）が外套シースに設けられている場合には特に問題にはならない。
【０００７】
しかし、そのような分岐孔（処置具差込孔）を外套シース側ではなく可撓性挿入部側（可撓性挿入部の基端又はそれに連結される操作部）に設ける構成を採る場合には、マルチルーメンチャンネルチューブを分岐部に対して着脱自在に構成する必要があるので、従来のように接合してしまうわけにいかない。
【０００８】
そのため、内視鏡の可撓性挿入部や湾曲部が体内への挿入動作に伴って不特定の方向に屈曲されると、それによってマルチルーメンチャンネルチューブが分岐部内で軸線周りに回転し、側孔の位置が分岐孔（処置具差込孔）に対向しなくなって、分岐孔（処置具差込孔）からマルチルーメンチャンネルチューブの処置具挿通用孔路への処置具挿入に支障をきたす状態になってしまう。
【０００９】
そこで本発明は、マルチルーメンチャンネルチューブの基端寄りの部分が挿脱可能な状態で通過する分岐部が可撓性挿入部の基端側の位置に配置された外套シース付内視鏡において、分岐部内の分岐孔からマルチルーメンチャンネルチューブの処置具挿通用孔路への処置具挿入を常に引っ掛かりなくスムーズに行うことができる外套シース付内視鏡を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の外套シース付内視鏡は、内視鏡の可撓性挿入部に着脱自在に被覆される外套シース内にマルチルーメンチャンネルチューブが挿通配置されてマルチルーメンチャンネルチューブの先端が外套シースの先端に取着され、外套シースが可撓性挿入部に被覆された状態においてマルチルーメンチャンネルチューブが通されるチャンネルガイドが可撓性挿入部に設けられると共に、マルチルーメンチャンネルチューブの基端寄りの部分が挿脱可能な状態で通過する分岐部が可撓性挿入部の基端側の位置に配置されて、分岐部内に位置するマルチルーメンチャンネルチューブの側壁面には、マルチルーメンチャンネルチューブの中の一つの孔路に連通する側孔が形成され、分岐部内には、マルチルーメンチャンネルチューブの側孔に対向する位置に分岐孔が形成された外套シース付内視鏡において、マルチルーメンチャンネルチューブが分岐部において軸線周りに回転するのを阻止する回転止め手段をマルチルーメンチャンネルチューブと分岐部に設けたものである。
【００１１】
なお、回転止め手段が、マルチルーメンチャンネルチューブに軸線と垂直の方向に形成されたスリットと、そのスリットに係合するように分岐部に設けられたスリット係合部材とからなるものであってもよい。
【００１２】
また、スリット係合部材が分岐部にスライド可能に配置されていて、スリット係合部材をスライドさせることによりスリットに対する係合状態を解除することができるようにしてもよい。
【００１３】
また、スリットが、マルチルーメンチャンネルチューブの側孔と連通していない孔路に対して干渉しない位置に形成されていて、マルチルーメンチャンネルチューブの側孔と連通している孔路が、側孔とスリットとの間で塞がれていてもよい。
【００１４】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図２において、１０は内視鏡、２０は、内視鏡１０の可撓性挿入部１１，１２，１３に着脱自在に被覆される外套シース、３０は、内視鏡１０のチャンネルガイド１７の基端側接続筒１７ｂに着脱自在に取り付けられる吸引アダプタ（分岐部）、５０は吸引チューブである。
【００１５】
内視鏡１０の可撓性挿入部１１，１２，１３は、遠隔操作によって屈曲する湾曲部１２が細長い可撓管部１１の先端に連結され、観察窓１４等が配置された先端部本体１３が湾曲部１２の先端に連結されて構成されている。
【００１６】
可撓管部１１の基端に連結された操作部１５には、湾曲部１２を遠隔的に屈曲操作する湾曲操作ノブ１６等が配置されており、湾曲操作ノブ１６を回転操作することによって湾曲部１２が二点鎖線で示されるように屈曲する。
【００１７】
可撓管部１１と湾曲部１２の内部には、中心軸線から偏位した位置に、例えばポリエチレン樹脂チューブ等のような可撓性チューブからなるチャンネルガイド１７が全長にわたって挿通配置されており、その先端開口１７ａが先端部本体１３に形成され、チャンネルガイド１７の基端は、操作部１５の下端部分から斜め方向に突出する基端側接続筒１７ｂに連通している。
【００１８】
外套シース２０には、例えばシリコンゴムチューブ等のような伸縮性のある材料によって薄肉円筒状に形成された被覆チューブ２１が、内視鏡１０の可撓管部１１と湾曲部１２に着脱自在に被覆されるように設けられ、その先端には透明な部材により形成されて先端部本体１３部分に被嵌される先端キャップ２２が水密に取り付けられている。
【００１９】
被覆チューブ２１の基端に固着された連結環２４は操作部１５と可撓管部１１との連結部１９に対して係脱自在になっていて、手動固定ネジ２５を締め付けることにより連結部１９に任意に固定することができる。
【００２０】
被覆チューブ２１内には、例えば可撓性の四フッ化エチレン樹脂製のマルチルーメンチャンネルチューブ２３が全長にわたって挿通配置されており、マルチルーメンチャンネルチューブ２３の先端は先端キャップ２２の先端面において外面に開口するように先端キャップ２２に接続・固着され、マルチルーメンチャンネルチューブ２３の基端部分は連結環２４内を通って後方に延出している。
【００２１】
このマルチルーメンチャンネルチューブ２３は内視鏡１０のチャンネルガイド１７内に全長にわたって挿脱自在であり、マルチルーメンチャンネルチューブ２３の基端部分をチャンネルガイド１７に先端開口１７ａ側から差し込んで基端側接続筒１７ｂから引き出すことができる。
【００２２】
基端側接続筒１７ｂから引き出されるマルチルーメンチャンネルチューブ２３の基端寄りの部分には、マルチルーメンチャンネルチューブ２３の長手方向に沿う細長い側孔２３ａが穿設されており、吸引アダプタ３０を基端側接続筒１７ｂに取り付けてその中にマルチルーメンチャンネルチューブ２３を通すと、側孔２３ａが吸引アダプタ３０内に位置するようになっている。
【００２３】
図３は、図２に示されるＩＩＩ−ＩＩＩ断面におけるマルチルーメンチャンネルチューブ２３の断面図であり、この実施例のマルチルーメンチャンネルチューブ２３には、吸引兼処置具通過用孔路２３Ｓと送気用孔路２３Ａと送水用孔路２３Ｗの三つの孔路が並んで形成されており、側孔２３ａは吸引兼処置具通過用孔路２３Ｓに対して通じている。
【００２４】
マルチルーメンチャンネルチューブ２３の側孔２３ａよりやや基端（自由端）寄りの位置には、軸線に対して垂直の方向にスリット２３ｂが形成されており、図２におけるＩＶ−ＩＶ断面を図示する図４に示されるように、スリット２３ｂは、送気用孔路２３Ａ及び送水用孔路２３Ｗとは干渉しないように、吸引兼処置具通過用孔路２３Ｓ部分に対して側方から切り込まれている。
【００２５】
なお、吸引兼処置具通過用孔路２３Ｓは、側孔２３ａと基端（自由端）との間では接着剤を充填して閉塞されている。ただし、少なくとも側孔２３ａと吸引兼処置具通過用孔路２３Ｓとの間で閉塞されていればよい。
【００２６】
図１は、内視鏡１０の可撓性挿入部１１，１２，１３に外套シース２０が被せられ、チャンネルガイド１７の基端側接続筒１７ｂに吸引アダプタ３０が取り付けられた使用状態を示しており、手動固定ネジ２５が締め付けられて連結環２４が連結部１９に固定されている。
【００２７】
その結果、外套シース２０によって内視鏡１０の可撓性挿入部１１，１２，１３が外部環境から絶縁され、被覆チューブ２１が軸線方向に弾力的に引き伸ばされて、先端キャップ２２が先端部本体１３の先端面に密着した状態になっている。
【００２８】
そして、吸引チューブ５０が吸引アダプタ３０に接続され、吸引アダプタ３０に通して引き出されたマルチルーメンチャンネルチューブ２３の基端部が、操作部１５に配置された接続装置５０において送気送水分離チューブ５１に接続されている。
【００２９】
図５は、吸引アダプタ３０の内部の状態を示しており、吸引アダプタ３０には、操作部１５に配置された基端側接続筒１７ｂに差し込み接続される接続筒３１内から真っ直ぐに貫通して、マルチルーメンチャンネルチューブ２３が挿脱自在に通過するチャンネルチューブ通過孔３２が形成されている。３９は、基端側接続筒１７ｂに手動で螺合する固定ナットである。
【００３０】
チャンネルチューブ通過孔３２の中間部分から斜め方向に分岐する方向に処置具差込孔３３（分岐孔）が形成されていて、さらにその処置具差込孔３３の途中から分岐して外方に突出する吸引口金３６に吸引チューブ５０が接続されている。処置具差込孔３３の突端部は処置具挿入口３４になっていて、そこにシール機能を有するゴム製の鉗子栓３５が取り付けられている。
【００３１】
そして、チャンネルチューブ通過孔３２内を通過するマルチルーメンチャンネルチューブ２３に形成されている側孔２３ａは、チャンネルチューブ通過孔３２部分における処置具差込孔３３の開口を正面に臨む状態に位置している。
【００３２】
また、そのような側孔２３ａの前後位置においてチャンネルチューブ通過孔３２とマルチルーメンチャンネルチューブ２３との間の隙間をシールするためのゴム製の一対のＯリング３７が配置されていて、吸引アダプタ３０の内部が吸引チューブ５０内とマルチルーメンチャンネルチューブ２３の吸引兼処置具通過用孔路２３Ｓ以外の部分と通気しないようになっている。
【００３３】
チャンネルチューブ通過孔３２の出口側開口部には、マルチルーメンチャンネルチューブ２３のスリット２３ｂと係合する金属板製のスライド板４０（スリット係合部材）が、二本の取付ピン４１によって吸引アダプタ３０に取り付けられている。
【００３４】
そして、スライド板４０がマルチルーメンチャンネルチューブ２３のスリット２３ｂ内にほぼピッタリと嵌まり込む状態に係合することによって、マルチルーメンチャンネルチューブ２３の軸線周り回転が阻止される。このように、マルチルーメンチャンネルチューブ２３のスリット２３ｂと吸引アダプタ３０のスライド板４０とによってマルチルーメンチャンネルチューブ２３の回転阻止手段が構成されている。
【００３５】
ただし、図５におけるＶＩ−ＶＩ断面を図示する図６にも示されるように、スライド板４０には二本の取付ピン４１が係合する長孔４０ａがマルチルーメンチャンネルチューブ２３のスリット２３ｂと同方向に形成されていて、スライド板４０がスリット２３ｂに沿う方向にスライド自在であり、スライド板４０には、スライド移動させたときにマルチルーメンチャンネルチューブ２３を通過させることができる切り欠き孔４０ｂが形成されている。
【００３６】
したがって、外套シース２０を可撓性挿入部１１，１２，１３に対して着脱する際等には、図７に示されるように、マルチルーメンチャンネルチューブ２３が切り欠き孔４０ｂ部分を通過するようにスライド板４０をスライドさせておくことによって、マルチルーメンチャンネルチューブ２３を吸引アダプタ３０のチャンネルチューブ通過孔３２に挿脱させることができる。
【００３７】
このような構成により、内視鏡１０の可撓管部１１や湾曲部１２が不規則な方向に屈曲されたときでも、マルチルーメンチャンネルチューブ２３が吸引アダプタ３０内で軸線周りに回転せず、側孔２３ａが常に処置具差込孔３３を正面に臨む状態を維持する。
【００３８】
したがって、処置具挿入口３４から処置具１００を差し込めば、その処置具１００が処置具差込孔３３からマルチルーメンチャンネルチューブ２３の側孔２３ａを経由して吸引兼処置具通過用孔路２３Ｓ内に挿入され、体内組織の採取その他の内視鏡的処置を行うことができる。
【００３９】
また、吸引チューブ５０から吸引をすれば、その吸引力が処置具差込孔３３から側孔２３ａを介してマルチルーメンチャンネルチューブ２３の吸引兼処置具通過用孔路２３Ｓに作用し、吸引兼処置具通過用孔路２３Ｓを通じて体内汚液等を吸引することができる。
【００４０】
【発明の効果】
本発明によれば、マルチルーメンチャンネルチューブの基端寄りの部分が挿脱可能な状態で通過する分岐部が可撓性挿入部の基端側の位置に配置された外套シース付内視鏡において、マルチルーメンチャンネルチューブが分岐部において軸線周りに回転するのを阻止する回転止め手段を設けたことにより、分岐孔からマルチルーメンチャンネルチューブの処置具挿通用孔路への処置具挿入を、常に引っ掛かりなくスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の外套シース付内視鏡の側面図である。
【図２】本発明の実施例の外套シース付内視鏡の使用準備状態の側面一部断面図である。
【図３】本発明の実施例の図２におけるＩＩＩ−ＩＩＩ断面図である。
【図４】本発明の実施例の図２におけるＩＶ−ＩＶ断面図である。
【図５】本発明の実施例の外套シース付内視鏡の吸引アダプタ部分の側面断面図である。
【図６】本発明の実施例の図５におけるＶＩ−ＶＩ断面図である。
【図７】本発明の実施例の外套シース付内視鏡のスライド板がスライドした状態の図５のＶＩ−ＶＩの位置における断面図である。
【符号の説明】
１０内視鏡
１１可撓管部（可撓性挿入部）
１２湾曲部（可撓性挿入部）
１３先端部本体（可撓性挿入部）
１７チャンネルガイド
２０外套シース
２１被覆チューブ
２３マルチルーメンチャンネルチューブ
２３ａ側孔
２３ｂスリット（回転止め手段）
２３Ｓ吸引兼処置具通過用孔路
３０吸引アダプタ（分岐部）
３２チャンネルチューブ通過孔
３３処置具差込孔（分岐孔）
４０スライド板（回転止め手段）
４０ａ長孔
４０ｂ切り欠き孔
４１取付ピン[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention removably covers the flexible insertion portion with an outer sheath so that the flexible insertion portion inserted into the body does not directly come into contact with waste fluid in the body, so that only the outer sheath can be disposable. The present invention relates to an endoscope with a mantle sheath.
[0002]
[Prior art]
In an endoscope with an outer sheath, a channel tube for passing a fluid, a treatment tool or the like is provided on the outer sheath side because it comes into contact with contaminants in the body, and is used for air supply, water supply, and suction (through insertion of the treatment tool). A multi-lumen channel tube is used to combine these channels so that they do not fall apart.
[0003]
One end of such a multi-lumen channel tube is open at the distal end of the mantle sheath, and the other end is passed through a branch located at the proximal end portion of the mantle sheath and is drawn out therefrom long, thus obtaining a multi-lumen channel tube. In the portion near the base end, there is formed a side hole communicating with a branch hole (treatment instrument insertion hole) formed in the branch portion (for example, Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-4-325138, FIG.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In a conventional endoscope with a sheath, the multi-lumen channel tube is branched at a portion of the multi-lumen channel tube so that the side hole formed near the base end always faces the branch hole. It is joined to the part.
[0006]
Such a structure does not pose a particular problem when a branch hole (treatment instrument insertion hole) is provided in the outer sheath as in the endoscope with the outer sheath described in Patent Document 1.
[0007]
However, when adopting a configuration in which such a branch hole (treatment instrument insertion hole) is provided not on the outer sheath side but on the flexible insertion portion side (the base end of the flexible insertion portion or the operation portion connected thereto). Since the multi-lumen channel tube needs to be configured to be detachable from the branch portion, it cannot be joined as in the prior art.
[0008]
Therefore, when the flexible insertion portion or the bending portion of the endoscope is bent in an unspecified direction along with the insertion operation into the body, the multi-lumen channel tube rotates around the axis in the branch portion, and the A state in which the position of the hole no longer faces the branch hole (treatment instrument insertion hole), which hinders the insertion of the treatment tool from the branch hole (treatment instrument insertion hole) into the treatment instrument insertion hole of the multi-lumen channel tube. Become.
[0009]
Therefore, the present invention provides an endoscope with a sheath sheath in which a branch portion through which a portion near the base end of the multi-lumen channel tube can be inserted and removed is arranged at a position on the base end side of the flexible insertion portion. It is an object of the present invention to provide an endoscope with a sheath that can smoothly and smoothly insert a treatment tool from a branch hole in a branch portion into a treatment tool insertion hole of a multi-lumen channel tube without being caught.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an endoscope with an outer sheath according to the present invention has a multi-lumen channel tube inserted and arranged in an outer sheath detachably covered with a flexible insertion portion of the endoscope. A channel guide through which the multi-lumen channel tube is passed is provided in the flexible insertion portion in a state where the distal end of the channel tube is attached to the distal end of the outer sheath, and the outer sheath is covered with the flexible insertion portion. A branch portion through which a portion near the base end of the lumen channel tube can be inserted and removed is disposed at a position on the base end side of the flexible insertion portion, and is provided on a side wall surface of the multi-lumen channel tube located in the branch portion. Is formed with a side hole communicating with one of the holes in the multi-lumen channel tube. In an endoscope with an outer sheath having a branch hole formed at a position facing a side hole of the tube, a rotation stopping means for preventing the multi-lumen channel tube from rotating around the axis at the branch portion is branched from the multi-lumen channel tube. It is provided in the section.
[0011]
In addition, even if the rotation stopping means is composed of a slit formed in the multi-lumen channel tube in a direction perpendicular to the axis, and a slit engaging member provided in the branch portion so as to engage with the slit. Good.
[0012]
Further, the slit engaging member may be slidably disposed at the branch portion, and the engagement with the slit may be released by sliding the slit engaging member.
[0013]
Further, the slit is formed at a position that does not interfere with a hole that is not in communication with the side hole of the multi-lumen channel tube, and the hole that is in communication with the side hole of the multi-lumen channel tube is formed as a side hole. It may be closed between the slits.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG. 2, reference numeral 10 denotes an endoscope, reference numeral 20 denotes an outer sheath removably covered with the flexible insertion portions 11, 12, and 13 of the endoscope 10, and reference numeral 30 denotes a channel guide 17 of the endoscope 10. A suction adapter (branch portion) removably attached to the proximal connection tube 17b, 50 is a suction tube.
[0015]
The flexible insertion portions 11, 12, 13 of the endoscope 10 include a distal end body 13 in which a bending portion 12 that is bent by remote operation is connected to the distal end of an elongated flexible tube portion 11, and an observation window 14 and the like are arranged. Are connected to the distal end of the bending portion 12.
[0016]
A bending operation knob 16 and the like for remotely bending the bending portion 12 are disposed on the operation portion 15 connected to the base end of the flexible tube portion 11. The part 12 bends as shown by the two-dot chain line.
[0017]
Inside the flexible tube portion 11 and the curved portion 12, a channel guide 17 made of a flexible tube such as a polyethylene resin tube or the like is inserted and disposed at a position deviated from the central axis over the entire length. A distal end opening 17 a is formed in the distal end main body 13, and a proximal end of the channel guide 17 communicates with a proximal end connection cylinder 17 b that projects obliquely from a lower end portion of the operation section 15.
[0018]
A sheath tube 21 formed in a thin cylindrical shape with an elastic material such as a silicone rubber tube or the like is detachably attached to the flexible tube portion 11 and the bending portion 12 of the endoscope 10 in the mantle sheath 20. A distal end cap 22 which is provided so as to be covered and which is formed of a transparent member and which is fitted to the distal end portion main body 13 is attached to the distal end thereof in a watertight manner.
[0019]
The connecting ring 24 fixed to the base end of the coating tube 21 is detachable from the connecting portion 19 between the operating portion 15 and the flexible tube portion 11. Can be fixed arbitrarily.
[0020]
A multi-lumen channel tube 23 made of, for example, flexible tetrafluoroethylene resin is inserted through the entire length of the coating tube 21, and the distal end of the multi-lumen channel tube 23 is disposed on the outer surface at the distal end surface of the distal end cap 22. The proximal end portion of the multi-lumen channel tube 23 is connected and fixed to the distal end cap 22 so as to open, and extends rearward through the inside of the connecting ring 24.
[0021]
The multi-lumen channel tube 23 can be inserted into and removed from the channel guide 17 of the endoscope 10 over its entire length, and the base end of the multi-lumen channel tube 23 is inserted into the channel guide 17 from the distal end opening 17a side to connect to the base end side. It can be pulled out from the cylinder 17b.
[0022]
An elongated side hole 23a extending in the longitudinal direction of the multi-lumen channel tube 23 is formed in a portion near the base end of the multi-lumen channel tube 23 pulled out from the proximal connection tube 17b. When the multi-lumen channel tube 23 is inserted into the side connection cylinder 17b and passed through it, the side hole 23a is located in the suction adapter 30.
[0023]
FIG. 3 is a cross-sectional view of the multi-lumen channel tube 23 taken along a line III-III shown in FIG. 2. The multi-lumen channel tube 23 of this embodiment has a suction / treatment instrument passage hole 23S and an air supply. Three holes, a hole 23A and a water supply hole 23W, are formed side by side, and the side hole 23a communicates with the suction and treatment instrument passage hole 23S.
[0024]
A slit 23b is formed at a position slightly closer to the base end (free end) than the side hole 23a of the multi-lumen channel tube 23 in a direction perpendicular to the axis, and shows a cross section taken along line IV-IV in FIG. As shown in FIG. 4, the slit 23b is cut from the side with respect to the suction / treatment instrument passage hole 23S so as not to interfere with the air supply passage 23A and the water supply passage 23W. I have.
[0025]
The suction / treatment instrument passage hole passage 23S is filled with an adhesive between the side hole 23a and the base end (free end) and is closed. However, it suffices that it be closed at least between the side hole 23a and the suction and treatment instrument passage 23S.
[0026]
FIG. 1 shows a usage state in which an outer sheath 20 is covered over flexible insertion portions 11, 12, and 13 of an endoscope 10, and a suction adapter 30 is attached to a proximal connection tube 17b of a channel guide 17. The connecting ring 24 is fixed to the connecting portion 19 by tightening the manual fixing screw 25.
[0027]
As a result, the flexible insertion portions 11, 12, and 13 of the endoscope 10 are insulated from the external environment by the mantle sheath 20, the covering tube 21 is elastically stretched in the axial direction, and the distal end cap 22 is moved to the distal end main body. 13 is in close contact with the distal end surface.
[0028]
Then, the suction tube 50 is connected to the suction adapter 30, and the base end of the multi-lumen channel tube 23 pulled out through the suction adapter 30 is connected to the air / water separation tube 51 in the connection device 50 arranged in the operation unit 15. It is connected to the.
[0029]
FIG. 5 shows an internal state of the suction adapter 30. The suction adapter 30 is inserted straight through the connection tube 31 inserted into and connected to the base end connection tube 17b arranged on the operation unit 15, and penetrates the suction adapter 30 straight. A channel tube passage hole 32 through which the multi-lumen channel tube 23 is removably inserted is formed. Reference numeral 39 denotes a fixing nut that is manually screwed into the proximal connection tube 17b.
[0030]
A treatment instrument insertion hole 33 (branch hole) is formed in a direction branching obliquely from an intermediate portion of the channel tube passage hole 32, and further branches off from the middle of the treatment instrument insertion hole 33 and projects outward. The suction tube 50 is connected to the suction base 36. The protruding end of the treatment instrument insertion hole 33 is a treatment instrument insertion port 34, and a rubber forceps stopper 35 having a sealing function is attached thereto.
[0031]
The side hole 23a formed in the multi-lumen channel tube 23 passing through the channel tube passage hole 32 is positioned such that the opening of the treatment instrument insertion hole 33 in the channel tube passage hole 32 portion faces the front. I have.
[0032]
Further, a pair of rubber O-rings 37 for sealing a gap between the channel tube passage hole 32 and the multi-lumen channel tube 23 are disposed at the front and rear positions of the side hole 23a. Is not ventilated inside the suction tube 50 and with the multi-lumen channel tube 23 except for the suction / treatment instrument passage hole 23S.
[0033]
A slide plate 40 (slit engaging member) made of a metal plate that engages with the slit 23 b of the multi-lumen channel tube 23 is provided at the outlet side opening of the channel tube passage hole 32 by two mounting pins 41. Attached to.
[0034]
When the slide plate 40 is engaged with the slit 23b of the multi-lumen channel tube 23 so as to be fitted perfectly, the rotation of the multi-lumen channel tube 23 around the axis is prevented. As described above, the slit 23b of the multi-lumen channel tube 23 and the slide plate 40 of the suction adapter 30 constitute the rotation preventing means of the multi-lumen channel tube 23.
[0035]
However, as shown in FIG. 6 showing a VI-VI cross section in FIG. 5, a long hole 40a in which the two mounting pins 41 are engaged is the same as the slit 23b of the multi-lumen channel tube 23 in the slide plate 40. The slide plate 40 is slidable in the direction along the slit 23b, and the slide plate 40 has a cutout hole 40b through which the multi-lumen channel tube 23 can pass when slid. Is formed.
[0036]
Therefore, when attaching / detaching the mantle sheath 20 to / from the flexible insertion portions 11, 12, 13 and the like, as shown in FIG. 7, the multi-lumen channel tube 23 is passed through the cutout hole 40b. By sliding the slide plate 40, the multi-lumen channel tube 23 can be inserted into and removed from the channel tube passage hole 32 of the suction adapter 30.
[0037]
With such a configuration, even when the flexible tube section 11 or the bending section 12 of the endoscope 10 is bent in an irregular direction, the multi-lumen channel tube 23 does not rotate around the axis in the suction adapter 30, The side hole 23a always maintains the state where the treatment tool insertion hole 33 faces the front.
[0038]
Therefore, when the treatment tool 100 is inserted from the treatment tool insertion port 34, the treatment tool 100 is inserted into the suction / treatment tool passage hole 23S from the treatment tool insertion hole 33 through the side hole 23a of the multi-lumen channel tube 23. To perform body tissue harvesting and other endoscopic procedures.
[0039]
Further, when suction is performed from the suction tube 50, the suction force acts on the suction / treatment tool passage 23S of the multi-lumen channel tube 23 from the treatment tool insertion hole 33 through the side hole 23a, thereby performing suction / treatment. Soil and the like can be sucked through the passage 23S.
[0040]
【The invention's effect】
According to the present invention, there is provided an endoscope with an outer sheath, wherein a branch portion through which a portion near the base end of the multi-lumen channel tube can be inserted and removed is arranged at a position on the base end side of the flexible insertion portion. By providing a rotation stopping means for preventing the multi-lumen channel tube from rotating around the axis at the branch portion, the insertion of the treatment tool from the branch hole into the treatment tool insertion hole of the multi-lumen channel tube is always caught. It can be done smoothly without.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an endoscope with an outer sheath according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial cross-sectional side view of an endoscope with a sheath sheath according to an embodiment of the present invention in a use preparation state.
FIG. 3 is a sectional view taken along line III-III in FIG. 2 of the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a sectional view taken along line IV-IV in FIG. 2 of the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side cross-sectional view of a suction adapter portion of the endoscope with a sheath according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a sectional view taken along the line VI-VI in FIG. 5 of the embodiment of the present invention.
7 is a cross-sectional view of the endoscope with an outer sheath according to the embodiment of the present invention at a position VI-VI in FIG. 5 in a state where a slide plate is slid.
[Explanation of symbols]
10 Endoscope 11 Flexible tube (flexible insertion part)
12 Bending part (flexible insertion part)
13 Tip body (flexible insertion part)
17 Channel guide 20 Outer sheath 21 Coated tube 23 Multi-lumen channel tube 23a Side hole 23b Slit (rotation stopping means)
23S Suction / Treatment Tool Passage Hole 30 Suction Adapter (Branch)
32 Channel tube passage hole 33 Treatment tool insertion hole (branch hole)
40 slide plate (rotation stopping means)
40a long hole 40b notch hole 41 mounting pin

Claims

内視鏡の可撓性挿入部に着脱自在に被覆される外套シース内にマルチルーメンチャンネルチューブが挿通配置されて上記マルチルーメンチャンネルチューブの先端が上記外套シースの先端に取着され、上記外套シースが上記可撓性挿入部に被覆された状態において上記マルチルーメンチャンネルチューブが通されるチャンネルガイドが上記可撓性挿入部に設けられると共に、上記マルチルーメンチャンネルチューブの基端寄りの部分が挿脱可能な状態で通過する分岐部が上記可撓性挿入部の基端側の位置に配置されて、上記分岐部内に位置する上記マルチルーメンチャンネルチューブの側壁面には、上記マルチルーメンチャンネルチューブの中の一つの孔路に連通する側孔が形成され、上記分岐部内には、上記マルチルーメンチャンネルチューブの側孔に対向する位置に分岐孔が形成された外套シース付内視鏡において、
上記マルチルーメンチャンネルチューブが上記分岐部において軸線周りに回転するのを阻止する回転止め手段を上記マルチルーメンチャンネルチューブと上記分岐部に設けたことを特徴とする外套シース付内視鏡。A multi-lumen channel tube is inserted and disposed in an outer sheath removably covered by a flexible insertion portion of the endoscope, and a distal end of the multi-lumen channel tube is attached to a distal end of the outer sheath. A channel guide through which the multi-lumen channel tube is passed is provided in the flexible insertion portion in a state where the flexible insertion portion is covered, and a portion near the base end of the multi-lumen channel tube is inserted and removed. A branching portion that passes in a possible state is disposed at a position on the proximal end side of the flexible insertion portion, and a side wall surface of the multi-lumen channel tube located in the branching portion is formed in the multi-lumen channel tube. A side hole communicating with one of the holes is formed, and the multi-lumen channel tube is formed in the branch portion. In the mantle in with sheath endoscope branch hole is formed at a position facing the side hole of the probe,
An endoscope with an outer sheath, wherein a rotation stopping means for preventing the multi-lumen channel tube from rotating around the axis at the branch portion is provided in the multi-lumen channel tube and the branch portion.

上記回転止め手段が、上記マルチルーメンチャンネルチューブに軸線と垂直の方向に形成されたスリットと、そのスリットに係合するように上記分岐部に設けられたスリット係合部材とからなる請求項１記載の外套シース付内視鏡。2. The multi-lumen channel tube according to claim 1, wherein the rotation stopping means comprises a slit formed in the multi-lumen channel tube in a direction perpendicular to an axis, and a slit engaging member provided in the branch portion so as to engage with the slit. Endoscope with mantle sheath.

上記スリット係合部材が上記分岐部にスライド可能に配置されていて、上記スリット係合部材をスライドさせることにより上記スリットに対する係合状態を解除することができる請求項２記載の外套シース付内視鏡。The endoscope with an outer sheath according to claim 2, wherein the slit engaging member is slidably disposed at the branch portion, and the engagement state with the slit can be released by sliding the slit engaging member. mirror.

上記スリットが、上記マルチルーメンチャンネルチューブの側孔と連通していない孔路に対して干渉しない位置に形成されていて、上記マルチルーメンチャンネルチューブの側孔と連通している孔路が、上記側孔と上記スリットとの間で塞がれている請求項２又は３記載の外套シース付内視鏡。The slit is formed at a position that does not interfere with a hole that is not in communication with the side hole of the multi-lumen channel tube, and the hole that is in communication with the side hole of the multi-lumen channel tube, The endoscope with an outer sheath according to claim 2 or 3, wherein the endoscope is closed between the hole and the slit.