JP2004297141A - データ放送における視聴履歴取得システム、送信装置、及び受信装置 - Google Patents

データ放送における視聴履歴取得システム、送信装置、及び受信装置 Download PDF

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武史 木村
Kinji Matsumura
欣司 松村
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謙二郎 加井
Kazuya Fujisawa
和也 藤澤
Kazuhiro Otsuki
一博 大槻
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Abstract

【課題】データ放送において、効率的に高精度なデータ放送視聴履歴情報を取得することができる視聴履歴取得システムを提供する。
【解決手段】放送局から送られるデータ放送を受信装置で受信して視聴者に提供し、前記視聴者の視聴情報を記録することで視聴履歴の取得を行うデータ放送における視聴履歴取得システムにおいて、前記放送局は、前記データ放送に対応したコンテンツ毎に識別情報を設定し、前記識別情報をコンテンツに対応して重畳させて前記受信装置に送出し、前記受信装置は、受信したコンテンツの中から前記視聴者が視聴したコンテンツの識別情報を検出し、検出された識別情報を視聴情報として記録する視聴履歴記録装置を設けることにより、上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ放送における視聴履歴取得システム、送信装置、及び受信装置に係り、特に、BS(Broadcasting Satellite)、CS(Communication Satellite)、地上波、ケーブル等を用いたデジタル放送においてデータ放送の視聴履歴(視聴率)を調査するために利用することができるデータ放送における視聴履歴取得システム、送信装置、及び受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、視聴率調査においてはテレビジョン放送について行われているが、データ放送の場合では視聴者の操作により様々なページを所望する時間に視聴することができるため、データ放送の視聴率を調査する際には従来のテレビジョン放送の視聴率調査のように放送時間を基準としたチャンネルだけの調査では正確な番組の視聴履歴情報を取得することができない。
【0003】
そこで、最近ではデータ放送における視聴率調査方法として、データ放送に対応した一定時間間隔で視聴放送局又は視聴番組の識別情報をその時の時刻と共に不揮発性記憶部に記録させ、更により大きな一定時間間隔で前記不揮発性記憶部に記録させたデータを、通信回線インタフェースを通じてセンターサーバーに転送させることにより視聴調査データを収集するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−271286号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、データ放送においては、視聴者の操作により様々なページを自由に見ることができるため、データ放送の視聴履歴を調査する場合において、従来のテレビジョン放送の視聴率調査のようにチャンネルだけの調査では不十分である。
【0006】
また、特許文献1では、一定時間間隔で視聴情報を記録しているため、視聴者がインタラクティブに操作するデータ放送の細かな視聴行動を把握しきれない。また、受信機側にある番組視聴用に使用されるためのメモリを使用して視聴履歴を蓄積しておくため、本来蓄積すべき番組データのデータ容量を制約してしまう。更に、視聴者側ではデータ放送受信機のみで視聴率調査が行えるため、視聴者の知らないうちに履歴情報が取得されてしまう危険がある。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、データ放送において、効率的に高精度なデータ放送視聴履歴情報を取得することができる視聴履歴取得システム、送信装置、及び受信装置を提供することを特徴とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
【0009】
請求項1に記載された発明は、放送局から送られるデータ放送を受信装置で受信して視聴者に提供し、前記視聴者の視聴情報を記録することで視聴履歴の取得を行うデータ放送における視聴履歴取得システムにおいて、前記放送局は、前記データ放送に対応したコンテンツ毎に識別情報を設定し、前記識別情報をコンテンツに対応して重畳させて前記受信装置に送出し、前記受信装置は、受信したコンテンツの中から前記視聴者が視聴したコンテンツの識別情報を検出し、検出された識別情報を視聴情報として記録する視聴履歴記録装置を設けることにより視聴履歴を取得することを特徴とする。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、識別情報を設定することで、コンテンツの内容が容易に把握できると共に、受信装置でその識別情報に基づいて視聴した視聴履歴を容易に取得することができる。また、データ放送の視聴率調査のためには視聴履歴記録装置を接続することが不可欠であるため、視聴履歴記録装置を用いずに操作履歴等の個人情報を取得されることはなく、視聴者が知らないうちに履歴情報が取得されることがないという効果がある。
【0011】
請求項2に記載された発明は、視聴者が視聴したデータ放送における視聴履歴を取得するための送信装置において、前記データ放送に対応したコンテンツ毎に識別情報を設定する識別情報設定部と、前記識別情報設定段階にて設定した前記識別情報をコンテンツに対応させて重畳し送出を行う送出部とを有することを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、データ放送のコンテンツに対応させて識別情報を設定することで、コンテンツの内容を受信側で容易に把握することができる。また、識別情報のみを送信すればよく、余分なデータを付加させないため、効率的なデータの送信を行うことができる。
【0013】
請求項3に記載された発明は、前記識別情報設定部は、コンテンツにおける識別情報のデータ構成、重畳させる位置、数等の重畳内容を設定することを特徴とする。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、受信側の条件や、取得したい視聴履歴情報の内容に対応させて識別情報の重畳条件を設定することができる。これにより、多種の受信機に対応して識別情報を重畳させることができる。
【0015】
請求項4に記載された発明は、前記識別情報設定部は、前記コンテンツにおけるページの遷移情報に基づいて識別情報の設定を行うことを特徴とする。
【0016】
請求項4記載の発明によれば、識別情報の種類を節約することができる。
【0017】
請求項5に記載された発明は、前記データ構成は、バーコードデータ、NRZ符号データ、文字データ、画像データ、又は音声データのうち少なくとも1つであることを特徴とする。
【0018】
請求項5記載の発明によれば、受信側のインタフェースや機器の性能等に基づいて、多種の設定を行うことができる。
【0019】
請求項6に記載された発明は、前記送出部は、前記識別情報に対応したコンテンツの映像信号又は音声信号に前記識別情報を重畳させて送出することを特徴とする。
【0020】
請求項6記載の発明によれば、識別情報を容易に重畳させることができる。また、視聴者が識別情報に気づくことがないため、不信感を抱かせることがない。
【0021】
請求項7に記載された発明は、前記送出部は、前記識別情報を電話信号に重畳させて送出することを特徴とする。
【0022】
請求項7記載の発明によれば、識別情報を容易に送信することができる。また、視聴者の識別情報に気づくことがないため、不信感を抱かせることがない。更に、電話信号を用いることで、映像を伝送する場合と比較して低コストによる送信が実現できる。
【0023】
請求項8に記載された発明は、受信したデータ放送から視聴者が視聴した視聴情報を記録するための受信装置において、データ放送を受信するデータ放送受信機と、前記データ放送受信機に予め設けられているインタフェース端子に接続され、前記データ放送から前記視聴者の視聴情報を記録し、視聴履歴情報を蓄積する視聴履歴記録装置とを有することを特徴とする。
【0024】
請求項8記載の発明によれば、視聴履歴記録装置を設けることで、容易に視聴履歴情報を記録することができる。また、データ放送受信機に予め設けられているインタフェースを使用するため、従来のデータ放送受信機をそのまま用いることができる。更に、データ放送の視聴率調査のためには視聴履歴記録装置を接続することが不可欠であるため、視聴履歴記録装置を用いずに操作履歴等の個人情報を取得されることはなく、視聴者が知らないうちに履歴情報が取得されることがないという効果がある。
【0025】
請求項9に記載された発明は、前記視聴履歴記録装置は、受信した前記データ放送のコンテンツの中から前記視聴者が視聴したコンテンツの識別情報を検出する識別情報検出部と、前記識別信号検出段階にて検出された識別情報から前記視聴者の視聴情報を記録し視聴履歴情報を蓄積する視聴履歴記憶部とを有することを特徴とする。
【0026】
請求項9記載の発明によれば、識別情報を検出することにより、視聴履歴を取得することができる。
【0027】
請求項10に記載された発明は、前記識別情報検出部は、前記コンテンツに含まれる映像信号、音声信号、又は電話信号から前記識別情報の検出を行うことを特徴とする。
【0028】
請求項10記載の発明によれば、受信したコンテンツから容易に識別情報を検出することができ視聴情報を得ることができる。
【0029】
請求項11に記載された発明は、前記視聴履歴記憶部は、前記識別情報検出部により検出された識別情報を時刻情報と共に記録することを特徴とする。
【0030】
請求項11記載の発明によれば、時刻情報と共に識別情報を記録することで、視聴者の視聴履歴を詳細に把握することができ、高精度な視聴履歴情報を取得することができる。
【0031】
請求項12に記載された発明は、前記視聴履歴記憶部にて蓄積された前記視聴履歴情報を送信するための送信部を有することを特徴とする。
【0032】
請求項12記載の発明によれば、視聴履歴情報を容易に送信することができる。これにより、効率的に視聴履歴情報の収集を行うことができ、視聴履歴情報を集計することで、視聴者のニーズにあったデータ放送を実現することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明は、データ放送コンテンツの映像や音声等にコンテンツを識別するための特定の信号を埋め込んで送信し、受信側では、デジタル放送受信装置の映像や音声等のインタフェース端子に視聴履歴調査用アダプタ(視聴履歴記録装置)を接続する。データ放送視聴率調査用アダプタは、データ放送コンテンツを識別するための信号を検出する機能を備え、コンテンツの識別と時刻を記録する。これにより効率的に視聴履歴を記録することができる。
【0034】
次に、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0035】
(第1の実施の形態)
図1は、データ放送における視聴履歴取得システムの第1の実施の形態を示す図である。図1の視聴履歴取得システム10は、放送局11と、利用者(視聴者)側の受信装置12と、放送局11から受信装置12へ衛星通信によるデータ放送の送出を行う放送衛星13と、放送局11と受信装置12との双方向サービスを実現するための通信回線を管理する電話局14と、受信装置12からの視聴履歴を集計し、視聴率等の調査を行う視聴率調査機関15とを有するよう構成されている。
【0036】
また、放送局11には、識別情報設定部20と、データ放送データベース21と、送出装置22と、送信アンテナ23とを有し、受信装置12には、受信アンテナ24と、データ放送受信機25と、テレビモニタ26と、視聴履歴調査用アダプタ27とを有する。
【0037】
放送局11では、識別情報設定部20において、データ放送コンテンツの内容を識別するための識別情報を指定してデータ放送データベース21に出力する。データ放送データベース21では、入力されたコンテンツに基づくデータ放送内容を生成すると共に、データ放送コンテンツを送出装置22へ出力する。なお、データ放送コンテンツの生成時には、データ放送コンテンツ内にコンテンツ識別情報が重畳されている。コンテンツ識別信号を重畳する具体的な方法については後述する。
【0038】
送出装置22は、入力されたデータ放送コンテンツと、TV信号を多重化させ、受信アンテナ23より受信装置12へデータ放送信号を送信する。図1は、衛星放送の例であるため、送出された放送信号は放送衛星13に送られ、衛星通信にて各家庭の利用者の受信装置12へ届けられる。なお、利用者へのデータの送信方法については衛星通信を用いなくともよく、例えば、地上波デジタル放送における通信方式を用いて利用者に送信されてもよい。
【0039】
また、放送局11は、電話局14を介して必要な条件により受信装置12のデータ放送受信機25へ信号を送信することができ、またデータ放送受信機25からの信号を放送局11で受信することにより、双方向サービスを実現している。
【0040】
受信装置12(利用者側)では、受信アンテナ24より受信したデータ放送信号をデータ放送受信機(デジタルチューナ)25にて多重分離を行い、映像・音声データをテレビモニタ26に出力し、テレビモニタ26にて映像・音声が表示出力されることにより視聴者にデータ放送を提供することができる。なお、図1では、データ放送受信機25とテレビモニタ26とを別体としたが、一体型のデジタルテレビジョン受像器としてもよい。データ放送受信機25は、テレビモニタ26に表示している映像又は音声信号を視聴履歴調査用アダプタ27に出力する。
【0041】
視聴履歴調査用アダプタ27は、データ放送受信機25より得られる映像又は音声信号により視聴者のデータ放送における視聴内容、操作内容を容易に取得することができる。また、視聴内容、操作内容を解析することで、データ放送コンテンツの夫々の項目に至るまで、きめ細かな視聴履歴情報を把握することができ、同時に視聴者が間違え易い操作内容を発見し修正することができる。
【0042】
なお、本実施例で視聴履歴調査用アダプタ27は、データ放送受信機25に設けられているインタフェース端子により接続される。ここで、インタフェース端子とは、データ放送受信機25から、データ放送(BML)によって制御可能な信号を出力することのできるインタフェース端子で、具体的には映像出力端子、音声出力端子、双方向通信用電話端子の何れかである。また、図1では、インタフェース端子として映像出力端子又は音声出力端子を使用する場合について示している。これにより、視聴履歴調査用アダプタ27は映像信号及び音声信号に重畳された識別信号から視聴している映像の情報を取得し、それを視聴履歴情報として記録することができる。
【0043】
(視聴履歴調査用アダプタの第1の構成例)
ここで、本発明における視聴履歴調査用アダプタ27の具体的な構成例について図を用いて説明する。
【0044】
図2は、本発明における視聴履歴調査用アダプタの第1の構成例を示す図である。図2の視聴履歴調査用アダプタ27は、識別信号分離部31と、識別情報検出部32と、視聴データ記録部33と、視聴履歴情報記憶部34と、視聴履歴情報送信部35とを有するよう構成されている。
【0045】
識別信号分離部31は、データ放送受信機25から出力されたコンテンツの識別信号が重畳された映像信号又は音声信号の中から、コンテンツの識別信号を分離する。識別情報検出部32は、その分離されたコンテンツの識別信号からコンテンツの識別情報を検出、デコードを行い視聴データ記録部33へ出力する。
【0046】
視聴データ記録部33は、その検出したコンテンツの識別情報に基づいて、視聴開始時間、及び視聴終了時間を記録し、視聴終了となった段階で、時刻に関する情報と識別情報とを視聴履歴情報記憶部34に出力して蓄積を行う。なお、上述の時刻とは、コンテンツの識別情報が検出された時刻、又はコンテンツの識別情報の変化が検出された時刻であって、絶対時刻、相対時刻、時間に変換された情報、あるいは単に順序であってもよい。
【0047】
ここで、データ放送視聴履歴調査を行うために、データ放送視聴率調査機関15が、個々の受信装置に設置された視聴率調査用アダプタ27の視聴履歴情報記憶部34に記憶された視聴履歴情報を収集して集計を行う。この視聴履歴情報の収集において最も単純な方法としては、視聴履歴情報記憶部34又は視聴履歴調査用アダプタ27を定期的に回収、交換する方法(図1▲1▼)があるが、視聴履歴送信部35により視聴履歴情報を電話回線により電話局14を介して視聴率調査機関15に行う方法(図1▲2▼点線)も可能である。この場合、視聴履歴情報送信部35は予め設定された時刻、又は時間間隔等のタイミングで視聴率調査機関15へ発呼、あるいは視聴率調査機関15からのノーリンギングサービス等を用いた発呼に応答し、視聴履歴情報記憶部34に蓄積されている視聴履歴情報を視聴率調査機関15へ送信する。なお、視聴率調査機関15へ送信した後の視聴履歴情報は消去されるが他の記憶媒体へ蓄積保管してもよい。
【0048】
視聴率調査機関15は、複数の受信装置から視聴履歴情報を収集し、集計することにより、各利用者の視聴履歴に基づいて各データがどの時間にどれだけ見られているかの視聴率的な情報を取得することができる。また、視聴率だけでなく、各利用者がどのような番組に興味を持っているか、また、どの番組を何回見ているか等、視聴者の嗜好情報等も詳細に取得することができ、取得した視聴履歴情報に基づいて多様なサービスを提供することができる。
【0049】
次に、本発明におけるコンテンツの識別信号を重畳する具体的な方法について図を用いて説明する。なお、識別記号の重畳は、上述したように識別情報設定部20で設定される識別情報のデータ構成、重畳させる位置、数などの重畳条件や、コンテンツに対応するページ群のページ遷移順による識別情報設定条件に基づき、識別情報がデータ放送データベース21で生成され、送出装置22により重畳される。
【0050】
(映像信号に対するコンテンツ識別信号重畳方法)
まず、映像信号にコンテンツの識別信号を重畳する具体的方法について説明する。映像信号にコンテンツ識別信号を重畳する方法は、次のような分類による各種の方法で実施することができる。
【0051】
(1)可視的な識別信号
これは、映像としてバーコードのような可視的な識別信号を重畳する方法である。その可視的な識別信号を、有効表示領域より外側の、テレビジョン画面としては表示されない非表示領域に重畳する方法である。この様子を図を用いて説明する。
【0052】
図3は、識別信号が重畳されている映像信号のデータ放送画面イメージの例を示す図である。図3の映像信号の画面イメージにおいては、全画面領域50中に、有効表示領域(図3斜線領域)51と、非表示領域52とからなり、識別信号は有効表示領域51より外側にある非表示領域52部分に重畳される。
【0053】
なお、識別信号の配置については、図3(a)に示すように画面に水平に配置する方法や、図3(b)に示すように画面に垂直に配置する方法、又は図3(c)に示すように水平、垂直両方に同一の識別信号を配置することができる。
【0054】
上述の識別情報分離部31では、識別信号が配置された非表示領域52の抽出を行い、識別情報検出部32において重畳された識別信号の解読が行われる。また、識別情報検出部32は、取得した識別情報を時刻と共に視聴データ記録部33へ一時記録し、コンテンツの視聴終了等の条件に基づいて、視聴履歴情報記憶部34へ出力され、視聴履歴情報記憶部34にて蓄積される。なお、バーコードの内容と番組内容の対応情報を具備することにより視聴しているコンテンツの詳細を視聴率調査用アダプタ27にて把握することもできる。
【0055】
また、バーコードの解読は、図3に示す配置位置に対して設定された方向でスキャンすることにより取得することができる。なお、図3(c)に示すように水平、及び垂直方向に配置しておけば、水平、垂直どちらの方向からでも読み取ることができる。また、重畳される識別信号は1つに限らず非表示領域52であれば、複数の識別信号を重畳させることができる。また、識別情報としてコンテンツの内容だけでなく、視聴者の地域情報や放送局を識別するための識別信号等を含むことにより、詳細な視聴履歴情報を取得することができ、視聴履歴情報を多種にわたって有効に利用することができる。
【0056】
ここで、識別信号の符号化方式及び重畳方式について、例をあげて具体的に説明する。
【0057】
(a)1次元バーコードの利用
1次元バーコードしては、JAN(Japanese Article Number)、EAN(European Article Number)、UPC(Universal Product Code)、ITF(Interleaved Two of Five)、NW―7(CODABAR)、CODE39、CODE128等のコードがある。
【0058】
また、コンテンツに識別信号を埋め込む方法としては、予め符号化したバーコードをPNG(Potable Network Graphics)等の図形として画面の所定部分に配置する方法、バーコードのバー単位・ディジット単位の部品をPNG等の図形としておき、識別情報に応じてそれらの部品を画面の所定部分に配置する方法、あるいはコンテンツを生成するBML(Broadcast Markup Language)文書中の<DIV>要素により識別情報に応じてバーコードを所定部分に符号化する方法等がある。
【0059】
なお、視聴履歴調査用アダプタ27の識別信号分離部31としては、画面上で識別信号が配置されている部分を抽出するマスク手段を用いる。また、識別情報検出部32としては、バーコードデコード手段を使用する。
【0060】
(b)2次元バーコードの利用
2次元バーコードとして、DataMatrix、QRcode等を利用する方法がある。
【0061】
コンテンツに識別信号を埋め込む方法としては、予め符号化したバーコードをPNG等の図形として画面の所定部分に配置する場合は、上述した1次元バーコードの埋め込み方法が可能である。視聴履歴調査用アダプタ27の識別信号分離部31としては、画面上で識別信号が配置されている部分を抽出するマスク手段を用いる。また、識別情報検出部32としては、2次元バーコードデコード手段を使用する。
【0062】
(c)NRZ符号の利用
次に、NRZ(Non Retum to Zero)符号を利用する場合について説明する。データ放送受信機25映像出力端子から出力される映像信号は、ジッタがほとんど無く、また画素レートのばらつきも少ない。例えば、ハイビジョンをNTSC(National Television System Committee)にダウンコンバートした場合と、ハイビジョン専用端子に出力した場合と比較した場合でも4倍程度のレート差しかない。
【0063】
また、出力条件を一定にした場合では、データ放送受信機の機種による誤差程度の差しかない。バーコードで言えば、スキャン速度の範囲が狭くなり、且つ一定であるという、きわめて良好なスキャン条件にある。更に、映像出力端子は直流まで再生できるので、NRZ符号における1/0バランスも気にしなくてよい。
【0064】
更に、もっと簡単な符号を用いることができ、例えば単純に1/0を符号化したNRZ符号も利用することができる。符号の位置、若干の画素レートの差に追従できるよう、符号の最初の部分に数ビットの1010・・・の同期ビット(クロックランイン)を設ければ、より正確に識別信号を取得することができる。
【0065】
コンテンツに識別信号を埋め込む方法としては、上述のバーコードにおける識別信号の埋め込み方式と同様の方法が考えられるが、予めPNG等に符号化した図形部品を使用せずに済む、<DIV>要素で識別情報に応じてバーコードを所定部分に配置する方法が有効である。
【0066】
また、視聴履歴調査用アダプタ27の識別信号分離部31としては、画面上で識別信号が配置されている部分を抽出するマスク手段を用いる。また、識別情報検出部32としては、NRZ符号の復調手段を使用する。
【0067】
(d)配置パターンの利用
次に、識別情報の配置パターンの利用について説明する。これは、特定の識別用パターンを重畳する位置にに基づいてコンテンツ識別情報を符号化する方法である。自然画像に含まれるパターンと偶然一致することを防ぐ、あるいはパターンの位置を正確に識別するために、識別用パターンにはバーコードやNRZ符号等によって符号化した特定のコードパターンを利用する。
【0068】
コンテンツに識別信号を埋め込む方法としては、識別用パターンを予めPNG等の図形として用意しておき、コンテンツの識別情報に応じた画面位置に配置する。この方法によれば、識別信号を重畳するためのコンテンツ(BML文書)の記述や、符号化する識別情報の変更が容易である。更に、スクリプトで識別情報を変更することも容易であるため、スクリプトを用いて画面の一部を変更するようなコンテンツにおいて、夫々の表示状態に対して異なる識別情報を与えて識別することも容易に可能となる。
【0069】
また、視聴履歴調査用アダプタ27の識別信号分離部31としては、画面上で識別信号が配置されている可能性のある範囲を抽出するマスク手段を用いる。また、識別情報検出部32としては、バーコードやNRZ符号等の識別用パターンのデコード手段を使用する。
【0070】
(e)文字の利用
識別信号の符号化方式および重畳方式として、文字をそのまま利用することも考えられる。視聴履歴調査用アダプタ27において検出しやすいように、OCR(Optical Character Reader)用フォントを外字として定義しておき、これを用いる方法、更には検出しやすいようにバーコードやNRZ符号のディジットを外字として定義しておき、この定義した外字を用いる方法も可能である。文字を用いる場合には、制度的な規制も少なく、また人が容易に認識することができるため、万一識別信号がテレビモニタから見えてしまうような状態になったとしても視聴者に不信感を抱かせることないため、他の符号化方式にはない特徴を有する。
【0071】
なお、コンテンツに識別信号を埋め込む方法は、BML文書中の段落を作成するための<P>要素で画面の所定部分に文字を配置すればよい。この方法によれば、識別信号を重畳するためのコンテンツ(BML)の記述や、符号化する識別情報の変更が容易である。また、スクリプトで識別情報を変更することも容易であるため、スクリプトを用いて画面の一部を変更するようなコンテンツにおいて、夫々の表示状態に対して異なる識別情報を与えて識別することもでき、より詳細な視聴履歴を取得することができる。
【0072】
また、視聴履歴調査用アダプタ27の識別信号分離部31としては、画面上で識別信号が配置されている部分を抽出するマスク手段を用いる。また、識別情報検出部32としては、OCR手段を使用する。データ放送受信機において文字フォントは一定しているので、一般のOCRと比較して格段に精度の高い識別が可能である。
【0073】
また、その他の符号、様々な変調方式(主として記録用変調方式、2値変調に限らず多値変調方式等)を、画面の垂直・水平方向に適用することも可能である。
【0074】
なお、上述した(a)〜(e)における識別信号の符号化方式及び重畳方式は複数の方式を組み合わせることもできる。
【0075】
次に、映像信号にコンテンツ識別信号を重畳する方法の他の例について説明する。
【0076】
(有効表示領域への重畳)
また、その可視的な識別信号を、有効表示領域内に重畳することが考えられる。すなわち、識別信号自身を、データ放送画面のデザインの一部として使用するものである。技術的には、非表示領域に重畳する場合と同様である。例えば、バーコードをデザインとして使用してデータ放送の背景を作成したり、コンテンツに必ず挿入する放送局のロゴ等を識別情報に基づいて、例えば、ロゴ全体の位置、角度、大きさ、色や、ロゴを構成する部分の相対的な位置、角度、大きさ、色等を微妙に変化させて、夫々を1つの識別情報として区別させる。
【0077】
ここで、視聴履歴調査用アダプタ27の識別信号分離部31としては、識別信号を特定の部分にのみ重畳する方式とした場合にはその部分を抽出するマスク、識別信号を特定の色(白黒)で重畳する方式とした場合にはそのマトリクス等、プリフィルタ的な機能を有する構成にする。また、識別情報検出部32としては、対応するデコーダを有することにより識別情報の検出を行う。
【0078】
更に、映像信号を用いた他の重畳方法の例を示す。
【0079】
(不可視的な識別信号を重畳)
ここでは、不可視的な識別信号として映像の透かし技術を用いた識別信号を重畳する方法について説明する。不可視的な識別信号では、可視的な識別信号の場合とは異なり、テレビジョン画面の全画面領域50中であれば有効表示領域51又は非表示領域52の区別なく識別信号を重畳させることができる。一般的な透かしに対する要求条件と比較して、加工に関する条件が緩いため、ほとんどの既存の透かし方式が利用可能である。しかしながら、データ放送受信機25の受信機モデルにおける画面構成によると、1度完成された画面に透かしを画面全体に重畳することは困難である。したがって、透かしによる識別信号を重畳したコンテンツを製作するには、予め透かしを重畳した背景静止画を使用するか、あるいは、予め透かしを重畳した図形オブジェクトを使用する。
【0080】
また、視聴履歴調査用アダプタ27の識別信号分離部31としては、各透かし方式の検出手段を使う。なお、透かしの場合には、識別信号分離部31は特に重要な役割を持たないが、透かしを特定の部分にのみ重畳する方式とした場合にはその部分を抽出するマスク、透かしを特定の色(白黒)で重畳する方式とした場合にはそのマトリクス等、プリフィルタ的な機能を持たせてもよい。識別情報検出部32としては、対応するデコーダを有することにより識別情報の検出を行う。
【0081】
次に、重畳される識別情報の重畳方式の応用例について説明する。
【0082】
(応用例1:識別情報の誤検出防止)
データ放送受信機25と視聴履歴調査用アダプタ27とを接続するために用いられる映像出力端子には、コンテンツの識別信号だけでなく、様々なコンテンツの映像信号が出力されるため、視聴履歴調査用アダプタ27の識別情報検出部32は、コンテンツに含まれている信号を、コンテンツの識別信号として誤って検出してしまう場合も考えられる。視聴者に視聴されているコンテンツがデータ放送コンテンツ(のみ)の場合には、その可能性を排除するようにデータ放送コンテンツを記述することが可能であるが、テレビジョンの場合には誤検出の可能性が皆無ではない。ここでは、識別信号の誤検出を防ぎ、信頼性を向上する方法について説明する。
【0083】
まず、コンテンツの識別情報にチェックサムを付加して誤検出を防ぐ方法が考えられる。この方法は、全ての方式に使用することができる。また、図3(c)に示すように複数個の同一の識別情報を1画面中に重畳させて、それらの検出結果の一致を見て信頼性を向上させる方法がある。基本的には全ての方式に有効である。ここで、映像信号にコンテンツ識別信号を重畳する方法の例について図を用いて説明する。図4は、識別信号を複数重畳させる映像信号の画面イメージの例を示す図である。
【0084】
ここで、図4(a)は水平方向に2個のバーコードを重畳した画面イメージを示す図であり、図4(b)は垂直方向に2個のバーコードを重畳した画面イメージを示す図であり、図4(c)は水平と垂直方向夫々1個ずつ計2個のバーコードを重畳した画面イメージを示す図である。また、図4では、図3と同様に全画面領域50中に、有効表示領域(図4斜線領域)51と、非表示領域52とからなり、識別信号は有効表示領域51より外側の非表示領域52部分に重畳される。
【0085】
図3(c)に示すように単純に2個配置する場合もあるが、図4(a)〜(c)の矢印に示すように、2個のバーコードの読み取り方向を画面に対して異なる方向になるよう識別信号を重畳させることで、例えば、テレビジョン映像においても識別情報(図4ではバーコード)に類似した図柄が発生した場合も誤検出される可能性は非常に低くなる。仮に、同じ情報が符号化されているバーコードを縦横斜めに大写し撮影したとしても、2つの検出領域で同じコードが検出されるのは非常に困難であり事実上発生し得ない状況である。これにより、高精度に識別信号を取得することができ、高精度に視聴履歴を記録することができる。
【0086】
(応用例2:識別信号の利用方法)
次に、応用例2として重畳する識別信号の利用例について説明する。
【0087】
(識別内容の多様化)
コンテンツの識別情報のうち、一部のビット群を、放送局及び/又はコンテンツ提供者の識別に使用し、残りのビット群を、放送局及び/又はコンテンツ提供者の中でのコンテンツの識別に用いる。これにより、識別情報を多様化させ、複数の放送局のデータ放送視聴履歴を詳細に分析し、視聴率等の付加情報を提供することができる。
【0088】
(ユニーク性の制限による識別情報の圧縮)
コンテンツの識別情報を、特定のページから遷移可能なコンテンツのページ群にはユニークとなるよう割り当てを確保しつつ、遷移前のページが区別可能な複数のページには同一の識別情報を与える。これにより、多くのコンテンツについて、識別情報のビット数を節約することができる。例えば、上述の「識別内容の多様化」と組み合わせた簡単な例では、データ放送のトップページのみを放送局識別情報及びコンテンツの識別情報の2つの識別信号とし、他のコンテンツ(ページ)はコンテンツの識別情報のみを識別信号として重畳する。なお、ここでのコンテンツの識別情報は、放送局内のみでユニークであればよい。
【0089】
一般に、データ放送受信機25に設定を変更するためのリモコンにおけるデータ放送を視聴するためのデータボタン、あるいはオートスタート等で最初に視聴者に提示されるデータ放送のページはトップページのみで、他のページはトップページからの遷移によってのみアクセスされるため、トップページにのみ放送局用の識別信号(放送局識別情報)を重畳させておけば必ず取得することができる。
【0090】
ここで、仮にコンテンツ内から他の放送局のコンテンツへ遷移するようなコンテンツがあると、上述の重畳方法では不十分である。その場合においても、他の放送局のコンテンツから遷移してくる可能性のあるコンテンツにだけ、放送局識別情報及びコンテンツの識別情報を符号化しておけば解決する。
【0091】
(音声信号に対するコンテンツ識別信号重畳方法)
次に、音声信号にコンテンツ識別信号を重畳させる具体的方法について説明する。音声信号にコンテンツ識別信号を重畳する方法は、次のような方法で実施することができる。
【0092】
(a)緊急警報放送で用いられる符号化信号
1つの例として、緊急警報放送に用いられている符号化方式がある。実施する場合は、緊急警報放送で用いていない符号パターンを用いて、緊急警報放送と区別する。
【0093】
コンテンツに識別信号を埋め込む方法としては、予め符号化した緊急警報放送で用いられる符号化方式の識別音声信号を、プラットフォーム間で互換性の高いAIFF(Audio Interchange File Format)形式等の音声として、コンテンツの提示オブジェクトとして記述する。このAIFF音声がコンテンツの視聴者への提示に合わせて効果音のように再生される。
【0094】
視聴履歴調査用アダプタ27の識別信号分離部31としては、音声信号でこの緊急警報放送で用いられる符号化信号が持っている周波数成分を通過させるようなフィルタ手段を用いる。また、識別情報検出部32としては、緊急警報放送のデコード手段を使用する。
【0095】
(b)電話のトーン信号による符号化信号
電話で用いられているトーン信号(デュアルトーン)を用いた符号化方式を用いる。
【0096】
コンテンツに識別信号を埋め込む方法としては、予め符号化したディジット単位のトーン信号をAIFF等の音声オブジェクトとしておき、識別信号に応じてそれらの部品を順番に再生するように記述する。この一連のAIFF音声が、コンテンツの視聴者への提示に合わせて効果音のように再生される。
【0097】
視聴履歴調査用アダプタ27の識別信号分離部31としては、音声信号でこのトーン信号が持っている周波数成分を通過させるようなフィルタ手段を用いる。また、識別情報検出部32としては、デュアルトーンのデコード手段によって識別信号列を検出する。
【0098】
上述したように識別信号を映像信号又は音声信号に識別することにより、視聴情報を容易に取得することができる。また、識別情報の種類を増やすことで詳細な視聴履歴情報を取得することができ、視聴者のニーズにあったデータ放送を実現することができる。
【0099】
次に、電話信号に識別信号を重畳させる実施の形態について図を用いて説明する。
【0100】
(第2の実施の形態)
図5は、データ放送における視聴履歴取得システムの第2の実施の形態を示す図である。図5の視聴履歴取得システム60は、放送局61と、利用者(視聴者)側の受信装置62と、放送局61から受信装置62へ衛星通信によるデータ放送の送出を行う放送衛星63と、放送局61と受信装置62との双方向サービスを実現するための通信回線を管理する電話局64と、受信装置62からの視聴履歴を集計し、視聴率等の調査を行う視聴率調査機関65とを有するよう構成されている。
【0101】
また、放送局61には、識別情報設定部70と、データ放送データベース71と、送出装置72と、送信アンテナ73とを有し、受信装置62には、受信アンテナ74と、データ放送受信機75と、テレビモニタ76と、視聴履歴調査用アダプタ77とを有する。
【0102】
放送局61では、識別情報設定部70においてデータ放送コンテンツの内容を識別するための識別情報を指定してデータ放送データベース71に出力する。データ放送データベース71では、入力されたコンテンツに基づくデータ放送内容を生成すると共に、データ放送コンテンツを送出装置72へ出力する。また、データ放送コンテンツの生成時には、コンテンツの識別情報が重畳されている。なお、コンテンツ識別信号を音声信号に重畳する具体的な方法については後述する。
【0103】
送出装置72は、入力されたデータ放送コンテンツと、TV信号を多重化させ、受信アンテナ73より受信装置62へデータ放送信号を送信する。図5は、衛星放送の例であるため、送出されたデータは放送衛星73に送られ、衛星通信にて各家庭の利用者の受信装置62へ届けられる。なお、利用者へのデータの送信方法については衛星通信を用いなくともよく、例えば、地上波デジタル放送における通信方式を用いて利用者に送信されてもよい。
【0104】
受信装置62(利用者側)では、受信アンテナ74より受信したデータをデータ放送受信機(デジタルチューナ)75にて多重分離を行い、映像・音声データをテレビモニタ76に出力し、テレビモニタ76にて映像・音声が表示出力されることで視聴者にデータ放送を提供することができる。なお、図5では、データ放送受信機75とテレビモニタ76とを別体としたが、一体型のデジタルテレビジョン受像器としてもよい。また、データ放送受信機75は、テレビモニタ76に表示している映像又は音声信号に対応した電話信号を視聴履歴調査用アダプタ77に出力する。
【0105】
視聴履歴調査用アダプタ77は、データ放送受信機75より得られる電話信号により視聴者のデータ放送における視聴内容を容易に取得することができ、その視聴内容から視聴履歴を取得することができる。
【0106】
なお、本実施例では、視聴履歴調査用アダプタ77はデータ放送受信機75に設けられているインタフェース端子により接続される。ここで、インタフェース端子とは、双方向通信用電話端子を示しデータ放送受信機75から、電話回線を用いて電話信号を出力することのできるインタフェース端子である。図5では、双方向通信用電話端子を使用し、電話端子を使用している場合は、電話信号に重畳されている識別信号を検出すると共に、識別信号でない場合は、従来の双方向通信機能として使用するためにデータ放送受信機75と視聴履歴調査用アダプタ77は、電話線により接続されている。
【0107】
これにより、視聴履歴調査用アダプタ77は電話信号に重畳された識別信号から視聴しているコンテンツの内容を取得し、それを視聴履歴情報として記録することができる。
【0108】
(視聴履歴調査用アダプタの第2の構成例)
次に、本発明における視聴履歴調査用アダプタ77の具体的な構成例について図を用いて説明する。
【0109】
図6は、本発明における視聴履歴調査用アダプタの第2の構成例を示す図である。図6の視聴履歴調査用アダプタ77は、識別信号分離部81と、識別情報検出部82と、視聴データ記録部83と、視聴履歴情報記憶部84と、視聴履歴情報送信部85とを有するよう構成されている。
【0110】
識別信号分離部81は、データ放送受信機77から出力されたコンテンツの識別信号が重畳された電話信号の中から、コンテンツの識別信号を分離する。識別情報検出部82は、その分離されたコンテンツの識別信号からコンテンツの識別情報を検出、デコードを行い視聴データ記録部83へ出力する。
【0111】
視聴データ記録部83は、その検出したコンテンツの識別情報に基づいて、視聴開始時間と視聴終了時間とを視聴データ記録部83に一時記録し、コンテンツの使用終了となった段階で時刻に関する情報と識別情報とを視聴履歴情報記憶部84に出力して蓄積を行う。ここで、上述の時刻とは、コンテンツの識別情報が検出された時刻、又はコンテンツの識別情報の変化が検出された時刻であって、絶対時刻、相対時刻、時間に変換された情報、あるいは単に順序であってもよい。
【0112】
ここで、データ放送視聴履歴調査を行うためには、データ放送視聴率調査機関65が、個々の受信装置に設置された視聴履歴調査用アダプタ77の視聴履歴記憶部83に記憶された視聴履歴情報を収集して集計を行う。この視聴履歴情報の収集において最も単純な方法としては、視聴履歴情報記憶部84又は視聴履歴調査用アダプタ77を定期的に回収、交換する方法(図5▲1▼)があるが、視聴履歴送信部85により視聴履歴情報を電話回線により電話局64を介して視聴率調査機関65に行う方法(図5▲2▼点線)も可能である。この場合、視聴履歴情報送信部85は予め設定された時刻、又は時間間隔等のタイミングで視聴率調査機関65へ発呼、あるいは視聴率調査機関65からのノーリンギングサービス等を用いた発呼に応答し、視聴履歴情報記憶部84に蓄積されている視聴履歴情報を視聴率調査機関65へ送信する。なお、視聴率調査機関65へ送信した後の視聴履歴情報は消去されるが、他の記憶媒体に蓄積保管してもよい。
【0113】
更に、第2の実施の形態では、データ放送受信機75と視聴履歴調査用アダプタ77とが電話線で接続されているため、データ放送受信機75と放送局61とで双方向サービスを行う場合、電話局64から電話回線(図5▲2▼)を通って視聴履歴調査用アダプタ77に送り、視聴履歴調査用アダプタ77からデータ放送受信機75へ送信する。また、データ放送受信機75から放送局61へも同様に視聴履歴調査用アダプタ77を介して信号を送信することにより双方向サービスを実現している。
【0114】
視聴率調査機関65は、複数の受信装置から視聴履歴情報を収集し、集計することにより、各利用者の視聴履歴に基づいて、各データがどの時間にどれだけ見られているかの視聴率的な情報を取得することができる。また、視聴率だけでなく、各利用者がどのような番組に興味を持っているか、また、どの番組を何回見ているか等、視聴者の嗜好情報等も詳細に取得することができ、取得した視聴履歴情報に基づいて多様なサービスを提供することができる。
【0115】
次に、本発明における電話信号にコンテンツ識別信号を重畳する具体的方法について説明する。なお、識別信号の重畳は、上述したように識別情報設定部70で設定される識別情報のデータ構成、重畳させる位置、数などの重畳条件や、コンテンツに対応するページ群のページ遷移順による識別情報設定条件に基づき、識別情報がデータ放送データベース71で生成され、送出装置72により重畳される。
【0116】
電話信号にコンテンツ識別信号を重畳する方法は、次のような方法で実施することができる。
【0117】
(a)トーン信号による識別信号
電話信号にコンテンツ識別信号を重畳する方法としてダイヤル信号(パルス信号またはトーン信号)を用いる方法がある。コンテンツに識別信号を埋め込む方法としては、コンテンツを視聴者へ提示するとき、使われていない電話からはじまる識別番号へ発呼するようにコンテンツを記述する。視聴履歴調査用アダプタ77の識別信号分離部81は、この使われていない電話番号から始まる識別番号への発呼を、識別情報検出部82へ通過させる。なお、実際に使われている電話番号に発呼があった場合は、電話回線の方へ接続して双方向通信機能を実現する。また、識別情報検出部82としては、デュアルトーンのデコード手段によって識別信号列を検出する。
【0118】
(b)ベーシック手順による識別信号
次に、電話信号にコンテンツ識別信号を重畳する方法としてベーシック手順を用いる方法がある。コンテンツに識別信号を埋め込む方法としては、コンテンツを視聴者へ提示するとき、使われていない特定の電話番号(仮想のアクセスポイント)へ発呼し、このアクセスポイントヘベーシック手順でコンテンツの識別情報を伝送するように記述する。視聴履歴調査用アダプタ77の識別信号分離部81は、この使われていない電話番号への発呼を、識別情報検出部82へ通過させる。実際に使われている電話番号に発呼があったときは、電話回線の方へ接続して双方向通信機能を実現する。また、識別情報検出部82としては、ベーシック手順の疑似アクセスポイント機能を実現して、ベーシック手順で伝送されてきたコンテンツの識別情報を得る。
【0119】
これにより、電話信号に識別信号を重畳させることで電話信号から視聴しているコンテンツの内容を取得し、それを視聴履歴情報として記録することができる。
【0120】
上述したように本発明によれば、データ放送における視聴履歴を高精度で効率的に取得することができる。
【0121】
また、本発明におけるデータ放送の視聴履歴取得システムによれば、デジタル放送受信機が備えている映像出力、音声出力、又は電話線端子等のインタフェースを介して、視聴履歴調査用アダプタ(視聴履歴記録装置)という付加装置を接続することによって、視聴履歴の記録を行い、視聴履歴情報の収集を行うことができる。すなわち、データ放送の視聴率調査のためには、アダプタを接続することが不可欠であるため、アダプタを用いずに操作履歴等の個人情報を取得されることはないという効果がある。
【0122】
また、コンテンツに重畳したコンテンツ識別信号を利用しているため、D−VHSやハードディスクレコーダ等に記録されたデジタル放送を再生して視聴しているような場合においても、その視聴行為を把握することができる。これにより、例えば、コンテンツ識別情報のユニーク性が保たれる限り、何年も前のデータ放送を視聴した場合でもその視聴行為を把握することができる。コンテンツ識別情報とともに時刻の情報も記録されるので、もしこのような過去のコンテンツの視聴を集計から除外するといった処理も行うことができる。
【0123】
更に、視聴者の操作の履歴を全て記録しているので、既存のチャンネル選択だけの視聴率のみならず、データ放送コンテンツの夫々の項目に至るまでのコマンド選択を含めたきめ細かな操作履歴を取得することが可能であるという効果がある。操作の履歴を全て記録しているということは、視聴者の間違った操作まで全て記録しているということであり、操作履歴を解析することにより、分かりにくく操作を間違えやすいコンテンツを発見し改善することが可能であるという効果もある。
【0124】
なお、上述した視聴履歴取得システム及び視聴履歴調査用アダプタの構成においては、実施の形態を組み合わせた構成としてもよい。
【0125】
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
【0126】
【発明の効果】
上述の如く本発明によれば、効率的に高精度なデータ放送における視聴履歴情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ放送における視聴履歴取得システムの第1の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明における視聴履歴調査用アダプタの第1の構成例を示す図である。
【図3】識別信号を重畳された映像信号のデータ放送画面イメージの例を示す図である。
【図4】識別信号を複数重畳させる映像信号の画面イメージの例を示す図である。
【図5】データ放送における視聴履歴取得システムの第2の実施の形態を示す図である。
【図6】本発明における視聴履歴調査用アダプタの第2の構成例を示す図である。
【符号の説明】
10,60 視聴履歴取得システム
11,61 放送局
12,62 受信装置
13,63 放送衛星
14,64 電話局
15,65 視聴率調査機関
20,70 識別情報設定部
21,71 データ放送データベース
22,72 送出装置
23,73 送信アンテナ
24,74 受信アンテナ
25,75 データ放送受信機
26,76 テレビモニタ
27,77 視聴履歴調査用アダプタ
31,81 識別信号分離部
32,82 識別情報検出部
33,83 視聴データ記録部
34,84 視聴履歴情報記憶部
35,85 視聴履歴情報送信部
50 全画面領域
51 有効表示領域
52 非表示領域

Claims (12)

  1. 放送局から送られるデータ放送を受信装置で受信して視聴者に提供し、前記視聴者の視聴情報を記録することで視聴履歴の取得を行うデータ放送における視聴履歴取得システムにおいて、
    前記放送局は、前記データ放送に対応したコンテンツ毎に識別情報を設定し、前記識別情報をコンテンツに対応して重畳させて前記受信装置に送出し、
    前記受信装置は、受信したコンテンツの中から前記視聴者が視聴したコンテンツの識別情報を検出し、検出された識別情報を視聴情報として記録する視聴履歴記録装置を設けることにより視聴履歴を取得することを特徴とする視聴履歴取得システム。
  2. 視聴者が視聴したデータ放送における視聴履歴を取得するための送信装置において、
    前記データ放送に対応したコンテンツ毎に識別情報を設定する識別情報設定部と、
    前記識別情報設定段階にて設定した前記識別情報をコンテンツに対応させて重畳し送出を行う送出部とを有することを特徴とする送信装置。
  3. 前記識別情報設定部は、
    コンテンツにおける識別情報のデータ構成、重畳させる位置、数等の重畳内容を設定することを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記識別情報設定部は、
    前記コンテンツにおけるページの遷移情報に基づいて識別情報の設定を行うことを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  5. 前記データ構成は、
    バーコードデータ、NRZ符号データ、文字データ、画像データ、又は音声データのうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項3に記載の送信装置。
  6. 前記送出部は、
    前記識別情報に対応したコンテンツの映像信号又は音声信号に前記識別情報を重畳させて送出することを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  7. 前記送出部は、
    前記識別情報を電話信号に重畳させて送出することを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  8. 受信したデータ放送から視聴者が視聴した視聴情報を記録するための受信装置において、
    データ放送を受信するデータ放送受信機と、
    前記データ放送受信機に予め設けられているインタフェース端子に接続され、前記データ放送から前記視聴者の視聴情報を記録し、視聴履歴情報を蓄積する視聴履歴記録装置とを有することを特徴とする受信装置。
  9. 前記視聴履歴記録装置は、
    受信した前記データ放送のコンテンツの中から前記視聴者が視聴したコンテンツの識別情報を検出する識別情報検出部と、
    前記識別信号検出段階にて検出された識別情報から前記視聴者の視聴情報を記録し視聴履歴情報を蓄積する視聴履歴記憶部とを有することを特徴とする請求項8に記載の受信装置。
  10. 前記識別情報検出部は、
    前記コンテンツに含まれる映像信号、音声信号、又は電話信号から前記識別情報の検出を行うことを特徴とする請求項9に記載の受信装置。
  11. 前記視聴履歴記憶部は、
    前記識別情報検出部により検出された識別情報を時刻情報と共に記録することを特徴とする請求項9に記載の受信装置。
  12. 前記視聴履歴記憶部にて蓄積された前記視聴履歴情報を送信するための送信部を有することを特徴とする請求項8乃至11の何れか1項に記載の受信装置。
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