JP2004296155A - 電気部品用ソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】電気部品を外部の回路に電気的に接続させる電気部品用ソケットにおいて、外形寸法の公差の大きい電気部品であっても所定の載置位置に正確に位置決めする。
【解決手段】ソケット本体2の載置部7に載置されたICパッケージ1をカバー部材3で押圧して固定し、外部の回路(図示省略)に電気的に接続させる電気部品用ソケットにおいて、ソケット本体2に、ICパッケージ1がカバー部材3で押圧される前に、載置部7の周縁部の一部に設けられた固定ガイド部14に当接されるICパッケージ1の側面1a,1aと反対側の側面1b,1bを固定ガイド部14の方向に押しICパッケージ1を固定ガイド部14に片寄せして所定の載置位置に位置決めする手段6,6を備えた。これにより、外形寸法の公差の大きいICパッケージ1であっても所定の載置位置に正確に位置決めすることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICパッケージなどの電気部品を載置部に着脱可能に保持して外部の回路に電気的に接続させる電気部品用ソケットに関し、詳しくは、載置部に載置された電気部品の側面を押して位置決めする手段を備えたことで、外形寸法の公差が大きい電気部品であっても所定の載置位置に正確に位置決めすることができる電気部品用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ICパッケージなどの電気部品を着脱可能に保持して外部の測定器に電気的に接続させる電気部品用ソケットのうち、いわゆるクラムシェルタイプのものは、電気部品を載置する載置部が設けられたソケット本体と、このソケット本体の一端側にて開閉可能に軸支され閉じた状態で載置部に載置された電気部品を押圧して固定するカバー部材とを備えて成る。この種の電気部品用ソケットにおいて、載置部に載置された電気部品の隅角部位をその対角線方向に押して反対側の隅角部位を載置部の隅部に設けられたガイド突起に当接させる押圧手段を備えたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
そして、このような押圧手段を備えた電気部品用ソケットを使用して電気部品を保持するときには、まずカバー部材を開いてソケット本体の載置部に電気部品を載置し、次にこのカバー部材を閉じることで電気部品を押さえつけて固定するようになっていた。このとき、カバー部材を閉じる動作に伴って、押圧手段としての板ばねが電気部品の隅角部位を対角線方向に押し、その対角線上の反対側の隅角部位が載置部の隅部に設けられたガイド突起に当接するようになっていた。これにより、電気部品がガイド突起に当接して所定の載置位置に位置決めされ、電気部品の各接続端子が電気部品用ソケットの各コンタクトピンに電気的に接続するようになっていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−182739号公報 (第3〜6頁、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載された発明は、載置部に載置された電気部品の一の隅角部位を対角線方向に押して電気部品を位置決めするようになっていたので、その反対側の隅角部位がガイド突起に当接したときに、その隅角部位を中心に電気部品の角度がわずかにずれることがあった。特に、外形寸法の公差が大きな電気部品の場合には、その一の隅角部位を対角線方向に押したときにずれる角度が大きくなり、電気部品を所定の載置位置に正確に位置決めすることができないことがあった。この場合には、電気部品の各接続端子が電気部品用ソケットの所定のコンタクトピンに合致せず、その電気的接続を図ることができなかった。
【0006】
また、押圧手段としての板ばねは、その弾性力をコントロールすることができず、大きな弾性力を得るためには、板ばね自体の大きさを大型化するか、あるいは板ばねを数枚重ね合せた重ね板ばねを用いなければならなかった。そのため、例えば大型で重量の重い電気部品を保持するための電気部品用ソケットに従来の技術を適用した場合には、大型の板ばね等を用いなければならず、電気部品用ソケットが大型化してしまうという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、外形寸法の公差が大きい電気部品であっても所定の載置位置に正確に位置決めすることができる電気部品用ソケットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による電気部品用ソケットは、ソケット本体の載置部に載置された電気部品を押圧部材で押圧して固定し、外部の回路に電気的に接続させる電気部品用ソケットにおいて、上記ソケット本体に、上記電気部品が押圧部材で押圧される前に、上記載置部の周縁部の一部に設けられた固定ガイド部に当接される電気部品の側面と反対側の側面を固定ガイド部の方向に押し電気部品を固定ガイド部に当接させて所定の載置位置に位置決めする手段を備えたものである。
【0009】
このような構成により、上記ソケット本体に、上記載置部に載置された電気部品の側面を押して位置決めする手段を備えたことによって、電気部品が押圧部材で押圧される前に、載置部の周縁部の一部に設けられた固定ガイド部に当接される電気部品の側面と反対側の側面が固定ガイド部の方向に押され電気部品を固定ガイド部に当接させて所定の載置位置に位置決めすることができる。したがって、外形寸法の公差が大きい電気部品であっても角度がずれないようになり所定の載置位置に正確に位置決めすることができる。
【0010】
ここで、上記位置決め手段は、上記載置部の周縁部にて固定ガイド部の反対側に取り付けられ固定ガイド部の方向にスライド可能とされたスライドガイド部と、このスライドガイド部を固定ガイド部の方向に付勢する付勢手段と、上下動可能とされ上昇位置で上記スライドガイド部が固定ガイド部の方向にスライドするのを停止し下降位置でその停止を解除するストッパ手段とを備えて成るものである。これにより、上下動可能とされたストッパ手段が上昇位置のときには付勢手段で付勢されたスライドガイド部が固定ガイド部の方向にスライドするのを停止し、このストッパ手段が下降位置のときにはスライドガイド部の停止が解除されて固定ガイド部の方向にスライドする。
【0011】
また、上記ストッパ手段は、上方向に付勢されて上記載置部に取り付けられ、上昇位置に押し上げられた状態で上記スライドガイド部が固定ガイド部の方向にスライドするのを停止し、下降位置に押し込まれた状態でその停止を解除するカム部材から成るものでもよい。これにより、ストッパ手段が上昇位置に押し上げられているときにはスライドガイド部が固定ガイド部の方向にスライドするのを停止し、このストッパ手段が下降位置に押し込まれたときにはスライドガイド部の停止が解除されて固定ガイド部の方向にスライドする。
【0012】
さらに、上記ストッパ手段は、押圧部材によって電気部品が押圧される前に下降位置に押し込み可能とされている。これにより、電気部品が押圧部材で押圧される前に、押圧部材がストッパ手段に接触して下降位置に押し込まれる。
【0013】
また、上記スライドガイド部は、上記載置部に載置された電気部品の側面に接触する接触部を有する細長い板状のものである。これにより、上記スライドガイド部の接触部が載置部に載置された電気部品の側面に接触し、この電気部品を固定ガイド部に正対させてスライドさせる。
【0014】
さらに、上記スライドガイド部の両端部が、上記ストッパ手段と係合するようになっている。これにより、上記スライドガイド部の両端部がストッパ手段と係合し、このストッパ手段の上下動に連動してスライドガイド部が固定ガイド部に正対してスライドする。
【0015】
さらにまた、上記スライドガイド部の上面側に、電気部品を載置部に誘い込むためのガイド形状が形成されている。これにより、上記ガイド形状によって載置部の上方から落とし込まれた電気部品が載置部に誘い込まれ、その上面に確実に載置される。
【0016】
そして、上記付勢手段は、トーションスプリングである。これにより、小さなスペースで大きな付勢力を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による電気部品用ソケットの実施の形態を示す斜視図である。この電気部品用ソケットは、図1に示すICパッケージ1などの電気部品についての性能検査を行う工程において、ICパッケージ1を着脱可能に保持して外部の測定器(図示省略)に電気的に接続する治具であって、いわゆるクラムシェルタイプと呼ばれるもので、ソケット本体2と、カバー部材3と、ラッチ部材4と、レバー部材5とを備え、さらに位置決め手段6を備えて成る。
【0018】
図1に示すソケット本体2は、この電気部品用ソケットのベース部材となるもので、強度が高く、かつ耐熱性に優れた樹脂によって平板状に成型されている。このソケット本体2の略中央部には、矢印Aの方向に落とし込まれるICパッケージ1を載置するための載置部7が設けられており、その上面には複数本のコンタクトピン(図示せず)が取り付けられ、ICパッケージ1の下面に設けられた複数個の接続端子との電気的接触を図るようになっている。
【0019】
また、ソケット本体2の一端側(図1における右側の一辺)の左右両側には軸受部8が設けられており、この軸受部8に通されたシャフト9にカバー部材3が軸支されている。このカバー部材3は、ソケット本体2の載置部7の上面に載置されたICパッケージ1を押さえつけて固定する押圧部材となるものであって、シャフト9を回転軸として開閉可能とされており、矢印Bの方向に閉じた状態のときに(図示省略)、載置部7に載置されたICパッケージ1を覆うようになっている。このカバー部材3の裏面には、ICパッケージ1を押圧して固定するためのプレッシャープレート10が設けられている。さらに、このカバー部材3の左右両側面の略中央部には操作部11が設けられており、この操作部11で後述するレバー部材5から力を受けるようになっている。
【0020】
さらに、ソケット本体2の他端側(図1における左側の一辺)の左右両側には他の軸受部12が設けられており、この他の軸受部12に通されたシャフト13にラッチ部材4及びレバー部材5が軸支されている。このラッチ部材4は、他の軸受部12に通されたシャフト13を回転軸として開閉可能とされており、矢印Cの方向に閉じた状態のときに(図示省略)、前述の閉じた状態のカバー部材3の先端部3aに係止して、その閉状態を保持するようになっている。
【0021】
また、このレバー部材5は、前述したラッチ部材4と同様に、他の軸受部12に通されたシャフト13を回転軸として開閉可能とされており、矢印Dの方向に閉じて下方に押さえつけたときに(図示省略)、ラッチ部材4によって閉状態に保持されたカバー部材3の操作部11に対して下方向に力を与えるもので、載置部7に載置されたICパッケージ1を押圧して固定するようになっている。
【0022】
ここで、本発明においては、ICパッケージ1を載置するソケット本体2に、位置決め手段6,6が設けられている。この位置決め手段6は、ICパッケージ1がカバー部材3で押圧される前に、載置部7の周縁部の一部に設けられた例えばL字形の固定ガイド部14に当接されるICパッケージ1の側面1a,1aと反対側の側面1b,1bを固定ガイド部14の方向に押し、ICパッケージ1を固定ガイド部14に当接させて所定の載置位置に位置決めするもので、図2に示すように、プレート部材15と、スライドガイド部16と、ピン17と、トーションスプリング18と、カム部材19と、コイルスプリング20とから成る。
【0023】
図2に示すプレート部材15は、ICパッケージ1を載置する載置部7となるものであって、絶縁材料でできており、ICパッケージ1の形状に適応した形状に形成され、例えば平面視で正方形の板状体とされている。このプレート部材15の周縁部の一部、例えば図2における奥側の二辺には、平面視でL字形の固定ガイド部14が取り付けられている。この固定ガイド部14は、図1に示すように、載置部7に載置されるICパッケージ1の奥側の側面1aが当接される部材となるもので、ICパッケージ1を載置部7に誘い込むためのガイド形状21,21が各辺の所定位置、例えば両側部に設けられている。なお、この固定ガイド部14は、図3に示すように、プレート部材15とは別体とされているが、本発明はこれに限られず、プレート部材15に一体的に成型してもよい。
【0024】
また、図2に示すように、プレート部材15の周縁部にて固定ガイド部14の反対側には、スライドガイド部16,16が取り付けられている。この場合、図3に示すように、このプレート部材15の周縁部のうち、固定ガイド部14の取り付け位置と反対側の二辺、すなわち図3における手前側の二辺には例えば2個ずつの長孔22,22が形成されており、この長孔22,22に上方からスライドガイド部16が取り付けられている。このスライドガイド部16は、プレート部材15に載置されたICパッケージ1の手前側の側面1b(図1参照)に接触する接触部を有する細長い板状のもので、固定ガイド部14の一辺と同等の長さとされている。
【0025】
このスライドガイド部16は、図4に示すように、その中央部に後述するピン17(図3参照)を通すための長孔16aが形成されており、この長孔16aの左右両側にてスライドガイド部16の背面側には、後述するトーションスプリング18(図3参照)から力を受ける被押圧部16b,16bが設けられている。また、このスライドガイド部16の内側辺部には、ICパッケージ1を載置部7に誘い込むための斜面状のガイド形状16c,16cが例えば二つ設けられており、各ガイド形状16cの前面部の二点がICパッケージ1の側面1b(図1参照)に接触する接触部となる。さらに、スライドガイド部16の両端部には、係合部16d,16dが形成されており、後述するカム部材19(図3参照)と係合するようになっている。
【0026】
さらに、図3に示すように、プレート部材15の長孔22,22に取り付けられたスライドガイド部16の長孔16a(図4参照)には、後述するトーションスプリング18を軸部に取り付けた状態のピン17が通されており、このピン17の先端部がプレート部材15に形成されたネジ穴23に螺合されている。このトーションスプリング18は、スライドガイド部16を固定ガイド部14の方向に付勢する付勢手段となるもので、図2に示すように、その両端部がスライドガイド部16の被押圧部16b,16b(図4参照)に係止して押圧するようになっている。これにより、図2に示す二つのスライドガイド部16は、その反対側の固定ガイド部14の方向、すなわち図2の矢印Eの方向にスライドするようになっている。
【0027】
このとき、スライドガイド部16を固定ガイド部14の方向に付勢する付勢手段としてトーションスプリング18を用いたことにより、小さなスペースで大きな付勢力を得ることができる。具体的に、大きな付勢力を得るためには、例えば剛性の高い材質の部材を用いてトーションスプリング18を形成したり、あるいはトーションスプリング18の巻き数を多くすればよい。これにより、ICパッケージ1をスライドさせるときに生じる摩擦力よりも大きな付勢力を得ることができる。また、例えば大型で重量の重いICパッケージ1を保持するための電気部品用ソケットに適用した場合にも、トーションスプリング18を小さなスペースに取り付けることができる。
【0028】
さらにまた、図2に示すように、スライドガイド部16の両端部には、カム部材19が上下動可能に取り付けられている。この場合、図3に示すように、プレート部材15の四つの隅部のうち、固定ガイド部14が取り付けされない三つの隅部にはカム用孔24,24,24が形成されており、それぞれの角孔24に下方からカム部材19が取り付けられている。このカム部材19は、上昇位置でスライドガイド部16が固定ガイド部14の方向にスライドするのを停止し下降位置でその停止を解除するストッパ手段となるもので、図5に示すように、上昇位置でスライドガイド部16の係合部16d(図4参照)と係合する基端部19aと、下降位置でスライドガイド部16の係合部16d(図4参照)と係合する先端部19bと、スライドガイド部16の係合部16d(図4参照)を基端部19aと先端部19bとの間で移行させる中間部19cとが形成されており、基端部19aの下面には外方に張り出した抜け止め部19dが形成されている。具体的には、このカム部材19は、基端部19aがプレート部材15の角孔24(図3参照)に合致する太さの角柱状に形成され、先端部19bが細い角柱状に形成され、基端部19aと先端部19bの中間部19cが先細りのテーパ状に形成されている。
【0029】
これにより、図3に示すように、プレート部材15の隅部に形成された角孔24の下方からカム部材19を挿入すると、図2に示すように、このカム部材19の基端部19aが角孔24と合致し、その抜け止め部19dがプレート部材15の裏面に当接してカム部材19が上昇位置で止まるようになる。
【0030】
そして、図2に示すように、プレート部材15の三つの隅部に取り付けられたカム部材19の下面にはコイルスプリング20が配設されている。このコイルスプリング20は、カム部材19を上方向に付勢するものであって、カム部材19に対し下方に力を加えると縮むようになっている。これにより、カム部材19に力が加えられていない状態のときには、図2に示すように、カム部材19はコイルスプリング20で押し上げられて上昇位置となる。したがって、図5に示すカム部材19の基端部19aと、図4に示すスライドガイド部16の係合部16dとが係合し、図2に示すように、カム部材19でスライドガイド部16が固定ガイド部14の方向にスライドするのを停止し、このスライドガイド部16がプレート部材15の周縁部に押し広げられた状態となる。
【0031】
これに対し、図2に示すカム部材19を下方に押し込んだときには、コイルスプリング20が縮んでカム部材19は下降位置となる(図示省略)。このとき、図5に示すカム部材19の中間部19cのテーパ形状により、図2に示すスライドガイド部16の停止状態が解除され、このスライドガイド部16の係合部16dがカム部材19の中間部19cと係合しながら先端部19bに移行してゆく。これにより、図2に示すスライドガイド部16は、矢印Eに示すように、固定ガイド部14の方向にスライドするようになり、スライドガイド部16の係合部16dがカム部材19の先端部19bと係合する位置で止まる。したがって、このカム部材19の上下動に連動してスライドガイド部16を固定ガイド部14に正対してスライドすることができる。
【0032】
このような状態のとき、このカム部材19は、図1に示すカバー部材3によってICパッケージ1が押圧される前に下降位置に押し込み可能とされている。具体的には、カム部材19が上昇位置のときには、載置部7に載置されたICパッケージ1の高さよりも高くなるように形成されている(図6参照)。
【0033】
次に、このように構成された電気部品用ソケットの使用方法について、図1及び図6、図7を参照して説明する。まず、図1に示すように、ソケット本体2の載置部7にICパッケージ1を矢印Aの方向に落とし込む。このとき、ICパッケージ1の外形寸法の公差が大きい場合には、その公差の小さい辺が固定ガイド部14に当接されるように落とし込む。ここで、上述したように、スライドガイド部16の内側辺部には、ICパッケージ1を載置部7に誘い込むためのガイド形状16c,16c(図4参照)が設けられているため、ICパッケージ1は、図6に示すように、ソケット本体2の載置部7の上面に確実に載置される。
【0034】
次に、図1に示すカバー部材3を矢印Bの方向に閉じる(図示省略)。上述したように、図1に示すソケット本体2の上面にて固定ガイド14の反対側には、位置決め手段6,6が設けられているため、ICパッケージ1がカバー部材3で押圧される前に、固定ガイド部14に当接されるICパッケージ1の側面1a,1aと反対側の側面1b,1bが固定ガイド部14の方向に押され、ICパッケージ1を固定ガイド部14に片寄せして当接させ、所定の載置位置に位置決めすることができる。
【0035】
具体的には、図6に示すように、カム部材19は、上昇位置のときには載置部7に載置されたICパッケージ1よりも高くなっているため、カバー部材3に設けられたプレッシャープレート10(図1参照)がICパッケージ1を押圧する前にプレッシャープレート10がカム部材19に接触し、このカム部材19を下方向に押し込むようになる。これにより、図7に示すように、ICパッケージ1がプレッシャープレート10(図1参照)で押圧される前に、このICパッケージ1をスライドガイド部16で押して固定ガイド部14の方向にスライドすることができる。
【0036】
上述したように、このスライドガイド部16は、図1に示すICパッケージ1の側面1bに接触する細長い板状のものであることにより、スライドガイド部16によるICパッケージ1の片寄せのバラツキを吸収することができ、このICパッケージ1を固定ガイド部14に正対させてスライドさせることができる。また、図2に示すように、二つのスライドガイド部16,16は、それぞれ矢印Eの方向にスライドするため、ICパッケージ1はその合力を受けて押され、固定ガイド部14に対して角度がずれないように所定の載置位置に正確に位置決めすることができる。このとき、図1に示すカバー部材3のプレッシャープレート10は、既にICパッケージ1のすぐ上面に位置するようになっているため(図示省略)、スライドガイド部16をスライドさせてICパッケージ1を片寄せするときに、ICパッケージ1が振動などでガタついたりしても、ポップアップによる脱落などの不具合を防止することができる。
【0037】
そして、図1に示すように、ラッチ部材4を矢印Cの方向に閉じてカバー部材3の閉状態を保持し(図示省略)、さらにレバー部材5を矢印Dの方向に閉じてカバー部材3を押圧する。これにより、閉状態とされたカバー部材3の操作部11に対し下方向に力が加えられるようになり、ICパッケージ1を押さえつけて固定することができる。このことから、ICパッケージ1の正確な位置決めが完了してから、このICパッケージ1が押圧されることとなる。したがって、ICパッケージ1の下面に設けられた各接続端子が載置部7に取り付けられた複数本のコンタクトピン(図示せず)に合致してからICパッケージ1が押圧されるため、その電気的接続を図ることができる。
【0038】
さらに、次のICパッケージ1を保持するときには、図1に示すように、レバー部材5を開いた状態としてから、ラッチ部材4によるカバー部材3の閉状態を解除し、さらにこのカバー部材3を開く。このとき、カム部材19はカバー部材3による押し込みが解除されるため、図6に示すように、コイルスプリング20によりカム部材19が上昇位置に押し上げられる。このとき、図7に示すカム部材19の先端部19bと係合されたスライドガイド部16の係合部16dは、図6に示すカム部材19のテーパ形状の中間部19cと係合しながら基端部19aに移行してゆくため、図2に示すように、スライドガイド部16はプレート部材15の周縁部に押し広げられた状態となる。これにより、図1に示すように、カバー部材3を開いた状態のときには、スライドガイド部16,16が載置部7の外側に押し広げた状態となるため、ICパッケージ1の挿抜をスムーズに行うことができる。
【0039】
図8は、本発明による位置決め手段の他の変形例を示す斜視図であり、カム部材19が上昇位置に押し上げられてスライドガイド部16が広げられた状態を示す。また図9は、図8に示すカム部材19が下降位置にまで押し込まれてスライドガイド部16がスライドした状態を示す。この変形例は、トーションスプリング18から力を受ける被押圧部材25,25がスライドガイド部16とは別体に設けられており、この被押圧部材25の内側辺部に、ICパッケージ1を載置部7に誘い込むためのガイド形状25aが設けられている。この場合でも、前述の図6、図7と同様に動作する。
【0040】
なお、以上の説明において、本発明による電気部品用ソケットは、カバー部材3がソケット本体2の一端側にて開閉可能に軸支されたクラムシェルタイプのものとして説明したが、本発明はこれに限られず、操作部材となるソケットカバーをソケット本体に対し上下動可能に取り付けたオープントップタイプの電気部品用ソケットに対しても適用することができる。また、電気部品用ソケットに着脱可能に保持される電気部品は、その下面に設けられた接続端子が平面状に形成されたLGAに限られず、その接続端子が球状に形成されたBGAの場合においても、適用することができる。
【0041】
また、以上の説明において、図1に示すICパッケージ1の手前側の側面1bは、スライドガイド部16に設けられた二つのガイド形状16cの前面側の二点で押されてスライドするとして説明したが、ICパッケージ1の側面1bを押すのは二点に限られず、一点又は三点以上、あるいは側面全体でもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係る発明によれば、ソケット本体の載置部に載置された電気部品を押圧部材で押圧して固定し、外部の回路に電気的に接続させる電気部品用ソケットにおいて、上記ソケット本体に、上記載置部に載置された電気部品の側面を押して位置決めする手段を備えたことによって、電気部品が押圧部材で押圧される前に、載置部の周縁部の一部に設けられた固定ガイド部に当接される電気部品の側面と反対側の側面が固定ガイド部の方向に押され電気部品を固定ガイド部に当接させて所定の載置位置に位置決めすることができる。これにより、外形寸法の公差が大きい電気部品であっても角度がずれないようになり所定の載置位置に正確に位置決めすることができる。したがって、電気部品の各接続端子と電気部品用ソケットの所定のコンタクトピンとの電気的接続を図ることができる。
【0043】
ここで、請求項2に係る発明によれば、上記位置決め手段は、上記載置部の周縁部にて固定ガイド部の反対側に取り付けられ固定ガイド部の方向にスライド可能とされたスライドガイド部と、このスライドガイド部を固定ガイド部の方向に付勢する付勢手段と、上下動可能とされ上昇位置で上記スライドガイド部が固定ガイド部の方向にスライドするのを停止し下降位置でその停止を解除するストッパ手段とを備えて成ることにより、上下動可能とされたストッパ手段が上昇位置のときには付勢手段で付勢されたスライドガイド部が固定ガイド部の方向にスライドするのを停止し、このストッパ手段が下降位置のときにはスライドガイド部の停止が解除されて固定ガイド部の方向にスライドすることができる。
【0044】
また、請求項3に係る発明によれば、上記ストッパ手段は、上方向に付勢されて上記載置部に取り付けられ、上昇位置に押し上げられた状態で上記スライドガイド部が固定ガイド部の方向にスライドするのを停止し、下降位置に押し込まれた状態でその停止を解除するカム部材から成ることにより、このストッパ手段が上昇位置に押し上げられているときにはスライドガイド部が固定ガイド部の方向にスライドするのを停止し、ストッパ手段が下降位置に押し込まれたときにはスライドガイド部の停止が解除されて固定ガイド部の方向にスライドすることができる。
【0045】
さらに、請求項4に係る発明によれば、上記ストッパ手段は、押圧部材によって電気部品が押圧される前に下降位置に押し込み可能とされていることにより、電気部品が押圧部材で押圧される前に、押圧部材がストッパ手段に接触して下降位置に押し込むことができる。したがって、電気部品が押圧部材で押圧される前に、電気部品を所定の載置位置に位置決めすることができる。また、電気部品を位置決めするときに、電気部品の脱落などの不具合を防止することができる。
【0046】
また、請求項5に係る発明によれば、上記スライドガイド部は、上記載置部に載置された電気部品の側面に接触する接触部を有する細長い板状のものであることにより、このスライドガイド部の接触部が載置部に載置された電気部品の側面に接触し、この電気部品を固定ガイド部に正対させてスライドさせることができる。
【0047】
さらに、請求項6に係る発明によれば、上記スライドガイド部の両端部が、上記ストッパ手段と係合するようになっていることにより、スライドガイド部の両端部がストッパ手段と係合し、このストッパ手段の上下動に連動してスライドガイド部が固定ガイド部に正対してスライドすることができる。
【0048】
さらにまた、請求項7に係る発明によれば、上記スライドガイド部の上面側に、電気部品を載置部に誘い込むためのガイド形状が形成されたことにより、このガイド形状によって載置部の上方から落とし込まれた電気部品が載置部に誘い込まれ、その上面に確実に載置することができる。
【0049】
そして、請求項8に係る発明によれば、上記付勢手段は、トーションスプリングであることにより、小さなスペースで大きな付勢力を得ることができる。したがって、電気部品をスライドさせるときに生じる摩擦力よりも大きな付勢力を得ることができ、またスライドガイド部による片寄せのバラツキを吸収することができる。また、大型で重量の重い電気部品を保持するための電気部品用ソケットに適用する場合にも、このトーションスプリングを小さなスペースに取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気部品用ソケットの実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電気部品用ソケットに設けられた位置決め手段の構成を示す斜視図である。
【図3】図2に示す位置決め手段を分解した状態を示す斜視図である。
【図4】図3に示す位置決め手段を構成するスライドガイド部の形状を示す斜視図である。
【図5】図3に示す位置決め手段を構成するカム部材の形状を示す斜視図である。
【図6】図1に示す電気部品用ソケットの載置部にICパッケージが載置された状態を示す要部拡大斜視図である。
【図7】図6に示すICパッケージがスライドガイド部で押されてスライドした状態を示す要部拡大斜視図である。
【図8】本発明による電気部品用ソケットに設けられた位置決め手段の他の変形例を示す要部拡大斜視図である。
【図9】図8に示す位置決め手段がスライドした状態を示す要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1…ICパッケージ
2…ソケット本体
3…カバー部材
4…レバー部材
5…ラッチ部材
6…位置決め手段
7…載置部
8,12…軸受部
9,13…シャフト
10…プレッシャープレート
11…操作部
14…固定ガイド部
15…プレート部材
16…スライドガイド部
17…ピン
18…トーションスプリング
19…カム部材
20…コイルスプリング

Claims (8)

  1. ソケット本体の載置部に載置された電気部品を押圧部材で押圧して固定し、外部の回路に電気的に接続させる電気部品用ソケットにおいて、
    上記ソケット本体に、上記電気部品が押圧部材で押圧される前に、上記載置部の周縁部の一部に設けられた固定ガイド部に当接される電気部品の側面と反対側の側面を固定ガイド部の方向に押し該電気部品を固定ガイド部に当接させて所定の載置位置に位置決めする手段を備えたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 上記位置決め手段は、上記載置部の周縁部にて固定ガイド部の反対側に取り付けられ該固定ガイド部の方向にスライド可能とされたスライドガイド部と、このスライドガイド部を固定ガイド部の方向に付勢する付勢手段と、上下動可能とされ上昇位置で上記スライドガイド部が固定ガイド部の方向にスライドするのを停止し下降位置でその停止を解除するストッパ手段とを備えて成ることを特徴とする請求項1記載の電気部品用ソケット。
  3. 上記ストッパ手段は、上方向に付勢されて上記載置部に取り付けられ、上昇位置に押し上げられた状態で上記スライドガイド部が固定ガイド部の方向にスライドするのを停止し、下降位置に押し込まれた状態でその停止を解除するカム部材から成ることを特徴とする請求項2記載の電気部品用ソケット。
  4. 上記ストッパ手段は、押圧部材によって電気部品が押圧される前に下降位置に押し込み可能とされていることを特徴とする請求項2又は3記載の電気部品用ソケット。
  5. 上記スライドガイド部は、上記載置部に載置された電気部品の側面に接触する接触部を有する細長い板状のものであることを特徴とする請求項2記載の電気部品用ソケット。
  6. 上記スライドガイド部の両端部が、上記ストッパ手段と係合することを特徴とする請求項5記載の電気部品用ソケット。
  7. 上記スライドガイド部の内側辺部に、電気部品を載置部に誘い込むためのガイド形状を有することを特徴とする請求項5又は6記載の電気部品用ソケット。
  8. 上記付勢手段は、トーションスプリングであることを特徴とする請求項2記載の電気部品用ソケット。
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