JP2004292150A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2004292150A JP2003090889A JP2003090889A JP2004292150A JP 2004292150 A JP2004292150 A JP 2004292150A JP 2003090889 A JP2003090889 A JP 2003090889A JP 2003090889 A JP2003090889 A JP 2003090889A JP 2004292150 A JP2004292150 A JP 2004292150A
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Abstract

【課題】両面モデルの有り無しが設定されている製品において、両面ユニット有りの製品にのみに装着されるユニットの有無を検知して、両面モデルか否かを判断する。
【解決手段】ECU内に反転モータの駆動回路の有る構成で、反転モータ301の電流検出抵抗を利用する。反転モータ301がある時は、反転モータON信号により、モータを介して駆動回路の検出抵抗に電流が流れ、ある電圧が発生し、反転モータ301がない時は、反転モータON信号を送出して検出抵抗には電圧が発生しないため、これをCPU303で監視して両面有り無しモデルを検知する。または、両面ユニットにある再給紙ソレノイド401の有り、無しを検知して、両面有り無しモデルを検知する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシートの表裏に画像を形成することが可能なレーザプリンタなどの画像形成装置に関し、特に片面に画像が形成されたシートを反転させて画像形成部に画像を搬送する両面搬送部を装置本体に着脱可能に取り付けられる構成において、両面の有るモデルと両面の無いモデルをCPUがモデルを判別し、本体の動作を切り換える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置においては、画像形成部により片面に画像が形成されたシートを反転させて画像形成部に搬送し、シートの裏面に画像を形成するようにしたものがある。
【0003】
そして、従来の画像形成装置の一例である、レーザプリンタ等の画像形成装置においては、比較的大型、高速、高コストの装置に、シートを反転させて画像形成部に搬送する両面搬送路を有する両面搬送部をオプション装着してシート両面に画像を記録するようにしたものがある。
【0004】
ところで、近年、小型、低速、低コストのレーザプリンタ等においても省資源等のために、シートの両面に画像を記録する機能を要望するユーザが増加している。その反面、機能は少なくてもやはり低コストを要望するユーザも残っている。
【0005】
このような小型、低速、低コストの画像形成装置に、両面搬送部をオプション装着する場合、両面機能の有無を判断して、本体装置の制御を行うことが必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、両面搬送部をオプション装着する場合、両面機能の有無を判断して、本体装置の制御を行うためには、両面搬送部を装着したか否かを検知するための検知手段を新たに設けなければならず、装置のコストアップになってしまう。
【0007】
そこで、本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、低コストで両面画像形成が可能な画像記録装置(画像形成装置)を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を備えるものである。
【0009】
本発明は、画像形成部により片面に画像が形成されたシートを反転して再度前記が造形西部に搬送し、前記シートの裏面に画像形成を行う画像形成装置において、両面機能のあるモデルでは、前記反転させたシートを前記画像形成部に搬送するための両面搬送路、および反転モータ、両面搬送路に一時待避したシートを前記が造形西部に搬送開始するための制御を行う再給紙ソレノイドを着脱可能に取り付けられるように構成している。
【0010】
前記両面搬送路へシートを搬送するための反転モータの駆動制御回路がECUと呼ばれる回路基板に実装されており、反転モータが装着されている場合は、反転モータをオンすると、前記駆動制御回路内のモータ電流検出抵抗に電流が流れるため、前記モータ電流検出抵抗の両端に電圧が発生する。逆に、反転モータが装着されていない場合は、反転モータをオンしても前記モータ電流検出抵抗には電流が流れないため、前記モータ電流検出抵抗に電圧は発生しない。
【0011】
従って、装置本体の制御用CPUから前記反転モータオン信号を送出し、前記反転モータ電流検出抵抗に電圧が発生するか否かを検出することにより、装置本体が両面機能を有するか否かを判断することが可能となる。
【0012】
また、本発明は、前記両面搬送路に一端待機させたシートを再度前記画像形成部へ搬送するために、前記両面搬送路からシートを送出するためのギアを回転開始させるため、ソレノイドを動作させる。このソレノイドが装着されている状態で、ソレノイドをオンする、つまり、駆動用のトランジスタをオンさせると、CPUでの監視レベルがLowになる。一方、ソレノイドが装着されていない状態で、ソレノイドをオンすると、CPUでの監視レベルは、Highの状態から変化がない。
【0013】
従って、装置本体の制御用CPUから前記ソレノイドのオン信号を送出し、前記ソレノイド駆動回路のCPU監視レベルがLowかHighかを検出することにより、装置本体が両面機能を有するか否かを判断することが可能となる。
【0014】
上記構成を、改めて以下(1)〜(5)に整理して示す。
【0015】
(1)画像形成されたシートをシート排出部に搬送可能にする搬送路を備え、かつ、シートの両面に画像を形成する場合には、一面目に画像が形成された後に、再び画像形成部にシートを搬送するように反転搬送可能な搬送手段を備えた画像形成装置において、
前記反転させたシートを前記画像形成部に搬送すると共に、開閉可能に構成された両面搬送路を有し、装置本体に対して着脱可能に取り付けられた両面搬送部と、装置本体に対して着脱可能に取り付けられた、排出搬送と反転搬送のためのローラ対を動作させる反転モータと、装置本体に対して着脱可能に取り付けられた、両面搬送部のシートを搬送開始させるためのローラを制御するソレノイドを備え、着脱可能な部品の有無を検知することで、両面有りモデルと両面なしモデルを判断できるように構成したことを特徴とする画像形成装置。
【0016】
(2)両面有りモデルと両面無しモデルを検知するため、前記反転モータの制御回路基板内に実装された前記反転モータ駆動回路のモータ電流検出抵抗を用いたことを特徴とする上記(1)記載の画像形成装置。
【0017】
(3)両面有りモデルと両面無しモデルを検知するため、前記ソレノイドの制御回路基板内に実装された前記ソレノイド駆動回路を用いたことを特徴とする上記(1)記載の画像形成装置。
【0018】
(4)エンジン制御用CPUが両面有り無しモデルを判断するタイミングは、装置本体の電源が入れられた時であることを特徴とする上記(1)記載の画像形成装置。
【0019】
(5)エンジン制御用CPUが両面有り無しモデルを判断するタイミングは、一定の時間間隔で常に確認、判断することを特徴とする上記(1)記載の画像形成装置。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、実施例に基づいて図面を参照しながら説明する。
【0021】
【実施例】
(第1の実施例)
本発明の第1の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施の形態では、本発明を電子写真方式のレーザプリンタに適用した例について、図1と図3を使って説明する。
【0022】
実施の形態のレーザプリンタは、図1に示すように、レーザビームプリンタ本体(以下、プリンタ本体と呼ぶ)1内の上方に、シートに画像を形成する画像形成手段としての画像形成部5が配置され、プリンタ本体1の下方には、記録媒体としてのシートを画像形成部5に供給するためのシート給送部2が配置され、さらに、画像形成部5で画像形成されたシートについて画像形成面を下側にして排出するためのフェイスダウン排出部9がプリンタ本体1の上方面に配置されている。
【0023】
そして、このレーザビームプリンタでは、プリンタ本体1内でシートを搬送するシート搬送路として、シート給送部2から画像形成部5まで略U字状に折り返し形成されたシート給送路L1と、画像形成部5内に形成されたシート搬送路L2と接続されフェイスダウン排出部9に連なるスイッチバック搬送路L3と、上流側がシート搬送路L2及びスイッチバック搬送路L3に接続部に接続され下流側がシート給送路L1合流するように接続された両面印字搬送路L4とを有している。
【0024】
また、このレーザビームプリンタでは、シートの有無や通過等について検出するためのシート検出手段として、各種センサS1〜S6が前記シート搬送路L2等に配置されており、これらセンサS1〜S6の出力信号が図3に示す本体制御部303(以下、CPU303と呼ぶ)に供給され、この出力信号に応じてCPU303が各部に制御信号を出力することによって、装置全体が制御されるようになっている。
【0025】
シート給送部2は、図1に示すように、画像形成部5に供給するシートが積載されるシート積載手段としてのシートカセット(以下、カセットと呼ぶ)3とカセット3内のシートの有無を検知するシート有無検知センサS1と、カセット3の上方に回転可能に配置された断面略半月状のピックアップローラ3aと、シート給送路L1の上流側に回転可能に配置された搬送ローラ対3bと、シート給送路L1の下流側に回転可能に配置された搬送ローラ対3cと、搬送ローラ対3cの下流近傍に配置された給紙センサS2とを備えている。
【0026】
また、シート給送部2は、画像形成部5により画像形成されたシートを再び画像形成部5に給送するために、両面印字搬送路L4と、両面印字搬送路L4の上流側に回転可能に配置された反転シート誘導ローラ11と、反転シート誘導ローラ11の下流側に配置された反転シート導入検知センサS5と、両面印字搬送路L4の中流部に回転可能に配置された反転シート搬送ローラ対12と、反転シート誘導ローラ11と、両面印字搬送路L4の下流側に回転可能に配置された反転シート再給紙ローラ対13と、反転シート誘導ローラ11と、反転シート再給紙ローラ13との間の位置に配置された再給紙センサS6とを備えている。
【0027】
画像形成部5は、トナー画像を形成する感光体ドラム5aと、感光体ドラム5aを帯電させる帯電器5bと、感光体ドラム5a上の静電潜像を現像する現像器5cと、現像された感光体ドラム5a上のトナー画像をシートに転写させる転写器5dとを備えている。
【0028】
また、画像形成部5は、画像データに基づくレーザ光を生成して感光体ドラム5a上にスキャニングするレーザスキャナユニット4及び折り返しミラー4aと、転写器5dによって転写されたシート上のトナー画像を定着させるための熱定着器6と、感光体ドラム5aと転写器5dとのニップ部付近から熱定着器6の下流側まで形成されたシート搬送路L2とを備えている。
【0029】
熱定着器6は、不図示の加熱体及び加熱体の温度を検知するサーミスタ等によって構成され、転写プロセスの終了したシートに熱と圧力とを加えることにより、トナー画像をシートに定着させる。
【0030】
そして、レーザビームプリンタでは、シート搬送路L2の下流端側に、排出ローラ対7が回転可能に配置されると共に、シートの通過を検知するための排出センサS3が熱定着器6と排出ローラ対7との間に配置される。
【0031】
さらに、スイッチバック搬送路L3の下流側には、シートをフェイスダウン排出部9に排出するフェイスダウン排出ローラ対10と、フェイスダウン排出部9に排出される際のシートの通過及びフェイスダウン排出部9に排出、積載されたシートについての満載を検知するフェイスダウンシート満載検知センサ(以下、満検センサと呼ぶ)S4及びプリンタ本体1内のシート排出口9aの近傍に回転可能に取り付けられたフラッパ14と、フェイスダウン排出ローラ対10をフェイスダウン排出部9へ搬送するために回転駆動させるための、反転モータ301(図3参照)が配置される。
【0032】
ここで、フェイスダウン排出ローラ対10は、後述する両面印字の際に正/逆方向に切り換え可能に回転駆動されるスイッチバックローラとしての機能を有している。また、シート排出口9aからフェイスダウン排出部9にシートが排出される際には、当該シートによってフラッパ14が図1の上方に押し上げられ、これに伴って満載検知センサS4が一時的にオンになる。一方、フェイスダウン排出部9に排出、積載されたシートが所定の高さ以上になると、シートの最上面によってフラッパ14が図1の上方に押し上げられた状態となり、これに伴って満載検知センサS4が常にオンとなる。
【0033】
このレーザビームプリンタでは、フェイスアップトレイ8はプリンタ本体1に対して開閉可能に配置されている。このフェイスアップトレイ8は、下端側を中心として、プリンタ本体1に対して図1の矢印方向に回動可能に取り付けられており、図1に示す閉状態ではスイッチバック搬送路L3の一部を構成する。一方、フェイスアップトレイ8を開くと、このスイッチバック搬送路L3及び両面印字搬送路L4の一端を開放すると共に、スイッチバック搬送路L3の基端側の向きを水平方向とすることにより、スイッチバック搬送路L3に沿って搬送されたシートがフェイスアップトレイ8に排出され、フェイスダウン排出ローラ対10及びフェイスダウン排出部9には到達しないようになっている。
【0034】
このレーザビームプリンタは、不図示にパーソナルコンピュータ等の外部端末装置と接続され、この外部端末装置から供給される画像データ及び各種コマンドに基づいて前記CPU303が各部に制御信号を出力し、シートの印字動作が実行される。また、このレーザビームプリンタは、プリンタ本体1の上部に、LCD等からなる不図示の表示部と、キースイッチ等からなる不図示の操作入力部が配置されている。
【0035】
以下、このレーザビームプリンタにおける各部の動作を、シートの搬送動作に従って説明する。
【0036】
実施の形態のレーザビームプリンタでは、CPU303により前記外部端末装置からの印字実行コマンドが検出されると、シート有無検知センサS1の出力信号によりシートカセット3内のシートの有無が検出され、シート無しと判断した場合には、前記表示部に「シートを補給」する内容が表示され、シートがある場合には、シート給送部2によるシート給送動作が実行される。
【0037】
すなわち、シート給紙部2では、ピックアップローラ3a及び搬送ローラ対3bが回転駆動されることにより、シートカセット3内の最上位のシートが給送路L1に沿って給送され、さらに搬送ローラ対3cによって画像形成部5まで給送される。このとき、搬送ローラ対3cを通過したシートに先端及び後端が、給紙センサS2によって検知され、この検知結果に基づいて画像の書き込みタイミングが決定される。
【0038】
レーザビームプリンタでは、この書き込みタイミングに基づいて、外部端末装置から供給される画像データに対応するレーザ光がレーザスキャナユニット4から照射(ラスタスキャニング)され、このレーザ光が折り返しミラー4aによって感光体ドラム5a上に走査されることにより、感光体ドラム5a上に画像データについての静電潜像が形成される。なお、感光ドラム5aの表面は、予め帯電器5bによってレーザ光の走査に先立って帯電されており、感光体ドラム5a上に静電潜像が現像器5cでトナー画像に現像される。さらに、画像形成部5では、感光ドラム5aの表面のトナー画像は、給送されたシートの上面に転写器5dによって転写される。
【0039】
このような画像形成プロセスにより上面にトナー画像が転写されたシートは、シート搬送路L2に沿って熱定着装置6まで搬送され、この熱定着器6によって加熱及び加圧されることにより、トナー画像が定着される。
【0040】
さらに、トナー画像が定着されたシートは、排出センサS3を通過することにより、排出センサS3がオンとなり熱定着器6を通過したタイミングが検出され、排出ローラ対7によってスイッチバック搬送路L3に沿って搬送される。ここで、シートは、排出モードの場合にはフェイスダウン排出部9または、フェイスアップトレイ8のいずれかに排出され、両面印字モードの場合には両面印字搬送路L4に沿って画像形成部5に再給送される。
【0041】
まず、排出モードの場合について説明すると、図1のようにフェイスアップトレイ8が閉状態の時には、シートは、スイッチバック搬送路L3に沿ってフェイスダウン排出ローラ対10まで搬送され、フェイスダウン排出ローラ対10が正方向に回転駆動されることによって、プリンタ本体1のシート排出口9aを介してフェイスダウン排出部9上に画像面を下向きにして排出、積載される。このとき、排出されるシートがフラッパ14を上方向に回動させることにより、満載検知センサS4が一時的にオンになる。
【0042】
一方、フェイスアップトレイ8が開状態の時には、シートは、上述のように水平状態となったスイッチバック搬送路L3に沿って搬送され、フェイスアップトレイ8上に画像面を上向きにして排出、積載される。
【0043】
次に、両面モード時の場合について説明する。両面印字モードの場合には、図1に示すように、フェイスアップトレイ8が閉状態にセットされ、排出ローラ対7によってスイッチバック搬送路L3に沿って搬送されたシートは、フェイスダウン排出ローラ対10が正方向に回転駆動されて、所定時間だけフェイスダウン排出部9の方向へ搬送される。これにより、シートは、フェイスダウン排出部9の方向へ搬送される。
【0044】
これにより、シートは、フェイスダウン排出ローラ対10に挟まれた状態を維持しながら、その先端部側がプリンタ本体1のシート排出口9aから外部に露出すると共に、その後端部がシート搬送路L2からスイッチバック搬送路L3に移動する。このとき、排出されるシートがフラッパ14を上方向に回動させることにより、満載検知センサS4がオンになる。
【0045】
続いて、シート後端が排出ローラ対7を抜けてスイッチバック搬送路L3に達した後、フェイスダウン排出ローラ対10が逆方向に回転駆動されることにより、シートが逆(下)方向に搬送され、移動方向における先端部がスイッチバック搬送路L3から両面印字搬送路L4に移動し、反転シート誘導ローラ11が回転駆動されることにより両面印字搬送路L4に沿って搬送される。このとき、反転シート誘導ローラ11を通過したシートは、その先端及び後端が反転シート誘導検知センサS5によって検知され、この検知結果に基づいて両面印字搬送路L4に搬送されたタイミングが検出される。
【0046】
さらに、このシートは、回転駆動される反転シート搬送ローラ対12によって図1の右方向に搬送され、この搬送中に再給紙センサS6によって先端部が検出される。そして、シートは、この検出タイミングに基づく所定時間後に反転シート搬送ローラ対12の回転が停止するように駆動制御されることにより、反転シート再給送ローラ対13の手前で停止され、両面印字の2面目(裏面)用のシートとして再給送されるのを待機する。両面印字されるシートが複数ある場合、この待機中には次のシートについての画像形成が行われており、この画像形成動作が終了して排出センサS3に検出されるまで、先のシートは再給送ローラ対13の手前で待機する。
【0047】
続いて、反転シート搬送ローラ対12及び反転シート再給送ローラ対13の駆動により、両面印字搬送路L4に待機しているシートがシート給送路L1に再給送され、搬送ローラ対3cへと搬送されることにより、前述したカセット3からの印字動作と同様に2面目(裏面)への印字動作が行われる。このようにして両面印字されたシートは、前述した排出モードの場合と同様の動作にてフェイスダウン排出部9に排出される。
【0048】
なお、このレーザビームプリンタでは、上述のようにフェイスアップトレイ8の開閉によりスイッチバック搬送路L3及び両面印字搬送路L4の一端側が開閉する構成となっており、フェイスアップトレイ8を開くことによってスイッチバック搬送路L3または、両面印字搬送路L4で発生したジャムシートを容易に取り除くことが出来るようになっている。
【0049】
このようにある部分を着脱可能にした構成のレーザビームプリンタにおいて、両面ユニットをサポートするモデルとサポートしないモデルにおいて、本体制御用のCPU303を同一にすることで、その実装基板を分けることなく使うことが出来る。
【0050】
両面ユニットをサポートする場合には、前記反転モータ301、再給紙ソレノイド、両面印字搬送路L4が装着され、両面ユニットをサポートしない場合は、前記反転モータ301、再給紙ソレノイド、両面印字搬送路L4が装着されていない。
【0051】
ここでは、前記反転モータ301の駆動回路を利用し、両面ユニットをサポートするモデルか、否かを判断する事例を説明する。
【0052】
これは、図3に示すように、前記反転モータ301は、本体装置の制御用CPU303からのオン/オフ信号によって、モータドライバ302が制御され、前記反転モータ301へ駆動電流を流すことにより、回転を開始する。反転モータ301へ流された電流に比例した、分流電流がモータドライバ302に接続されている電流検出抵抗Rに流れ、それを電圧としてモータドライバ内で基準と比較し、モータへ流す電流の制御を行っている。
【0053】
つまり、前記反転モータ301が装着されている状態で、前記反転モータ301をオンすると、前記電流検出抵抗には電圧VRLが発生する。しかし、前記反転モータ301が装着されていない状態では、前記電流検出抵抗には電圧VRLが発生しない。従って、この電圧VRLをCPU303に取り込み、この電圧VRLが0Vか否かを判断することによって、両面ユニットをサポートするための前記反転モータ301が装着されているか、否かを判断することが可能になる。
【0054】
また、このような状態を判断するタイミングについては、本体装置の電源がオンされて、本体制御用CPU303が動作し、前多回転を行うときに前記反転モータ301のオン信号を一度送出して、その時の監視電圧レベルを判断することで、本体装置が両面ユニットをサポートするモデルか、否かを判断する。そして、それ以降の本体装置の制御方法をその判断結果に合わせて選択するように構成する。
【0055】
このタイミングに関しては、本体装置の状態確認のために、前述の他に、例えば1ジョブが終了した時点で再度前記反転モータ301のオン信号を送出して、その時の監視電圧レベルを判断することで途中で両面ユニットをサポートするための部品が取り外されたとしても、その後は、両面ユニットをサポートしない場合の本体制御方法を選択して、少なくとも、片面印字だけは可能な状態で使用することができる。
【0056】
(第2の実施例)
本実施例では、図4を用いて、再給紙ソレノイド401の駆動回路を利用し、両面ユニットをサポートするモデルか、否かを判断事例を説明する。
【0057】
前記再給紙ソレノイド401は、CPU303からのオン/オフ信号によって、前記再給紙ソレノイドの駆動回路であるトランジスタ402をオンし、前記再給紙ソレノイド401へ駆動電流を流すことにより、前記再給紙ソレノイド401の駆動動作を行っている。
【0058】
つまり、前記再給紙ソレノイド401が装着されている状態で、前記再給紙ソレノイド401をオン(トランジスタ402オン)すると、トランジスタ402のコレクタ電圧VCEは、ほぼ0Vになる。しかし、前記再給紙ソレノイド401が装着されていない状態では、前記トランジスタ402のコレクタ電圧VCEは電流の流れる経路がないため、Vccが印可される。従って、このトランジスタ402のコレクタ印加電圧を抵抗分圧し、CPU303に取り込み、この電圧0Vか否かを判断することによって、両面ユニットをサポートするための再給紙ソレノイド401が装着されているか、否かを判断することが可能になる。
【0059】
なお、本実施例では、CPU303に取り込むため、抵抗分圧による方法をとっているが、例えば、コレクタ端からCPU303への接続ラインに、3V程度のツェナーダイオードを対GND間に接続する方法等を用いることも可能である。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、新たなセンサ、回路基板、または通信機能等を設けることなく、CPU303が同一であることを含めて、同一の基板を使用して、両面ユニットをサポートする部品が装着されているか否かを判断し装置の制御することが可能になり、低コストで両面画像形成が可能な画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】両面機能をサポートした本体装置の構成図
【図2】排出部を開状態にした概略図
【図3】本発明の第1の実施例を示す、駆動回路の概略図
【図4】本発明の第2の実施例を示す、駆動回路の概略図
【符号の説明】
1 レーザビームプリンタ本体
2 シート給送路
3 シートカセット
3a ピックアップローラ
3b、3c 搬送ローラ対
4 レーザスキャナユニット
4a 折り返しミラー
5 画像形成部
5a 完抗体ドラム
5b 帯電器
5c 現像器
5d 転写器
6 熱定着器
7 排出ローラ対
8 フェイスアップトレイ
9 フェイスダウン排出部
9a シート排出口
10 フェイスダウン排出ローラ対
11 反転シート誘導ローラ
12 反転シート搬送ローラ対
13 反転シート再給紙ローラ対
14 フラッパ
L1 シート給送路
L2 シート搬送路
L3 スイッチバック搬送路
L4 両面印字搬送路
S1 シート有無検知センサ
S2 給紙センサ
S3 排出センサ
S4 フェイスダウンシート満載検知センサ
S5 反転シート導入検知センサ
S6 再給紙センサ
301 反転モータ
302 反転モータ用ドライバ(モータドライバ)
303 本体制御用CPU
304 モータ電流検出用抵抗
401 再給紙ソレノイド
402 トランジスタ

Claims (5)

  1. 画像形成されたシートをシート排出部に搬送可能にする搬送路を備え、かつ、シートの両面に画像を形成する場合には、一面目に画像が形成された後に、再び画像形成部にシートを搬送するように反転搬送可能な搬送手段を備えた画像形成装置において、
    前記反転させたシートを前記画像形成部に搬送すると共に、開閉可能に構成された両面搬送路を有し、装置本体に対して着脱可能に取り付けられた両面搬送部と、装置本体に対して着脱可能に取り付けられた、排出搬送と反転搬送のためのローラ対を動作させる反転モータと、装置本体に対して着脱可能に取り付けられた、両面搬送部のシートを搬送開始させるためのローラを制御するソレノイドを備え、着脱可能な部品の有無を検知することで、両面有りモデルと両面なしモデルを判断できるように構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 両面有りモデルと両面無しモデルを検知するため、前記反転モータの制御回路基板内に実装された前記反転モータ駆動回路のモータ電流検出抵抗を用いたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 両面有りモデルと両面無しモデルを検知するため、前記ソレノイドの制御回路基板内に実装された前記ソレノイド駆動回路を用いたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. エンジン制御用CPUが両面有り無しモデルを判断するタイミングは、装置本体の電源が入れられた時であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. エンジン制御用CPUが両面有り無しモデルを判断するタイミングは、一定の時間間隔で常に確認、判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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