【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、Ｃ言語で書かれたライブラリに対してＪａｖａ（登録商標）言語を用いてアクセスするためのネイティブライブラリへのアクセス方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
コンピュータシステムにおけるプログラム言語は、Ｃ言語と呼ばれるＯＳ（オペレーションシステム）などの制御プログラムを記述するのに適した言語が使用されているが、近年、インターネット技術の発展によってＨＴＭＬ言語の機能を補う中間コードコンパイラであるＪａｖａ（登録商標）言語と呼ばれるプラットホームを選ばない言語が使用されてきている。
【０００３】
このＪａｖａ（登録商標）言語を用いてＣ言語によって作成されたライブリ（ネイティブライブラリと呼ぶ）へデータのアクセスを行うためには、Ｊａｖａ（登録商標）言語からネイティブライブラリへアクセスする場合、ＪＮＩ（Ｊａｖａ（登録商標） Ｎａｔｉｖｅ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）と呼ばれる機構を利用する必要がある。しかし、このＪＮＩ機構を利用するためにはアクセスしたいライブラリの関数単位でＣ言語によるプログラミングが必要となり、Ｊａｖａ（登録商標）プログラマにはＣ言語のメモリアロケート（メモリの確保）管理などの深い知識も必要とされる。またＪａｖａ（登録商標）言語にはライブラリおよび関数単位でのアクセス権制御も存在しないため、セキュリティのためのアクセス権の管理を一元化できないものであった。
【０００４】
尚、前記Ｊａｖａ（登録商標）言語を用いた技術及びアクセス権限の設定に関する技術が記載された文献としては、例えば、特開２０００−５７１１３号公報及び特開平５−９４３５７号公報が挙げられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術によるＪａｖａ（登録商標）言語を用いてＣ言語によって作成されたネイティブライブラリへのアクセス手法は、前述のように操作者にＣ言語によるプログラミング能力やメモリアロケート管理能力が必要とされ、Ｊａｖａ（登録商標）プログラマにとってはＣ言語で記載されたライブラリへアクセスすることが困難であり、Ｃ言語を習得する必要があるため開発工数を余分に必要とし、更にデータ型変換やメモリアロケート管理を行うためバグが発生し易いと共に、ライブラリに対するアクセス権の設定が煩雑であると言う不具合があった。
【０００６】
本発明の目的は、前述の従来技術による不具合を除去することであり、Ｃ言語の深い知識を必要とせずに既存ネイティブライブラリへのアクセスを行うことができるネイティブライブラリへのアクセス方法を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は、Ｊａｖａ（登録商標）言語からＣ言語で書かれたファイルを格納するネイティブライブラリへアクセスするアクセス方法ｉ６ｅｗ、ネイティブライブラリ関数の引数と戻り値となるデータ型情報を記述したデータ型マッピング情報定義ファイルと、メモリアロケート動作を記述したメモリアロケート動作定義ファイルと、ネイティブライブラリに格納されたファイルからＣ言語のデータ型と対応するＪａｖａ（登録商標）言語クラスのソースコードを自動生成するクラスタ生成プログラムと、ネイティブライブラリのライブラリ関数へアクセスするプログラムを格納するアクセス用ライブラリと、アクセス権を設定するアクセス権設定ファイルとを設け、前記データ型マッピング情報定義ファイルに記述されたネイティブライブラリ関数の引数及び戻り値と、前記メモリアロケート動作定義ファイルに記述したメモリアロケート動作と、アクセス権設定ファイルに設定したアクセス権とを用い、前記プログラムによりＪａｖａ（登録商標）言語をＣ言語に変換したソースコードを生成し、該ソースコードによりネイティブライブラリをアクセスすることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態によるネイティブライブラリへのアクセス方法を図面を参照して詳細に説明する。図１は、本実施形態によるＪａｖａ（登録商標）プログラムからネイティブライブラリへアクセスするためのアクセス方法を適用したシステムの全体構成を示す図、図２は本実施形態によるＪａｖａ（登録商標）側での呼び出しメソッドを説明するため図、図３は本実施形態によるデータ型マッピング情報定義ファイルを説明するための図、図４はメモリアロケート動作定義ファイル及びアクセス権設定ファイルを説明するための図、図５〜図７は本実施形態によるＪａｖａ（登録商標）側での呼び出しメソッドの複数動作例を説明するための図である。
【０００９】
まず本発明によるネイティブライブラリへのアクセス方法を適用したアクセスシステムは、図１に示す如く、Ｃ言語で生成された複数のネイティブライブラリ２１〜２３及び該ライブラリ２１〜２３のデータ型の定義を格納するデータ型定義ファイル２４とを格納するネイティブライブラリ群２００に対して設けられたアクセス構成１００を成し、このアクセス構成１００は、ネイティブライブラリを呼び出すための呼び出し用メソッド１２を含むＪａｖａ（登録商標）プログラム１１と、前記呼び出し用メソッド１２を用いて前記ネイティブライブラリ２１〜２３のファイルからデータを呼び出すためのアクセス用ライブラリ１８と、前記データ型定義ファイル２４に格納したライブラリ毎のデータ型定義を入力とし、データ型マッピング情報を格納するデータ型マッピング情報定義ファイル１７と、Ｃ言語のメモリロケート動作の定義を格納したメモリロケート動作定義ファイル１６と、前記データ型マッピング情報定義ファイル１７に格納したデータ型マッピング情報定義とメモリロケート動作定義ファイル１６に格納したメモリロレート動作定義とを用いてクラスタを生成するクラスタ生成プログラム１５と、操作者に応じた各ライブラり２１〜２３に対するアクセス権が設定されたアクセス権設定ファイル１３とを備える。
【００１０】
前記呼び出し用メソッド１２は、図２下段に示す如く、引数名／データ型／内容を格納したものであり、例えば図２上段に示す如く、アクセス対象のライブラリ名及びデータ型が「Ｓｔｒｉｎｇ Ｌｉｂｎａｍｅ」、アクセスしたい関数名及びデータ型が「Ｓｔｒｉｎｇ ｆｕｎｃｎａｍｅ」、アクセス対象の関数への引数リストが「Ｖｅｖｔｅｒ ａｒｇｅ」、アクセス対象の関数からの戻り値が「Ｖｅｃｔｅｒ ｒｅｓｕｌｔｓ」の如く設定されているものである。即ち、呼び出し用メソッド１２は、呼び出し対象となるネイティブライブラリの名前／関数名／引数リスト／戻り値格納領域を格納している。
【００１１】
ここで本実施形態によるライブラリ名及び関数名が、図３（ａ）に示す如く、ライブラリ名として「ｓａｍｐｌｅ＿ｌｉｂｒａｒｙ．ｄｌｌ」、関数名として各々「ｌｏｎｇ ｓａｍｐｌｅ＿ｆｕｎｃｔｉｏｎ１（ｌｏｎｇ ｐ１， ｌｏｎｇ ｐ２）」／「ｌｏｎｇ ｓａｍｐｌｅ＿ｆｕｎｃｔｉｏｎ１（ｌｏｎｇ ｐ１， ｌｏｎｇ ｐ２）」／「ｌｏｎｇ ｓａｍｐｌｅ＿ｆｕｎｃｔｉｏｎ３（ｃｈａｒ ｐ１［］， ｌｏｎｇ ｐ２）」／「ｌｏｎｇ ｓａｍｐｌｅ＿ｆｕｎｃｔｉｏｎ４（ｌｏｎｇ ｐ）」である場合、データ型マピング情報定義ファイル１７は、図３（ｂ）に示す如く定義される。この図３（ｂ）に示すデータ型マピング情報定義ファイル１７は、簡単に説明すると、左側のコマンド欄がＪａｖａ（登録商標）言語とＣ言語との対応を示し、右側の内容欄が、そのコマンドの内容を示している。即ち本実施形態によるデータ型マピング情報定義ファイル１７は、Ｊａｖａ（登録商標）言語で使用される型とＣ言語で使用される型のマッピングの記述と、当該データのメモリ領域がどのように扱われるか，またはどちら向きのデータなのかも指定している。尚、ここで指定するキーワードはメモリアロケート動作定義ファイル１６にて定義されたキーワードである。
【００１２】
前記メモリアロケート動作定義ファイル１６は、図４（ａ）に示す如く、データ型マピング情報定義ファイル同様に、左側のコマンド欄がＪａｖａ（登録商標）言語とＣ言語との対応を示し、右側の内容欄が、そのコマンドの内容を示している。即ちメモリアロケート動作定義ファイル１６は、あるデータがネイティブライブラリへの入力データなのか，出力データなのか，または両方なのかをｉｏに指定し、またそのデータの領域はネイティブライブラリ関数内でアロケートされるものなのか、そうでないのかをメモリに指定するものである。
【００１３】
また前記アクセス権設定ファイル１３は、図４（ｂ）に示す如く、「ｓａｍｐｌｅ＿ｌｉｂｒａｒｙ」に対して、各々「ｓａｍｐｌｅ＿ｆｕｎｃｔｉｏｎ１」（レベル１）、「ｓａｍｐｌｅ＿ｆｕｎｃｔｉｏｎ２」（レベル２）、「ｓａｍｐｌｅ＿ｆｕｎｃｔｉｏｎ３」（レベル３）、の如く、段階的なアクセス権が設定されている。即ち、該アクセス権設定ファイル１３は、ネイティブライブラリの名前及び関数名単位にｇｒａｎｔ指定することによりアクセス許可を表す様に設定されている。
【００１４】
さて、この様に構成されたネイティブライブラリへのアクセス方法を適用したアクセスシステムは、ネイティブライブラリ関数の引数／戻り値となるデータ型情報を記述したデータ型マッピング情報定義ファイル１７と、メモリアロケート動作を記述したメモリアロケート動作定義ファイル１６と、そのファイルからＣ言語のデータ型と対応するＪａｖａ（登録商標）言語クラスのソースコードを自動生成するプログラム１５と、ネイティブライブラリ２１〜２３に格納されたファイルのライブラリ関数へアクセスするプログラムを格納するアクセス用ライブラリ１８と、アクセス権制御を設定するアクセス権設定ファイル（ポリシーファイル）１３とを設け、前記データ型マッピング情報定義ファイル１７に記述されたネイティブライブラリ関数の引数及び戻り値と、前記メモリアロケート動作定義ファイル１６に記述したメモリアロケート動作と、アクセス権設定ファイル１３に設定したアクセス権とを用い、前記プログラム１５によりＪａｖａ（登録商標）言語をＣ言語に変換し且つアクセス権を設定したソースコードを生成し、該ソースコードによりネイティブライブラリをアクセスすることによって、Ｊａｖａ（登録商標）プログラム１１からネイティブライブラリ２１〜２３へデータを権限付きでアクセスすることができる。
【００１５】
＜例１＞
この動作は、例えばＪａｖａからライブラリｓａｍｐｌｅ＿ｌｉｂｒａｒｙ．ｄｌｌの関数ｓａｍｐｌｅ＿ｆｕｎｃｔｉｏｎ１を呼びたい場合，Ｊａｖａ（登録商標）側で図５（ａ）に示すライブラリ名５１／関数名５２／第１引数５３／第２引数５４を含むメソッドを読み出すことにより、データマッピング型定義ファイル１７に格納した定義ファイルを元にＣ言語側で図５（ｂ）に示すコードを実行する。このコードは、メモリアロケート動作定義ファイル１６に格納した情報を元にＪａｖａ（登録商標）言語をＣ言語に変換することを示し、図示の例では整数値のコピーを実行することを意味している。この関数実行結果ｒｔｎは、Ｉｎｔｅｒｇｒｅ型に変換され、ｒｅｓｕｌｔｓへ格納される。
【００１６】
＜例２＞
この動作は、例えばＪａｖａからライブラリｓａｍｐｌｅ＿ｌｉｂｒａｒｙ．ｄｌｌの関数ｓａｍｐｌｅ＿ｆｕｎｃｔｉｏｎ２を呼びたい場合、Ｊａｖａ（登録商標）側で図６（ａ）に示すライブラリ名６１／関数名６２／第１引数６３を含むメソッドを読み出すことにより、データマッピング型定義ファイル１７に格納した定義ファイルを元にＣ言語側で図６（ｂ）に示すコードを実行する。このコードは、メモリアロケート動作定義ファイル１６に格納した情報を元にＪａｖａ（登録商標）言語をＣ言語に変換することを示し、図示の例では戻り値６４とａｒｇｅｓから値を取得し、関数の呼び出し６６を実行することによりＳｔｒｉｎｇ型からＣの文字列へ変換を実行することを意味している。この関数実行結果ｒｔｎは、Ｉｎｔｅｒｇｒｅ型に変換され、ｒｅｓｕｌｔｓへ格納される。
【００１７】
＜例３＞
この動作は、例えばＪａｖａ（登録商標）からライブラリｓａｍｐｌｅ＿ｌｉｂｒａｒｙ．ｄｌｌの関数ｓａｍｐｌｅ＿ｆｕｎｃｔｉｏｎ３を呼びたい場合、Ｊａｖａ（登録商標）側で図７（ａ）に示すライブラリ名７１／関数名７２／第１引数７３／第２引数７４を含むメソッドを読み出すことにより、データマッピング型定義ファイル１７に格納した定義ファイルを元にＣ言語側で図７（ｂ）に示すコードを実行する。このコードは、メモリアロケート動作定義ファイル１６に格納した情報を元にＪａｖａ（登録商標）言語をＣ言語に変換することを示し、図示の例ではＳｔｒｉｎｇ型からＣの文字列へ変換を実行することを意味している。この関数実行結果ｒｔｎは、Ｉｎｔｅｒｇｒｅ型に変換され、ｒｅｓｕｌｔｓへ格納される。
【００１８】
この本実施形態によるネイティブライブラリへのアクセス方法を適用したアクセスシステムは、ネイティブライブラリ関数の引数／戻り値となるデータ型情報を記述したデータ型マッピング情報定義ファイル１７と、メモリアロケート動作を記述したメモリアロケート動作定義ファイル１６と、そのファイルからＣ言語のデータ型と対応するＪａｖａ（登録商標）言語クラスのソースコードを自動生成するプログラム１５と、実際にライブラリ関数へアクセスするプログラムを格納するアクセス用ライブラリ１８と、アクセス権制御を設定するアクセス権設定ファイル（ポリシーファイル）１３とを設け、前述のファイルに基づいてプログラムを実装し、Ｊａｖａ（登録商標）プログラム１１からネイティブライブラリ２１〜２３へアクセスする場合，予め定義された呼び出し用メソッド１２を呼び出すことにより、メモリアロケート動作定義ファイル１６に格納した情報を元にＪａｖａ（登録商標）言語をＣ言語に変換し、この変換後のＣ言語を実行した得た結果をＪａｖａ（登録商標）言語形式で戻すことよって、Ｃ言語の深い知識及びプログラミング能力を必要とせずにプログラマがＪａｖａ（登録商標）言語を用いてＣ言語のライブラリにアクセスすることができる。
【００１９】
また本実施形態によればプリミティブ型やその配列といったデータ型は組み込み済みのため、単純な引数を持つネイティブライブラリ関数の呼び出しも容易に行うことができる。更にライブラリおよび関数単位のアクセス権の制御を可能とするので不必要なライブラリへのアクセスを容易に防止できる。
【００２０】
また、前記Ｊａｖａ（登録商標）言語をＣ言語に変換する際にアクセス用ライブラリ１８がアクセス権設定ファイル１３に格納したアクセス権を設定することによって、Ｃ言語の深い知識及びプログラミング能力を必要とせずにライブラリに対するアクセス権を容易に設定することができる。
【００２１】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によるネイティブライブラリへのアクセス方法を適用したアクセスシステムは、ネイティブライブラリ関数の引数／戻り値となるデータ型情報を記述したデータ型マッピング情報定義ファイルと、メモリアロケート動作を記述したメモリアロケート動作定義ファイルと、そのファイルからＣ言語のデータ型と対応するＪａｖａ（登録商標）言語クラスのソースコードを自動生成するプログラムと、実際にライブラリ関数へアクセスするプログラムを格納するアクセス用ライブラリと、アクセス権制御を設定するアクセス権設定ファイルとを設けることによって、Ｃ言語の深い知識を必要とせずに既存ネイティブライブラリへのアクセスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態によるＪａｖａ（登録商標）プログラムからネイティブライブラリへアクセスするためのアクセスシステムの全体構成を示す図。
【図２】本実施形態によるＪａｖａ（登録商標）側での呼び出しメソッドを説明するため図。
【図３】本実施形態によるデータ型マッピング情報定義ファイルを説明するための図。
【図４】本実施形態によるメモリアロケート動作定義ファイル及びアクセス権設定ファイルを説明するための図。
【図５】本実施形態によるＪａｖａ（登録商標）側での呼び出しメソッドの動作例１を説明するための図。
【図６】本実施形態によるＪａｖａ（登録商標）側での呼び出しメソッドの動作例２を説明するための図。
【図７】本実施形態によるＪａｖａ（登録商標）側での呼び出しメソッドの動作例３を説明するための図。
【符号の説明】
１００：アクセス構成、１１：Ｊａｖａ（登録商標）プログラム、１２：呼び出しメソッド、１３：アクセス権設定ファイル、１４：データ型変換用クラス、１５：クラスタ生成プログラム、１６：メモリロケート動作定義ファイル、１７：データ型ビットマップ情報定義ファイル、２１〜２３：ライブラリ、２４：データ型定義ファイル。[0001]
[Industrial applications]
The present invention relates to a method for accessing a native library for accessing a library written in the C language using the Java (registered trademark) language.
[0002]
[Prior art]
As a program language in a computer system, a language called C language suitable for describing a control program such as an OS (operation system) is used. In recent years, an intermediate code that supplements the function of the HTML language due to the development of Internet technology. A platform-independent language called the Java language, which is a compiler, has been used.
[0003]
In order to access data to a library (called a native library) created in C language using the Java (registered trademark) language, when accessing the native library from the Java (registered trademark) language, JNI (Java) is used. It is necessary to use a mechanism called (registered trademark) Native Interface. However, in order to use this JNI mechanism, it is necessary to perform programming in C language for each function of a library to be accessed, and a Java (registered trademark) programmer needs deep knowledge of C language memory allocation (memory allocation) management and the like. Needed. Further, in the Java (registered trademark) language, there is no access right control for each library and function, so that access right management for security cannot be unified.
[0004]
References describing technologies using the Java (registered trademark) language and technologies relating to setting of access authority include, for example, JP-A-2000-57113 and JP-A-5-94357.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
According to the conventional technique for accessing a native library created in C language using Java (registered trademark) language, as described above, an operator needs programming ability in C language and memory allocating management ability, and Java ( (Registered trademark) It is difficult for a programmer to access a library written in C language, and it is necessary to learn C language, which requires extra development man-hours, and further performs data type conversion and memory allocation management. There was a problem that a bug was easily generated and that setting access rights to the library was complicated.
[0006]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a method for accessing a native library capable of accessing an existing native library without requiring a deep knowledge of the C language, in order to eliminate the above-mentioned disadvantages of the prior art. It is.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an access method i6ew for accessing a native library for storing a file written in C language from Java (registered trademark), and data type information as arguments and return values of a native library function Data type mapping information definition file describing the memory allocation operation definition file describing the memory allocation operation, and the source code of the Java (registered trademark) language class corresponding to the data type of the C language from the file stored in the native library A program for automatically generating a file, an access library for storing a program for accessing a library function of a native library, and an access right setting file for setting an access right, which are described in the data type mapping information definition file. Using the arguments and return values of the specified native library function, the memory allocating operation described in the memory allocating operation definition file, and the access right set in the access right setting file, the Java (registered trademark) language is converted to C by the program. It is characterized in that a source code converted into a language is generated, and a native library is accessed by the source code.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a method for accessing a native library according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing an overall configuration of a system to which an access method for accessing a native library from a Java (registered trademark) program according to the present embodiment, and FIG. 2 is a diagram showing a configuration on the Java (registered trademark) side according to the present embodiment. FIG. 3 is a diagram for explaining a calling method, FIG. 3 is a diagram for explaining a data type mapping information definition file according to the present embodiment, FIG. 4 is a diagram for explaining a memory allocate operation definition file and an access right setting file, and FIG. 7 are diagrams for explaining a plurality of operation examples of the calling method on the Java (registered trademark) side according to the present embodiment.
[0009]
First, as shown in FIG. 1, an access system to which a method for accessing a native library according to the present invention stores a plurality of native libraries 21 to 23 generated in C language and data type definitions of the libraries 21 to 23. An access configuration 100 is provided for a native library group 200 that stores the data type definition file 24. The access configuration 100 is a Java (registered trademark) program including a calling method 12 for calling a native library. 11; an access library 18 for calling data from the files of the native libraries 21 to 23 using the calling method 12; and a data type definition for each library stored in the data type definition file 24. Data type mapping , A memory location operation definition file 16 storing a memory location operation definition in C language, and a data type mapping information definition and memory stored in the data type mapping information definition file 17. A cluster generation program 15 for generating a cluster using the memory roll-rate operation definition stored in the locate operation definition file 16, an access right setting file 13 in which access rights to the respective libraries 21 to 23 according to the operator are set. Is provided.
[0010]
The calling method 12 stores argument names / data types / contents as shown in the lower part of FIG. 2. For example, as shown in the upper part of FIG. 2, the library name and data type of the access target are “String Libname”, The function name and data type to be accessed are set such as "String function", the argument list to the function to be accessed is set to "Veter arge", and the return value from the function to be accessed is set to "Vector results". That is, the calling method 12 stores the name / function name / argument list / return value storage area of the native library to be called.
[0011]
Here, as shown in FIG. 3A, the library name and the function name according to the present embodiment are “sample_library.dll” as the library name and “long sample_function1 (long p1, long p2)” / “long sample_function1” as the function name, respectively. If (long p1, long p2) / "long sample_function3 (char p1 [], long p2)" / "long sample_function4 (long p)", the data type mapping information definition file 17 is shown in FIG. Defined as shown. In the data type mapping information definition file 17 shown in FIG. 3B, the command column on the left shows the correspondence between the Java (registered trademark) language and the C language, and the content column on the right shows the command Is shown. That is, the data type mapping information definition file 17 according to the present embodiment describes how to describe the mapping between the type used in the Java (registered trademark) language and the type used in the C language, and how the memory area of the data is treated. Or which direction the data is. Note that the keyword specified here is a keyword defined in the memory allocate operation definition file 16.
[0012]
As shown in FIG. 4A, in the memory allocate operation definition file 16, the command column on the left side shows the correspondence between the Java (registered trademark) language and the C language, and the contents on the right side as in the data type mapping information definition file. The column indicates the content of the command. That is, the memory allocation operation definition file 16 specifies io whether certain data is input data to the native library, output data, or both, and the area of the data is allocated in the native library function. This is to specify in the memory whether it is or not.
[0013]
In addition, as shown in FIG. 4 (b), the access right setting file 13 responds to “sample_library” with “sample_function1” (level 1), “sample_function2” (level 2), “sample_function3” (level 3), A stepwise access right is set. That is, the access right setting file 13 is set so as to represent the access permission by specifying grant for each native library name and function name.
[0014]
The access system to which the access method for the native library configured as described above is applied includes a data type mapping information definition file 17 describing data type information as arguments / return values of a native library function, and a memory allocating operation. The memory allocation operation definition file 16 described, a program 15 for automatically generating a Java (registered trademark) language class source code corresponding to a data type of C language from the file, and a file 15 stored in the native libraries 21 to 23 An access library 18 for storing a program for accessing a library function, and an access right setting file (policy file) 13 for setting access right control are provided, and a native library described in the data type mapping information definition file 17 is provided. Using the arguments and return values of the function, the memory allocating operation described in the memory allocating operation definition file 16, and the access right set in the access right setting file 13, the program 15 converts the Java (registered trademark) language into the C language. By generating a source code that has been converted into a file and setting an access right, and accessing the native library using the source code, it is possible to access data from the Java (registered trademark) program 11 to the native libraries 21 to 23 with authority. it can.
[0015]
<Example 1>
This operation is performed, for example, from the library sample_library. When the user wants to call the function sample_function1 of dll, the Java (registered trademark) side reads out a method including the library name 51 / function name 52 / first argument 53 / second argument 54 shown in FIG. The code shown in FIG. 5B is executed on the C language side based on the definition file stored in the type definition file 17. This code indicates that the Java (registered trademark) language is to be converted into the C language based on the information stored in the memory allocate operation definition file 16, and in the illustrated example, this means that the integer value is copied. . This function execution result rtn is converted into an Intergre type and stored in results.
[0016]
<Example 2>
This operation is performed, for example, from the library sample_library. When the user wants to call the function sample_function2 of dll, the Java (registered trademark) side reads out a method including the library name 61 / function name 62 / first argument 63 shown in FIG. The code shown in FIG. 6B is executed on the C language side based on the stored definition file. This code indicates that the Java (registered trademark) language is to be converted into the C language based on the information stored in the memory allocate operation definition file 16, and in the illustrated example, the value is obtained from the return value 64 and arges, and the function is obtained. Executing the call 66 means that the conversion from the String type to the character string of C is executed. This function execution result rtn is converted into an Intergre type and stored in results.
[0017]
<Example 3>
This operation is performed, for example, from Java (registered trademark) from the library sample_library. When it is desired to call the function "sample_function3" of the DLL, the Java (registered trademark) side reads out a method including the library name 71 / function name 72 / first argument 73 / second argument 74 shown in FIG. The code shown in FIG. 7B is executed on the C language side based on the definition file stored in the type definition file 17. This code indicates that the Java (registered trademark) language is to be converted into the C language based on the information stored in the memory allocate operation definition file 16, and in the illustrated example, the conversion from the String type to the C character string is performed. Means This function execution result rtn is converted into an Intergre type and stored in results.
[0018]
The access system to which the method for accessing the native library according to the present embodiment is applied includes a data type mapping information definition file 17 describing data type information as arguments / return values of a native library function, and a memory describing a memory allocation operation. An allocate operation definition file 16, a program 15 for automatically generating a source code of a Java (registered trademark) language class corresponding to a data type of C language from the file, and an access library for storing a program for actually accessing a library function 18 and an access right setting file (policy file) 13 for setting access right control, a program is implemented based on the file, and the Java (registered trademark) program 11 accesses the native libraries 21 to 23. In this case, the Java ™ language is converted into C language based on the information stored in the memory allocating operation definition file 16 by calling a predefined calling method 12, and the converted C language is executed. By returning the obtained result in Java (registered trademark) format, the programmer can access the C language library using Java (registered trademark) without requiring deep knowledge and programming ability of C language. it can.
[0019]
In addition, according to the present embodiment, since the data types such as the primitive type and the array thereof are already installed, it is possible to easily call a native library function having simple arguments. Furthermore, since the access right can be controlled for each library and each function, unnecessary access to the library can be easily prevented.
[0020]
In addition, by setting the access right stored in the access right setting file 13 by the access library 18 when converting the Java (registered trademark) language into the C language, deep knowledge and programming ability of the C language are not required. The access right to the library can be easily set.
[0021]
【The invention's effect】
As described above, the access system to which the method for accessing the native library according to the present invention is applied is a data type mapping information definition file in which data type information as arguments / return values of a native library function is described, and a memory allocation operation is described. Memory allocation operation definition file, a program for automatically generating a Java (registered trademark) language class source code corresponding to a data type of C language from the file, and an access library for storing a program for actually accessing a library function And an access right setting file for setting access right control, it is possible to access an existing native library without requiring deep knowledge of the C language.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an overall configuration of an access system for accessing a native library from a Java (registered trademark) program according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a view for explaining a call method on the Java (registered trademark) side according to the embodiment;
FIG. 3 is an exemplary view for explaining a data type mapping information definition file according to the embodiment;
FIG. 4 is an exemplary view for explaining a memory allocation operation definition file and an access right setting file according to the embodiment;
FIG. 5 is an exemplary view for explaining an operation example 1 of a call method on the Java (registered trademark) side according to the embodiment;
FIG. 6 is an exemplary view for explaining an operation example 2 of a calling method on the Java (registered trademark) side according to the embodiment;
FIG. 7 is an exemplary view for explaining an operation example 3 of a calling method on the Java (registered trademark) side according to the embodiment;
[Explanation of symbols]
100: access configuration, 11: Java (registered trademark) program, 12: calling method, 13: access right setting file, 14: data type conversion class, 15: cluster generation program, 16: memory locate operation definition file, 17: Data type bitmap information definition file, 21 to 23: library, 24: data type definition file.
