JP2004286390A - ガスコンロ - Google Patents

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JP2004286390A
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Tsunenori Narita
常則 成田
Yoshihiro Ishikawa
善弘 石川
Hideyuki Tomiura
英行 冨浦
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Rinnai Corp
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Abstract

【課題】調理容器Pを載置する五徳爪11を一体に設けて成るバーナ本体4をコンロの天板1上に配置するガスコンロにおいて、バーナ本体4の天板1に対する当接部が煮こぼれ汁の付着で腐食して、バーナ本体4の支持の安定性が損なわれることを防止する。
【解決手段】天板1に上方に膨出する凸部12を形成し、バーナ本体4を凸部12で支持する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱源としてガスバーナを用いるガスコンロに関し、特に、バーナ本体に調理容器を載置する五徳爪を一体に設けて成るガスバーナを用いるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、五徳爪をバーナ本体に一体に設けて成るガスバーナを用いるガスコンロは知られている。この場合、バーナ本体はコンロの天板上に配置されている。そして、バーナ本体をその外周部に垂設したスカート部で天板に支持させ(例えば、特許文献1参照。)、或いは、五徳爪の外端に垂設した脚部で天板に支持させている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭57−132104号公報(第2図)
【特許文献2】
実開昭59−172907号公報(第3,4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例のものでは、煮こぼれを生ずると、天板上に落下した煮こぼれ汁が天板に当接するバーナ本体の着座部(スカート部や五徳爪の脚部)に流れて付着する。ここで、バーナ本体は金属製であるが、耐蝕性に優れた高価な金属材料でバーナ本体を形成することはコスト的に困難である。そのため、バーナ本体の着座部に煮こぼれ汁が付着すると、着座部が次第に腐食し、バーナ本体を安定に支持できなくなる。
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、煮こぼれ汁の影響でバーナ本体の支持の安定性が損なわれることを防止できるようにしたガスコンロを提供することをその課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、熱源としてガスバーナを用いるコンロであって、ガスバーナのバーナ本体に調理容器を載置する五徳爪を一体に設け、バーナ本体をコンロの天板上に配置するものにおいて、天板に、バーナ本体の下面に当接してバーナ本体を支持する、上方に膨出する凸部を形成している。
【0007】
上記の構成によれば、天板上に落下した煮こぼれ汁が凸部の形成部分に流れても、凸部に当接するバーナ本体の着座部は天板から浮いているため、この着座部に煮こぼれ汁は付着しない。従って、バーナ本体の着座部の腐食が防止され、バーナ本体が長期に亘って安定に支持される。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1および図2を参照して、1はコンロの天板を示している。この天板1は、セラミックガラス等の耐熱ガラスで形成されている。天板1の下側には、熱源たるガスバーナ2の混合管3が配置され、天板1の上側には、ガスバーナ2のバーナ本体4が配置されている。
【0009】
混合管3には、送風機5により一次空気が強制給気され、また、ガスノズル6を介して燃料ガスが供給される。混合管3の下流端部3aは上方を向くように屈曲されている。そして、天板1に、混合管3の下流端部3aが臨む開口1aを形成し、この下流端部3aに、バーナ本体4の下面中央部に形成した流入口部4aを抜差し自在に嵌合させている。
【0010】
開口1aには、ガラスの割れ防止のための保護リング7が装着されている。そして、混合管3の下流端部3aを保護リング7に嵌合させると共に、下流端部3aの下部外周に形成した鍔部3bの上面に、保護リング7に当接するシールリング8を設け、煮こぼれ汁が開口1aからコンロ内に落下することを確実に防止できるようにしている。
【0011】
バーナ本体4は、上方に開口する円形の皿状に形成されている。そして、バーナ本体4内に分布板9を設けると共に、バーナ本体4の上面に通気性を有する燃焼板10を装着している。これにより、混合管3を介してバーナ本体4に供給される燃料ガスと一次空気との混合気を燃焼板10上で燃焼させる全一次空気燃焼式バーナが構成される。燃焼板10としては、セラミック板に多数の小孔を形成したものや、セラミックファイバを積層したものや、金属多孔体等を用いることができる。また、図示しないが、天板1の下側から天板1とバーナ本体4とを貫通して燃焼板10上に臨む点火プラグが設けられ、燃焼板10上に噴出する混合気に点火プラグによって点火される。
【0012】
バーナ本体4の周壁部4bには、周方向に間隔を空けて複数の五徳爪11が一体に設けられている。五徳爪11は、これに載置する調理容器Pと燃焼板10との間に所定の間隔が空くように、燃焼板10よりも高く形成されている。
【0013】
ここで、本実施形態のガスバーナ2は全一次空気燃焼式バーナであって、二次空気が不要であるため、調理容器Pと燃焼板10との間の間隔を狭めても燃焼性が悪化しない。そして、調理容器Pを、燃焼板10上の炎と燃焼板10からの輻射熱とにより効率よく加熱でき、熱効率が向上する。
【0014】
尚、五徳爪11をバーナ本体4に一体に設けずに、天板1に五徳を載置した場合、天板1の撓みで調理容器Pと燃焼板10との間の間隔が変化することがある。そして、調理容器Pと燃焼板10との間の間隔が適正値より狭くなると、燃焼板10上の燃焼背圧が高くなる。そのため、一次空気量が減少して、燃焼不良を生ずる。また、調理容器Pと燃焼板10との間の間隔が適正値より広くなると、一次空気量が過多になって、燃焼温度が低下し、熱効率が悪化する。一方、本実施形態のように五徳爪11をバーナ本体4に一体に設けた場合には、調理容器Pと燃焼板10との間の間隔が適正値に維持され、上記不具合は生じない。
【0015】
バーナ本体4は、天板1で支持されており、五徳爪11に載置する調理容器Pの重量が混合管3に作用して、混合管3に無理が掛かることを防止している。この場合、バーナ本体4の下面に凸状の着座部を形成し、バーナ本体4を天板1に着座部において支持させることも考えられる。ここで、バーナ本体4は、コスト上の要請から、鉄系材料や真鍮といった比較的安価な金属材料で形成され、耐蝕性が十分には確保されていない。そのため、バーナ本体4の下面に着座部を形成すると、天板1に落下した煮こぼれ汁が着座部に付着して、着座部の腐食を生じ、バーナ本体4が安定に支持されなくなる。
【0016】
そこで、本実施形態では、天板1に、開口1aと同心でバーナ本体4の外径より小径の配置円上に位置させて、上方に膨出する凸部12を周方向に間隔を空けて複数形成し、バーナ本体4の下面をこれら凸部12に当接させることにより、バーナ本体4を天板1に支持させている。これによれば、凸部12に対するバーナ本体4の当接部が天板1から浮くため、この当接部には天板1に落下した煮こぼれ汁が付着しない。従って、当接部の腐食が防止され、バーナ本体4は長期に亘って安定に支持される。
【0017】
また、バーナ本体4を混合管3から分離して取外すことにより、天板1の清掃や五徳爪11の清掃を容易に行うことができる。
【0018】
図3および図4は他の実施形態を示している。この実施形態では、コンロの天板101をステンレス製にすると共に、ガスバーナ102を自然給気式のブンゼンバーナで構成している。
【0019】
天板101の下側に配置する混合管103の上流端にはガスノズル105が挿入され、ガスノズル105からの燃料ガスの噴射に伴って混合管103に一次空気が吸入される。そして、混合管103の上向きの下流端部103aを臨ませる開口101aを天板101に形成し、下流端部103aに、天板1の上側に配置したバーナ本体104の下面に形成した流入口部104aを抜差し自在に嵌合させている。
【0020】
バーナ本体104は、円盤状であって、その外周部上面に装着するバーナキャップ106との間に外向きの主炎孔107を形成すると共に、バーナ本体104の中央部上面に装着するバーナキャップ108に外向きの副炎孔109を形成している。また、バーナ本体104の両バーナキャップ106,108間の部分に上下方向に貫通する複数の二次空気穴110を形成している。そして、天板101の下側から開口101aを介して上昇する空気とバーナ本体104の外方から天板101との間の隙間を介して流入する空気とを二次空気穴110を介して副炎孔109に二次空気として供給すると共に、余剰の空気をバーナキャップ106の上側から主炎孔107に二次空気として供給している。また、バーナ本体104の周囲一側に、天板101を通して突出する点火電極111と熱電対112とを臨ませている。
【0021】
バーナ本体104には、更に、主炎孔107より外方の最外周部に位置させて、調理容器を載置する複数の五徳爪113が一体に設けられると共に、両バーナキャップ106,108間の部分に位置させて、小鍋用の複数の五徳爪114が一体に設けられている。
【0022】
また、天板101に、開口101aと同心でバーナ本体104の外径より小径の配置円上に位置させて、上方に膨出する凸部115を周方向に間隔を空けて複数形成している。そして、バーナ本体104の下面をこれら凸部115に当接させることにより、バーナ本体104を天板101に支持させている。
【0023】
この構成でも、天板101に対するバーナ本体104の当接部を凸部115により天板101から浮かせて、煮こぼれ汁による当接部の腐食を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コンロの第1実施形態の要部の平面図。
【図2】図1のII―II線で切断した断面図。
【図3】本発明コンロの第2実施形態の要部の平面図。
【図4】図3のIV―IV線で切断した断面図。
【符号の説明】
1,101…天板 2,102…ガスバーナ 4,104…バーナ本体 11,113,114…五徳爪 12,115…凸部

Claims (1)

  1. 熱源としてガスバーナを用いるコンロであって、ガスバーナのバーナ本体に調理容器を載置する五徳爪を一体に設け、バーナ本体をコンロの天板上に配置するものにおいて、
    天板に、バーナ本体の下面に当接してバーナ本体を支持する、上方に膨出する凸部を形成することを特徴とするガスコンロ。
JP2003081825A 2003-03-25 2003-03-25 ガスコンロ Withdrawn JP2004286390A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100926442B1 (ko) 2007-12-14 2009-11-13 엘지전자 주식회사 버너 및 이를 포함하는 조리기기

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