JP2004283657A

JP2004283657A - Kneader

Info

Publication number: JP2004283657A
Application number: JP2003075968A
Authority: JP
Inventors: 俊夫 ▲丈▼達; Toshio Jotatsu; Katsumi Oyabu; 勝美大藪; Nagao Tamezawa; 長雄爲沢; Kenji Someya; 健司染谷; Katsumasa Furuhata; 勝政古畑; Mitsuaki Mizuno; 光章水野; Goshiro Kato; 剛四郎加▲藤▼; Atsushi Mizutani; 淳水谷; Etsuhisa Takada; 悦久高田; Kenji Hayashi; 健二林
Original assignee: JAPAN WATER AGENCY; MIZUSHIGEN KYOKAI; OSAKA SAISEKI KOGYOSHO CO Ltd; Kajima Corp; Zenitaka Corp; Tobishima Corp; Kumagai Gumi Co Ltd
Current assignee: JAPAN WATER AGENCY; MIZUSHIGEN KYOKAI; OSAKA SAISEKI KOGYOSHO CO Ltd; Kajima Corp; Zenitaka Corp; Tobishima Corp; Kumagai Gumi Co Ltd
Priority date: 2003-03-19
Filing date: 2003-03-19
Publication date: 2004-10-14
Anticipated expiration: 2023-03-19
Also published as: JP4021786B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a kneader having a high kneading effect and used for kneading an object to be kneaded such as concrete. <P>SOLUTION: This kneader 30 has a kneading cylinder 31, which has projections provided to the inner peripheral surface thereof, installed in a frame body 34 in a state inclined so as to let the object to be kneaded to flow down under its own weight. The kneading cylinder 31 is constituted by connecting three cylindrical bodies 32, and a diametrically expanded part 33 having an expanded inner diameter is provided to the rear end part of each of the cylindrical bodies 32. The adjacent cylindrical bodies 32 are connected in such a state that the leading end of the rear cylindrical body 32 is inserted in the diametrically expanded part 33 of the front cylindrical body 32. Each of the cylindrical bodies 32 is placed on a drive roller 35 having a rotary shaft parallel to the axis of each of the cylindrical bodies 32 provided in the frame body 34. The drive roller 35 is constituted so as to rotatably support the cylindrical bodies 32 to rotate at least two cylindrical bodies 32 in different directions. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート等の混練対象物を混練する混練装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、コンクリート等の混練対象物を混練する装置としては、内周面にブレードを突設した回転自在な搬送管を用いたものが知られている（例えば、特許文献１。）。この装置は、搬送管を一方向に回転させ、その一方から投入される混練対象物をブレードによって攪拌し、混練しつつ搬送を行うものである。
【０００３】
【特許文献１】
特許第２９１６７６７号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の装置では、一方向の回転によって混練対象物を混練するため、十分な混練効果を得ることができない。
【０００５】
本発明の目的は、混練効果の高い混練装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係る混練装置は、内周面に突起部が設けられた混練筒を回転させることにより、混練筒内を流通する混練対象物を混練する混練装置において、混練筒は複数の筒体を連結して構成され、少なくとも２つの筒体が異なる方向に回転することを特徴とする。
【０００７】
この発明によれば、複数の筒体を連結させて混練筒を構成し、少なくとも２つの筒体を異なる方向に回転させることにより、混練筒内を流通する混練対象物の回転方向を逆転させることができる。これにより、混練対象物は、回転方向が逆転したとき、強い攪拌作用を受けるためよく練り混ぜられる。したがって、より高い混練効果を得ることができる。
【０００８】
また本発明に係る混練装置は、上方に載置される筒体を回転可能に支持する駆動ローラを備えることを特徴とする。この発明によれば、筒体を駆動ローラの上に載置することにより、その自重によって駆動ローラに圧接させて筒体を駆動ローラに支持させつつ回転駆動させることができる。このため、筒体を駆動ローラの上に載置するだけで組み立てることができる。したがって、組み立てが容易である。
【０００９】
また本発明に係る混練装置は、複数の筒体が、前方の筒体の後端側に後方の筒体の先端が挿入して連結していることを特徴とする。この発明によれば、隣接する筒体は、前方の筒体の後端側に後方の筒体の先端を挿入するだけで連結できる。したがって、組み立てが容易である。
【００１０】
この場合、前方の筒体の後端側には、内径を拡径してなる拡径部が設けられているのが望ましい。
【００１１】
また本発明に係る混練装置は、混練筒が、混練対象物をその自重によって流下させるように傾斜して設置されていることを特徴としている。これにより、混練対象物の移送機構が不要となる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。尚、同一要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略する。
【００１３】
図１は、本実施形態に係る混練装置を用いた混合設備の一例を示す概略図である。本混合設備は、建設現場で発生した河床砂礫や掘削材など（以下、砂礫等という。）にセメントを添加して混合する設備である。一般に、砂、礫などをセメントによって固めることにより形成された材料は、ＣＳＧ（ＣｅｍｅｎｔｅｄＳａｎｄａｎｄＧｒａｖｅｌ）と呼ばれる。このＣＳＧは、建設現場で発生した材料を用いて製造することができるため、例えば、ダム建設において好適に用いられる。
【００１４】
図１に示す混合設備において、砂礫等は、施工機１０によって運搬され、受材ホッパー１１に投入される。受材ホッパー１１に投入された砂礫等は、振動フィーダ１２によって所定量づつベルトコンベア１３に送り出される。そして、ベルトコンベア１３によってコンスタントフィードウェア１４に送られ、重量が測定された後、ベルトコンベア１５に送られる。
【００１５】
一方、砂礫等に添加されるセメントは、セメントサイロ１６からロータリーフィーダ１７を介してスクリューコンベア１８に送られる。その後、コンスタントフィードウェア１９に送られ、重量が測定される。そして、重量が測定されたセメントは、ベルトコンベア２０を介して、ベルトコンベア１５を移動する砂礫等に添加される。
【００１６】
混合されたセメントと砂礫等は、ベルトコンベア１５によってベルトコンベア２１へと搬送される。そして、ベルトコンベア２１を移動中のセメントと砂礫等に給水装置２２によって水が加えられる。こうして、セメントと砂礫等と水とによって構成された混練対象物が製造される。その後、混練対象物は混練装置３０に投入され混練される。尚、コンスタントフィードウェアは、ベルトスケールで代替可能である。
【００１７】
図２は、図１に示す混練装置３０の側面図であり、図３は、図２に示す混練装置３０の背面図である。混練装置３０は、混練筒３１を有している。この混練筒３１は、混練対象物をその自重によって流下させるように傾斜した状態で枠体３４に設置されている。混練筒３１の傾斜角度は、枠体３４の傾斜角度を変えることによって、自在に変化させることができる。
【００１８】
混練筒３１は、３つの筒体３２を連結して構成されている。筒体３２の後端側には、内径を拡径してなる拡径部３３が設けられている。この拡径部３３は、例えばテーパ状に形成されている。隣接する筒体３２は、前方の筒体３２の拡径部３３に後方の筒体３２の先端が挿入することで連結されている。
【００１９】
各筒体３２は、枠体３４に設けられ筒体３２の軸と平行な回転軸を有する駆動ローラ３５上に載置されている。この駆動ローラ３５は、筒体３２を回転可能に支持している。そして、駆動ローラ３５によって少なくとも２つの筒体３２が異なる方向に回転される。このような駆動ローラ３５としては、例えば、プーリモータなどが用いられる。拡径部３３は、枠体３４に設けられ筒体３２の軸と平行な回転軸を有する支持ローラ３６によって支持されている。
【００２０】
また、筒体３２には、周方向に張り出すフランジ部３７が設けられている。このフランジ部３７には、枠体３４に設けられ筒体３２の軸に直交する回転軸を有する支持ローラ３８が当接されている。この支持ローラ３８は、フランジ部３７の回転に応じて回転する。これにより、筒体３２が下方に移動しないように支持されている。
【００２１】
図４は、筒体３２の一例を示す概略展開図である。筒体３２の内周面には、突起部４０が設けられている。図４では、各筒体３２が矢印の方向に回転する場合の突起部４０の配置を示している。突起部４０は、筒体３２の回転方向（図中、矢印が指す方向）に対して傾斜して設けられている。また、隣接する筒体３２の突起部４０は、異なる方向に同角度で傾斜して設けられている。これにより、筒体３２が回転した際、混練対象物に対して混練筒３１の下方に押し流す力が作用される。
【００２２】
突起部４０は、図４に示す形態に限られず、例えば、混練対象物を掻き上げるための突出部を突起部４０の長手方向と交差する方向に突設させたものであってもよい。この場合、例えば、図５に示すように、大きさの異なる複数の突出部４０ａを設けてもよいし、図６に示すように、大きさの等しい複数の突出部４０ａを設けてもよい。また、図７に示すように、突起部４０の端部に突出部４０ａを設けてもよい。
【００２３】
尚、図４〜図７では、複数の突起部４０が設けられているが、各筒体３２において連続した一つの突起部を螺旋状に設けてもよい。
【００２４】
次に、以上のような混練装置３０によって混練対象物を混練するときの動作について説明する。
【００２５】
まず、駆動ローラ３５を回転させ、少なくとも２つの筒体３２を異なる方向に回転させる。例えば、図４に示すように各筒体３２が交互に逆転するように回転させる。次に、混練筒３１に混練対象物を投入する。混練筒３１に投入された混練対象物は、筒体３２の突起部４０によって攪拌されながら流下し、隣の筒体３２で回転方向が変えられる。このとき、混練対象物は、回転方向を変えられることによって、強い攪拌作用を受け、よく練り混ぜられる。このため、一方向にのみ回転させて混練する場合に比べ高い混練効果を得ることができる。筒体３２の回転方向は、隣接する筒体３２で異なるのが望ましい。これにより、混練対象物の回転方向をより多く逆転させることができるため、より高い混練効果を得ることができる。
【００２６】
また、本実施形態に係る混練装置３０によれば、筒体３２を駆動ローラ３５の上に載置することにより、その自重によって駆動ローラ３５に圧接させて筒体３２を駆動ローラ３５に支持させつつ回転駆動させることができる。このため、筒体３２を駆動ローラ３５の上に載置し、前方の筒体３２の拡径部３３に後方の筒体３２の先端を挿入させるだけで組み立てることができる。したがって、組み立てが非常に容易である。
【００２７】
更に、本実施形態に係る混練装置３０によれば、混練対象物をその自重によって流下させるように混練筒３１を傾斜して設置しているため、混練対象物の移送機構を別個に設ける必要がなく、構造を簡易にすることができる。
【００２８】
次に、本発明に係る混練装置の混練性能に関する実験について説明する。
【００２９】
まず、混練時間の比較実験について説明する。本実験では、３つの筒体から構成された混練筒を備えた混練装置において、筒体の回転方向が異なることによる、混練対象物の混練時間の違いを調べた。
【００３０】
実験には、表１に示す２種の混練筒（それぞれ、ＣＡＳＥ１，ＣＡＳＥ２とする。）を用いた。尚、表１において、中間筒体突起部取り付け方向の正方向とは、筒体の回転により、混練対象物を下方へ押し流す方向を意味する。
【００３１】
【表１】

【００３２】
実験では、まず、混練対象物を７０ｔ／ｈで切り出し、搬送量を安定させた。尚、本実験では、混練対象物として砂礫等の骨材（母材）を用いた。次に、混練対象物に目印となる着色させた骨材をのせた。そして、この混練対象物を混練筒の上方から流し込み、目印が混練対象物の上端に入った瞬間から、下端から放出された瞬間までの時間をストップウォッチによって測定した。この測定は、２名の測定者の平均時間を混練時間とし、ＣＡＳＥ１，２のそれぞれについて複数回行った。
【００３３】
このような実験により得られた結果を図８、及び表２に示す。
【００３４】
【表２】

【００３５】
図８、及び表２に示すように、全ての筒体を同方向に回転させたＣＡＳＥ１の平均混練時間が４．９９秒であったのに対し、中間筒体を逆回転させたＣＡＳＥ２の平均混練時間は、ＣＡＳＥ１の約１５％程度長い５．７４秒であった。
【００３６】
一般に、混練時間が長い方がより高い混練効果を得られるとされており、上述した実験の結果から、筒体を一方向に回転させる場合に比べ、中間筒体を逆回転させた場合の方がより高い混練効果を得られることが分かった。
【００３７】
また、混練時間の分散は、ＣＡＳＥ１が０．７８５であったのに対し、ＣＡＳＥ２は０．７３４であった。このことから、ＣＡＳＥ１は、混練時間が安定しており、混練対象物の混練度の偏りを少なくできることが分かった。
【００３８】
次に、圧縮強度の比較実験について説明する。本実験では、３つの筒体から構成された混練筒を備えた混練装置において、ポットミキサーを比較基準とし、筒体の回転方向が異なることによるＣＳＧの圧縮強度の違いを調べた。
【００３９】
表３は、本実験の試験ケース（ＣＡＳＥ３〜５）を示す表である。
【００４０】
【表３】

【００４１】
まず、台秤によって、セメント、砂礫等の骨材（母材）、及び水を計量した。これらの配合は、母材がＧｍａｘ＝８０ｍｍ、ｓ／ａ＝３２％とし、単位セメント量＝８０ｋｇ／ｍ^３、単位水量＝１００ｋｇ／ｍ^３とした。
【００４２】
そして、セメント、砂礫等、及び水からなる材料をＣＡＳＥ３では３分間混練し、ＣＡＳＥ４，５では、ポットミキサーによって３０秒混練された上記材料１６０Ｌを混練筒Ａ，Ｂで混練した。こうして混練されたものから供試体をそれぞれ作成した。このような供試体の作成は、各ＣＡＳＥそれぞれ３回づつ行った。
【００４３】
供試体は、４０ｍｍ篩によってウェットスクリーンを施した後、ボッシュタンパーによって３層に締め固めを行った。締め固めは、大きな骨材の表面がモルタルで薄く覆われるまで続けた。
【００４４】
供試体は、大きさをΦ１５０ｍｍ×３００ｍｍとし、材齢７日と２８日のものを１回につきそれぞれ３本作成した。供試体の養生は、２０°±２°での標準養生とした。
【００４５】
こうして得られた供試体の圧縮強度（ピーク強度）及び単位容積重量を測定した結果を図９、１０に示す。これらの図に示すように、材齢７日、２８日における圧縮強度は、双方ともＣＡＳＥ４よりもＣＡＳＥ５の方が大きくなった。このことから、筒体を一方向に回転させる場合に比べ、中間筒体を逆回転させた場合の方がより混練度が高いことが分かり、上述した混練時間の比較実験を裏付ける結果となった。
【００４６】
以上、本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、筒体を支持している駆動ローラの一部は、代わりに駆動力を有していないローラを用いてもよく、筒体を回転させる駆動ローラは、各筒体に少なくとも一つあればよい。
【００４７】
また、筒体の後端側に拡径部を設けるのではなく、筒体の先端側を前方に向かって径が小さくなるように形成して、前方の筒体の後端側に後方の筒体の先端側を挿入して連結するようにしてもよい。
【００４８】
更に、上記実施形態では混練筒を３つの筒体で構成しているが、もちろんこれに限られるものではなく、２つ以上であればよい。
【００４９】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の筒体が連結して構成された混練筒の少なくとも２つの筒体を異なる方向に回転させることにより、混練筒内を流通する混練対象物の回転方向を逆転させることができる。このため、より高い混練効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施形態に係る混練装置を用いた混合設備の一例を示す概略図である。
【図２】図１に示す混練装置の側面図である。
【図３】図２に示す混練装置の背面図である。
【図４】図２に示す混練装置の混練筒を構成する筒体の一例を示す概略展開図である。
【図５】図４に示す突起部の変形例を示す図である。
【図６】図４に示す突起部の変形例を示す図である。
【図７】図４に示す突起部の変形例を示す図である。
【図８】本実施形態に係る混練装置の混練性能に関する実験の結果を示す図である。
【図９】本実施形態に係る混練装置の混練性能に関する実験の結果を示す図である。
【図１０】本実施形態に係る混練装置の混練性能に関する実験の結果を示す図である。
【符号の説明】
３０…混練装置
３１…混練筒
３２…筒体
３３…拡径部
３４…枠体
３５…駆動ローラ
３６…支持ローラ
３７…フランジ部
３８…支持ローラ
４０…突起部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a kneading apparatus for kneading an object to be kneaded such as concrete.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as an apparatus for kneading an object to be kneaded such as concrete, an apparatus using a rotatable transport pipe having a blade projecting on an inner peripheral surface is known (for example, Patent Document 1). In this apparatus, a conveying tube is rotated in one direction, and a kneading object to be charged from one side is stirred by a blade and conveyed while being kneaded.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2916767 [0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional apparatus, a kneading object is kneaded by rotation in one direction, so that a sufficient kneading effect cannot be obtained.
[0005]
An object of the present invention is to provide a kneading apparatus having a high kneading effect.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
That is, the kneading apparatus according to the present invention is a kneading apparatus for kneading an object to be kneaded flowing in a kneading cylinder by rotating a kneading cylinder provided with a protrusion on an inner peripheral surface. It is configured by connecting bodies, and at least two cylinders rotate in different directions.
[0007]
According to the present invention, a kneading cylinder is configured by connecting a plurality of cylinders, and at least two cylinders are rotated in different directions, thereby reversing the rotation direction of the kneading object circulating in the kneading cylinder. Can do. As a result, the object to be kneaded is well kneaded because it receives a strong stirring action when the rotation direction is reversed. Therefore, a higher kneading effect can be obtained.
[0008]
Moreover, the kneading apparatus according to the present invention is characterized in that it includes a drive roller that rotatably supports a cylindrical body placed thereon. According to this invention, by placing the cylindrical body on the driving roller, the cylindrical body can be rotationally driven while being pressed against the driving roller by its own weight and supported by the driving roller. For this reason, it can assemble only by mounting a cylinder on a drive roller. Therefore, assembly is easy.
[0009]
The kneading apparatus according to the present invention is characterized in that the plurality of cylinders are connected by inserting the leading end of the rear cylinder to the rear end side of the front cylinder. According to this invention, adjacent cylinders can be connected by simply inserting the tip of the rear cylinder to the rear end side of the front cylinder. Therefore, assembly is easy.
[0010]
In this case, it is desirable that an enlarged diameter portion having an enlarged inner diameter is provided on the rear end side of the front cylindrical body.
[0011]
Further, the kneading apparatus according to the present invention is characterized in that the kneading cylinder is installed so as to be inclined so that the object to be kneaded flows down by its own weight. Thereby, the transfer mechanism of a kneading target object becomes unnecessary.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In addition, the same code | symbol shall be used for the same element and the overlapping description is abbreviate | omitted.
[0013]
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating an example of a mixing facility using the kneading apparatus according to the present embodiment. This mixing facility is a facility where cement is added to and mixed with riverbed gravel and drilling material (hereinafter referred to as gravel) generated at the construction site. In general, a material formed by solidifying sand, gravel, etc. with cement is called CSG (Cemented Sand and Gravel). Since this CSG can be manufactured using the material generated at the construction site, it is suitably used, for example, in dam construction.
[0014]
In the mixing facility shown in FIG. 1, sand and gravel are transported by a construction machine 10 and put into a receiving material hopper 11. The gravel or the like thrown into the receiving material hopper 11 is sent out to the belt conveyor 13 by a predetermined amount by the vibration feeder 12. Then, it is sent to the constant feedware 14 by the belt conveyor 13, the weight is measured, and then sent to the belt conveyor 15.
[0015]
On the other hand, cement added to gravel or the like is sent from a cement silo 16 to a screw conveyor 18 via a rotary feeder 17. Then, it is sent to the constant feedware 19 and the weight is measured. Then, the cement whose weight has been measured is added to the gravel or the like moving on the belt conveyor 15 via the belt conveyor 20.
[0016]
The mixed cement, gravel and the like are conveyed to the belt conveyor 21 by the belt conveyor 15. Then, water is added to the cement and gravel moving on the belt conveyor 21 by the water supply device 22. In this way, a kneading target composed of cement, gravel, etc. and water is manufactured. Thereafter, the object to be kneaded is put into the kneading apparatus 30 and kneaded. The constant feedware can be replaced with a belt scale.
[0017]
2 is a side view of the kneading apparatus 30 shown in FIG. 1, and FIG. 3 is a rear view of the kneading apparatus 30 shown in FIG. The kneading apparatus 30 has a kneading cylinder 31. The kneading cylinder 31 is installed on the frame body 34 in an inclined state so that the object to be kneaded flows down by its own weight. The inclination angle of the kneading cylinder 31 can be freely changed by changing the inclination angle of the frame body 34.
[0018]
The kneading cylinder 31 is configured by connecting three cylinders 32. On the rear end side of the cylindrical body 32, an enlarged diameter portion 33 having an enlarged inner diameter is provided. The enlarged diameter portion 33 is formed in a tapered shape, for example. The adjacent cylinders 32 are connected to each other by inserting the tip of the rear cylinder 32 into the enlarged diameter portion 33 of the front cylinder 32.
[0019]
Each cylinder 32 is mounted on a driving roller 35 provided on the frame 34 and having a rotation axis parallel to the axis of the cylinder 32. The drive roller 35 supports the cylindrical body 32 in a rotatable manner. Then, at least two cylinders 32 are rotated in different directions by the drive roller 35. As such a drive roller 35, for example, a pulley motor or the like is used. The enlarged diameter portion 33 is supported by a support roller 36 provided on the frame body 34 and having a rotation axis parallel to the axis of the cylindrical body 32.
[0020]
Further, the cylindrical body 32 is provided with a flange portion 37 that projects in the circumferential direction. The flange portion 37 is in contact with a support roller 38 provided on the frame body 34 and having a rotation axis perpendicular to the axis of the cylinder body 32. The support roller 38 rotates according to the rotation of the flange portion 37. Thereby, the cylindrical body 32 is supported so as not to move downward.
[0021]
FIG. 4 is a schematic development view showing an example of the cylindrical body 32. A protrusion 40 is provided on the inner peripheral surface of the cylindrical body 32. FIG. 4 shows the arrangement of the protrusions 40 when each cylinder 32 rotates in the direction of the arrow. The protrusion 40 is provided to be inclined with respect to the rotation direction of the cylindrical body 32 (the direction indicated by the arrow in the drawing). Further, the protrusions 40 of the adjacent cylindrical bodies 32 are provided to be inclined at the same angle in different directions. Thereby, when the cylinder 32 rotates, the force which pushes down on the kneading | mixing target object below the kneading cylinder 31 acts.
[0022]
The protrusion 40 is not limited to the form shown in FIG. 4. For example, a protrusion for scraping up the kneaded object may be provided in a direction that intersects the longitudinal direction of the protrusion 40. In this case, for example, as shown in FIG. 5, a plurality of protrusions 40a having different sizes may be provided, or as shown in FIG. 6, a plurality of protrusions 40a having the same size may be provided. In addition, as shown in FIG. 7, a protrusion 40 a may be provided at the end of the protrusion 40.
[0023]
4 to 7, the plurality of protrusions 40 are provided, but one continuous protrusion in each cylindrical body 32 may be provided in a spiral shape.
[0024]
Next, operation | movement when kneading | mixing a kneading target object with the above kneading apparatuses 30 is demonstrated.
[0025]
First, the drive roller 35 is rotated, and at least two cylinders 32 are rotated in different directions. For example, as shown in FIG. 4, the cylinders 32 are rotated so that they are alternately reversed. Next, an object to be kneaded is put into the kneading cylinder 31. The object to be kneaded charged into the kneading cylinder 31 flows down while being stirred by the protrusions 40 of the cylinder 32, and the rotation direction is changed by the adjacent cylinder 32. At this time, the object to be kneaded is subjected to a strong stirring action by changing the rotation direction, and is well kneaded. For this reason, it is possible to obtain a high kneading effect as compared with the case of kneading by rotating only in one direction. The rotation direction of the cylinder 32 is preferably different between adjacent cylinders 32. Thereby, since the rotation direction of the kneading target can be reversed more, a higher kneading effect can be obtained.
[0026]
Further, according to the kneading apparatus 30 according to the present embodiment, the cylindrical body 32 is placed on the driving roller 35 so that the cylindrical body 32 is supported by the driving roller 35 by being pressed against the driving roller 35 by its own weight. And can be driven to rotate. Therefore, the cylinder body 32 can be assembled by simply placing the cylinder body 32 on the drive roller 35 and inserting the tip of the rear cylinder body 32 into the enlarged diameter portion 33 of the front cylinder body 32. Therefore, the assembly is very easy.
[0027]
Furthermore, according to the kneading apparatus 30 according to the present embodiment, since the kneading cylinder 31 is installed to be inclined so that the kneading object flows down by its own weight, it is necessary to separately provide a kneading object transfer mechanism. The structure can be simplified.
[0028]
Next, an experiment relating to the kneading performance of the kneading apparatus according to the present invention will be described.
[0029]
First, a comparative experiment of kneading time will be described. In this experiment, in a kneading apparatus provided with a kneading cylinder composed of three cylinders, the difference in kneading time of the object to be kneaded due to the different rotation directions of the cylinders was examined.
[0030]
In the experiment, two types of kneading cylinders shown in Table 1 (referred to as CASE 1 and CASE 2, respectively) were used. In Table 1, the positive direction in which the intermediate cylindrical protrusion is attached means the direction in which the object to be kneaded is pushed downward by the rotation of the cylindrical body.
[0031]
[Table 1]

[0032]
In the experiment, first, the kneaded object was cut out at 70 t / h to stabilize the conveyance amount. In this experiment, an aggregate (base material) such as gravel was used as an object to be kneaded. Next, a colored aggregate serving as a mark was placed on the kneaded object. Then, the kneading object was poured from above the kneading cylinder, and the time from the moment when the mark entered the upper end of the kneading object until the moment when the mark was released from the lower end was measured with a stopwatch. This measurement was performed a plurality of times for each of CASE 1 and CASE 2 with the average time of two measurers as the kneading time.
[0033]
The results obtained by such an experiment are shown in FIG.
[0034]
[Table 2]

[0035]
As shown in FIG. 8 and Table 2, the average kneading time of CASE 1 in which all the cylinders were rotated in the same direction was 4.99 seconds, whereas the average of CASE 2 in which the intermediate cylinder was rotated in the reverse direction The kneading time was 5.74 seconds, which is about 15% longer than CASE1.
[0036]
In general, it is said that a longer kneading time can obtain a higher kneading effect. From the results of the above-described experiment, the case where the intermediate cylinder is rotated in the reverse direction is compared with the case where the cylinder is rotated in one direction. It was found that a higher kneading effect can be obtained.
[0037]
In addition, the dispersion of the kneading time was 0.785 for CASE 1 compared to 0.785 for CASE 1. From this, it was found that CASE 1 has a stable kneading time and can reduce the unevenness of the kneading degree of the object to be kneaded.
[0038]
Next, a comparative experiment of compressive strength will be described. In this experiment, in a kneading apparatus provided with a kneading cylinder composed of three cylinders, the difference in the compression strength of CSG due to the difference in the rotation direction of the cylinder was examined using a pot mixer as a reference.
[0039]
Table 3 is a table | surface which shows the test case (CASE3-5) of this experiment.
[0040]
[Table 3]

[0041]
First, aggregates (base materials) such as cement and gravel and water were weighed with a platform scale. In these formulations, the base material was Gmax = 80 mm, s / a = 32%, unit cement amount = 80 kg / m ³ , and unit water amount = 100 kg / m ³ .
[0042]
A material consisting of cement, gravel, etc. and water was kneaded for 3 minutes in CASE 3, and in

CASE

4 and 5, the material 160L kneaded for 30 seconds by a pot mixer was kneaded in kneading cylinders A and B. Samples were prepared from the kneaded materials. Such specimens were prepared three times for each case.
[0043]
The specimen was wet screened with a 40 mm sieve and then compacted into three layers with a Bosch tamper. Compaction was continued until the surface of the large aggregate was thinly covered with mortar.
[0044]
The specimens were Φ150 mm × 300 mm in size, and three specimens each having a material age of 7 days and 28 days were prepared each time. The specimen was cured as a standard curing at 20 ° ± 2 °.
[0045]
The results of measuring the compressive strength (peak strength) and unit volume weight of the specimen thus obtained are shown in FIGS. As shown in these figures, the compressive strength at the age of 7 days and 28 days was higher in CASE5 than in CASE4. From this, it can be seen that the degree of kneading is higher in the case where the intermediate cylinder is rotated in the reverse direction than in the case where the cylinder is rotated in one direction. .
[0046]
As mentioned above, although this invention was concretely demonstrated based on embodiment, this invention is not limited to the said embodiment. For example, a part of the driving roller supporting the cylinder may be replaced with a roller that does not have a driving force. If each cylinder has at least one driving roller that rotates the cylinder, Good.
[0047]
Also, instead of providing an enlarged diameter portion on the rear end side of the cylinder, the front end side of the cylinder is formed so that the diameter decreases toward the front, and the rear cylinder is formed on the rear end side of the front cylinder. You may make it insert and connect the front end side of a body.
[0048]
Furthermore, in the above embodiment, the kneading cylinder is composed of three cylinders, but of course the invention is not limited to this, and it may be two or more.
[0049]
【The invention's effect】
According to the present invention, by rotating at least two cylinders of a kneading cylinder constituted by connecting a plurality of cylinders in different directions, the rotation direction of the kneading object circulating in the kneading cylinder is reversed. Can do. For this reason, a higher kneading effect can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing an example of mixing equipment using a kneading apparatus according to the present embodiment.
FIG. 2 is a side view of the kneading apparatus shown in FIG.
FIG. 3 is a rear view of the kneading apparatus shown in FIG.
4 is a schematic development view showing an example of a cylinder constituting the kneading cylinder of the kneading apparatus shown in FIG. 2. FIG.
FIG. 5 is a view showing a modification of the protrusion shown in FIG. 4;
6 is a view showing a modification of the protrusion shown in FIG. 4. FIG.
7 is a view showing a modification of the protrusion shown in FIG. 4. FIG.
FIG. 8 is a diagram showing a result of an experiment regarding kneading performance of the kneading apparatus according to the present embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing a result of an experiment regarding kneading performance of the kneading apparatus according to the present embodiment.
FIG. 10 is a diagram showing a result of an experiment regarding kneading performance of the kneading apparatus according to the present embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 30 ... Kneading apparatus 31 ... Kneading cylinder 32 ... Cylindrical body 33 ... Diameter expansion part 34 ... Frame 35 ... Drive roller 36 ... Supporting roller 37 ... Flange part 38 ... Supporting roller 40 ... Protrusion part

Claims

内周面に突起部を設けた混練筒を回転させることにより、前記混練筒内を流通する混練対象物を混練する混練装置において、
前記混練筒は複数の筒体を連結して構成され、少なくとも２つの前記筒体が異なる方向に回転することを特徴とする混練装置。In a kneading apparatus for kneading a kneading object to be circulated in the kneading cylinder by rotating a kneading cylinder provided with a protrusion on the inner peripheral surface,
The kneading cylinder is configured by connecting a plurality of cylinders, and at least two of the cylinders rotate in different directions.

上方に載置される前記筒体を回転可能に支持する駆動ローラを備えることを特徴とする請求項１記載の混練装置。The kneading apparatus according to claim 1, further comprising a driving roller that rotatably supports the cylindrical body placed above.

前記複数の筒体は、前方の前記筒体の後端側に後方の前記筒体の先端が挿入して連結していることを特徴とする請求項１または２記載の混練装置。The kneading apparatus according to claim 1 or 2, wherein the plurality of cylinders are connected by inserting a distal end of the rear cylinder to a rear end side of the front cylinder.

前記前方の筒体の後端側には、内径を拡径してなる拡径部が設けられていることを特徴とする請求項３記載の混練装置。4. The kneading apparatus according to claim 3, wherein a diameter-expanded portion having an increased inner diameter is provided on the rear end side of the front cylindrical body.

前記混練筒は、前記混練対象物をその自重によって流下させるように傾斜して設置されていることを特徴とする請求項１〜４いずれか一項記載の混練装置。The kneading cylinder according to any one of claims 1 to 4, wherein the kneading cylinder is installed so as to be inclined so that the object to be kneaded flows down by its own weight.