JP2004279792A - 電流制御回路装置及びelディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源回路のコストアップや大型化を抑制した上で、出力電圧レベルをより安定的に維持する電流制御回路装置、及びその電流制御装置を備えたELディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ELディスプレイ装置13のコントローラ1は、ELディスプレイ3等の負荷による実際の消費電流値を画像表示用のデータに基づいて推定し、推定した消費電流値が基準電流値ISよりも低い場合は、両者の差に応じた電流を電流消費回路7の電流制限抵抗及びトランジスタを介して回路グランドに流すように制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像表示を行うための動作用電源を供給する電源回路に接続され、消費電流に関する制御を行う電流制御回路装置、及びその電流制御回路装置を備えて構成されるELディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特許文献1には、有機EL素子を画素として構成されるディスプレイを線順次走査方式によって駆動する場合に、次の走査に備えて、EL素子の陰極側に逆バイアス電圧を印加するリセット動作と、EL素子の陽極側より予め充電を行うプリセット動作とを行なうようにした技術が開示されている。
【0003】
このような、画像表示行う際にリセット動作,プリセット動作を行なう構成では、EL素子に対する電荷の充放電が頻繁に行なわれるため、消費電流が比較的大きく変動する。そのような構成に対して動作用電源を供給する電源回路は、電源電圧を略一定に維持するように構成する必要がある。
【0004】
例えば、スイッチング方式の電源回路では、出力電圧をフィードバックしてスイッチング周波数又はスイッチングパルスのデューティを変化させるように構成される。斯様な構成において、電源電圧を安定的に維持するためには、スイッチング周波数をより高く設定したり、出力電圧の変動を高速に判定可能な比較回路を備えたり、電源電圧の出力段に大容量のコンデンサを配置する等の対策を施している。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−232074号公報(図9〜図12参照。)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような対策では、電源回路のコストアップや大型化が避けられない。また、出力電圧をフィードバックして制御を行う方式では、実際に負荷変動が生じた後に出力電圧の補正動作が開始されるため、若干のタイムラグが発生し、一時的に電圧が低下してしまう。
【0007】
更に、電源回路が短絡保護機能や過電流保後機能を備えている場合には、電圧低下が比較的大きなレベルで発生すると、上記機能が作動して電圧の出力が停止してしまうこともある。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源回路のコストアップや大型化を抑制した上で、出力電圧レベルをより安定的に維持することが可能な電流制御回路装置、及びその電流制御回路装置を備えて構成されるELディスプレイ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の電流制御回路装置によれば、制御手段は、負荷による実際の消費電流値を推定し、推定した消費電流値が基準電流値よりも低い場合は、両者の差に応じた電流を電流経路手段を介して回路グランドに流すように制御する。即ち、電源回路としての消費電流は概ね基準電流値以下に維持されるようになるので、電源回路の設計は、その基準電流値に合わせて行なえば良い。従って、電源回路側で高精度のフィードバック制御を行ったり、出力段に大容量のコンデンサを配置する必要がなくなり、電源回路をより低コストで構成することができる。或いは、電源回路をより小型化することが可能となる。
請求項2記載の電流制御回路装置によれば、基準電流値を複数段階に設定するので、消費電流の変動範囲がより広いものに適用することが可能となる。
【0010】
請求項3記載の電流制御回路装置によれば、制御手段は、画像表示用のデータに基づいて、各走査周期毎に消費電流値を推定する。即ち、画像表示用のデータを参照すれば、次の走査期間において表示される画像の状態、例えば、発光素子を何個発光させるかなどが判るので、消費電流値を高い精度で推定することができる。
【0011】
請求項4記載の電流制御回路装置によれば、電流経路手段を、一端が電流制限抵抗を介して電源回路側に接続され、他端が回路グランド側に接続されるスイッチング素子で構成する。即ち、スイッチング素子を導通させれば、電源回路より出力される電流の一部を、電流制限抵抗を介して回路グランドに流すことができる。従って、電流制限抵抗の抵抗値を適宜設定することで、回路グランドに流す差電流量を容易に設定することができる。
【0012】
請求項5記載の電流制御回路装置によれば、制御手段は、負荷によって実際に消費される電流値を推定し、その推定した消費電流値に基づいて、制御用のデジタルデータをD/A変換器に出力する。D/A変換器によって変換されたアナログデータは、バッファアンプを介してトランジスタのベース電位を設定する。即ち、トランジスタが回路グランドに流す電流量はそのベース電位に応じて制御される。従って、制御手段によって出力されるデジタルデータの階調に応じて、回路グランドに流す差電流量をより多段階に設定することができる。
【0013】
請求項6記載のELディスプレイ装置によれば、請求項1乃至5の何れかに記載の電流制御回路装置を備えて、有機EL素子を画素として構成されるディスプレイによって画像表示を行う。即ち、有機EL素子は、直流電流駆動により発光するため、画像表示の態様に応じて消費電流が大きく変動する。従って、本発明の電流制御回路装置を有効に適用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明をELディスプレイに適用した場合の第1実施例について図1乃至図4を参照して説明する。図1は、ELディスプレイ及びその駆動装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。コントローラ(制御手段)1は、外部より与えられる表示データ及び制御信号に基づいて駆動ドライバ2に駆動制御信号を与え、ELディスプレイ3における画像表示を制御するようになっている。
【0015】
尚、外部より与えられる表示データは、コントローラ1により一旦フレームメモリ4に書き込まれるようになっており、所定の表示タイミングでフレームメモリ4より読出しが行なわれ、駆動ドライバ2に駆動制御信号が出力される。
【0016】
電源回路5は、商用交流電源6を昇圧した後整流及び平滑し、駆動ドライバ2に対してELディスプレイ3の駆動用電源を供給するようになっている。ELディスプレイ3は、例えば有機EL素子を画素としてドットマトリクス表示を行うように構成されている。従って、駆動ドライバ2は、実際は走査(ロウ)側とデータ(カラム)側との2つで構成されており、ELディスプレイ3を線順次走査方式により単純マトリクス駆動するようになっている。
【0017】
電流消費回路(電流経路手段)7は、電源回路5が駆動ドライバ2に対して駆動用電源を供給する電源線8に接続されている。そして、電流消費回路7は、コントローラ1によって制御され、後述するように、電源回路5の消費電流量を略一定とするように動作する構成である。
【0018】
図2は、電流消費回路7の詳細な電気的構成を示すものである。NPN型のトランジスタ(スイッチング素子)9のエミッタは、電流制限抵抗10を介して電源線8に接続されており、コレクタは回路グランドに接続されている。そして、トランジスタ9のベースは、抵抗11を介してコントローラ1の出力端子に接続されていると共に、抵抗12を介して回路グランドに接続されている。尚、電流制限抵抗10の抵抗値は、駆動装置の平均的な消費電流値IDMと、電源回路5について定められる基準電流値ISとの差に応じて決定される。以上がELディスプレイ装置13を構成している。また、コントローラ1と電流消費回路7とは、電流制御回路装置14を構成している。
【0019】
次に、本実施例の作用について図3及び図4をも参照して説明する。図3は、コントローラ1が主に消費電流制御について行なう処理内容を示すフローチャートである。コントローラ1は、1ラインの表示データをフレームメモリ4から読み出すと(ステップS1)、その表示データにおける発光画素の数nを判定する(ステップS2)。続いて、その発光画素数nがしきい値Nth未満か否かを判断する(ステップS3)。
【0020】
即ち、ELディスプレイの画素である有機EL素子は電流駆動型の発光素子であるから、発光画素数nに基いて電源回路5の消費電流を凡そ推定することができる(EL素子の駆動電流IDに発光画素数nを乗じたものが凡その消費電流値となる)。そして、しきい値Nthは、電源回路5の消費電流を平準化するために定める基準電流値に応じた発光画素数である。
【0021】
そして、コントローラ1は、ステップS3において発光画素数nがしきい値Nth未満であれば(「YES」)、電流消費回路7のトランジスタ9をONさせる(ステップS4)。すると、電源線8に流れている電源回路5の出力電流の一部は、抵抗10の抵抗値に応じた値でトランジスタ9を介して回路グランドに流れる。
【0022】
一方、ステップS3において発光画素数nがしきい値Nth以上の場合(「NO」)、コントローラ1は、電流消費回路7のトランジスタ9をOFFさせる(ステップS5)。すると、トランジスタ9を介して回路グランドに流れる電流成分はゼロになる。ステップS4又はS5の実行後は、駆動ドライバ2に対し駆動制御信号を出力してELディスプレイ2に画像を表示させ(ステップS6)、ステップS1に戻る。
【0023】
図4には、ELディスプレイ装置13の消費電流変化の一例を示す。ELディスプレイ3の画像表示態様に応じてELディスプレイ装置13の実際の消費電流ILが変動する場合に、基準電流値ISを、(Nth×ID)として設定する。そして、基準電流値ISと駆動装置の平均的な消費電流値IDMとの差をIG,電源回路5の出力電圧VDとすると、抵抗10の抵抗値Rは次式で設定する。
VD=R/IG
即ち、電流消費回路7のトランジスタ9をオンすれば、電流IGが回路グランドに流れる。
【0024】
図4において、コントローラ1は、IL<ISであればトランジスタ9をオンして電流IGを回路グランドに流す。従って、電源回路5の出力電流をIS’とすれば、出力電流IS’は破線で示すように変化する。また、IL≧ISであれば、トランジスタ9はオフとなって電流IGは回路グランドに流れなくなり、出力電流IS’は基準電流値ISを超えて流れる。
【0025】
以上のように本実施例によれば、ELディスプレイ装置13のコントローラ1は、ELディスプレイ3等の負荷による実際の消費電流値を推定し、推定した消費電流値が基準電流値ISよりも低い場合は、両者の差に応じた電流を電流消費回路7の電流制限抵抗10及びトランジスタ9を介して回路グランドに流すように制御する。即ち、電源回路5としての消費電流は概ね基準電流値IS以下に維持されるようになるので、電源回路5の設計は、その基準電流値ISに合わせて行なえば良い。
【0026】
従って、電源回路5側で高精度のフィードバック制御を行ったり、出力段に大容量のコンデンサを配置する必要がなくなり、電源回路5をより低コストで構成することができる。或いは、電源回路5をより小型化することが可能となる。また、電流制限抵抗10の抵抗値Rを適宜設定することで、回路グランドに流す差電流量を容易に設定することができる。
【0027】
更に、コントローラ1は、画像表示用のデータに基づいて各走査周期毎に消費電流値を推定する。即ち、表示データを参照すれば、次の走査期間においてEL素子を何個発光させるかが判るので、消費電流値を高い精度で推定することができる。
【0028】
加えて、本発明を、直流電流駆動で発光する有機EL素子を画素として構成されるELディスプレイ3に適用した。即ち、ELディスプレイ3は、画像表示の態様に応じて消費電流が大きく変動するので、本発明を有効に適用することができる。
【0029】
(第2実施例)
図5乃至図7は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一部分を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図5は図2相当図であり、第1実施例における電流消費回路7と同様の構成を並列化することで、基準電流値を2つ持たせるようにしている。
【0030】
即ち、電流消費回路(電流経路手段)21を構成するNPN型のトランジスタ22(スイッチング素子)のエミッタは、電流制限抵抗23を介して電源線8に接続されており、コレクタは回路グランドに接続されている。そして、トランジスタ22のベースは、抵抗24を介してコントローラ1のもう1つの出力端子に接続されていると共に、抵抗25を介して回路グランドに接続されている。
【0031】
尚、電流制限抵抗23の抵抗値は、電源回路5について定められるもう1つの基準電流値IS2と、第1実施例における基準電流値(IS→)IS1との差に応じて決定される。その他は第1実施例と同様であり、コントローラ1と電流消費回路21とは、電流制御回路装置26を構成している。
【0032】
次に、第2実施例の作用について図6及び図7をも参照して説明する。図6に示すフローチャートにおいて、コントローラ1は、ステップS2を実行すると、発光画素数nがしきい値Nth2以上か否かを判断する(ステップS7)。ここでのしきい値Nth2は、第1実施例におけるしきい値Nthをしきい値Nth1に置き換え、そのしきい値Nth1よりも大きい値に設定される。即ち、電源回路5の基準電流値(IS→)IS1に応じた発光画素数以上であり、基準電流値IS2(>IS1)に応じた値である。
【0033】
そして、コントローラ1は、ステップS7において発光画素数nがしきい値Nth2未満であれば(「NO」)、電流消費回路21のトランジスタ22(第2トランジスタ)をONさせる(ステップS8)。すると、電源線8に流れている電源回路5の出力電流の一部は、抵抗23の抵抗値に応じた値でトランジスタ22を介して回路グランドに流れる。それから、ステップS3’に移行する。尚、図6のステップS3’,S5’は、「Nth」→「Nth1」、「トランジスタ」→「第1トランジスタ」に置き換えているが、実際に行なう処理は第1実施例のステップS3,S5と同様である。
【0034】
そして、上記処理の流れから、ステップS3’においてコントローラ1が「YES」と判断すると、トランジスタ9(第1トランジスタ)をONさせると共に、トランジスタ22をOFFさせる(ステップS10)。この場合、第1実施例においてステップS4を実行した場合と同様の結果となる。
【0035】
また、上記処理の流れから、ステップS3’においてコントローラ1が「NO」と判断すると、ステップS5’に移行する。この場合、トランジスタ22がON,トランジスタ9がOFFとなるので、電源線8に流れている電源回路5の出力電流の一部は電流IG2として、トランジスタ22を介して回路グランドに流れる。
【0036】
一方、ステップS7において発光画素数nがしきい値Nth2以上の場合(「YES」)、コントローラ1は、電流消費回路21のトランジスタ9及び22をOFFさせる(ステップS9)。すると、電流消費回路21によって回路グランドに流れる電流成分はゼロになる。それから、ステップS6に移行する。
【0037】
図7には、消費電流の変化の一例を示す。第2実施例では、基準電流値がIS1,IS2の2段階に設定されており、実際の消費電流ILが基準電流値IS2以上になると、トランジスタ9,22が何れもOFFとなり回路グランドには電流が流れず、第1実施例よりも高い消費電流のピークに対応して電源回路5より電流を供給させる。
【0038】
そして、IS1≦IL<IS2であれば、トランジスタ9がOFF,トランジスタ22がONとなり、回路グランドには電流IG2が流れ、IS1>ILであれば、トランジスタ9がON,トランジスタ22がOFFとなり、回路グランドには電流(IG→)IG1が流れる。
【0039】
以上のように第2実施例によれば、電流制御回路装置26の電流消費回路21は、基準電流値を2段階で設定するので、消費電流の変動範囲がより広いものに適用することが可能となる。
【0040】
(第3実施例)
図8及び図9は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一部分を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。図8は図2相当図であり、電流消費回路(電流経路手段)31の構成を示す。電流消費回路31は、トランジスタ9のベースにバッファアンプ32の出力端子が接続されており、そのバッファアンプ32の入力端子には、D/A変換器33が接続されている。D/A変換器33のデジタルデータ入力ポートには、コントローラ1より制御データが与えられるようになっている。その他の構成は第1実施例と同様であり、コントローラ1と電流消費回路31とは電流制御回路装置34を構成している。
【0041】
次に、第3実施例の作用について図9をも参照して説明する。図9に示すフローチャートにおいて、コントローラ1は、ステップS2を実行すると、発光画素数nに応じた制御データ(例えば、発光画素数nの即値であっても良い)をD/A変換器33に出力する(ステップS11)。すると、制御データはD/A変換器33によりアナログデータに変換され、バッファアンプ32を介してトランジスタ9のベース電位を設定する。
【0042】
トランジスタ9は、そのベース電位に応じて、電流制限抵抗10を介して回路グランドに流す電流IGをアナログ的に変化させる。即ち、第1実施例では、図4に示したように電源回路5の出力電流IS’はある程度変動するが、第3実施例では、発光画素数nに応じた略連続的な段階で回路グランドに流す電流IGを制御することができるので、出力電流IS’の変動を極めて小さくすることができる。
【0043】
以上のように第3実施例によれば、コントローラ1は、負荷によって実際に消費される電流値を発光画素数nに基づいて推定し、制御用のデジタルデータをD/A変換器33に出力することでトランジスタ9のベース電位を設定するようにした。従って、コントローラ1によって出力されるデジタルデータの階調に応じて、回路グランドに流す電流量をより多段階に設定することができる。
【0044】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
スイッチング素子は、バイポーラトランジスタに限ることなく、FETを用いても良い。
第2実施例において、回路構成を3並列以上にしても良い。
また、第2実施例において、トランジスタ9及び22を同時にONさせることで、より多くの電流を回路グランドに流しても良い。
有機EL素子を画素とするELディスプレイ3に限ることなく、その他例えばLEDのような電流駆動型の表示部を有するものに広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をELディスプレイに適用した場合の第1実施例であり、ELディスプレイ及びその駆動装置の構成を概略的に示す機能ブロック図
【図2】電流消費回路の詳細な電気的構成を示す図
【図3】駆動装置のコントローラが主に消費電流制御について行なう処理内容を示すフローチャート
【図4】駆動装置の消費電流変化の一例を示す図
【図5】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【図6】図3相当図
【図7】図4相当図
【図8】本発明の第3実施例を示す図2相当図
【図9】図3相当図
【符号の説明】
1はコントローラ(制御手段)、3はELディスプレイ、5は電源回路、7は電流消費回路(電流経路手段)、9はトランジスタ(スイッチング素子)、10は電流制限抵抗、13はELディスプレイ装置、14は電流制御回路装置、21は電流消費回路(電流経路手段)、22はトランジスタ(スイッチング素子)、23は電流制限抵抗、26は電流制御回路装置、31は電流消費回路(電流経路手段)、32はバッファアンプ、33はD/A変換器、34は電流制御回路装置を示す。

Claims (6)

  1. 画像表示を行うための動作用電源を供給する電源回路に接続され、
    前記電源回路より出力される電流の一部を回路グランドに流すための電流経路手段と、
    負荷によって実際に消費される電流値を推定し、推定した消費電流値が基準電流値よりも低い場合は、両者の差に応じた電流を前記電流経路手段を介して回路グランドに流すように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする電流制御回路装置。
  2. 前記基準電流値が複数段階に設定されていることを特徴とする請求項1記載の電流制御回路装置。
  3. 前記画像表示が線順次走査方式で行なわれる場合、
    前記制御手段は、前記画像表示用のデータに基づいて、各走査周期毎に消費電流値を推定することを特徴とする請求項1又は2記載の電流制御回路装置。
  4. 前記電流経路手段は、一端が電流制限抵抗を介して前記電源回路側に接続されると共に、他端が前記回路グランド側に接続されるスイッチング素子で構成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電流制御回路装置。
  5. 画像表示を行うための動作用電源を供給する電源回路に接続され、
    一端が電流制限抵抗を介して前記電源回路側に接続されると共に、他端が回路グランド側に接続されるトランジスタと、
    このトランジスタのベースに出力端子が接続されるバッファアンプと、
    このバッファアンプの入力端子側にアナログデータを出力するD/A変換器と、
    負荷によって実際に消費される電流値を推定し、その推定した消費電流値に基づいて、前記トランジスタを制御するためのデジタルデータを前記D/A変換器に出力する制御手段とを備えて構成されることを特徴とする電流制御回路装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の電流制御回路装置を備え、
    有機EL素子を画素として構成されるディスプレイによって前記画像表示を行うように構成されることを特徴とするELディスプレイ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8779664B2 (en) 2011-11-30 2014-07-15 Panasonic Corporation Organic EL element lighting device and lighting fixture using the same

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