JP2004278962A

JP2004278962A - Bath water heater and remote controller control method of bath water heater

Info

Publication number: JP2004278962A
Application number: JP2003073068A
Authority: JP
Inventors: Hisayasu Watanabe; 久恭渡辺
Original assignee: Gastar Co Ltd
Current assignee: Gastar Co Ltd
Priority date: 2003-03-18
Filing date: 2003-03-18
Publication date: 2004-10-07
Anticipated expiration: 2023-03-18
Also published as: JP3811684B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a bath water heater capable of setting only a bathroom remote controller to a power saving mode, when it seems that nobody exists in a bathroom though an appliance is under operation. <P>SOLUTION: A power saving mode management means 54 sets the display of the bathroom remote controller 100 to the power saving mode capable of saving the power in comparison with a regular mode, until a specific bathwater heating condition to determine a state of allowing a person to have a bath, is satisfied, when the switching-on of the automatic operation of the bath is performed by the remote controller 200 mounted outside of the bathroom among a plurality of remote controllers 100, 200 connected with the bath water heater, or when the automatic operation is switched-on on the basis of a timer reservation. The power saving mode is released to perform the regular display when the bathwater heating condition is satisfied. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室に設置される浴室リモートコントローラと浴室以外に設置される１または２以上のリモートコントローラとが接続されかつ風呂の自動運転の可能な風呂給湯器およびそのリモートコントローラ制御方法にかかわり、特に、リモートコントローラの表示を省電力モードに切り換えることのできる風呂給湯器およびそのリモートコントローラ制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
風呂給湯器の本体には、浴室に設置される浴室リモコンと台所等に設置される台所リモコン等の複数台のリモートコントローラが接続される。台所や浴室に設置されるリモートコントローラは、各種の操作スイッチと表示部を備えており、風呂給湯器の運転状態を遠隔から操作したり運転状況を確認したりすることが可能になっている。リモートコントローラの表示部には、風呂給湯器の運転状態や設定状態などを示す多数の情報が表示される。たとえば、給湯設定温度、風呂設定温度、設定水位、燃焼状態などを示す情報が表示される。かかる表示部には、バックライトを備えた液晶表示装置、蛍光表示管、ＬＥＤなどの表示素子が使用される。
【０００３】
またリモートコントローラで消費される電力の大部分が表示部に費やされていることから、運転スイッチはオンであるが給湯動作など燃焼を伴う動作を行っていない待機中に、表示部の消灯される省電力モードへ移行するようにした器具もある。（たとえば、特許文献１参照。）。
【０００４】
【特許文献１】
特開平２−１３３７５０号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来から使用されている省電力モードを備えた風呂給湯器では、表示を省電力モードにするか否かの制御を風呂や台所に設置されたすべてのリモートコントローラを区別することなく共通に行っており、給湯や追焚動作が行われて待機中の状態を脱すると、すべてのリモートコントローラで省電力モードが解除されるようになっている。このため、風呂給湯器の動作状態から見て、浴室に人が居ないと推定されるような場合でも、待機中でないときは、浴室リモートコントローラについても省電力モードが解除され、通常モードでの表示が行われていた。
【０００６】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、器具が稼働中であっても、浴室に人が居ないと推定されるときは、浴室リモートコントローラだけを個別に省電力モードにすることのできる風呂給湯器およびそのリモートコントローラ制御方法を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
［１］浴室に設置された浴室リモートコントローラ（１００）からの指示とこれ以外の器具内外からの指示のいずれかに基づいて風呂の自動運転の可能な風呂給湯器（１０）において、
前記器具内外からの指示に基づいて風呂の自動運転をオンになったとき、その後、人が入浴可能な状態になったと判定するための所定の入浴可能条件が成立するまで、前記浴室リモートコントローラ（１００）の動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態になる省電力モードに設定し、前記入浴可能条件が成立したとき前記省電力モードを解除する省電力モード管理手段（５４）を有することを特徴とする風呂給湯器（１０）。
【０００８】
［２］前記器具内外からの指示で風呂の自動運転をオンにしてから一定の猶予時間が経過した時点から、前記浴室リモートコントローラ（１００）の動作モードを前記省電力モードに設定することを特徴とする［１］に記載の風呂給湯器（１０）。
【０００９】
［３］前記風呂の自動運転は、前記入浴可能条件が成立してから所定の保温継続時間が経過するまで保温動作を継続した後、自動でオフになるものであり、
前記省電力モード管理手段（５４）は、風呂の自動運転が自動でオフになったとき、少なくとも前記浴室リモートコントローラ（１００）の動作モードを前記省電力モードに設定することを特徴とする［１］または［２］に記載の風呂給湯器（１０）。
【００１０】
［４］前記省電力モード管理手段（５４）は、前記風呂の自動運転が自動でオフになる前に手動で自動運転がオフにされたとき、前記浴室リモートコントローラ（１００）の動作モードを、そのあと一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または前記保温継続時間が経過するまでは前記省電力モードが解除された状態にし、前記一定時間もしくは前記保温継続時間が経過したとき前記省電力モードに設定することを特徴とする［３］に記載の風呂給湯器（１０）。
【００１１】
［５］浴室に設置された浴室リモートコントローラ（１００）からの指示とこれ以外の器具内外からの指示のいずれかに基づいて風呂の自動運転の可能な風呂給湯器（１０）のリモートコントローラ制御方法において、
前記器具内外からの指示に基づいて風呂の自動運転がオンになったとき、その後、人が入浴可能な状態になったと判定するための所定の入浴可能条件が成立するまで、前記浴室リモートコントローラ（１００）の動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態になる省電力モードに設定し、前記入浴可能条件が成立したとき前記省電力モードを解除することを特徴とする風呂給湯器（１０）のリモートコントローラ制御方法。
【００１２】
［６］前記器具内外からの指示で風呂の自動運転をオンにしてから一定の猶予時間が経過した時点から、前記浴室リモートコントローラ（１００）の動作モードを前記省電力モードに設定することを特徴とする［５］に記載の風呂給湯器（１０）のリモートコントローラ制御方法。
【００１３】
［７］前記風呂の自動運転が、前記入浴可能条件が成立してから所定の保温継続時間が経過するまで保温動作を継続した後、自動でオフになる場合において、
風呂の自動運転が自動でオフになったとき、少なくとも前記浴室リモートコントローラ（１００）の動作モードを前記省電力モードに設定することを特徴とする［５］または［６］に記載の風呂給湯器（１０）のリモートコントローラ制御方法。
【００１４】
［８］前記風呂の自動運転が自動でオフになる前に手動で自動運転がオフにされたとき、前記浴室リモートコントローラ（１００）の動作モードを、そのあと一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または前記保温継続時間が経過するまでは前記省電力モードが解除された状態にし、前記一定時間もしくは前記保温継続時間が経過したとき前記省電力モードに設定することを特徴とする［７］に記載の風呂給湯器（１０）のリモートコントローラ制御方法。
【００１５】
次に、前記各項に記載された発明の作用について説明する。
省電力モード管理手段（５４）は、風呂給湯器（１０）に接続される複数のリモートコントローラ（１００、２００）のうち、浴室以外に設置されたリモートコントローラ（２００）で風呂の自動運転をオンにする操作が行われたことやタイマ予約がタイムアップしたことになど、浴室リモートコントローラ（１００）以外の器具内外からの指示に基づいて風呂の自動運転がオンにされたときは、その後、人が入浴可能な状態になったと判定するための所定の入浴可能条件が成立するまで、浴室に設置されたリモートコントローラ（１００）の動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態になる省電力モードに設定する。そして入浴可能条件が成立したとき、省電力モードを解除して通常の表示を行う。
【００１６】
器具内外からの指示には、上記のほか、電話回線やインターネットを通じた遠隔操作も含まれる。また入浴可能条件は、風呂の沸き上げが完了のほか、沸き上げ完了の所定時間前（たとえば５分前）になったときや、注湯によって浴槽への湯張りが完了したときに成立するものであってもよい。
【００１７】
浴室以外に設置された台所リモートコントローラ（２００）からの操作やタイマ予約がオンになるなど器具内外からの指示によって風呂の自動運転がオンになった場合には、その時点で浴室に人が居ないであろうし、また湯張りや沸き上げの完了またはそれらの完了が近づくことによって人の入浴可能条件が成立するまでは、浴室に人が居ないと推定される。一方、入浴可能条件が成立すると、人の入浴が予想される。そこで、入浴可能条件が成立するまでは浴室リモートコントローラ（１００）を省電力モードに設定し、入浴可能条件の成立後は省電力モードを解除する。これにより、浴室に人が居ないと推定されるときに無駄に浴室リモートコントローラ（１００）で通常の表示動作が行われなくなって節電効果を得ることができる。
【００１８】
浴室以外に設置されたリモートコントローラ（２００）からの指示など器具内外からの指示で風呂の自動運転をオンにした後、一定の猶予時間が経過した時点から、浴室リモートコントローラ（１００）の動作モードを省電力モードに設定してもよい。たとえば台所リモートコントローラ（２００）に風呂設定温度や設定水位を表示する機能がない場合には、操作者が風呂設定温度や設定水位を確認するために、自動運転スイッチを操作した後で浴室リモートコントローラ（１００）の表示を見に行く場合がある。そこで、浴室以外に設置されたリモートコントローラ（２００）で風呂の自動運転がオンにされてからしばらくの間は省電力モードに入らないようにすることで、上記の確認行為に対応しつつ、節電効果を得ることができる。
【００１９】
風呂の自動運転が、入浴可能条件が成立してから所定の保温継続時間が経過するまで保温動作を継続した後、自動でオフになるものである場合において、省電力モード管理手段（５４）は、風呂の自動運転が自動でオフになったとき、少なくとも浴室リモートコントローラ（１００）の動作モードを省電力モードに設定する。保温継続時間の経過後は、人の入浴がほぼ無いと推定されるので、省電力モードに自動で切り換えることで、節電できる。
【００２０】
また風呂の自動運転が自動でオフになる前に手動で自動運転がオフにされたときは、そのあと一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または前記保温継続時間が経過するまでは省電力モードの解除された状態（通常の表示動作）を維持し、一定時間もしくは保温継続時間が経過したとき、省電力モードに設定する。自動運転をオフにしても、すぐに浴槽水の温度は下がらないので、節約の観点から、入浴の終了する前に手動で自動運転がオフにされる場合がある。そこで、手動でオフされた場合であっても、その後の一定時間（たとえば３０分）もしくは保温継続時間が経過するまでは省電力モードの解除された状態を維持することで、浴室リモートコントローラの表示が消えてしまうという不便さを解消することができる。なお一定時間が経過する前に保温継続時間が経過した場合には、保温継続時間が経過したとき省電力モードに移行してもよいし、保温継続時間を過ぎても一定時間が経過するまでは省電力モードの解除された状態を維持するように構成してもよい。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施の形態にかかる風呂給湯器１０は、水栓やシャワーヘッドに給湯したり浴槽内へ注湯したりする機能と、浴槽内の水を追い焚きする機能を備えている。また注湯機能と追焚機能とを組み合わせることによって風呂の自動運転機能を備えている。風呂の自動運転では、浴槽に風呂設定温度の湯を設定水位まで湯張りする。その後、所定の保温継続時間（たとえば４時間）が経過するまで、風呂設定温度および設定水位を維持する保温動作を行い、保温継続時間が経過したとき、風呂の自動運転を自動的にオフするようになっている。
【００２２】
風呂給湯器１０は、器具本体２０と、器具本体２０に接続された浴室リモートコントローラ１００と台所リモートコントローラ２００とから構成される。浴室リモートコントローラ１００および台所リモートコントローラ２００は器具本体２０と２芯ケーブルでそれぞれ接続されており、各種の情報を器具本体２０との間で送受信し得るようになっている。
【００２３】
詳細には、器具本体２０と浴室リモートコントローラ１００および台所リモートコントローラ２００との間の通信は、たとえば１００ｍｓを周期に繰り返し行われる。１周期の間に、器具本体２０から浴室リモートコントローラ１００への表示情報等の送信と、器具本体２０から台所リモートコントローラ２００への表示情報等の送信と、浴室リモートコントローラ１００から器具本体２０へのスイッチ操作に関わる情報の送信と、台所リモートコントローラ２００から器具本体２０へのスイッチ操作に関わる情報の送信が行われる。器具本体２０からリモートコントローラ１００、２００へ送信される表示情報は、それぞれのリモートコントローラにおけるすべての表示項目のオンオフを毎回指示するものである。
【００２４】
器具本体２０は、図示省略の燃焼室の下方に配置されたバーナ２１と、このバーナ２１の排気下流（図では上方）に配置された熱交換器２２を備えている。熱交換器２２は、熱受熱管である給湯水管３０と追焚水管４０の双方が共通のフィン２３を通る、いわゆる一缶二水路型の熱交換器になっている。熱交換器２２を通る給湯水管３０の一端には給水源に通じる給水管３１が接続され、他端には出湯用の水栓等に通じる給湯管３２が接続されている。給水管３１の途中には、通水量を検出するための水量センサ３３が配置してある。水栓が開かれること等に起因した給湯水管３０内の通水を水量センサ３３が検出すると、バーナ２１を点火して燃焼させ、設定温度の湯が出るようにバーナ２１の燃焼量が制御される。
【００２５】
熱交換器２２を通る追焚水管４０の一端には浴槽５内の水を熱交換器２２へ戻すためのふろ戻管４１が接続され、他端には熱交換器２２で加熱後の水を浴槽５へ送り込むためのふろ往管４２が接続されている。ふろ戻管４１の途中には、ふろポンプ４３のほか、図示省略の水位センサ、ふろ水流スイッチ、ふろサーミスタが設けてある。ふろポンプ４３を駆動することで浴槽５内の水がふろ戻管４１、熱交換器２２の追焚水管４０およびふろ往管４２を経由して循環し、同時にバーナ２１を燃焼させることで、風呂の追い焚き動作が行われる。
【００２６】
給湯管３２とふろ戻管４１は注湯連絡管４５で接続されている。注湯連絡管４５の途中には、電磁弁４６が設けてある。常時は電磁弁４６は閉止されている。
浴槽５への注湯動作を行うとき、電磁弁４６を開き、バーナ２１を燃焼させる。
これにより、給水源からの水が熱交換器２２の給湯水管３０を通る際に加熱されて湯になり、これが注湯連絡管４５およびふろ戻管４１、ふろ往管４２を経て浴槽５に流れ込むようになっている。
【００２７】
このほか器具本体２０は、出湯温度や追い焚きする浴槽水の温度を検出するための各種サーミスタ、バーナ２１への給排気を行うための燃焼ファン、バーナ２１へ燃焼ガスを供給するためのガス供給管、バーナ２１への燃焼ガスの供給をオンオフするガス電磁弁、供給するガス量を調整するためのガス比例弁などを備えている。器具本体２０は、各種制御の中枢的役割を果たすＣＰＵ（中央処理装置）と、プログラムや各種の固定的データを記憶するＲＯＭ（リード・オンリ・メモリ）と、プログラムを実行する上で一時的に必要になるデータ等を記憶するためのＲＡＭとを主要部として構成された制御部５０を有している。制御部５０には、前記した水量センサ３３、電磁弁４６、ふろポンプ４３のほか各種電磁弁、サーミスタ等が電気的に接続されている。また制御部５０には、浴室に設置された浴室リモートコントローラ１００と台所に設置された台所リモートコントローラ２００がそれぞれ２芯ケーブルを介して接続されている。
【００２８】
制御部５０は、バーナ２１の燃焼を制御する燃焼制御手段５１と、風呂の自動運転を管理する風呂自動運転管理部５２と、保温継続時間の計測等を行うタイマ５３と、待機中等に浴室リモートコントローラ１００と台所リモートコントローラ２００を非表示にする等によって表示の節電を図る省電力モード管理手段５４と、浴室リモートコントローラ１００および台所リモートコントローラ２００のそれぞれと各種情報の送受信を行う通信手段５５としての機能を果たしている。
【００２９】
浴室リモートコントローラ１００は、人の操作を受け付けるための複数のスイッチ１１１〜１２６と、情報を表示するための複数の表示部１３１〜１４９と、スイッチに内蔵されたランプ１５１〜１５４と、運転ランプ１５５と、マイクの機能を兼ねたスピーカ１０１と、浴室リモートコントローラ１００の動作を統轄制御する制御部１６０とを有している。制御部１６０は、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭを主要部とする回路で構成されている。制御部１６０は、浴室リモートコントローラ１００の動作を統括制御するものであり、各スイッチ１１１〜１２６の操作を受け付ける操作管理部１６１と、表示部１３１〜１４９の表示内容およびランプ１５１〜１５５の点灯を制御する表示制御部１６２と、器具本体２０との間で通信を行う通信手段１６３を備えている。
【００３０】
図２は、浴室リモートコントローラ１００の外観をその正面から表したものである。リモートコントローラ１００の有するスイッチには、図２に示すように、呼び出しスイッチ１１１と、優先スイッチ１１２と、おいだきスイッチ１１３と、自動スイッチ１１４がある。また詳細設定用に、給湯アップスイッチ１１５と、給湯ダウンスイッチ１１６と、湯量アップスイッチ１１７と、湯量ダウンスイッチ１１８と、ふろ温度アップスイッチ１１９と、ふろ温度ダウンスイッチ１２０とがある。このほか、ゆらぎシャワースイッチ１２１と、たし湯スイッチ１２２と、ぬる湯スイッチ１２３と、保温時間スイッチ１２４と、運転スイッチ１２５と、音量スイッチ１２６とがある。これらは図示省略の開閉可能な蓋で通常はカバーされている。
【００３１】
呼び出しスイッチ１１１は、浴室内から台所リモートコントローラ２００など他の箇所に設置されたもう１つのリモートコントローラとの間でインターフォン機能を有効にし、かつ相手を呼び出すためのスイッチである。優先スイッチ１１２は、台所リモートコントローラ２００など他の箇所に設置されたリモートコントローラよりも当該浴室リモートコントローラ１００で設定した給湯設定温度を優先するためのスイッチである。おいだきスイッチ１１３は、風呂の追焚運転の開始や停止を行うためのスイッチである。
【００３２】
自動スイッチ１１４は、風呂の自動運転の開始や停止を行うためのスイッチである。風呂の自動運転をオンにすると、設定された水位まで設定された温度の湯を自動で浴槽５に湯張りし、かつその温度および水位を設定された保温継続時間（たとえば４時間）が経過するまで維持するように器具本体２０が動作する。
【００３３】
給湯アップスイッチ１１５は、給湯設定温度を上げるためのスイッチであり、給湯ダウンスイッチ１１６は、給湯設定温度を下げるためのスイッチである。湯量アップスイッチ１１７は、浴槽設定水位を上げるためのスイッチであり、湯量ダウンスイッチ１１８は、浴槽設定水位を下げるためのスイッチである。ふろ温度アップスイッチ１１９は、ふろを保温する際の設定温度や追い焚き時の設定温度を上げるためのスイッチであり、ふろ温度ダウンスイッチ１２０は、同温度を下げるためのスイッチである。
【００３４】
ゆらぎシャワースイッチ１２１は、シャワーの温度又は勢いを、人に心地よいとされるＦ分の１の揺らぎで変化させるためのスイッチである。たし湯スイッチ１２２は、浴槽にたし湯するためのスイッチである。ぬる湯スイッチ１２３は、浴槽に水を入れて湯温を下げるためのスイッチである。保温時間スイッチ１２４は、自動運転中の保温継続時間を変更するためのスイッチである。運転スイッチ１２５は、器具本体２０の運転をオンオフするためのメインスイッチである。音量スイッチ１２６は、先に説明したインターフォン機能を作動させた際に、相手方からの声の大きさを変更するためのスイッチである。音量スイッチ１２６の左横には、マイクとしても機能するスピーカが内蔵されている。
【００３５】
浴室リモートコントローラ１００が備える多数の表示部のうち、給湯に関する表示項目の表示部としては、給湯設定温度の設定において台所リモートコントローラ２００など他のリモートコントローラより優先される状態にあることを「優先」の文字で表示する優先表示部１３１と、シャワーの温度又は勢いが揺らぎに設定されていることを「ゆらぎ」の文字で表示するゆらぎ表示部１３２と、炎の絵柄を変動させて給湯側の燃焼を通知する給湯燃焼表示部１３３と、給湯設定温度を数字で表示する給湯設定温度表示部１３４がある。
【００３６】
風呂に関する表示項目を表示する表示部としては、自動運転が予約中であることを「予約」の文字で表示する予約表示部１４１と、現在時刻もしくは予約時刻を表示する時刻表示部１４２と、炎の絵柄を変動させて風呂側の燃焼を通知する風呂燃焼表示部１４３と、風呂の設定温度を表示する風呂設定温度表示部１４４とがある。さらに、浴槽の設定水位を表示する水位表示部１４５と、風呂の保温中であることを「保温」の文字で表示する本表示部１４６と、浴槽に水または湯を注水中もしくは追焚中であることを矢印の点滅で表示する矢印表示部１４７と、水の注水中であることを「水」の文字で表示する水表示部１４８と、湯の注水中であることを「湯」の文字で表示する湯表示部１４９を備えている。
【００３７】
これらの表示部は、それぞれ独立した蛍光表示管で構成されており、独立に点灯・消灯可能になっている。さらに、呼び出しスイッチ１１１、優先スイッチ１１２、おいだきスイッチ１１３、自動スイッチ１１４にはそれぞれ個別のランプ１５１〜１５４が内蔵されている。運転ランプ１５５は、風呂給湯器１０が運転オンの状態であることを示すものである。
【００３８】
台所リモートコントローラ２００は、複数のスイッチ２１１〜２１６と、複数の表示部２２１〜２２３と、スイッチに内蔵されたランプ２４１、２４２と、運転ランプ２４３と、マイクの機能を兼ねたスピーカ２０１と、台所リモートコントローラ２００の動作を統轄制御する制御部２６０とを有している。制御部２６０は、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭを主要部とする回路で構成されている。制御部２６０は、台所リモートコントローラ２００の動作を統括制御するものであり、制御部１６０と同様に操作管理部２６１と、表示制御部２６２と、通信手段２６３を備えている。
【００３９】
スイッチとしては、呼び出しスイッチ２１１、自動スイッチ２１２、給湯アップスイッチ２１３、給湯ダウンスイッチ２１４、運転スイッチ２１５、音量スイッチ２１６がある。表示部としては、優先表示部２２１と、給湯設定温度表示部２２２と、給湯燃焼表示部２２３がある。これらは浴室リモートコントローラ１００における同じ名称のスイッチおよび表示部とその機能が同一であり、それらの説明を省略する。
【００４０】
器具本体２０の制御部５０が有する省電力モード管理手段５４は、浴室リモートコントローラ１００および台所リモートコントローラ２００の動作モードを、表示が通常通り行われる通常モードと非表示になる省電力モードとに切り換える機能を有している。省電力モード管理手段５４は、器具の運転がオンになっており、かつ出湯などに基づく燃焼動作の行われていない待機中は、浴室リモートコントローラ１００および台所リモートコントローラ２００の双方を省電力モードにする。なお省電力モード中に何らかのスイッチ操作があると一時的に（たとえば３分間）通常モードに復帰し、再び省電力モードに戻るように動作モードが制御される。また待機中に出湯が始まると通常モードに復帰する。その後、出湯が停止して待機中に戻ってから所定時間（たとえば１０分）が経過すると、再び省電力モードへ移行するようになっている。
【００４１】
省電力モードにおいて、浴室リモートコントローラ１００および台所リモートコントローラ２００は、運転ランプ１５５、２４３を除いて非表示になる。通常モードでは、給湯設定温度表示部１３４、２２２、風呂設定温度表示部１４４、水位表示部１４５は常時オンになり、その他の表示項目は必要に応じてオンになる。たとえば優先スイッチ１１２の操作によって優先状態になると優先表示部１３１がオンになり、かつ優先スイッチ１１２に内蔵したランプがオンになる等である。
【００４２】
省電力モード管理手段５４は、台所リモートコントローラ２００の運転スイッチ２１５が操作されて風呂の自動運転がオンになった場合には、風呂が沸上るまで、浴室リモートコントローラ１００を省電力モードにする等の機能を有している。当該機能を果たすため、省電力モード管理手段５４は、送信元判定手段６１と、沸上り判定手段６２と、動作モード制御手段６３の機能を有している。
【００４３】
送信元判定手段６１は、通信手段５５がいずれかのリモートコントローラ１００、２００から、風呂の自動運転をオンにする操作がなされたことを表す情報を受信したとき、その送信元のリモートコントローラが浴室リモートコントローラ１００以外であるか否かを判定する。なおタイマ予約された時刻の到来によって風呂の自動運転がオンになったか否かについても判定する機能を有している。
【００４４】
沸上り判定手段６２は、風呂自動運転管理部５２が風呂の自動運転を開始してから人が入浴可能な状態になったことを判定するための所定の沸上り条件が成立したか否かを判定する機能を有する。沸上り条件は、ここでは沸上り完了の所定時間前（たとえば５分前）に成立するようになっている。このほか、沸上り完了時に成立したり、浴槽水の温度が風呂設定温度より所定温度低い温度まで上昇したときに成立したりするように構成してもよい。これらに限らず、注湯のみで（追焚をせずに）沸上り完了となるものも含み、人がほぼ入浴可能な状態になったことを判定し得る条件であればよい。
【００４５】
動作モード制御手段６３は、風呂の自動運転オンの操作が浴室リモートコントローラ１００以外のリモートコントローラでなされたと判定された場合、もしくは予約時刻の到来によってオンしたと判定された場合に、風呂の自動運転がオンになってから先の沸上り条件が成立するまでの間、浴室リモートコントローラ１００の動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態のいずれかになる省電力モードに設定し、かつ沸上り条件が成立したとき等に、省電力モードを解除する機能を果たすものである。
【００４６】
図４は、風呂の自動運転がオンにされた場合における風呂給湯器１０の省電力モードに係わる動作の流れを示している。なお、先に説明したように、待機中は、浴室リモートコントローラ１００および台所リモートコントローラ２００は省電力モードになっている。器具本体２０は、風呂の自動運転のオン操作がなされると、風呂の自動運転を開始し（ステップＳ４０１）、浴室リモートコントローラ１００を通常モードに切り換える（ステップＳ４０２）。なお、台所リモートコントローラ２００については、スイッチ操作が行われたことや給湯使用に基づいて省電力モードが解除される。したがって、出湯等の動作がなければ、１０分など所定時間の経過後に、省電力モードに自動的に移行する。
【００４７】
次に、今回のスイッチ操作が浴室リモートコントローラ１００で行われたものであるか否かを調べ（ステップＳ４０３）、浴室リモートコントローラ１００以外で行われた場合には（ステップＳ４０３：Ｙ）、５分経過してから（ステップＳ４０４）、浴室リモートコントローラ１００を省電力モードに切り換える（ステップＳ４０５）。本実施の形態では、風呂設定温度や設定水位など風呂に関連する項目が台所リモートコントローラ２００に表示されない。このため、台所リモートコントローラ２００で風呂の自動運転のオン操作をした人が、そのあと浴室に来て、浴室リモートコントローラ１００で風呂設定温度や設定水位を確認する場合がある。かかる事態に対応すべく、自動運転がオンにされてから５分間は浴室リモートコントローラ１００を通常モードにし、５分経過後に浴室リモートコントローラ１００を省電力モードに切り換えている。なお、浴室リモートコントローラ１００からのスイッチ操作で風呂の自動運転がオンにされた場合は（ステップＳ４０３；Ｎ）、最後のスイッチ操作から１０分など所定時間の経過後に、省電力モードに自動的に移行する（ステップＳ４０５）。
【００４８】
風呂の自動運転をオンにしてから人が入浴可能な状態に沸上るまでは（ステップＳ４０６；Ｎ）、浴室に人が居ないと推定されるので、沸上り条件が成立するまで浴室リモートコントローラ１００を省電力モードに切り換えている。これにより、人の居ない浴室で浴室リモートコントローラ１００の表示が無駄に行われることが防止され、節電効果を得ることができる。
【００４９】
沸上り条件が成立すると（ステップＳ４０６：Ｙ）、人の入浴が推定されるので、浴室リモートコントローラ１００の省電力モードを解除して通常モードに切り換える（ステップＳ４０７）。その後、保温継続時間が経過するまでに、風呂の自動運転が手動のスイッチ操作でオフにされた場合は（ステップＳ４０８：Ｙ）、操作後、一定時間が経過するまでもしくは保温継続時間が経過するまでは（ステップＳ４１０；Ｎ）、通常モードでの表示を継続し、一定時間もしくは保温継続時間が経過したとき（ステップＳ４１０；Ｙ）、浴室リモートコントローラ１００を再び省電力モードに切り換える。
【００５０】
手動オフされないときは（ステップＳ４０８；Ｎ）、保温継続時間の経過によって自動的にオフになるまで（ステップＳ４０９：Ｎ）、通常モードでの表示を継続する。保温継続時間の経過によって自動的に風呂の自動運転がオフになると（ステップＳ４０９：Ｙ）、浴室リモートコントローラ１００を再び省電力モードに切り換える。
【００５１】
風呂の自動運転が自動的にオフになった場合には、その後の入浴が推定されないので、浴室リモートコントローラ１００を省電力モードに切り換える。一方、風呂の自動運転をオフにしても、しばらくは浴槽水の温度低下が少なく入浴可能なので、節約のために、実際に入浴を終える少し前に手動で風呂の自動運転をオフにする人もいる。このことを考慮し、風呂の自動運転が手動でオフされた場合は、その後、一定時間（たとえば３０分）が経過するまで浴室リモートコントローラ１００の表示を通常モードに維持している。なお、一定時間に代えて、保温継続時間が経過するまで通常モードを維持するように構成してもよい。また一定時間経過前に保温継続時間が到来したときは、保温継続時間の経過時点で省電力モードに移行したり、保温継続時間が過ぎても一定時間が経過するまでは省電力モードの解除した状態を維持するように構成してもよい。
【００５２】
タイマ予約によって風呂の自動運転がオンになった場合は、浴室リモートコントローラ１００以外のリモートコントローラで風呂の自動運転がオンになった場合と同様の流れで動作する。
【００５３】
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があってもかまわない。
【００５４】
たとえば、実施の形態では、浴室リモートコントローラ１００以外のリモートコントローラで風呂の自動運転のオン操作がなされた場合に、その後、５分待ってから浴室リモートコントローラ１００を省電力モードに切り換えたが、オン操作の後、すぐに省電力モードに切り換える（その前が待機中なら省電力モードをそのまま維持する）ように構成してもよい。特に、台所リモートコントローラ２００において風呂設定温度等が表示される場合にあっては、５分の経過を待つ必要はない。
【００５５】
また実施の形態では、風呂の自動運転がオンの間であっても、出湯動作やスイッチ操作がない限り台所リモートコントローラ２００を省電力モードに維持したが、風呂の自動運転中は台所リモートコントローラ２００を通常モードに設定してもよい。特に、台所リモートコントローラ２００で風呂設定温度の表示が可能な場合には、風呂の自動運転中は台所リモートコントローラ２００を通常モードに設定してもよい。この場合、風呂の自動運転の自動オフまたは手動オフに基づいて浴室リモートコントローラ１００を省電力モードに切り換えるとき、同時に台所リモートコントローラ２００も省電力モードに切り換えてもよい。
【００５６】
省電力モードにおける表示項目は、通常モードに比べて節電できるものであればよく、実施の形態で例示したものに限定されない。また省電力モードでの動作は、蛍光管表示等を消灯するだけでなく、減光したり、液晶表示の場合ではバックライトのみを減光・消灯したり、照光スイッチやその他のＬＥＤやランプ等も減光・消灯したり、音声案内の音声をなくしたりするなど、リモートコントローラでの節電に貢献するものであれば、いかなるものであってもよい。
【００５７】
【発明の効果】
本発明にかかる風呂給湯器および風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法によれば、浴室以外に設置されたリモートコントローラやタイマ予約のタイムアップなど浴室リモートコントローラ以外の器具内外からの指示に基づいて風呂の自動運転がオンになったとき、その後、人が入浴可能な状態になるまで、浴室リモートコントローラの表示を省電力モードに設定し、入浴可能になったとき省電力モードを解除して通常の表示を行うので、浴室に人が居ないと推定されるときに浴室リモートコントローラで無駄に通常の表示動作が行われなくなり、節電効果を得ることができる。
【００５８】
浴室リモートコントローラ以外の器具内外からの指示に基づいて風呂の自動運転がオンにされた後、一定の猶予時間が経過してから浴室リモートコントローラを省電力モードに切り換えるものでは、操作されたリモートコントローラに風呂設定温度等の表示機能がない場合でも、操作後しばらくの間は、浴室リモートコントローラで風呂設定温度等を確認することが可能になり、利便性を損なわずに節電効果を得ることができる。
【００５９】
風呂の自動運転が自動でオフになったとき、浴室リモートコントローラを省電力モードに設定するものでは、保温継続時間の経過後は、人の入浴がほぼ無いと推定されるので、省電力モードに切り換えることで、自動的に節電することができる。
【００６０】
また風呂の自動運転が手動でオフにされたときは、その後に一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または保温継続時間が経過するまで通常モードを維持してから省電力モードに切り換えるものでは、入浴終了前に手動でオフにして倹約する利用者にも不便を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る風呂給湯器の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施の形態に係る浴室リモートコントローラを示す正面図である。
【図３】本発明の一実施の形態に係る台所リモートコントローラを示す正面図である。
【図４】本発明の一実施の形態に係る風呂給湯器の風呂自動運転がオンにされた場合における動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
５…浴槽
１０…風呂給湯器
２０…器具本体
２１…バーナ
２２…熱交換器
２３…フィン
３０…給湯水管
３１…給水管
３２…給湯管
３３…水量センサ
４０…追焚水管
４１…ふろ戻管
４２…ふろ往管
４３…ふろポンプ
４５…注湯連絡管
４６…電磁弁
５０…制御部
５１…燃焼制御手段
５２…風呂自動運転管理部
５３…タイマ
５４…省電力モード管理手段
５５…通信手段
６１…送信元判定手段
６２…沸上り判定手段
６３…動作モード制御手段
１００…浴室リモートコントローラ
１０１…スピーカ
１１１…呼び出しスイッチ
１１２…優先スイッチ
１１３…おいだきスイッチ
１１４…自動スイッチ
１１５…給湯アップスイッチ
１１６…給湯ダウンスイッチ
１１７…湯量アップスイッチ
１１８…湯量ダウンスイッチ
１１９…ふろ温度アップスイッチ
１２０…ふろ温度ダウンスイッチ
１２１…ゆらぎシャワースイッチ
１２２…たし湯スイッチ
１２３…ぬる湯スイッチ
１２４…保温時間スイッチ
１２５…運転スイッチ
１２６…音量スイッチ
１３１…優先表示部
１３２…ゆらぎ表示部
１３３…給湯燃焼表示部
１３４…給湯設定温度表示部
１４１…予約表示部
１４２…時刻表示部
１４３…風呂燃焼表示部
１４４…風呂設定温度表示部
１４５…水位表示部
１４６…本表示部
１４７…矢印表示部
１４８…水表示部
１４９…湯表示部
１５１〜１５４…ランプ
１５５…運転ランプ
１６０…制御部
１６１…操作管理部
１６２…表示制御部
１６３…通信手段
２００…台所リモートコントローラ
２０１…スピーカ
２１１…呼び出しスイッチ
２１２…自動スイッチ
２１３…給湯アップスイッチ
２１４…給湯ダウンスイッチ
２１５…運転スイッチ
２１６…音量スイッチ
２２１…優先表示部
２２２…給湯設定温度表示部
２２３…給湯燃焼表示部
２４１、２４２…ランプ
２４３…運転ランプ
２６０…制御部
２６１…操作管理部
２６２…表示制御部
２６３…通信手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a bath water heater in which a bathroom remote controller installed in a bathroom and one or more remote controllers installed outside the bathroom are connected and a bath can be automatically operated, and a remote controller control method thereof. In particular, the present invention relates to a bath water heater capable of switching a display of a remote controller to a power saving mode and a remote controller control method thereof.
[0002]
[Prior art]
A plurality of remote controllers such as a bathroom remote controller installed in a bathroom and a kitchen remote controller installed in a kitchen or the like are connected to the main body of the bath water heater. A remote controller installed in a kitchen or a bathroom is provided with various operation switches and a display unit, and can remotely operate the operation state of the bath water heater and check the operation state. A display unit of the remote controller displays a large number of information indicating an operation state, a setting state, and the like of the bath water heater. For example, information indicating a hot water supply set temperature, a bath set temperature, a set water level, a combustion state, and the like are displayed. A display device such as a liquid crystal display device having a backlight, a fluorescent display tube, and an LED is used for the display unit.
[0003]
In addition, since most of the power consumed by the remote controller is spent on the display unit, the display unit is turned off during standby when the operation switch is on but not performing operations involving combustion such as hot water supply. Some devices are designed to switch to a power saving mode. (For example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2-133750
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional bath water heater with a power saving mode, the control of whether or not the display is set to the power saving mode is performed in common without distinguishing all remote controllers installed in the bath or kitchen. When the hot water supply or reheating operation is performed and the state of the standby state is released, the power saving mode is released in all the remote controllers. For this reason, even when it is presumed that there is no person in the bathroom when viewed from the operation state of the bath water heater, when the bathroom remote controller is not in standby, the power saving mode is also released for the bathroom remote controller, and the normal mode is set. The display was done.
[0006]
The present invention has been made in view of such a problem. Even when the appliance is in operation, when it is estimated that no person is in the bathroom, only the bathroom remote controller is individually set to the power saving mode. It is an object of the present invention to provide a bath water heater and a remote controller control method thereof.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The gist of the present invention to achieve this object lies in the inventions in the following items.
[1] In a bath water heater (10) capable of automatically operating a bath based on one of an instruction from a bathroom remote controller (100) installed in a bathroom and an instruction from inside and outside of other appliances.
When the automatic operation of the bath is turned on based on an instruction from inside and outside of the appliance, the bathroom remote controller () until a predetermined bathing condition for determining that a person can take a bath is satisfied. The power saving mode management means (54) sets the operation mode of (100) to a power saving mode in which the display state is not displayed or the power saving mode is lower than usual, and cancels the power saving mode when the bathable condition is satisfied. (10) A bath water heater (10).
[0008]
[2] The operation mode of the bathroom remote controller (100) is set to the power saving mode from a point in time when a certain grace period has elapsed since the automatic bath operation was turned on by an instruction from inside or outside the appliance. The bath water heater (10) according to [1].
[0009]
[3] The automatic operation of the bath is to automatically turn off after continuing the heat keeping operation until a predetermined heat keeping continuation time elapses after the bathing possible condition is satisfied,
The power saving mode management means (54) sets at least the operation mode of the bathroom remote controller (100) to the power saving mode when the automatic operation of the bath is automatically turned off [1]. ] Or the bath water heater (10) according to [2].
[0010]
[4] The power saving mode management means (54) sets the operation mode of the bathroom remote controller (100) when the automatic operation of the bathroom is manually turned off before the automatic operation of the bath is automatically turned off. After that, until a certain time elapses, or until a certain time elapses from the start of heat insulation, or until the heat insulation continuation time elapses, the power saving mode is released, and the constant time or the heat insulation continuation time is set. The bath water heater (10) according to [3], wherein the power saving mode is set when the time has elapsed.
[0011]
[5] A remote controller control method for a bath water heater (10) capable of automatically operating a bath based on one of an instruction from a bathroom remote controller (100) installed in a bathroom and an instruction from inside or outside of other appliances. At
When the automatic operation of the bath is turned on based on an instruction from inside and outside the appliance, the bathroom remote controller () until a predetermined bathable condition for determining that a person can take a bath is satisfied. 100) The operation mode of 100) is set to a power saving mode in which the display state is not displayed or the power saving mode is set to a state in which power is saved more than usual, and the power saving mode is canceled when the bathable condition is satisfied. A method of controlling the remote controller of the device (10).
[0012]
[6] The operation mode of the bathroom remote controller (100) is set to the power saving mode from a point in time when a certain grace period has elapsed since the automatic operation of the bath was turned on by an instruction from inside or outside the appliance. A remote controller control method for the bath water heater (10) according to [5].
[0013]
[7] In the case where the automatic operation of the bath automatically turns off after continuing the heat keeping operation until a predetermined heat keeping continuation time elapses after the bathing possible condition is satisfied,
The bath water heater according to [5] or [6], wherein when the automatic operation of the bath is automatically turned off, at least the operation mode of the bathroom remote controller (100) is set to the power saving mode. (10) The remote controller control method.
[0014]
[8] When the automatic operation of the bathroom is manually turned off before the automatic operation of the bath is automatically turned off, the operation mode of the bathroom remote controller (100) is changed until a certain time elapses, or the temperature is kept warm. Until a predetermined time has elapsed from the start or until the heat retention continuation time has elapsed, the power saving mode is released, and the power saving mode is set when the predetermined time or the heat retention continuation time has elapsed. The remote controller control method for a bath water heater (10) according to [7], wherein
[0015]
Next, the operation of the invention described in each of the above items will be described.
The power saving mode management means (54) turns on automatic operation of the bath by a remote controller (200) installed outside the bathroom among a plurality of remote controllers (100, 200) connected to the bath water heater (10). When the automatic operation of the bath is turned on based on an instruction from inside or outside the appliance other than the bathroom remote controller (100), for example, when the operation to make the timer has been performed or when the timer reservation has timed out, The operation mode of the remote controller (100) installed in the bathroom is changed to a state in which the display state is not displayed or a state in which the power is saved more than usual, until a predetermined bathing enable condition for determining that the bathing is in a bathable state is satisfied. Power saving mode. Then, when the bathing possible condition is satisfied, the power saving mode is canceled and normal display is performed.
[0016]
Instructions from inside and outside the appliance include, in addition to the above, remote control via a telephone line or the Internet. The bathing condition is satisfied when the bath is completely heated, when a predetermined time before the completion of the boiling (for example, 5 minutes before), or when the bath is filled with hot water. It may be.
[0017]
When automatic operation of the bath is turned on by an instruction from inside or outside the appliance, such as operation from the kitchen remote controller (200) installed outside the bathroom or turning on the timer reservation, a person is present in the bathroom at that time. It is presumed that there will be no people in the bathroom until the bathing or boiling up is completed or the completion thereof approaches or the bathing condition for a person is satisfied. On the other hand, when the bathing possible condition is satisfied, the bathing of a person is expected. Therefore, the bathroom remote controller (100) is set to the power saving mode until the bathing possible condition is satisfied, and the power saving mode is released after the bathing possible condition is satisfied. Accordingly, when it is estimated that no person is present in the bathroom, the normal display operation is not performed in the bathroom remote controller (100) uselessly, and a power saving effect can be obtained.
[0018]
After the automatic operation of the bath is turned on by an instruction from inside or outside the appliance such as an instruction from a remote controller (200) installed outside the bathroom, the operation mode of the bathroom remote controller (100) starts after a certain grace period has elapsed. May be set to the power saving mode. For example, if the kitchen remote controller (200) does not have a function of displaying the bath set temperature and the set water level, the operator operates the automatic operation switch to check the bath set temperature and the set water level, and then operates the bathroom remote controller. The user may go to see the display of (100). Therefore, by not entering the power saving mode for a while after the automatic operation of the bath is turned on by the remote controller (200) installed outside the bathroom, it is possible to cope with the above-mentioned confirmation act and save power. The effect can be obtained.
[0019]
In the case where the automatic operation of the bath is to automatically turn off after continuing the heat retaining operation until a predetermined heat retaining continuation time elapses after the bathable condition is satisfied, the power saving mode management means (54) When the automatic operation of the bath is automatically turned off, at least the operation mode of the bathroom remote controller (100) is set to the power saving mode. After the elapse of the heat retention duration, it is estimated that there is almost no bathing of a person, so that power can be saved by automatically switching to the power saving mode.
[0020]
Also, if the automatic operation of the bath is manually turned off before the automatic operation of the bath is automatically turned off, then until a certain time elapses, or until a certain time elapses from the start of heat retention, or the heat retention duration Until elapses, the state in which the power saving mode is canceled (normal display operation) is maintained, and when a predetermined time or the heat retention continuation time has elapsed, the power saving mode is set. Even if the automatic operation is turned off, the temperature of the bathtub water does not drop immediately, so that the automatic operation may be manually turned off before the end of bathing from the viewpoint of saving. Therefore, even if the power is manually turned off, the state in which the power saving mode has been released is maintained until a certain time (for example, 30 minutes) or the heat retention continuation time elapses, thereby displaying the bathroom remote controller. The inconvenience of disappearing can be eliminated. If the heat retention continuation time elapses before the predetermined time elapses, the mode may shift to the power saving mode when the heat retention continuation time has elapsed, or until the predetermined time elapses even after the heat retention continuation time has passed. A configuration in which the power saving mode is released may be maintained.
[0021]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
The bath water heater 10 according to the embodiment of the present invention has a function of supplying hot water to a faucet or a shower head or pouring water into a bathtub, and a function of reheating water in the bathtub. It also has a bath automatic operation function by combining the pouring function and the reheating function. In the automatic operation of a bath, hot water of a bath set temperature is filled to a set water level in a bathtub. Thereafter, until a predetermined heat retention duration (for example, 4 hours) elapses, a heat retention operation of maintaining the bath set temperature and the set water level is performed, and when the heat retention duration elapses, the automatic operation of the bath is automatically turned off. It has become.
[0022]
The bath water heater 10 includes an appliance main body 20, a bathroom remote controller 100 and a kitchen remote controller 200 connected to the appliance main body 20. The bathroom remote controller 100 and the kitchen remote controller 200 are connected to the appliance body 20 via a two-core cable, respectively, so that various types of information can be transmitted to and received from the appliance body 20.
[0023]
Specifically, communication between the appliance main body 20 and the bathroom remote controller 100 and the kitchen remote controller 200 is repeatedly performed, for example, every 100 ms. During one cycle, transmission of display information and the like from the appliance main body 20 to the bathroom remote controller 100, transmission of display information and the like from the appliance main body 20 to the kitchen remote controller 200, and transmission from the bathroom remote controller 100 to the appliance main body 20 Transmission of information related to the switch operation and transmission of information related to the switch operation from the kitchen remote controller 200 to the appliance main body 20 are performed. The display information transmitted from the appliance main body 20 to the remote controllers 100 and 200 instructs on and off of all display items in each remote controller each time.
[0024]
The appliance main body 20 includes a burner 21 disposed below a combustion chamber (not shown), and a heat exchanger 22 disposed downstream of the burner 21 (upward in the figure). The heat exchanger 22 is a so-called one-can-two-channel heat exchanger in which both the hot water supply pipe 30 and the reheating water pipe 40 that are heat receiving pipes pass through the common fin 23. One end of a hot water supply pipe 30 passing through the heat exchanger 22 is connected to a water supply pipe 31 leading to a water supply source, and the other end is connected to a hot water supply pipe 32 leading to a tap for tapping out of hot water. In the middle of the water supply pipe 31, a water amount sensor 33 for detecting a water flow amount is arranged. When the water amount sensor 33 detects the flow of water in the hot water supply pipe 30 due to the opening of the faucet or the like, the burner 21 is ignited and burned, and the burned amount of the burner 21 is controlled so that hot water at the set temperature comes out. You.
[0025]
One end of the reheating water pipe 40 passing through the heat exchanger 22 is connected to a return pipe 41 for returning water in the bathtub 5 to the heat exchanger 22, and the other end is provided with water heated by the heat exchanger 22. An outgoing pipe 42 for feeding into the bath 5 is connected. In the middle of the bath return pipe 41, in addition to the bath pump 43, a water level sensor, a bath water flow switch, and a bath thermistor (not shown) are provided. By driving the bath pump 43, the water in the bathtub 5 circulates through the bath return tube 41, the reheating water tube 40 of the heat exchanger 22, and the bath forward tube 42, and simultaneously burns the burner 21 to form a bath. Reheating operation is performed.
[0026]
Hot water supply pipe 32 and bath return pipe 41 are connected by pouring connection pipe 45. An electromagnetic valve 46 is provided in the middle of the pouring connection pipe 45. Normally, the solenoid valve 46 is closed.
When performing the operation of pouring water into bathtub 5, electromagnetic valve 46 is opened and burner 21 is burned.
Thereby, the water from the water supply source is heated when passing through the hot water supply pipe 30 of the heat exchanger 22 to become hot water, which flows into the bathtub 5 via the pouring connection pipe 45, the return pipe 41, and the supply pipe 42. It has become.
[0027]
In addition, the appliance body 20 includes various thermistors for detecting the temperature of hot water and the temperature of bathtub water to be reheated, a combustion fan for supplying and exhausting air to and from the burner 21, and a gas supply for supplying combustion gas to the burner 21. A pipe, a gas solenoid valve for turning on and off the supply of combustion gas to the burner 21, a gas proportional valve for adjusting the amount of gas to be supplied, and the like are provided. The appliance body 20 includes a CPU (Central Processing Unit) that plays a central role in various controls, a ROM (Read Only Memory) for storing programs and various fixed data, and a temporary memory for executing the programs. The control unit 50 includes a RAM for storing necessary data and the like as a main unit. The control unit 50 is electrically connected to the above-mentioned water amount sensor 33, the electromagnetic valve 46, the bath pump 43, various electromagnetic valves, a thermistor, and the like. Further, a bathroom remote controller 100 installed in the bathroom and a kitchen remote controller 200 installed in the kitchen are connected to the control unit 50 via two-core cables.
[0028]
The control unit 50 includes a combustion control unit 51 for controlling the combustion of the burner 21, a bath automatic operation management unit 52 for managing the automatic operation of the bath, a timer 53 for measuring the heat retention duration, and a bathroom remote control during standby. The power saving mode management means 54 for saving power by, for example, hiding the controller 100 and the kitchen remote controller 200, and the communication means 55 for transmitting and receiving various information to and from the bathroom remote controller 100 and the kitchen remote controller 200, respectively. Plays a function.
[0029]
The bathroom remote controller 100 includes a plurality of switches 111 to 126 for receiving human operations, a plurality of display units 131 to 149 for displaying information, lamps 151 to 154 built in the switches, and an operation lamp 155. And a speaker 101 that also has a microphone function, and a control unit 160 that controls the operation of the bathroom remote controller 100. The control unit 160 is configured by a circuit mainly including a CPU, a ROM, and a RAM. The control unit 160 controls the operation of the bathroom remote controller 100, and controls the operation management unit 161 that receives the operations of the switches 111 to 126, the display contents of the display units 131 to 149, and the lighting of the lamps 151 to 155. The display control section 162 for controlling and the communication means 163 for performing communication between the appliance main body 20 are provided.
[0030]
FIG. 2 shows the exterior of the bathroom remote controller 100 from the front. As shown in FIG. 2, the switches included in the remote controller 100 include a call switch 111, a priority switch 112, a cooking switch 113, and an automatic switch 114. For detailed settings, there are a hot water supply up switch 115, a hot water supply down switch 116, a hot water amount up switch 117, a hot water amount down switch 118, a bath temperature up switch 119, and a bath temperature down switch 120. In addition, there are a fluctuation shower switch 121, a hot water switch 122, a lukewarm switch 123, a heat retention time switch 124, an operation switch 125, and a volume switch 126. These are usually covered with an openable lid (not shown).
[0031]
The call switch 111 is a switch for enabling an interphone function between the bathroom and another remote controller installed in another place such as the kitchen remote controller 200 and calling the other party. The priority switch 112 is a switch for giving priority to the hot water supply set temperature set by the bathroom remote controller 100 over a remote controller installed in another place such as the kitchen remote controller 200. The simmer switch 113 is a switch for starting or stopping the reheating operation of the bath.
[0032]
The automatic switch 114 is a switch for starting and stopping the automatic operation of the bath. When the automatic operation of the bath is turned on, hot water of the set temperature is automatically filled in the bathtub 5 up to the set water level, and the temperature and the water level are set to the set heat retention duration (for example, 4 hours). The instrument main body 20 operates so as to maintain the above.
[0033]
Hot water supply up switch 115 is a switch for increasing the hot water supply set temperature, and hot water supply down switch 116 is a switch for decreasing the hot water supply set temperature. The hot water volume up switch 117 is a switch for increasing the bathtub set water level, and the water volume down switch 118 is a switch for lowering the bathtub set water level. The bath temperature up switch 119 is a switch for increasing the set temperature for keeping the bath warm and the set temperature for reheating, and the bath temperature down switch 120 is a switch for lowering the bath temperature.
[0034]
The fluctuation shower switch 121 is a switch for changing the temperature or the momentum of the shower with a fluctuation of 1 / F which is considered to be comfortable for a person. The hot water switch 122 is a switch for adding hot water to the bathtub. The lukewarm switch 123 is a switch for putting water in a bathtub to lower the temperature of hot water. The heat retention time switch 124 is a switch for changing the heat retention duration during the automatic operation. The operation switch 125 is a main switch for turning on and off the operation of the appliance body 20. The volume switch 126 is a switch for changing the volume of the voice from the other party when the interphone function described above is operated. On the left side of the volume switch 126, a speaker that also functions as a microphone is built.
[0035]
Among the many display units provided in the bathroom remote controller 100, as a display unit of a display item related to hot water supply, it is “priority” that a state is given priority over other remote controllers such as the kitchen remote controller 200 in setting a hot water supply set temperature. , A fluctuation display unit 132 that displays that the temperature or momentum of the shower is set to fluctuate, and a fluctuation pattern of the flame, and burning on the hot water supply side by changing the pattern of the flame. And a hot water supply set temperature display unit 134 that displays the hot water supply set temperature numerically.
[0036]
The display section for displaying the display items relating to the bath includes a reservation display section 141 for displaying that the automatic driving is being reserved with the word “reserved”, a time display section 142 for displaying the current time or the reserved time, a flame display section, There is a bath combustion display section 143 for notifying the bath-side combustion by changing the pattern of the bath, and a bath set temperature display section 144 for displaying the set temperature of the bath. Further, a water level display section 145 for displaying the set water level of the bathtub, a main display section 146 for displaying that the bath is being kept warm by the letters "warm", and a case where water or hot water is being poured or refired in the bathtub. An arrow display section 147 for displaying that there is a blinking arrow, a water display section 148 for displaying that the water is being filled with “water”, and a character of “hot” for being filled with hot water. Is provided with a hot water display section 149 for displaying the hot water.
[0037]
Each of these display units is constituted by an independent fluorescent display tube, and can be turned on and off independently. Further, the call switch 111, the priority switch 112, the litter switch 113, and the automatic switch 114 have individual lamps 151 to 154, respectively. The operation lamp 155 indicates that the bath water heater 10 is in an operation-on state.
[0038]
The kitchen remote controller 200 includes a plurality of switches 211 to 216, a plurality of display units 221 to 223, lamps 241 and 242 built in the switches, an operation lamp 243, a speaker 201 having a microphone function, A control unit 260 that controls the operation of the remote controller 200. The control unit 260 is configured by a circuit having a CPU, a ROM, and a RAM as main components. The control unit 260 controls the overall operation of the kitchen remote controller 200, and includes an operation management unit 261, a display control unit 262, and a communication unit 263, like the control unit 160.
[0039]
The switches include a call switch 211, an automatic switch 212, a hot water supply up switch 213, a hot water supply down switch 214, an operation switch 215, and a volume switch 216. The display unit includes a priority display unit 221, a hot water supply set temperature display unit 222, and a hot water supply combustion display unit 223. These have the same functions as the switches and display units having the same names in the bathroom remote controller 100, and descriptions thereof will be omitted.
[0040]
The power saving mode management means 54 included in the control unit 50 of the appliance body 20 switches the operation mode of the bathroom remote controller 100 and the kitchen remote controller 200 between a normal mode in which display is performed normally and a power saving mode in which display is not performed. Has a function. The power saving mode management unit 54 sets both the bathroom remote controller 100 and the kitchen remote controller 200 to the power saving mode while the appliance is on and the combustion operation based on tapping is not performed. I do. If any switch operation is performed during the power saving mode, the operation mode is controlled so as to temporarily return to the normal mode (for example, three minutes) and then return to the power saving mode. When tapping starts during standby, the mode returns to the normal mode. Thereafter, when a predetermined time (for example, 10 minutes) elapses after the hot water is stopped and returned to the standby state, the mode is shifted to the power saving mode again.
[0041]
In the power saving mode, the bathroom remote controller 100 and the kitchen remote controller 200 are not displayed except for the operation lamps 155 and 243. In the normal mode, the hot water supply set temperature display units 134 and 222, the bath set temperature display unit 144, and the water level display unit 145 are always on, and other display items are on as needed. For example, when a priority state is set by operating the priority switch 112, the priority display unit 131 is turned on, and a lamp built in the priority switch 112 is turned on.
[0042]
When the operation switch 215 of the kitchen remote controller 200 is operated and the automatic operation of the bath is turned on, the power saving mode management unit 54 sets the bathroom remote controller 100 to the power saving mode until the bath is heated. Function. In order to fulfill the function, the power saving mode management unit 54 has the functions of a transmission source determination unit 61, a boiling determination unit 62, and an operation mode control unit 63.
[0043]
When the communication means 55 receives, from one of the remote controllers 100 and 200, information indicating that an operation to turn on the automatic bath operation has been performed, the transmission source determination means 61 It is determined whether or not it is other than the remote controller 100. It also has a function of determining whether or not the automatic operation of the bath has been turned on by the arrival of the timer reserved time.
[0044]
The boiling determination means 62 determines whether or not a predetermined boiling condition for determining that a person can take a bath after the automatic bath operation management unit 52 starts the automatic bath operation is satisfied. It has the function of determining. Here, the boiling condition is established a predetermined time before the completion of boiling (for example, 5 minutes before). In addition, it may be configured to be established when the boiling is completed or to be established when the temperature of the bath water rises to a temperature lower than the bath set temperature by a predetermined temperature. The condition is not limited to these, and includes a condition in which boiling is completed only by pouring water (without additional heating), and may be any condition that can determine that a person is almost ready to take a bath.
[0045]
The operation mode control unit 63 performs the automatic bath operation when it is determined that the operation of automatically turning on the bath is performed by a remote controller other than the bathroom remote controller 100, or when it is determined that the bath is turned on by the arrival of the reservation time. The operation mode of the bathroom remote controller 100 is set to a power saving mode in which the display state is either non-display or a state in which power is saved more than usual, from when the power is turned on until the previous boiling condition is satisfied. In addition, when the boiling condition is satisfied, the power saving mode is released.
[0046]
FIG. 4 shows a flow of the operation of the bath water heater 10 in the power saving mode when the automatic bath operation is turned on. As described above, during standby, the bathroom remote controller 100 and the kitchen remote controller 200 are in the power saving mode. When the automatic bath operation is turned on, the appliance body 20 starts the automatic bath operation (step S401), and switches the bathroom remote controller 100 to the normal mode (step S402). In the kitchen remote controller 200, the power saving mode is canceled based on the fact that a switch operation has been performed or the use of hot water. Therefore, if there is no operation such as tapping, after a lapse of a predetermined time such as 10 minutes, the mode automatically shifts to the power saving mode.
[0047]
Next, it is checked whether or not the current switch operation has been performed by the bathroom remote controller 100 (step S403). If the switch operation has been performed by a device other than the bathroom remote controller 100 (step S403: Y), 5 minutes After the elapse (step S404), the bathroom remote controller 100 is switched to the power saving mode (step S405). In the present embodiment, items related to the bath, such as the bath set temperature and the set water level, are not displayed on the kitchen remote controller 200. For this reason, the person who turned on the automatic bath operation with the kitchen remote controller 200 may come to the bathroom after that and check the bath set temperature and the water level with the bathroom remote controller 100. To cope with such a situation, the bathroom remote controller 100 is set to the normal mode for 5 minutes after the automatic operation is turned on, and the bathroom remote controller 100 is switched to the power saving mode after 5 minutes. When the automatic operation of the bath is turned on by a switch operation from the bathroom remote controller 100 (step S403; N), the power saving mode is automatically set after a predetermined time such as 10 minutes from the last switch operation. The process proceeds (step S405).
[0048]
From the time when the automatic operation of the bath is turned on to the time when the person boils up to a state where the person can take a bath (step S406; N), it is presumed that there is no person in the bathroom, so the bathroom remote controller 100 until the boiling condition is satisfied. Is switched to the power saving mode. This prevents the bathroom remote controller 100 from being uselessly displayed in a bathroom where no one is present, and can achieve a power saving effect.
[0049]
When the boiling condition is satisfied (step S406: Y), since the bathing of the person is estimated, the power saving mode of the bathroom remote controller 100 is released and the mode is switched to the normal mode (step S407). Thereafter, if the automatic operation of the bath is turned off by a manual switch operation before the heat retention continuation time elapses (step S408: Y), after the operation, a certain time elapses or the heat retention continuation time elapses. Until (Step S410; N), the display in the normal mode is continued, and when the fixed time or the heat retention duration has elapsed (Step S410; Y), the bathroom remote controller 100 is switched to the power saving mode again.
[0050]
If it is not manually turned off (step S408; N), the display in the normal mode is continued until it is automatically turned off after the elapse of the heat retention duration (step S409: N). When the automatic operation of the bath is automatically turned off due to the elapse of the heat retention duration (step S409: Y), the bathroom remote controller 100 is switched to the power saving mode again.
[0051]
When the automatic operation of the bath is automatically turned off, the subsequent bathing is not estimated, so the bathroom remote controller 100 is switched to the power saving mode. On the other hand, even if the bath automatic operation is turned off, the bathtub water temperature drops for a while and it is possible to take a bath, so for saving, some people manually turn off the bath automatic operation shortly before actually finishing the bath I have. In consideration of this, when the automatic operation of the bath is manually turned off, the display of the bathroom remote controller 100 is kept in the normal mode until a certain time (for example, 30 minutes) elapses thereafter. Note that the normal mode may be maintained until the heat retention continuation time elapses instead of the fixed time. Also, when the heat retention continuation time has arrived before the elapse of the certain time, the mode is shifted to the power saving mode at the elapse of the heat retention continuation time, or the power saving mode is canceled until the certain time elapses even after the heat retention continuation time has passed. The state may be maintained.
[0052]
When the automatic bath operation is turned on by the timer reservation, the operation is performed in the same manner as when the automatic bath operation is turned on by a remote controller other than the bathroom remote controller 100.
[0053]
Although the embodiments of the present invention have been described with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to this, and changes and additions may be made without departing from the gist of the present invention.
[0054]
For example, in the embodiment, when the automatic operation of the bath is turned on by a remote controller other than the bathroom remote controller 100, the bathroom remote controller 100 is switched to the power saving mode after waiting for 5 minutes. After the operation, the mode may be switched to the power saving mode immediately (the power saving mode is maintained as it is if it is in a standby state before that). In particular, when the bath set temperature or the like is displayed on the kitchen remote controller 200, it is not necessary to wait for five minutes.
[0055]
Also, in the embodiment, even when automatic bath operation is on, kitchen remote controller 200 is maintained in the power saving mode unless a tapping operation or switch operation is performed. May be set to the normal mode. In particular, when the bath remote temperature can be displayed on the kitchen remote controller 200, the kitchen remote controller 200 may be set to the normal mode during the automatic bath operation. In this case, when the bathroom remote controller 100 is switched to the power saving mode based on the automatic off or manual off of the automatic operation of the bath, the kitchen remote controller 200 may be simultaneously switched to the power saving mode.
[0056]
Display items in the power saving mode are not limited to those illustrated in the embodiment as long as they can save power as compared with the normal mode. In addition, the operation in the power saving mode not only turns off the fluorescent tube display, etc., but also dims the light, in the case of the liquid crystal display, dims and turns off only the backlight, illuminates switches and other LEDs and lamps, etc. Anything may be used as long as it contributes to power saving in the remote controller, such as dimming / turning off the light or eliminating voice guidance sound.
[0057]
【The invention's effect】
According to the bath water heater and the remote control method for the bath water heater according to the present invention, the bath water heater is controlled based on instructions from inside and outside the appliance other than the bathroom remote controller, such as a remote controller installed outside the bathroom and time-up of timer reservation. When the automatic operation is turned on, the display of the bathroom remote controller is set to the power saving mode until a person can take a bath, and when the bath becomes available, the power saving mode is canceled and the normal display is displayed. Therefore, when it is presumed that no person is present in the bathroom, a normal display operation is not performed uselessly by the bathroom remote controller, and a power saving effect can be obtained.
[0058]
If the bath remote controller is switched to the power saving mode after a certain grace period has elapsed after the automatic operation of the bath is turned on based on an instruction from inside or outside the appliance other than the bathroom remote controller, the operated remote controller Even if there is no display function such as bath set temperature, it is possible to check the bath set temperature etc. with the bathroom remote controller for a while after the operation, and it is possible to obtain a power saving effect without impairing convenience .
[0059]
When the automatic operation of the bath is automatically turned off, if the bathroom remote controller is set to the power saving mode, it is estimated that there is almost no human bathing after the elapse of the heat retention time, so the power saving mode is set. By switching, power can be saved automatically.
[0060]
When the automatic bath operation is manually turned off, the normal mode is maintained until a certain period of time has elapsed, or until a certain period of time has elapsed since the start of heat insulation, or until the heat insulation continuation time has elapsed. In the case of switching to the power saving mode, there is no inconvenience to the user who saves by manually turning off the power before the end of bathing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a bath water heater according to one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing a bathroom remote controller according to one embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view showing the kitchen remote controller according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart showing an operation of the bath water heater according to one embodiment of the present invention when automatic bath operation is turned on.
[Explanation of symbols]
5 ... bathtub
10. Bath water heater
20: Instrument body
21 ... Burner
22 ... Heat exchanger
23 ... fin
30 ... Hot water pipe
31 ... water pipe
32 ... Hot water pipe
33 ... Water amount sensor
40 ... additional water pipe
41 ... bath return pipe
42 ... Bath outgoing pipe
43 ... Bath pump
45 ... Pouring pipe
46 ... Solenoid valve
50 ... Control unit
51 ... combustion control means
52 ... Automatic bath operation management section
53 ... Timer
54 ... Power saving mode management means
55 ... communication means
61: Source determination means
62 ... Boiling determination means
63 ... Operation mode control means
100 ... bathroom remote controller
101 ... speaker
111 ... Call switch
112 ... priority switch
113 ... switch
114 ... Automatic switch
115 ... Hot water supply up switch
116… Hot water supply down switch
117… Hot water volume up switch
118… Hot water down switch
119 ... Bath temperature up switch
120 ... Bath temperature down switch
121: Fluctuation shower switch
122 ... hot water switch
123 ... Lubricated water switch
124 ... heat retention time switch
125… Operation switch
126 ... Volume switch
131: priority display section
132: fluctuation display section
133: Hot water supply combustion display
134 hot water supply set temperature display
141: reservation display section
142: time display section
143 ... bath combustion display
144: Bath set temperature display
145: water level display
146 ... Book display
147 ... Arrow display section
148 ... Water display section
149: Hot water display
151-154 ... lamp
155… Operation lamp
160 ... Control unit
161: Operation management unit
162: display control unit
163 ... communication means
200 ... Kitchen remote controller
201 ... speaker
211 ... Call switch
212 ... Automatic switch
213 hot water supply up switch
214 ... Hot water supply down switch
215… Operation switch
216 ... Volume switch
221: priority display section
222: Hot water supply set temperature display
223 hot water combustion display
241, 242 ... lamp
243… Operation lamp
260 ... Control unit
261: Operation management unit
262 ... Display control unit
263 communication means

Claims

浴室に設置された浴室リモートコントローラからの指示とこれ以外の器具内外からの指示のいずれかに基づいて風呂の自動運転の可能な風呂給湯器において、前記器具内外からの指示に基づいて風呂の自動運転がオンになったとき、その後、人が入浴可能な状態になったと判定するための所定の入浴可能条件が成立するまで、前記浴室リモートコントローラの動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態になる省電力モードに設定し、前記入浴可能条件が成立したとき前記省電力モードを解除する省電力モード管理手段を有することを特徴とする風呂給湯器。In a bath water heater capable of automatically operating a bath based on either an instruction from a bathroom remote controller installed in a bathroom or an instruction from inside or outside the appliance, an automatic bath heater based on instructions from inside or outside the appliance. When the driving is turned on, the display mode of the operation mode of the bathroom remote controller is not displayed or set to a value lower than normal until a predetermined bathing enable condition for determining that a person is ready to take a bath is satisfied. A bath water heater comprising: a power saving mode management unit that sets a power saving mode in which power is saved, and cancels the power saving mode when the bathable condition is satisfied.

前記器具内外からの指示で風呂の自動運転をオンにしてから一定の猶予時間が経過した時点から、前記浴室リモートコントローラの動作モードを前記省電力モードに設定することを特徴とする請求項１に記載の風呂給湯器。The operation mode of the bathroom remote controller is set to the power saving mode from a point in time when a certain grace period has elapsed since the automatic operation of the bath was turned on by an instruction from inside or outside the appliance. The bath water heater described.

前記風呂の自動運転は、前記入浴可能条件が成立してから所定の保温継続時間が経過するまで保温動作を継続した後、自動でオフになるものであり、
前記省電力モード管理手段は、風呂の自動運転が自動でオフになったとき、少なくとも前記浴室リモートコントローラの動作モードを前記省電力モードに設定することを特徴とする請求項１または２に記載の風呂給湯器。The automatic operation of the bath is to automatically turn off after continuing the heat retaining operation until a predetermined heat retaining continuation time has elapsed since the bathable condition was satisfied,
3. The power saving mode management unit according to claim 1, wherein when the automatic operation of the bath is automatically turned off, at least an operation mode of the bathroom remote controller is set to the power saving mode. 4. Bath water heater.

前記省電力モード管理手段は、前記風呂の自動運転が自動でオフになる前に手動で自動運転がオフにされたとき、前記浴室リモートコントローラの動作モードを、そのあと一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または前記保温継続時間が経過するまでは前記省電力モードが解除された状態にし、前記一定時間もしくは前記保温継続時間が経過したとき前記省電力モードに設定することを特徴とする請求項３に記載の風呂給湯器。The power saving mode management means, when the automatic operation of the bath is manually turned off before the automatic operation of the bath is automatically turned off, the operation mode of the bathroom remote controller, until a certain time has elapsed thereafter, Or until a certain time has elapsed since the start of heat retention, or until the heat retention continuation time has elapsed, the power saving mode is released, and the power saving mode is set when the certain time or the heat retention continuation time has elapsed. The bath water heater according to claim 3, wherein the water heater is used.

浴室に設置された浴室リモートコントローラからの指示とこれ以外の器具内外からの指示のいずれかに基づいて風呂の自動運転の可能な風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法において、
前記器具内外からの指示に基づいて風呂の自動運転がオンになったとき、その後、人が入浴可能な状態になったと判定するための所定の入浴可能条件が成立するまで、前記浴室リモートコントローラの動作モードをその表示状態が非表示もしくは通常より節電された状態になる省電力モードに設定し、前記入浴可能条件が成立したとき前記省電力モードを解除することを特徴とする風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法。In a remote controller control method of a bath water heater capable of automatically operating a bath based on one of an instruction from a bathroom remote controller installed in the bathroom and an instruction from inside and outside the appliance,
When the automatic operation of the bath is turned on based on an instruction from inside and outside the appliance, after that, until a predetermined bathing possible condition for determining that a person can take a bath is established, the bathroom remote controller A remote operation of the bath water heater, wherein the operation mode is set to a power saving mode in which a display state is not displayed or a state in which power is saved more than usual, and the power saving mode is canceled when the bathable condition is satisfied. Controller control method.

前記器具内外からの指示で風呂の自動運転をオンにしてから一定の猶予時間が経過した時点から、前記浴室リモートコントローラの動作モードを前記省電力モードに設定することを特徴とする請求項５に記載の風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法。The operation mode of the bathroom remote controller is set to the power saving mode from a point in time when a certain grace period has elapsed since the automatic operation of the bath was turned on by an instruction from inside and outside the appliance. A remote controller control method for the bath water heater according to the above description.

前記風呂の自動運転が、前記入浴可能条件が成立してから所定の保温継続時間が経過するまで保温動作を継続した後、自動でオフになる場合において、
風呂の自動運転が自動でオフになったとき、少なくとも前記浴室リモートコントローラの動作モードを前記省電力モードに設定することを特徴とする請求項５または６に記載の風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法。In the case where the automatic operation of the bath continues the heat retaining operation until a predetermined heat retaining duration elapses after the bathable condition is satisfied, and then automatically turns off,
The remote controller control method for a bath water heater according to claim 5 or 6, wherein when the automatic operation of the bath is automatically turned off, at least the operation mode of the bathroom remote controller is set to the power saving mode. .

前記風呂の自動運転が自動でオフになる前に手動で自動運転がオフにされたとき、前記浴室リモートコントローラの動作モードを、そのあと一定時間が経過するまで、または保温開始から一定時間が経過するまで、または前記保温継続時間が経過するまでは前記省電力モードが解除された状態にし、前記一定時間もしくは前記保温継続時間が経過したとき前記省電力モードに設定することを特徴とする請求項７に記載の風呂給湯器のリモートコントローラ制御方法。When the automatic operation of the bath is manually turned off before the automatic operation of the bath is automatically turned off, the operation mode of the bathroom remote controller is changed until a certain time has elapsed thereafter, or a certain time has elapsed since the start of heat retention. The power saving mode is set to a state in which the power saving mode is released until the power saving mode continues, or until the heat keeping duration time elapses, and the power saving mode is set when the predetermined time or the heat keeping duration time elapses. A remote controller control method for a bath water heater according to claim 7.