JP2004278628A - Bearing device - Google Patents

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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04—Pivotal connections
    • F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a bearing device without causing abrasion or damage in a connection pin and a fixed side bracket due to micro-rotation displacement between the connection pin and the fixed side bracket, or abrasion due to penetration of sand or soil. <P>SOLUTION: The connection pin 30 is inserted over an oscillation side bracket 10 and the fixed side bracket 20, and the connection pin 30 is fixed to the fixed side bracket 20 in this bearing device. At a part of the connection pin 30 facing a pin insertion hole 25 in the fixed side bracket 20, a knurling groove 40 is formed for anti-slipping effect, so that the connection pin 30 rolls to the pin insertion hole 25 while making micro-rotation displacement. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ショベルのブーム、アーム、バケットの連結部等に用いる軸受け装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
特許文献１に開示されたように、油圧ショベルの上部車体とブーム基端部、ブーム先端部とアーム基端部、アーム先端部とバケットが連結ピンを用いた軸受け装置で上下回動自在にそれぞれ連結してある。
例えば、アーム先端部に設けたアームボスとバケットに設けた一対のブラケットとに亘って連結ピンを嵌挿し、ブラケットのボルト挿通穴と連結ピンのボルト挿通穴とに固定ボルトを挿通して連結ピンとブラケットを固定し、連結ピンとアームボスが相対回転するようにしている。
かかる軸受け装置においては、固定ボルトと各ボルト挿通穴との隙間寸法の範囲で連結ピンがブラケットに対して微小回動変位するので、ブラケットに自己潤滑性を有するブッシュを設け、このブッシュに対して連結ピンがすべりながら微小回転変位するようにして、連結ピンとブラケットの摩耗、損傷等の発生を防止していると共に、連結ピンとブラケットがこすれることによる異音の発生を防止している。
【０００３】
【特許文献１】
特開平９−２７３５３９号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の軸受け装置であると、連結ピンと自己潤滑性を有するブッシュの間に、外部より容易に土砂が侵入する。
このために、連結ピンとブッシュの間に硬い土砂が侵入して噛み込み、その状態で、前述のように連結ピンがブラケット（ブッシュ）に対してすべりながら微小回動変位すると、ブッシュが摩耗し、連結ピンとブッシュ間で大きなガタが生じたり、連結ピンとブラケット間から潤滑成分がなくなり、こすれによる異音が発生していた。
【０００５】
本発明は、前述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、連結ピンと固定側ブラケット間での微小回動変位で連結ピン、固定側ブラケットが摩耗、損傷することがないと共に、異音が発生することがなく、しかも土砂等の侵入によっても摩耗することがないようにした軸受け装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
第１の発明は、軸受け装置において、揺動側ブラケット１０と固定側ブラケット２０が連結ピン３０で回動自在に連結され、
この連結ピン３０と固定側ブラケット２０が固定手段で固定され、
前記連結ピン３０の固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５と対向した部分がすべり止め処理してあることを特徴とする軸受け装置である。
【０００７】
第１の発明によれば、固定手段の隙間等で連結ピン３０と固定側ブラケット２０間で微小回動変位が生じた際に、その連結ピン３０の固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５と対向した部分がすべり止め処理してあることによって、連結ピン３０がピン挿通穴２５に対してころがりながら微小回動変位する。
よって、連結ピン３０、固定側ブラケット２０が摩耗、損傷することがないし、異音の発生がない。
また、連結ピン３０とピン挿通穴２５の間に土砂等が侵入しても、すべらずに回動変位するために連結ピン３０、ピン挿通穴２５が摩耗することがない。
【０００８】
第２の発明は、軸受け装置において、揺動側ブラケット１０と固定側ブラケット２０が連結ピン３０で回動自在に連結され、
この連結ピン３０と固定側ブラケット２０が固定手段で固定され、
前記固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５の内周面にすべり止め処理してあることを特徴とする軸受け装置である。
【０００９】
第２の発明によれば、固定手段の隙間等で連結ピン３０と固定側ブラケット２０間で微小回動変位が生じた際に、その固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５の内周面がすべり止め処理してあることによって、連結ピン３０がピン挿通穴２５に対してころがりながら微小回動変位する。
よって、連結ピン３０、固定側ブラケット２０が摩耗、損傷することがないし、異音の発生がない。
また、連結ピン３０とピン挿通穴２５の間に土砂等が侵入しても、すべらずに回動変位するために連結ピン３０、ピン挿通穴２５が摩耗することがない。
【００１０】
【発明の実施の形態】
図１に示すように、揺動側ブラケット１０と固定側ブラケット２０を連結ピン３０で回動自在に連結し、その連結ピン３０を固定側ブラケット２０に固定手段で固定して軸受け装置としてある。
この実施の形態では、揺動側ブラケット１０は油圧ショベルのアーム１１の先端部に設けたアームボス１２で、固定側ブラケット２０は油圧ショベルのブームに固着した一対のブラケット２１で、この一対のブラケット２１がアームボス１２の両側に位置している。
この一方のブラケット２１と連結ピン３０にボルト挿通穴２２，３１を対向して形成し、このボルト挿通穴２２に固定ボルト２３を挿通し、ナット２４を螺合して連結ピン３０と一方のブラケット２１を固定している。つまり、固定ボルト２３とナット２４で固定手段としてある。
【００１１】
前記固定側ブラケット２０（一対のブラケット２１）はピン挿通穴２５を有し、前記揺動側ブラケット１０（アームボス１２）はピン挿通穴部、例えばボス穴１３に嵌合したブッシュ１４を有する。
前記ボス穴１３の内周面と連結ピン３０の外周面との間に潤滑油が注入ノズル３２、油孔３３を経て注入される。
この注入された潤滑油はシール３４で洩れることが防止される。
【００１２】
前述の軸受け装置においては、ボルト挿通孔２２，３１と固定ボルト２３の隙間寸法の範囲で連結ピン３０と固定側ブラケット２０との間で微小回動変位が生じる。
前記微小回動変位によって、連結ピン３０が固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５の内周面に沿ってすべりならがら回動変位すると、そのピン挿通穴２５、連結ピン３０が摩耗、損傷等が発生すると共に、金属同士のこすれによって異音が発生する。
【００１３】
この実施の形態では、連結ピン３０の固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５と対向した部分（図１の斜線を付した部分）をすべり止め処理し、前述の微小回動変位によって、連結ピン３０が固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５の内周面に沿ってころがりながら微小回動変位するようにした。
これによって、連結ピン３０、固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５が摩耗、損傷等が発生することがなくなるし、金属同士のすべりによる異音発生がなくなる。
すなわち、連結ピン３０がピン挿通穴２５の内周面に対してすべりながら回転変位することで大きな摩擦抵抗が生じ、それによって摩耗、損傷等が発生するが、連結ピン３０がピン挿通穴２５の内周面に対してころがりながら回転変位することで摩擦抵抗がほとんど生じないので、摩耗、損傷等が発生しないし、異音が発生しない。
【００１４】
前記すべり止め処理の具体例を説明する。
図２（ａ）に示すように、連結ピン３０の表面に、ローレット加工によりローレット溝４０を加工する。
好ましくは、ピッチ０．５ｍｍで４５度の網目状とし、深さ０．１ｍｍのローレット溝４０とする。
前述のようにローレット溝４０を加工した後に表面処理して表面硬度をＨＲＣ５５以上とする。
前記表面処理は、高周波焼き入れ、焼き戻しが好ましい。
【００１５】
図２（ｂ）に示すように、連結ピン３０の表面に硬質粒子入り肉盛り層４１を形成する。
好ましくは、０．１ｍｍ径以下のＷＣ−７％Ｃｏ粒子を３０重量パーセント混入した肉盛り層を溶接肉盛り法により形成する。
この時のバインダー金属は、直径１．２ｍｍの軟鋼ワイヤーと高速度鋼粉末より供給され、結果として軟鋼にＷＣが混入した肉盛り層となる。
【００１６】
前述のすべり止め処理を固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５の内周面にも施しても良い。
例えば、図３と図４に示すように前述の硬質粒子入り肉盛り層４１を形成する。
好ましくは、０．１ｍｍ径以下のＷＣ−７％Ｃｏ粒子を３０重量パーセント混入した肉盛り層を、直径１．２ｍｍの軟鋼ワイヤーと高速度鋼粉末を用いて溶接肉盛り法で形成する。
この肉盛り層４１の厚さｔは１ｍｍである。
図４で符号４１ａがＷＣである。
【００１７】
また、連結ピン３０の表面と固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５の内周面にすべり止め処理を行っても良い。
例えば、前述の硬質粒子入り肉盛り層４１を連結ピン３０の表面と固定側ブラケット２０のピン挿通穴２５の内周面にそれぞれ形成する。
【００１８】
前記固定側ブラケット２０と連結ピン３０を固定する固定手段はロックプレートを用いたものでも良い。
例えば、図５に示すように連結ピン３０の端面にロックプレート５０をボルト５１で固着し、このロックプレート５０を固定側ブラケット２０に固着した一対の突片５２間に嵌め込んで連結ピン３０と固定側ブラケット２０を回転しないようにする。
この場合には、ロックプレート５０と一対の突片５２間の隙間分だけ固定ブラケット２０と連結ピン３０が回動変位する。
【００１９】
以上の説明において、揺動側ブラケット１０とは連結ピン３０と相対回転するブラケットで、固定側ブラケット２０とは連結ピン３０と連結されたブラケットであって、揺動側ブラケット１０と固定側ブラケット２０は相対的に回動変位することは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態を示す軸受け装置の断面図である。
【図２】連結ピンのすべり止め処理の説明図である。
【図３】固定側ブラケットのピン挿通穴のすべり止め処理の説明用斜視図である。
【図４】図３のＡ−Ａ断面図である。
【図５】連結ピンの固定手段の側面図である。
【符号の説明】
１０…揺動側ブラケット、２０…固定側ブラケット、２５…ピン挿通穴、３０…連結ピン、４０…ローレット溝（すべり止め処理）、４１…硬質粒子入り肉盛り層（すべり止め処理）。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a bearing device used for a connecting portion of a boom, an arm, and a bucket of a hydraulic shovel.
[0002]
[Prior art]
As disclosed in Patent Document 1, an upper body of a hydraulic excavator and a boom base end, a boom tip and an arm base end, and an arm tip and a bucket are vertically rotatable by a bearing device using a connecting pin. Connected.
For example, a connection pin is inserted and inserted between an arm boss provided at an arm tip and a pair of brackets provided on a bucket, and a fixing bolt is inserted into a bolt insertion hole of the bracket and a bolt insertion hole of the connection pin, thereby connecting the connection pin and the bracket. Is fixed so that the connection pin and the arm boss rotate relative to each other.
In such a bearing device, the connecting pin is slightly rotated and displaced with respect to the bracket within the range of the clearance between the fixing bolt and each bolt insertion hole. Therefore, a self-lubricating bush is provided on the bracket. The connecting pin is displaced by a small amount of rotation while sliding, thereby preventing the connecting pin and the bracket from being worn, damaged, and the like, and also preventing the connecting pin and the bracket from rubbing and generating abnormal noise.
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-9-273538
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional bearing device, earth and sand can easily enter from the outside between the connecting pin and the bush having self-lubricating properties.
For this reason, hard earth and sand enters and bites between the connecting pin and the bush, and in this state, if the connecting pin slides slightly with respect to the bracket (bush) as described above, the bush is worn, A large backlash was generated between the connecting pin and the bush, a lubricating component was lost from between the connecting pin and the bracket, and abnormal noise was generated due to rubbing.
[0005]
The present invention has been made to solve the above-described problem, and an object of the present invention is to prevent the connection pin and the fixed side bracket from being worn and damaged by a minute rotation displacement between the connection pin and the fixed side bracket, An object of the present invention is to provide a bearing device that does not generate abnormal noise and that is not worn even by intrusion of earth and sand.
[0006]
[Means for Solving the Problems and Functions / Effects]
According to a first aspect of the present invention, in the bearing device, the swing-side bracket 10 and the fixed-side bracket 20 are rotatably connected by a connecting pin 30.
The connecting pin 30 and the fixed side bracket 20 are fixed by fixing means,
A bearing device characterized in that a portion of the connection pin 30 facing the pin insertion hole 25 of the fixed side bracket 20 is subjected to a non-slip treatment.
[0007]
According to the first aspect, when a minute rotation displacement occurs between the connecting pin 30 and the fixed bracket 20 due to a gap of the fixing means or the like, the connecting pin 30 faces the pin insertion hole 25 of the fixed bracket 20. The connection pin 30 is slightly rotated and displaced while rolling with respect to the pin insertion hole 25 because the slipped portion is subjected to the non-slip processing.
Therefore, the connecting pin 30 and the fixed side bracket 20 are not worn or damaged, and no abnormal noise is generated.
Further, even if earth and sand or the like enters between the connection pin 30 and the pin insertion hole 25, the connection pin 30 and the pin insertion hole 25 do not wear because they are rotated and displaced without slipping.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, in the bearing device, the swing-side bracket 10 and the fixed-side bracket 20 are rotatably connected by a connecting pin 30.
The connecting pin 30 and the fixed side bracket 20 are fixed by fixing means,
The bearing device is characterized in that the inner peripheral surface of the pin insertion hole 25 of the fixed side bracket 20 is non-slip treated.
[0009]
According to the second aspect, when a minute rotation displacement occurs between the connecting pin 30 and the fixed bracket 20 due to a gap of the fixing means or the like, the inner peripheral surface of the pin insertion hole 25 of the fixed bracket 20 slides. Due to the stop processing, the connecting pin 30 is slightly rotated and displaced while rolling with respect to the pin insertion hole 25.
Therefore, the connecting pin 30 and the fixed side bracket 20 are not worn or damaged, and no abnormal noise is generated.
Further, even if earth and sand or the like enters between the connection pin 30 and the pin insertion hole 25, the connection pin 30 and the pin insertion hole 25 do not wear because they are rotated and displaced without slipping.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
As shown in FIG. 1, the swing-side bracket 10 and the fixed-side bracket 20 are rotatably connected by a connecting pin 30, and the connecting pin 30 is fixed to the fixed-side bracket 20 by a fixing means to form a bearing device.
In this embodiment, the swinging bracket 10 is an arm boss 12 provided at the tip of an arm 11 of a hydraulic shovel, and the fixed bracket 20 is a pair of brackets 21 fixed to a boom of the hydraulic shovel. Are located on both sides of the arm boss 12.
Bolt insertion holes 22 and 31 are formed in the one bracket 21 and the connection pin 30 so as to face each other, a fixing bolt 23 is inserted into the bolt insertion hole 22, and a nut 24 is screwed into the connection pin 30 and the one bracket. 21 is fixed. That is, the fixing bolt 23 and the nut 24 serve as fixing means.
[0011]
The fixed side bracket 20 (a pair of brackets 21) has a pin insertion hole 25, and the swing side bracket 10 (an arm boss 12) has a bush 14 fitted in a pin insertion hole portion, for example, a boss hole 13.
Lubricating oil is injected between the inner peripheral surface of the boss hole 13 and the outer peripheral surface of the connecting pin 30 through the injection nozzle 32 and the oil hole 33.
The injected lubricating oil is prevented from leaking at the seal 34.
[0012]
In the above-described bearing device, a minute rotation displacement occurs between the connection pin 30 and the fixed bracket 20 within the range of the clearance between the bolt insertion holes 22 and 31 and the fixing bolt 23.
When the connection pin 30 slides and slides along the inner peripheral surface of the pin insertion hole 25 of the fixed side bracket 20 due to the minute rotation displacement, the pin insertion hole 25 and the connection pin 30 are worn, damaged, and the like. At the same time, abnormal noise is generated due to rubbing between metals.
[0013]
In this embodiment, the portion of the connection pin 30 facing the pin insertion hole 25 of the fixed side bracket 20 (the portion shaded in FIG. 1) is non-slip-processed, and the connection pin 30 is moved by the minute rotation displacement described above. Are slightly rotated and displaced while rolling along the inner peripheral surface of the pin insertion hole 25 of the fixed side bracket 20.
As a result, the connecting pin 30 and the pin insertion hole 25 of the fixed side bracket 20 do not suffer from abrasion, damage, or the like, and the generation of abnormal noise due to slippage between metals is eliminated.
That is, when the connecting pin 30 is rotationally displaced while sliding with respect to the inner peripheral surface of the pin insertion hole 25, a large frictional resistance is generated, thereby causing abrasion, damage, and the like. Since the frictional resistance hardly occurs due to the rotational displacement while rolling with respect to the inner peripheral surface, wear, damage, and the like do not occur, and abnormal noise does not occur.
[0014]
A specific example of the slip prevention process will be described.
As shown in FIG. 2A, a knurl groove 40 is formed on the surface of the connecting pin 30 by knurling.
Preferably, the knurled groove 40 has a pitch of 0.5 mm and a 45 degree mesh shape and a depth of 0.1 mm.
After processing the knurl groove 40 as described above, the surface is treated to make the surface hardness HRC55 or more.
The surface treatment is preferably induction hardening or tempering.
[0015]
As shown in FIG. 2B, a hard particle-containing overlay layer 41 is formed on the surface of the connection pin 30.
Preferably, a build-up layer containing 30% by weight of WC-7% Co particles having a diameter of 0.1 mm or less is formed by a weld build-up method.
The binder metal at this time is supplied from a mild steel wire having a diameter of 1.2 mm and high-speed steel powder, resulting in a build-up layer in which WC is mixed into the mild steel.
[0016]
The above-described non-slip processing may be performed on the inner peripheral surface of the pin insertion hole 25 of the fixed-side bracket 20.
For example, as shown in FIG. 3 and FIG. 4, the above-mentioned hard particle-containing overlay layer 41 is formed.
Preferably, a cladding layer containing 30% by weight of WC-7% Co particles having a diameter of 0.1 mm or less is formed by a welding cladding method using a mild steel wire having a diameter of 1.2 mm and high-speed steel powder.
The thickness t of the overlay layer 41 is 1 mm.
In FIG. 4, reference numeral 41a denotes WC.
[0017]
In addition, the surface of the connecting pin 30 and the inner peripheral surface of the pin insertion hole 25 of the fixed bracket 20 may be subjected to a non-slip treatment.
For example, the above-mentioned hard particle-containing overlay layer 41 is formed on the surface of the connection pin 30 and the inner peripheral surface of the pin insertion hole 25 of the fixed bracket 20.
[0018]
The fixing means for fixing the fixed side bracket 20 and the connecting pin 30 may use a lock plate.
For example, as shown in FIG. 5, a lock plate 50 is fixed to an end surface of the connection pin 30 with bolts 51, and the lock plate 50 is fitted between a pair of protruding pieces 52 fixed to the fixed side bracket 20 so that the connection pin 30 The fixed bracket 20 is prevented from rotating.
In this case, the fixed bracket 20 and the connecting pin 30 are rotationally displaced by the gap between the lock plate 50 and the pair of projecting pieces 52.
[0019]
In the above description, the swing-side bracket 10 is a bracket that rotates relative to the connection pin 30, and the fixed-side bracket 20 is a bracket that is connected to the connection pin 30, and includes the swing-side bracket 10 and the fixed-side bracket 20. Is of course relatively displaced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional view of a bearing device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a non-slip processing of a connecting pin.
FIG. 3 is a perspective view for explaining a non-slip process of a pin insertion hole of a fixed side bracket.
FIG. 4 is a sectional view taken along line AA of FIG. 3;
FIG. 5 is a side view of a connecting pin fixing means.
[Explanation of symbols]
Reference numeral 10: swing-side bracket, 20: fixed-side bracket, 25: pin insertion hole, 30: connecting pin, 40: knurled groove (non-slip treatment), 41: hard particle-containing build-up layer (slip prevention treatment).

Claims (2)

軸受け装置において、
揺動側ブラケット（１０）と固定側ブラケット（２０）が連結ピン（３０）で回動自在に連結され、
この連結ピン（３０）と固定側ブラケット（２０）が固定手段で固定され、
前記連結ピン（３０）の固定側ブラケット（２０）のピン挿通穴（２５）と対向した部分がすべり止め処理してあることを特徴とする軸受け装置。In the bearing device,
The swing side bracket (10) and the fixed side bracket (20) are rotatably connected by a connecting pin (30),
The connecting pin (30) and the fixed bracket (20) are fixed by fixing means.
A bearing device characterized in that a portion of the connection pin (30) facing the pin insertion hole (25) of the fixed side bracket (20) is subjected to a non-slip treatment. 軸受け装置において、
揺動側ブラケット（１０）と固定側ブラケット（２０）が連結ピン（３０）で回動自在に連結され、
この連結ピン（３０）と固定側ブラケット（２０）が固定手段で固定され、
前記固定側ブラケット（２０）のピン挿通穴（２５）がすべり止め処理してあることを特徴とする軸受け装置。In the bearing device,
The swing side bracket (10) and the fixed side bracket (20) are rotatably connected by a connecting pin (30),
The connecting pin (30) and the fixed bracket (20) are fixed by fixing means.
A bearing device wherein the pin insertion hole (25) of the fixed side bracket (20) is subjected to a non-slip treatment.
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