JP2004272543A - 改札システム - Google Patents
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Abstract
【課題】自動改札機を入出場した情報を外部へ提供できるようにする。
【解決手段】乗車券に記録されているデータを読取り、その読取られたデータに基づいて所定の入出場処理を行う自動改札機と、読取られたデータから所定の特別なサービスの提供を受けるための所定のデータを抽出する抽出手段と、所定のデータが抽出されたときに、前記自動改札機の入出場に係る情報を含む所定の情報を所定の送信先に送信する送信手段とからなる。
【選択図】 図1
【解決手段】乗車券に記録されているデータを読取り、その読取られたデータに基づいて所定の入出場処理を行う自動改札機と、読取られたデータから所定の特別なサービスの提供を受けるための所定のデータを抽出する抽出手段と、所定のデータが抽出されたときに、前記自動改札機の入出場に係る情報を含む所定の情報を所定の送信先に送信する送信手段とからなる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動改札機で入出場処理した情報に基づいて外部へ情報を提供できるようにした改札システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人に係る特許文献1には、自動改札機で読取られた乗車券に記録されている情報を通信回線を介して所定の場所、例えば利用者の自宅に送信し、その自宅に設置されている電気機器のスイッチをON,OFF制御できるようにすることが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−150334号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、PHSや携帯電話、あるいはPAD等のIT化が一段と進んだことに伴い、これら携帯端末器と自動改札機とを組み合わせた改札処理システムが要望されている。例えば、児童が一人で電車通学する際、その児童の保護者や学校においては、児童の通学の情報を自動改札機から入手して通学の安全を確かめたいというような希望がある。
【0005】
そこで、本発明は、上述の要望に応えるためになされたものであって、その目的は、自動改札機で収集した情報をより有効活用できるようにした改札システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る改札システムは、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、乗車券に記録されているデータを読取り、その読取られたデータに基づいて所定の入出場処理を行う自動改札機と、読取られたデータから所定の特別なサービスの提供を受けるための所定のデータを抽出する抽出手段と、所定のデータが抽出されたときに、前記自動改札機の入出場に係る情報を含む所定の情報を所定の送信先に送信する送信手段と、からなることを特徴としている。
本発明の請求項2に記載の改札システムは、抽出される所定のデータの中には、所定の情報の送信先を特定するデータが含まれていることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の改札システムは、所定の情報の送信は、携帯電話を含む公衆電話回線網を介して行われることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の改札システムは、乗車券は、無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券であることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る改札システムの概略構成図である。図1中、Gは、所定の駅(図示の例では甲駅。以下、甲駅で説明する。)に設置されている非接触式の自動改札機である。この自動改札機Gは、甲駅以外の図示しない他の駅にも設けられているが、ここでは図面を簡略化するために省略されている。
【0008】
図1中、1は、通信回線L1 を介して自動改札機Gと接続されている甲駅に設けられている駅制御装置(駅制)であり、その甲駅に設けられている自動改札機G以外に図示しない自動精算機等の駅務機器をも管理できるように構成されている。
【0009】
図1中、2は、公衆回線や専用回線等からなる通信回線L2 を介して駅制御装置1の上位装置に当たるホストコンピュータからなる中央装置であり、この中央装置2は、通常、鉄道会社の本社等の所定の中央に設けられている。なお、ここでは、中央装置2には甲駅の駅制御装置しか接続されていないが、図示しない他の駅の駅制御装置も接続されている。
【0010】
図1中、L3 は、公衆回線網であり。ここでは携帯電話(PHSを含む)を含むものとして示されている。この公衆回線網L2 は、上記中央装置2も接続されている。図1では、公衆回線網L3 に利用者(後述する利用者ロの保護者)イの所持する携帯電話(器)Hと交信するための基地局3が接続されている。もちろん、この公衆回線網L3 には、利用者イの自宅の加入電話器やパーソナルコンピュータ(パソコン)等も接続されている。
【0011】
図1中、Cは、児童である利用者ロ(以下、児童をロ、利用者イを保護者として説明する。)の所持する無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券である。
【0012】
図2は、自動改札機Gに設けられている図1では省略されている制御器10及び非接触券Cの電気的構成を示すブロック図である。制御器10側から説明すると、この制御器10のCPU11は、ROM12に記憶されているシステムプログラム及びRAM13に記憶されているワーキングデータを用いて演算処理を行って、自動改札機Gを統括的に制御できるように構成されている。そして、このCPU11には、I/Oユニット14を介してドアを駆動制御するドア駆動ユニット15と、表示画面の表示内容を駆動制御する表示画面駆動ユニット16と、駅制御装置2側と交信するための通信制御部17とが接続されている。なお、このI/Oユニット14には、人間検知器の検知信号を入力するためのセンサアンプや係員操作ユニット等が接続されているが、ここでは省略されている。
【0013】
リーダライタRには、非接触券Cと交信を行うためのアンテナaが接続されている。このアンテナaは、非接触券Cとデータ授受を行う機能と、非接触券Cに電力を供給する機能とが備えられている。
【0014】
非接触券Cは、無線通信機能を有するICカードと同様に構成されている。すなわち、この非接触券Cには、アンテナAと、自動改札機G側と交信するための通信制御部20と、その通信制御部20とI/Oユニット21を介して接続されているCPU22と、メモリ23と、自動改札機Gからの電力波をアンテナAを介して受信し、非接触券Cの駆動電力を生成する電力生成回路24とを有している。
【0015】
上記メモリ23には、図2の下部に示されるように、非接触券Cの識別データ(カードID)や非接触券の乗車区間、乗車期間、SFデータ等の周知の非接触券と同様の定期券データが記憶されている以外に、本発明の改札システムに係る特別なサービスを受けるための特別サービスデータが記憶されている。
【0016】
この特別サービスは、図1の例では、児童ロが非接触券Cを用いて自動改札機Gで入出場(入場又は出場を意味している。)したときの情報をその児童ロの保護者イに提供するものとして示されている。したがって、非接触券Cのメモリ23の特別サービスデータを記憶する記憶部には、その非接触券Cが特別サービスの提供を受ける旨の対象であることを示す所定のデータ、保護者イの携帯電話の番号が記憶されている。なお、情報の提供先が複数の場合、例えば保護者イ以外に学校のパソコンや電話にも提供されるときは、そのパソコンのEメールアドレスや電話番号が記憶される。
【0017】
この特別サービスのデータの記憶は、非接触券Cの購入時に又はデータ更新時等などに所定の料金を支払うことにより行われる。このように、特別なサービスの提供を非接触券Cに記憶されているデータに基づいて行うようにすると、駅制御装置1や中央装置2等に、特別なサービスの提供の対象となっているカードID等を登録することなく容易に実現できる特長がある。
【0018】
以下、図3のフローチャートを用いて制御動作について説明する。今、児童ロが所定の特別サービスデータの記憶されている非接触券Cを用いて甲駅から入出場しようとしているものとする。そして、その非接触券Cが自動改札機Gのアンテナa(図1では省略)に軽くタッチされ、又はそのアンテナaにかざされると、自動改札機Gと非接触券Cとの間でデータ授受が行われ、CPU11では、非接触券Cから得られた定期券データに基づいて入出場の演算処理が行われる(ステップ100肯定、ステップ102肯定、以下、ステップを「S」とする。)。
【0019】
CPU11の演算処理の結果、入出場を許可できるときは、ドアが開かれて(自動改札機Gがノーマルオープン型のときはそのまま)児童ロの改札通路の通過が許可される(S104肯定)。そして、この際、児童ロの所持する非接触券Cから読取られたデータ中には、特別サービスデータが含まれているので(S106肯定)、その特別サービスデータに基づく特別なサービスが提供される(S108)。ここでは、その特別なサービスとして読取られた特別サービスデータに含まれる保護者イの携帯電話Hに対して、児童ロが甲駅を何時に入出場したかを内容とする情報がEメールの形で提供される。すなわち、自動改札機Gは、児童ロの非接触券Cと交信したときに、駅制御装置1、中央装置2及び公衆回線網L3 を介して保護者イの携帯電話Hを発呼して上述の情報がEメールの形で提供される。
【0020】
上述の入出場の演算処理において、入出場が拒否された場合、例えば乗越しや有効期間切れ等により入出場が拒否されてドアが閉じられたときは(S104否定)、精算案内等の所定の内容が表示画面に表示されて案内される。この場合も、入出場が拒否された旨の情報を付加して保護者イに情報を提供するようにしてもよい。
【0021】
なお、この情報の提供は、上述のようなEメールの形ではなく、音声によって行うこともでき、また、携帯電話ではなく、加入電話やパソコンを介して情報を提供することもできる。
【0022】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の改札システムは、乗車券に記録されているデータを読取り、その読取られたデータに基づいて所定の入出場処理を行う自動改札機と、読取られたデータから所定の特別なサービスの提供を受けるための所定のデータを抽出する抽出手段と、所定のデータが抽出されたときに、前記自動改札機の入出場に係る情報を含む所定の情報を所定の送信先に送信する送信手段とからなるので、自動改札機で入出場したときの所定の情報を外部へ簡単に提供することができる。
本発明の請求項2に記載の改札システムは、抽出される所定のデータの中には、所定の情報の送信先を特定するデータが含まれているので、駅制御装置や中央装置を操作することなく所定の情報を簡単に提供することができる。
本発明の請求項3に記載の改札システムは、所定の情報の送信は、携帯電話を含む公衆電話回線網を介して行われるので、広く普及しているシステムを利用して、所定の情報を簡単に提供することができる。
本発明の請求項4に記載の改札システムは、乗車券を無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券としたので、メモリの記憶容量が大きいので、容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る改札システムの概略構成図である。
【図2】自動改札機及び駅制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
G 自動改札機
1 駅制御装置(駅制)
2 中央装置
L3 公衆回線網
イ 利用者(保護者)
ロ 利用者(児童)
C 非接触券
H 携帯電話(器)
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動改札機で入出場処理した情報に基づいて外部へ情報を提供できるようにした改札システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人に係る特許文献1には、自動改札機で読取られた乗車券に記録されている情報を通信回線を介して所定の場所、例えば利用者の自宅に送信し、その自宅に設置されている電気機器のスイッチをON,OFF制御できるようにすることが開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−150334号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、PHSや携帯電話、あるいはPAD等のIT化が一段と進んだことに伴い、これら携帯端末器と自動改札機とを組み合わせた改札処理システムが要望されている。例えば、児童が一人で電車通学する際、その児童の保護者や学校においては、児童の通学の情報を自動改札機から入手して通学の安全を確かめたいというような希望がある。
【0005】
そこで、本発明は、上述の要望に応えるためになされたものであって、その目的は、自動改札機で収集した情報をより有効活用できるようにした改札システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る改札システムは、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、乗車券に記録されているデータを読取り、その読取られたデータに基づいて所定の入出場処理を行う自動改札機と、読取られたデータから所定の特別なサービスの提供を受けるための所定のデータを抽出する抽出手段と、所定のデータが抽出されたときに、前記自動改札機の入出場に係る情報を含む所定の情報を所定の送信先に送信する送信手段と、からなることを特徴としている。
本発明の請求項2に記載の改札システムは、抽出される所定のデータの中には、所定の情報の送信先を特定するデータが含まれていることを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の改札システムは、所定の情報の送信は、携帯電話を含む公衆電話回線網を介して行われることを特徴としている。
本発明の請求項4に記載の改札システムは、乗車券は、無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券であることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る改札システムの概略構成図である。図1中、Gは、所定の駅(図示の例では甲駅。以下、甲駅で説明する。)に設置されている非接触式の自動改札機である。この自動改札機Gは、甲駅以外の図示しない他の駅にも設けられているが、ここでは図面を簡略化するために省略されている。
【0008】
図1中、1は、通信回線L1 を介して自動改札機Gと接続されている甲駅に設けられている駅制御装置(駅制)であり、その甲駅に設けられている自動改札機G以外に図示しない自動精算機等の駅務機器をも管理できるように構成されている。
【0009】
図1中、2は、公衆回線や専用回線等からなる通信回線L2 を介して駅制御装置1の上位装置に当たるホストコンピュータからなる中央装置であり、この中央装置2は、通常、鉄道会社の本社等の所定の中央に設けられている。なお、ここでは、中央装置2には甲駅の駅制御装置しか接続されていないが、図示しない他の駅の駅制御装置も接続されている。
【0010】
図1中、L3 は、公衆回線網であり。ここでは携帯電話(PHSを含む)を含むものとして示されている。この公衆回線網L2 は、上記中央装置2も接続されている。図1では、公衆回線網L3 に利用者(後述する利用者ロの保護者)イの所持する携帯電話(器)Hと交信するための基地局3が接続されている。もちろん、この公衆回線網L3 には、利用者イの自宅の加入電話器やパーソナルコンピュータ(パソコン)等も接続されている。
【0011】
図1中、Cは、児童である利用者ロ(以下、児童をロ、利用者イを保護者として説明する。)の所持する無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券である。
【0012】
図2は、自動改札機Gに設けられている図1では省略されている制御器10及び非接触券Cの電気的構成を示すブロック図である。制御器10側から説明すると、この制御器10のCPU11は、ROM12に記憶されているシステムプログラム及びRAM13に記憶されているワーキングデータを用いて演算処理を行って、自動改札機Gを統括的に制御できるように構成されている。そして、このCPU11には、I/Oユニット14を介してドアを駆動制御するドア駆動ユニット15と、表示画面の表示内容を駆動制御する表示画面駆動ユニット16と、駅制御装置2側と交信するための通信制御部17とが接続されている。なお、このI/Oユニット14には、人間検知器の検知信号を入力するためのセンサアンプや係員操作ユニット等が接続されているが、ここでは省略されている。
【0013】
リーダライタRには、非接触券Cと交信を行うためのアンテナaが接続されている。このアンテナaは、非接触券Cとデータ授受を行う機能と、非接触券Cに電力を供給する機能とが備えられている。
【0014】
非接触券Cは、無線通信機能を有するICカードと同様に構成されている。すなわち、この非接触券Cには、アンテナAと、自動改札機G側と交信するための通信制御部20と、その通信制御部20とI/Oユニット21を介して接続されているCPU22と、メモリ23と、自動改札機Gからの電力波をアンテナAを介して受信し、非接触券Cの駆動電力を生成する電力生成回路24とを有している。
【0015】
上記メモリ23には、図2の下部に示されるように、非接触券Cの識別データ(カードID)や非接触券の乗車区間、乗車期間、SFデータ等の周知の非接触券と同様の定期券データが記憶されている以外に、本発明の改札システムに係る特別なサービスを受けるための特別サービスデータが記憶されている。
【0016】
この特別サービスは、図1の例では、児童ロが非接触券Cを用いて自動改札機Gで入出場(入場又は出場を意味している。)したときの情報をその児童ロの保護者イに提供するものとして示されている。したがって、非接触券Cのメモリ23の特別サービスデータを記憶する記憶部には、その非接触券Cが特別サービスの提供を受ける旨の対象であることを示す所定のデータ、保護者イの携帯電話の番号が記憶されている。なお、情報の提供先が複数の場合、例えば保護者イ以外に学校のパソコンや電話にも提供されるときは、そのパソコンのEメールアドレスや電話番号が記憶される。
【0017】
この特別サービスのデータの記憶は、非接触券Cの購入時に又はデータ更新時等などに所定の料金を支払うことにより行われる。このように、特別なサービスの提供を非接触券Cに記憶されているデータに基づいて行うようにすると、駅制御装置1や中央装置2等に、特別なサービスの提供の対象となっているカードID等を登録することなく容易に実現できる特長がある。
【0018】
以下、図3のフローチャートを用いて制御動作について説明する。今、児童ロが所定の特別サービスデータの記憶されている非接触券Cを用いて甲駅から入出場しようとしているものとする。そして、その非接触券Cが自動改札機Gのアンテナa(図1では省略)に軽くタッチされ、又はそのアンテナaにかざされると、自動改札機Gと非接触券Cとの間でデータ授受が行われ、CPU11では、非接触券Cから得られた定期券データに基づいて入出場の演算処理が行われる(ステップ100肯定、ステップ102肯定、以下、ステップを「S」とする。)。
【0019】
CPU11の演算処理の結果、入出場を許可できるときは、ドアが開かれて(自動改札機Gがノーマルオープン型のときはそのまま)児童ロの改札通路の通過が許可される(S104肯定)。そして、この際、児童ロの所持する非接触券Cから読取られたデータ中には、特別サービスデータが含まれているので(S106肯定)、その特別サービスデータに基づく特別なサービスが提供される(S108)。ここでは、その特別なサービスとして読取られた特別サービスデータに含まれる保護者イの携帯電話Hに対して、児童ロが甲駅を何時に入出場したかを内容とする情報がEメールの形で提供される。すなわち、自動改札機Gは、児童ロの非接触券Cと交信したときに、駅制御装置1、中央装置2及び公衆回線網L3 を介して保護者イの携帯電話Hを発呼して上述の情報がEメールの形で提供される。
【0020】
上述の入出場の演算処理において、入出場が拒否された場合、例えば乗越しや有効期間切れ等により入出場が拒否されてドアが閉じられたときは(S104否定)、精算案内等の所定の内容が表示画面に表示されて案内される。この場合も、入出場が拒否された旨の情報を付加して保護者イに情報を提供するようにしてもよい。
【0021】
なお、この情報の提供は、上述のようなEメールの形ではなく、音声によって行うこともでき、また、携帯電話ではなく、加入電話やパソコンを介して情報を提供することもできる。
【0022】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の改札システムは、乗車券に記録されているデータを読取り、その読取られたデータに基づいて所定の入出場処理を行う自動改札機と、読取られたデータから所定の特別なサービスの提供を受けるための所定のデータを抽出する抽出手段と、所定のデータが抽出されたときに、前記自動改札機の入出場に係る情報を含む所定の情報を所定の送信先に送信する送信手段とからなるので、自動改札機で入出場したときの所定の情報を外部へ簡単に提供することができる。
本発明の請求項2に記載の改札システムは、抽出される所定のデータの中には、所定の情報の送信先を特定するデータが含まれているので、駅制御装置や中央装置を操作することなく所定の情報を簡単に提供することができる。
本発明の請求項3に記載の改札システムは、所定の情報の送信は、携帯電話を含む公衆電話回線網を介して行われるので、広く普及しているシステムを利用して、所定の情報を簡単に提供することができる。
本発明の請求項4に記載の改札システムは、乗車券を無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券としたので、メモリの記憶容量が大きいので、容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る改札システムの概略構成図である。
【図2】自動改札機及び駅制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
G 自動改札機
1 駅制御装置(駅制)
2 中央装置
L3 公衆回線網
イ 利用者(保護者)
ロ 利用者(児童)
C 非接触券
H 携帯電話(器)
Claims (4)
- 乗車券に記録されているデータを読取り、その読取られたデータに基づいて所定の入出場処理を行う自動改札機と、
読取られたデータから所定の特別なサービスの提供を受けるための所定のデータを抽出する抽出手段と、
所定のデータが抽出されたときに、前記自動改札機の入出場に係る情報を含む所定の情報を所定の送信先に送信する送信手段と、
からなることを特徴とする改札システム。 - 請求項1に記載の改札システムにおいて、抽出される所定のデータの中には、所定の情報の送信先を特定するデータが含まれていることを特徴とする改札システム。
- 請求項1又は2に記載の改札システムにおいて、所定の情報の送信は、携帯電話を含む公衆電話回線網を介して行われることを特徴とする改札システム。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の改札システムにおいて、乗車券は、無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券であることを特徴とする改札システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003061627A JP2004272543A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 改札システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003061627A JP2004272543A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 改札システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004272543A true JP2004272543A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33123795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003061627A Pending JP2004272543A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 改札システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004272543A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007026229A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Lyncs Entertainment:Kk | 入退室管理装置、入退室管理方法および当該方法を実施するための記憶媒体 |
JP2007065794A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Tokai Riken Kk | 画像表示制御システム、認証システム及びアプリケーション管理装置 |
CN103218254A (zh) * | 2013-04-15 | 2013-07-24 | 广州新科佳都科技有限公司 | 一种多队列的自动售检票数据处理方法 |
-
2003
- 2003-03-07 JP JP2003061627A patent/JP2004272543A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007026229A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Lyncs Entertainment:Kk | 入退室管理装置、入退室管理方法および当該方法を実施するための記憶媒体 |
JP2007065794A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Tokai Riken Kk | 画像表示制御システム、認証システム及びアプリケーション管理装置 |
CN103218254A (zh) * | 2013-04-15 | 2013-07-24 | 广州新科佳都科技有限公司 | 一种多队列的自动售检票数据处理方法 |
CN103218254B (zh) * | 2013-04-15 | 2016-04-27 | 广州新科佳都科技有限公司 | 一种多队列的自动售检票数据处理方法 |
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