JP2004270918A - 軟質ボードへの取り付け用ピン - Google Patents

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Abstract

【課題】二本の針が軟質ボード内で元の形状に開脚することにより、抜ける方向への移動の発生がなく、取付け相手の固定に緩みが生じないと共に、軟質ボードへの押し込みが軽い力で行える軟質ボードへの取り付け用ピンを提供する。
【解決手段】先端側で開脚する先鋭な二本の針12、12が、ばね性を有する一本の線材を用い、この線材を二つ折り方向に折り曲げ側でクロスするように折り曲げることで二本に形成され、この二本の針12、12の先端側を、二本の針12、12の通過を許容するワッシャー15で閉脚状態に保持している。
【選択図】図1

Description

この発明は、石膏ボードのような軟質のボードに各種部材を取り付けるために用いるピンに関する。
石膏ボードのような脆弱なボードに各種部材を取り付ける場合、単脚のピンや釘では抜け止め機能が得られないため、ボードに打ち込んだ状態で開脚することで耐引き抜き強度が得られるようにした開脚式ピンの使用が必要になる。
図15は、従来の開脚式ピンの一例を示し、ピン体1と座金2の組み合わせからなり、ピン体1は間隔をおいて平行し、対向面の先端に傾斜面3が形成された二本の脚体4を頭部5で結合した構造を有し、座金2には二本の脚体4が通過可能となる誘導孔6が設けられている。
このような開脚式ピンで軟質ボードAに取付け相手Bを取り付けるには、図15(A)のように、軟質ボードAに取付け相手Bと座金2を重ね、座金2の誘導孔6にピン体1の二本の脚体4を挿入し、このピン体1を軟質ボードAに向けて打ち込むと、脚体4は座金2による誘導と先端の傾斜面3とで強制的に開脚しながら軟質ボードA内に進入し、図15(B)のように、開脚状態で被締結物を軟質ボードに固定化する(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−317728号公報(第1頁、図1、図15乃至図21)
ところで、製品の状態で二本の脚体4が平行し、打ち込みによってこの脚体4を強制的に開脚するようにした開脚式ピンの場合、軟質ボードAに打ち込んだ状態で、両脚体4には元の平行状態に戻ろうとする復元力が働き、この復元力でピン体1は少し抜ける方向に移動し、取付け相手Bの固定に緩みが生じるという問題がある。
また、軟質ボードAに対する打ち込み時に、無理に両脚体4を広げようとするため、ピン体1の打ち込みに大きな力が必要になる。
そこで、この発明の課題は、予め開脚状態に形付けされた二本の針を、閉脚状態に保持して軟質ボードに押し込むことにより、軟質ボード内で元の形状に開脚させるようにし、これにより、抜ける方向への移動の発生がなく、取付け相手の固定に緩みが生じないと共に、軟質ボードへの押し込みが軽い力で行える軟質ボードへの取り付け用ピンを提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、自然状態で先端側が開脚する先鋭な二本の針を有し、この二本の針の先端側を、二本の針の通過を許容するワッシャーで閉脚状態に保持した構成を採用したものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、上記二本の針が、ばね性を有する一本の線材を用い、この線材を二つ折りにして途中でクロスするように折り曲げることで二本に形成され、二本の針は、上記折り曲げ部分が頭部となり、クロス部分から先端側が開脚している構成を採用したものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、上記二本の針が、ばね性を有する二本の線材を用い、この二本の線材を先端側で開脚する配置となるよう基端を頭部材に固定することで形成されている構成を採用したものである。
請求項4の発明は、請求項2の発明において、上記二本の針の折り曲げ部分で形成された頭部に、この頭部を覆う頭部材を外嵌状に取付け、この頭部材が、線材の二つ折りによって形成された頭部の環状部に対する嵌合部材により、二本の針に対して抜け止め状に取り付けられている構成を採用したものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの発明において、上記二本の針の途中の位置に、先端側が開脚方向に向くように屈曲する折り曲げ部が設けられている構成を採用したものである。
この折り曲げ部は、二本の針がクロスしている場合、丁度クロスする部分の位置に設けられている。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかの発明において、上記ワッシャーは、円錐台形となるワッシャー本体に二本の針の先鋭端を挿入する孔を設け、この孔の端部を薄い膜板で閉鎖して形成されている構成を採用したものである。
上記二本の針は、ワッシャーで閉脚状態に保持されているが、軟質ボードに重ねた取付け相手にワッシャーを当接させた状態で軟質ボードに押し込むと、ワッシャーから開放された二本の針は、軟質ボード内で元の開脚状態に戻ることになり、従って、二本の針は閉脚することがないので抜ける方向への移動の発生がなく、取付け相手の固定に緩みが生じないことになる。
上記二本の針の先端側は、押し込み時に開脚しやすいよう、開脚方向の位置が尖るような傾斜面や円錐形にした先鋭端になっている。
以上のように、この発明によると、先端側で開脚する先鋭な二本の針の先端側を、二本の針の通過を許容するワッシャーで閉脚状態に保持したので、軟質ボードに押し込んだとき、開脚形状が形付けされた二本の針は、軟質ボード内で元の開脚状態になり、このため、二本の針には閉脚による抜ける方向への移動の発生がなく、軟質ボードに対して取付け相手を緩みのない状態で固定することができる。
また、軟質ボードに対する押し込み時において、二本の針は自身の持つ復元弾性で開脚することになり、無理に開脚させる場合に比べて軽い力で押し込むことができることになる。
更に、二本の針の途中に折り曲げ部を設けると、針の剛性が高まり、引き抜き力が作用した場合でも、閉脚方向への移動を阻止することができ、従って、耐引き抜き強度の向上が図れることになる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1(A)と(B)に示す第1の実施の形態において、軟質ボードへの取り付け用のピン11は、自然状態で先端側が開脚すると共に、閉脚状態から開脚状態への復元弾性を備えた所定長さの二本の針12、12を有し、二本の針12、12の先端側は開脚方向の位置が尖るような先鋭端13aとなる傾斜面13に形成され、この二本の針12、12の先端側を、二本の針12、12の通過を許容する孔14を有するワッシャー15で閉脚状態に保持した構造になっている。
上記二本の針12、12は、ばね性を有する一本の線材を用い、この線材を中間部で二つ折りにして途中でクロスするように折り曲げることで二本に形成され、従って、自然状態のピン11は、図1(A)のように、上記折り曲げ部分によって形成された環状の頭部16と、この頭部16の下端に位置するクロス部分から先端側がハ字状に開脚する二本の針12、12とを備えた形状になっている。
図3(A)と(B)に示す第2の実施の形態のピン11は、所要形状を有する別部材の頭部材17に、先端側が先鋭端13aに形成された二本の針12、12を、頭部材17側でクロスし、このクロス部分から先端側がハ字状に開脚するよう固定し、この二本の針12、12の先端側を、二本の針12、12の通過を許容する孔を有するワッシャー15で閉脚状態に保持した構造になっている。
上記二本の針12、12は、図3(A)のように、先端側が先鋭端13に形成されたばね性を有する二本の独立した金属線材を用い、この二本の線材を、自然状態において、頭部材17側でクロスして先端側で開脚する配置となるようその基端が頭部材17に固定されている。
図4(A)と(B)に示す第3の実施の形態のピン11は、上記した第1の実施の形態のピン11において、二本の針12、12の途中の位置に、それぞれの針12、12の先端側が開脚方向に向くように屈曲する折り曲げ部31、31を設けたものである。
この折り曲げ部31、31の角度は、開脚方向に少し屈曲して両針12、12がハ字状の配置になるように設定すればよく、折り曲げ部31、31を設ける位置は針12、12の途中であればよいが、図示のように、両針12、12のクロス部分の位置に設けるのが好ましい。
この第3の実施の形態のように、針12、12の途中の位置に折り曲げ部31、31を設けると、針12、12の曲げ方向に対する剛性が高まり、軟質ボード内に差し込んだ開脚状態において、引き抜き力が作用した場合も、針12、12の閉脚方向への移動性が低下し、これによって耐引き抜き強度を向上させることができる。
このような第3の実施の形態で示した針12、12の折り曲げ部31、31は、当然ながら図3の第2の実施の形態のピン11に対しても採用することができる。
図5(A)と(B)に示す第4の実施の形態のピン11は、上記した第3の実施の形態のピン11において、二本の針12、12の折り曲げ部分で形成された頭部16に、この頭部16を覆う別体の頭部材21を外嵌状に取付けたものであり、また、図11(A)と(B)に示す第5の実施の形態のピン11は、上記した第1の実施の形態のピン11において、二本の針12、12の折り曲げ部分で形成された頭部16に、第4の実施の形態とは別の構造の頭部材21を外嵌状に取付けたものである。
先ず、図11(A)と(B)の第5の実施の形態で示した頭部材21は、金属や合成樹脂を用い、図13のように、二つ割りとなる一対の頭部材単体22と22からなり、両者を組み合わせ状態で一端が閉鎖された円筒状となり、内部の空間に頭部16を収納すると共に、一方頭部材単体22に設けたピン23がこの頭部16によって形成された環状部に対する貫通部材となり、ピン23を他方頭部材単体22に設けた孔に圧入することで、両頭部材単体22と22が組み合わせ状態で結合され、上記ピン23により頭部材21が二本の針12、12に対して抜け止め状になっていると共に、図示の場合、頭部材21の開口端は、ワッシャー15が収まる内径の拡形部24に形成されている。
次に、第4の実施の形態で示した頭部材21は、図5乃至図7のように、合成樹脂を用いた一体構造になっており、上端側の外周に大径鍔32を有する短い円軸状に形成されれ、下端にワッシャー15が収まる内径の収納孔33が設けられている。
この頭部材21には、収納孔33の内端中央部で開口する断面長円形の頭部挿入溝34と、同様の断面長円形となり、頭部挿入溝34の両側に平行して位置する一対の逃がし溝35とが設けられ、上記頭部挿入溝34の対向する両側の内面に一対の弧状突起36が設けられている。
上記頭部挿入溝34の両側に一対の逃がし溝35、35を接近して並べると、頭部挿入溝34の両側は薄い壁37となり、この壁37の存在によって頭部挿入溝34の両側は合成樹脂の弾力性を持つことになる。
従って、ピン11の頭部16を頭部挿入溝34に圧入すると、両側の壁37の弾力性によって、頭部16を形成する線材は弧状突起36、36間を押し開いて通過し、この通過後に両側の壁37が復元することで両弧状突起36、36が頭部16内の環状孔に係合し、図5のように、ピン11の頭部16に対して頭部材21を抜け止め状態に取り付けることができ、このため、ピン11の頭部16に対する頭部材21の取付け作業が簡単に行えることになる。
図8と図9は、第4の実施の形態で示した頭部材21の他の例を示し、頭部挿入溝34の対向する両側の内面の一面側をフラットにし、他面側に頭部16の係止突起51を、一面側との間に頭部16を形成する線材の弾力的な通過を許容する隙間を形成して突出するように設けた構造になっている。
この係止突起51は、頭部16の内側空間が嵌まるような条件で上下に長く、下部に頭部16の差し込みを容易にする傾斜面52を有し、上端部に頭部16の係止段部53を設けて形成され、ピン11の頭部16を頭部挿入溝34に圧入すると、両側の壁37の弾力性によって、頭部16を形成する線材は係止突起51と一面側との間を押し開いて通過し、この通過後に両側の壁37が復元することで係止突起51が頭部16内の環状孔に嵌合し、図8のように、係止段部53により、ピン11の頭部16に対して頭部材21を抜け止め状態に取り付けることができることになる。
なお、ワッシャー15による針12、12の閉脚状態の保持は、第1や第2の実施の形態において、先鋭端13aがワッシャー15から少し突出している状態を図示したが、先鋭端13aがワッシャー15から全く突出していない状態にしてもよいと共に、両針12、12の先端は、図14(A)のように、対向面側を傾斜状にカットして先鋭端13aとするほか、図14(B)の如く、円錐形にして先鋭端13aとしたものでもよい。
図4に示した第3の実施の形態では、先鋭端13aが全く突出していない状態にできるワッシャー15の例を示している。
このワッシャー15は、円錐台形のテーパ状となるワッシャー本体38の大径端に鍔39を周設し、このワッシャー本体38に大径端で開口する孔40を設け、ワッシャー本体38の小径端側における孔40の端部を、先鋭端13aで破壊することができる薄い膜板41で閉鎖した構造になっている。
このように、孔40の端部を膜板41で閉鎖すると、孔40に挿入した先鋭端13aがワッシャー15の内部に留まり、先鋭端13aが露出しないので安全であると共に、膜板41があるため、針12、12が開く力でワッシャー15が針12、12の上部に移動するのを防止することができる。
また、ワッシャー本体38は、円錐台形のテーパ状に形成したので、ピン11による取付け時において、図10のように、取付け相手Bの取付け孔18に入れることが容易になる。
この発明のピンは、上記のような構成であり、次に、このピンの使用方法を説明する。
図2は、図1に示した第1の実施の形態のピン11を用いた取付け例を示し、軟質ボードAに取付け相手Bを重ね、図2(A)のように、この取付け相手Bに予め穿設しておいた取付け孔18の部分に、二本の針12、12をワッシャー15で閉脚状態に保持したピン11を臨ませ、ワッシャー15を取付け孔18の部分で取付け相手Bに重ねた状態で、ピン11の針12、12を軟質ボードAに向けて押し込むようにする。
軟質ボードAに向けて押し込まれるピン11の針12、12は、ワッシャー15の孔14を通過することで閉脚状態が解かれることになり、針12、12は開脚状態が形付けされているので、軟質ボードA内への進入と共に自身の持つ復元弾性で開脚することになり、図2(B)のように、頭部16がワッシャー15に対して進入不能となった時点でピン11の押し込み不能になり、このようなピン11の完全な押し込み状態で針12、12は軟質ボードA内で開脚し、取付け相手Bを軟質ボードAに対して固定化する。
上記軟質ボードAに対するピン11の押し込み時において、針12、12は自身の持つ復元弾性で開脚することになり、無理に開脚させる場合に比べて軽い力で押し込むことができる。
また、二本の針12、12は、開脚形状が形付けされた状態であるので、軟質ボードA内で元の開脚状態になり、このため、二本の針12、12には閉脚による抜ける方向への移動の発生がなく、取付け相手Bの固定に緩みが生じないことになる。
なお、図3に示した第2の実施の形態のピン11と、図4に示した第3の実施の形態のピン11においても、上記した第1の実施の形態のピンと同様の操作で軟質ボードAに取付け相手Bを固定することができ、第2の実施の形態のピン11の場合、頭部材17がワッシャー15に当接した完全な押し込み状態で、取付け相手Bを軟質ボードAに対して固定化することができる。
更に、図5に示した第4の実施の形態のピン11は図10に示すように、また、図11に示した第5の実施の形態のピン11は図12に示すように、上記した第1の実施の形態のピン11と同様の操作で軟質ボードAに取付け相手Bを固定することができ、図10(B)や図12(B)のごとく、頭部材21がワッシャー15に外嵌する状態で、取付け相手Bを軟質ボードAに対して固定化することができる。
上記のように、第2の実施の形態の頭部材17や第4及び第5の実施の形態の頭部材21を設けたピン11は、取付け相手Bの固定に対する見た目の仕上がりが良いだけでなく、指先での押し込み操作が円滑に行えるという利点がある。
また、図4に示した第3と図5に示した第4実施の形態のピン11のように、二本の針12、12の途中に折り曲げ部31、31を設けたものは、この折り曲げ部31、31によって針12、12の曲げ方向に対する剛性が高まり、軟質ボードA内に差し込んだ開脚状態において、引き抜き力が作用した場合も、針12、12の閉脚方向への移動性が低下することになり、ピン11の耐引き抜き強度を一段と向上させることができる。
(A)は第1の実施の形態のピンを示す自然状態の正面図、(B)は同上のピンにおける針をワッシャーで閉脚状態にした正面図 (A)は第1の実施の形態のピンを用いた取付け相手の固定前を示す縦断正面図、(B)は同じく取付け相手の固定状態を示す縦断正面図 (A)は第2の実施の形態のピンを示す自然状態の正面図、(B)は同上のピンにおける針をワッシャーで閉脚状態にした正面図 (A)は第3の実施の形態のピンを示す自然状態の正面図、(B)は同上のピンにおける針をワッシャーで閉脚状態にした正面図 (A)は第4の実施の形態のピンを示す自然状態の縦断正面図、(B)は同上の縦断側面図 (A)は第4の実施の形態のピンに用いる頭部材の拡大した正面図、(B)は同側面図 (A)は第4の実施の形態のピンに用いる頭部材の拡大した縦断面図、(B)は(A)の矢印b−b線に沿う横断平面図 (A)は第4の実施の形態のピンに他の例の頭部材を取り付けた自然状態の縦断正面図、(B)は同上の縦断側面図 (A)は第4の実施の形態のピンに用いる他の例の頭部材の拡大した縦断正面図、(B)は(A)の矢印b−b線に沿う横断平面図、(C)は同縦断側面図 (A)は第4の実施の形態のピンを用いた取付け相手の固定前を示す縦断正面図、(B)は同じく取付け相手の固定状態を示す縦断正面図 (A)は第5の実施の形態のピンを示す自然状態の縦断正面図、(B)は同上の縦断側面図 (A)は第5の実施の形態のピンを用いた取付け相手の固定前を示す縦断正面図、(B)は同じく取付け相手の固定状態を示す縦断正面図 第5の実施の形態のピンとこれに用いる頭部材の分解斜視図 (A)は針の先鋭端の斜視図、(B)は針の先鋭端の他の例を示す斜視図 (A)は従来のピンを示す取付け相手の固定前の縦断正面図、(B)は同じく取付け相手の固定状態を示す縦断正面図
符号の説明
11 ピン
12 針
13 傾斜面
13a 先鋭端
14 孔
15 ワッシャー
16 頭部
17 頭部材
18 取り付け孔
21 頭部材
23 ピン
31 折り曲げ部
32 大径鍔
33 収納孔
34 頭部挿入溝
35 逃がし溝
36 弧状突起
38 ワッシャー本体
39 鍔
40 孔
41 膜板
51 係止突起
52 傾斜面
53 係止段部
A 軟質ボード
B 取付け相手

Claims (6)

  1. 自然状態で先端側が開脚する先鋭な二本の針を有し、この二本の針の先端側を、二本の針の通過を許容するワッシャーで閉脚状態に保持した軟質ボードへの取り付け用ピン。
  2. 上記二本の針が、ばね性を有する一本の線材を用い、この線材を二つ折りにして途中でクロスするように折り曲げることで二本に形成され、二本の針は、上記折り曲げ部分が頭部となり、クロス部分から先端側が開脚している請求項1に記載の軟質ボードへの取り付け用ピン。
  3. 上記二本の針は、ばね性を有する二本の線材を用い、この二本の線材を先端側で開脚する配置となるよう基端を頭部材に固定することで形成されている請求項1に記載の軟質ボードへの取り付け用ピン。
  4. 上記二本の針の折り曲げ部分で形成された頭部に、この頭部を覆う頭部材を外嵌状に取付け、この頭部材が、線材の二つ折りによって形成された頭部の環状部に対する嵌合部材により、二本の針に対して抜け止め状に取り付けられている請求項2に記載の軟質ボードへの取り付け用ピン。
  5. 上記二本の針の途中の位置に、先端側が開脚方向に向くように屈曲する折り曲げ部が設けられている請求項1乃至4の何れかに記載の軟質ボードへの取り付け用ピン。
  6. 上記ワッシャーは、円錐台形となるワッシャー本体に二本の針の先鋭端を挿入する孔を設け、この孔の端部を薄い膜板で閉鎖して形成されている請求項1乃至5の何れかに記載の軟質ボードへの取り付け用ピン。
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