JP2004270154A

JP2004270154A - Pavement block

Info

Publication number: JP2004270154A
Application number: JP2003058259A
Authority: JP
Inventors: Mikiaki Yamamoto; 幹晃山本
Original assignee: Toyo Kogyo Co Ltd
Current assignee: Mazda Motor Corp
Priority date: 2003-03-05
Filing date: 2003-03-05
Publication date: 2004-09-30

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a pavement block capable of preventing easy breakage in handling during transportation or the like and diversifying a pavement pattern. <P>SOLUTION: Protrusion 13 are formed on side faces 15 located at longitudinal both ends of a rectangular parallelepiped base body 12 and two pairs of protrusions 14 are formed on the side face 16 intersecting the side faces 15, the protrusion 13 and the protrusion 14 have slope faces 21, 22 slanting downward from the base body 12 to the outside in a plan view so as to vegetate in the upper side, and collide with either protrusion 13 or protrusion 14 of the other pavement block when parallelly arranged in the closest condition. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、施工時に植生用の客土から部分的に露出するように並設され、舗装地帯を緑化することが可能な舗装用ブロックに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、舗装地帯を植生により緑化可能とする舗装用ブロックとしては、非特許文献１や非特許文献２に記載されているように、客土が収容される貫通孔を備えるものが通例であった。このようなブロックでは、貫通孔の面積が緑化可能面積と等しくなるので、舗装地帯の緑化率を高めるためにはブロック全体を平面視したときに貫通孔が占める面積比を大きくする必要があった。また、昨今では環境問題に対する配慮等からより高い緑化率が求められており、例えば財団法人日本環境協会において「植生が可能な舗装用ブロック」としての認定（エコマークの認定）を受けるためには、「客土面積が６０％以上」との要件が課されている。この要件を上記のように貫通孔面積が緑化可能面積と等しいブロックで満たそうとすると、貫通孔周囲のブロックの肉厚が非常に薄くなり、容易に損壊を招くという問題があった。
【０００３】
一方、貫通箇所の面積を超えて緑化可能面積を確保する舗装用ブロックとして、特許文献１に記載の舗装材が考案されている。図１１に示すように、この舗装材１は、略方形の平面視形状を呈し、上面に四つの凸部２が方陣状に配置されているとともに、中央に上面から下面まで貫通する貫通孔３が形成されている。各凸部２は、貫通孔３に連なるように縦横に設けられた深さ３０ｍｍ以上の凹溝４により区画され、舗装材１の四側面の中央には縦溝５が、四隅部には上下に延在する切欠部６がそれぞれ設けられている。
【０００４】
舗装材１は、図１２に示すように、路盤７上に舗装用タイル８に沿って格子状に敷き並べられる。そして、図１３及び図１４に示すように、貫通孔３、凹溝４及び縦溝５や切欠部６により形成される上下方向孔が植生用の客土９により埋められることによって、舗装材１は高い緑化率を実現することができる。また、舗装材１は超硬練りコンクリートを材料として即時脱型により製造されるが、これによりブロックの製造効率が高められている。
【０００５】
【特許文献１】
特許第２６８４９７４号公報
【非特許文献１】
社団法人日本建築学会編、「建築工事標準仕様書・同解説７メーソンリー工事」、第２版、社団法人日本建築学会、２０００年１月、ｐ．３７８
【非特許文献２】
「インターロッキングブロック舗装設計施工要領」、初版、社団法人インターロッキングブロック舗装技術協会、２０００年７月、ｐ．１９７
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記舗装材１では、客土容量を確保して植生面積を増大させるために凸部２が比較的深い凹溝４により細かく区画され、凹溝４に連なる貫通孔３も形成されているので、この凹溝４や貫通孔３により囲まれてなる部分（図中、符号１０で表す。）がやはり脆弱であって、舗装材１の搬送時や施工時、使用時等にその部分が破損するおそれがあり、強度的な問題が解消されているとは必ずしも言い難かった。
【０００７】
また、舗装材１を路盤７上に最密となるように（余分な隙間なく）敷き詰めようとした場合、敷設パターンは図１２に示すものに限られるので、敷石パターン（ブロックの露出パターン）は図１３に示すものに限られてしまい、パターンが単純であるという不都合もあった。
【０００８】
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、輸送時等の取扱時における容易な破損を防止することができるとともに、敷石パターンを多様化させることができる舗装用ブロックを提供することを課題としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項１に係る発明は、長方体状の基体の長手方向両端に位置する第一の側面に第一の突出部が形成され、前記第一の側面と交差する第二の側面に第二の突出部が複数形成され、前記第一の突出部及び前記第二の突出部が、その上方に植生可能なように前記基体から平面視外側に向かって下方に傾斜する上面を有するとともに、最密状態で並設されたときに他の舗装用ブロックの第一の突出部又は第二の突出部のいずれかと衝合する舗装用ブロックを特徴とする。
【００１０】
請求項２に係る発明は、請求項１に記載の舗装用ブロックにおいて、前記長手方向の寸法と前記長手方向に直交する方向の寸法との積に対する前記基体の上面の面積が所定割合未満に設定され、前記基体の上面以外の部分が施工時に植生用の客土に覆われることにより、６０％以上の植生面積を確保可能であることを特徴とする。
【００１１】
請求項３に係る発明は、請求項１又は請求項２に記載の舗装用ブロックにおいて、前記第二の側面に前記第二の突出部が二つずつ形成され、前記長手方向の寸法と前記長手方向に直交する方向の寸法との比が２：１であることを特徴とする。
【００１２】
請求項４に係る発明は、請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の舗装用ブロックにおいて、前記第一の側面と前記第一の突出部とがＲにより連続し、又は前記第二の側面と前記第二の突出部とがＲにより連続することを特徴とする。
【００１３】
請求項５に係る発明は、請求項１乃至請求項４のいずれかに記載の舗装用ブロックにおいて、前記基体の上面を含む表層部と他の部分とが異なるコンクリート材料により形成されていることを特徴とする。
【００１４】
本発明によれば、舗装用ブロックが直方体状の基体の周囲に突出部が設けられるだけで概略構成され、貫通孔等の存在に起因する脆弱な部分を有しないので、植生面積を確保しつつも輸送時等における容易な破損を防止することができる。
【００１５】
また、舗装用ブロックが最密状態で並設されたときに、第一の突出部及び第二の突出部が他の舗装用ブロックの第一の突出部又は第二の突出部のいずれかと衝合するので、舗装用ブロックを向きを揃えて敷設することも向きを異ならせて敷設することも可能となり、敷石パターンを多様化させることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００１７】
図１乃至図４は、本発明に係る舗装用ブロックを示す。このブロック１１は、コンクリート材料を乾式インターロッキングブロック成型機（又は乾式コンクリート平板成型機）により成型加工して製造され、長方体状の基体１２の周囲に突出部１３，１４が形成されて概略構成されている。
【００１８】
すなわち、基体１２の長手方向両端に位置する側面１５には突出部１３が形成され、基体１２の側面１５と交差する側面１６には突出部１４が二つずつ形成され、ブロック１１の前後左右が対称となっている。基体１２の上面１７は、施工時に敷石として地表に露出する敷石面１８と、敷石面１８の周囲に一段下がって形成された縁部１９と、敷石面１８及び縁部１９の間に形成された面取部２０とにより構成されている。
【００１９】
突出部１３及び突出部１４の各上面は、基体１２から平面視外側に向かって下方に傾斜し、突出部１３の上面を傾斜面２１、突出部１４の上面を傾斜面２２とすると、傾斜面２１，２２はともに縁部１９に連続する。その突出部１３，１４の端面２３，２４は垂直に起立し、端面２３，２４の向かって左寄りの箇所には上下方向に延在して目地幅を保つ突起部２５，２６が形成されている。また、端面２３の高さ寸法ｈ_１と端面２４の高さ寸法ｈ_２とはともに等しく（ｈ_１＝ｈ_２）、端面２３の幅寸法ｄ_１と端面２４の幅寸法ｄ_２とはともに等しく（ｄ_１＝ｄ_２＜ｄ_３、ｄ_３：側面１５の幅寸法）、突起部２５の突出量ｔ_１と突起部２６の突出量ｔ_２とはともに目地幅に等しい（ｔ_１＝ｔ_２）。さらに、ブロック１１の上記長手方向の寸法（長さ寸法）Ｌとその長手方向に直交する方向の寸法（幅寸法）Ｄとの間にはＬ：Ｄ＝２：１の関係が成り立ち、互いに隣接する端面２３及び端面２４の各延長面の交線Ｃから端面２３，２４までの距離をｃ_１，ｃ_２とすると、距離ｃ_１，ｃ_２の間にはｃ_１＝ｃ_２の関係が成り立つ。
【００２０】
一方、長さ寸法Ｌと幅寸法Ｄとの積（Ｌ×Ｄ）に対する基体１２の上面１７の面積Ｓ（水平面への投影面積（平面視したときの面積））は所定割合未満に設定され、ここでは端面２３の延長面と端面２４の延長面とにより囲まれる矩形領域の面積｛（Ｌ−２ｔ_１）×（Ｄ−２ｔ_２）｝に対するＳの割合が次式のように４０％未満となっている。
【００２１】
Ｓ／（Ｌ×Ｄ）＜Ｓ／｛（Ｌ−２ｔ_１）×（Ｄ−２ｔ_２）｝＜０．４０ …▲１▼
なお、側面１６及び突出部１４は、突出部１４に形成された湾曲部２７，２８によりＲで連続し、突出部の存在による形状の急峻な変化（例えば図２において破線で示すような形状変化）が抑制されているので、ブロック内部における応力集中が緩和されて強度が高められている。
【００２２】
このブロック１１が最密状態で並設されるときには、例えば図５乃至図７に示すような敷設パターンが考えられる。図５は、複数のブロック１１が向きを揃えて、かつ、長手方向に位置を揃えて配置される例を示し、このときブロック１１の突出部１３は他のブロック１１の突出部１３と衝合し、側面１６における突出部１４，１４は別のブロック１１の側面１６における突出部１４，１４と衝合する。図６は、複数のブロック１１が向きを揃えて、かつ、長手方向に位置をずらして配置される例を示し、このときブロック１１の突出部１３は他のブロック１１の突出部１３と衝合し、側面１６における突出部１４，１４の一方は別のブロック１１の突出部１４と衝合し、他方はさらに別のブロック１１の突出部１４と衝合する。図７は、複数のブロック１１が向きを異ならせて配置される例を示し、このときブロック１１の突出部１３は他のブロック１１の突出部１４と衝合し、側面１６における突出部１４，１４の一方は別のブロック１１の突出部１３と衝合し、他方はさらに別のブロックの突出部１４と衝合する。
【００２３】
ブロック１１が図５乃至図７に示すように敷き詰められると、突出部１３，１４の上方、これらにより形成される柱状空間（符号２９〜３３で表す。）及び目地は客土により埋められ、この客土に芝生が植生されることによって、図８乃至図１０に示すように基体１２の敷石面１８のみが客土（芝生）３４から露出した舗装地帯の施工が完了する。ここでは、舗装地帯の植生面積が６０％以上に確保されているが、仮に客土３４が縁部１９を覆うに至らず上面１７の全体が露出したとしても、式▲１▼により上記６０％の緑化率はなお確保される。
【００２４】
この実施の形態に係るブロック１１は、直方体状の基体１２の周囲に突出部１３，１４が設けられるだけで概略構成され、貫通孔等の存在に起因する脆弱な部分を有しないので、植生面積を確保しつつも輸送時等における容易な破損を防止することができる。
【００２５】
また、ブロック１１が最密状態で並設されたときに、突出部１３及び突出部１４が他のブロック１１の突出部１３又は突出部１４のいずれかと衝合するので、ブロック１１を向きを揃えて敷設することも向きを異ならせて敷設することも可能となり、敷石面１８のパターンを多様化させることができる（図８乃至図１０参照）。ここでは特にブロック１１の長さ寸法Ｌと幅方向Ｄとの比が２：１であるので、ブロック１１の向きを規則的に直交させながら敷設することが容易で、敷石パターンに変化を付けやすい。
【００２６】
さらに、ブロック１１は乾式インターロッキングブロック成型機（又は乾式コンクリート平板成型機）により製造されるので、基体１２の上面１７を含む表層部（図１において符号３５で表す。）とその基層部（図１において符号３６で表す。）とを異なるコンクリート材料で形成することができる。つまり、乾式インターロッキングブロック成型機等では複数回のプレスを行うことが可能であるので、基層部３６が意匠性を要しない場合にはまず安価な材料を給材・加圧して基層部３６を成型し、つぎに意匠性を発揮する高価な材料を基層部３６の上部に給材し加圧して表層部３５を成型する。このようにブロック１１を複数層に分けて成型することによって、本来客土から露出する表層部３５にのみ必要な高価な材料を基層部３６にまで用いる必要がなくなり、ブロック１１の美感を損なうことなく大幅なコストダウンを図ることが可能となる。
【００２７】
なお、本発明は上述した形態に限られるものではなく、例えば上記実施の形態では基体１２の側面１５は外部から見えない仮想的なものであるが、突出部１３の形状を変えて側面１６のように外部から一部が見えるようにしてもよい。また、側面１６には突出部１４が二つずつ設けられることとしたが、側面１６に突出部１４を三つ以上設け、その数に合わせてＬ：Ｄの比を変化させてもかまわない。
【００２８】
【発明の効果】
本発明に係る舗装用ブロックは、以上説明したように構成したので、輸送時等の取扱時における容易な破損を防止することができるとともに、敷石パターンを多様化させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】発明の実施の形態に係る舗装用ブロックを示す斜視図である。
【図２】図１の舗装用ブロックを示す正面図である。
【図３】図１の舗装用ブロックを示す平面図である。
【図４】図１の舗装用ブロックを示す側面図である。
【図５】図１の舗装用ブロックの並設方法の例を示す平面図である。
【図６】図１の舗装用ブロックの並設方法の他の例を示す平面図である。
【図７】図１の舗装用ブロックの並設方法のさらに他の例を示す平面図である。
【図８】図５の並設方法による敷石パターンを示す平面図である。
【図９】図６の並設方法による敷石パターンを示す平面図である。
【図１０】図７の並設方法による敷石パターンを示す平面図である。
【図１１】従来の舗装用ブロックを示す斜視図である。
【図１２】図１１の舗装用ブロックの並設方法を示す平面図である。
【図１３】図１２の並設方法による敷石パターンを示す平面図である。
【図１４】図１３のＡ−Ａ線に沿った断面図である。
【符号の説明】
１１舗装用ブロック
１２基体
１３突出部（第一の突出部）
１４突出部（第二の突出部）
１５側面（第一の側面）
１６側面（第二の側面）
３４客土
３５表層部
３６基層部（他の部分）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a pavement block which is juxtaposed so as to be partially exposed from vegetation soil during construction, and is capable of greening a pavement zone.
[0002]
[Prior art]
BACKGROUND ART Conventionally, as a pavement block capable of greening a pavement zone by vegetation, as described in Non-Patent Document 1 and Non-Patent Document 2, a block provided with a through-hole for accommodating soil has been generally used. . In such a block, the area of the through hole is equal to the area that can be greened. Therefore, in order to increase the greening rate of the pavement area, it is necessary to increase the area ratio occupied by the through hole when the entire block is viewed in plan. . In recent years, higher greening rates have been demanded in consideration of environmental issues. For example, in order to receive certification as a "vegetable pavement block" (Eco Mark certification) by the Japan Environment Association, , The requirement that "the area of the guest soil is 60% or more" is imposed. When trying to satisfy this requirement with a block whose through-hole area is equal to the greenable area as described above, there is a problem that the thickness of the block around the through-hole becomes extremely thin, and the block is easily damaged.
[0003]
On the other hand, a pavement material described in Patent Literature 1 has been devised as a pavement block that secures a greenable area beyond the area of the penetrating portion. As shown in FIG. 11, the pavement material 1 has a substantially rectangular shape in plan view, and has four projections 2 arranged in a square pattern on the upper surface, and a through hole 3 penetrating from the upper surface to the lower surface in the center. Is formed. Each convex portion 2 is defined by a concave groove 4 having a depth of 30 mm or more provided vertically and horizontally so as to be continuous with the through hole 3. A vertical groove 5 is formed at the center of the four side surfaces of the pavement material 1, and a vertical groove is formed at the four corners. Are respectively provided.
[0004]
As shown in FIG. 12, the pavement material 1 is laid on the roadbed 7 along the pavement tile 8 in a grid pattern. As shown in FIGS. 13 and 14, the vertical holes formed by the through-holes 3, the concave grooves 4, the vertical grooves 5, and the cutouts 6 are filled with vegetation soil 9, so that the pavement material 1 is formed. Can achieve a high greening rate. Further, the pavement material 1 is manufactured by immediate demolding using ultra-hardened concrete as a material, thereby increasing the block manufacturing efficiency.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2684974 [Non-Patent Document 1]
Architectural Institute of Japan, ed., “Standard Construction Specifications and Commentary 7 Masonry Construction”, 2nd edition, Architectural Institute of Japan, January 2000, p. 378
[Non-patent document 2]
"Interlocking Block Pavement Design and Construction Guidelines", First Edition, Interlocking Block Pavement Technology Association, July 2000, p. 197
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the pavement material 1, the convex portion 2 is finely divided by a relatively deep concave groove 4 in order to secure the required soil volume and increase the vegetation area, and the through hole 3 connected to the concave groove 4 is also formed. Therefore, the portion surrounded by the concave groove 4 and the through hole 3 (indicated by reference numeral 10 in the figure) is also fragile, and the portion is conveyed when the pavement material 1 is transported, constructed, used, and the like. There was a risk of breakage, and it was not always possible to say that the problem of strength had been solved.
[0007]
When the pavement material 1 is to be laid on the roadbed 7 so as to be closest (with no extra gap), the laying pattern is limited to that shown in FIG. There is also an inconvenience that the pattern is limited to that shown in FIG. 13 and is simple.
[0008]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a pavement block that can prevent easy damage during handling such as transportation and can diversify a paving stone pattern. Is an issue.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the invention according to claim 1 is configured such that a first protrusion is formed on a first side face located at both ends in the longitudinal direction of a rectangular body, and intersects the first side face. A plurality of second protrusions are formed on the second side surface, and the first protrusion and the second protrusion are inclined downward from the base toward the outside in a plan view so that they can be vegetated thereabove. And a pavement block having a top surface that collides with one of the first protrusions and the second protrusions of another pavement block when they are juxtaposed in a close-packed state.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the paving block according to the first aspect, an area of the upper surface of the base with respect to a product of the dimension in the longitudinal direction and a dimension in a direction perpendicular to the longitudinal direction is set to be less than a predetermined ratio. A portion other than the upper surface of the base is covered with vegetation soil during construction, so that a vegetation area of 60% or more can be secured.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the paving block according to the first or second aspect, two of the second protrusions are formed on the second side surface, and the dimension in the longitudinal direction and the length of the second projection are formed. The ratio to the dimension in the direction perpendicular to the direction is 2: 1.
[0012]
The invention according to claim 4 is the paving block according to any one of claims 1 to 3, wherein the first side surface and the first protrusion are continuous with each other by R, or The side surface and the second protrusion are continuous with each other by R.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, in the pavement block according to any one of the first to fourth aspects, a surface layer portion including an upper surface of the base and another portion are formed of different concrete materials. Features.
[0014]
According to the present invention, the pavement block is schematically configured only by providing the protruding portion around the rectangular parallelepiped base, and has no fragile portion due to the presence of the through-holes or the like. Also, it is possible to prevent easy breakage during transportation.
[0015]
Also, when the paving blocks are juxtaposed in a close-packed state, the first projection and the second projection impinge on either the first projection or the second projection of another paving block. Therefore, the paving blocks can be laid in the same direction or in different directions, and the paving stone pattern can be diversified.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0017]
1 to 4 show a pavement block according to the present invention. The block 11 is manufactured by molding a concrete material by a dry interlocking block molding machine (or a dry concrete flat plate molding machine), and is formed by forming projections 13 and 14 around a rectangular base 12. It is configured.
[0018]
That is, the protrusions 13 are formed on the side surfaces 15 located at both ends in the longitudinal direction of the base 12, and two protrusions 14 are formed on the side surfaces 16 intersecting the side surfaces 15 of the base 12, and the front, rear, left and right of the block 11 It is symmetric. An upper surface 17 of the base 12 is formed on a paving stone surface 18 exposed to the ground surface as a paving stone at the time of construction, an edge 19 formed one step lower around the paving stone surface 18, and formed between the paving stone surface 18 and the edge portion 19. And a chamfer 20.
[0019]
The upper surfaces of the protrusions 13 and 14 are inclined downward from the base 12 toward the outside in a plan view. When the upper surface of the protrusion 13 is the inclined surface 21 and the upper surface of the protrusion 14 is the inclined surface 22, Both 21 and 22 are continuous with the edge 19. The end faces 23, 24 of the protruding parts 13, 14 are vertically erected, and protruding parts 25, 26 which extend in the up-down direction and maintain the joint width are formed at positions on the left side toward the end faces 23, 24. . Further, both equal to the height _{h 2} of height _{h 1} and the end face 24 of the end face 23 _(h 1 _{= h} 2), both equal to the width _{d 2} of the width _{d 1} and the end face 24 of the end face 23 _{_{_{(d 1 = d 2 <d}}} 3, d 3: the width of the side surface 15), both equal to joint width and the protrusion amount _{t 1} of protrusion 25 and the protrusion amount _{t 2} of the protruding portion 26 _(t 1 = _{t 2} ). Furthermore, a relationship of L: D = 2: 1 is established between the dimension (length dimension) L of the block 11 in the longitudinal direction and a dimension (width dimension) D in the direction orthogonal to the longitudinal direction, and are adjacent to each other. the distance from the intersection line C of each extension surface of the end face 23 and the end surface 24 to the end face 23, 24 when the _{_c} 1, _c _2, the relationship of _c 1 = _{c 2} holds between the distance _c 1, _{c 2} to .
[0020]
On the other hand, the area S (projected area on the horizontal plane (area when viewed in plan)) of the product (L × D) of the length dimension L and the width dimension D is set to be less than a predetermined ratio, Here, the ratio of S to the area {(L−2t ₁ ) × (D−2t ₂ )} of the rectangular region surrounded by the extension surface of the end surface 23 and the extension surface of the end surface 24 is less than 40% as in the following equation. Has become.
[0021]
S / (L × D) <S / {(L−2t ₁ ) × (D−2t ₂ )} <0.40 ( ₁ )
Note that the side surface 16 and the protruding portion 14 are continuous at R due to the curved portions 27 and 28 formed on the protruding portion 14, and a sharp change in shape due to the presence of the protruding portion (for example, a shape change as indicated by a broken line in FIG. 2). ) Is suppressed, the stress concentration inside the block is reduced, and the strength is increased.
[0022]
When the blocks 11 are juxtaposed in a close-packed state, for example, laying patterns as shown in FIGS. FIG. 5 shows an example in which a plurality of blocks 11 are arranged in the same direction and aligned in the longitudinal direction. At this time, the protruding portion 13 of the block 11 collides with the protruding portion 13 of another block 11. However, the projections 14 on the side surface 16 abut against the projections 14 on the side surface 16 of another block 11. FIG. 6 shows an example in which a plurality of blocks 11 are arranged in the same direction and displaced in the longitudinal direction. At this time, the protruding portions 13 of the block 11 abut against the protruding portions 13 of the other blocks 11. However, one of the protrusions 14, 14 on the side surface 16 abuts with the protrusion 14 of another block 11, and the other abuts with the protrusion 14 of another block 11. FIG. 7 shows an example in which a plurality of blocks 11 are arranged in different directions. At this time, the protruding portions 13 of the block 11 abut against the protruding portions 14 of the other blocks 11, and the protruding portions 14, One of the bumps 14 abuts the protrusion 13 of another block 11 and the other bumps a protrusion 14 of another block.
[0023]
When the block 11 is laid as shown in FIGS. 5 to 7, the space above the protrusions 13 and 14, the columnar spaces (represented by reference numerals 29 to 33) and joints formed by these are filled with soil. When the lawn is vegetated on the guest soil, the construction of the pavement area where only the paving stone surface 18 of the base 12 is exposed from the guest soil (grass) 34 is completed as shown in FIGS. Here, the vegetation area of the pavement zone is ensured to be 60% or more. Even if the soil 34 does not cover the edge 19 and the entire upper surface 17 is exposed, the above equation (1) indicates that the vegetation area is 60%. Greening rate is still secured.
[0024]
The block 11 according to this embodiment is schematically configured only by providing protrusions 13 and 14 around a rectangular parallelepiped base 12 and does not have a fragile portion due to the presence of a through hole or the like. And easy breakage during transportation and the like can be prevented.
[0025]
Further, when the blocks 11 are juxtaposed in a close-packed state, the protruding portions 13 and 14 abut against either the protruding portions 13 or the protruding portions 14 of the other blocks 11, so that the blocks 11 are aligned. It is also possible to lay them in different directions, and to diversify the pattern of the cobblestone surface 18 (see FIGS. 8 to 10). Here, in particular, since the ratio of the length dimension L to the width direction D of the block 11 is 2: 1, it is easy to lay the block 11 while making the direction of the block 11 orthogonal at regular intervals, and it is easy to change the paving stone pattern. .
[0026]
Furthermore, since the block 11 is manufactured by a dry interlocking block molding machine (or a dry concrete flat plate molding machine), the surface layer portion including the upper surface 17 of the base 12 (indicated by reference numeral 35 in FIG. 1) and its base layer portion (see FIG. 1). 1 is denoted by reference numeral 36). That is, since it is possible to perform a plurality of presses with a dry interlocking block molding machine or the like, if the base layer portion 36 does not require a design property, first supply and pressurize an inexpensive material to form the base layer portion 36. Then, an expensive material exhibiting a design property is supplied to the upper portion of the base layer portion 36, and the surface layer portion 35 is formed by pressing. By molding the block 11 into a plurality of layers in this manner, it is not necessary to use expensive materials that are required only for the surface layer 35 which is originally exposed from the soil, up to the base layer 36, and impair the aesthetics of the block 11. It is possible to achieve a significant cost reduction.
[0027]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment. For example, in the above-described embodiment, the side surface 15 of the base 12 is a virtual one that cannot be seen from the outside. As shown in FIG. In addition, although two protrusions 14 are provided on the side surface 16, three or more protrusions 14 may be provided on the side surface 16, and the L: D ratio may be changed according to the number.
[0028]
【The invention's effect】
Since the pavement block according to the present invention is configured as described above, it is possible to prevent easy breakage during handling such as transportation, and to diversify the paving stone pattern.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a pavement block according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing the paving block of FIG. 1;
FIG. 3 is a plan view showing the paving block of FIG. 1;
FIG. 4 is a side view showing the paving block of FIG. 1;
FIG. 5 is a plan view showing an example of a method of juxtaposing the paving blocks of FIG. 1;
FIG. 6 is a plan view showing another example of a method for juxtaposing the paving blocks of FIG. 1;
FIG. 7 is a plan view showing still another example of the juxtaposition method of the paving blocks of FIG. 1;
FIG. 8 is a plan view showing a cobblestone pattern by the juxtaposition method of FIG. 5;
FIG. 9 is a plan view showing a cobblestone pattern by the juxtaposition method of FIG. 6;
FIG. 10 is a plan view showing a paving stone pattern by the juxtaposition method of FIG. 7;
FIG. 11 is a perspective view showing a conventional pavement block.
FIG. 12 is a plan view showing a method for juxtaposing the paving blocks of FIG. 11;
FIG. 13 is a plan view showing a paving stone pattern by the juxtaposition method of FIG. 12;
FIG. 14 is a sectional view taken along line AA of FIG.
[Explanation of symbols]
11 Paving Block 12 Base 13 Projection (First Projection)
14. Projection (second projection)
15 side (first side)
16 Side (second side)
34 Guest soil 35 Surface layer 36 Base layer (other parts)

Claims

長方体状の基体の長手方向両端に位置する第一の側面に第一の突出部が形成され、前記第一の側面と交差する第二の側面に第二の突出部が複数形成され、前記第一の突出部及び前記第二の突出部は、その上方に植生可能なように前記基体から平面視外側に向かって下方に傾斜する上面を有するとともに、最密状態で並設されたときに他の舗装用ブロックの第一の突出部又は第二の突出部のいずれかと衝合することを特徴とする舗装用ブロック。First protrusions are formed on first side surfaces located at both ends in the longitudinal direction of the rectangular body, and a plurality of second protrusions are formed on a second side surface intersecting the first side surface, The first projecting portion and the second projecting portion have an upper surface that is inclined downward from the base toward the outside in a plan view so that vegetation can be vegetated above the first projecting portion and the second projecting portion. A paving block, which abuts on either the first protrusion or the second protrusion of another paving block.

前記長手方向の寸法と前記長手方向に直交する方向の寸法との積に対する前記基体の上面の面積が所定割合未満に設定され、前記基体の上面以外の部分が施工時に植生用の客土に覆われることにより、６０％以上の植生面積を確保可能であることを特徴とする請求項１に記載の舗装用ブロック。The area of the upper surface of the base with respect to the product of the longitudinal dimension and the dimension in the direction perpendicular to the longitudinal direction is set to be less than a predetermined ratio, and a portion other than the upper surface of the base is covered with vegetation soil during construction. The pavement block according to claim 1, wherein a vegetation area of 60% or more can be secured by being performed.

前記第二の側面に前記第二の突出部が二つずつ形成され、前記長手方向の寸法と前記長手方向に直交する方向の寸法との比が２：１であることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の舗装用ブロック。The second protrusion is formed on the second side surface two by two, and a ratio of a dimension in the longitudinal direction to a dimension in a direction orthogonal to the longitudinal direction is 2: 1. The pavement block according to claim 1 or 2.

前記第一の側面と前記第一の突出部とがＲにより連続し、又は前記第二の側面と前記第二の突出部とがＲにより連続することを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれかに記載の舗装用ブロック。The said 1st side surface and the said 1st protrusion part are continuous with R, or the said 2nd side surface and the said 2nd protrusion part are continuous with R, The Claims 1 thru | or 3 characterized by the above-mentioned. The pavement block according to any one of the above.

前記基体の上面を含む表層部と他の部分とが異なるコンクリート材料により形成されていることを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれかに記載の舗装用ブロック。The pavement block according to any one of claims 1 to 4, wherein a surface layer portion including an upper surface of the base and another portion are formed of different concrete materials.