JP2004263875A - 自動変速装置とスロットル弁の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 アクセルの踏み込み量を検出するアクセル踏み込み量検出手段8と、スロットル弁9の開度を調整するスロットル弁制御手段12と、トルクコンバータ3に直結機構4を有する自動変速機2と、自動変速機2を制御する自動変速機制御手段6とを備え、直結機構4が直結トルクの調整を行う直結トルク調整手段5を備え、直結トルク調整手段5が直結中にトルクコンバータを完全に直結させた状態とトルクコンバータのスリップ量を調整するスリップ直結状態とに制御するとともにスリップ直結状態での走行中にアクセル7が踏み込まれた場合にスロットル弁9の動作を制限して直結トルクを増加させた。
【選択図】 図11
Description
この発明の実施の形態1を図について説明する。図1はこの実施の形態1を示す構成図である。図1において、1はエンジン、2は自動変速機、3は自動変速機2が有するトルクコンバータ、3aはトルクコンバータ3のタービン、4はトルクコンバータ3が有するトルクコンバータ3を直結させる直結機構、6は自動変速機2を制御する自動変速機制御手段、7はアクセル、8はアクセル7の踏み込み量を検出するアクセル踏み込み量検出手段、9はスロットル弁、10はスロットル弁を開閉動作させるモータ、11はスロットル弁9の開度を検出するスロットル開度検出手段、12はスロットル弁9の開度を制御するスロットル弁制御手段、13は自動変速機制御手段6とスロットル弁制御手段12とを接続する通信手段である。
実施の形態2について説明する。この実施の形態2の発明は上記実施の形態1と構成は同一であるため、上記実施の形態1にて説明した各部の符号を用い、その構成,符号の説明は省略する。
上記実施の形態1でトルクコンバータ3の直結時のスロットル弁開度の制御特性を変更することについて、アクセル踏み込み量に対して一定の補正を加える一例を説明したが、このトルクコンバータ3が直結中の加速時と定常走行時とで制御特性が変更されるように、タービン回転数(車速度)の変化によって制御特性を変更することも可能である。このスロットル弁9の制御方法を図5を用いて説明する。図5(a)は、上記実施の形態1にて説明した図2と同じくタービン回転数とアクセル踏み込み量に対するトルクコンバータ3の制御を示したものである。図5(a)においてX−a5−Y−b5の各点で囲まれた領域が、スロットル弁9の開度を補正してスロットル弁開度の制御特性を変更する領域(図2のeで示される領域)である。
また、自動変速機2の直結中の加速時には、上記説明と同様に加速開始からの時間に従って、スロットル弁開度の制御に補正を行う。また、その補正量を徐々に減少させていき、タービン回転数がNtYでスロットル弁開度θ1となるようにした例を図6に示している。
同じように、乗員に変速時に大きなショックを与えないようにするため、上記図2のAに示される自動変速機が直結と非直結の切り替わり時には、自動変速機制御手段6とスロットル弁制御手段12との間で通信を行い、スロットル弁開度の変化量を制限して制御される。
自動変速機2が直結中に、アクセル7が操作された場合に、スロットル弁9の動作を制限して、車両の姿勢が乱れないように制御することもでき、アクセル7が踏み込まれた場合には、スロットル弁9の動作を制限して、つまりアクセル7の踏み込み量に対してスロットル弁開度を小さくしたり、また、アクセル7が戻された場合に、スロットル弁9の動作を制限(スロットル弁9の閉じる量を小さく)することで、急激なトルクの発生や、タイヤがロックするほど急激なエンジンブレーキを防ぐようにしたものである。
また、加速開始からの経過時間、すなわちタービン回転数(車速度)の上昇に従って、スロットル弁の開度の制御特性を変更するようにしたので、大きな駆動力が必要な加速開始時には強い駆動力を得て、必要駆動力が減少するとともに車両の駆動力を減少させることで、駆動トルクの変化は、理想的な内燃機関のトルク特性に近付けることができ、良好な走行特性を得ることができる。
また、スロットル弁の開度の制御を補正するようにしたので、理想的な駆動トルク特性に近付け、良好な走行特性を得ることができる。
また、スロットル弁の開度の制御を大きく補正することで、登坂路等での駆動トルクを不足させないようにすることができる。
また、スロットル弁の開度の制御を小さく補正することで、下り坂等での過剰な加速を起こさないようにすることができる。
また、加速時に、アクセル踏み込み量に対するスロットル弁開度に補正を行い、大きな駆動力が必要な加速時には強い駆動力を得ることができる。
また、加速開始からの経過時間に従って、スロットル弁の開度の制御特性を補正するようにしたので、大きな駆動力が必要な加速開始時には強い駆動力を得て、必要駆動力が減少するとともに車両の駆動力を減少させることで、良好な走行特性を得ることができる。
また、自動変速機の直結/非直結の切り替わり時では、スロットル弁開度の変化量に制限するようにしたので、エンジンの駆動力の変化を低減することができ、運転者に対して不快感を与えず、運転の感触を向上させることができる。
また、自動変速機の直結中に、アクセルが操作された場合、スロットル弁の動作を制限したので、非直結中のアクセル操作と同様に操作しても、駆動トルクの急激な変化を防ぐことができ、アクセルが踏み込まれた場合は、急加速を防ぐことができ、また、アクセルが戻された場合は急激なエンジンブレーキの発生を防ぐことができる。
上記実施の形態1、および実施の形態2では、自動変速機2が直結時のスロットル弁開度の補正量を、タービン回転数とアクセル踏み込み量によって変更していたが、他の方法を用いて変更する実施の形態について説明する。この実施の形態3についても、上記実施の形態1,2と同じ構成であるので、その説明を省略する。また、上記実施の形態1,2と同一符号を用いて説明する。図8(a)において、アクセルを踏み込んでからの経過時間に対しての補正率を変化させる一例を示したものであり、ここではアクセルの踏み込みからの時間の経過に従って補正量が少なくなるように設定している。図9(a)は図8(a)に示した補正方法を用いて、スロットル弁開度を補正した場合の、アクセル踏み込み量とスロットル弁開度の制御動作について、t=t0にてアクセルを踏み込んだ場合を示している。これは時間tが、0<t<t0の範囲ではアクセル踏み込み量の補正を行わず、スロットル弁開度を制御している。t=t0 にてアクセルが踏み込まれると、そのアクセル踏み込み量に補正量Kcγを補正して、スロットル弁開度をθ(n)=θ1+Kcγとして制御する。ここで、θ1はアクセル踏み込み量である。これは時間の経過に従って、補正率Kcを少なくしていくため、アクセル踏み込み量は一定であっても、スロットル弁開度は図9(a)に示すように減少していく。
また、スロットル弁の開度の制御を大きく補正することで、登坂路等での駆動トルクを不足させないようにすることができ、また、スロットル弁の開度の制御を小さく補正することで、下り坂等での過剰な加速を起こさないようにすることができる。
また、加速時に、アクセル踏み込み量に対するスロットル弁開度に補正を行い、大きな駆動力が必要な加速時には強い駆動力を得ることができる。
また、加速開始からの経過時間に従って、スロットル弁の開度の制御特性を補正するようにしたので、大きな駆動力が必要な加速開始時には強い駆動力を得て、必要駆動力が減少するとともに車両の駆動力を減少させることで、良好な走行特性を得ることができる。
これまでの説明は、運転者の操作によって動作するスロットル弁の開度に補正を実施したものや制御特性を変更するものであったが、走行抵抗等の走行条件に基づいて補正を行っても良い。上記実施の形態1、および実施の形態2では、自動変速機2が直結時のスロットル弁開度の補正量を、タービン回転数とアクセル踏み込み量によって変更していたが、他の方法を用いて変更,補正する実施の形態について説明する。この実施の形態4についても、上記実施の形態1,2と同じ構成であるので、その説明を省略する。また、上記実施の形態1,2と同一符号を用いて説明する。図10(a)は車両が走行する際に路面や空気などから受ける走行抵抗に対するスロットル弁開度の補正率との関係を示した図である。この走行抵抗は、周知技術である車体の傾斜を検知する等の図示されない走行抵抗検出手段によって検出される。横軸は走行抵抗、縦軸は補正率を示している。この図では走行抵抗raでの補正率をKraとしている。また、走行抵抗は車両の走行に抵抗する場合と、下り坂のように走行の補助となるようにはたらく場合があり、そのため正負(+,−)の場合について示している。図10(b)は走行抵抗raがはたらいているときの、自動変速機制御手段6とスロットル弁制御手段12とが行うスロットル弁開度の制御動作を示している。時間t0にてアクセルをθ1だけ踏み込んだもので、走行抵抗raの場合は図10(a)から補正率はKraと決定され、このときのスロットル弁開度はθ1+Kraγとされる。ここでは、走行抵抗に対して補正率を決定する例を示したが、上記説明にあるアクセル踏み込み量や、加速度(アクセルが踏み込まれてからの経過時間)等と走行抵抗の関係を組合せることで補正率を決定することもできる。
この発明の実施の形態5を図について説明する。この実施の形態5は、上記実施の形態2で説明したように、自動変速機2が直結中に、アクセル7が操作された場合にスロットル弁9の動作を制限するものであるが、さらに直結中の直結機構4の直結トルク値を、直結トルク調整手段5にて変更するものである。図11は、この実施の形態5を示す構成図である。この実施の形態5の構成は、上記実施の形態1とほとんど同一構成のため、同じものには同一符号を用い、その説明を省略する。図11において、5はトルクコンバータ3の直結時のトルクを制御する直結トルク制御手段、6は自動変速機2を制御する自動変速機制御手段である。この自動変速機制御手段6は自動変速機2全般を制御するもので、直結機構4の制御は直結トルク制御手段5を介して行うものである。
4 直結機構、5 直結トルク制御手段、6 自動変速機制御手段、
7 アクセル、8 アクセル踏み込み量検出手段、9 スロットル弁、
12 スロットル弁制御手段。
Claims (1)
- アクセルの踏み込み量を検出するアクセル踏み込み量検出手段と、スロットル弁の開度を調整するスロットル弁制御手段と、トルクコンバータに直結機構を有する自動変速機と、自動変速機を制御する自動変速機制御手段とを備え、直結機構が直結トルクの調整を行う直結トルク調整手段を備え、直結トルク調整手段が直結中にトルクコンバータを完全に直結させた状態とトルクコンバータのスリップ量を調整するスリップ直結状態とに制御するとともにスリップ直結状態での走行中にアクセルが踏み込まれた場合にスロットル弁の動作を制限して直結トルクを増加させたことを特徴とする自動変速装置とスロットル弁の制御方法。
Priority Applications (1)
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JP2004109126A JP2004263875A (ja) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | 自動変速装置とスロットル弁の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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2004
- 2004-04-01 JP JP2004109126A patent/JP2004263875A/ja active Pending
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