JP2004259694A - 平板状プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】壁面のコンセント面を被覆し、接合面を密着すると共にこのコンセント周面に嵌合できること。
【解決手段】前記コンセントの全面を覆う化粧板のような平板体と、該平板体の裏面側に突出し、壁面のコンセントの差込孔に差し込まれるための栓刃と、前記栓刃に接続し、この本体から引き出される導通コードとからなる平板状プラの構成である。このコンセントの表面が壁面から出っ張って配設される形状の場合において、前記コンセントの全面を覆い、その裏面に前記コンセント周縁に嵌り込む凹部を形成する平板体と、該平板体の裏面側に突出し、前記コンセントのコンセント孔に差し込まれるための栓刃と、前記栓刃に接続し、前記平板体から引き出される導通コードとからなる構成。
【選択図】 図1

Description

本発明は、壁面にほぼ埋設されているコンセントに装着されるプラグに係り、特に、前記コンセントの枠体に嵌合し、全面を被覆する平板状のものからなり、コードを有する平板状プラグに関する。
通常の家屋内壁の壁面やコーナーには、図17に示すようなコンセント11が一般的に埋設されている。このコンセント11は、壁面12より少し出っ張った矩形状のものからなり、コンセント孔13(平行に一対)が1つ又は複数個(図示のものは2個)設けられている。このコンセント孔13には外部電線からの電気が導通されている。一方、家庭内で使用される各種の電気器具等を作動するにはこのコンセント孔13に前記電気器具のコードのプラグを差し込んで電気器具の作動状態とするが、この電気器具が複数種類ある場合には個々の電気器具のプラグをコンセント孔に差し込んで使用することが通常行われ、一個のコンセント11に2個に限らず2個以上のプラグが差し込まれている。
前記プラグの形状としては各種のものがあるが、例えば、図16に示す一対の栓刃を有する角型ブロック状のプラグ14の場合は、ブロック体15の外側面に差込用のコンセント孔16を複数形成すると共にこれらコンセント孔16の受刃に電通する栓刃17をコンセント11に接触する面に設けるものからなる。この栓刃17を図17に示したコンセント11の1つのコンセント孔13に差し込むことにより、プラグ14の各コンセント孔16が前記電気器具のコードの差込用となる。このようにして複数の電気器具を壁面12にある1つのコンセント孔13に連結することができる。
しかしながら、以上の構造のプラグ14は装着時において壁面12の表面から数センチ出っ張った状態で装着されるので歩行等の邪魔になると共に美観上好ましくない。また、コンセント11の表面積に較べてこのプラグ14は小さく、プラグ14の装着時において、空きコンセント孔13が残り、壁面12のコンセント11がほぼ丸見えとなり、外観上も好ましくないと共にコンセント11の不使用のコンセント孔13に塵埃等が侵入しその機能を低下させる問題点がある。また、特に、コンセント孔13にプラグを長期間差込状態のままでは栓刃に塵埃、綿埃が蓄積し、湿気により漏電の恐れや、出火原因にもなっていた。
一般に日本の家屋事情において、コンセント11は図17に示されるように比較的部屋のコーナーに配置されており、家具類を配置したときにコンセントが隠れてしまうことが多い。また、エアコン、冷蔵庫などの電気製品の場合は、これら電気製品のプラグをコンセントに差し込んだ状態のまま長期間放置されることが多いためコンセントとプラグとの隙間に塵埃・綿埃が蓄積され、漏電やショートなどの出火原因になっていた。
その他、コンセントに差込むプラグを有するコードは一般に電気器具側に連結されており、通常室内に配置するクーラーや壁面に取り付けた換気扇などの場合は部屋の壁面の上側に配設してあるコンセントに、これら電気器具のコード先端のプラグを差込んでいる。そのため壁面にコンセントが露出し、目視されやすく、美観上好ましいものではなかった。更に、このようなプラグをときには壁面12側のコンセント11から脱離する必要があるが、図16に示すようなプラグ14の場合はその挿入・離脱性が必ずしもよくない。更に、この種のプラグ14の場合は内部に保安装置もなく、また、表示ランプ等も設けられていないのが普通である。
壁面に設けたコンセントの不使用時にコンセント孔を塞ぐ開閉自在の遮蔽カバーを設けたものが特許文献1として知られている。
また、小型の電子器具や家具用のプラグとして家具類に差込むための薄型プラグが知られている(特許文献2、特許文献3)。コンセントの表面に化粧板を使用するものがあるが、コンセント孔が露出したものである(特許文献4)。
実公昭57−44631号公報第3図 実開昭61−62389号公報第7図 実開昭63−102282号公報第1図 実開平3−45020号公報第3図
本発明は、以上の事情に鑑みて発明されたものであり、外観美に優れると共に挿着・脱離にも平易であり、壁面側のコンセントに簡単に装着できる平板状プラグを開発した。前記特許文献1に記載のものはプラグを差込んだときも表面被覆する安全カバーであり、プラグではない。また特許文献2,3の発明は、薄型家具類に装着するプラグであって、一般的なプラグではない。
本発明の課題は、壁面のコンセント面を完全に被覆し、1つ又は複数のコンセントの差込孔を覆い、接合面を密着すると共にこのコンセントの出っ張り周面に嵌合できる平板状プラグを提供することである。
その他の本発明の課題は、美観に優れ、安全性に優れ、着脱に便利な平板状プラグを提供することである。
また、本発明の課題は、通常のコンセントの全体を被覆し、表面の平板体が絵柄を有する飾板またはキャラクター人形で装飾された平板状プラグを提供することである。
更に、内部に保全・保安装置を有し、表示ランプを有し、ほぼ任意の方面に引き出し可能なコードを一体的に設けた平板状プラグを提供することを課題とする。
本発明は、以上の課題を達成するために、壁面にほぼ埋設されているコンセントに装着されるプラグであって、コンセントの全面を覆う平板体と、該平板体の裏面側に突設し、前記コンセントのコンセント孔に差し込まれるための複数の栓刃と、これらの栓刃に接続し、前記平板体から引き出される各導通コードと、を備え、前記平板体のコンセント側に前記栓刃が突設され、この栓刃に接続した導通コードが前記平板体の一面から延長して引き出されている平板状プラグの構成である。
また、前記課題は以下の構成で達成できる。
本発明の壁面から出っ張って配設される形状のコンセントの全面を覆い、このコンセントの周面縁に嵌り込む凹部を裏面側に形成する平板体と、該平板体の裏面側に突設し、前記コンセントのコンセント孔に差し込まれるための複数の栓刃と、これらの栓刃に接続し、前記平板体から引き出される各導通コードとを備え、前記平板体のコンセント側に前記栓刃が突き出され、これらの栓刃に接続した各導通コードが前記平板体の一面から延長して引き出されている平板状プラグの構成によって達成できる。
前記課題は、壁面にほぼ埋設されているコンセントに差し込み、装着されるプラグであって、前記壁面から出っ張っている形状のコンセントの全面を被覆すると共に内部に配線回路や保安装置を収納し、このコンセントの表面が嵌り込む凹部を裏面に形成する平板体と、該平板体の裏面側に突出して配設され前記コンセントに差し込まれるための正負一対の栓刃と、これらの栓刃に接続し、平板体から引き出される各導通コードとからなる平板状プラグの構成によって達成できる。
更に、前記平板体のコンセント側に摺動自在の保持部材を配設し、この保持部材にコンセントのコンセント孔に差し込む正負一対の栓刃を埋設すると共にこの栓刃に接続して導通コードを引出し、この導通コードが前記平板体に摺動可能に嵌装されて引き出されており、前記保持部材が平板体内側で摺動溝間に配置され、前記栓刃の位置が調整できることからなる平板状プラグの構成によって前記課題は達成できる。
また、本発明の平板状プラグは、前記導通コードが前記平板体の裏面及び上面を除くいずれかの面から引き出されている構成、目的に応じて導通コードの引き出し方向を選択でき、電気器具側との連結の容易化が図れる構成、前記保安装置が、過熱、過電流、過振動時において前記配線回路を遮断する構造の装置及びこれ等の場合において音や光を発する警報装置からなる構成により前記課題は達成できる。
本発明の平板状プラグによって壁面のコンセント全体は被覆されて壁面のコンセントが露出せず外観美の向上が図れる。また、導通コードを一体的に備えるため、このコードの先端にタップを配置してあれば電気器具のプラグを差し込み、電気器具等に連結することができる。また、電気器具の延長コードに直接平板状プラグを接続してあれば、使用しないときはこのプラグを取り外せばよく、電気器具まわりに配線がなくなり、配線束の残存による見苦しさがなくなる。また、保安装置の内蔵により、安全性の向上が図れる。
また、平板状プラグは、前記コンセントの表面が前記壁面から出っ張って配設される形状の場合、前記平板体がその裏面に前記コンセントに嵌り込む凹部を形成するから、壁面に埋設されたコンセントは本発明の平板状プラグの内側凹部の嵌り込みにより被覆されて壁面のコンセント孔が露出せず、コンセント孔への塵埃等の侵入もなくなり安全性の向上が図れる。
また、平板状プラグの前記平板体は、その表面側が化粧板または表面に絵柄を備えた平板体により形成されることを特徴とする。これにより、外観美の向上が図れる。
本発明の平板状プラグの前記化粧板は、前記壁面と同色及び同一模様のものからなることを特徴とし、化粧板を壁面と同一形態のものにすることにより全体が一体化し、コンセントやプラグの存在が消され一層の美観の向上が図れる。
更に、前記平板体は、この平板体と栓刃とを裏面側に接触するコンセント側から引き抜くための引き抜き部材がこの平板体の外表面側に一体的に設けられていることを特徴とし、この引き抜き部材を設けることにより平板状プラグの引き抜きが極めて容易に行われる。
本発明の平板状プラグは、前記引き抜き部材の下端側が前記平板体を貫通して前記コンセントの表面に当接する形状にしてあるから平板体はコンセント面への当接部を基点としてこれにより弾性変形し引き抜き方向の力が作用し平板体の引き抜きが極めて容易に行われる。平板体に設けた前記栓刃は、1個又は複数個設けられ、栓刃を複数個設けることにより複数個のコンセント孔を有するコンセントに平板状プラグを差し込むことができる。
その他、本発明の平板状プラグは、前記栓刃の他に設けた差込刃が複数個の場合において、その差込刃が電気を導通させないダミー用栓刃を備え、複数個のコンセント孔を有するコンセント側への装着を可能にし、かつプラグとしての機能を果すことができる。更に、正負一対の栓刃に接続する導通コードが、1本又は複数本設けてもよく、このような導通コードを複数本設けることにより、1つの平板状プラグから電気器具等への連結が同時に行われて便利である。
そのために保安装置により安全性の向上が図れると共に異常時の発見が容易に行われる。更に、前記平板体の表面側には、装着時において照明される表示ランプが設けられているから表示ランプによりプラグの装着状態の確認ができると共に、その存在がわかり、安全性の向上が図れる。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の平板状プラグの全体構造を示す第1の実施形態の正面図(a)、下面図(b)、側面図(c)、図2は、本発明の平板状プラグを壁面側のコンセントに装着した状態を示す側面図(a)及び正面図(b)、図3は、本発明の平板状プラグの壁面コンセントに装着した状態でこのコンセント側から引き抜く状態を示す模式的側面図、図4は、本発明平板状プラグの栓刃1個を備える第2の実施形態を示す側面図、図5は、本発明の平板状プラグの栓刃とダミー用差込刃を備え、導通コードを平板体の表面側から引き出す第3の実施形態を示す模式的側面図、図6は、本発明の平板状プラグの導通コードを平板体の側面から引き出す第4の実施形態の模式的正面図、図7は、本発明の平板状プラグに2本の導通コードが設けられた第5の実施形態を示す模式的正面図である。
図8は、本発明平板状プラグの第6の実施形態を示す斜視図、図9は、本発明平板状プラグが分割されている第7の実施形態を示す説明図、図10は、第8の実施形態の斜視図、図11は、図10の分解斜視図、図12〜図15はその他の実施形態を示す説明図、図16は従来一般に使用されているプラグを示す斜視図、図17は、家屋の壁面に配設されるコンセントを示す模式的部分斜視図である。
本発明の平板状プラグについて実施例に基づき説明する。
図1(a),(b),(c)に示す第1の実施形態のように、平板状プラグ1は大別して平板体2と、この裏面側に突出して配設される栓刃3と、伝導性の線材を複数本内蔵する導通コードであるコード4と、を備え、更に、平板体2内に栓刃3やコード4に電通する配線回路及び保安装置5、表示灯等が収納されている。この平板体2の大きさは通常のコンセント11枠に嵌めこむ大きさであり、12〜14cm×7〜8cm位である。
なお、平板体2の表面側には引き抜き部材である薄板6が設けられ、かつ表示ランプ7が設けられている。このコード4の末端には電気器具や通常のマルチタップが接続されている。
平板体2は、図示のような矩形状の適宜の厚みを有し、かつ周縁に丸みをつけた平板状のものからなり、例えば、プラスチック成型体からなる。なお、この平板体2の面積は、図1又は図17に示したようなコンセント11の全体を被包する大きさのものからなる。更に具体的には、図1(b)に示すように、平板体2の裏面には凹部8が形成される。この凹部8は図17に示したコンセント11に嵌り込む輪郭形状を有するものからなり、凹部8の深さはコンセント11の出っ張り量よりやや深いものからなる。よって平板状プラグ1をコンセント11に嵌め込んだ状態で平板状プラグ11を被包し、かつ平板体2の裏面は壁面12に当接するものになる。この平板体の厚みは約1.0〜2.0cm前後であり、裏面側の凹部の深さは0.5〜1.0cmである。
この平板体2の裏面には、コンセント11の表面に密接する弾性部材であるスポンジ18を配設して緩衝材として作用する。また、コンセント孔13への塵埃の進入が防止できる。
また、平板体2の表面全体は色彩が施されて化粧板となることが好ましく、壁面と同色,同一模様にすることにより壁面12との違和感がなくなり、美観の向上が図れる。また、コンセント11が完全に被覆されるから、塵埃や綿埃などが蓄積を防止することができ、漏電を防止でき、安全である。この平板体2の表面にキャラクターの絵柄や風景画が描かれていると壁面の美観を呈する(図13)。また、表面に人形を固着させても良い(図14)。
栓刃3は図17のコンセント孔13に嵌り込み形状のものからなり、本実施の形態では対をなす栓刃3が2個の設けられているが、勿論これに限定するものではなく、一個でもよい。また、コード4は平板体2の下面から引き出される形態のものからなり、本実施の形態では一本の正負のコード4のみが記載されているが、この正負一対のコード4が2〜4本接続されていても良い。
薄板6は平板体2の表面側に当接して配設される平板部9とこの下端に平板部9と一体的に形成される支持部10とからなり、支持部は平板体2に固持されるが、図示のように平板体2を貫通し、その裏面側まで伸延する形状のものからなるが、以上の構造のものに限定するものではない。
平板体2の内部には栓刃3やコード4及び表示ランプ7に電通する配線回路や保安装置5が収納されている。なお、保安装置としては、平板状プラグ1内を流れる電流が過電流になったとき、これによる過熱が発生した場合に配線回路を遮断する構造のものや、地震等の大きな振動発生時において配線回路を遮断するものが挙げられる。また、これ等の異常発生時において光や音による警報を発する警報装置が挙げられる。これ等は公知の技術であり、構造説明は省略する。更に、表示ランプ7は平板状プラグ1がコンセント11に装着した場合に点灯する構造のものからなる。この表示灯7として豆電球を配置して、夜間照明に使用することもできる。この照明部分が半透明人形であったり、別途スイッチを配置しても良い。
更に、本発明の平板状プラグは、正負の対の栓刃の他にアース栓刃を配置してもよく、ヨーロッパ諸国におけるコンセントに適応する構造であってもよい。また、栓刃3の形状も薄板状であってもよいし、丸棒であってもよい。更に、栓刃3の配置としてコンセントの差込穴に対応するようにアルゼンチン国やオーストラリア国のようなハの字に配置されているものでもよい。
図2(a)は本発明の平板状プラグ1を壁面12のコンセント11に装着した状態を示す図である。また、図2(b)は平板状プラグ1が壁面と同色及び同一模様であることを表示する模式図である。平板状プラグ1を図示のように装着することによりコード4が電通状態となり、図略の電気器具等へコード4を連結することにより、電気器具等を作動状態にすることができる。このような電気器具として冷蔵庫、エアコンなどがある。
図3(a)は,壁面12のコンセント11に装着された平板状プラグ1を引き抜く場合の動作を示すものである。前記のように薄板6の平板部9の上端を手前に引くことにより、支持部10を基点として平板部9が壁面から離れ、平板体2側に引き抜き方向の力を与える。これにより平板状プラグ1をコンセント11側から容易に引き抜くことができる。
また、図3(b)に示されるものは、レバー2aを引き起こしたとき、平板体2の内側に配置した起棒2bが回動して平板体2が平行に移動して壁面から離れる。従って、平板状プラグ1が引き抜きやすくなる。
図1乃至図3に示した平板状プラグ1は栓刃3を2個有するものであるが図4の平板状プラグ1aは栓刃3を一本のみ有するものからなる。なお、図1乃至図3の栓刃3の場合においてもその1個の栓刃3を不電通のダミー用の栓刃3aにする。
図4の第2の実施形態は、平板状プラグ1aの栓刃3と同一機能のものからなり、安定してコンセント11の表面に嵌められる。なお、図4の場合、コード4は平板体2の下面から引き出されて配設される。また、この平板体2にスイッチを配置することも可能である。
図5の平板状プラグ1bは栓刃3を2個配置したものであるが、コード4が平板体2の表面から引き出されている点に特徴を有する。その他の構造については前記のものとほぼ同様のものからなり、その詳細な説明は省略する。
図6に示す第4の実施形態の平板状プラグ1cは、コード4が平板体2の側面から引き出されている点に特徴を有するものである。また、図7の第5の実施形態の平板状プラグ1dはコード4が平板体2の下面から2本引き出されている点に特徴を有する。なお、栓刃3の数やコード4の数やその引き出し方向については、前記の内容に限定するものではなく、必要に応じて各種形態のものが使用される。
図8に示す第6の実施形態の平板状プラグは、平板体2に開閉自在の窓2cを配設したもので、窓2cを開いてコンセント11を露出し、通常のプラグの栓刃を差し込めるようにしたものである。この窓の位置は何処にあっても良いが、上側に配置することもできる。
図9に示す第7の実施形態の平板状プラグは、平板体2の内面に窪み2dが形成してあり、コードを嵌合する溝2eが穿設してある。平板状の小さなプラグ2fが嵌合できるように形成したものである。すなわち、図1の状態で、栓刃を備えた薄板からなるプラグ部分が分離され、着脱自在に形成されているものである。
図10に示す第8の実施形態の平板状プラグは、平板体2の内面側に両側にレール2g(図11参照)を配設し、このレール2g間に摺動自在保持部材19を配置し、この保持部材9に栓刃3やアースピン等を固着する。壁面のコンセント11の差込孔のどれか1つに差込可能である。全体のコンセント11の周縁からコンセント孔13までの位置に合わせて栓刃3の位置を摺動させて配置することができる。この実施形態では平板体2の裏面凹部の周縁近くにスポンジ18が貼着してある。これによって外部からの塵埃や、湿気の侵入を防止することができる。
本発明の平板状プラグは、内部の配線回路部品とは別に、表面のみ模様などを備えた化粧板を着脱自在に嵌合するようにして、複数の絵柄を楽しむことができる。また、コンセントを備えた壁面と同一平面にプラグを配置して、表面に壁紙や化粧紙を貼ってコードのみが壁面から引き出すような形状にしてもよい。
図10に示す実施形態は配線回路などを内蔵する保持部材19を備えた平板状プラグ1で、この保持部材19に栓刃3を固着してあり、この保持部材19は平板体2の内側(裏面)に設けた案内レール2g間で摺動するようになっている。これによって壁面に埋設されたコンセント11のコンセント孔13の位置に適合するように調整できる。この平板体2の内面には密接部材であるスポンジ18が貼り付けてある。案内レール2gの摺動面に係止用突起22が複数配置してある。19aは案内レール2gの係止用突起22に係合する溝である。23は平板体2を引き出すための手がかり凹部である。21は裏面板である。
図12に示す実施形態の平板状プラグ1は、壁面に埋設したコンセント11にアース端子が配設されている場合、このアース端子が邪魔にならないように設計された実施形態である。栓刃3を固着した保持部材19のコード4は平板体2の枠体内に配置してある。この内側の下方の空間24はコンセント11に設置されたアース端子のための空間24である。このコード4に隣接してアース線20を配置し、この先端がアース端子に螺着できるように二股端子になっている。
図13〜図14の実施形態は平板体2の表面に風景画の絵柄やキャラクターの絵が描かれたものである。
図15の実施形態はコード4が2本引き出されている平板状プラグである。このコード4の先端に差込プラグが夫々接続してある。
本発明の平板状プラグによれば、家屋の壁面に設けられているコンセントを完全に被包することができ、表面を壁面と同色及び同一模様の化粧板にすることにより違和感がなくなり美観の向上が図れると共に、挿脱性がよく、安全性の向上が図れる。
また、家電製品のコードの先端に本発明平板状プラグを取り付けると、エアコン、冷蔵暖房器具、などの家庭電気器具を長期間コンセントに差し込んでも違和感なく、美観を呈することができるばかりでなく、コンセント孔への綿ほこりの堆積を防止でき、火災の発生を防止することができる。しかも、電気器具等のまわりの混線をなくすことができる。また、プラグ内に安全装置を内蔵することにより、表示ランプなどにより、安全性の確保が図れる
本発明の平板状プラグの全体構造を示す第1の実施形態の正面図(a)、下面図(b)、側面図(c)である。 本発明の平板状プラグを壁面側のコンセントに装着した状態を示す側面図(a)及び正面図(b)である。 本発明の平板状プラグの壁面コンセントに装着した状態でこのコンセント側から引き抜く状態を示す模式的側面図である。 本発明平板状プラグの栓刃1個を備える第2の実施形態を示す側面図である。 本発明の平板状プラグの栓刃とダミ用差込刃を備え、コードを平板体の表面側から引き出す第3の実施形態を示す模式的側面図である。 本発明の平板状プラグのコードを平板体の側面から引き出す第4の実施形態の模式的正面図である。 本発明の平板状プラグから2本のコードを引き出す第5の実施形態を示す模式的正面図である。 本発明平板状プラグの第6の実施形態を示す斜視図である。 本発明平板状プラグが分割されている第7の実施形態を示す説明図である。 第8の実施形態の斜視図である。 図10の分解斜視図である。 その他の実施形態を示す説明図である。 表面にキャラクタ図が描かれた平板状プラグの実施形態の斜視図である。 表面に飛び出した人形が型造りされた平板状プラグの実施形態の斜視図である。 差込プラグを2本備えた実施形態の斜視図である。 従来一般に使用されているプラグを示す斜視図である。 家屋の壁面に配設されるコンセントを示す模式的部分斜視図である。
符号の説明

1 平板状プラグ
1a 平板状プラグ
1b 平板状プラグ
1c 平板状プラグ
1d 平板状プラグ
2 平板体
3 栓刃
4 コード
5 配線回路及び保安装置
6 薄板
7 表示ランプ
8 凹部
9 平板部
10 支持部
11 コンセント
12 壁面
13 コンセント孔
14 プラグ(従来)
15 ブロック体
16 コンセント孔
17 栓刃
18 スポンジ
19 保持部材
20 アース線

Claims (10)

  1. 壁面にほぼ埋設されているコンセントに装着されるプラグであって、
    コンセントの全面を覆う平板体と、
    該平板体の裏面側に突設し、前記コンセントのコンセント孔に差し込まれるための複数の栓刃と、
    これらの栓刃に接続し、前記平板体から引き出される各導通コードと、を備え、前記平板体のコンセント側に前記栓刃が突設され、この栓刃に接続した導通コードが前記平板体の一面から延長して引き出されていることを特徴とする平板状プラグ。
  2. 壁面にほぼ埋設されているコンセントに装着されるプラグであって、
    壁面から出っ張っている形状の前記コンセントの全面を覆い、このコンセントの周面縁に嵌り込む凹部を裏面側に形成する平板体と、
    該平板体の裏面側に突設し、前記コンセントのコンセント孔に差し込まれるための複数の栓刃と、
    これらの栓刃に接続し、前記平板体から引き出される各導通コードと、
    を備え、前記平板体のコンセント側に前記栓刃が突設され、この栓刃に接続した導通コードが前記平板体の一面から延長して引き出されていることを特徴とする平板状プラグ。
  3. 壁面にほぼ埋設されているコンセントに装着されるプラグであって、
    壁面から出っ張っている形状の前記コンセントの全面を覆うと共に内部に配線回路や保安装置が収納され、前記コンセントの周縁に嵌合する周縁凹部が形成されている平板体と、
    該平板体の裏面側に突設され前記コンセントのコンセント孔に差し込まれるための正負一対の栓刃と、
    これらの栓刃に接続し、前記平板体から引き出される各導通コードと、
    を備えることを特徴とする平板状プラグ。
  4. 前記平板体の内面側周縁に密接するの弾性部材が貼着されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のいずれか1つの平板状プラグ。
  5. 前記平板体が、表面が化粧板により形成されるか、または表面に装飾画が施されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のいずれか1つの平板状プラグ。
  6. 前記平板体は、この平板体及び内部に配置した複数の栓刃を前記コンセント側から離脱するための引き抜き部材が前記平板体表面側に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいずれか1つの平板状プラグ。
  7. 前記平板体のコンセント側に突設し、正負一対の栓刃の他に前記コンセントのコンセント孔に挿入可能な非伝導性の差込刃を1個又は複数個設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6記載のいずれか1つの平板状プラグ。
  8. 前記平板体の側面から引き出される導通コードが、前記平板体の裏面及び上面を除くいずれかの面から引き出され、その導通コードが1本又は複数本設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1つ記載の平板状プラグ。
  9. 前記平板体のコンセント側に摺動自在の保持部材を配設し、この保持部材にコンセントのコンセント孔に差し込む正負一対の栓刃を埋設すると共にこの栓刃に接続して導通コードを引出し、この導通コードが前記平板体に摺動可能に嵌装されて引き出されており、前記保持部材が平板体内側で摺動溝間に配置され、前記栓刃の位置が調整できることを特徴とする請求項1乃至請求項8に記載のいずれか1つの平板状プラグ。
  10. 前記平板体の表面側には、装着時において照明される表示ランプが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項9記載のいずれか1つの平板状プラグ。

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JP2006286453A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Tomokazu Kashiwabara 複数の栓刃を持つスイッチ付コンセント(アダプタ)
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