JP2004258473A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004258473A
JP2004258473A JP2003050868A JP2003050868A JP2004258473A JP 2004258473 A JP2004258473 A JP 2004258473A JP 2003050868 A JP2003050868 A JP 2003050868A JP 2003050868 A JP2003050868 A JP 2003050868A JP 2004258473 A JP2004258473 A JP 2004258473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit block
plasma display
chassis member
driver circuit
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003050868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4186649B2 (ja
Inventor
Toshio Fujimura
敏夫 藤村
Tadayuki Masumori
忠行 益盛
Tomohiko Suzuki
知彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003050868A priority Critical patent/JP4186649B2/ja
Publication of JP2004258473A publication Critical patent/JP2004258473A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4186649B2 publication Critical patent/JP4186649B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】駆動回路ブロックの取り付けを簡単な構造で行えるようにすることによりプラズマディスプレイ装置の低価格化を実現することを目的とする。
【解決手段】プラズマディスプレイパネルに信号を供給するアドレスドライバ回路ブロック39のシャーシ部材34に取り付けられる放熱板47に少なくとも2個の貫通孔47aを設け、かつ前記シャーシ部材34にアドレスドライバ回路ブロック39の一方の貫通孔47aに挿入される位置決めピン51aを有する位置決め用ボス部51と、前記アドレスドライバ回路ブロック39の他方の貫通孔47aを貫通させてビス52を螺合させることにより放熱板47を押し付けて固定する取付用ボス部53とを設け、前記位置決め用ボス部51の高さを取付用ボス部53の高さより高くした。これにより、アドレスドライバ回路ブロック39がシャーシ部材34に1本のビス52で強固に取り付けられる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラズマディスプレイ装置は、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイ技術の中で最近特に注目を集めている。
【0003】
まず、プラズマディスプレイ装置におけるプラズマディスプレイパネルの構造について図9を用いて説明する。図9に示すように、ガラス基板などの透明な前面側の基板1上には、スキャン電極とサステイン電極とで対をなすストライプ状の表示電極2が複数列形成され、そしてその電極群を覆うように誘電体層3が形成され、その誘電体層3上には保護膜4が形成されている。
【0004】
また、前記前面側の基板1に対向配置される背面側の基板5上には、スキャン電極およびサステイン電極の表示電極2と交差するように、オーバーコート層6で覆われた複数列のストライプ状のアドレス電極7が形成されている。このアドレス電極7間のオーバーコート層6上には、アドレス電極7と平行に複数の隔壁8が配置され、この隔壁8間の側面およびオーバーコート層6の表面に蛍光体層9が設けられている。
【0005】
これらの基板1と基板5とは、スキャン電極およびサステイン電極の表示電極2とアドレス電極7とがほぼ直交するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止され、そして前記放電空間には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガスとして封入されている。また、放電空間は、隔壁8によって複数の区画に仕切ることにより、表示電極2とアドレス電極7との交点が位置する複数の放電セルが設けられ、その各放電セルには、赤色、緑色および青色となるように蛍光体層9が一色ずつ順次配置されている。
【0006】
図10にこのプラズマディスプレイパネルの電極配列を示しており、図10に示すようにスキャン電極およびサステイン電極とアドレス電極とは、M行×N列のマトリックス構成であり、行方向にはM行のスキャン電極SCN1〜SCNMおよびサステイン電極SUS1〜SUSMが配列され、列方向にはN列のアドレス電極D1〜DNが配列されている。
【0007】
このような電極構成のプラズマディスプレイパネルにおいては、アドレス電極とスキャン電極の間に書き込みパルスを印加することにより、アドレス電極とスキャン電極の間でアドレス放電を行い、放電セルを選択した後、スキャン電極とサステイン電極との間に、交互に反転する周期的な維持パルスを印加することにより、スキャン電極とサステイン電極との間で維持放電を行い、所定の表示を行うものである。
【0008】
図11にプラズマディスプレイ装置の表示駆動回路の構成を示している。図11に示すように、図9に示す構成のプラズマディスプレイパネル(PDP)10、アドレスドライバ回路11、スキャンドライバ回路12、サステインドライバ回路13、放電制御タイミング発生回路14、電源回路15、16、A/Dコンバータ(アナログ・デジタル変換器)17、走査数変換部18、およびサブフィールド変換部19を備えている。
【0009】
図11の回路において、まず、映像信号VDは、A/Dコンバータ17に入力される。また、水平同期信号Hおよび垂直同期信号Vは放電制御タイミング発生回路14、A/Dコンバータ17、走査数変換部18、サブフィールド変換部19に与えられる。A/Dコンバータ17は、映像信号VDをデジタル信号に変換し、その画像データを走査数変換部18に与える。
【0010】
走査数変換部18は、画像データをPDP10の画素数に応じたライン数の画像データに変換し、各ラインごとの画像データをサブフィールド変換部19に与える。サブフィールド変換部19は、各ラインごとの画像データの各画素データを複数のサブフィールドに対応する複数のビットに分割し、各サブフィールドごとに各画素データの各ビットをアドレスドライバ回路11にシリアルに出力する。アドレスドライバ回路11は、電源回路15に接続されており、サブフィールド変換部19から各サブフィールドごとにシリアルに与えられるデータをパラレルデータに変換し、そのパラレルデータに基づいて複数のアドレス電極に電圧を供給する。
【0011】
放電制御タイミング発生回路14は、水平同期信号Hおよび垂直同期信号Vを基準として、放電制御タイミング信号SC、SUを発生し、各々スキャンドライバ回路12およびサステインドライバ回路13に与える。スキャンドライバ回路12は、出力回路121およびシフトレジスタ122を有する。また、サステインドライバ回路13は、出力回路131およびシフトレジスタ132を有する。これらのスキャンドライバ回路12およびサステインドライバ回路13は共通の電源回路16に接続されている。
【0012】
スキャンドライバ回路12のシフトレジスタ122は、放電制御タイミング発生回路14から与えられる放電制御タイミング信号SCを垂直走査方向にシフトしつつ出力回路121に与える。出力回路121は、シフトレジスタ122から与えられる放電制御タイミング信号SCに応答して複数のスキャン電極に順に駆動信号電圧を供給する。
【0013】
サステインドライバ回路13のシフトレジスタ132は、放電制御タイミング発生回路14から与えられる放電制御タイミング信号SUを垂直走査方向にシフトしつつ出力回路131に与える。出力回路131は、シフトレジスタ132から与えられる放電制御タイミング信号SUに応答して複数のサステイン電極に順に駆動信号電圧を供給する。
【0014】
ところで、このような構成のプラズマディスプレイ装置において、PDPのアドレス電極に表示データを供給するアドレスドライバ回路ブロック部分には、PDPのアドレス電極に表示データを供給するためのドライバICと、このドライバICが搭載されかつPDPおよび駆動回路部分とドライバICを接続するためのフレキシブル配線基板とが用いられている。また、フレキシブル配線基板には、ドライバICの出力端子とPDPのアドレス電極とを接続する出力配線および前記ドライバICの入力端子に接続される入力配線が形成されており、出力配線の一端部はプラズマディスプレイパネルの複数のアドレス電極の電極引出部それぞれに異方導電性接着材などを介して電気的に接続され、入力配線の一端部は駆動回路部と電気的に接続されている(例えば特許文献1参照)。
【0015】
【特許文献1】
特開平11−194718号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成のプラズマディスプレイ装置においては、PDPの画素数に応じて複数個のアドレスドライバ回路ブロックが必要となるが、それらのアドレスドライバ回路ブロックをプラズマディスプレイ装置のシャーシ部材に取り付ける場合、図12、図13に示すように、アドレスドライバ回路ブロック20の金属板20aをシャーシ部材21に2本のビス22で固定することにより行われており、このため、アドレスドライバ回路ブロックの取り付けに多くのビスを必要とするとともに、取り付け作業に手間がかかるという課題があった。なお、アドレスドライバ回路ブロック20は、ドライバICのチップを保持する金属板20aとフレキシブル配線基板20bとを有している。
【0017】
本発明はこのような課題に鑑みなされたもので、アドレスドライバ回路ブロックなどの駆動回路ブロックの取り付けを簡単な構造で行えるようにすることによりプラズマディスプレイ装置の低価格化を実現することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のプラズマディスプレイ装置は、PDPに信号を供給する駆動回路ブロックのシャーシ部材に取り付けられる保持板に少なくとも2個の貫通孔を設け、かつ前記シャーシ部材に駆動回路ブロックの一方の貫通孔に挿入される位置決めピンを有する位置決め用ボス部と、前記駆動回路ブロックの他方の貫通孔を貫通させて取付ビスを螺合させることにより保持板を押し付けて固定する取付用ボス部とを設け、前記位置決め用ボス部の高さを取付用ボス部の高さより高くしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明の請求項1記載の発明は、放電空間を形成して対向する一対の基板上に電極を設けることにより構成された複数の放電セルを有するPDPと、このPDPが前面側に配置されるシャーシ部材と、このシャーシ部材の背面側に配置され前記PDPに信号を供給する駆動回路ブロックとを有し、前記駆動回路ブロックのシャーシ部材に取り付けられる保持板に少なくとも2個の貫通孔を設け、かつ前記シャーシ部材に駆動回路ブロックの一方の貫通孔に挿入される位置決めピンを有する位置決め用ボス部と、前記駆動回路ブロックの他方の貫通孔を貫通させて取付ビスを螺合させることにより保持板を押し付けて固定する取付用ボス部とを設け、前記位置決め用ボス部の高さを取付用ボス部の高さより高くしたものである。
【0020】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1において、駆動回路ブロックは、プラズマディスプレイパネルの前記電極に接続される配線基板及び前記電極に信号を供給するためのドライバICとを有しかつ前記ドライバICが配置される部分に前記シャーシ部材に取り付けられる保持板を備えることにより構成したことを特徴とする。
【0021】
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置について、アドレスドライバ回路ブロックを例にとって、図1〜図8を用いて説明するが、本発明の実施の態様はこれに限定されるものではない。
【0022】
図1にプラズマディスプレイ装置の全体構成の一例を示している。図において、30は図5に示す構成のPDPであり、このPDP30を収容する筐体は、前面枠31と金属製のバックカバー32とから構成され、前面枠31の開口部には光学フィルターおよびPDP30の保護を兼ねたガラスなどからなる前面カバー33が配置されている。また、この前面カバー33には電磁波の不要輻射を抑制するために、例えば銀蒸着が施されている。さらに、バックカバー32には、PDP30などで発生した熱を外部に放出するための複数の通気孔32aが設けられている。
【0023】
前記PDP30は、アルミニウムなどからなるシャーシ部材34の前面に熱伝導シート35を介して接着することにより保持され、そしてシャーシ部材34の後面側には、PDP30を表示駆動させるための複数の駆動回路ブロック36が取り付けられている。前記熱伝導シート35は、PDP30で発生した熱をシャーシ部材34に効率よく伝え、放熱を行うためのものである。また、駆動回路ブロック36はPDP30の表示駆動とその制御を行うための電気回路を備えており、PDP30の縁部に引き出された電極引出部に、シャーシ部材34の四辺の縁部を越えて延びる複数のフレキシブル配線基板(図示せず)によって電気的に接続されている。
【0024】
また、シャーシ部材34の後面には、駆動回路ブロック36を取り付けたり、バックカバー32を固定するためのボス部34aがダイカストなどによる一体成型により突設されている。なお、このシャーシ部材34は、アルミニウム平板に固定ピンを固定して構成してもよい。
【0025】
図2はこのような構成のプラズマディスプレイ装置において、バックカバー32を外して内部の駆動回路ブロックの配置構造を示す平面図であり、図2において駆動回路ブロックの一つであるスキャンドライバ回路ブロック37はPDP30のスキャン電極に所定の信号電圧を供給し、サステインドライバ回路ブロック38はPDP30のサステイン電極に所定の信号電圧を供給し、アドレスドライバ回路ブロック39はPDP30のアドレス電極に所定の信号電圧を供給するもので、スキャンドライバ回路ブロック37、サステインドライバ回路ブロック38はシャーシ部材34の幅方向の両端部にそれぞれ配置され、またアドレスドライバ回路ブロック39はシャーシ部材34の高さ方向の下端部に配置されている。
【0026】
また、駆動回路ブロックの一つである制御回路ブロック40は、テレビジョンチューナなどの外部機器に接続するための接続ケーブルが着脱可能に接続される入力端子部を備えた入力信号回路ブロック41から送られる映像信号に基づき、画像データをPDP30の画素数に応じた画像データ信号に変換してアドレスドライバ回路ブロック39に供給すると共に、放電制御タイミング信号を発生し、各々スキャンドライバ回路ブロック37およびサステインドライバ回路ブロック38に供給し、階調制御などの表示駆動制御を行うもので、シャーシ部材34のほぼ中央部に配置されている。電源ブロック42は、前記各回路ブロックに電圧を供給するもので、前記制御回路ブロック40と同様、シャーシ部材34のほぼ中央部に配置され、電源ケーブル(図示せず)が装着されるコネクタ43aを有する電源入力ブロック43を通して商用電源電圧が供給される。
【0027】
フレキシブル配線基板44は、PDP30のスキャン電極、サステイン電極の電極引出部とスキャンドライバ回路ブロック37、サステインドライバ回路ブロック38のプリント配線板とを接続するものであり、それぞれPDP30の外周部を通して、前面側より背面側に180度湾曲させて引き回して配置している。
【0028】
アドレスドライバ回路ブロック39の詳細な構成を図3、図4に示している。図において、45はアドレスドライバ回路を構成するドライバICで、このドライバIC45は、このPDP30の前記アドレス電極に表示データを供給するためのもので、PDP30に複数個接続される。46はこのドライバIC45を搭載するフレキシブルな屈曲性を有するフレキシブル配線基板で、このフレキシブル配線基板46は、ポリイミド等の樹脂材料からなる絶縁性のベースフィルム46a上に前記アドレス電極およびドライバICに接続される複数本のCuからなる配線導体46bを形成し、かつ前記フレキシブル配線基板46の前記ドライバIC45を搭載する側の面に配線導体46bを覆うように樹脂保護膜46cを形成することにより構成されている。フレキシブル配線基板46の配線導体46bにおいて、ドライバIC45の端子部とワイヤーボンド実装、フリップチップ実装等により電気的に接続される端子部の表面には、Ni、Au等のめっきが施されている。なお、図に示す例では、ワイヤーボンド実装の例を示しており、45aはそのための接続ワイヤである。前記樹脂保護膜46cは、透明、または半透明材料のエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂を印刷工法、フォトリソ工法等で塗布し、硬化することにより形成されており、膜厚は10μm〜50μm程度である。
【0029】
フレキシブル配線基板46のドライバIC45が搭載される面と反対側の面には、保持板としてのアルミニウム板などの金属製の放熱板47が接着層48で接着することにより配設されている。この放熱板47は、PDP30が固着されているシャーシ部材34にビス等により取り付けられ、これによりドライバIC45から発生する熱を放熱するための放熱経路を形成している。また、49はフレキシブル配線基板46に搭載されたドライバIC45を覆うエポキシ樹脂等によるモールド樹脂で、ドライバIC45およびこのドライバIC45と配線導体46bとの接続部および樹脂保護膜46cの端部を覆うように形成されている。
【0030】
図4に示すように、フレキシブル配線基板46の配線導体46bの一端は、PDP30のアドレス電極の端子部に異方導電性接着材により電気的に接続され、そしてPDP30の外周部を通して、前面側より背面側に180度湾曲させて引き回され、フレキシブル配線基板46の配線導体46bの他端はPDP30の背面側のシャーシ部材34に取り付けられる駆動回路基板50に電気的に接続されている。
【0031】
図5〜図8はアドレスドライバ回路ブロック39の取り付け構造を示す図である。前記アドレスドライバ回路ブロック39のシャーシ部材34に取り付けられる放熱板47には、図5に示すように、貫通孔47aが設けられている。なお、図示しているものは2個の貫通孔47aを設けた例を示しているが、2個以上であれば、3個、4個でもよい。
【0032】
一方、図6に示すように、前記シャーシ部材34には、アドレスドライバ回路ブロック39の一方の貫通孔47aに挿入される位置決めピン51aを有する位置決め用ボス部51と、前記アドレスドライバ回路ブロック39の他方の貫通孔47aを貫通させて取付用のビス52を螺合させることにより放熱板47を押し付けて固定する取付用ボス部53とが設けられている。また、図7に示すように、前記位置決め用ボス部51と取付用ボス部53とは、位置決め用ボス部51の高さを取付用ボス部53の高さより高くすることにより、段差が設けられている。これにより、アドレスドライバ回路ブロック39の放熱板47をシャーシ部材34に取り付けた場合、図8に示すように、位置決めピン51aが放熱板47の貫通孔47aの内壁面に係止し、位置決め用ボス部51側を支点にして取付用ボス部53側に付勢された状態で、アドレスドライバ回路ブロック39の放熱板47が取付用ボス部53にビス52により押し付けられて取り付けられることとなり、アドレスドライバ回路ブロック39がシャーシ部材34に1本のビス52でがたつくことなく強固に取り付けられることとなる。
【0033】
すなわち、本実施の形態によれば、アドレスドライバ回路ブロック39をシャーシ部材34に取り付ける場合、アドレスドライバ回路ブロック39の放熱板47の一方の貫通孔47aを位置決め用ボス部51の位置決めピン51aに挿入して位置決めし、他方の貫通孔47aを貫通させてビス52を取付用ボス部53に螺合させればよく、1本のビスのみで簡単に取り付けることができ、これにより取り付け用のビスの本数を削減できるとともに、ビスの締付け工数を削減することができ、プラズマディスプレイ装置の低コスト化に貢献することができる。また、貫通孔47aを長孔としておくことにより、取り付け位置の微調整も可能である。
【0034】
勿論、このような構成は、アドレスドライバ回路ブロック以外の駆動回路ブロックにも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、駆動回路ブロックを取り付けるためのビスの本数を削減することができるとともに、取り付け工数を削減することができ、簡単な構成でプラズマディスプレイ装置の低価格化に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置の内部の配置構造を示す分解斜視図
【図2】同プラズマディスプレイ装置の内部の配置構造を示す平面図
【図3】同プラズマディスプレイ装置のアドレスドライバ回路ブロック部分の構成を示す断面図
【図4】アドレスドライバ回路ブロックの取り付け構造を示す断面図
【図5】アドレスドライバ回路ブロックの取り付け構造を示す斜視図
【図6】アドレスドライバ回路ブロックを取り付ける部分のシャーシ部材の構造を示す斜視図
【図7】同じく側面図
【図8】アドレスドライバ回路ブロックの取り付け構造を示す側面図
【図9】一般的なプラズマディスプレイ装置のパネルの概略構成を示す斜視図
【図10】同プラズマディスプレイ装置のパネルの電極配列を示す説明図
【図11】同プラズマディスプレイ装置の表示駆動回路の一例を示すブロック回路図
【図12】従来のプラズマディスプレイ装置のアドレスドライバ回路ブロックの取り付け構造を示す斜視図
【図13】同じく側面図
【符号の説明】
30 PDP
34 シャーシ部材
39 アドレスドライバ回路ブロック
47 放熱板
47a 貫通孔
51 位置決め用ボス部
51a 位置決めピン
52 ビス
53 取付用ボス部

Claims (2)

  1. 放電空間を形成して対向する一対の基板上に電極を設けることにより構成された複数の放電セルを有するプラズマディスプレイパネルと、このプラズマディスプレイパネルが前面側に配置されるシャーシ部材と、このシャーシ部材の背面側に配置され前記プラズマディスプレイパネルに信号を供給する駆動回路ブロックとを有し、前記駆動回路ブロックのシャーシ部材に取り付けられる保持板に少なくとも2個の貫通孔を設け、かつ前記シャーシ部材に駆動回路ブロックの一方の貫通孔に挿入される位置決めピンを有する位置決め用ボス部と、前記駆動回路ブロックの他方の貫通孔を貫通させて取付ビスを螺合させることにより保持板を押し付けて固定する取付用ボス部とを設け、前記位置決め用ボス部の高さを取付用ボス部の高さより高くしたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 駆動回路ブロックは、プラズマディスプレイパネルの前記電極に接続される配線基板及び前記電極に信号を供給するためのドライバICとを有しかつ前記ドライバICが配置される部分に前記シャーシ部材に取り付けられる保持板を備えることにより構成したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
JP2003050868A 2003-02-27 2003-02-27 プラズマディスプレイ装置 Expired - Fee Related JP4186649B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003050868A JP4186649B2 (ja) 2003-02-27 2003-02-27 プラズマディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003050868A JP4186649B2 (ja) 2003-02-27 2003-02-27 プラズマディスプレイ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004258473A true JP2004258473A (ja) 2004-09-16
JP4186649B2 JP4186649B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=33116169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003050868A Expired - Fee Related JP4186649B2 (ja) 2003-02-27 2003-02-27 プラズマディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4186649B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100741125B1 (ko) 2006-04-12 2007-07-19 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
JP2007309962A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Fujitsu Hitachi Plasma Display Ltd プラズマディスプレイ装置
WO2008010280A1 (fr) * 2006-07-20 2008-01-24 Hitachi, Ltd. Affichage à plasma
JP2008070879A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイモジュール
US7432640B2 (en) 2004-10-15 2008-10-07 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display apparatus having cover members for signal transmission members
JP2009147599A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Panasonic Corp ディスプレイ装置
US7649737B2 (en) 2006-03-17 2010-01-19 Hitachi, Ltd. Flat panel display
CN108323046A (zh) * 2018-03-14 2018-07-24 杭州波拓科技有限公司 一种用于无人机图传模块增强屏蔽和加强散热的轻质外壳

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7432640B2 (en) 2004-10-15 2008-10-07 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display apparatus having cover members for signal transmission members
US7649737B2 (en) 2006-03-17 2010-01-19 Hitachi, Ltd. Flat panel display
KR100741125B1 (ko) 2006-04-12 2007-07-19 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
JP2007309962A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Fujitsu Hitachi Plasma Display Ltd プラズマディスプレイ装置
US7872877B2 (en) 2006-05-16 2011-01-18 Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited Plasma display apparatus
WO2008010280A1 (fr) * 2006-07-20 2008-01-24 Hitachi, Ltd. Affichage à plasma
JP2008070879A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイモジュール
JP4612029B2 (ja) * 2006-09-13 2011-01-12 三星エスディアイ株式会社 プラズマディスプレイモジュール
JP2009147599A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Panasonic Corp ディスプレイ装置
CN108323046A (zh) * 2018-03-14 2018-07-24 杭州波拓科技有限公司 一种用于无人机图传模块增强屏蔽和加强散热的轻质外壳

Also Published As

Publication number Publication date
JP4186649B2 (ja) 2008-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100625976B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
US7061178B2 (en) Plasma display
KR20010098816A (ko) 디스플레이 드라이버 모듈 및 그 장착 구조
US7944712B2 (en) Plasma display device
JP4186649B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2004361524A (ja) 電気光学モジュール、電源基板、配線基板、及び電子機器
JP2010139770A (ja) 液晶表示装置
US20100134459A1 (en) Flat display device
US7595590B2 (en) Plasma display apparatus
JP4802661B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
JP4207507B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2007108488A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2004021000A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2005107438A (ja) プラズマディスプレイ装置用半導体装置の製造方法
JP2004020999A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2003295786A (ja) プラズマディスプレイ装置の製造方法
JP2005338706A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2005070600A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2003195778A (ja) 表示装置
JP2005338707A (ja) プラズマディスプレイ装置
KR100813848B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
JP2004096387A (ja) プラズマディスプレイパネル
KR100751367B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
JP4816203B2 (ja) プラズマディスプレイパネル
JP2005340131A (ja) プラズマディスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20051021

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20051114

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080901

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees