JP2004258315A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、立体鏡を覗きながら画面上の操作を容易に行うことができる画像表示装置を提供することである。
【解決手段】二眼式のスコープを用いて画面35を覗き立体画像を閲覧する画像表示装置1であって、左眼用画像3及び右眼用画像5を画面上の表示領域内に表示する表示手段41と、操作入力により表示画面上の位置を指定するマウスポインタ7と、マウスポインタにより左右の何れか一方の画像の位置が指定されると、一方の画像に連動して一方の画像と同じ位置まで他方の画像が移動する画像移動手段43とを備え、画像移動手段43は、表示領域の一方の画像の一部をマウスポインタにより指定すると、指定した一方の画像の一部が他方の画像の一部と連動して表示領域13、15の中央位置に移動し、中央位置を中心として一方の画像が拡大又は縮小し且つ一方の画像に連動して他方の画像が拡大又は縮小する画像拡大縮小手段47を備えるようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】二眼式のスコープを用いて画面35を覗き立体画像を閲覧する画像表示装置1であって、左眼用画像3及び右眼用画像5を画面上の表示領域内に表示する表示手段41と、操作入力により表示画面上の位置を指定するマウスポインタ7と、マウスポインタにより左右の何れか一方の画像の位置が指定されると、一方の画像に連動して一方の画像と同じ位置まで他方の画像が移動する画像移動手段43とを備え、画像移動手段43は、表示領域の一方の画像の一部をマウスポインタにより指定すると、指定した一方の画像の一部が他方の画像の一部と連動して表示領域13、15の中央位置に移動し、中央位置を中心として一方の画像が拡大又は縮小し且つ一方の画像に連動して他方の画像が拡大又は縮小する画像拡大縮小手段47を備えるようにした。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画面に表示された右眼用の画像と左眼用の画像を立体的に見ることができる画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、視差画像を利用して立体視する方法が種々提供されているが、例えば1枚の用紙に視差のある2枚の写真を特定の位置だけ離して用意し、これを特定の間隔だけ離れた位置から専用の眼鏡(立体鏡)を使って立体視を行っていた。
【0003】
また、最近ではデジタルカメラ等で撮影された画像をコンピュータに読み込み、ディスプレイ上に2枚の画像を右眼用画像と左眼用画像として配置し、かかる画像をディスプレイから離れた位置から立体鏡を使って立体視する方法も開示されている(例えば特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−326948号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、利用者は立体鏡を覗きながら画面を見ているため、通常とは異なり画面の拡大、縮小も立体鏡を覗きながらでき、局部的な拡大、縮小や全体の移動等の自由な操作が望まれていたが、従来このようなことができなかった。
【0006】
また、画像を操作するマウスポインタを左右の画像に表示すると、スコープで覗いたときに、左右のマウスポインタの位置が画像に対してずれて、焦点がぼやけて見難くなるという問題があった。そこで、左右の画像の何れか一方のみにマウスポインタを表示する方法があるが、マウスポインタが見えたり見えなかったりを繰り返すいわゆる視野闘争が生じて、マウスポインタの現在位置が確認しづらいという問題があった。
【0007】
本発明の課題は、立体鏡を覗きながら画面上の操作を容易に行うことができる画像表示装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、二眼式のスコープを用いて画面を覗き立体画像を閲覧する画像表示装置であって、左眼用画像及び右眼用画像を画面上の一定の表示領域内に表示する表示手段と、利用者の操作入力により表示画面上の位置を指定するマウスポインタと、マウスポインタにより左右の何れか一方の画像の位置が指定されると、一方の画像に連動して一方の画像と同じ位置まで他方の画像が移動する画像移動手段とを備え、画像移動手段は、表示領域に表示された一方の画像の一部をマウスポインタにより指定すると、指定した一方の画像の一部が他方の画像の一部と連動して表示領域の中央位置に移動するとともに、表示領域の中央位置を中心として一方の画像が拡大又は縮小し且つ一方の画像に連動して他方の画像が拡大又は縮小する画像拡大縮小手段を備えていることを特徴とする。
【0009】
この請求項1に記載の発明では、表示領域内に表示された一方の画像の一部をマウスポインタにより指定すると、一方の画像に対応した他方の画像の一部が表示領域の中央位置に移動し、この中央位置を中心として一方の画像及び他方の画像が拡大又は縮小する。このように、画像の一部分の画像が拡大又は縮小するので、利用者の好みに応じた画像表示を行うことができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、表示手段は左右の表示領域の中央位置に出没自在に表示される基準標識を備えており、画像移動手段は基準標識を中心として左右の画像の何れか一方の画像が上下又は左右に移動する画像位置修正手段を備え、画像位置修正手段により一方の画像の位置を修正することで左右の画像の位置合わせを行うことを特徴とする。
【0011】
この請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、画像位置修正手段では何れか一方の画像を表示領域の中央位置を基準として上下又は左右に移動させることで、左右の画像の位置合わせができるので、左右の画像をスコープで立体視した場合に、互いの位置がずれていても修正することができ、位置ずれの影響で見づらい立体画像をより見やすい状態にすることができる。
【0012】
また、画像の位置を修正する場合には、表示領域の中央位置に基準標識が表示されるので、この基準標識を目安に画像を修正することができ、修正を簡単に行うことができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、画面には所定のオブジェクトが隠されており、マウスポインタが、その位置に合うとオブジェクトが表示されるオブジェクト表示手段を備えていることを特徴とする。
【0014】
この請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、オブジェクト表示手段はマウスポインタにより指定されたときのみ画面上に表示されるので、表示領域の外で別途に操作のためのアイコンを設ける必要がない。したがって、表示領域を最大限に利用して画像を表示することができ、立体画像が見えやすく、また迫力のある画像を楽しむことができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、表示手段は画面上に表示されたオブジェクトを変化させるオブジェクト変化手段を備えていることを特徴とする。
【0016】
この請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、所定のオブジェクトにマウスポインタが位置すると、オブジェクトが拡大したり色が変化したりするので、マウスポインタの現在の位置を確認しやすく、視野闘争によるマウスポインタの確認しづらさを補うことができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、オブジェクト変化手段は画像拡大縮小手段又は画像位置修正手段の操作ボタンであり、操作ボタンは画像が拡大縮小又は画像が移動しているときには画面上に表示されないことを特徴とする。
【0018】
この請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、オブジェクト変化手段を画像の拡大縮小や画像の位置修正のための操作ボタンとすることで、マウスポインタの位置確認が容易にでき、画像の各操作を容易に行うことができるとともに、操作ボタンは画像が拡大縮小又は画像が移動しているときには画面上に表示されずに表示領域を最大限に利用することができる。
【0019】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の発明において、画像が移動又は拡大縮小するときには、マウスポインタが画面上から消えるマウスポインタ消去手段を備えていることを特徴とする。
【0020】
この請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、画像の移動又は拡大縮小の際には、画面上からマウスポインタが消えるので、目障りしない綺麗な立体画像を見ることができる。
【0021】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の発明において、表示手段はマウスポインタで指定すると文字画像が左右方向に移動する文字画像移動手段を備えており、文字画像が移動することにより文字が浮き出て見えることを特徴とする。
【0022】
この請求項7に記載の発明では、請求項1乃至6の何れかに記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、文字画像をマウスポインタで指定すると文字画像が微小に移動するので、立体画像に対してさらに文字画像だけを突出させてり、奥に引っ込ませたりすることができる。よって、文字画像を一際目立たせることができ、利用者の注意を文字画像に向かせることができると共に、マウスポインタの位置確認が容易にできる。
【0023】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、表示手段は文字画像をマウスポインタで指定すると、文字画像以外の画像の明度が落ちる明度調整手段を備えたことを特徴とする。
【0024】
この請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、文字画像をマウスポインタで指定すると文字画像以外の画像が文字画像より暗くなるので、文字が読み易くなるとともに、文字画像を一際目立たせることができ、利用者の注意をさらに文字画像に向かせることができる。
【0025】
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、画像移動手段は表示領域に表示された画像をマウスポインタにより上下左右または斜め方向に移動させると、マウスポインタの移動方向と同方向又は反対方向に画像が移動するとともに、表示領域の端にマウスポインタが位置したときに、画像の他端が表示領域のマウスポインタとは反対側又は同じ側の端に位置する画像範囲制限手段を備えていることを特徴とする。
【0026】
この請求項9に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、表示領域の端にマウスポインタが位置したときに、画像の端が表示領域のマウスポインタと反対側又は同じ側の端に位置するので、1度のマウス操作により、画像の全体を表示領域内に表示することができる。
【0027】
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9の何れかに記載の発明において、表示手段はスクロールバーを表示するスクロールバー表示手段を備え、スクロールバー表示手段は表示領域内の文書情報を上下方向に移動させる一方及び他方のつまみを有し、一方及び他方のつまみの位置にマウスポインタが重なるとつまみが拡大表示し、文書情報の先頭位置が表示領域の上端位置にあるときは、下方向に移動させる一方のつまみのみを表示し、文書情報の最後尾位置が表示領域の下端位置にあるときは、上方向に移動させる他方のつまみのみを表示することを特徴とする。
【0028】
この請求項10に記載の発明では、請求項1乃至9の何れかに記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、スクロールバーのつまみの位置にマウスポインタが合うと、つまみが拡大表示されるので、マウスポインタの所在位置の確認が容易である。また、文書情報の先頭位置あるいは最後尾位置が表示領域の上下端に位置すると、一方向に移動可能なつまみのみが表示されるので、文書情報の先頭位置あるいは最後尾位置の確認が容易にできる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図1は第1実施の形態にかかる画像表示装置の全体画面を示した図、図2は図1に係る左眼用画像及び右眼用画像の拡大縮小を示す図であり、(a)は操作バーの表示(b)はターゲットマークの表示、(c)は拡大図をそれぞれ示した図であり、図3は図2に係る画像の拡大及び縮小を説明するフローチャートである。図4は画像の位置修正を説明する図であり、(a)は操作バーの表示(b)はターゲットマークの表示、(c)は位置修正した後をそれぞれ示した図であり、図5は図4の画像の位置修正を説明するフローチャートである。図6はインデックス画面を示す図、図7は本発明に係る画像表示装置の全体構成を示すブロック図である。
【0030】
第1実施の形態は、パーソナルコンピュータの画面(表示部)35上に表示された視差画像を二眼式のスコープで覗き、立体画像を観賞するものである。また、マウス(入力部)37によって画面35の画像操作も行うことができる。尚、画像操作は制御部30によって制御されている。
【0031】
画面35には、左画像(左眼用画像)3と、右画像(右眼用画像)5との2枚の画像が表示される。かかる画像3、5はデジタルカメラ等の撮影装置31を用い、同一平面上を視差相当分平行スライドして撮影したものである。そして、デジタルカメラとパソコンとをUSB接続し、撮影した画像3、5をハードディスクの記憶部33内に保存する。保存の際には各画像にファイル名を付け、jpeg形式で保存する。尚、撮影装置31として一眼レフ式のカメラを使用する場合には、撮影したフィルム画像を現像後、スキャナ等の読取装置によってデジタル信号データに変換した後にハードディスク内の記憶部33に保存される。
【0032】
図1に示すように、画面35は全体フレーム11と、左右一対の表示フレーム(左ウインドウ13、右ウインドウ15)とで構成されている。左右ウインドウ13、15の横寸法(XL、XR)及び縦寸法(YL、YR)は自在に変更可能であり、縦寸法と横寸法の比率も変更可能である。また、全体フレーム11の縦横寸法及び寸法比率も変更自在である。さらに、左右ウインドウ13、15の間隔(d)も変更することができる。
【0033】
左右の夫々の画像3、5は、画像3、5の中心位置と各ウインドウ13、15の中心位置が一致するように表示される。また画像3、5の大小によって、各ウインドウ13、15に表示される画像3、5の範囲は異なり、画像3、5の大きさがウインドウ13、15の大きさよりも小さい場合には、画像3、5の全体を表示できるが、画像3、5の大きさがウインドウ13、15よりも大きい場合には画像3、5の一部のみが表示される。
【0034】
次に画像3、5の移動動作について説明する。移動動作は画像移動手段43によって制御される。右ウインドウ15にはマウス37操作により画面上を移動するマウスポインタ7が表示手段41によって表示されている。右側画像5の任意の位置がマウスポインタ7によって指定され(マウスボタンが押される)、マウスポインタ7が移動すると、右側画像5が左右上下方向あるいは斜め方向に動く。このとき、右側画像5の移動に連動して左側画像3もウインドウ13内を移動する。マウスポインタ7によって指定が外れると、画像3、5の移動は停止する。
【0035】
このように、マウス37の操作により画像3、5を自由に移動させることができるので、ウインドウ13、15に表れていない画像3、5の部分も、ウインドウ13、15に表示することができ、上述のように画像3、5の大きさがウインドウ13、15よりも大きい場合でも、画像3、5を移動させることで画像全体に渡って見ることができる。
【0036】
また、制御部30は画像3、5の移動の際に、マウスポインタ7が画面上から消えるマウスポインタ消去手段45を備えている。つまり、マウスポインタ7により右側画像5が指定されると、画面上からマウスポインタ7の表示が消え、指定が外れると再び表示されるようになっている。このように、画像3、5の移動中にマウスポインタ7の表示が画面から消えるので、画像3、5を移動させながら立体画像を楽しむ場合でも、目障りなく綺麗な立体画像を見ることができる。
【0037】
次に画像の拡大及び縮小表示について説明する。画像拡大縮小手段47は、ウインドウ13、15の中央位置を基点として画像3、5を拡大、縮小表示させるものである。また、ウインドウ13、15には画像3、5の拡大、縮小を操作するための操作ボタン19を備えており、操作ボタン19は操作バー17とともに出没自在に表示される。すなわち、図2(a)に示すように、オブジェクト表示手段49の制御により、右ウインドウ15の下側には操作バー17が隠されており、マウスポインタ7をその位置に合わせると、操作バー17が表示されるようになっている。また、操作バー17のライン上には、操作ボタン19が表示されており、この操作ボタン19を左右に移動させることで画像3、5の拡大、縮小の操作を行っている。
【0038】
詳細には、右ウインドウ15の下側部分にマウスポインタ7を合わせると(ステップS1)、左右ウインドウ13、15の左端に「ZOOM」と記載された操作バー17が表示される(ステップS2)。かかる操作バー17は透明な薄橙色の彩色が施されており、画像3、5との識別が容易にできるようになっている。また、右ウインドウ15の左端の「ZOOM」の部分にマウスポインタ7を合わせると、「ZOOM」の文字が拡大されるようになっており、利用者は拡大縮小の操作バー17であることを容易に認識することができる。また、画像3、5が拡大又は縮小された後、「ZOOM」の部分でマウスポインタ7をクリックすると、画像3、5が初期値の状態に戻される。
【0039】
次いで、図2(b)に示すように操作バー17の操作ボタン19にマウスポインタ7が重なると(ステップS3)、操作ボタン19が拡大表示されるとともに、左右ウインドウ13、15の中央位置に朱色の十字状のターゲットマーク21が表示される(ステップS4)。そして、操作ボタン19の左右の移動により画像3、5の拡大、縮小表示が行われ(ステップS5)、操作ボタン19が右側に移動すると、ターゲットマーク21を中心として画像3、5が拡大表示される(ステップS6)。また、反対に操作ボタン19が左側に移動すると画像3、5は縮小表示される(ステップS7)。
【0040】
尚、本実施の形態では操作ボタン19はマウスポインタ7の指定により拡大表示するようにしたが、その他、操作ボタン19の拡大表示の他に、色が変化するようにしても良い。このように、操作ボタン19が拡大表示や色の変化などの自己主張をするので、マウスポインタ7が操作ボタン19の位置に合ったことを確認しやすい。また、画像3、5の拡大の最大倍率は利用者が自由に設定することができ、この設定範囲内での拡大が可能であり、このとき拡大率を画面上にリアルタイムで表示することもできる。
【0041】
次に画像の位置修正について説明する。画像の位置修正は画像位置修正手段53により制御されている。左右の画像3、5はデジタルカメラ等を用いて同一平面上を視差相当分だけ平行スライドして撮影するが、カメラのレンズは周辺部に近づくほど歪が大きくなる。従って、かかる歪のために画像周辺部を拡大時の立体画像が見づらい場合がある。このような不具合を解消するために、画像位置修正手段53により何れか一方の画像の位置を他方の画像の位置と合うよう調整できるようにした。本実施の形態では左側の画像3の位置を右側画像3に対してずらすようにしている。
【0042】
画像位置修正手段53は、ウインドウ13、15の左右の画像位置を合わせるものであり、右ウインドウ15には左画像3の位置を操作するための操作バー17が出没自在に表示されるようにしている。
【0043】
図4(a)に示すように、右ウインドウ15の下側には操作バー23が隠されており、マウスポインタ7を合わせると操作バー23が表示される。また、操作バー23のライン上には丸い操作ボタン25が表示されており、この操作ボタン25を左右に移動させることで左側の画像の位置修正を行う。
【0044】
詳細には、右ウインドウ15の下側部分にマウスポインタ7を合わせると(ステップS11)、ウインドウ13、15の左下端に「FOCUS」と記載された操作バー23が表示される(ステップS12)。かかる操作バー23は透明な薄青色の彩色が施されており、画像3、5との識別ができるようになっている。また、ウインドウ13、15の左端の「FOCUS」の部分にマウスポインタ7を合わせると文字が拡大されるようになっており、利用者は位置修正の操作バー23であることを容易に認識することができる。また、画像3、5の位置合わせがされた後、「FOCUS」の部分でマウスポインタ7をクリックすると、画像3、5が初期値の状態に戻される。
【0045】
図4(a)に示すように操作バー23の操作ボタン25にマウスポインタ7が重なると(ステップS13)、操作ボタン25が拡大表示される(ステップS14)。そして、操作ボタン25が押されると(ステップS15)、左右ウインドウ13、15の中央位置に十字状のターゲットマーク(基準標識)27が表示される(ステップS16)。そして、操作ボタン25が左右に移動することで、左側画像3が左右に移動する(ステップS17)。このとき、右ウインドウ15のターゲットマーク27の縦線27aと右画像5の位置と、左ウインドウ13のターゲットマーク27の縦線27aと左画像3の位置とを確認し、左右の画像3、5がターゲットマーク27の縦線27aの位置に合うように修正する(ステップS18)。
【0046】
拡大縮小時と同様に、ターゲットマーク27が表示されると同時に、操作バー23及びマウスポインタ7の表示が消える。また、マウスポインタ7が操作バー23の領域外に出たときは、ターゲットマーク27の表示が消えるとともに、マウスポインタ7も表示される。
【0047】
画像位置修正手段53では左画像3をウインドウ13の中央ラインを基準として左右に移動させることで、左右の画像3、5の位置合わせができるので、画像3、5をスコープで立体視した場合に、互いの位置がずれていても修正することができ、位置ずれの影響で見づらい立体画像を見易い状態にすることができる。
【0048】
尚、画像位置修正手段53は左画像3をウインドウ13に表示されるターゲットマーク27の左右ライン27bを基準として上下に移動させて位置修正することもできる。この場合、右ウインドウ15の右側には操作バー29が隠されており、マウスポインタ7を合わせると操作バー29が表示される。また、操作バー29のライン上には丸い操作ボタン28が設けられており、この操作ボタン28を上下に移動させることで左側の画像3の位置修正を行う。このとき、右ウインドウ15のターゲットマーク27の横線27bと右画像5の位置、左ウインドウ13のターゲットマーク27の横線27bと左画像3の位置とを確認し、左右の画像3、5がターゲットマーク27の横線27bの位置に合うように修正する。
【0049】
次に、インデックス表示画面60について説明する。インデックス表示画面60は図1の状態から左ウインドウ13にマウスポインタ7を合わせると表示されるものであり、図6に示すように、インデックス画面60では、タイトル欄61、撮影場所、日時、撮影条件、ファイル名等の付属データ表示欄62、コメント欄63等が表示される。また、制御部30はインデックス枠61、62、63が画面35から浮き出て見えるような文字画像移動手段55を備えている。
【0050】
利用者がこれらのインデックス枠61、62、63の上にマウスポインタ7を合わせると、インデックス枠61、62、63がウインドウの内側(左ウインドウ13は右側方向、右ウインドウ15は左側方向)に移動(図6中破線で示す)し、スコープで覗いた際には、立体画像がさらに、飛び出したように見える。よって、インデックス枠61、62、63を一際目立たせることができ、利用者の注意を向かせることができる。尚、インデックス枠61、62、63がウインドウの外側(左ウインドウ13は左側方向、右ウインドウ15は右側方向)に移動するように設定すれば、上記とは反対に奥行き方向に引っ込んだように見える。よって、インデックス枠61、62、63を目立たせることができ、マウスポインタ7の確認がし易くなるとともに、利用者の注意を引かせることができる。
【0051】
また、制御部30は文字画像移動手段55と連動する明度調整手段57を設けても良い。すなわち、インデックス枠61、62、63の上にマウスポインタ7を合わせると、文字画像移動手段55によりインデックス枠61、62、63が左右方向に移動するとともに、明度調整手段57により移動したインデックス枠が他の画面よりも明るく表示される。このように、インデックス枠61、62、63が画面から浮き出て見えると同時に、周りに比べて明るく表示されるので、文字が読み易くなるとともに、さらに利用者の注意を引かせることができると同時に、マウスポインタ7の所在確認が容易にできる。
【0052】
次にコメント欄63の操作について説明する。コメント欄63にはスクロール用のつまみマークを表示するスクロールバーがコメント欄63の右側位置に表示される。図11(a)に示すように、コメント欄63の文書情報76が表示エリアの範囲内の行数であればスクロールバーにつまみマークは表示されず、文書情報76aの表示行数が表示エリアの範囲を超えている場合には、図11(b)に示すように、正逆三角形のつまみマーク64及び逆三角形のつまみマーク(一方のつまみ)75が表示される。
【0053】
図11(c)に示すように、逆三角形のつまみマーク75にマウスポインタ7を合わせると、逆三角形のつまみマーク75bが拡大表示される。そして、拡大表示された逆三角形のつまみマーク75bをクリックすると、上方向に画面送りされて、表示エリア範囲外の文書情報76bが表示エリア内に表示される。尚、逆三角形のつまみマーク75bをクリックと、正逆三角形のつまみマーク64も同時に移動する。
【0054】
図11(d)に示すように、表示エリア内に文書情報76cの最終段が表示されると、逆三角形のつまみマーク75aの表示が消え、それと同時に正三角形のつまみマーク74が表示される。このとき、正逆三角形のつまみマーク64はスクロールバーの最下段に位置している。再度、文書情報の先頭位置を表示させたい場合は、正三角形のつまみマーク74をクリックすることで、下方向に画面送りされて、文書情報の先頭位置を表示エリア内に表示することができる。
【0055】
尚、図11(e)に示すように、コメント欄63の操作は正逆三角形のつまみマーク64でも行うことができ、この正逆三角形のつまみマーク64bにマウスポインタ7を合わせると拡大表示される。さらに、正逆三角形のつまみマーク64bをドラッグして上下にマウスを動かすことで、画面送りを自在に操作できる。
【0056】
以上のように、スクロールバーのつまみマーク64、74、75の位置にマウスポインタ7が合うと、つまみマーク64、74、75が拡大表示されるので、マウスポインタ7の所在位置の確認が容易である。
【0057】
コメント欄63の下部には碁盤のマス目状のリンクボタン65が配置されており、各リンクボタン65には表題が表示されている。そして、リンクボタン65をクリックすることで、リンク先のファイル(画像)や他のホームページに飛ぶようになっている。尚、リンク先のファイルが5秒経過しても読み込めなかった場合は、「準備中」のメッセージが画面上に表示され元の画像が表示される。
【0058】
また、リンクボタン65はマウスポインタ7が重なるとウインドウ13、15の内側に向けて移動し、リンクボタン65が飛び出したように見える。さらに、リンクボタン65はマウスポインタ7が重なると、赤色の枠66が表示されるようになっており、マウスポインタ7の現在位置を容易に知ることができる。
【0059】
リンクボタン65の下には、ナビゲーションボタン67が配置されている。ナビゲーションボタン67は、6つの丸ボタンで構成されており、左側から順番にトップページにリンクしたホームボタン68、説明ファイルにリンクしたインデックスボタン69、現在表示されている画像の次の画像を表示するための送りボタン71、現在表示されている画像の前の画像を表示するための戻りボタン70、保存されている画像のトップ画像にリンクしたトップボタン72、所定の枚数だけ先の画像を表示するスキップボタン73の各ボタンが配置されている。
【0060】
これら6つのボタンのうち、送りボタン71、戻りボタン70、トップボタン72及びスキップボタン73の4つのボタンは、例えば図1の画面上でも表示可能であり、かかる4つうちの右ボタン74は送りボタン71に対応しており、同じリンク先を表示する。同様に、左ボタン75は戻りボタン70に、上ボタン76はトップボタン72に、下ボタン77はスキップボタン73にそれぞれ対応している。
【0061】
次に、図8乃至図10を参照して他の実施の形態について説明するが、その説明にあたり、上述した部分と同様な部分には同一の符号を付することにより、その説明を省略する。図8は第2実施の形態に係る画像表示装置を示す図であり、ここでは右ウインドウ15のみを示し、左ウインドウ13は省略しているが左右の動作は基本的に同一である。第2実施の形態の動作は部分画像移動手段59により制御されている。図8に示す第2実施の形態では、ウインドウ15に表示された画像5の中で、拡大して見たい部分画像8がある場合に、その部分画像8をマウスでクリックすれば、部分の拡大画像8aを見ることができるものである。図8(a)に示すように、部分画像8の位置にマウスポインタ7を合わせ、マウスボタン37を押すとマウスポインタ7で指定した位置が、ウインドウ15の中央位置に移動する。そして、マウスボタン37を押したままマウスを右側方向に移動させることで、画像8が拡大される。また、マウスを左側に戻すと拡大画像8aは縮小するので、利用者の好みに応じた拡大表示を行うことができる。
【0062】
図9は第3実施の形態に係る画像表示装置を示す図であり、ここでは右ウインドウ15のみを示し、左ウインドウ13は省略しているが左右の動作は基本的に同一である。図9に示す第3実施の形態では、ウインドウ15に表示された画像5を1回のマウス操作で全体を見渡すことができるものである。図9(a)に示す状態では、画像5の中央部分しか表示されていない。この状態で特定の部分画像8を表示する場合には、ウインドウ15に表示された画像5の任意の場所を指定し、上下左右または斜め方向に移動させる。
【0063】
図9(a)では部分画像8の位置が画像5の左上部分にあるので、マウスを右下方向に移動させる。図9(b)に示すように、マウスポインタ7aの位置がウインドウ15の右端15aにくると、画像5の左端5aがウインドウ15の左端15bの近くに移動する。また、マウスポインタ7aの位置がウインドウ15の下端15cにくると、画像5の上端5bがウインドウ15の上端15dの近くに移動する。このように、画像5の隅に位置する部分画像8をウインドウ15に表示できる。
【0064】
図10は第4実施の形態に係る画像表示装置を示す図であり、マウスポインタ7の動く方向と画像5の動く方向が反対方向である点が第3実施の形態と異なる。図10(a)では部分画像8の位置が画像5の左上部分にあるので、マウスを左上方向に移動させる。図10(b)に示すように、マウスポインタ7aの位置がウインドウ15の左端15bにくると、画像5の左端5aがウインドウ15の左端15bの近くに移動する。また、マウスポインタ7aの位置がウインドウ15の上端15dにくると、画像5の上端5bがウインドウ15の上端15dの近くに移動する。このように、画像5の隅に位置する部分画像8をウインドウ15に表示できる。
【0065】
本発明は、上述のような実施例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上述した画像表示装置1をサーバ上に掲載し、インターネットを通じて各家庭や学校等のパソコンの画面35上で操作できるようにしても良い。
【0066】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、表示領域内に表示された一方の画像の一部をマウスポインタにより指定すると、一方の画像に対応した他方の画像の一部が表示領域の中央位置に移動し、この中央位置を中心として一方の画像及び他方の画像が拡大又は縮小する。このように、画像の一部分の画像が拡大又は縮小するので、利用者の好みに応じた画像表示を行うことができる。
【0067】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、画像位置修正手段では何れか一方の画像を表示領域の中央位置を基準として上下又は左右に移動させることで、左右の画像の位置合わせができるので、左右の画像をスコープで立体視した場合に、互いの位置がずれていても修正することができ、位置ずれの影響で見づらい立体画像を見やすい状態にすることができる。
【0068】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、オブジェクト表示手段はマウスポインタにより指定されたときのみ画面上に表示されるので、表示領域の外で別途に操作のためのアイコンを設ける必要がない。したがって、表示領域を最大限に利用して画像を表示することができ、立体画像が見えやすく、また迫力のある画像を楽しむことができる。
【0069】
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、所定のオブジェクトにマウスポインタが位置すると、オブジェクトの拡大や色の変化などをするので、視野闘争で見づらくなっているマウスポインタの現在の位置を確認しやすい。
【0070】
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、オブジェクト変化手段を画像の拡大縮小や画像の位置修正のための操作ボタンとすることで、マウスポインタの位置確認が容易にでき、画像の各操作を容易に行うことができる。
【0071】
請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、画像の移動又は拡大縮小の際には、画面上からマウスポインタが消えるので、目障りしない綺麗な立体画像を見ることができる。
【0072】
請求項7に記載の発明では、請求項1乃至6の何れかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、文字画像をマウスポインタで指定すると文字画像が微小に移動するので、立体画像に対してさらに文字画像だけを突出させてり、奥に引っ込ませたりすることができる。よって、文字画像を一際目立たせることができ、利用者の注意を文字画像に向かせることができると共に、視野闘争で見づらくなっているマウスポインタの位置確認が容易にできる。
【0073】
請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、文字画像をマウスポインタで指定すると文字画像以外の画像が文字画像より暗くなるので、文字画像を一際目立たせることができ、利用者の注意をさらに文字画像に向かせることができる。
【0074】
請求項9に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、表示領域の端にマウスポインタが位置したときに、画像の端が表示領域のマウスポインタと反対側又は同じ側の端に位置するので、1度のマウス操作により、画像の全体を表示領域内に表示することができる。
【0075】
請求項10に記載の発明では、請求項1乃至9の何れかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、スクロールバーのつまみの位置にマウスポインタが合うと、つまみが拡大表示されるので、視野闘争で見づらくなっているマウスポインタの所在位置の確認が容易である。また、文書情報の先頭位置あるいは最後尾位置が表示領域の上下端に位置すると、一方向に移動可能なつまみのみが表示されるので、文書情報の先頭位置あるいは最後尾位置の確認が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかる画像表示装置の全体画面を示した図である。
【図2】図1に係る左眼用画像及び右眼用画像の拡大縮小を示す図であり、(a)は操作バーの表示(b)はターゲットマークの表示、(c)は拡大図をそれぞれ示した図である。
【図3】図2に係る画像の拡大及び縮小を説明するフローチャートである。
【図4】画像の位置修正を説明する図であり、(a)は操作バーの表示(b)はターゲットマークの表示、(c)は位置修正した後をそれぞれ示した図である。
【図5】図4の画像の位置修正を説明するフローチャートである。
【図6】インデックス画面を示す図である。
【図7】本発明に係る画像表示装置の全体構成を示すブロック図である。
【図8】第2実施の形態に係る画像表示装置を示す図である。
【図9】第3実施の形態に係る画像表示装置を示す図である。
【図10】第4実施の形態に係る画像表示装置を示す図である。
【図11】スクロールバーの操作について説明する図である。
【符号の説明】
1 画像表示装置
3 左画像(左眼用画像)
5 右画像(右眼用画像)
7 マウスポインタ(画像指定手段)
13、15 ウインドウ(表示領域)
19 操作ボタン
21、27 ターゲットマーク(基準標識)
35 画面
41 表示手段
43 画像移動手段
45 マウスポインタ消去手段
47 画像拡大縮小手段
49 オブジェクト表示手段
51 オブジェクト変化手段
53 画像位置修正手段
55 文字画像移動手段
57 明度調整手段
61 画像範囲制限手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、画面に表示された右眼用の画像と左眼用の画像を立体的に見ることができる画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、視差画像を利用して立体視する方法が種々提供されているが、例えば1枚の用紙に視差のある2枚の写真を特定の位置だけ離して用意し、これを特定の間隔だけ離れた位置から専用の眼鏡(立体鏡)を使って立体視を行っていた。
【0003】
また、最近ではデジタルカメラ等で撮影された画像をコンピュータに読み込み、ディスプレイ上に2枚の画像を右眼用画像と左眼用画像として配置し、かかる画像をディスプレイから離れた位置から立体鏡を使って立体視する方法も開示されている(例えば特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−326948号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、利用者は立体鏡を覗きながら画面を見ているため、通常とは異なり画面の拡大、縮小も立体鏡を覗きながらでき、局部的な拡大、縮小や全体の移動等の自由な操作が望まれていたが、従来このようなことができなかった。
【0006】
また、画像を操作するマウスポインタを左右の画像に表示すると、スコープで覗いたときに、左右のマウスポインタの位置が画像に対してずれて、焦点がぼやけて見難くなるという問題があった。そこで、左右の画像の何れか一方のみにマウスポインタを表示する方法があるが、マウスポインタが見えたり見えなかったりを繰り返すいわゆる視野闘争が生じて、マウスポインタの現在位置が確認しづらいという問題があった。
【0007】
本発明の課題は、立体鏡を覗きながら画面上の操作を容易に行うことができる画像表示装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、二眼式のスコープを用いて画面を覗き立体画像を閲覧する画像表示装置であって、左眼用画像及び右眼用画像を画面上の一定の表示領域内に表示する表示手段と、利用者の操作入力により表示画面上の位置を指定するマウスポインタと、マウスポインタにより左右の何れか一方の画像の位置が指定されると、一方の画像に連動して一方の画像と同じ位置まで他方の画像が移動する画像移動手段とを備え、画像移動手段は、表示領域に表示された一方の画像の一部をマウスポインタにより指定すると、指定した一方の画像の一部が他方の画像の一部と連動して表示領域の中央位置に移動するとともに、表示領域の中央位置を中心として一方の画像が拡大又は縮小し且つ一方の画像に連動して他方の画像が拡大又は縮小する画像拡大縮小手段を備えていることを特徴とする。
【0009】
この請求項1に記載の発明では、表示領域内に表示された一方の画像の一部をマウスポインタにより指定すると、一方の画像に対応した他方の画像の一部が表示領域の中央位置に移動し、この中央位置を中心として一方の画像及び他方の画像が拡大又は縮小する。このように、画像の一部分の画像が拡大又は縮小するので、利用者の好みに応じた画像表示を行うことができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、表示手段は左右の表示領域の中央位置に出没自在に表示される基準標識を備えており、画像移動手段は基準標識を中心として左右の画像の何れか一方の画像が上下又は左右に移動する画像位置修正手段を備え、画像位置修正手段により一方の画像の位置を修正することで左右の画像の位置合わせを行うことを特徴とする。
【0011】
この請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、画像位置修正手段では何れか一方の画像を表示領域の中央位置を基準として上下又は左右に移動させることで、左右の画像の位置合わせができるので、左右の画像をスコープで立体視した場合に、互いの位置がずれていても修正することができ、位置ずれの影響で見づらい立体画像をより見やすい状態にすることができる。
【0012】
また、画像の位置を修正する場合には、表示領域の中央位置に基準標識が表示されるので、この基準標識を目安に画像を修正することができ、修正を簡単に行うことができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、画面には所定のオブジェクトが隠されており、マウスポインタが、その位置に合うとオブジェクトが表示されるオブジェクト表示手段を備えていることを特徴とする。
【0014】
この請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、オブジェクト表示手段はマウスポインタにより指定されたときのみ画面上に表示されるので、表示領域の外で別途に操作のためのアイコンを設ける必要がない。したがって、表示領域を最大限に利用して画像を表示することができ、立体画像が見えやすく、また迫力のある画像を楽しむことができる。
【0015】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、表示手段は画面上に表示されたオブジェクトを変化させるオブジェクト変化手段を備えていることを特徴とする。
【0016】
この請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、所定のオブジェクトにマウスポインタが位置すると、オブジェクトが拡大したり色が変化したりするので、マウスポインタの現在の位置を確認しやすく、視野闘争によるマウスポインタの確認しづらさを補うことができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、オブジェクト変化手段は画像拡大縮小手段又は画像位置修正手段の操作ボタンであり、操作ボタンは画像が拡大縮小又は画像が移動しているときには画面上に表示されないことを特徴とする。
【0018】
この請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、オブジェクト変化手段を画像の拡大縮小や画像の位置修正のための操作ボタンとすることで、マウスポインタの位置確認が容易にでき、画像の各操作を容易に行うことができるとともに、操作ボタンは画像が拡大縮小又は画像が移動しているときには画面上に表示されずに表示領域を最大限に利用することができる。
【0019】
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の発明において、画像が移動又は拡大縮小するときには、マウスポインタが画面上から消えるマウスポインタ消去手段を備えていることを特徴とする。
【0020】
この請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、画像の移動又は拡大縮小の際には、画面上からマウスポインタが消えるので、目障りしない綺麗な立体画像を見ることができる。
【0021】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の発明において、表示手段はマウスポインタで指定すると文字画像が左右方向に移動する文字画像移動手段を備えており、文字画像が移動することにより文字が浮き出て見えることを特徴とする。
【0022】
この請求項7に記載の発明では、請求項1乃至6の何れかに記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、文字画像をマウスポインタで指定すると文字画像が微小に移動するので、立体画像に対してさらに文字画像だけを突出させてり、奥に引っ込ませたりすることができる。よって、文字画像を一際目立たせることができ、利用者の注意を文字画像に向かせることができると共に、マウスポインタの位置確認が容易にできる。
【0023】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、表示手段は文字画像をマウスポインタで指定すると、文字画像以外の画像の明度が落ちる明度調整手段を備えたことを特徴とする。
【0024】
この請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、文字画像をマウスポインタで指定すると文字画像以外の画像が文字画像より暗くなるので、文字が読み易くなるとともに、文字画像を一際目立たせることができ、利用者の注意をさらに文字画像に向かせることができる。
【0025】
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、画像移動手段は表示領域に表示された画像をマウスポインタにより上下左右または斜め方向に移動させると、マウスポインタの移動方向と同方向又は反対方向に画像が移動するとともに、表示領域の端にマウスポインタが位置したときに、画像の他端が表示領域のマウスポインタとは反対側又は同じ側の端に位置する画像範囲制限手段を備えていることを特徴とする。
【0026】
この請求項9に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、表示領域の端にマウスポインタが位置したときに、画像の端が表示領域のマウスポインタと反対側又は同じ側の端に位置するので、1度のマウス操作により、画像の全体を表示領域内に表示することができる。
【0027】
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9の何れかに記載の発明において、表示手段はスクロールバーを表示するスクロールバー表示手段を備え、スクロールバー表示手段は表示領域内の文書情報を上下方向に移動させる一方及び他方のつまみを有し、一方及び他方のつまみの位置にマウスポインタが重なるとつまみが拡大表示し、文書情報の先頭位置が表示領域の上端位置にあるときは、下方向に移動させる一方のつまみのみを表示し、文書情報の最後尾位置が表示領域の下端位置にあるときは、上方向に移動させる他方のつまみのみを表示することを特徴とする。
【0028】
この請求項10に記載の発明では、請求項1乃至9の何れかに記載の発明と同様の作用効果を奏するとともに、スクロールバーのつまみの位置にマウスポインタが合うと、つまみが拡大表示されるので、マウスポインタの所在位置の確認が容易である。また、文書情報の先頭位置あるいは最後尾位置が表示領域の上下端に位置すると、一方向に移動可能なつまみのみが表示されるので、文書情報の先頭位置あるいは最後尾位置の確認が容易にできる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図1は第1実施の形態にかかる画像表示装置の全体画面を示した図、図2は図1に係る左眼用画像及び右眼用画像の拡大縮小を示す図であり、(a)は操作バーの表示(b)はターゲットマークの表示、(c)は拡大図をそれぞれ示した図であり、図3は図2に係る画像の拡大及び縮小を説明するフローチャートである。図4は画像の位置修正を説明する図であり、(a)は操作バーの表示(b)はターゲットマークの表示、(c)は位置修正した後をそれぞれ示した図であり、図5は図4の画像の位置修正を説明するフローチャートである。図6はインデックス画面を示す図、図7は本発明に係る画像表示装置の全体構成を示すブロック図である。
【0030】
第1実施の形態は、パーソナルコンピュータの画面(表示部)35上に表示された視差画像を二眼式のスコープで覗き、立体画像を観賞するものである。また、マウス(入力部)37によって画面35の画像操作も行うことができる。尚、画像操作は制御部30によって制御されている。
【0031】
画面35には、左画像(左眼用画像)3と、右画像(右眼用画像)5との2枚の画像が表示される。かかる画像3、5はデジタルカメラ等の撮影装置31を用い、同一平面上を視差相当分平行スライドして撮影したものである。そして、デジタルカメラとパソコンとをUSB接続し、撮影した画像3、5をハードディスクの記憶部33内に保存する。保存の際には各画像にファイル名を付け、jpeg形式で保存する。尚、撮影装置31として一眼レフ式のカメラを使用する場合には、撮影したフィルム画像を現像後、スキャナ等の読取装置によってデジタル信号データに変換した後にハードディスク内の記憶部33に保存される。
【0032】
図1に示すように、画面35は全体フレーム11と、左右一対の表示フレーム(左ウインドウ13、右ウインドウ15)とで構成されている。左右ウインドウ13、15の横寸法(XL、XR)及び縦寸法(YL、YR)は自在に変更可能であり、縦寸法と横寸法の比率も変更可能である。また、全体フレーム11の縦横寸法及び寸法比率も変更自在である。さらに、左右ウインドウ13、15の間隔(d)も変更することができる。
【0033】
左右の夫々の画像3、5は、画像3、5の中心位置と各ウインドウ13、15の中心位置が一致するように表示される。また画像3、5の大小によって、各ウインドウ13、15に表示される画像3、5の範囲は異なり、画像3、5の大きさがウインドウ13、15の大きさよりも小さい場合には、画像3、5の全体を表示できるが、画像3、5の大きさがウインドウ13、15よりも大きい場合には画像3、5の一部のみが表示される。
【0034】
次に画像3、5の移動動作について説明する。移動動作は画像移動手段43によって制御される。右ウインドウ15にはマウス37操作により画面上を移動するマウスポインタ7が表示手段41によって表示されている。右側画像5の任意の位置がマウスポインタ7によって指定され(マウスボタンが押される)、マウスポインタ7が移動すると、右側画像5が左右上下方向あるいは斜め方向に動く。このとき、右側画像5の移動に連動して左側画像3もウインドウ13内を移動する。マウスポインタ7によって指定が外れると、画像3、5の移動は停止する。
【0035】
このように、マウス37の操作により画像3、5を自由に移動させることができるので、ウインドウ13、15に表れていない画像3、5の部分も、ウインドウ13、15に表示することができ、上述のように画像3、5の大きさがウインドウ13、15よりも大きい場合でも、画像3、5を移動させることで画像全体に渡って見ることができる。
【0036】
また、制御部30は画像3、5の移動の際に、マウスポインタ7が画面上から消えるマウスポインタ消去手段45を備えている。つまり、マウスポインタ7により右側画像5が指定されると、画面上からマウスポインタ7の表示が消え、指定が外れると再び表示されるようになっている。このように、画像3、5の移動中にマウスポインタ7の表示が画面から消えるので、画像3、5を移動させながら立体画像を楽しむ場合でも、目障りなく綺麗な立体画像を見ることができる。
【0037】
次に画像の拡大及び縮小表示について説明する。画像拡大縮小手段47は、ウインドウ13、15の中央位置を基点として画像3、5を拡大、縮小表示させるものである。また、ウインドウ13、15には画像3、5の拡大、縮小を操作するための操作ボタン19を備えており、操作ボタン19は操作バー17とともに出没自在に表示される。すなわち、図2(a)に示すように、オブジェクト表示手段49の制御により、右ウインドウ15の下側には操作バー17が隠されており、マウスポインタ7をその位置に合わせると、操作バー17が表示されるようになっている。また、操作バー17のライン上には、操作ボタン19が表示されており、この操作ボタン19を左右に移動させることで画像3、5の拡大、縮小の操作を行っている。
【0038】
詳細には、右ウインドウ15の下側部分にマウスポインタ7を合わせると(ステップS1)、左右ウインドウ13、15の左端に「ZOOM」と記載された操作バー17が表示される(ステップS2)。かかる操作バー17は透明な薄橙色の彩色が施されており、画像3、5との識別が容易にできるようになっている。また、右ウインドウ15の左端の「ZOOM」の部分にマウスポインタ7を合わせると、「ZOOM」の文字が拡大されるようになっており、利用者は拡大縮小の操作バー17であることを容易に認識することができる。また、画像3、5が拡大又は縮小された後、「ZOOM」の部分でマウスポインタ7をクリックすると、画像3、5が初期値の状態に戻される。
【0039】
次いで、図2(b)に示すように操作バー17の操作ボタン19にマウスポインタ7が重なると(ステップS3)、操作ボタン19が拡大表示されるとともに、左右ウインドウ13、15の中央位置に朱色の十字状のターゲットマーク21が表示される(ステップS4)。そして、操作ボタン19の左右の移動により画像3、5の拡大、縮小表示が行われ(ステップS5)、操作ボタン19が右側に移動すると、ターゲットマーク21を中心として画像3、5が拡大表示される(ステップS6)。また、反対に操作ボタン19が左側に移動すると画像3、5は縮小表示される(ステップS7)。
【0040】
尚、本実施の形態では操作ボタン19はマウスポインタ7の指定により拡大表示するようにしたが、その他、操作ボタン19の拡大表示の他に、色が変化するようにしても良い。このように、操作ボタン19が拡大表示や色の変化などの自己主張をするので、マウスポインタ7が操作ボタン19の位置に合ったことを確認しやすい。また、画像3、5の拡大の最大倍率は利用者が自由に設定することができ、この設定範囲内での拡大が可能であり、このとき拡大率を画面上にリアルタイムで表示することもできる。
【0041】
次に画像の位置修正について説明する。画像の位置修正は画像位置修正手段53により制御されている。左右の画像3、5はデジタルカメラ等を用いて同一平面上を視差相当分だけ平行スライドして撮影するが、カメラのレンズは周辺部に近づくほど歪が大きくなる。従って、かかる歪のために画像周辺部を拡大時の立体画像が見づらい場合がある。このような不具合を解消するために、画像位置修正手段53により何れか一方の画像の位置を他方の画像の位置と合うよう調整できるようにした。本実施の形態では左側の画像3の位置を右側画像3に対してずらすようにしている。
【0042】
画像位置修正手段53は、ウインドウ13、15の左右の画像位置を合わせるものであり、右ウインドウ15には左画像3の位置を操作するための操作バー17が出没自在に表示されるようにしている。
【0043】
図4(a)に示すように、右ウインドウ15の下側には操作バー23が隠されており、マウスポインタ7を合わせると操作バー23が表示される。また、操作バー23のライン上には丸い操作ボタン25が表示されており、この操作ボタン25を左右に移動させることで左側の画像の位置修正を行う。
【0044】
詳細には、右ウインドウ15の下側部分にマウスポインタ7を合わせると(ステップS11)、ウインドウ13、15の左下端に「FOCUS」と記載された操作バー23が表示される(ステップS12)。かかる操作バー23は透明な薄青色の彩色が施されており、画像3、5との識別ができるようになっている。また、ウインドウ13、15の左端の「FOCUS」の部分にマウスポインタ7を合わせると文字が拡大されるようになっており、利用者は位置修正の操作バー23であることを容易に認識することができる。また、画像3、5の位置合わせがされた後、「FOCUS」の部分でマウスポインタ7をクリックすると、画像3、5が初期値の状態に戻される。
【0045】
図4(a)に示すように操作バー23の操作ボタン25にマウスポインタ7が重なると(ステップS13)、操作ボタン25が拡大表示される(ステップS14)。そして、操作ボタン25が押されると(ステップS15)、左右ウインドウ13、15の中央位置に十字状のターゲットマーク(基準標識)27が表示される(ステップS16)。そして、操作ボタン25が左右に移動することで、左側画像3が左右に移動する(ステップS17)。このとき、右ウインドウ15のターゲットマーク27の縦線27aと右画像5の位置と、左ウインドウ13のターゲットマーク27の縦線27aと左画像3の位置とを確認し、左右の画像3、5がターゲットマーク27の縦線27aの位置に合うように修正する(ステップS18)。
【0046】
拡大縮小時と同様に、ターゲットマーク27が表示されると同時に、操作バー23及びマウスポインタ7の表示が消える。また、マウスポインタ7が操作バー23の領域外に出たときは、ターゲットマーク27の表示が消えるとともに、マウスポインタ7も表示される。
【0047】
画像位置修正手段53では左画像3をウインドウ13の中央ラインを基準として左右に移動させることで、左右の画像3、5の位置合わせができるので、画像3、5をスコープで立体視した場合に、互いの位置がずれていても修正することができ、位置ずれの影響で見づらい立体画像を見易い状態にすることができる。
【0048】
尚、画像位置修正手段53は左画像3をウインドウ13に表示されるターゲットマーク27の左右ライン27bを基準として上下に移動させて位置修正することもできる。この場合、右ウインドウ15の右側には操作バー29が隠されており、マウスポインタ7を合わせると操作バー29が表示される。また、操作バー29のライン上には丸い操作ボタン28が設けられており、この操作ボタン28を上下に移動させることで左側の画像3の位置修正を行う。このとき、右ウインドウ15のターゲットマーク27の横線27bと右画像5の位置、左ウインドウ13のターゲットマーク27の横線27bと左画像3の位置とを確認し、左右の画像3、5がターゲットマーク27の横線27bの位置に合うように修正する。
【0049】
次に、インデックス表示画面60について説明する。インデックス表示画面60は図1の状態から左ウインドウ13にマウスポインタ7を合わせると表示されるものであり、図6に示すように、インデックス画面60では、タイトル欄61、撮影場所、日時、撮影条件、ファイル名等の付属データ表示欄62、コメント欄63等が表示される。また、制御部30はインデックス枠61、62、63が画面35から浮き出て見えるような文字画像移動手段55を備えている。
【0050】
利用者がこれらのインデックス枠61、62、63の上にマウスポインタ7を合わせると、インデックス枠61、62、63がウインドウの内側(左ウインドウ13は右側方向、右ウインドウ15は左側方向)に移動(図6中破線で示す)し、スコープで覗いた際には、立体画像がさらに、飛び出したように見える。よって、インデックス枠61、62、63を一際目立たせることができ、利用者の注意を向かせることができる。尚、インデックス枠61、62、63がウインドウの外側(左ウインドウ13は左側方向、右ウインドウ15は右側方向)に移動するように設定すれば、上記とは反対に奥行き方向に引っ込んだように見える。よって、インデックス枠61、62、63を目立たせることができ、マウスポインタ7の確認がし易くなるとともに、利用者の注意を引かせることができる。
【0051】
また、制御部30は文字画像移動手段55と連動する明度調整手段57を設けても良い。すなわち、インデックス枠61、62、63の上にマウスポインタ7を合わせると、文字画像移動手段55によりインデックス枠61、62、63が左右方向に移動するとともに、明度調整手段57により移動したインデックス枠が他の画面よりも明るく表示される。このように、インデックス枠61、62、63が画面から浮き出て見えると同時に、周りに比べて明るく表示されるので、文字が読み易くなるとともに、さらに利用者の注意を引かせることができると同時に、マウスポインタ7の所在確認が容易にできる。
【0052】
次にコメント欄63の操作について説明する。コメント欄63にはスクロール用のつまみマークを表示するスクロールバーがコメント欄63の右側位置に表示される。図11(a)に示すように、コメント欄63の文書情報76が表示エリアの範囲内の行数であればスクロールバーにつまみマークは表示されず、文書情報76aの表示行数が表示エリアの範囲を超えている場合には、図11(b)に示すように、正逆三角形のつまみマーク64及び逆三角形のつまみマーク(一方のつまみ)75が表示される。
【0053】
図11(c)に示すように、逆三角形のつまみマーク75にマウスポインタ7を合わせると、逆三角形のつまみマーク75bが拡大表示される。そして、拡大表示された逆三角形のつまみマーク75bをクリックすると、上方向に画面送りされて、表示エリア範囲外の文書情報76bが表示エリア内に表示される。尚、逆三角形のつまみマーク75bをクリックと、正逆三角形のつまみマーク64も同時に移動する。
【0054】
図11(d)に示すように、表示エリア内に文書情報76cの最終段が表示されると、逆三角形のつまみマーク75aの表示が消え、それと同時に正三角形のつまみマーク74が表示される。このとき、正逆三角形のつまみマーク64はスクロールバーの最下段に位置している。再度、文書情報の先頭位置を表示させたい場合は、正三角形のつまみマーク74をクリックすることで、下方向に画面送りされて、文書情報の先頭位置を表示エリア内に表示することができる。
【0055】
尚、図11(e)に示すように、コメント欄63の操作は正逆三角形のつまみマーク64でも行うことができ、この正逆三角形のつまみマーク64bにマウスポインタ7を合わせると拡大表示される。さらに、正逆三角形のつまみマーク64bをドラッグして上下にマウスを動かすことで、画面送りを自在に操作できる。
【0056】
以上のように、スクロールバーのつまみマーク64、74、75の位置にマウスポインタ7が合うと、つまみマーク64、74、75が拡大表示されるので、マウスポインタ7の所在位置の確認が容易である。
【0057】
コメント欄63の下部には碁盤のマス目状のリンクボタン65が配置されており、各リンクボタン65には表題が表示されている。そして、リンクボタン65をクリックすることで、リンク先のファイル(画像)や他のホームページに飛ぶようになっている。尚、リンク先のファイルが5秒経過しても読み込めなかった場合は、「準備中」のメッセージが画面上に表示され元の画像が表示される。
【0058】
また、リンクボタン65はマウスポインタ7が重なるとウインドウ13、15の内側に向けて移動し、リンクボタン65が飛び出したように見える。さらに、リンクボタン65はマウスポインタ7が重なると、赤色の枠66が表示されるようになっており、マウスポインタ7の現在位置を容易に知ることができる。
【0059】
リンクボタン65の下には、ナビゲーションボタン67が配置されている。ナビゲーションボタン67は、6つの丸ボタンで構成されており、左側から順番にトップページにリンクしたホームボタン68、説明ファイルにリンクしたインデックスボタン69、現在表示されている画像の次の画像を表示するための送りボタン71、現在表示されている画像の前の画像を表示するための戻りボタン70、保存されている画像のトップ画像にリンクしたトップボタン72、所定の枚数だけ先の画像を表示するスキップボタン73の各ボタンが配置されている。
【0060】
これら6つのボタンのうち、送りボタン71、戻りボタン70、トップボタン72及びスキップボタン73の4つのボタンは、例えば図1の画面上でも表示可能であり、かかる4つうちの右ボタン74は送りボタン71に対応しており、同じリンク先を表示する。同様に、左ボタン75は戻りボタン70に、上ボタン76はトップボタン72に、下ボタン77はスキップボタン73にそれぞれ対応している。
【0061】
次に、図8乃至図10を参照して他の実施の形態について説明するが、その説明にあたり、上述した部分と同様な部分には同一の符号を付することにより、その説明を省略する。図8は第2実施の形態に係る画像表示装置を示す図であり、ここでは右ウインドウ15のみを示し、左ウインドウ13は省略しているが左右の動作は基本的に同一である。第2実施の形態の動作は部分画像移動手段59により制御されている。図8に示す第2実施の形態では、ウインドウ15に表示された画像5の中で、拡大して見たい部分画像8がある場合に、その部分画像8をマウスでクリックすれば、部分の拡大画像8aを見ることができるものである。図8(a)に示すように、部分画像8の位置にマウスポインタ7を合わせ、マウスボタン37を押すとマウスポインタ7で指定した位置が、ウインドウ15の中央位置に移動する。そして、マウスボタン37を押したままマウスを右側方向に移動させることで、画像8が拡大される。また、マウスを左側に戻すと拡大画像8aは縮小するので、利用者の好みに応じた拡大表示を行うことができる。
【0062】
図9は第3実施の形態に係る画像表示装置を示す図であり、ここでは右ウインドウ15のみを示し、左ウインドウ13は省略しているが左右の動作は基本的に同一である。図9に示す第3実施の形態では、ウインドウ15に表示された画像5を1回のマウス操作で全体を見渡すことができるものである。図9(a)に示す状態では、画像5の中央部分しか表示されていない。この状態で特定の部分画像8を表示する場合には、ウインドウ15に表示された画像5の任意の場所を指定し、上下左右または斜め方向に移動させる。
【0063】
図9(a)では部分画像8の位置が画像5の左上部分にあるので、マウスを右下方向に移動させる。図9(b)に示すように、マウスポインタ7aの位置がウインドウ15の右端15aにくると、画像5の左端5aがウインドウ15の左端15bの近くに移動する。また、マウスポインタ7aの位置がウインドウ15の下端15cにくると、画像5の上端5bがウインドウ15の上端15dの近くに移動する。このように、画像5の隅に位置する部分画像8をウインドウ15に表示できる。
【0064】
図10は第4実施の形態に係る画像表示装置を示す図であり、マウスポインタ7の動く方向と画像5の動く方向が反対方向である点が第3実施の形態と異なる。図10(a)では部分画像8の位置が画像5の左上部分にあるので、マウスを左上方向に移動させる。図10(b)に示すように、マウスポインタ7aの位置がウインドウ15の左端15bにくると、画像5の左端5aがウインドウ15の左端15bの近くに移動する。また、マウスポインタ7aの位置がウインドウ15の上端15dにくると、画像5の上端5bがウインドウ15の上端15dの近くに移動する。このように、画像5の隅に位置する部分画像8をウインドウ15に表示できる。
【0065】
本発明は、上述のような実施例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上述した画像表示装置1をサーバ上に掲載し、インターネットを通じて各家庭や学校等のパソコンの画面35上で操作できるようにしても良い。
【0066】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、表示領域内に表示された一方の画像の一部をマウスポインタにより指定すると、一方の画像に対応した他方の画像の一部が表示領域の中央位置に移動し、この中央位置を中心として一方の画像及び他方の画像が拡大又は縮小する。このように、画像の一部分の画像が拡大又は縮小するので、利用者の好みに応じた画像表示を行うことができる。
【0067】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、画像位置修正手段では何れか一方の画像を表示領域の中央位置を基準として上下又は左右に移動させることで、左右の画像の位置合わせができるので、左右の画像をスコープで立体視した場合に、互いの位置がずれていても修正することができ、位置ずれの影響で見づらい立体画像を見やすい状態にすることができる。
【0068】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、オブジェクト表示手段はマウスポインタにより指定されたときのみ画面上に表示されるので、表示領域の外で別途に操作のためのアイコンを設ける必要がない。したがって、表示領域を最大限に利用して画像を表示することができ、立体画像が見えやすく、また迫力のある画像を楽しむことができる。
【0069】
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、所定のオブジェクトにマウスポインタが位置すると、オブジェクトの拡大や色の変化などをするので、視野闘争で見づらくなっているマウスポインタの現在の位置を確認しやすい。
【0070】
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、オブジェクト変化手段を画像の拡大縮小や画像の位置修正のための操作ボタンとすることで、マウスポインタの位置確認が容易にでき、画像の各操作を容易に行うことができる。
【0071】
請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5の何れかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、画像の移動又は拡大縮小の際には、画面上からマウスポインタが消えるので、目障りしない綺麗な立体画像を見ることができる。
【0072】
請求項7に記載の発明では、請求項1乃至6の何れかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、文字画像をマウスポインタで指定すると文字画像が微小に移動するので、立体画像に対してさらに文字画像だけを突出させてり、奥に引っ込ませたりすることができる。よって、文字画像を一際目立たせることができ、利用者の注意を文字画像に向かせることができると共に、視野闘争で見づらくなっているマウスポインタの位置確認が容易にできる。
【0073】
請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、文字画像をマウスポインタで指定すると文字画像以外の画像が文字画像より暗くなるので、文字画像を一際目立たせることができ、利用者の注意をさらに文字画像に向かせることができる。
【0074】
請求項9に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、表示領域の端にマウスポインタが位置したときに、画像の端が表示領域のマウスポインタと反対側又は同じ側の端に位置するので、1度のマウス操作により、画像の全体を表示領域内に表示することができる。
【0075】
請求項10に記載の発明では、請求項1乃至9の何れかに記載の発明と同様の効果を奏するとともに、スクロールバーのつまみの位置にマウスポインタが合うと、つまみが拡大表示されるので、視野闘争で見づらくなっているマウスポインタの所在位置の確認が容易である。また、文書情報の先頭位置あるいは最後尾位置が表示領域の上下端に位置すると、一方向に移動可能なつまみのみが表示されるので、文書情報の先頭位置あるいは最後尾位置の確認が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかる画像表示装置の全体画面を示した図である。
【図2】図1に係る左眼用画像及び右眼用画像の拡大縮小を示す図であり、(a)は操作バーの表示(b)はターゲットマークの表示、(c)は拡大図をそれぞれ示した図である。
【図3】図2に係る画像の拡大及び縮小を説明するフローチャートである。
【図4】画像の位置修正を説明する図であり、(a)は操作バーの表示(b)はターゲットマークの表示、(c)は位置修正した後をそれぞれ示した図である。
【図5】図4の画像の位置修正を説明するフローチャートである。
【図6】インデックス画面を示す図である。
【図7】本発明に係る画像表示装置の全体構成を示すブロック図である。
【図8】第2実施の形態に係る画像表示装置を示す図である。
【図9】第3実施の形態に係る画像表示装置を示す図である。
【図10】第4実施の形態に係る画像表示装置を示す図である。
【図11】スクロールバーの操作について説明する図である。
【符号の説明】
1 画像表示装置
3 左画像(左眼用画像)
5 右画像(右眼用画像)
7 マウスポインタ(画像指定手段)
13、15 ウインドウ(表示領域)
19 操作ボタン
21、27 ターゲットマーク(基準標識)
35 画面
41 表示手段
43 画像移動手段
45 マウスポインタ消去手段
47 画像拡大縮小手段
49 オブジェクト表示手段
51 オブジェクト変化手段
53 画像位置修正手段
55 文字画像移動手段
57 明度調整手段
61 画像範囲制限手段
Claims (10)
- 二眼式のスコープを用いて画面を覗き立体画像を閲覧する画像表示装置であって、左眼用画像及び右眼用画像を画面上の一定の表示領域内に表示する表示手段と、利用者の操作入力により表示画面上の位置を指定するマウスポインタと、マウスポインタにより左右の何れか一方の画像の位置が指定されると、一方の画像に連動して一方の画像と同じ位置まで他方の画像が移動する画像移動手段とを備え、画像移動手段は、表示領域に表示された一方の画像の一部をマウスポインタにより指定すると、指定した一方の画像の一部が他方の画像の一部と連動して表示領域の中央位置に移動するとともに、表示領域の中央位置を中心として一方の画像が拡大又は縮小し且つ一方の画像に連動して他方の画像が拡大又は縮小する画像拡大縮小手段を備えていることを特徴とする画像表示装置。
- 表示手段は左右の表示領域の中央位置に出没自在に表示される基準標識を備えており、画像移動手段は基準標識を中心として左右の画像の何れか一方の画像が上下又は左右に移動する画像位置修正手段を備え、画像位置修正手段により一方の画像の位置を修正することで左右の画像の位置合わせを行うことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
- 画面には所定のオブジェクトが隠されており、マウスポインタが、その位置に合うとオブジェクトが表示されるオブジェクト表示手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示装置。
- 表示手段は画面上に表示されたオブジェクトを変化させるオブジェクト変化手段を備えていることを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
- オブジェクト変化手段は画像拡大縮小手段又は画像位置修正手段の操作ボタンであり、操作ボタンは画像が拡大縮小又は画像が移動しているときには画面上に表示されないことを特徴とする請求項4記載の画像表示装置。
- 画像が移動又は拡大縮小するときには、マウスポインタが画面上から消えるマウスポインタ消去手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像表示装置。
- 表示手段はマウスポインタで指定すると文字画像が左右方向に移動する文字画像移動手段を備えており、文字画像が移動することにより文字が浮き出て見えることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の画像表示装置。
- 表示手段は文字画像をマウスポインタで指定すると、文字画像以外の画像の明度が落ちる明度調整手段を備えたことを特徴とする請求項7記載の画像表示装置。
- 画像移動手段は表示領域に表示された画像をマウスポインタにより上下左右または斜め方向に移動させると、マウスポインタの移動方向と同方向又は反対方向に画像が移動するとともに、表示領域の端にマウスポインタが位置したときに、画像の他端が表示領域のマウスポインタとは反対側又は同じ側の端に位置する画像範囲制限手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
- 表示手段はスクロールバーを表示するスクロールバー表示手段を備え、スクロールバー表示手段は表示領域内の文書情報を上下方向に移動させる一方及び他方のつまみを有し、一方及び他方のつまみの位置にマウスポインタが重なるとつまみが拡大表示し、文書情報の先頭位置が表示領域の上端位置にあるときは、下方向に移動させる一方のつまみのみを表示し、文書情報の最後尾位置が表示領域の下端位置にあるときは、上方向に移動させる他方のつまみのみを表示することを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の画像表示装置。
Priority Applications (1)
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-
2003
- 2003-02-26 JP JP2003048996A patent/JP2004258315A/ja active Pending
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