JP2004258231A - 語学学習支援装置及び語学学習支援方法 - Google Patents

語学学習支援装置及び語学学習支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】この発明は、外国語の正しい発音と翻訳を同時に学習でき、さらに学習者の実力レベルに応じた無理のない語学学習支援装置及び語学学習支援方法を提供することを目的としている。
【解決手段】第一の言語、第二の言語を文字情報で表示する第一言語文字情報表示手段及び第二言語文字情報表示手段、音声情報を取得する音声情報取得手段、音声情報取得手段で取得した音声情報に含まれている発音を、前記第一の言語又は第二の言語の正しい発音等の正しい発音と比較し発音の一致度合いを判定する発音一致度判定手段、発音一致度判定手段の判定結果に基づき、前記第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段による画面への文字情報表示を行わせるかどうかを決定する文字情報出力決定手段とを備えた語学学習支援装置によって課題を解決した。
【選択図】 図32

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外国語の正しい発音と翻訳を同時に学習でき、さらに学習者の実力レベルに応じた無理のない語学学習を支援する語学学習支援装置及び語学学習支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
社会の国際化が一段と進むなか、英語を始めとした外国語の習得が望まれており、多種多様な外国語学習支援装置や学習支援方法が提案されている。
【0003】
例えば、選択された外国語ワードの正しい発音として表示される個人の唇のアニメーションを見ながら、更に、スピーカから話されるワードを聞きながら、いかに発音するかを学習する外国語教育補助方法及び装置が提案されている(特表平10−509811)。
【0004】
また、例えば日本人が入力した英語の発音をネイティブの発音と比較、判定し、その結果を表示する発明が提案されている(特開2001−282096)。
【0005】
さらに、発音すべきアイテムの音声が入力されると、内部記憶された音声と比較され、一致したとの判定が得られると、そのアイテムに関連する映像が表示されるものも提案されている(特開平10−133561)。
【0006】
【特許文献1】
特表平10−509811号公報
【0007】
【特許文献2】
特開2001−282096公報
【0008】
【特許文献3】
特開平10−133561号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
外国語が習得できたというためには、学習対象言語の聞き取り力、発音、翻訳力の全てが備わっていなければならない。
【0010】
しかし、従来の外国語学習支援装置は、これら三要素(聞き取り力、発音、翻訳力)を同時に訓練できるものは提案されていない。これらの三要素のうち、聞き取り力と発音については、いずれも音声に関するものであるから同時に習得することを目的とした提案はされているが、翻訳力を同時に習得できるように構成された装置は提案されていない。
【0011】
前記従来技術についてみてみると、特表平10−509811号公報記載の外国語教育補助装置の発明は、正しい発音が一方的に提示されるだけである。従って、自分の発音がネイティブに通じるものかどうかを知ることができないだけでなく、正しい発音と正しい翻訳が同時に身に付くということがない。
【0012】
また、前記特開2001−282096公報記載の発明も、発音が比較、判定されるだけであり、正しい発音と正しい翻訳が関連していないので、自然に、かつ、早期に正しい発音と正しい翻訳が同時に身に付くということがない。
【0013】
さらに、特開平10−133561号公報記載の発明は、幼児に対する言語教育を目的としたものであり、外国語の正しい発音や正しい翻訳を学習することを想定したものでない。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記の問題点を改善するためになされたもので、学習者が画面に文字情報で表示された第一の言語(例えば、母国語)を見て、当該第一の言語に対応している(翻訳に該当する)第二の言語(第一の言語を翻訳した他の言語であって、学習者が学習しようとしている言語)の発音を正しく行ったときにのみ、当該第二の言語が文字情報及び/又は音声情報(発音)で出力されるようにすることによって、学習対象言語(前記で言えば第二の言語)の正しい発音と、第一の言語(例えば、母国語)に対応する正しい学習対象言語(前記で言えば第二の言語)(すなわち、正しい翻訳)とを同時に習得することを可能にするものである。
【0015】
この発明の語学学習支援装置は、以下に説明する第一言語文字情報表示手段と、第二言語文字情報表示手段と、音声情報取得手段と、発音一致度判定手段と、文字情報出力決定手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0016】
第一言語文字情報表示手段は、第一の言語(例えば、日本人であれば一般的に日本語であるように、本発明の語学学習支援装置を用いて語学学習しようとする者の母国語)を文字情報でコンピュータなどの画面に表示するコンピュータの処理動作部である。
【0017】
第二言語文字情報表示手段は、前記第一の言語を翻訳した他の言語である第二の言語(例えば、英語などのように、本発明の語学学習支援装置を用いて語学学習しようとする者が学習しようとする言語)を文字情報でコンピュータなどの画面に表示するコンピュータの処理動作部である。
【0018】
音声情報取得手段は音声情報を取得するコンピュータの処理動作部であり、例えば、本発明の語学学習支援装置がパーソナルコンピュータなどのコンピュータで実現されている場合に、コンピュータを使用する者(学習者)からの音声入力情報をマイクロフォンなどを通じて取得し、後述する発音一致度判定手段による発音の一致度合い判定処理に供される信号などの情報に変換する処理動作を行うものである。この音声情報取得手段にはA/D変換器などが備えられていて、マイクロフォンなどで取得された音声情報(アナログデータ)は、後述する発音一致度判定手段による発音の一致度合い判定処理に供されるデジタルデータに変換される。
【0019】
発音一致度判定手段は、前記の音声情報取得手段で取得した音声情報に含まれている発音を、画面に表示されている前記第一の言語又は第二の言語、又は、画面に表示されている前記第一の言語又は第二の言語に対応する第二の言語又は第一の言語の正しい発音と比較し、発音の一致度合いを判定するコンピュータの処理動作部である。
【0020】
例えば、第二の言語が英語で、画面に第二言語文字情報表示手段によって「BOY」という文字情報が表示され、学習者が「ボーイ」と発音して前記の音声情報取得手段がこれを取得した際に、第一の言語や第二の言語の正しい発音(例えば、ネイティブのスピーカーによる発音)に関する情報が保持されていて、コンピュータの記憶部に備えられている発音情報データベースを利用して英語「BOY」の正しい発音と比較し、発音の一致度合いを判定したり、第一の言語が日本語で、画面に第一言語文字情報表示手段によって「少年」という文字情報が表示され、学習者が「ボーイ」と発音して前記の音声情報取得手段がこれを取得した際に、前記の発音情報データベースを利用して画面に表示されている第一の言語である「少年」に対応する第二の言語である英語「BOY」の正しい発音と比較し、発音の一致度合いを判定するものである。
【0021】
なお前記の発音の比較には、既存の発音比較判定プログラムを用いる等、種々の手段を採用可能である。
【0022】
また、この発音の比較は、単語ごとに行うようにすることもできるし、発音されるべきものが複数の単語からなる一つの文章である場合、文章の全体について比較、判定すようにもできる。
【0023】
前記の発音情報データベースは、第一の言語とこれに対応する第二の言語とに関する情報が保持されている言語データベースと別々に構築することもできるし、言語データベース中の一部にこれが備えられている構成にすることもできる。
【0024】
この、言語データベース、発音情報データベースは、例えば、本発明のコンピュータを利用した語学学習支援方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムが格納されているCD−ROM等の電磁記憶媒体に保持させておき、このCD−ROM等を使用して本発明の語学学習支援装置を動作させる際に、当該語学学習支援装置を構成するコンピュータの記憶部に保持させることができる。
【0025】
次に、前記の文字情報出力決定手段は、発音一致度判定手段の判定結果に基づき、前記第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段による画面への文字情報表示を行わせるかどうかを決定するコンピュータの処理動作部である。
【0026】
これによって、例えば、第二の言語が英語で、画面に第二言語文字情報表示手段によって「BOY」という文字情報が表示され、学習者が「ボーイ」と発音して前記の音声情報取得手段がこれを取得し、発音一致度判定手段によって「発音が一致している」あるいは、「正しい発音である」等と判断した場合、この判定結果に基づき、文字情報出力決定手段が、第一言語文字情報表示手段による画面への文字情報(「BOY」に対応する第一の言語である「少年」)の表示処理を実行させることが行われる。又、例えば、第一の言語が日本語で、画面に第一言語文字情報表示手段によって「少年」という文字情報が表示され、学習者がこの「少年」に対応する第二の言語である「BOY」の発音である「ボーイ」を音声情報取得手段を介して入力し、発音一致度判定手段によって「発音が一致している」あるいは、「正しい発音である」等と判断した場合、この判定結果に基づき、文字情報出力決定手段が、第二言語文字情報表示手段による画面への文字情報(「少年」に対応する第二の言語である「BOY」)の表示処理を実行させることが行われる。
【0027】
前記の本発明の語学学習支援装置において、第一言語文字情報表示手段による画面への第一の言語の文字情報での表示及び、第二言語文字情報表示手段による画面への第二の言語の文字情報での表示は、第一言語文字情報表示手段による第一の言語の文字情報での表示、又は、第二言語文字情報表示手段による第二の言語の文字情報での表示のいずれか一方、又は、同一の画面への第一言語文字情報表示手段による第一の言語の表示と第二言語文字情報表示手段による第二の言語の表示が並列して行われようにすることができる。
【0028】
これは、前述した第一言語文字情報表示手段、第二言語文字情報表示手段の処理動作をそれぞれコンピュータに実行させるコンピュータプログラムにおいて、画面への文字情報での表示が、このように、第一言語文字情報表示手段による第一の言語の文字情報のみでの表示、又は、第二言語文字情報表示手段による第二の言語の文字情報のみでの表示、又は、第一言語文字情報表示手段による第一の言語の文字情報での表示と第二言語文字情報表示手段による第二の言語の文字情報での表示とが同一の画面に並列して行われように当該コンピュータプログラムを変更することにより実行できる。
【0029】
例えば、第二の言語が英語で、画面に第二言語文字情報表示手段によって「BOY」という文字情報が表示され、学習者が「ボーイ」と発音して前記の音声情報取得手段がこれを取得し、発音一致度判定手段によって「発音が一致している」あるいは、「正しい発音である」等と判断した場合、この判定結果に基づき、文字情報出力決定手段が、第一言語文字情報表示手段による画面への文字情報(「BOY」に対応する第一の言語である「少年」)の表示処理を実行させるが、この際、最初に画面に表示されていた「BOY」が削除されて、新たに、「少年」という文字情報のみが画面に表示されるようにすることもできるし、「BOY」が表示されている画面において、「BOY」に並列して「少年」が表示されるようにすることもできる。後者の形態にすれば、「少年」に対応する英語「BOY」の正しい発音を行ったときに、「BOY」と「少年」とが並列して表示されるので、学習者は正しい発音と、正しい翻訳とを同時に身に付けることができる。
【0030】
前記第一言語文字情報表示手段、第二言語文字情報表示としては、出題対象の単語又は文章を第一言語(例えば、学習者の母国語)、第二言語(すなわち学習対象言語)でディスプレイ、モニタ等に表示できるものであればどのような形態のものであってもよい。
【0031】
この発明の語学学習支援装置では、第一言語文字情報表示手段、第二言語文字情報表示手段を備えているため、第一言語文字情報表示手段、第二言語文字情報表示手段にそれぞれ対応する2つのディスプレイ、モニタを設けることができる。また、1つのディスプレイ、モニタの画面を2つの領域に分けて、一方の領域に第一言語文字情報表示手段による表示をし、他方の領域に第二言語文字情報表示手段による表示をすることもできる。さらに1つディスプレイ、モニタ上に第一言語文字情報表示手段、第二言語文字情報表示手段による表示を並列させることもできる。要は、第一言語の表示と第二言語の表示をさせることができれば、その表示方法は特に限定されることはない。
【0032】
前記本発明のいずれの語学学習支援装置においても、更に、添削情報表示手段を備えているようにすることができる。
【0033】
添削情報表示手段は、音声情報取得手段で取得した音声情報が、画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語の発音に相当する場合に、前記発音一致度判定手段の判定結果に基づき、画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語中の発音が正確でなかった部分又は正確であった部分を他の部分と区別して表示するコンピュータの処理動作部である。
【0034】
この添削情報表示手段をも備えた語学学習支援装置にする場合には、前述した文字情報出力決定手段が、発音一致度判定手段の判定結果に基づき、添削情報表示手段の前述した処理動作を行わせるかどうか決定する形態にすることができる。
【0035】
例えば、発音一致度判定手段が「発音が不正確である」「発音が一致していない」と判定した場合に、文字情報出力決定手段が、添削情報表示手段の前述した処理動作の実行を指示し、これによって、前記発音一致度判定手段が「一致していない」あるいは「発音不正確」と判定した部分を、例えば、画面に文字情報で表示される、あるいは、されている第一の言語又は第二の言語の単語毎に、あるいは、当該単語中の「発音不正確」と判断された部分ごとに、添削情報表示手段が、アンダーラインを付したり、枠で囲ったりして、一致していない部分、発音不正確である部分を学習者が認識できるように表示するものである。
【0036】
これによって、学習者が、一致していない部分、即ち、間違っていた部分を知ることができれば、当該部分に注意を払って学習を進めることができ、早期の上達が可能となる。
【0037】
また、前記本発明のいずれの語学学習支援装置においても、前述した発音一致度判定手段は、一致の度合いの判定基準を変更できるようにすることができる。即ち、一致の度合いの判定基準を可変にすることができる。
【0038】
例えば、「正確な発音である」「正確な発音でない(不正確な発音である)」を判定する基準となる発音の一致程度、すなわち、判定する対象となる単語、あるいは文章の発音について、音声情報取得手段で取得した学習者の発音と、発音情報データベースに保持されている第一の言語、第二の言語についての正しい発音とを比較したときの一致する程度が、「90%以上の一致程度でなければ『正確な発音である』と判定しない」、「80%以上の一致程度でなければ『正確な発音である』と判定しない」、等々と区分けし、本発明の語学学習支援装置が実現されているコンピュータに備えられているキーボード、ポインティングデバイス、等の情報取得手段を通じて学習者が入力、指示して、前述した発音一致度判定手段が、例えば、「『正確な発音である』と判定するレベルを90%以上の一致程度とする」、「『正確な発音である』と判定するレベルを80%以上の一致程度とする」ように選択できるようにするものである。
【0039】
また、本発明の語学学習支援装置をパーソナルコンピュータのようなコンピュータに実現させるコンピュータプログラムが格納されているCD−ROMのような電子記憶媒体を、80%以上の発音の一致程度で前述した発音一致度判定手段が「正確な発音である」と判定するように動作するもの、90%以上の発音の一致程度で前述した発音一致度判定手段が「正確な発音である」と判定するように動作するもの、等々と複数準備しておき、学習者が自分の学習程度、能力に応じて、学習レベルにあう電子記憶媒体(例えば、CD−ROM、カセット)を選択して使用することにより、前述した発音一致度判定手段の一致度合い判定基準を変更できるようにすることもできる。
【0040】
これによって、本発明の語学学習支援装置を使用する学習者は、自己の語学レベルに応じて、語学能力を一歩ずつ高めるように学習することができる。
【0041】
更に、前記本発明のいずれの語学学習支援装置においても、第一の言語の正しい発音を出力する第一言語音声情報出力手段、又は、第二の言語の正しい発音を出力する第二言語音声情報出力手段、又は、前記第一言語音声情報出力手段と前記第二言語音声情報出力手段との双方を更に備える構成にすることができる。
【0042】
第一言語音声情報出力手段、第二言語音声情報出力手段は、いずれも、コンピュータの記憶部に格納されていて第一の言語や第二の言語の正しい発音に関する情報を保持している発音情報データベース中の情報を、「発音」という音声情報(アナログデータ)に変換して、スピーカやヘッドフォンなどから出力するコンピュータの処理動作部である。
【0043】
ここで、第一言語音声情報出力手段による発音の出力および第二言語音声情報出力手段による発音の出力は、第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段によって画面に第一の言語又は第二の言語が文字情報で表示される際、又は、前記添削情報表示手段によって添削情報の表示が行われる際に、第一の言語又は第二の言語の正しい発音が第一言語音声情報出力手段又は第二言語音声情報出力手段によって行われるようにすることができる。
【0044】
これは、第一言語音声情報出力手段、第二言語音声情報出力手段の前述した処理動作をそれぞれコンピュータに実行させるコンピュータプログラムにおいて、第一言語文字情報表示手段によって画面に第一の言語が文字情報で表示される際に第一言語音声情報出力手段による発音の出力が行われる、又は、第二言語文字情報表示手段によって画面に第二の言語が文字情報で表示される際に第二言語音声情報出力手段による発音の出力が行われる、又は、第一言語文字情報表示手段によって画面に第一の言語が文字情報で表示される際に第二言語音声情報出力手段による発音の出力が行われる、又は、第二言語文字情報表示手段によって画面に第二の言語が文字情報で表示される際に第一言語音声情報出力手段による発音の出力が行われる、又は、添削情報表示手段の前述した添削情報表示処理が行われる際に第一言語音声情報出力手段又は第二言語文字情報表示手段による発音の出力が行われるように当該コンピュータプログラムを変更することにより実行できる。
【0045】
これによって、第一の言語又は第二の言語の正しい発音の出力が、第一言語文字情報表示手段、第二言語文字情報表示手段による画面への文字情報の表示と同時に行われるので、学習者に対して視覚による情報と、聴覚による情報とを同時に提供し、学習支援を一層促進することができる。このとき学習者は、聴覚により正しい発音を、視覚により正しい翻訳(第一の言語に対応する第二の言語、第二の言語に対応する第一の言語)を確認できることになる。
【0046】
更に、前記の本発明による語学学習支援装置において、第一言語音声情報出力手段による発音の出力および第二言語音声情報出力手段による発音の出力は、正しい発音の出力を求める指示を取得した際に、当該指示で要求された言語の正しい発音が第一言語音声情報出力手段又は第二言語音声情報出力手段によって行われるようにすることもできる。例えば、第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段によって画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語についての正しい発音の出力を求める指示を取得した際に、画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語の正しい発音が第一言語音声情報出力手段又は第二言語音声情報出力手段によって行われるものである。
【0047】
すなわち、コンピュータプログラムによる指示により、第一言語音声情報出力手段による発音の出力、第二言語音声情報出力手段による発音の出力が、第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段によって画面に第一の言語又は第二の言語が文字情報で表示されると同時に、当該表示される第一の言語又は第二の言語の正しい発音が第一言語音声情報出力手段又は第二言語音声情報出力手段によって行われるようにすることができるだけでなく、このように、学習者が、本発明の語学学習支援装置が実現されているコンピュータのキーボード、ポインティングデバイス、等の情報取得手段を介して、第一言語音声情報出力手段による発音の出力、第二言語音声情報出力手段による発音の出力を希望することを当該コンピュータに入力することによって、初めて、第一言語音声情報出力手段による発音の出力、第二言語音声情報出力手段による発音の出力が行われるようにすることができる。
【0048】
本発明の語学学習支援装置を用いて語学学習しようとするとき、最初から正しい発音を語学学習支援装置が出力したのでは学習者のレベルアップに繋がらなかったり、学習者の興味を失わせたりすることが考えられる。このため、常に最初から正しい発音を出力する必要はないが、その一方で、なかなか正しい発音ができなかったり、全くその発音がわからなかったりする場合は、学習者の指示、リクエストに応じて正しい発音を出力するようにした方が学習が促進されることも考えられる。
【0049】
このような場合、第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段によって画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語についての正しい発音の出力を求める指示(例えば、学習者が出す指示)を取得した際に、正しい発音を出力して学習者に教えることができるようにすれば、効果的に学習を支援できる。
【0050】
なお、前記の本発明による語学学習支援装置において、発音一致度判定手段による「発音が一致していない」、あるいは、「発音不正確である」との判断があらかじめ定められている回数続いたときに、第一言語音声情報出力手段による発音の出力、又は、第二言語音声情報出力手段による発音の出力が行われるようにすることもできる。
【0051】
即ち、前記のように、文字情報出力決定手段によって、発音一致度判定手段での判定結果に基づき、第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段による文字情報表示が行われる際に、同時に、当該表示される文字情報の発音が、第一言語音声情報出力手段又は第二言語音声情報出力手段から出力されるようにすることや、第一の言語又は第二の言語についての正しい発音の出力を求める指示を取得した際に、当該指示で要求された言語の発音が第一言語音声情報出力手段又は第二言語音声情報出力手段から出力されるようにすることの他、学習者が、あらかじめ定められている回数(例えば、3回)正しくない発音で音声入力したならば、自動的に、第一言語音声情報出力手段による発音の出力、又は、第二言語音声情報出力手段による発音の出力が行われるようにすることができる。
【0052】
以上説明した本発明の語学学習支援装置は、第一言語文字情報表示手段、第二言語文字情報表示手段、音声情報取得手段、発音一致度判定手段、文字情報出力決定手段、添削情報表示手段、第一言語音声情報出力手段、第二言語音声情報出力手段の前述した各処理動作をコンピュータに行わせるコンピュータプログラムをコンピュータで実行させることにより実現することができる。
【0053】
前記の第一言語文字情報表示手段、第二言語文字情報表示手段、音声情報取得手段、発音一致度判定手段、文字情報出力決定手段、さらに、添削情報表示手段は、いずれも別個独立のハードウェアである必要はなく、一部の機能をソフトウェアによって実現することも可能である。例えば、CPU、メモリ、バスを備えた既存のパーソナルコンピュータに語学学習ソフトをインストールして構成することもできる。また、語学学習支援専用装置の本体を構成し、この本体に学習用カセットやCD−ROMを差し込んで使用する形態であってもよい。このような構成とすれば、学習者は、キーボードやポインティングデバイス、専用装置の操作ボタンを操作することによって語学学習支援装置を使用することができる。
【0054】
次に、前記課題を解決するため、本発明が提案する語学学習支援方法は、第一の言語又は第一の言語を翻訳した他の言語である第二の言語の文字情報をそれぞれ第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段によって画面に表示し発音の入力を促すステップと、音声情報取得手段によって音声情報を取得するステップと、音声情報取得手段によって取得した音声情報に含まれている発音を、発音一致度判定手段によって、前記画面に表示されている第一の言語又は第二の言語の正しい発音と比較し、発音の一致度合いを判定するステップと、発音一致度判定手段の判定結果に基づき、文字情報出力決定手段によって、画面に表示されている第一の言語又は第二の言語をそれぞれ翻訳した第二の言語又は第一の言語を第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段によって画面に文字情報で表示させるかどうかを決定するステップとを備えていることを特徴とするものである。
【0055】
この方法は、例えば、文字情報として英語(第二の言語)をコンピュータの画面に表示し、学習者には英語(第二の言語)での発音を促し、学習者が発音した英語(第二の言語)を音声情報として音声情報取得手段によって取得し、これを発音一致度判定手段によって発音の一致度を判定し、この判定結果に基づき、文字情報出力決定手段が決定したところにより、前記英語(第二の言語)に対応する(すなわち、第二の言語の翻訳にあたる)第一の言語(日本語)をコンピュータの画面に表示することを内容とするものである。
【0056】
また、前記課題を解決するため、本発明が提案する他の語学学習支援方法は、第一の言語又は第一の言語を翻訳した他の言語である第二の言語の文字情報をそれぞれ第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段によって画面に表示し発音の入力を促すステップ、音声情報取得手段によって音声情報を取得するステップ、音声情報取得手段によって取得した音声情報に含まれている発音を、発音一致度判定手段によって、前記画面に表示されている第一の言語又は第二の言語に対応する第二の言語又は第一の言語の正しい発音と比較し、発音の一致度合いを判定するステップ、発音一致度判定手段の判定結果に基づき、文字情報出力決定手段によって、画面に表示されている第一の言語又は第二の言語をそれぞれ翻訳した第二の言語又は第一の言語を第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段によって画面に文字情報で表示させるかどうかを決定するステップとを備えていることを特徴とするものである。
【0057】
この方法は、例えば、文字情報として日本語(第一の言語)を画面に表示し、学習者には当該表示した日本語(第一の言語)から英語(第二の言語)に翻訳させ、その翻訳した英語(第二の言語)での発音を促し、学習者が発音した英語(第二の言語)を音声情報として音声情報取得手段によって取得し、これを発音一致度判定手段によって発音の一致度を判定するものである。
【0058】
前記いずれの本発明の語学学習支援方法においても、文字情報出力決定手段によって、画面に表示されている第一の言語又は第二の言語をそれぞれ翻訳した第二の言語又は第一の言語の第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段による画面への文字情報表示を行うと決定した場合に、画面に表示されていた第一の言語又は第二の言語の文字情報に並列させて当該決定に基づく第二の言語又は第一の言語の文字情報での表示を同一の画面に行うステップが更に備えられている構成にすることができる。
【0059】
また、前記いずれの本発明の語学学習支援方法においても、文字情報出力決定手段によって、画面に表示されている第一の言語又は第二の言語をそれぞれ翻訳した第二の言語又は第一の言語の第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段による画面への文字情報表示を行わないと決定した場合に、前記発音一致度判定手段の判定結果に基づき画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語中の発音が正確でなかった部分又は正確であった部分を、添削情報表示手段によって、他の部分と区別して画面に表示するステップが更に備えられている構成にすることができる。
【0060】
更に、前記いずれの本発明の語学学習支援方法においても、発音一致度判定手段による発音の一致の度合いの判定基準は変更可能にすることができる。
【0061】
また、前記いずれの本発明の語学学習支援方法においても、文字情報出力決定手段によって、画面に表示されている第一の言語又は第二の言語をそれぞれ翻訳した第二の言語又は第一の言語の第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段による画面への文字情報表示を行うと決定した場合であって、第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段による画面への第二の言語又は第一の言語の文字情報表示を行うとき、又は、添削情報表示手段によって添削情報を表示する処理を行う際に、第一言語音声出力手段又は第二言語音声情報出力手段によって、第一の言語又は第二の言語の正しい発音の出力を行うステップが更に備えられている構成にすることができる。
【0062】
あるいは、前記いずれの本発明の語学学習支援方法においても、正しい発音を出力する指示を受けた際に、第一の言語の正しい発音を出力する第一言語音声情報出力手段又は第二の言語の正しい発音を出力する第二言語音声情報出力手段によって、当該指示で要求された言語の正しい発音の出力を行うステップが更に備えられているように構成することもできる。
【0063】
例えば、画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語の正しい発音を出力する指示を受けた際に、第一の言語の正しい発音を出力する第一言語音声情報出力手段又は第二の言語の正しい発音を出力する第二言語音声情報出力手段によって、当該画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語の正しい発音の出力を行うステップが更に備えられているようにするものである。
【0064】
以上説明した本発明の語学学習支援方法は、前述した本発明の語学学習支援装置を用いて実行されるものであり、各ステップにおける第一言語文字情報表示手段、第二言語文字情報表示手段、音声情報取得手段、発音一致度判定手段、文字情報出力決定手段は、前記本発明の語学学習支援装置を構成する各手段をそのまま用いることができる。
【0065】
すなわち、前述したように構成された語学学習支援装置を用い、順を追って操作すれば、前期本発明の語学学習支援方法を実施することができ、学習者の語学学習を支援することができる。
【0066】
【発明の実施の形態】
以下、図32〜38を用いて本発明の好ましい実施形態を説明する。
【0067】
図32は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータによって本発明の語学学習支援装置1が実現された場合の概略構成を説明するものであり、図33〜38は、この語学学習支援装置を用いて実行される本発明の語学学習支援方法の好ましい例を説明するフロー図である。
【0068】
キーボード、ポインティングディバイス等によって実現されている情報取得手段21を介して本発明の語学学習支援装置1による本発明の語学学習支援方法の開始を指示し、必要な場合には、設問の選択指示情報を入力する。これによってコンピュータプログラムであらかじめ定められている順番に従って、あるいは、選択された問題順に基づき、第一の言語に関する情報とこれに対応する第二の言語に関する情報とが関連付けられて記憶されている言語データベース30が参照され、第一の言語の文字情報又は第一の言語を翻訳した他の言語である第二の言語の文字情報が、第一言語文字情報表示手段22又は第二言語文字情報表示手段23によって、語学学習支援装置1の画面に表示される(ステップ101)。なお、以下、図33〜35においては、第一の言語を日本語「私は男の子です」、第二の言語をこれの英訳である「I am a boy」であるとし、ステップ101で、第二言語文字情報表示手段23によって、第二の言語「I am aboy」が表示されて、この発音の入力が促されたものとする。
【0069】
続いて、学習者が、これに従って、「I am a boy」の発音である「アイ アム ア ボーイ」を音声情報取得手段24を介して入力することにより、語学学習支援装置1が音声情報を取得する(ステップ102)。
【0070】
次に、発音一致度判定手段25が、第一の言語及び/又は第二の言語の正しい発音が記憶されている発音情報データベース31を参照して、音声情報取得手段24によって取得した音声情報に含まれている発音を、画面に表示されている第二の言語「I am a boy」の正しい発音と比較し、発音の一致度合いを判定する(ステップ103)。
【0071】
次いで、文字情報出力決定手段26が、発音一致度判定手段25の判定結果に基づき、例えば、「発音が一致している」「正しい発音である」等と判定した場合、画面に表示されている第二の言語「I am a boy」を翻訳した第一の言語である「私は男の子です」を第一言語文字情報表示手段22によって画面に文字情報で表示させるかどうかを決定する(ステップ104)。
【0072】
こうして、前記の決定に基づき、第一言語文字情報表示手段22によって、画面に「私は男の子です」という文字が、例えば、先ほどから画像表示されている「I am a boy」の文字に並列されて表示される(ステップ105)。
【0073】
なお、このステップ105に代えて、第一言語文字情報表示手段22による「私は男の子です」という文字の画像表示と同時に、第二言語音声出力手段29による「I am a boy」の正しい発音「アイ アム ア ボーイ」が音声出力されるようにすることもできる(ステップ106)。
【0074】
図34図示のフロー図は、図33図示のフロー図において、ステップ103において、発音一致度判定手段25が、「発音が一致していない」「発音が不正確である」等と判定したため、ステップ104で文字情報出力決定手段26が、第一言語文字情報表示手段22による画面への文字情報表示を実行すると決定できない場合を示すものである。
【0075】
この場合、学習者がキーボード、ポインティングディバイス等によって実現されている情報取得手段21を介して「正しい発音の出力を要求する」という指示を入力する(ステップ107)と、第二言語音声出力手段29による「I ama boy」の正しい発音「アイ アム ア ボーイ」が音声出力される(ステップ108)ものである。
【0076】
なお、ステップ103において、発音一致度判定手段25が「発音が一致していない」等と判定し、ステップ104で文字情報出力決定手段26が画面への文字情報表示を実行すると決定できない場合、再度、再々度、などあらかじめ定められている回数、学習者に発音入力を促して判定を繰り返すようにすることができる。
【0077】
図35図示のフロー図は、図33図示のフロー図で説明した学習支援方法の更に他の例を説明するものである。
【0078】
ステップ103において、発音一致度判定手段25が「発音が一致していない」等と判定し、ステップ104で文字情報出力決定手段26が画面への文字情報表示を実行すると決定できない場合、添削情報表示手段27によって、画面に表示されている「I am a boy」中、発音が正確でなかった部分を他の部分と区別できるように(例えば、ハイライト)表示するものである(ステップ109)。
【0079】
これに引き続いて、第一言語文字情報表示手段22によって、画面に「私は男の子です」という文字が、例えば、先ほどから画像表示されている「I am a boy」の文字に並列されて表示される(ステップ111)。
【0080】
なお、このステップ109とステップ111とを同時に行わせることも可能である。
【0081】
また、前記のステップ109に代えて、添削情報表示手段27によって、画面に表示されている「I am a boy」中、発音が正確でなかった部分を他の部分と区別できるように(例えば、ハイライト)表示すると同時に、第二言語音声出力手段23による「I am a boy」の正しい発音「アイ アム ア ボーイ」が音声出力され(ステップ110)、引き続いて、第一言語文字情報表示手段22によって、画面に「私は男の子です」という文字が、例えば、先ほどから画像表示されている「I am a boy」の文字に並列されて表示される(ステップ111)ようにすることもできる。
【0082】
なお、この場合も、ステップ110とステップ111とを同時に行わせることが可能である。
【0083】
この図35図示の場合においても、ステップ103において、発音一致度判定手段25が「発音が一致していない」等と判定し、ステップ104で文字情報出力決定手段26が画面への文字情報表示を実行すると決定できない場合、再度、再々度、などあらかじめ定められている回数、学習者に発音入力を促して判定を繰り返すようにすることができる。
【0084】
図36〜38図示のフロー図は、文字情報として日本語(第一の言語)を画面に表示し、学習者には当該表示した日本語(第一の言語)から英語(第二の言語)に翻訳させ、その翻訳した英語(第二の言語)での発音を促し、学習者が発音した英語(第二の言語)を音声情報として音声情報取得手段によって取得し、これを発音一致度判定手段によって発音の一致度を判定するものである。
【0085】
キーボード、ポインティングディバイス等によって実現されている情報取得手段21を介して本発明の語学学習支援装置1による本発明の語学学習支援方法の開始を指示し、必要な場合には、設問の選択指示情報を入力する。これによってコンピュータプログラムであらかじめ定められている順番に従って、あるいは、選択された問題に基づき、第一の言語に関する情報とこれに対応する第二の言語に関する情報とが関連付けられて記憶されている言語データベース30が参照され、第一の言語の文字情報「私は男の子です」が第一言語文字情報表示手段22によって画面に表示され、発音の入力が促される(ステップ201)。
【0086】
続いて、学習者が、これに従って、日本語「私は男の子です」の英訳である「I am a boy」の発音である「アイ アム ア ボーイ」を音声情報取得手段24を介して入力することにより、語学学習支援装置1が音声情報を取得する(ステップ202)。
【0087】
次に、発音一致度判定手段25が、第一の言語及び/又は第二の言語の正しい発音が記憶されている発音情報データベース31を参照して、音声情報取得手段24によって取得した音声情報に含まれている発音を、画面に表示されている第一の言語「私は男の子です」の英訳である「I am a boy」の正しい発音と比較し、発音の一致度合いを判定する(ステップ203)。
【0088】
次いで、文字情報出力決定手段26が、発音一致度判定手段25の判定結果に基づき、例えば、「発音が一致している」「正しい発音である」等と判定した場合、画面に表示されている第一の言語「私は男の子です」を翻訳した第二の言語「I am a boy」を第二言語文字情報表示手段23によって画面に文字情報で表示させるかどうかを決定する(ステップ204)。
【0089】
こうして、前記の決定に基づき、第二言語文字情報表示手段23によって、画面に「I am a boy」という文字が、例えば、先ほどから画像表示されている「私は男の子です」の文字に並列されて表示される(ステップ205)。
【0090】
なお、このステップ205に代えて、第二言語文字情報表示手段23による「I am a boy」という文字の画像表示と同時に、第二言語音声出力手段29による「I am a boy」の正しい発音「アイ アム ア ボーイ」が音声出力されるようにすることもできる(ステップ206)。
【0091】
図37図示のフロー図は、図36図示のフロー図において、ステップ103において、発音一致度判定手段25が、「発音が一致していない」「発音が不正確である」等と判定したため、ステップ104で文字情報出力決定手段26が、第二言語文字情報表示手段23による画面への文字情報表示を実行すると決定できない場合を示すものである。
【0092】
この場合、学習者がキーボード、ポインティングディバイス等によって実現されている情報取得手段21を介して「正しい発音の出力を要求する」という指示を入力すると(ステップ207)、第二言語音声出力手段29による「I ama boy」の正しい発音「アイ アム ア ボーイ」が音声出力される(ステップ208)ものである。
【0093】
なお、ステップ203において、発音一致度判定手段25が「発音が一致していない」等と判定し、ステップ204で文字情報出力決定手段26が画面への文字情報表示を実行すると決定できない場合、再度、再々度、などあらかじめ定められている回数、学習者に発音入力を促して判定を繰り返すようにすることができる。
【0094】
図38図示のフロー図は、図36図示のフロー図で説明した学習支援方法の更に他の例を説明するものである。
【0095】
ステップ203において、発音一致度判定手段25が「発音が一致していない」等と判定し、ステップ204で文字情報出力決定手段26が画面への文字情報表示を実行すると決定できない場合、第二言語文字情報表示手段23によって「I am a boy」という文字を、先ほどから画像表示されている「私は男の子です」の文字に並列して画像表示すると同時に、添削情報表示手段27によって、この画面に表示された「I am a boy」中、発音が正確でなかった部分を他の部分と区別できるように(例えば、ハイライト)表示する(ステップ209)。
【0096】
なお、前記のステップ209に代えて、第二言語文字情報表示手段23によって「I am a boy」という文字を、先ほどから画像表示されている「私は男の子です」の文字に並列して画像表示すると同時に、添削情報表示手段27によって、この画面に表示された「I am a boy」中、発音が正確でなかった部分を他の部分と区別できるように(例えば、ハイライト)表示し、なおかつ、第二言語音声出力手段29による「I am a boy」の正しい発音「アイ アム ア ボーイ」が音声出力される(ステップ210)ようにすることもできる。
【0097】
この図38図示の場合においても、ステップ203において、発音一致度判定手段25が「発音が一致していない」等と判定し、ステップ204で文字情報出力決定手段26が画面への文字情報表示を実行すると決定できない場合、再度、再々度、などあらかじめ定められている回数、学習者に発音入力を促して判定を繰り返すようにすることができる。
【0098】
なお、図中、符号28は、第一言語音声出力手段である。
【0099】
以下、この発明の実施例について添付図面を参照して説明する。
【0100】
【実施例】
図1は、この発明の支援装置1の全体構成を示すものである。支援装置1は表示手段となる第一モニタ2、第二モニタ3を備えた本体4に、戻るボタン5、リピートボタン6、ティーチャーボタン7、上下移動ボタン8、決定ボタン9、内蔵スピーカ10を取り付けられている。また、学習者の発音を取得する音声情報取得手段を構成するマイク11aが接続されるが、これは図1図示のようにヘッドフォン11と一体型のものを接続した。
【0101】
なお、内蔵スピーカ10の本体4の電源とは別にON、OFFすることができ、また、音量の調節もできる。
【0102】
この実施例では、専用の学習用ソフトを収容したCD−ROMを矢示12のように本体4に挿入して動作させる構成としている。本体4にはCPU、メモリ等が搭載されており、学習用ソフトには、本体4と協働してマイク11aから取得した音声をデジタルデータに変換して、予め記憶された英単語、英文の正しい発音と比較し、その一致度合いを判定するプログラムが組み込まれている。さらに、その判定結果を第一モニタ2、第二モニタ3、場合によっては外部スピーカ10やヘッドフォン11に出力、表示する。
【0103】
この実施例では、第一の言語(例えば、母国語)として日本語、当該第一の言語に対応している(翻訳に該当する)第二の言語(第一の言語を翻訳した他の言語であって、学習者が学習しようとしている言語)として英語を想定し、日本語、英語間の学習ができるソフトを準備した。
【0104】
また、第一モニタ2には出題言語の表示に用い、第二モニタ3は回答言語の表示に用いるように設定した。また、第一モニタ2、第二モニタ3には、学習を進める上で必要となる各種情報が表示される。例えば、出題言語を選択する言語選択メニュー画面(図2、図21)、章選択メニュー画面(図3、図22等)等の学習メニューを順次表示する。
【0105】
戻るボタン5は、次々と表示される画面を以前の画面に戻すために使用するボタンである。リピートボタン6は繰り返し一つの文章を練習したりする場合に使用して、繰り返しの練習をできるようにするものである。ティーチャーボタン7は、出題された文章や単語が正しく発音できなかったり、最初からわからなかったりした場合に使用することによって、学習者の意思によってお手本となる正しい発音や言語表示を表示させるものである。また、上下移動ボタン8は、メニュー画面で選択する際に使用するもので、決定ボタン9はメニュー画面で選択したものを決定したとき等に使用するものである。
【0106】
以上のように構成される支援装置1を用いて英語学習をする際の例を、順を追って説明する。
【0107】
[出題を英語で表示する場合]
まず、出題を英語で表示し、その英語表示に基づいて学習者が英語の発音を行い、発音の一致度の判定を行った後、最終的に翻訳日本文を表示する場合について説明する。
【0108】
(1) まず、学習用ソフトを矢示12のように本体4に読み込ませ、スタートすると、図2図示のような出題言語を選択する言語選択メニュー画面が第二モニタ2に表示されるので、学習者は、上下移動ボタンを操作して、「英語で出題」を反転表示させる。この状態で決定ボタン9を押すと、図3図示のような章選択メニュー画面に切り替わる。
【0109】
(2) この学習用ソフトは、1.第一章から5.総合チェックの5つの章から構成されており、学習者は、どの章から始めることもできるが、第一章から始める場合には、上下移動ボタン8を操作して図3図示のように「1.第一章」を反転表示させて、決定ボタン9を押す。決定ボタン9を押すと図4図示のような画面に切り替わる。
【0110】
(3) この学習用ソフトは、各章毎に1.文章、2.単語、3.実力チェックの項目から構成されている。ここではまず、文章について学習する場合について説明する。文章について学習を進める場合は、上下移動ボタン8で図4図示のように「1.文章」を反転表示させ、決定ボタン9を押す。決定ボタン9を押すことにより、図5図示のように、第一章、英語による文章の最初の出題が第一モニタ2に表示される。
【0111】
(4) 第一章、英語による文章の最初の問題は、「I am a boy」で、この英文が第一モニタ2に表示される。学習者は、これを見ながらマイク11aに向かい、英語で発音する。学習者の発音を取得した支援装置1は、学習用ソフトと本体1とが協働して学習者の発音が正しいものであるか否かの判定を行う。このとき、判定は単語毎に行われる。
【0112】
(5) 判定の結果、全ての発音が正しいと判定された場合は、図6図示のように、出題された「I am a boy」に対応した翻訳日本文である「私は男の子です」が第二モニタ3に表示される。またこのとき、内蔵スピーカ10とヘッドフォン11とに「私は男の子です」と音声出力される。このように全ての発音が正しいと判定されたときに初めて翻訳日本文が示されるので、学習者は、早く翻訳日本文を表示させようとして、学習意欲を持って努力をすることができ、また、翻訳が示されるので翻訳力も身につけることができる。
一方、判定の結果、一部の発音が間違っていたと判定された場合は、間違った部分が反転表示され、第二モニタ3には、なにも表示されない。例えば、出題された「I am a boy」のうち「boy」の部分が間違っていたと判定された場合は、図7図示のように第一モニタ2に示された「I am a boy」のうち、「boy」の部分が反転表示され、第二モニタ3には、翻訳日本文は表示されない。このように間違ったと判定された場合は、リピートボタン6を押すことにより、出題画面(図5)に戻ることができ、繰り返し練習することができる。
【0113】
(6) 繰り返し練習したが正しい発音ができない場合は、ティーチャーボタン7を押すことにより、正しい発音を内蔵スピーカ10、ヘッドフォン11から音声出力させ、これと同時に、図8図示の表示状態とすることができる。すなわち、画面は、第一モニタ2に間違った部分(この場合「boy」の部分)を反転表示させたままで、第二モニタ3には翻訳日本文を表示させる。これにより、正しい発音を聞くことができ、翻訳も知ることができる。図8図示の状態のときに、決定ボタン9を押せば、通常の流れに戻って、学習を続けることができる。
なお、最初から発音がわからない場合も、ティーチャーボタン7を押すことにより、正しい発音の音声出力、翻訳日本文の表示(不図示)を行うことができる。
【0114】
(7) 各章には、複数の出題文章が含まれており、正解が得られた場合は、各章の最初の出題から最後まで続けて表示される。その章の全てを終了したら自動的に章選択メニュー画面(図3)に戻る。なお、途中で、繰り返し一つの文章を練習したいときは、リピートボタン6を押すことにより同じ文章を繰り返し練習できる。通常の流れに戻したいときには、リピートボタン6をもう一度押せばよい。また、上下移動ボタン8を押すことにより前後の文章に移動することができる。さらに、戻るボタン5をおして、文章、単語、実力チェック選択メニュー画面(図4)、章選択メニュー画面(図5)に戻ることができる。
【0115】
以上の流れで、英文が表示された場合の学習支援が行われる。文章、単語、実力チェック選択メニュー画面(図4)で、「単語」を選択すれば、同様の流れで単語の学習をすることもできる。「単語」学習の進め方自体は「文章」学習と基本的に同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0116】
(8) 「文章」、「単語」の学習を終えた学習者は、図9図示のように文章、単語、実力チェック選択メニュー画面で「3.実力チェック」を選択して反転させ、決定ボタンを押して実力チェックを行うことができる。実力チェックでは、対話形式で学習を進めることができる。
【0117】
(9) 実力チェックメニューを選択すると、図10図示のように第一モニタ2に出題英文「Where is the capital in Japan?」が表示されると共に、内蔵スピーカ10とヘッドフォン11から、当該文章が英語で音声出力される。このとき、第二モニタ3には、翻訳日本文は表示されていない。
【0118】
(10) 図10図示のように出題(質問)された学習者は、第一モニタ2に表示された出題英文「Where is the capital in Japan?」をマイク11aに向かって英語で発音し、続いて質問に英語で答える。この実施例では、「It is Tokyo」と答える。学習者の発音を取得した支援装置1は、学習用ソフトと本体1とが協働して学習者の発音が正しいものであるか否かの判定を行う。その結果、答えが正しいと判定されたときは、図11図示のように、出題英文「Where is the capital in Japan?」の下に回答英文「It is Tokyo」を表示し、第二モニタ3には、出題英文と回答英文の日本語翻訳文(「日本の首都は何処ですか?」、「東京です」)を表示する。また、同時に、内蔵スピーカ10とヘッドフォン11から、「日本の首都は何処ですか?」、「東京です」と日本語で音声出力する。なお、複数の回答が可能である場合は、それら全てを正解と判定する。
一方、正解することができなかった場合(回答が間違っていた場合や、発音が正しくなかった場合)は、図12図示のように出題英文を反転表示し、第二モニタ3には、日本語翻訳文は表示しない。また、これに続いて、「現在の理解度」が示される。例えば、図13図示のように第二モニタ3に「現在の理解度70%」のように表示される。なお、図13図示の表示状態から通常の流れに戻るには、決定ボタン9を押せばよい。
【0119】
(11) 出題英文が示されても回答がわからない場合、答えられない場合等は、ティーチャーボタン7を押すことで、正しい発音が内蔵スピーカ10とヘッドフォン11に音声出力される。また、同時に図14図示のように出題英文と回答英文の翻訳日本文が第二モニタ3に表示される。このときの画面表示、音声出力の順序は、まず、出題英文(「Where is the capital in Japan?」)が反転状態のまま表示されて、英語で出題英文(「Where is the capital in Japan?」)が音声出力される。続いて出題英文の翻訳日本文(「日本の首都は何処ですか?」)が第二モニタ3に表示されると共に音声出力される。ついで、回答英文(「It is Tokyo」)が第一モニタに表示されると共に音声出力され、続いて回答英文の翻訳日本文(「東京です」)が第二モニタ3に表示されると共に音声出力される。なお、決定ボタン9を押せば通常の流れに戻る。
【0120】
(12) 以上の流れで、実力チェックを行うことができる。各章の実力チェックを終えた学習者は、総合チェックを行うことができる(図15)。総合チェックは、全ての章の総合的なまとめとして、各章の実力チェックよりランダムに20問が出題される。総合チェックの進め方自体は、各章の実力チェックと同様であるので、その説明は省略する。
【0121】
[出題を日本語で表示する場合]
次に、出題を日本語で表示し、その日本語表示に基づいて学習者が英語の発音を行い、発音の一致度の判定を行った後、最終的に翻訳英文を表示する場合について説明する。
【0122】
前記出題を英文で表示する場合は、学習者は表示された英文をそのまま発音すればよかったが、出題を日本語で表示する場合は、学習者において、日本語から英語へ翻訳をするプロセスが必要となる。
【0123】
(1) まず、前記出題を英文で表示する場合と同様に、学習用ソフトを矢示12のように本体4に読み込ませ(図1)、スタートすると、図16図示のような出題言語を選択する言語選択メニュー画面が第二モニタ2に表示されるので、学習者は、上下移動ボタンを操作して、「日本語で出題」を反転表示させる。この状態で決定ボタン9を押すと、図17図示のような章選択メニュー画面に切り替わる。
【0124】
(2) この学習用ソフトは、1.第一章から5.総合チェックの5つの章から構成されており、学習者は、どの章から始めることもできるが、第一章から始める場合には、上下移動ボタン8を操作して図17図示のように「1.第一章」を反転表示させて、決定ボタン9を押す。決定ボタン9を押すと図18図示のような画面に切り替わる。
【0125】
(3) この学習用ソフトは、各章毎に1.文章、2.単語、3.実力チェックの項目から構成されている。ここではまず、文章について学習する場合について説明する。文章について学習を進める場合は、上下移動ボタン8で図18図示のように「1.文章」を反転表示させ、決定ボタン9を押す。決定ボタン9を押すことにより、図19図示のように、第一章、日本語による文章の最初の出題が第一モニタ2に表示される。
【0126】
(4) 第一章、日本語による文章の最初の問題は、「私は男の子です」で、この日本文が第一モニタ2に表示される。学習者は、これを見て、翻訳英文を考え、考えた翻訳英文をマイク11aに向かい発音する。学習者の発音を取得した支援装置1は、学習用ソフトと本体1とが協働して学習者の発音が正しいものであるか否かの判定を行う。このとき、判定は単語毎に行われる。この点、英語で出題されるときと同様である。
【0127】
(5) 判定の結果、全ての発音が正しいと判定された場合は、図20図示のように、出題された「私は男の子です」に対応した翻訳英文である「I am aboy」が第二モニタ3に表示される。またこのとき、内蔵スピーカ10とヘッドフォン11とに「I am a boy」と音声出力される。このように、学習者は自ら翻訳英文を考えて発音し、さらに全ての発音が正しいと判定されたときに初めて翻訳英文が示されるので、学習者は、早く翻訳英文を表示させようとして、学習意欲を持って努力をすることができ、また、翻訳が示されことによってさらなる翻訳力も身につけることができる。
一方、判定の結果、一部の発音が間違っていたり、翻訳英文自体が間違っていると判定されたりした場合は、間違った部分が反転表示され、第二モニタ3には、なにも表示されない。例えば、出題された「私は男の子です」のうち「男の子」の部分、すなわち「boy」の部分が間違っていたと判定された場合は、図21図示のように第一モニタ2に示された「私は男の子です」のうち、「男の子」の部分が反転表示され、第二モニタ3には、翻訳英文は表示されない。このように間違ったと判定された場合は、リピートボタン6を押すことにより、出題画面(図19)に戻ることができ、繰り返し練習することができる。
【0128】
なお、学習者が正しいと思って発音した翻訳英文が違っていた場合や、自身はないが取り敢えず発音した翻訳英文が全単語違っていたような場合は、「私は男の子です」の全てが反転表示される。
【0129】
(6) 繰り返し練習したが正しい発音ができない場合は、ティーチャーボタン7を押すことにより、正しい発音を内蔵スピーカ10、ヘッドフォン11から音声出力させ、これと同時に、図22図示の表示状態とすることができる。すなわち、画面は、第一モニタ2に間違った部分(この場合「男の子」の部分)を反転表示させたままで、第二モニタ3には翻訳英文を表示させる。これにより、正しい発音を聞くことができ、翻訳も知ることができる。図22図示の状態のときに、決定ボタン9を押せば、通常の流れに戻って、学習を続けることができる。
【0130】
なお、最初から発音がわからない場合や、翻訳英文自体がわからない場合も、ティーチャーボタン7を押すことにより、正しい発音の音声出力、翻訳日本文の表示(不図示)を行うことができる。
【0131】
(7) 各章には、複数の出題文章が含まれており、正解が得られた場合は、各章の最初の出題から最後まで続けて表示される。その章の全てを終了したら自動的に章選択メニュー画面(図17)に戻る。なお、途中で、繰り返し一つの文章を練習したいときは、リピートボタン6を押すことにより同じ文章を繰り返し練習できる。通常の流れに戻したいときには、リピートボタン6をもう一度押せばよい。また、上下移動ボタン8を押すことにより前後の文章に移動することができる。さらに、戻るボタン5をおして、文章、単語、実力チェック選択メニュー画面(図18)、章選択メニュー画面(図17)に戻ることができる。
【0132】
以上の流れで、日本文が表示された場合の学習支援が行われる。文章、単語、実力チェック選択メニュー画面(図18)で、「単語」を選択すれば、同様の流れで単語の学習をすることもできる。「単語」学習の進め方自体は「文章」学習と基本的に同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0133】
(8) 「文章」、「単語」の学習を終えた学習者は、図23図示のように文章、単語、実力チェック選択メニュー画面で「3.実力チェック」を選択して反転させ、決定ボタンを押して実力チェックを行うことができる。実力チェックでは、対話形式で学習を進めることができる。
【0134】
(9) 実力チェックメニューを選択すると、図24図示のように第一モニタ2に出題日本文「日本の首都は何処ですか?」が表示されると共に、内蔵スピーカ10とヘッドフォン11から、当該文章が日本語で音声出力される。このとき、第二モニタ3には、翻訳日本文は表示されていない。
【0135】
(10) 図24図示のように出題(質問)された学習者は、第一モニタ2に表示された出題日本文「日本の首都は何処ですか?」を見て、翻訳英文を考え、考えた翻訳英文をマイク11aに向かって英語で発音し、続いてその質問の答を英語で考えて、英語で答える。この実施例では、「It is Tokyo」と答える。学習者の発音を取得した支援装置1は、学習用ソフトと本体1とが協働して学習者の発音が正しいものであるか否かの判定を行う。その結果、答えが正しいと判定されたときは、図25図示のように、出題日本文「日本の首都は何処ですか?」の下に回答日本文「東京です」と表示し、第二モニタ3には、出題日本文と回答日本文の英語翻訳文(「Where is the capital in Japan?」、「It is Tokyo」)を表示する。また、同時に、内蔵スピーカ10とヘッドフォン11から、「Where is the capital in Japan?」、「It is Tokyo」と英語で音声出力する。なお、複数の回答が可能である場合は、それら全てを正解と判定する。
一方、正解することができなかった場合(回答が間違っていた場合や、発音が正しくなかった場合)は、図26図示のように出題日本文を反転表示し、第二モニタ3には、英語翻訳文は表示しない。また、これに続いて、「現在の理解度」が示される。例えば、図27図示のように第二モニタ3に「現在の理解度70%」のように表示される。なお、図27図示の表示状態から通常の流れに戻るには、決定ボタン9を押せばよい。
【0136】
(11) 出題日本文が示されても翻訳英文がわからない、発音がわからない場合等は、ティーチャーボタン7を押すことで、正しい発音が内蔵スピーカ10とヘッドフォン11に音声出力される。また、同時に図28図示のように出題日本文と回答日本文の翻訳英文が第二モニタ3に表示される。このときの画面表示、音声出力の順序は、まず、出題日本文(「日本の首都は何処ですか?」)が反転状態のまま表示されて、日本語で出題日本文(「日本の首都は何処ですか?」)が音声出力される。続いて出題日本文の翻訳英文(「Where is the capital in Japan?」)が第二モニタ3に表示されると共に音声出力される。ついで、回答日本文(「東京です」)が第一モニタに表示されると共に音声出力され、続いて回答日本文の翻訳英文(「It is Tokyo」)が第二モニタ3に表示されると共に音声出力される。なお、決定ボタン9を押せば通常の流れに戻る。
【0137】
(12) 以上の流れで、実力チェックを行うことができる。各章の実力チェックを終えた学習者は、総合チェックを行うことができる(図29)。総合チェックは、全ての章の総合的なまとめとして、各章の実力チェックよりランダムに20問が出題される。総合チェックの進め方自体は、各章の実力チェックと同様であるので、その説明は省略する。
【0138】
[レベルの選択]
以上、説明したように学習者は、出題が英語でされた場合、出題が日本語された場合の学習を進めることができる。
【0139】
しかし、支援装置1を使用する学習者の実力レベルは異なるし、学習者が同一人であっても、学習が進めばその実力レベルは向上してくる。
【0140】
そこで、この支援装置1では学習者の発音と、予め記憶された英単語、英文の正しい発音と比較し、その一致度合いを判定する際の判定基準を変更できるように構成した。レベルの選択は、図30図示のように一致度レベル選択画面を表示させ、例えばレベル1で学習を進めるときには、「レベル1」を反転表示させ、決定ボタン9を押せば、レベル1での学習を開始することができる。レベル1での学習では物足りなくなってきた場合等は、より厳密な一致度判定が行われるレベル2、レベル3、レベル4とレベルを上げていき、よりネイティブに近い発音を行えるように挑戦することができる。
【0141】
また、学習ソフト自体を下級者向けのもの、より上級者向けのものに入れ替えてレベルの変更をすることも可能である。
【0142】
[音声出力モード]
この実施例の支援装置1は、音声出力モードを搭載している。
上記実施例では、正しい発音ができたときや、ティーチャーボタン7を押したときにのみ、英語の発音が内蔵スピーカ10、ヘッドフォン11から音声出力されるが、音声出力モードを選択しておけば、英語が画面表示されるときは常に正しい英語の発音が内蔵スピーカ10、ヘッドフォン11から音声出力される。
【0143】
例えば、図31図示のように英語による出題「I am a boy」が表示されるときに、内蔵スピーカ10、ヘッドフォン11から正しい英語の発音で「I am a boy」と音声出力される。
【0144】
このように音声出力モードにしておけば、例えば初学者などは、常に正しい発音を聞くことができるので学習の進度が速まる。
【0145】
以上、この発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照して説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々な形態に変更可能である。
【0146】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の語学学習支援装置を用いれば、正しい発音がされたときにのみ正しい翻訳を表示するようにしたので、正しい発音と正しい翻訳とを同時に習得することができる。
【0147】
また、発音が正確でなかった場合に正確であった部分と区別して表示することとしたので、正しく発音できなかった部分を知ることができ、早期の上達が可能である。
【0148】
さらに、発音一致判定手段を一致の度合いの判定基準を変更できるようにしたので、学習者のレベルに応じた学習ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の支援装置の全体構成を示す説明図。
【図2】言語選択メニュー画面で「英語で出題」を選択した状態の説明図。
【図3】章選択画面で「第一章」を選択した状態の説明図。
【図4】文章、単語、実力チェック画面で「文章」を選択した状態の説明図。
【図5】英語の文章で出題が表示された状態の説明図。
【図6】正しい発音ができ、翻訳日本文が表示された状態の説明図。
【図7】発音の一部が間違っており、間違えた部分を反転表示させた状態の説明図。
【図8】ティーチャーボタンを押して正しい発音を音声出力すると共に、図7図示の表示と合わせて翻訳日本文を表示した状態の説明図。
【図9】文章、単語、実力チェック画面で「実力チェック」を選択した状態の説明図。
【図10】英語で質問文を表示させた状態の説明図。
【図11】英語で質問文と回答文を表示させると共に、日本語で質問文と回答文を表示させた状態の説明図。
【図12】回答又は発音が間違っており、英語の質問文の全体を反転表示させた状態説明図。
【図13】実力チェックにより判定された現在の理解度を表示した状態の説明図。
【図14】ティーチャーボタンを押して英語の出題文を反転させたまま表示させ、英語の回答文を表示すると共にこれらの正しい発音を音声出力し、さらに、これらの翻訳日本日本文を表示し、音声出力する状態の説明図。
【図15】章選択画面で「総合チェック」を選択した状態の説明図。
【図16】言語選択メニュー画面で「日本語で出題」を選択した状態の説明図。
【図17】章選択画面で「第一章」を選択した状態の説明図。
【図18】文章、単語、実力チェック画面で「文章」を選択した状態の説明図。
【図19】日本語の文章で出題が表示された状態の説明図。
【図20】正しい発音ができ、翻訳英文が表示された状態の説明図。
【図21】発音の一部が間違っており、間違えた部分を反転表示させた状態の説明図。
【図22】ティーチャーボタンを押して正しい発音を音声出力すると共に、図7図示の表示と合わせて翻訳英文を表示した状態の説明図。
【図23】文章、単語、実力チェック画面で「実力チェック」を選択した状態の説明図。
【図24】日本語で質問文を表示させた状態の説明図。
【図25】日本語で質問文と回答文を表示させると共に、英語で質問文と回答文を表示させた状態の説明図。
【図26】回答又は発音が間違っており、日本語の質問文の全体を反転表示させた状態説明図。
【図27】実力チェックにより判定された現在の理解度を表示した状態の説明図。
【図28】ティーチャーボタンを押して日本語の出題文を反転させたまま表示させ、英語の回答文を表示すると共にこれらの正しい発音を音声出力し、さらに、これらの翻訳日本日本文を表示し、音声出力する状態の説明図。
【図29】章選択画面で「総合チェック」を選択した状態の説明図。
【図30】一致度レベル選択画面で「レベル1」を選択した状態の説明図。
【図31】内蔵スピーカとヘッドフォンから音声出力する状態の概念図。
【図32】この発明の語学学習支援装置の好ましい実施形態の概略構成を示す説明図。
【図33】図32図示の語学学習支援装置で第二言語(英語)で出題され、「発音が一致している」、「正しい発音である」と判断された場合の処理を説明するフロー図。
【図34】図32図示の語学学習支援装置で第二言語(英語)で出題され、「発音が一致していない」、「発音が不正確である」と判断された場合の処理を説明するフロー図。
【図35】図33図示の判断がされた場合の他の処理を説明するフロー図。
【図36】図32図示の語学学習支援装置で第一言語(日本語)で出題され、「発音が一致している」、「正しい発音である」と判断された場合の処理を説明するフロー図。
【図37】図32図示の語学学習支援装置で第一言語(日本語)で出題され、「発音が一致していない」、「発音が不正確である」と判断された場合の処理を説明するフロー図。
【図38】図36図示の判断がされた場合の他の処理を説明するフロー図。
【符号の説明】
1 支援装置
2 第一モニタ
3 第二モニタ
4 本体
5 戻るボタン
6 リピートボタン
7 ティーチャーボタン
8 上下移動ボタン
9 決定ボタン
10 内蔵スピーカ
11 ヘッドフォン
21 情報取得手段
22 第一言語文字情報表示手段
23 第二言語文字情報表示手段
24 音声情報取得手段
25 発音一致度判定手段
26 文字情報出力決定手段
27 添削情報表示手段
28 第一言語音声出力手段
29 第二言語音声出力手段
30 言語データベース
31 発音情報データベース

Claims (14)

  1. 第一の言語を文字情報で画面に表示する第一言語文字情報表示手段と、
    前記第一の言語を翻訳した他の言語である第二の言語を文字情報で画面に表示する第二言語文字情報表示手段と、
    音声情報を取得する音声情報取得手段と、
    音声情報取得手段で取得した音声情報に含まれている発音を、画面に表示されている前記第一の言語又は第二の言語の正しい発音、又は、画面に表示されている前記第一の言語又は第二の言語に対応する第二の言語又は第一の言語の正しい発音と比較し、発音の一致度合いを判定する発音一致度判定手段と、
    発音一致度判定手段の判定結果に基づき、前記第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段による画面への文字情報表示を行わせるかどうかを決定する文字情報出力決定手段
    とを備えていることを特徴とする語学学習支援装置。
  2. 第一言語文字情報表示手段による画面への第一の言語の文字情報での表示及び、第二言語文字情報表示手段による画面への第二の言語の文字情報での表示は、第一言語文字情報表示手段による第一の言語の文字情報での表示、又は、第二言語文字情報表示手段による第二の言語の文字情報での表示のいずれか一方、又は、同一の画面への第一言語文字情報表示手段による第一の言語の表示と第二言語文字情報表示手段による第二の言語の表示が並列して行われるものであることを特徴とする請求項1記載の語学学習支援装置。
  3. 音声情報取得手段で取得した音声情報が、画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語の発音に相当する場合に、前記発音一致度判定手段の判定結果に基づき、画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語中の発音が正確でなかった部分又は正確であった部分を他の部分と区別して表示する添削情報表示手段を更に備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の語学学習支援装置。
  4. 発音一致度判定手段は、一致の度合いの判定基準を変更できることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の語学学習支援装置。
  5. 第一の言語の正しい発音を出力する第一言語音声情報出力手段、又は、第二の言語の正しい発音を出力する第二言語音声情報出力手段、又は、前記第一言語音声情報出力手段と前記第二言語音声情報出力手段との双方を更に備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の語学学習支援装置。
  6. 第一言語音声情報出力手段による発音の出力および第二言語音声情報出力手段による発音の出力は、第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段によって画面に第一の言語又は第二の言語が文字情報で表示される際、又は、前記添削情報表示手段によって添削情報が表示される際に、第一の言語又は第二の言語の正しい発音が第一言語音声情報出力手段又は第二言語音声情報出力手段によって行われるものであることを特徴とする請求項5記載の語学学習支援装置。
  7. 第一言語音声情報出力手段による発音の出力および第二言語音声情報出力手段による発音の出力は、正しい発音の出力を求める指示を取得した際に、当該指示で要求された言語の正しい発音が第一言語音声情報出力手段又は第二言語音声情報出力手段によって行われるものであることを特徴とする請求項5記載の語学学習支援装置。
  8. 第一の言語又は第一の言語を翻訳した他の言語である第二の言語の文字情報をそれぞれ第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段によって画面に表示し発音の入力を促すステップ、
    音声情報取得手段によって音声情報を取得するステップ、
    音声情報取得手段によって取得した音声情報に含まれている発音を、発音一致度判定手段によって、前記画面に表示されている第一の言語又は第二の言語の正しい発音と比較し、発音の一致度合いを判定するステップ、
    発音一致度判定手段の判定結果に基づき、文字情報出力決定手段によって、画面に表示されている第一の言語又は第二の言語をそれぞれ翻訳した第二の言語又は第一の言語を第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段によって画面に文字情報で表示させるかどうかを決定するステップ、
    とを備えていることを特徴とする語学学習支援方法。
  9. 第一の言語又は第一の言語を翻訳した他の言語である第二の言語の文字情報をそれぞれ第一言語文字情報表示手段又は第二言語文字情報表示手段によって画面に表示し発音の入力を促すステップ、
    音声情報取得手段によって音声情報を取得するステップ、
    音声情報取得手段によって取得した音声情報に含まれている発音を、発音一致度判定手段によって、前記画面に表示されている第一の言語又は第二の言語に対応する第二の言語又は第一の言語の正しい発音と比較し、発音の一致度合いを判定するステップ、
    発音一致度判定手段の判定結果に基づき、文字情報出力決定手段によって、画面に表示されている第一の言語又は第二の言語をそれぞれ翻訳した第二の言語又は第一の言語を第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段によって画面に文字情報で表示させるかどうかを決定するステップ、
    とを備えていることを特徴とする語学学習支援方法。
  10. 文字情報出力決定手段によって、画面に表示されている第一の言語又は第二の言語をそれぞれ翻訳した第二の言語又は第一の言語の第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段による画面への文字情報表示を行うと決定した場合に、画面に表示されていた第一の言語又は第二の言語の文字情報に並列させて当該決定に基づく第二の言語又は第一の言語の文字情報での表示を同一の画面に行うステップを更に備えていることを特徴とする請求項8又は9記載の語学学習支援方法。
  11. 文字情報出力決定手段によって、画面に表示されている第一の言語又は第二の言語をそれぞれ翻訳した第二の言語又は第一の言語の第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段による画面への文字情報表示を行わないと決定した場合に、前記発音一致度判定手段の判定結果に基づき画面に文字情報で表示されている第一の言語又は第二の言語中の発音が正確でなかった部分又は正確であった部分を、添削情報表示手段によって、他の部分と区別して画面に表示するステップを更に備えていることを特徴とする請求項8又は9記載の語学学習支援方法。
  12. 発音一致度判定手段による発音の一致の度合いの判定基準は変更可能であることを特徴とした請求項8乃至11のいずれか一項記載の語学学習支援方法。
  13. 文字情報出力決定手段によって、画面に表示されている第一の言語又は第二の言語をそれぞれ翻訳した第二の言語又は第一の言語の第二言語文字情報表示手段又は第一言語文字情報表示手段による画面への文字情報表示を行うと決定した場合、又は、前記添削情報表示手段によって添削情報が表示される際に、第二の言語の正しい発音を出力する第二言語音声情報出力手段又は第一の言語の正しい発音を出力する第一言語音声情報出力手段によって、第二の言語又は第一の言語の正しい発音の出力を行うステップが更に備えられていることを特徴とする請求項8乃至12のいずれか一項記載の語学学習支援方法。
  14. 正しい発音の出力を求める指示を受けた際に、第一の言語の正しい発音を出力する第一言語音声情報出力手段又は第二の言語の正しい発音を出力する第二言語音声情報出力手段によって、当該指示で要求された言語の正しい発音の出力を行うステップが更に備えられていることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか一項記載の語学学習支援方法。
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