JP2004257651A - ガス遮断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】検査信号出力部13からの指令により温度を測定し、この温度が所定値と比較して異常であるときには電池残容量測定部17は電池残容量を測定し、温度が所定値未満であるときには繰り返し温度測定を行い、温度が所定値以上になるまでは電池残容量測定を行わないようにしている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガス使用における安全対策として必要なガス遮断装置に関し、更に詳しくは、ガス遮断装置の電源である電池の残容量を正確に検査するようにしたガス遮断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のガス遮断装置において、ガス遮断弁の電源としては電池が使用されており、この電池の残容量をチェックするため、図5に示すような構成で電池残容量を検査するようにしている(特許文献1参照)。すなわち、検査信号出力部2からの指令により電池電源10の無負荷電圧を測定し、この無負荷電圧が所定値以下であるときには、残量測定部5は電池電源10に疑似負荷9を接続した状態での電圧を測定する。そしてこの負荷状態での電圧が判定値以下であるときには残量異常信号が出力され、電池消耗警報部7は警告表示または警報報知を実行し電池が消耗していることを知らせるものである。
【0003】
【特許文献】
特開平10−110946号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構成において、電池残容量検出手段による電池残容量の検査は、ガス遮断装置の規定気温以下の場合、電池は化学反応を利用した製品であるため、低温下では反応が鈍化し、電池より取出せる電流が小さくなるために電池電圧が低下してしまい正確な電池残容量を測定できなくなり、電池残容量が十分であるにも関わらず電池消耗と判定してしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の問題を解決すべく創案されたもので、ガス遮断弁を動作させるための電源である電池の残容量をチェックする時には、気温を測定することによって、電池残容量を正確に測定することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明のガス遮断装置は、ガス遮断装置の電池残容量測定時には温度測定部によって温度を計測するようにしたものである。この温度測定部によって、ガス遮断弁を動作させるための電池残容量チェック時の気温を測定し、規定温度以上での電池残容量を測定することになるので電池残容量を正確に測定することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1記載に係る発明は、ガス通路を遮断する遮断弁と、この遮断弁の駆動電力を供給する電池電源とを備えたガス遮断装置において、前記電池電源の残容量を検査させるための検査指令信号を所定時間間隔で出力する検査信号出力部と、前記検査指令信号の入力により気温を測定する温度センサ部に温度測定信号を出力する温度測定信号出力部と、前記温度センサ部による温度測定値が予め設定された所定値以上であると電池残容量測定信号を出力し、所定値以下であると所定時間間隔後に前記温度測定信号出力部に温度再検査信号を出力する温度判定部と、前記電池残容量測定信号が入力されると前記電池電源の残容量の測定を行う残容量測定部と、前記残容量測定部による測定値が予め設定された所定値以下であるとき電池消耗警報部に残容量異常信号を出力する電圧異常判定部とで構成してなることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、温度測定部により所定時間間隔で温度測定が実施され、測定された温度が所定値以上であったときガス遮断装置の遮断弁を駆動する電源となる電池の残容量測定がなされ、残容量異常の確認動作が実行される。この電池残容量が判定値以下であるとき、残容量異常信号が出力される。また測定温度が所定値未満であったときは、一定時間後に温度を再測定し、温度が所定値以上になるまで温度測定を繰り返し実行することで、規定温度以上での電池残容量測定を行い、正確な電池残容量を測定することができる。
【0009】
また、請求項2記載に係る発明は、特に請求項1に記載の温度判定部から出力される温度再検査信号の出力回数をカウンタ値に加算するカウント部と、予め設定された所定カウンタ回数にカウント部のカウンタ値が達したとき温度異常警報部に温度異常信号を出力する温度異常信号出力部と、電池残容量測定信号が入力されるとカウント部のカウント値を初期値にするリセット信号を出力するリセット部とで構成してなることを特徴とする。
【0010】
上記構成によれば、温度異常状態が規定時間に達した時、特に長期間に渡った場合、温度異常信号を出力し、ガス保安機能を動作させることで規定温度以下でのガス使用上の安全性を確保することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照に説明する。尚、以下に示す実施例は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0012】
【実施例1】
図1は、本発明の実施例1におけるガス遮断装置のブロック図を示したものである。図1において、ガス遮断装置11は、電池電源12の残容量を検査させるための検査指令信号aを所定時間間隔で出力する検査信号出力部13と、検査指令信号aの入力により気温を測定する温度センサ部5に温度測定信号bを出力する温度測定信号出力部14と、温度センサ部15による測定温度cが予め設定された所定値以上であると電池残容量測定信号eを出力し、所定値以下であると所定時間間隔後に温度測定信号出力部14に温度再測定信号dを出力する温度判定部16と、電池残容量測定信号eが入力されると電池電源12の残容量の測定を行う電池残容量測定部17と、電池残容量測定部17による測定電池残容量fが予め設定された所定値以下であるとき電池消耗警報部19に残容量異常信号gを出力する残容量異常判定部18とで構成されている。
【0013】
上記構成によるガス遮断装置11の動作を、図2に示すフローチャートを参照にして以下に説明する。図2において、検査信号出力部13は所定時間間隔で検査指令信号aを出力するタイマとして構成されており、一定時間間隔で検査指令信号aを出力する(STEP1)。検査指令信号aが入力された温度測定信号出力部14は温度測定信号bを温度センサ部15に出力し(STEP2)、温度センサ部15にて温度cを測定する(STEP3)。温度判定部16は予め設定された温度所定値と測定温度cとを比較し(STEP4)、これが温度所定値≧測定温度cであるときは、温度再測定信号dを一定時間後に温度測定信号出力部14に出力し(STEP5)、温度所定値<測定温度cであったとき、電池残容量測定信号eを出力する(STEP6)。
【0014】
また、電池残容量測定部17は電池残容量測定信号eが入力されると、電池残容量fを測定する(STEP7)。電池残容量判定部18は予め設定された残容量所定値と電池残容量fを比較し(STEP8)、電池残容量fが残容量所定値>電池残容量fである時は電池消耗警報部19に電池残容量異常信号gを出力し(STEP9)、残容量所定値≦電池残容量fであるときは、この回の検査指令の処理は終了する(STEP10)。
【0015】
上記のように、温度が所定値以上になるまで温度測定を繰り返し実行することで、規定温度内での電池残容量測定を行い、正確な電池残容量を測定することができる。
【0016】
【実施例2】
図3は、本発明の実施例2におけるガス遮断装置のブロック図を示したものである。実施例1と異なる点は、図3において、温度再測定信号dの出力回数をカウンタに加算するカウント部20と、電池残容量測定信号eが出力されるとカウント部20のカウンタ値を初期値にするリセット信号hを出力するリセット部21とで構成されたものである。
【0017】
上記構成によるガス遮断装置の動作を図4に示すフローチャートを参照して以下に説明する。温度再測定信号dが出力される毎に(STEP5)、カウント部20のカウンタに1ずつ加算していく(STEP11)。カウント部20は予め設定された所定カウント数とカウンタ値hとを比較し(STEP12)、これが所定カウンタ数>カウンタ値hであればカウンタ値hを保持し(STEP13)、所定カウント数=カウンタ値hであれば、温度異常信号iを温度異常警報部21に出力するものである(STEP14)。
【0018】
また、電池残容量測定信号eが出力されると(STEP6)、リセット部22はカウンタ部20に保持されているカウンタ値を初期値に戻すリセット信号jを出力する(STEP15)ものである。
【0019】
上記構成によれば、温度異常状態が規定時間に達した時、特に長期間に渡った場合、温度異常信号を出力し、ガス保安機能を動作させることで規定温度以下でのガス使用上の安全性を確保することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、請求項1、2に記載の発明によれば、温度が所定値以上になるまで温度測定を繰り返し実行することで、規定温度内での電池残容量測定を行い、電池残容量を正確に測定することができる。
【0021】
また、温度異常状態が規定時間に達した時、特に長期間にわたった場合、温度異常信号を出力し、ガス保安機能を動作させることで規定温度以下でのガス使用上の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるガス遮断装置の構成を示すブロック図
【図2】同装置における処理手順を説明するフローチャート
【図3】本発明の実施例2におけるガス遮断装置の構成を示すブロック図
【図4】同装置における処理手順を説明するフローチャート
【図5】従来のガス遮断装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
11 ガス遮断装置
12 電源電池
14 温度測定信号出力部
15 温度センサ部
16 温度判定部
17 電池残容量測定部
19 電池消耗警報部
20 カウント部
21 温度異常警報部
22 リセット部
Claims (2)
- ガス通路を遮断する遮断弁と、この遮断弁に駆動電力を供給する電池電源と、前記電池電源の残容量を検査するための検査指令信号を出力する検査信号出力部と、前記検査指令信号の入力により温度測定信号を出力する温度測定信号出力部と、前記温度測定信号により気温を測定する温度センサ部と、前記温度センサ部による温度測定値が予め設定された所定値以上である場合には電池残容量測定信号を出力し、所定値未満である場合には前記温度測定信号出力部に温度再測定信号を出力する温度判定部と、前記電池残容量測定信号が入力されると前記電池電源の残容量の測定を行う残容量測定部と、前記残容量測定部による測定値が予め設定された所定値以下である場合残容量異常信号を出力する残容量異常判定部と、前記残容量異常信号により前記電源電池が消耗していることを警報する電池消耗警報部とを備えたガス遮断装置。
- 温度判定部から出力される温度再測定信号の出力数をカウントするカウント部と、前記カウント部により予め設定されたカウンタ数に達したとき、温度異常信号を出力する温度異常信号出力部と、この温度異常信号出力部からの信号により温度が異常になったことを報知する温度異常警報部と、電池残容量測定信号が入力されると前記カウント部のカウンタ値を初期値にするリセット部とを備えた請求項1に記載のガス遮断装置。
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