JP2004256955A - 毛玉取り器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】半円弧筒状の容器本体は下側中央部に長方形の開口が設けられる。容器本体内には、毛玉収納容器が回動可能に保持されるとともに、容器本体の下側開口部から突出する毛玉収納容器の外周面中央部に、係止突条が長さ方向に形成される。この係止突条の片側外周面の上半部には、上向きに傾斜する硬い傾斜パイル群が固着される。また、容器本体と毛玉収納容器との間の一方の空間部には、毛玉収納容器側に付勢される円弧状の押圧部材が設けられるとともに、この押圧部材の内面に、上側に向けて傾斜する硬い傾斜パイル群が固着される。そして、容器本体の上端開口部には、透明な蓋部材が着脱可能に嵌合される。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明はセーター、パンツなどの衣服類やカーペットなどの生活用品に発生した毛玉等を取り除く毛玉取り器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
衣服類などに発生した毛玉を除去するため、従来は、毛玉を導入するための刃孔を有する多数の外刃101と、これらの外刃101に摺接しながら回転する内刃102とを備えたものが使用されていた。多数の刃孔から導入された毛玉を各外刃101と回転する内刃102との間で切断し、内刃102の回転により発生する遠心力で、多数の外刃101と内刃102との間の間隙を通して毛玉を外方に移動し、この間隙に連通するダストボックス105に毛玉が集められていた。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−73270号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の毛玉取り器では、多数の外刃101と内刃102の形成、乾電池の装着や取り替え、毛玉ボックスの取り出しや内部の手入れを可能にするためには、構成が複雑で、部品点数が多くなり、製作コストが割高になる不都合があった。また、回転する内刃102の存在は、使用時の安全性やトラブルの発生について危惧の念をいだかせる。その上、不使用時には、子供達の手の届かない所に保管する必要がある上、しばらく使用しないときは、乾電池を取り出して保管するなどの細かい配慮が必要となる不都合もあった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、毛玉の除去を安全な状態で能率良く行なうことができ、除去された毛玉の回収状態の把握や排出が容易であり、不使用時の保管に手数がかからず、製作コストも割安な毛玉取り器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、半円形より幾分偏平に湾曲された容器本体と、この容器本体内に回動可能に保持される上端開口の毛玉収納容器と、容器本体と毛玉収納容器との間の一方の空間部に位置して毛玉収納容器側に付勢される押圧部材と、容器本体の上端開口部に嵌合される透明な蓋部材とにより構成される毛玉取り器において、容器本体は下側中央部の長さ方向のほぼ全体にわたって長方形の開口が形成され、幾分外側に湾曲するよう形成された両側端面の内側に、フラットな端面がそれぞれ設けられる。毛玉収納容器は、容器本体の下側開口から突出する外周面の中央部に、長さ方向の係止突条が形成され、この係止突条によって区分される片側外周面の上半部に、上側方向に傾斜する硬い傾斜パイル群が固着されるとともに、片側の端面から突出する軸部には、容器本体の外側に位置する回動つまみが取り付けられる。押圧部材は容器本体の上端開口部より上側の位置で、容器本体のフラットな端面に対して回動可能に保持されるとともに、毛玉収納容器と当接する内側面に上側方向に傾斜する硬い傾斜パイル群が固着される。蓋部材は下端開口側の内面に形成された係合凹部と、容器本体の対応する位置に設けられた係止突条とにより着脱可能に嵌合されていることを特徴としている。
【0007】
また、上記構成における傾斜パイル群に腰の強さを付与するためには、傾斜パイル群は基布に植設され、アクリル樹脂などの樹脂を含浸されたのち、加熱すればよい。
【0008】
また、蓋部材と容器本体とを着脱可能に嵌合するためには、蓋部材の係合凹部は、容器本体側に突出する半円弧状の突条の内面に形成された角状突出部と、その上側の蓋部材内面に設けられた切り欠きとにより形成され、容器本体の係止突条は、上端面からの立上り壁の上端外表面に形成される台形の係止突出部となるようにすればよい。
【0009】
そして、毛玉取り作業を能率良く行ないたいときには、蓋部材は上側表面に毛玉取り器の操作方向を示す矢印を傾斜パイル群側に向けて表示すればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の毛玉取り器について詳細に説明する。図1から図6は、本発明の毛玉取り器の一実施例を示したものである。図1は蓋部材を分離した状態で示した正面図、図2は図1のII−II断面図、図3は容器本体側の平面図、図4は操作時の状態を示す底面図、図5は毛玉が掻き取られて毛玉収納容器に引き渡される過程を示した要部断面図、そして図6は容器本体と蓋部材との嵌合部を拡大して示した要部断面図である。
【0011】
本実施例の毛玉取り器は、図1および図2に示すように、上端側が開口された半円弧状の容器本体1と、この容器本体1内に保持される毛玉収納容器2と、容器本体1内の一方の側に保持されて毛玉収納容器2の外表面に付勢される押圧部材3と、容器本体1と嵌合する透明な蓋部材4とから構成されている。
【0012】
容器本体1は、図2に示すように、上下方向に幾分偏平になるよう湾曲されて半円形より半楕円形状に形成されている。容器本体1の下側中央部には、長さ方向のほぼ全体にわたって長方形の開口5が設けられている。長方形の開口5は、幾分水平方向に湾曲された底壁1aの部分に設けられている。容器本体1の両端には、幾分外側に湾曲する湾曲端面1b、1cが形成されており、それらの内側には、半円形の端面6と円形の端面7とが設けられている(図3)。
【0013】
半円形の端面6の上端中央部と押圧部材3側には、毛玉収納容器2と押圧部材3とを保持する軸受部6aと6bが、それぞれ上側に突出するよう形成されている。これに対し、円形の端面7は、横方向の一端で折り曲げ部7aにより湾曲端面1cに連結され、また、横方向の他端は、前記軸受部6bと対応する位置に形成された横向きの軸受部7bの下端側で容器本体1の内面側に連結されている。1dは湾曲端面1cに形成された半円形の大きな切り欠きである。
【0014】
容器本体1は、上端開口部2cの内壁に沿って薄い厚さの嵌合用立上り壁8がコの字形に形成されている。この立上り壁8は上端開口部の厚さの半分以下の厚さで、高さは前記半円形のフラットな端面6の上面と同じ高さである。立上り壁8は、容器本体1の長さ方向の中央部にそれぞれ一定の隙間9,9が設けられており、これらの隙間9,9の部分には、立上り壁8の上端より上側に突出した先端側の外面に、外側に向かって斜め下向きに傾斜する台形の係止突条10a,10aを備えた係合部材10,10が設けられている。8aは立上り壁8に形成された補強突条である。
【0015】
容器本体1は、前記係合部材10,10の一方または両方のすぐ下側に、ほぼ垂直下向きまたは幾分内側に傾斜する長方形の突出部11が形成されている。この突出部11は、容器本体1を内側に押圧して両側の係合部材10,10を内側に弾性変形させて蓋部材4との係合を解除するときに使用される(図6)。
【0016】
毛玉収納容器2は、容器本体1の下側中央部に設けられた開口5の幅寸法より幾分大きな円弧状の容器で、その上端側は、容器本体1の上端よりかなり上側に突出している。毛玉収納容器2は、両端の端面2aと2bから突出する軸12,13により、容器本体1の半円形の端面2aと円形の端面2bに回動可能に保持されている。円形の端面2bを貫通する軸13の先端側には、容器本体1の半円形の大きな切り欠き1dと一部重合する形で、回動つまみ14が取り付けられている。
【0017】
毛玉収納容器2は、下半部の内面が円弧状で、上半部は円弧状の両端からほぼ垂直に立上る平面状に形成されており、毛玉を収納する容積を大きくするとともに、上端開口部2cの幅をできるだけ広くして、毛玉の受け渡しや排出が容易に行なえるようにしている。この上端開口部2cを水平にしたとき、毛玉収納容器2の底壁2dの中央部には、細い係止突条2eが長さ方向全体にわたって設けられている。毛玉収納容器2は、この係止突条2eによって区分される片側外周面の上半部に、先端を上側方向に向けて傾斜された硬い傾斜パイル群15が、その先端部分を幾分突出された状態で固着されている。
【0018】
傾斜パイル群15は基布15aに対して傾斜方向を揃えて植設されており、傾斜パイル群15による毛玉の掻き取りを容易にするため、傾斜パイル群15にアクリル樹脂などの樹脂を含浸させたのち、加熱処理を施すことにより、傾斜パイル群15に硬さ(腰の強さ)を付与している。傾斜パイル群15の取り付けは、毛玉収納容器2に形成させた深さの浅い長方形の凹部2fの部分に、基布15aの部分を接着剤により固着して行なわれる。
【0019】
容器本体1と毛玉収納容器2との間の一方の空間部16には、円弧状に湾曲された押圧部材3が配設されている。この押圧部材3は、上端側の両端に設けられた軸3a,3bにより、前記半円形の端面6の軸受部6bと円形の端面7の軸受部7bとに回動可能に保持されている。押圧部材3の内面側には、パイル先端側を上側方向に傾斜させた硬い傾斜パイル群17が、押圧部材3の表面に形成された深さの浅い凹部3cの部分に、基布17aの部分を接着剤により固着されている。
【0020】
押圧部材3は上端側の一方、例えば、回動つまみ14と反対側の軸3aに4回程度巻き付けられたコイルバネ18により、毛玉収納容器2側に押圧されている。コイルバネ18は一端18aが容器本体1の内壁に当接され、他端18bは押圧部材3と平行になるよう折り曲げられた中間部分を、押圧部分3の外壁3dから突出された小径の2つの受軸3eと、それらの中間に突出されたやや大きめの押え軸3fとにより、しっかりと保持されている。そのため、押え部材3はコイルバネ18の巻き戻ろうとする弾性力により毛玉収納容器2側に押圧される。
【0021】
蓋部材4は透明なプラスチックなどを用いて作られ、その形状は容器本体1の場合と同様に、半円形の形状を上下方向に幾分偏平に湾曲させた形状をしており、一方の湾曲端面4aには、回動つまみ14の上半部と係合する半円形状の切り欠きが形成されている。これに対し、他方の湾曲端面4bの内側には、容器本体1の半円形の端面6と対応する位置に、半円弧状のフラットな端面19が形成されている。この端面19の下端部には、前記端面6の軸受部6a,6bと係合する切り欠き19a,19bが形成されている。
【0022】
また、蓋部材4の長さ方向両側の下端部には、幅方向のほぼ半分を容器本体1側に突出させた半円弧状の突条20が、蓋部材4と一体に形成されている。容器本体1の係止突条10aと係合する係合凹部21は、前記半円弧状の突条20の上側半分の内面に形成された角状突出部20aと、容器本体1の立上り壁8の上端面と対応する位置で、蓋部材4の内面に形成された上向きの長方形の切り欠き4cとにより形成されている。この場合、角状突出部20aの上面は、前記係止突条10aの水平な底面よりごくわずか下側に位置するように決められる(図6)。
【0023】
蓋部材4は、回動つまみ14と反対側の表面中央部に、毛玉を掻き取るときの移動方向を示す矢印22が表示されている。この矢印22は押圧部材3側の方向を向いている。また、回動つまみ14側の表面中央部には、互いに反対方向を示す2つの矢印23,23は、掻き取られた毛玉を傾斜パイル群15から毛玉収納容器2側に引き渡すときの回動つまみ14の操作方向を示したものである。
【0024】
次に、上記実施例の毛玉取り器の使用時における作動状態について説明する。まず、回動つまみ14によって毛玉収納容器2を矢印22の示す方向に回転できるところまで回転し、毛玉収納容器2に固着された傾斜パイル群15を容器本体1の開口5から半分程度露出させる(図4、図5の(a))。このとき、下側に移動した毛玉収納容器2の一方の上端側が押圧部材3の傾斜パイル群17の下端部に接触するため、毛玉収納容器2はこの状態にしっかりと保持される。このため、毛玉取り作業は安定した状態で能率良く行なうことができる(図5の(a))。
【0025】
この状態で、毛玉取り器の蓋部材4側を手に持ち、容器本体1の開口5から露出している傾斜パイル群15を、毛玉が発生している衣服類や家庭用品などに接触する位置まで傾斜したのち、矢印22で示す方向に移動すると、先端側が移動する方向とほぼ同じ方向に向いている傾斜パイル群15によって毛玉を確実に掻き取ることができる。この掻き取りは、矢印22で示される一方向に繰り返し行なうことに留意すべきである。このため、一方向に移動した最終位置では、毛玉取り器は一旦上向きに移動した最終位置では、毛玉取り器は一旦上向きに移動したのち所定位置に移動するようにすればよい。
【0026】
毛玉の掻き取りが終ると、左手で容器本体1の部分を持ち、右手で回動つまみ14を持って毛玉収納容器2を左右方向に2回回動する。この回動操作において、傾斜パイル群15を上側に移動するとき、傾斜パイル群15に保持されている毛玉はそのままの状態で、押圧部材3の傾斜パイル群17の上側に移動される。この場合、毛玉収納容器2の回転は、その底壁2dの係止突条2eが押圧部材3の下端部に接触した位置で停止される(図5の(b))。毛玉が押圧部材3の傾斜パイル群17の方に移動しないのは、傾斜パイル群17の先端側が移動してくる毛玉の方に向いていないからである。
【0027】
次に、傾斜パイル群15を下側に移動するとき、傾斜パイル群17の先端側は移動してくる毛玉の方に向いていて毛玉を掻き取るため、傾斜パイル群15から離れた毛玉は、押圧部材3の傾斜パイル群17に保持される(図5の(c))。この場合も、毛玉収納容器2の回転は、一方の上端側が前記傾斜パイル群17の下端部に接触したときに停止される。
【0028】
この状態から傾斜パイル群15をいま一度上側に移動すると、傾斜パイル群17に保持されていた毛玉は、上側に移動してくる毛玉収納容器2の上端縁により上側に押し上げられる。傾斜パイル群17との係合を解除された毛玉は、自重により毛玉収納容器2内に移動し、ここに貯えられる(図5の(d))。
【0029】
毛玉が毛玉収納容器2内に引き渡されたのち、傾斜パイル群15を再度下側に移動させると、傾斜パイル群15が容器本体1の開口5の中央部まで引き出された状態で保持されるため、引き続き毛玉の除去が可能となる(図5の(d))。
【0030】
毛玉収納容器2内の毛玉の量が一定量以上になると、毛玉の排出が必要になる。この場合、蓋部材4の半円弧状の突条20,20のすぐ下側の容器本体1の部分11を両側から押圧すると、容器本体1の上端開口部の部分が弾性変形により内側に移動する。このため、蓋部材4の係合凹部21,21に係合していた係止突条10a,10aが、係合凹部21,21との係合を解除されるため、蓋部材4を開くことができる。この状態で、毛玉収納容器2の上端開口部2cを下に向けると、毛玉収納容器2内の毛玉を排出することができる。
【0031】
毛玉の排出が終ると、容器本体1の上端開口部に蓋部材4の下端開口部を係合したのち、蓋部材4を上側から押圧すると、蓋部材4の内面に形成された角状突出部20aの下側の面が容器本体1の台形の係止突条10aの傾斜面の部分を押圧して下側に移動するとき、係合部材10を内側方向に弾性変形して角状突出部20aを下側に通過させる。角状突出部20aが通過し終ると、係合部材10は自分自身の弾性復元力により元の正常な状態に戻ろうとするため、角状突出部20aとその上側の切り欠き4cとにより形成された係合凹部21に、前記台形の係止突条10aが係合し、容器本体1と蓋部材4とはしっかりと結合される。
【0032】
なお、本発明の毛玉取り器は、上記実施例に開示された形状や構成のものだけに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。例えば、容器本体1、毛玉収納容器2または蓋部材4の断面形状、押圧部材3の付勢手段、そして、容器本体1と蓋部材4とを着脱可能に係止、嵌合する手段などは、他の形状や構成のものに変更してもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の毛玉取り器によれば、衣服類や生活用品などに発生している毛玉を、きわめて安全な状態で能率よく除去することができる。また、除去された毛玉の量は透明な蓋部材を通して外部から把握できる上、毛玉の排出は容器本体の上側中央部を押圧して蓋部材を開くだけの簡単な操作によって行なうことができる。その上、刃物やモーターなどを使用しない簡単で、部品点数の少ない構成にしているため、製作コストを割安にし、使用時におけるトラブルの発生を防止し、不使用時の保管に要する手数や維持費などを不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の毛玉取り器の一実施例を、蓋部材を分離して示した正面図である。
【図2】本発明の毛玉取り器の一実施例を示す、図1のII−II断面図である
【図3】本発明の毛玉取り器の一実施例を示す容器本体側の平面図である。
【図4】本発明の毛玉取り器の一実施例を示す底面図である。
【図5】本発明の毛玉取り器の一実施例を示す、毛玉が毛玉収納容器に引き渡される過程を示した要部断面図である。
【図6】本発明の毛玉取り器の一実施例を示す、容器本体と蓋部材との嵌合部の要部拡大断面図である。
【図7】従来の毛玉取り器を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体
1b、1c 湾曲端面
2 毛玉収納容器
2c 上端開口部
2e 係止突条
3 押圧部材
4 蓋部材
4c 切り欠き
5 開口
6、7 端面
10 係合部材
10a 台形状の係合突出部
13 軸部
14 回動つまみ
15、17 傾斜パイル群
15a、17a 基布
20 半円弧状の突条
20a 角状突出物
21 係合凹部
22 矢印
Claims (4)
- 半円形より幾分偏平に湾曲された容器本体と、この容器本体内に回動可能に保持される上端開口の毛玉収納容器と、容器本体と毛玉収納容器との間の一方の空間部に位置して毛玉収納容器側に付勢される押圧部材と、容器本体の上端開口部に嵌合される透明な蓋部材とにより構成される毛玉取り器において、
容器本体は下側中央部の長さ方向のほぼ全体にわたって長方形の開口が形成され、幾分外側に湾曲するよう形成された両側端面の内側に、フラットな端面がそれぞれ設けられ、
毛玉収納容器は、容器本体の下側開口から突出する外周面の中央部に、長さ方向の係止突条が形成され、この係止突条によって区分される片側外周面の上半部に、上側方向に傾斜する硬い傾斜パイル群が固着されるとともに、片側の端面から突出する軸部には、容器本体の外側に位置する回動つまみが取り付けられ、
押圧部材は容器本体の上端開口部より上側の位置で、容器本体のフラットな端面に対して回動可能に保持されるとともに、毛玉収納容器と当接する内側面に上側方向に傾斜する硬い傾斜パイル群が固着され、
蓋部材は下端開口側の内面に形成された係合凹部と、容器本体の対応する位置に設けられた係止突条とにより着脱可能に嵌合されていることを特徴とする毛玉取り器。 - 傾斜パイル群は基布に植設され、アクリル樹脂などの樹脂を含浸されたのち、加熱により硬くされた請求項1に記載の毛玉取り器。
- 蓋部材の係合凹部は、容器本体側に突出する半円弧状の突条の内面に形成された角状突出部と、その上側の蓋部材内面に設けられた切り欠きとにより形成され、容器本体の係止突条は、上端面からの立上り壁の上端外表面に形成される台形の係止突条である請求項1に記載または請求項2に記載の毛玉取り器。
- 蓋部材は上側表面に毛玉取り器の操作方向を示す矢印を傾斜パイル群側に向けて表示されている請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の毛玉取り器。
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