JP2004255936A - トラクタ - Google Patents

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JP2004255936A
JP2004255936A JP2003046719A JP2003046719A JP2004255936A JP 2004255936 A JP2004255936 A JP 2004255936A JP 2003046719 A JP2003046719 A JP 2003046719A JP 2003046719 A JP2003046719 A JP 2003046719A JP 2004255936 A JP2004255936 A JP 2004255936A
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JP2003046719A
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Inventor
Takemi Kamata
武己 鎌田
Yoshiaki Kurokawa
義秋 黒川
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

【課題】軽量で視界性良好なスクリーン部材14で雨除け用の屋根19や泥除け用の側壁などを必要時に容易に形成して作業性を向上させる。
【解決手段】機体に立設させるガードフレーム10・22に運転席6の上方或いは前方或いは後方の少なくとも何れか一方を覆うスクリーン部材14を支持させる。また、スクリーン部材14の一端側を取付けるスクリーン取付部材11を折畳み自在にガードフレーム10・22に支持させる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は機体の転倒時に運転席の作業者を保護するガードフレーム(ロプス)を装備させたトラクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
運転席上方を覆う屋根をロプスに固定させた構造がある。(例えば特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第2517390号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如き屋根をロプスに固定させた構造にあっては、屋根の脱着が容易に行えないばかりでなく、作業中の屋根の振動などによる騒音が発生して快適な作業が行えないなどの不都合がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
したがって本発明は、機体に立設させるガードフレームに運転席の上方或いは前方或いは後方の少なくとも何れか一方を覆うスクリーン部材を支持させて、軽量で視界性良好なスクリーン部材で雨除け用の屋根や泥除け用の側壁などを必要時に容易に形成して作業性を向上させるものである。
【0006】
また、スクリーン部材の一端側を取付けるスクリーン取付部材を折畳み自在にガードフレームに支持させて、屋根や側壁などの不必要時にはスクリーン部材を容易に取外しスクリーン取付部材を簡単に折畳んで、スクリーン取付部材などを障害とさせることのない良好な作業を可能とさせるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面図、図3は同正面図を示し、図中1はトラクタであり、エンジン2を内設させるボンネット3両側に左右の前輪4・4を装設させ、前記ボンネット3後部に丸形操向ハンドル5を設け、該ハンドル5後方に運転席6を配置させ、運転席6両側外方に左右の後輪7・7を装設させる。
【0008】
図5、図6に示す如く、ボンネット3後部の左右両側に装備させる下部支柱8上端に横軸9を介し門形状のガードフレーム(ロプス)10下端を取外し自在に固定させると共に、ガードフレーム10の左右縦フレーム部10a上端の外側に水平長板状の左右スクリーン取付部材11の基端を位置規制ボルトなど固定部材12を回動自在に取付けている。
【0009】
そして、縦フレーム部10a上端の前面に固設するロール取付ブラケット13に透明ビニールなど透明合成樹脂製のスクリーン部材14のロール15をロール軸16を介し回転自在に取付け、スクリーン部材14先端に丸形の横取付軸17を固着させると共に、前記スクリーン取付部材11の先端に切欠係合溝18を形成させ、左右スクリーンの取付部材11の先端を後方向に略水平に延設させる状態のとき、ロール15よりスクリーン部材14を繰出して先端の横取付軸17両端を左右スクリーン取付部材11の切欠係合溝18に係合保持させることによって、運転席6上方をスクリーン部材14で覆う雨除け用屋根19を形成させるように構成している。
【0010】
また、前記左右縦フレーム部10aの下端前面に下向きの係合部を形成する左右フック20を固設して、図5仮想線に示す如く、前記ロール15からのスクリーン部材14の横取付軸17を左右フック20に係合させるとき、運転席6前方をスクリーン部材14で覆う風除け用などのウインド(壁)21を形成させるように構成している。
【0011】
さらに、前記スクリーン部材14を使用しない作業時にあっては、図5仮想線に示す如く、スクリーン取付部材11を縦フレーム部10a側方に沿う状態に折畳んで障害物とはさせないものである。
【0012】
図6、図7に示すものは、運転席6の後方に配備させる門形状の後ガードフレーム22に前述同様のスクリーン部材14を取付ける構成を示すもので、後ガードフレーム22の左右縦フレーム部22aの下端後面にブラケット13及びロール軸16を介しスクリーン部材14のロール15を回転自在に取付け、左右縦フレーム部22aの上端両側に左右スクリーン取付部材11の基端を固定部材12を介し前方向に水平突出状に固定させ、取付部材11上端の横水平フレーム部2b上面にスクリーン部材14の張設ガイド23を固設させ、左右スクリーン取付部材11先端に形成する切欠係合溝18にロール15からのスクリーン部材14をガイド23を介し前方向に繰出して横取付軸17を係合保持させることによって、運転席6の上方及び後方をスクリーン部材14で覆う屋根24を形成させるように構成している。
【0013】
該構成においてもスクリーン取付部材11を回動自在に後ガードフレーム22を取付けて折畳み自在とさせるものである。
【0014】
また、左右縦フレーム部22aの中間後面に上向きの係合部を形成する左右フック20を固設して、前記スクリーン部材14の横取付軸17を左右フック20に係合保持させるとき、代かき作業などにおける後方からの泥除け用ウインド(壁)25を形成させるように構成している。
【0015】
上記からも明らかなように、機体に立設させるガードフレーム10・22に運転席6の上方或いは前方或いは後方の少なくとも何れか一方を覆うスクリーン部材14を支持させたことによって、軽量で視界性良好なスクリーン部材14で雨除け用の屋根19や泥除け用の側壁などを必要時に容易に形成して作業性を向上させることができる。
【0016】
また、スクリーン部材14の一端側を取付けるスクリーン取付部材11を折畳み自在にガードフレーム10・22に支持させたことによって、屋根19や側壁などの不必要時にはスクリーン部材14を容易に取外しスクリーン取付部材11を簡単に折畳んで、スクリーン取付部材11などを障害とさせることのない良好な作業を可能とさせることができる。
【0017】
図1、図2に示す如く、機体左側方に配設するバックミラー26はトラクタ1の前後方向においてガードフレーム10より前方で、トラクタ1の左右方向においてガードフレーム10より左外側で左フェンダ27より内側の空間域Aに配設させて、運転席6からのミラー26の視覚を良好とさせると共に、ミラー26の破損防止を図っている。
【0018】
図8に示すものは、前記ミラー26のミラーステー28を取付ブラケット29のボス30にバネ31及び締付ナット32を介し回動自在に取付けられると共に、下部支柱8のブラケット33の穴を利用してブラケット33に取外し自在にミラー26の取付ブラケット29を取付けて、支点軸34を中心としたガードフレーム10の回動時にも影響のないミラー26の良好な保持を図るように構成している。
【0019】
図9に示すものは、バックミラー26とフラッシャランプ35を一体にステー36に取付けると共に、ガードフレーム10にボルト37を介しステー36を取外し自在に固定させて部品点数の削減を図るように構成したものである。
【0020】
図3に示す如く、前記ガードフレーム10側面にコンビネーションライト38の取付ステーを共用しパトライト39の設置を可能とさせるものである。
【0021】
図10、図11に示すものは、ガードフレーム10の起立或いは倒伏時に位置決めをボール40とノッチ41で行うガードフレーム10のデテント式位置決め機構42をガードフレーム10とブラケット33間に設けたものである。
【0022】
また図12、図13に示すものは、前記支点軸34の外側でガードフレーム10とブラケット33間に捩り式のダンパバネ43を組込み、ガードフレーム10の下げ時にはダンパ(クッション作用)として作用させ、上げ時には上げ方向の力を作用させて操作性を向上させるように構成したものである。
【0023】
図14に示すものは、ガードフレーム10の下部支柱8と連結する角パイプ製車体フレーム44の中に小形の角パイプ製の補強フレーム45を挿入して溶接固定させると共に、最も応力のかかる補強フレーム45の曲り部にコ形プレート46を固設させてフロートフレーム44の強度向上を図るように構成している。
【0024】
また、変速レバー47などのレバーガイド48上方にカップホルダ49や小物入れを設置しレバーガイド48上方の空間を有効活用するものである。
【0025】
さらに、ボンネット3の前側を支持するフロントフレーム50及び下部支柱8の上端にコ形状の補強プレート51・52を必要に応じ追加連結させて、ガードフレーム10の上端とフロートフレーム50上端を結ぶライン下側の安全空間53を例えばエンジン2の気筒数などに応じ変化させて、冷却効果などを充分に確保するように構成している。
【0026】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、機体に立設させるガードフレーム10・22に運転席6の上方或いは前方或いは後方の少なくとも何れか一方を覆うスクリーン部材14を支持させたものであるから、軽量で視界性良好なスクリーン部材14で雨除け用の屋根19や泥除け用の側壁などを必要時に容易に形成して作業性を向上させることができるものである。
【0027】
また、スクリーン部材14の一端側を取付けるスクリーン取付部材11を折畳み自在にガードフレーム10・22に支持させたものであるから、屋根19や側壁などの不必要時にはスクリーン部材14を容易に取外しスクリーン取付部材11を簡単に折畳んで、スクリーン取付部材11などを障害とさせることのない良好な作業を可能とさせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの全体側面図。
【図2】トラクタの全体平面図。
【図3】トラクタの全体正面図。
【図4】ガードフレーム部の斜視説明図。
【図5】ガードフレーム部の側面説明図。
【図6】後ガードフレーム部の斜視説明図。
【図7】後ガードフレーム部の側面説明図。
【図8】バックミラー部の取付説明図。
【図9】バックミラー部の取付説明図。
【図10】位置決め機構の側面説明図。
【図11】位置決め機構の正面説明図。
【図12】ダンパバネ部の側面説明図。
【図13】ダンパバネ部の正面説明図。
【図14】ガードフレーム部の側面説明図。
【符号の説明】
6 運転席
10 ガードフレーム
11 スクリーン取付部材
14 スクリーン部材
22 ガードフレーム

Claims (2)

  1. 機体に立設させるガードフレームに運転席の上方或いは前方或いは後方の少なくとも何れか一方を覆うスクリーン部材を支持させたことを特徴とするトラクタ。
  2. スクリーン部材の一端側を取付けるスクリーン取付部材を折畳み自在にガードフレームに支持させたことを特徴とする請求項1記載のトラクタ。
JP2003046719A 2003-02-25 2003-02-25 トラクタ Pending JP2004255936A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7839077B2 (en) 2005-08-30 2010-11-23 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Organic light emitting display and method of fabricating the same

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