JP2004255498A - 部品整列・集積方法及びその装置 - Google Patents

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Isao Suzuki
功 鈴木
Michio Morooka
己千生 諸岡
Tetsuya Kawahira
哲也 川平
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Abstract

【課題】ホルダ内に部品を充填して集積する方法及びその装置を提供する。
【解決手段】振込装置3の振込プレート27上に複数の部品を載せて振動、微振動を与えると共に第1吸引穴から吸引することで、第1座グリ29に整列される。次いで、一括吸引装置5の一括吸引プレート39に振込プレートを対向させて振込プレート側の吸引を停止または吸引力を弱め、一括吸引プレート側の各第2吸引穴から吸引を開始して振込プレート上に整列した各部品が一括して一括吸引プレート側に移動し、一括吸引プレートの各第2座グリ内に整列する。その後、一括集積装置7の収納ブロック64の上部に一括吸引プレートを対向させた後に、第2座グリに連通した第2吸引穴よりエアを抜くことで部品を整列したままでホルダ81内に落下させると共にホルダの下部より挿入された受け軸87に、表裏の状態を保ったまま部品が集積される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば携帯電話などの押しボタンスイッチ部に埋め込まれている小型皿バネなどの部品を整列せしめた後、多数の部品を集積せしめる部品整列・集積方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば携帯電話などの押しボタンスイッチ部に埋め込まれている小型皿バネなどの部品を整列せしめた後、複数の部品を集積せしめる部品整列・集積装置がすでによく知られている。
【0003】
この従来から知られている部品整列・集積装置としては、例えば微振動を加えながら振動波の前進方向に部品を移動させるパーツフィーダが用いられ、このパーツフィーダの脇に部品を集積せしめる部品集積装置が配置されている。そして、パーツフィーダにより表裏整列や一枚づつの送り出した部品を部品集積装置に作業者が一枚づつ部品を集積せしめている。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−315668号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のパーツフィーダを使用した一枚づつの送り出しでは高速に部品としての小型皿バネを整列することが困難であった。パーツフィーダで小型皿バネを1枚整列する速度はせいぜい0.2〜0.3秒/枚程度である。また、パーツフィーダで整列した部品としての小型皿バネを部品集積装置に作業者が一枚づつ部品を集積せしめているため、この集積作業も高速には対応しておらず、高生産性の面で問題があった。
【0006】
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、部品を実際の製品に効率よく搭載できるように搭載装置への供給を部品を充填して集積したホルダによって行う方式において事前にホルダ内に部品を充填して集積する部品整列・集積方法及びその装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明の部品整列・集積方法は、複数の部品を次の工程により整列せしめた後、集積せしめることを特徴とするものである。
【0008】
(A)、複数の部品を複数の第1座グリを有した振込プレート上に載せてこの振込プレートに揺動・振動・微振動を与えると共に前記各第1座グリに連通した第1吸引穴から吸引することで、前記複数の部品を前記振込プレートの各第1座グリに整列させる振込工程、
(B)、前記振込プレートの各第1座グリと同一位置に同様の各第2座グリとこの第2座グリに連通した第2吸引穴をもった一括吸引プレートを前記振込プレートにガイドを使用して正確に対向させて振込プレート側の吸引を停止または吸引力を弱め、一括吸引プレート側の各第2吸引穴から吸引を開始して振込プレート上に整列した各部品が一括して一括吸引プレート側に移動し、一括吸引プレートの各第2座グリ内に整列する一括吸引工程、
(C)、前記一括吸引プレートの各第2座グリの配列と同間隔で各ホルダを備えた収納ブロックを配置し、この収納ブロックの上部に前記一括吸引プレートを対向させた後に、第2座グリに連通した第2吸引穴の吸引を弱めて、または停止して、または吹出すことで部品を整列したままで各ホルダ内に落下させると共にホルダの下部より受け軸を通し、落下した部品を受けると共に落下距離が部品径よりも小さく設定し、表裏の状態を保ったまま落下した部品を各ホルダ内に集積させる一括集積工程、
請求項2によるこの発明の部品整列・集積方法は、複数の部品を次の工程により整列せしめた後、集積せしめることを特徴とするものである。
【0009】
(A)、複数の部品を複数の第1座グリを有した着脱自在な振込プレート上に載せてこの振込プレートに揺動・振動・微振動を与えると共に前記各第1座グリに連通した第1吸引穴から吸引することで、前記複数の部品を前記振込プレートの各第1座グリに整列させる振込工程、
(B)、前記振込プレートの各第1座グリの配列と同間隔で各ホルダを備えた収納ブロックを配置し、この収納ブロックの上部に前記振込プレートを反転させ対向させた後に、第1座グリに連通した第1吸引穴の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出すことで部品を整列したままで各ホルダ内に落下させると共にホルダの下部より受け軸を通し、落下した部品を受けると共に落下距離が部品径よりも小さく設定し、表裏の状態を保ったまま落下した部品を各ホルダ内に集積させる一括集積工程、
請求項3によるこの発明の部品整列・集積装置は、振込装置と一括吸引装置と一括集積装置とからなり、前記振込装置が、複数の第1座グリを有した振込プレートと、この振込プレート上に複数の部品を載せてこの振込プレートに揺動・振動・微振動を与える振動手段と、前記各第1座グリに連通した第1吸引穴から吸引する吸引手段と、で構成され、前記一括吸引装置が、前記振込プレートの第1座グリと同一位置に同様の各第2座グリとこの第2座グリに連通した第2吸引穴をもった一括吸引プレートと、この一括吸引プレートを前記振込プレートにガイドを使用して正確に対向させて一括吸引プレート側の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出す吸引手段と、で構成され、前記一括集積装置が、前記一括吸引プレートの各第2座グリの配列と同間隔に配置され、各ホルダを備えた収納ブロックと、この収納ブロックの上部に前記一括吸引プレートを対向させた後に、第2座グリに連通した第2吸引穴の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出すことで、各ホルダ内に落下させた部品を整列したままで受ける上下動可能な受け軸と、この受け軸の下部に落下距離が部品径よりも小さく設定し、表裏の状態を保ったまま落下した部品を集積させるための反転防止手段と、で構成されていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項4によるこの発明の部品整列・集積装置は、振込装置と一括集積装置とからなり、前記振込装置が、複数の第1座グリを有した着脱自在な振込プレートと、この振込プレート上に複数の部品を載せてこの振込プレートに揺動・振動・微振動を与える振動手段と、前記各第1座グリに連通した第1吸引穴から吸引する吸引手段と、で構成され、前記一括集積装置が、前記振込プレートの各第1座グリの配列と同間隔に配置され、各ホルダを備えた収納ブロックと、この収納ブロックの上部に前記一括吸引プレートを対向させた後に、第1座グリに連通した第1吸引穴の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出すことで、各ホルダ内に落下させた部品を整列したままで受ける上下動可能な受け軸と、この受け軸の下部に落下距離が部品径よりも小さく設定し、表裏の状態を保ったまま落下した部品を集積させるための反転防止手段と、で構成されていることを特徴とするものである。
【0011】
請求項5によるこの発明の部品整列・集積装置は、請求項3または4記載の部品整列・集積装置において、前記収納ブロックの上部にホルダ内に落下した部品の上端の位置を検出するセンサを設けてなることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1を参照するに、部品整列・集積装置1は振込装置3と、一括吸引装置5と一括集積装置7とからなっている。前記振込装置3は図2も併せて参照するに、箱形状のベッド9を備えており、このベッド9上にはジャバラ11が設けられ、このジャバラ11内にはすでに公知の例えば、モータとカム機構とによりなる振動手段としての例えば振動駆動部13が設けられている。この振動駆動部13上には振動・揺動テーブル15が設けられていて、この振動・揺動テーブル15は矢印で示したA及びB方向に微振動すると共に矢印で示したC及びD方向に揺動される。
【0014】
前記振動・揺動テーブル15上には吸引ボックス17が設けられている。この吸引ボックス17内には吸引室19が形成されている。この吸引室19の一端図2において左端には吸引パイプ21の一端が接続されていると共に吸引パイプ21の他端は基台23上に設けられた吸引手段としての例えば吸引装置25に接続されている。前記吸引ボックス17上には振込プレート27が設けられている。この振込プレート27には複数例えば百個程度の第1座グリ29が形成されている。
【0015】
この各第1座グリ29の底面におけるほぼ中央部には図3に示されているように、第1吸引穴31の上端が連通されていると共にこの各第1吸引穴31の下端は前記吸引室19に連通されている。前記第1座グリ29の径Dはこの第1座グリ29内に収納される例えば小型皿バネなどの部品33の径dより大きくなっていると共に2dより小さくなっている(2d>D>d)。また、第1座グリ29の深さKは部品33の厚さtの2倍より小さい(K<2t)。前記振込プレート27上の四隅には後述する一括吸引プレートをガイドせしめて正確に対向させるガイド34A、34Bが設けられている。
【0016】
上記構成により、図1及び図2において、例えば数百の部品33を振込プレート27上に載置せしめた状態で振動駆動部13を駆動せしめて振込プレート27が矢印で示したA及びB方向に微振動すると共に矢印で示したC及びD方向に揺動・振動される。また、吸引装置25を作動せしめると、各第1座グリ29、各第1吸引穴31及び吸引室19を経て吸引パイプ21により吸引されることで、百個程度の部品33が振込プレート27の各第1座グリ29内に整列よく収納されることになる。
【0017】
前記一括吸引装置5は図1及び図4に示されているように、前記振込プレート27の第1座グリ29と同一位置に同様の第2座グリ35とこの第2座グリ35に連通した第2吸引穴37をもった一括吸引プレート39が設けられている。この一括吸引プレート39の上部には吸引ボックス41が設けられている。この吸引ボックス41内には吸引室43が形成されていて、この吸引室43には前記各第2吸引穴37が連通されている。前記吸引ボックス41のほぼ中央部の上面には吸引パイプ45の一端が接続されていると共にこの吸引パイプ45の他端は図示省略の吸引装置に接続されている。また、前記吸引ボックス41上には持ち運び用の取手47A、47Bが取り付けられている。
【0018】
上記構成により、前記振込装置3の振込プレート27の各第1座グリ29に部品33が収納された状態で、一括吸引プレート39を作業者が取手47A、47Bを握って持ち上げて、前記振込プレート27の上面にガイド34A、34Bに案内されて正確に対向させる。このとき、振込プレート27側の吸引動作は停止または吸引力を弱めた状態にある。そして、この状態で図示省略の吸引装置を作動させると、各第2座グリ35が各第2吸引穴37、吸引室43及び吸引パイプ45を経て吸引作用が働き、各第1座グリ29に収納されている部品33が各第2座グリ35に吸引されて一時的に収納されることになる。
【0019】
前記一括集積装置7は、図1に示されているように、ベッド49を備えており、このベッド49の内壁には上下方向に延伸した取付プレート51が取り付けられている。この取付プレート51の左右上にはプレート53が設けられている。この各プレート53上には前記第2座グリ35に対応した複数例えば数百の穴55を備えた矩形状のプレート57がボルト59で取り付けられている。前記プレート57の4隅にはポール61が立設されている。このポール61の上端には収納プレート63が設けられている。そして、前記プレート57、ポール61および収納プレート63を総称して収納ブロック64と呼んでいる。そして、この収納ブロック64の収納プレート63には前記百個程度の穴55に対応した装着穴65が形成されている。
【0020】
前記取付プレート51の内壁にはガイドブロック67が取り付けられていると共にこのガイドブロック67の下部には上下動駆動手段としての駆動モータ69が設けられている。この駆動モータ69には出力軸を介して上下方向に延伸したボールねじ71の下端が連結されている。このボールねじ71にはナット部材73が螺合されている。そして、前記ガイドブロック67の左右両側に上下方向へ延伸したガイドプレート75が設けられていて、このガイドプレート75に案内されて前記ナット部材73が上下動されるようになっている。
【0021】
前記ナット部材73には図5を併せて参照するに、上下動用プレート77が一体化されている。この上下動用プレート77には前記百個程度の装着穴65に対応した穴79が形成されている。前記各装着穴65、各穴55には上方から上下方向へ延伸したホルダとしての例えばパイプ81が装着される。前記プレート57の各穴55における下部には集積された部品33が脱落を防止するための脱落防止用キヤップ83が設けられている。また、収納ブロック64の収納プレート63上の一部にはパイプ81内に落下した部品33の上端の位置を検出する例えば光電スイッチなどのセンサ85が設けられている。
【0022】
前記各パイプ81及び各脱落防止用キヤップ83内に上下方向に延伸した受け軸87が上方から挿入され、この受け軸87の下部が前記上下動用プレート77の各穴79に装着される。
【0023】
上記構成により、駆動モータ69を駆動せしめると、ボールねじ71が回転されてナット部材73が上下動される。このナット部材73の上下動により、上下動用プレート77を介して受け軸87が上下動されることになる。各パイプ81を収納ブロック64の収納プレート63の装着穴65に装着して、前記受け軸87を図5に示した上昇端の位置まで上昇させておく。
【0024】
この状態で、前記一括吸引装置5の一括吸引プレート39の各第2座グリ35に吸引で部品33が収納された状態で作業者が取手47A、47Bを握って一括吸引プレート39を収納ブロック63の上面に対向した二隅に設けられたガイド89A、89Bに案内されて対向せしめて密着させる。そして、一括吸引プレート39の吸引力を弱めて、または停止して、またはエアを吹出させると、各第2座グリ35内の部品33がパイプ81内に落下し受け軸87の上面に集積される。この操作を数回又は数十回繰り返すと、パイプ81内に落下し受け軸87の上面に集積された部品33の上面がセンサ85で検出される。
【0025】
そして、部品33の上面がセンサ85で検出されると、受け軸87が反転しない一定距離下降し、上述した操作を再度繰り返す。そして、受け軸87が下降端まで下降し、部品33の最下端が脱落防止用キヤップ83に当接して満杯になると、各パイプ81が収納ブロック64の収納プレート63の装着穴65から上方へ引き出されて図6に示した状態になり、パイプ81の上面に脱落防止用キヤップ83と同じ構造の脱落防止用キャップ89で蓋がされる。この状態で保管されることにより、保管時に整列状態が崩れることを防ぐことができる。
【0026】
また、前記収納ブロック64における収納プレート63の上部にパイプ81内に落下した部品33の上端の位置を検出するセンサ85が設けられているから、このセンサ85によって部品33が検出されると、受け軸87が下降される。この下降は、パイプ81の上面と集積した部品33の上面の距離が部品33の径よりも短く、部品33が下降する際に裏表反転するのを防止することができる。
【0027】
図7には図1に代わる他の実施の形態が示されている。図7において図1における部品と同じ部品には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図7において、図1に示されている一括吸引装置5をなくして振動・揺動テーブル15の四隅に位置決めブロック91を設け、この各位置決めブロック91に案内されて位置決めされる振込プレート27が着脱可能に設けられている。そして、この振込プレート27の前後には取手93A、93Bが取り付けられている。また、前記振込装置3の図2に代わる正面断面図は図8に示すとおりである。
【0028】
上記構成により、振込装置3から一括集積装置7までの一連の動作を説明すると、振込装置3を用いて振込工程が行われる。すなわち、図7及び図8において、複数の部品33を複数の第1座グリ29を有した振込プレート27上に載せてこの振込プレート29に揺動・振動・微振動を与えると共に前記各第1座グリ29に連通した第1吸引穴31から吸引することで、前記複数の部品33が前記振込プレート27の各第1座グリ29に整列される。
【0029】
一括集積装置7を用いて一括集積工程が行われる。すなわち、図7及び図9において、前記振込装置3において前記複数の部品33が前記振込プレート27の各第1座グリ29に吸引されて整列された状態で振込プレート27の取手93A、93Bを握って作業者が振込プレート27を持ち上げると共に反転させる。そして、振込プレート27の第1座グリ29の配列と同間隔でパイプ81を収納ブロック64の収納プレート63の各装着穴65に配置し、このパイプ81の上部に前記振込プレート27を対向させた後に、第1座グリ29に連通した第1吸引穴31の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出すことで部品33が整列したままでパイプ81内に落下されると共にパイプ81の下部より受け軸87を通し、落下した部品33を受けると共に落下距離が部品33の径よりも小さく設定し、表裏の状態を保ったまま落下した部品がパイプ81内に集積される。
【0030】
上記の動作を繰り返し、例えば予め設定した回数としてのN回繰り返し、パイプ81内に部品33が満杯になると終了する。そして、数百本程度のパイプ81内に合計例えば1000枚程度の部品33が集積されて例えば1000回/半日の作業が終了する。
【0031】
なお、この発明は前述した実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他の態様で実施し得るものである。
【0032】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明から理解されるように、請求項1の発明によれば、複数の部品を複数の第1座グリを有した振込プレート上に載せてこの振込プレートに揺動・振動・微振動を与えると共に前記各第1座グリに連通した第1吸引穴から吸引することで、前記複数の部品を前記振込プレートの各第1座グリに整列させる振込工程を行った後、前記振込プレートの第1座グリと同一位置に同様の各第2座グリとこの第2座グリに連通した第2吸引穴をもった一括吸引プレートを前記振込プレートに対向させて振込プレート側の吸引を停止または吸引力を弱め、一括吸引プレート側の各第2吸引穴から吸引を開始して振込プレート上に整列した各部品が一括して一括吸引プレート側に移動し、一括吸引プレートの各第2座グリ内に整列する一括吸引工程が行われる。次いで、前記一括吸引プレートの第2座グリの配列と同間隔で各ホルダを備えた収納ブロックを配置し、この収納ブロックの上部に前記一括吸引プレートを対向させた後に、第2座グリに連通した第2吸引穴の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出すことで部品を整列したままでパイプ内に落下させると共にホルダ内に受け軸が挿入され、落下した部品を受けると共に落下距離が部品径よりも小さく設定し、表裏の状態を保ったまま落下した部品を集積させる一括集積工程が行われる。以上の動作を繰り返すことで、ホルダ内に例えば1000枚程度の部品が例えば1000回/半日の作業で行われる。
【0033】
而して、一括で部品を搬送集積する場合、例えば数百本程度のホルダに一括して集積することで部品の整列速度は0.05秒/枚以上に設定することができ、従来速度の4〜6倍以上の整列速度を得ることができる。その結果、整列方法の効率化、高速化を可能にすることができる。また、ホルダ内に充填して集積することで、後工程への移送、後工程装置への装着を容易にすることができる。
【0034】
請求項2の発明によれば、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0035】
請求項3の発明によれば、請求項1と同様の作用が得られると共に効果を奏し、一括で部品を搬送集積する場合、例えば数百本程度のホルダに一括して集積することで部品の整列速度は0.05秒/枚以上に設定することができ、従来速度の4〜6倍以上の整列速度を得ることができる。その結果、整列方法の効率化、高速化を可能にすることができる。また、ホルダ内に充填して集積することで、後工程への移送、後工程装置への装着を容易にすることができる。
【0036】
請求項4の発明によれば、請求項3と同様の効果を得ることができる。
【0037】
請求項5の発明によれば、前記収納ブロックの上部にホルダ内に落下した部品の上端の位置を検出するセンサが設けられているから、このセンサによって部品が検出されると、受け軸が下降される。この下降は、ホルダ上面と集積した部品上面の距離が部品の径よりも短く、部品が下降する際に裏表反転するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品整列・集積装置の振込装置、一括吸引装置及び一括集積装置を示した斜視図である。
【図2】振込装置の一部拡大した正面断面図である。
【図3】図2におけるIII部の拡大図である。
【図4】一括吸引装置の一部拡大した正面断面図である。
【図5】一括集積装置の一部拡大した正面断面図である。
【図6】ホルダとしてのパイプに部品を集積した状態を示した正面断面図である。
【図7】図1に代わる他の実施の形態の部品整列・集積装置の振込装置及び一括集積装置を示した斜視図である。
【図8】図7における振込装置の一部拡大した正面断面図である。
【図9】一括集積装置上に振込プレートを反転して載せた状態の一部拡大した正面断面図である。
【符号の説明】
1…部品整列・集積装置
3…振込装置
5…一括吸引装置
7…一括集積装置
13…振動駆動部
15…振動・揺動テーブル
17…吸引ボックス
19…吸引室
21…吸引パイプ
25…吸引装置
27…振込プレート
29…第1座グリ
31…第1吸引穴
33…部品
35…第2座グリ
37…第2吸引穴
39…一括吸引プレート
41…吸引ボックス
43…吸引室
45…吸引パイプ
47A、47B…取手
51…取付プレート
53…プレート
55…穴
57…プレート
61…ポール
63…収納プレート
64…収納ブロック
65…装着穴
67…ガイドブロック
69…駆動モータ(上下動駆動手段)
73…ナット部材
75…ガイドプレート
77…上下動用プレート
79…穴
81…パイプ(ホルダ)
83…脱落防止用キヤップ
87…受け軸
89…脱落防止用キャップ
91…位置決めブロック
93A、93B…取手

Claims (5)

  1. 複数の部品を次の工程により整列せしめた後、集積せしめることを特徴とする部品整列・集積方法。
    (A)、複数の部品を複数の第1座グリを有した振込プレート上に載せてこの振込プレートに揺動・振動・微振動を与えると共に前記各第1座グリに連通した第1吸引穴から吸引することで、前記複数の部品を前記振込プレートの各第1座グリに整列させる振込工程、
    (B)、前記振込プレートの各第1座グリと同一位置に同様の各第2座グリとこの第2座グリに連通した第2吸引穴をもった一括吸引プレートを前記振込プレートにガイドを使用して正確に対向させて振込プレート側の吸引を停止または吸引力を弱め、一括吸引プレート側の各第2吸引穴から吸引を開始して振込プレート上に整列した各部品が一括して一括吸引プレート側に移動し、一括吸引プレートの各第2座グリ内に整列する一括吸引工程、
    (C)、前記一括吸引プレートの各第2座グリの配列と同間隔で各ホルダを備えた収納ブロックを配置し、この収納ブロックの上部に前記一括吸引プレートを対向させた後に、第2座グリに連通した第2吸引穴の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出すことで部品を整列したままで各ホルダ内に落下させると共にホルダの下部より受け軸を通し、落下した部品を受けると共に落下距離が部品径よりも小さく設定し、表裏の状態を保ったまま落下した部品を各ホルダ内に集積させる一括集積工程、
  2. 複数の部品を次の工程により整列せしめた後、集積せしめることを特徴とする部品整列・集積方法。
    (A)、複数の部品を複数の第1座グリを有した着脱自在な振込プレート上に載せてこの振込プレートに揺動・振動・微振動を与えると共に前記各第1座グリに連通した第1吸引穴から吸引することで、前記複数の部品を前記振込プレートの各第1座グリに整列させる振込工程、
    (B)、前記振込プレートの各第1座グリの配列と同間隔で各ホルダを備えた収納ブロックを配置し、この収納ブロックの上部に前記振込プレートを反転させ対向させた後に、第1座グリに連通した第1吸引穴の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出すことで部品を整列したままで各ホルダ内に落下させると共にホルダの下部より受け軸を通し、落下した部品を受けると共に落下距離が部品径よりも小さく設定し、表裏の状態を保ったまま落下した部品を各ホルダ内に集積させる一括集積工程、
  3. 振込装置と一括吸引装置と一括集積装置とからなり、
    前記振込装置が、複数の第1座グリを有した振込プレートと、この振込プレート上に複数の部品を載せてこの振込プレートに揺動・振動・微振動を与える振動手段と、前記各第1座グリに連通した第1吸引穴から吸引する吸引手段と、で構成され、
    前記一括吸引装置が、前記振込プレートの第1座グリと同一位置に同様の各第2座グリとこの第2座グリに連通した第2吸引穴をもった一括吸引プレートと、この一括吸引プレートを前記振込プレートにガイドを使用して正確に対向させて一括吸引プレート側の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出す吸引手段と、で構成され、
    前記一括集積装置が、前記一括吸引プレートの各第2座グリの配列と同間隔に配置され、各ホルダを備えた収納ブロックと、この収納ブロックの上部に前記一括吸引プレートを対向させた後に、第2座グリに連通した第2吸引穴の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出すことで、各ホルダ内に落下させた部品を整列したままで受ける上下動可能な受け軸と、この受け軸の下部に落下距離が部品径よりも小さく設定し、表裏の状態を保ったまま落下した部品を集積させるための反転防止手段と、で構成されていることを特徴とする部品整列・集積装置。
  4. 振込装置と一括集積装置とからなり、
    前記振込装置が、複数の第1座グリを有した着脱自在な振込プレートと、この振込プレート上に複数の部品を載せてこの振込プレートに揺動・振動・微振動を与える振動手段と、前記各第1座グリに連通した第1吸引穴から吸引する吸引手段と、で構成され、
    前記一括集積装置が、前記振込プレートの各第1座グリの配列と同間隔に配置され、各ホルダを備えた収納ブロックと、この収納ブロックの上部に前記一括吸引プレートを対向させた後に、第1座グリに連通した第1吸引穴の吸引を弱めて、または停止して、またはエアを吹出すことで、各ホルダ内に落下させた部品を整列したままで受ける上下動可能な受け軸と、この受け軸の下部に落下距離が部品径よりも小さく設定し、表裏の状態を保ったまま落下した部品を集積させるための反転防止手段と、で構成されていることを特徴とする部品整列・集積装置。
  5. 前記収納ブロックの上部にホルダ内に落下した部品の上端の位置を検出するセンサを設けてなることを特徴とする請求項3または4記載の部品整列・集積装置。
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