JP2004246407A - 設備管理サービス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客施設3の管理者(顧客)の管理作業負担を軽減する。
【解決手段】顧客施設に組込まれた機器の仕様を記憶する顧客別機器仕様DB14と、機器メーカが供給可能な機器の仕様を記憶する機器メーカDB18とを設け、顧客端末5から通信回線1を介して機器の発注要求が入力されると、各DB14、18から該当機器の仕様、及び発注先の機器メーカ8を決定する。
そして、発注先の機器メーカ8の管理サーバ10に対して、通信回線7を介して仕様及び納入先顧客施設3を指定した機器の発注を送信する。さらに、機器メーカ8の管理サーバ10から受信した、納入した機器の仕様で顧客別機器仕様DB14を更新する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各顧客の施設に組込まれた機器をインターネット等の通信回線を介して一括管理する設備管理サービス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
製造施設、電力やガスの供給施設、大規模ビル施設には、部品を含む多数の機器が組込まれている。したがって、これら部品を含む多数の機器に対して定期的に点検を実施して、異常が発生すると修理を行い、該当機器の稼働時間が予め定められた規定時間に達すると、該当機器を新規の機器に交換する必要がある。
【0003】
この各機器に対する管理業務は、この施設を用いて実際に事業を行う事業者にとっては、煩雑であるので、各施設に組込まれた各機器の管理を、インターネットを介して補修部品管理センターで一括して実施することが特許文献1に提唱されている。
【0004】
また、特許文献2においては、多数のビルに設けられた設備の保全計画の立案や実績管理を、集中して実施する保全管理補助装置が提唱されている。
【0005】
さらに、特許文献3においては、各設備を有するユーザ(顧客)、メンテナンス担当者、部品管理担当者の各端末をインターネットで1台のホストコンピュータに接続して、このホストコンピュータで各設備のメンテナンス計画を立案することが提唱されている。
【0006】
さらに、特許文献4においては、例えば、A、B、Cの各社の設備状況をインターネットを介してコンピュータからなる情報処理装置へ収集して、この情報処理装置で設備状況の評価を実施し、この評価結果に基づく補修方法に関する情報を、インターネットを介して、A、B、Cの各社(設備保有者)へ提示することが提唱されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−297808号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2002−183276号公報
【0009】
【特許文献3】
特開2002−163387号公報
【0010】
【特許文献4】
特開2002−157360号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した各特許文献に提唱された手法においても、まだ解消すべき次のような課題があった。
【0012】
すなわち、製造施設、電力やガスの供給施設、大規模ビル施設には、多数の機器が組込まれている。これらの各施設に新たな機器を組込んだり、機器を交換した場合においては、この機器を工場に納入した機器メーカは、納入した機器の詳細な仕様を各施設の管理者(ユーザ、顧客)に書面又は電子データの形式で通知する。
【0013】
各施設の管理者(ユーザ、顧客)は、書面又は電子データの形式で受領した仕様を自己の施設管理システムに対して手入力手法又は電子データ取込手法で入力する。その後、この施設管理システムに入力した機器の仕様を、自己施設を含む複数の施設における機器を一括管理する外部の補修部品管理センター、保全管理補助装置、ホストコンピュータ、情報処理装置等へ送信していた。
【0014】
また、各施設の管理者(ユーザ、顧客)は、新規の機器の購入や、機器の交換が必要になると、該当機器の発注先の機器メーカを決定して、さらに発注する機器の仕様を決定して、その後、該当機器メーカへ発注していた。
【0015】
このように、たとえ複数の施設に組込まれた各機器に対する管理を、この施設以外の補修機器管理センター、保全管理補助装置、ホストコンピュータ、情報処理装置等で一括実施したとしても、各施設の管理者(ユーザ、顧客)の作業負担は大幅に軽減されることはない。
【0016】
さらに、各施設の管理者(ユーザ、顧客)の操作ミスにてセンターへ誤った仕様が送信されて、施設に組込まれた機器に対して誤った管理が実施される懸念がある。
【0017】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、工場等の各顧客施設の管理者(顧客)が行う施設に組込まれた各機器の管理に関する作業負担を大幅に減少でき、かつ各機器の管理が正確に実施できる設備管理サービス装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解消するために、本発明の設備管理サービス装置は、顧客施設に組込まれた機器の仕様を記憶する顧客別機器仕様データベースと、機器メーカが供給可能な機器の仕様を記憶する機器メーカデータベースと、顧客施設の顧客端末から通信回線を介して入力された機器の発注要求に応じて、顧客別機器仕様データベースから該当機器の仕様を読出す仕様決定手段と、この読出された仕様の機器が供給可能な機器メーカを、機器メーカデータベースから読出す発注先メーカ決定手段と、この読出した発注先の機器メーカの管理サーバに対して、通信回線を介して仕様及び納入先顧客施設を指定した機器の発注を送信する発注送信手段と、機器メーカの管理サーバから受信した、納入した機器の仕様で顧客別機器仕様データベースを更新する仕様データベース更新手段とを備えている。
【0019】
このように構成された設備管理サービス装置においては、顧客施設に組込まれた機器の仕様は顧客別機器仕様データベースに記憶され、機器メーカが供給可能な機器の仕様は機器メーカデータベースに記憶されている。
【0020】
したがって、顧客施設を管理する管理者としての顧客は、機器の発注要求を本発明の設備管理サービス装置へ送信するのみで、設備管理サービス装置側にて、該当機器の仕様と発注先の機器メーカが自動的に決定されて、発注先の機器メーカに自動発注される。
【0021】
顧客別機器仕様データベースに記憶された顧客施設に組込まれた機器の仕様は、発注先の機器メーカから送信された仕様で自動更新される。
【0022】
よつて、顧客施設側としては、自己の施設に組込まれた機器の仕様を管理している必要がないので、顧客施設を管理する管理者(ユーザ、顧客)の作業負担が大幅に軽減される。
【0023】
また、別の発明は、上述した発明の設備管理サービス装置において、さらに、顧客施設に組込まれた機器の点検記録を記憶する顧客別点検記録データベースと、顧客施設に組込まれた機器の点検実施時期及び交換時期を記憶する顧客別機器ライフサイクルデータベースと、この顧客別機器ライフサイクルデータベースに記憶された点検実施時期が到来すると設備保守・管理会社の管理サーバに対して、通信回線を介して該当機器に対する点検指示を送信する点検指示手段と、設備保守・管理会社の管理サーバから受信した点検結果で、顧客別点検記録データベースに記憶された対応する機器及び各部品の点検記録を更新する点検記録更新手段とを備えている。
【0024】
このように構成された設備管理サービス装置においては、各顧客施設に組込まれた機器に対する点検は、別途、設備保守・管理会社で実施して、点検結果は、設備管理サービス装置に送信されて、顧客別点検記録データベースに記憶される。この場合、点検を実施するタイミングは、顧客別機器ライフサイクルデータベースに記憶されている。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る設備管理サービス装置が組込まれた設備管理サービスシステムの概略構成を示す模式図である。
【0026】
通信回線としてのインターネット1に対して、コンピュータからなるASP(Application Service Provider)としての設備管理サービス装置2、顧客施設3内に設置された例えばPCからなる顧客端末5、設備保守・管理会社4内に設置された管理サーバ6が接続されている。
【0027】
また、設備管理サービス装置2は、機器メーカ8内に設置された管理サーバ10、設備保全コンサルタント会社9内に設置された管理サーバ12、前記設備保守・管理会社4内に設置された管理サーバ6と専用又は公衆の通信回線7を介して接続されている。
【0028】
例えば、製造施設、電力やガスの供給施設、大規模ビル施設からなる顧客施設3内には、管理対象となる多数の機器(部品を含む)が組込まれている。この顧客施設3の管理者である顧客(ユーザ)は、自己の顧客端末5を操作して、自己の顧客施設3内に組込まれた各機器の仕様、点検記録、交換時期等の管理情報をインターネット1を介して設備管理サービス装置2から入手可能である。
【0029】
機器メーカ8は、自己が製造(供給)可能な各機器の仕様を記憶した製品DB(データベース)11を有し、設備管理サービス装置2から管理サーバ10に対して仕様及び納入先顧客施設3を指定した機器の発注があると、該当機器を納入先の顧客施設3へ納入する。
【0030】
設備保全コンサルタント会社9の管理サーバ12は、設備管理サービス装置2から供給された顧客施設3の機器の点検記録、稼働実績を用いて、該当機器の点検実施時期や交換時期を算出して設備管理サービス装置2へ送信する。
【0031】
設備保守・管理会社4は、設備管理サービス装置2からの指示に基づいて、各顧客施設3に対して点検作業員を派遣して、顧客施設3に組込まれている各機器に対する点検作業を実施して、点検結果を管理サーバ6を介して設備管理サービス装置2へ送信する。
【0032】
図2は設備管理サービス装置2の概略構成を示すブロック図である。
【0033】
この設備管理サービス装置2内の例えばHDD等の補助記憶装置内に、顧客別発注メモリ13、顧客別機器仕様DB(データベース)14、顧客別機器点検記録DB(データベース)15、顧客別機器稼働実績DB(データベース)16、顧客別機器ライフサイクルDB(データベース)17、機器メーカDB(データベース)18が形成されている。
【0034】
顧客別発注メモリ13には、顧客端末5から送信されてきた機器の発注要求が一時記憶される。
【0035】
顧客別機器仕様DB14には、顧客施設3に組込まれた管理対象の機器の仕様が顧客施設3別に記憶されている。
【0036】
顧客別機器点検記録DB15には、顧客施設3に組込まれた管理対象の機器の点検結果が点検実施時期とともに顧客施設3別に記録されている。
【0037】
顧客別機器稼働実績DB16には、顧客施設3に組込まれた管理対象の機器の稼働実績(組込時からの稼働時間)が顧客施設別に記録されている。
【0038】
顧客別機器ライフサイクルDB17には、顧客施設3に組込まれた管理対象の機器における次回に実施すべき点検の実施時期(点検実施時期)と交換時期とが記憶されている。
【0039】
さらに、機器メーカDB18には、機器メーカ8毎に、該当機器メーカ8が供給可能な機器の仕様が記憶されている。
【0040】
また、この設備管理サービス装置2には、インターネット1を介して顧客端末5との間で情報交換を実施するとともに、通信回線7を介して管理サーバ6、10、12との間で各種の情報交換を実施する通信部19が設けられている。
【0041】
また、この設備管理サービス装置2には、アプリケーションプログラム上に形成された、仕様管理部20、発注管理サービス部21、点検情報管理部22、交換時期管理部23、及び問合せ管理部24が設けられている。
【0042】
このように構成された設備管理サービス装置2の上述した各部20〜24は図3、図4の流れ図に従って、顧客施設3に組込まれた機器に対する管理サービス処理を実施する。
【0043】
顧客施設3の顧客端末5から機器名(番号)又は部品名(番号)を指定した機器の発注要求があると(S1)、発注管理サービス部21が起動して、この発注要求を一旦顧客別発注メモリ13へ格納する(S2)。そして、顧客別機器仕様DB14から該当顧客施設3の発注要求が指定する機器の仕様を読出す。さらに、機器メーカDB18から該当仕様を有する機器を供給可能な機器メーカ8を読出す(S3)。そして、通信回線7を介して、該当機器メーカ8の管理サーバ10に対して、仕様及び納入先顧客施設3を指定した機器の発注を行う(S4)。
【0044】
機器メーカ8の管理サーバ10から、顧客施設3へ納入した機器の仕様が入力されると(S5)、仕様管理部20が起動して、顧客別機器仕様DB14内の該当顧客施設3の対応する機器の仕様を今回入力した仕様で更新する。なお、今回入力した機器が、顧客別機器仕様DB14内の該当顧客施設3の領域に記憶されていなければ、今回入力した機器の仕様を新規に顧客別機器仕様DB14内の該当顧客施設3の領域に書込む(S6)。
【0045】
以上の処理が終了すると、顧客別機器ライフサイクルDB17に記憶されている機器の点検実施時期、交換時期を検索する(S7)。そして、点検実施時期が到来した機器が存在すると(S8)、該当機器に対する点検依頼書を作成して(S9)、この点検依頼書を設備保守・管理会社4の管理サーバ6へファイル転送する(S10)。
【0046】
なお、一般に、複数の機器が同時に点検されるように、複数の機器に対して同一の点検実施時期が設定されているので、点検依頼書には複数の機器が含まれる。点検依頼書における各機器は、機器に割付けた設備コードで示される場合がある。
【0047】
交換時期が到来した機器が存在すると(S11)、交換時期管理部23が起動して、該当機器に対する交換時期を該当顧客施設3の顧客端末5へ送出する(S12)。
【0048】
さらに、設備保守・管理会社4から点検結果が入力されると(S13)、点検情報管理部22が起動して、顧客別機器点検記録DB15における対応する顧客施設3の該当機器の領域に点検結果を点検実施時期を付して書込む。また、顧客別機器稼働実績DB16の該当機器の稼働実績を更新する(S14)。
【0049】
各顧客施設3毎に設定された1ヶ月等の規定周期の開始時刻等の各規定時刻が到来すると(S15)、顧客別機器点検記録DB15、及び顧客別機器稼働実績DB16における該当顧客施設3の機器の点検記録及び稼働実績を設備保全コンサルタント会社9の管理サーバ12へ送信する(S16)。
【0050】
そして、設備保全コンサルタント会社9の管理サーバ12から、顧客施設3を指定した各機器の次回の点検実施時期、及び新規の交換時期が入力されると(S17)、この各機器の次回の点検実施時期を顧客別機器ライフサイクルDB17内の対応する顧客施設3の対応する各機器の領域に書込む。さらに、各機器の新規の交換時期で、顧客別機器ライフサイクルDB17内の対応する顧客施設3の対応する各機器の交換時期を更新する(S18)。
【0051】
さらに、顧客施設3の顧客端末5からインターネット1を介して各種の問合せが入力すると(S19)、この問合せに対する応答を作成して、該当顧客施設3の顧客端末5へ送信する(S20)。具体的には、例えば、顧客施設3の顧客端末5から機器を指定した仕様及び交換時期の送信要求(問合せ)が入力されると、顧客別機器仕様DB14及び顧客別機器ライフサイクルDB17から該当機器の仕様及び交換時期を読出して送信要求元の顧客端末5へ送信する。
【0052】
また、各機器メーカ8の管理サーバ10は、図5に示す受注処理を実施する。
【0053】
設備管理サービス装置2から通信回線7を介して仕様及び納入先顧客施設3を指定した機器の発注を受信すると(Q1)、製品データベース(DB)11に該当仕様の機器が記憶されていることを確認した後に、該当仕様の機器の納入先顧客施設3への出荷(納入)を例えば表示顔面やプリンタを用いて指示出力する(Q2)。
【0054】
該当機器の出荷(納入)が終了すると、納入先顧客施設3を指定した該当機器の仕様を通信回線7を介して設備管理サービス装置2へ送信する(Q3)。なお、この該当機器の仕様の送信手法としては、ファイル転送、XMLによるWebサービス等が有効である。
【0055】
このように、各機器メーカ8の管理サーバ10は、設備管理サービス装置2の発注指示に基づいて機器を顧客施設3へ直接出荷(納入)し、設備管理サービス装置2に対して、出荷(納入)した機器の仕様を送信する。
【0056】
また、設備保全コンサルタント会社9の管理サーバ9は、図6に示すライフサイクルの計算処理を実施する。
【0057】
設備管理サービス装置2から、通信回線7を介して顧客施設3を指定した機器の点検記録及び稼働実績が入力されると(R1)、機器の次回の各点検実施時期を点検記録及び稼働実績を参考にして算出する。また、機器の新規の交換時期を点検記録及び稼働実績を参考にして算出する(R2)。この算出した機器の次回の各点検実施時期及び各交換時期を設備管理サービス装置2へ送信する(R3)。
【0058】
また、設備保守・管理会社4の管理サーバ6は、図7に示す流れ図に従って各顧客施設3の機器に対する点検処理を実施する。
【0059】
設備管理サービス装置2から通信回線7を介して顧客施設3及び機器を指定した点検依頼書が入力されると(P1)、この点検依頼書に含まれる一つの機器の仕様を、通信回線7を介して設備管理サービス装置2の顧客別機器仕様DB14から収集(読出)する(P2)。さらに、該当機器の点検記録を設備管理サービス装置2の顧客別機器点検記録DB15から収集(読出)するとともに、該当機器の稼働実績を設備管理サービス装置2の顧客別機器稼働実績DB16から収集(読出)する(P3)。
【0060】
点検依頼書に含まれる全部の機器の仕様、点検記録、稼働実績の収集が終了すると(P4)、それぞれ仕様、点検記録、稼働実績に基づいて各機器に対する点検の具体的作業手順を決定して、複数の機器の具体的作業手順が記載された作業用帳票を印字出力する(P5)。
【0061】
設備保守・管理会社4の点検作業員は、この印字出力された作業用帳票を持参して、この作業用帳票に記載された顧客施設3へ赴き、作業用帳票に記載された各機器に対して、作業用帳票に記載された具体的作業手順に従って、点検作業を実行する。
【0062】
なお、点検作業員が該当顧客施設3に駐在している場合においては、設備保守・管理会社4の管理サーバ6は、インターネット1を介して、作業用帳票のデータを、該当顧客施設3の顧客端末5へ送信する。
【0063】
設備保守・管理会社4の点検作業員は、点検作業が終了すると、点検結果を設備保守・管理会社4へ持ち帰り、設備保守・管理会社4の管理サーバ6へ入力する。
【0064】
図7のP6において、作業用帳票に記載された1つの機器の点検結果が入力されると、1つの機器の点検結果を、通信回線7を介して設備管理サービス装置2へ送信する。その結果、設備管理サービス装置2の顧客別機器点検記録DB15及び顧客別機器稼働実績DB16の点検記録及び稼働実績が更新される(P7)。
【0065】
作業用帳票に記載された全部の機器の点検結果の入力処理が終了すると(P8)、通信回線7を介して、設備管理サービス装置2へ点検終了通知を送信する(P9)。
【0066】
このように構成された設備管理サービス装置2においては、各顧客施設3に組込まれた機器の仕様は顧客別機器仕様DB14に記憶され、各機器メーカ8が供給可能な機器の仕様は機器メーカDB18に記憶されている。したがって、顧客施設3を管理する顧客は、機器の発注要求を設備管理サービス装置2へ送信するのみで、発注先の機器メーカ8に自動発注される。
【0067】
さらに、各顧客施設3に組込まれた機器に対する点検は、設備保守・管理会社4で実施され、点検結果は、設備管理サービス装置2の顧客別点検記録DB15に記憶される。点検実施時期は、設備保全コンサルタント会社9で管理される顧客別機器ライフサイクルDB17に記憶されている。
【0068】
また、各顧客施設3に組込まれた機器の交換時期が到来すると、自動的に顧客施設3に対して交換指示が送出されるので、顧客は、この交換指示に従って、設備管理サービス装置2に機器に対する発注要求を送信するのみでよい。
【0069】
よつて、顧客施設3側としては、自己の施設に組込まれた機器の仕様を管理している必要がないので、顧客施設3を管理する顧客の作業負担が大幅に軽減される。
【0070】
また、各顧客施設3の顧客は、必要に応じて、設備管理サービス装置2に記憶された各種の情報をインターネット1を介して取寄せる(閲覧)することが可能である。
【0071】
さらに、各顧客施設3に組込まれた機器の仕様は、各機器メーカ8の管理サーバ10から直接設備管理サービス装置2の顧客別機器仕様DB14に書込まれるので、機器の管理に対するデータの信頼性を向上できる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の設備管理サービス装置においては、顧客施設に組込まれた機器の仕様を設備管理サービス装置側の顧客別機器仕様DBに記憶保持することにより、工場等の各顧客施設の管理者(顧客)における施設に組込まれた各機器の管理に関する作業負担を大幅に減少でき、かつ各機器の管理が正確に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る設備管理サービス装置が組込まれた設備管理サービスシステムの概略構成を示す模式図
【図2】同実施形態に係る設備管理サービス装置の概略構成を示すブロック図
【図3】同実施形態の設備管理サービス装置が行う各機器に対する管理サービス処理動作を示す流れ図
【図4】同じく同実施形態の設備管理サービス装置が行う各機器に対する管理サービス処理動作を示す流れ図
【図5】設備管理サービスシステムに組込まれた各機器メーカの管理サーバが行う受注処理を示す流れ図
【図6】設備管理サービスシステムに組込まれた各設備保全コンサルタント会社の管理サーバが行うライフサイクルの計算処理を示す流れ図
【図7】設備管理サービスシステムに組込まれた各設備保守・管理会社の管理サーバが行う機器に対する点検処理を示す流れ図
【符号の説明】
1…インターネット、2…設備管理サービス装置、3…顧客施設、4…設備保守・管理会社、5…顧客端末、6、10、12…管理サーバ、7…通信回線、8…機器メーカ、9…設備保全コンサルタント会社、13…顧客別発注メモリ、14…顧客別機器仕様DB、15…顧客別機器点検記録DB、16…顧客別機器稼働実績DB、17…顧客別機器ライフサイクルDB、18…機器メーカDB

Claims (5)

  1. 顧客施設に組込まれた機器の仕様を記憶する顧客別機器仕様データベースと、
    機器メーカが供給可能な機器の仕様を記憶する機器メーカデータベースと、
    前記顧客施設の顧客端末から通信回線を介して入力された機器の発注要求に応じて、前記顧客別機器仕様データベースから該当機器の仕様を読出す仕様決定手段と、
    この読出された仕様の機器が供給可能な機器メーカを前記機器メーカデータベースから読出す発注先メーカ決定手段と、
    この読出した発注先の機器メーカの管理サーバに対して、通信回線を介して仕様及び納入先顧客施設を指定した機器の発注を送信する発注送信手段と、
    前記機器メーカの管理サーバから受信した、納入した機器の仕様で前記顧客別機器仕様データベースを更新する仕様データベース更新手段と
    を備えたことを特徴とする設備管理サービス装置。
  2. 前記顧客施設に組込まれた機器の点検記録を記憶する顧客別点検記録データベースと、
    前記顧客施設に組込まれた機器の点検実施時期及び交換時期を記憶する顧客別機器ライフサイクルデータベースと、
    この顧客別機器ライフサイクルデータベースに記憶された点検実施時期が到来すると設備保守・管理会社の管理サーバに対して、通信回線を介して該当機器に対する点検指示を送信する点検指示手段と、
    前記設備保守・管理会社の管理サーバから受信した点検結果で、前記顧客別点検記録データベースに記憶された対応する機器及び各部品の点検記録を更新する点検記録更新手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の設備管理サービス装置。
  3. 所定周期で前記顧客別点検記録データベースに記憶された機器の点検記録を設備保全コンサルタント会社の管理サーバへ通信回線を介して送信する点検記録送信手段と、
    前記設備保全コンサルタント会社の管理サーバから受信した点検実施時期及び交換時期で、前記顧客別機器ライフサイクルデータベースに記憶された対応する機器の点検実施時期及び交換時期を更新する点検交換時期更新手段と
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の設備管理サービス装置。
  4. 前記顧客別機器ライフサイクルデータベースに記憶された機器の交換時期が到来すると、該当機器が組込まれた顧客施設の顧客端末に対して、通信回線を介して該当機器に対する交換指示を送信する交換指示手段を備えたことを特徴とする請求項2又は3記載の設備管理サービス装置。
  5. 前記各顧客施設の顧客端末から通信回線を介して入力された機器を指定した仕様及び交換時期の送信要求に応じて、前記顧客別機器仕様データベース及び顧客別機器ライフサイクルデータベースから該当機器の仕様及び交換時期を読出して送信要求元の顧客端末へ送信する問合せ応答手段を備えたことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項記載の設備管理サービス装置。
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