JP2004244844A

JP2004244844A - High section modulus pile

Info

Publication number: JP2004244844A
Application number: JP2003033774A
Authority: JP
Inventors: Minoru Mizuno; 稔水野
Original assignee: Cs Consultant Kk
Current assignee: Cs Consultant Kk
Priority date: 2003-02-12
Filing date: 2003-02-12
Publication date: 2004-09-02

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To expand a choice of design; to facilitate bar arrangement of a footing and a foundation beam without a pile head reinforcing bar; and to shorten a construction period since the modulus of section equal to a thick plate pile can be provided even by a thin plate pile. <P>SOLUTION: A T bar 14 is installed along the outer periphery of a steel pipe pile 1 as a bar by shape steel or a steel pipe so as to overlap with the steel pipe pile 1, and this T bar 14 is extended upward from the steel pipe upper end. The T bar 14 is formed as double bars for arranging a T bar member 15 in an upper part and also on the outside from the upper end vicinity of the steel pipe pile 1. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、地盤面に打設され、頭部が建造物基礎フーチングと結合する高断面性能杭に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
杭が鋼管杭の場合は、基礎杭頭部とフーチングの結合は、図７に示すように鋼管杭１の上端開口の内外に下端を溶接した杭頭補強鉄筋１２を立ち上げて補強とし、この杭頭補強鉄筋１２をフーチング１１に埋設する方法や、図８に示すように、杭頭１ａをそのままフーチング１１内に差し入れて定着する方法などがある。
【０００３】
また、下記特許文献１の明細書で従来技術として記載されたものに、図９から図１１に示すような埋込み方式、中カゴ筋方式、あるいは、ひげ鉄筋方式がある。
【０００４】
【特許文献１】
特開２００１−３０３５８４号公報
【０００５】
図９に示す埋込み方式は、前記図８に示す方式と同様のものであるが、地盤面ＧＬに打設された鋼管杭ａの杭頭部ｂ側にずれ止めｃを設け、この杭頭部ｂを地中梁の下側主鉄筋ｄと共にコンクリートｅの打設にて構築されるフーチングｆに一定長さＬだけ埋め込み、その埋込み部分によって建物の柱からの鉛直荷重Ｐ、水平荷重Ｑによる杭頭拘束モーメントに対する抵抗力を高めてなる構成を有する。
【０００６】
また、図１０に示す中カゴ筋方式は、前記図７に示した杭頭補強鉄筋１２による補強方式と同様のものであり、鋼管杭ａ内に杭頭補強鉄筋ｇを配筋し、この杭頭補強鉄筋ｇをフーチングｆ内に配筋させることにより、杭頭部ｂのフーチングｆ内への埋込み長さＬを小さくして、建物の柱からの荷重ＰおよびＱによる杭頭拘束モーメントに対する抵抗力を高めてなる構成を有する。
【０００７】
さらに、図１１に示すひげ鉄筋方式は、鋼管杭ａの杭頭部ｂ外周に杭頭補強鉄筋（ひげ鉄筋）ｇをひげ状に溶接してフーチングｆ内に配筋させることにより、杭頭部ｂのフーチングｆ内への埋込み長さＬを小さくして、建物の柱からの荷重Ｐによる杭頭拘束モーメントに対する抵抗力を高めてなる構成を有する。
【０００８】
なお、前記特許文献１は、図１２に示すように、地盤面ＧＬに打設された基礎鋼管杭１内に鉄筋カゴ３を挿入配置する。基礎鋼管杭１の杭頭部１ａ外周に鋼管フーチング型枠２をオーバーラップさせて位置決め配置する。鋼管フーチング型枠２の上下両部に所望の間隔Ｈを存して地中梁用の主鉄筋６、７をそれぞれ配設するとともに、各下側主鉄筋７を鋼管フーチング型枠２に貫通させて配設する。鋼管フーチング型枠２内に柱用の主鉄筋９を鉄筋カゴ３の杭頭補強鉄筋５と重ね継ぎさせて配設してコンクリート１０を打設し、フーチング１１を構築する。図中４は杭頭補強鉄筋５を立設してなるコンクリート堰止め基板、８は鋼管フーチング型枠２に開口した挿通孔である。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記した従来方式では、図８や図９に示す埋込み方式の場合、フーチングが厚くなり施工時の掘削とコンクリート量も大きくなる。すなわち、建物の柱からの荷重Ｐによる杭頭拘束モーメントに対する抵抗力を高めるためには、杭頭部ｂのフーチングｆ内への埋込み長さＬを、少なくとも鋼管径Ｄ以上（Ｌ≧Ｄ）にしなければならず、これにより、フーチングが厚くなり、地下階がある建築物では、山止めおよび根切りが増大する。
【００１０】
一方、図７に示す杭頭補強鉄筋補強方式や図１０に示す中カゴ筋方式の場合には、主として、補強鉄筋ｇによる補強に頼っているため、杭頭部ｂの剛性及び耐力が弱い。すなわち、杭頭部ｂに水平力が掛かると、大きく変位し易い。また、図１１に示すひげ鉄筋方式の場合には、ひげ鉄筋ｇの本数が多く、コストが高くなるばかりでなく、溶接が現場で行われるため、溶接の品質が保証できず、施工作業にも手間を要する。すなわち、杭頭部ｂの剛性及び耐力を得るには、ひげ鉄筋ｇ本数を多くしなければならない。しかも、ひげ鉄筋ｇの本数が多いと、地中梁の下側主鉄筋ｄとの間の納まりが悪く、杭頭部ｂの剛性及び耐力に悪影響を与える。
【００１１】
さらに、前記のような埋込み方式、中カゴ筋方式及び、ひげ鉄筋方式では、いずれも、杭頭部ｂにずれ止めｃを設けることにより、建物の柱からの荷重Ｐに対する軸力を伝達しており、特に、中カゴ筋方式の場合には、ずれ止め位置に中詰コンクリートｅによる大きな応力が集中し易く、その変形性能に課題がある。
【００１２】
前記特許文献１によれば、鋼管杭内に鉄筋カゴを挿入配置し、鋼管フーチング型枠内に柱用の主鉄筋または鉄骨部材を鉄筋カゴを形成する杭頭補強鉄筋と重ね継ぎさせて配設するなど、鉄筋数が多く、補強用の鉄筋と基礎、基礎梁の鉄筋と取り合いが難しくなり、施工が困難となるおそれがある。
【００１３】
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、薄板杭でも厚板杭と同等な断面性能が得られるので、設計の選択肢を広げることができ、杭頭補強筋がないのでフーチングや基礎梁の配筋がし易く、工期短縮が可能な高断面性能杭を提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、形鋼または鋼管によるバーを鋼管杭の外周に沿って該鋼管杭に重なるように取り付け、このバーを鋼管上端から上方に延設したこと、および、バーは、鋼管杭上端付近から上部はさらにその外側にバー部材を設けたダブルバーとして形成することを要旨とするものである。
【００１５】
請求項１記載の本発明によれば、形鋼または鋼管によるバーを鋼管杭の外周に沿って該鋼管杭に重なるように取り付けることにより、薄板杭でも厚板杭と同等な断面性能が得られ、鋼管の断面性能が大幅に向上する。また、鉄筋による杭頭補強の場合と異なり、形鋼または鋼管によるバーはこれを鋼管上端から上方に延設しても場所を取らずに配設することができ、フーチングや基礎梁の配筋と干渉することが少ないので、これらの配筋がし易く、工期の短縮が可能である。
【００１６】
請求項２記載の本発明によれば、前記作用に加えて、バーは、鋼管杭上端付近から上部はさらにその外側にバー部材を設けたダブルバーとして形成することで、鋼管上端から上方に延設する部分についてさらに強度を向上させることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。図１は本発明の高断面性能杭の１実施形態を示す側面図、図２は同上平面図で、図中１は鋼管杭、１３は基礎梁、１１はフーチングである。
【００１８】
本発明は前記鋼管杭１は、その外周に形鋼によるＴバー（カットＴバー）１４を取り付けた。周知のごとくＴバーはフランジ１４ａに対して直交するウエブ１４ｂからなるが、ウエブ１４ｂの端部が鋼管杭１の外周面に沿って当接するように該鋼管杭１にＴバー１４が重なるように溶接する。
【００１９】
そして、Ｔバー１４は鋼管上端である杭頭部１ａから上方に延設した。また、Ｔバー１４は、鋼管杭１の上端付近から上部はさらにその外側にＴバー部材１５を一体的に形成して、平行するフランジ１４ａ、１５ａがあるものとした。図中１５ｂはＴバー部材１５のウエブである。
【００２０】
本実施形態では、Ｔバー１４は鋼管杭１に対して９０°間隔で、計４本設けるものとしたが、これに限定されるものでない。
【００２１】
図３〜図５は杭基礎の配筋と杭頭ディテールを示すもので、本発明と従来例の比較を示す。これらはフーチング１１の大きさを２０００×２０００、基礎梁１３の幅を６００、基礎梁１３の下部主筋１６を６−Ｄ２５とした場合であり、図３、図４では本発明の実施例として、鋼管杭１は
鋼管ＳＫＫ４９０ φ１０００×１５
Ｔバー１４は
ＣＴ−２５０×２００×１４×３２
組合せ後
断面積Ａ＝７５５ｃｍ^２
断面係数Ｚ＝１８６０８ｃｍ^３
Ｔバー部材１５は
ＣＴ−１５０×１５０×１２×２２
である。
【００２２】
一方、図５は従来例として、鋼管杭１は
鋼管ＳＫＫ４９０ φ１０００×２５
断面積Ａ＝７６４ｃｍ^２
断面係数Ｚ＝１８１３５ｃｍ^３
杭頭補強鉄筋１２
外周３０−Ｄ２９（ＳＤ３９０）
内周２４−Ｄ２９（ＳＤ３９０）
【００２３】
図３の場合は、基礎梁１３の下部主筋１６とＴバー１４、Ｔバー部材１５が重なるが、図４の場合は、全く重ならず、図５の場合は、基礎梁１３の下部主筋１６か、または杭頭補強鉄筋１２が曲がらないと配筋ができないが、図３の場合は基礎梁１３の下部主筋１６が少々の工夫で通すことができ、図４の場合は楽々通すことができた。
【００２４】
以上の実施形態で、Ｔバー１４はＴバー部材１５とダブルにしたが、他の実施形態として、Ｔバー部材１５は省略してＴバー１４のみの使用も可能である。
【００２５】
さらに、応用例として、図６に示すように、鋼管杭１に重なるように取り付けるバーは、Ｔバー１４やＴバー部材１５の形鋼以外では、Ｈ形鋼、Ｖ形鋼、または鋼管によるバー、およびそれらの組み合わせのバーを使用することも可能である。
【００２６】
【発明の効果】
以上述べたように高断面性能杭は、薄板杭でも厚板杭と同等な断面性能が得られるので、設計の選択肢を広げることができ、杭頭補強筋がないのでフーチングや基礎梁の配筋がし易く、工期短縮が可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の高断面性能杭の１実施形態を示す側面図である。
【図２】本発明の高断面性能杭の１実施形態を示す平面図である。
【図３】本発明の高断面性能杭の杭基礎の配筋と杭頭ディテールを示す１例の平面図である。
【図４】本発明の高断面性能杭の杭基礎の配筋と杭頭ディテールを示す他例の平面図である。
【図５】従来例の杭基礎の配筋と杭頭ディテールを示す平面図である。
【図６】本発明の高断面性能杭のバリエーションを示す説明図である。
【図７】従来例で、杭頭補強鉄筋方式の説明図である。
【図８】従来例で、差し込み方式の説明図である。
【図９】従来例で、埋込み方式の縦断側面図である。
【図１０】従来例で、中カゴ筋方式の縦断側面図である。
【図１１】従来例で、ひげ鉄筋方式の縦断側面図である。
【図１２】従来例で、特許文献１の発明の縦断側面図である。
【符号の説明】
１…鋼管杭１ａ…杭頭部
２…フーチング型枠３…鉄筋カゴ
４…コンクリート堰止め基板５…杭頭補強鉄筋
６、７…主鉄筋８…挿通孔
９…柱用の主鉄筋１０…コンクリート
１１…フーチング１２…杭頭補強鉄筋
１３…基礎梁１４…Ｔバー
１４ａ、１５ａ…フランジ１４ｂ、１５ｂ…ウエブ
１５…Ｔバー部材１６…下部主筋[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a high-performance pile having a head mounted on a ground surface and having a head connected to a building foundation footing.
[0002]
[Prior art]
When the pile is a steel pipe pile, the connection between the foundation pile head and the footing is made by reinforcing a pile head reinforcing steel 12 whose lower end is welded to the inside and outside of the upper end opening of the steel pipe pile 1 as shown in FIG. There are a method of embedding the pile head reinforcing steel 12 in the footing 11, and a method of inserting the pile head 1a as it is into the footing 11 and fixing it as shown in FIG.
[0003]
In addition, in the specification of Patent Document 1 below, there are an embedding method, a middle cage rebar method, and a beard rebar method as shown in FIGS.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-2001-303584
The embedding method shown in FIG. 9 is the same as the method shown in FIG. 8, except that a slip stopper c is provided on the pile head b side of the steel pipe pile a that is cast on the ground surface GL, and this pile head is provided. b is buried by a fixed length L in a footing f constructed by placing concrete e together with the lower main reinforcing bar d of the underground beam, and the buried portion is used to stake the pile by the vertical load P from the building column and the horizontal load Q. It has a configuration in which the resistance to the head restraining moment is increased.
[0006]
The middle cage reinforcing bar system shown in FIG. 10 is the same as the reinforcing system using the pile head reinforcing bar 12 shown in FIG. 7, and a pile head reinforcing bar g is arranged in a steel pipe pile a. The reinforcement length g of the pile head b in the footing f is reduced by arranging the head reinforcement bar g in the footing f, and the resistance to the pile head restraining moment due to the loads P and Q from the columns of the building is reduced. It has a configuration with increased power.
[0007]
Further, in the beard rebar system shown in FIG. 11, a pile head reinforcing bar (bearing bar) g is welded to the outer periphery of a pile head b of a steel pipe pile a in a whisker-like manner and arranged in a footing f. The length L of embedding b into the footing f is reduced to increase the resistance to the pile head restraining moment due to the load P from the pillar of the building.
[0008]
In Patent Document 1, as shown in FIG. 12, a reinforcing cage 3 is inserted and arranged in a foundation steel pipe pile 1 cast on a ground surface GL. The steel pipe footing formwork 2 is positioned and arranged so as to overlap the outer periphery of the pile head 1a of the basic steel pipe pile 1. At the upper and lower portions of the steel tube footing form 2, the main reinforcing bars 6 and 7 for the underground beam are respectively arranged at a desired interval H, and each lower main reinforcing bar 7 is made to penetrate the steel tube footing form 2. And arrange them. A footing 11 is constructed by placing a main reinforcing bar 9 for a pillar in a steel pipe footing formwork 2 by overlapping and overlapping a pile head reinforcing steel bar 5 of a reinforcing bar 3 and casting concrete 10. In the figure, reference numeral 4 denotes a concrete damming board having a pile head reinforcing bar 5 erected, and reference numeral 8 denotes an insertion hole opened in the steel pipe footing formwork 2.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned conventional method, in the case of the embedding method shown in FIGS. 8 and 9, the footing becomes thick, and the amount of excavation and concrete during construction increases. That is, in order to increase the resistance to the pile head restraining moment due to the load P from the column of the building, the length L of the pile head b embedded in the footing f is set to at least the steel pipe diameter D (L ≧ D). Have to be thicker, which increases the footing and, in buildings with basement floors, increases dikes and root cuts.
[0010]
On the other hand, in the case of the pile head reinforcing steel reinforcement method shown in FIG. 7 and the middle cage reinforcement method shown in FIG. 10, the rigidity and the proof strength of the pile head b are weak because they mainly rely on the reinforcement by the reinforcing steel g. That is, when a horizontal force is applied to the pile head b, the pile head b is easily displaced greatly. In addition, in the case of the beard rebar method shown in FIG. 11, not only the number of beard rebars g is large and the cost is increased, but also welding is performed on site, so that the quality of welding cannot be guaranteed, and It takes time. That is, in order to obtain the rigidity and proof stress of the pile head b, the number of the bar rebar g must be increased. In addition, if the number of the beard reinforcing bars g is large, the space between the under reinforcing bar and the lower main reinforcing bar d is poor, and the rigidity and strength of the pile head b are adversely affected.
[0011]
Further, in the above-mentioned embedding method, middle cage rebar method, and beard rebar method, by providing a stopper c on the pile head b, the axial force against the load P from the pillar of the building is transmitted. In particular, in the case of the middle cage type, large stress due to the filling concrete e tends to concentrate at the slip-preventing position, and there is a problem in its deformation performance.
[0012]
According to Patent Document 1, a reinforcing rod cage is inserted and arranged in a steel pipe pile, and a main reinforcing bar or a steel frame member for a column is disposed in a steel pipe footing formwork by overlapping and overlapping with a pile head reinforcing reinforcing bar forming a reinforcing rod cage. For example, there is a large number of reinforcing bars, and it is difficult to connect the reinforcing bars with the reinforcing bars of the foundation and the foundation beam, which may make construction difficult.
[0013]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned disadvantages of the conventional example and to obtain cross-sectional performance equivalent to that of a thick pile even with a thin pile, so that the design options can be expanded, and since there is no pile head reinforcement, footing and foundation beams are not required. It is an object of the present invention to provide a high-section performance pile that can be easily arranged and can shorten the construction period.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention attaches a bar made of a shaped steel or a steel pipe so as to overlap the steel pipe pile along the outer periphery of the steel pipe pile, and extends the bar upward from the upper end of the steel pipe. The gist of the present invention is that the upper portion from the vicinity of the upper end of the steel pipe pile is formed as a double bar further provided with a bar member outside thereof.
[0015]
According to the first aspect of the present invention, by attaching a bar made of a shaped steel or a steel pipe so as to overlap with the steel pipe pile along the outer periphery of the steel pipe pile, cross-sectional performance equivalent to that of a thick pile can be obtained even with a thin pile. The cross-sectional performance of the steel pipe is greatly improved. Also, unlike the case of reinforcing the pile head with steel bars, bars made of shaped steel or steel pipes can be installed without taking up space even if they are extended upward from the upper end of the steel pipes, and footing and reinforcement of foundation beams Therefore, it is easy to arrange these reinforcing bars, and the construction period can be shortened.
[0016]
According to the present invention as set forth in claim 2, in addition to the above-described operation, the bar extends upward from the upper end of the steel pipe by being formed as a double bar having a bar member provided from the vicinity of the upper end of the steel pipe pile to the upper portion thereof. The strength of the portion to be provided can be further improved.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view showing an embodiment of a high-section performance pile according to the present invention, and FIG. 2 is a plan view of the same, wherein 1 is a steel pipe pile, 13 is a foundation beam, and 11 is a footing.
[0018]
In the present invention, the steel pipe pile 1 has a T-bar (cut T-bar) 14 made of a shaped steel attached to the outer periphery thereof. As is well known, the T-bar is formed of a web 14b orthogonal to the flange 14a, and the T-bar 14 is overlapped on the steel pipe pile 1 so that the end of the web 14b abuts along the outer peripheral surface of the steel pipe pile 1. Weld.
[0019]
The T-bar 14 extends upward from the pile head 1a, which is the upper end of the steel pipe. The T-bar 14 is formed integrally with a T-bar member 15 from the vicinity of the upper end of the steel pipe pile 1 to the upper portion thereof, and has parallel flanges 14a, 15a. In the figure, reference numeral 15b denotes a web of the T-bar member 15.
[0020]
In this embodiment, four T bars 14 are provided at 90 ° intervals with respect to the steel pipe pile 1, but the present invention is not limited to this.
[0021]
3 to 5 show the arrangement of reinforcing bars and pile head details of a pile foundation, and show a comparison between the present invention and a conventional example. These are the case where the size of the footing 11 is 2000 × 2000, the width of the foundation beam 13 is 600, and the lower main reinforcement 16 of the foundation beam 13 is 6-D25. In FIGS. 3 and 4, as an embodiment of the present invention, Steel pipe pile 1 is steel pipe SKK490 φ1000 × 15
T bar 14 is CT-250 x 200 x 14 x 32
Cross-sectional area after combination A = 755cm ²
Section modulus Z = 18608cm ³
T-bar member 15 is CT-150 × 150 × 12 × 22
It is.
[0022]
On the other hand, FIG. 5 shows a conventional example in which a steel pipe pile 1 has a steel pipe SKK490 φ1000 × 25.
Cross-sectional area A = 764cm ²
Section modulus Z = 18135cm ³
Pile head reinforcement 12
Outer circumference 30-D29 (SD390)
Inner circumference 24-D29 (SD390)
[0023]
In the case of FIG. 3, the lower main reinforcement 16 of the foundation beam 13 and the T-bar 14 and the T-bar member 15 overlap, but in the case of FIG. 4, they do not overlap at all, and in the case of FIG. Or, if the pile head reinforcing steel 12 is not bent, the reinforcing bars cannot be arranged, but in the case of FIG. 3, the lower main reinforcing bar 16 of the foundation beam 13 can be passed with a little contrivance, and in the case of FIG. Was.
[0024]
In the above embodiment, the T bar 14 is doubled with the T bar member 15, but as another embodiment, the T bar member 15 may be omitted and only the T bar 14 may be used.
[0025]
Further, as an application example, as shown in FIG. 6, a bar attached to the steel pipe pile 1 so as to overlap with the steel pipe pile 1 is a bar made of an H-shaped steel, a V-shaped steel, or a steel pipe other than the T-bar 14 and the T-bar member 15. , And combinations thereof.
[0026]
【The invention's effect】
As described above, high-profile piles can provide the same cross-sectional performance as thin-pile piles even with thin piles, so that the design options can be expanded, and there is no pile head reinforcement, so footing and reinforcement of foundation beams are not required. It is easy to remove and the construction period can be shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing one embodiment of a high-section performance pile according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing one embodiment of a high-section performance pile according to the present invention.
FIG. 3 is a plan view of an example showing a reinforcing bar arrangement and a pile head detail of a pile foundation of the high section performance pile of the present invention.
FIG. 4 is a plan view of another example showing a reinforcing bar arrangement and a pile head detail of a pile foundation of the high section performance pile of the present invention.
FIG. 5 is a plan view showing a reinforcing bar arrangement and a pile head detail of a conventional pile foundation.
FIG. 6 is an explanatory view showing a variation of the high section performance pile of the present invention.
FIG. 7 is an explanatory view of a conventional example of a pile head reinforcing steel bar system.
FIG. 8 is an explanatory diagram of an insertion method in a conventional example.
FIG. 9 is a longitudinal sectional side view of an embedded system in a conventional example.
FIG. 10 is a longitudinal sectional side view of a conventional intermediate cage type.
FIG. 11 is a longitudinal sectional side view of a conventional example, using a beard bar method.
FIG. 12 is a longitudinal sectional side view of a conventional example of the invention of Patent Document 1.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Steel pipe pile 1a ... Pile head 2 ... Footing formwork 3 ... Reinforcing cage 4 ... Concrete dam board 5 ... Pile head reinforcement reinforcing bar 6, 7 ... Main reinforcing bar 8 ... Insertion hole 9 ... Main reinforcing bar for pillar 10 ... Concrete DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 ... Footing 12 ... Pile head reinforcement steel 13 ... Foundation beam 14 ... T-bar 14a, 15a ... Flange 14b, 15b ... Web 15 ... T-bar member 16 ... Lower main reinforcement

Claims

形鋼または鋼管によるバーを鋼管杭の外周に沿って該鋼管杭に重なるように取り付け、このバーを鋼管上端から上方に延設したことを特徴とする高断面性能杭。A high-section performance pile, wherein a bar made of a shaped steel or a steel pipe is attached so as to overlap the steel pipe pile along the outer periphery of the steel pipe pile, and the bar is extended upward from the upper end of the steel pipe.

バーは、鋼管杭上端付近から上部はさらにその外側にバー部材を設けたダブルバーとして形成する請求項１記載の高断面性能杭。The high section performance pile according to claim 1, wherein the bar is formed as a double bar provided with a bar member from the vicinity of the upper end of the steel pipe pile to the upper portion thereof.