JP2004244389A - 栄養補助食品 - Google Patents
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Abstract
【課題】白桃花と陳皮の有する抗肥満作用、抗便秘作用を更に改善した栄養補助食品を提供する。
【解決手段】白桃花エキスと;陳皮エキス、枳実(枳殻)エキスと;羊蹄(ギシギシ)エキスとを2:1:2〜1:1:2の割合で含むことを特徴とする栄養補助食品、または抗肥満剤、または抗便秘剤。
【選択図】 なし
【解決手段】白桃花エキスと;陳皮エキス、枳実(枳殻)エキスと;羊蹄(ギシギシ)エキスとを2:1:2〜1:1:2の割合で含むことを特徴とする栄養補助食品、または抗肥満剤、または抗便秘剤。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は栄養補助食品に関するものであり、特に抗肥満作用、抗便秘作用を呈する栄養補助食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
白桃花は、バラ科の植物である“もも”(Prunuspersica(L.)Betscg)の花であり、Kaempterol, Trifolim, Ringenin等のフラボノイドを含む。白桃花には、利尿作用、瀉下作用、新陳代謝亢進作用、血流改善作用などがあり、便秘、むくみ、肥満、婦人科系愁訴の抑制に応用することができる。このうち、新陳代謝更新作用が肥満の抑制に大きく寄与するものと考えられる。
【0003】
一方、陳皮、枳殻、枳実、青皮、橘紅等の柑橘類の皮には整腸作用、健胃作用が認められる。
【0004】
また、タデ科の植物である羊蹄(ギシギシ)には抗菌効果が認められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の通り、白桃花は便秘、むくみ、肥満等を改善する作用を有するが、その瀉下作用は非常に強力であり、そのまま服用すると腹痛を伴う激しい下痢を引き起こしてしまうことが多い。下痢が続くとカリウム等の必須ミネラルの吸収不足から水分代謝異常や、心不全といった重篤な副作用が発現するおそれもあるため、下痢の症状が発現した場合は白桃花の服用は中止せざるを得ない。すなわち、白桃花を単独で服用した場合は、症状を改善する前に患者が服薬に耐えられなくなってしまうと言う問題がある。
【0006】
本願人の特願2001−241378に記載されている発明は、この問題を解決するためのものであり、当該明細書に記載されているとおり、陳皮を白桃花と共に服用することにより、白桃花の激しい通便作用を緩和させることができることが本発明者によって確認された。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は、白桃花の過剰な消化管の運動を抑制し、かつ肥満抑制作用を温存させるべく、整腸作用を有する様々な生薬を白桃花に添加して実験を行った結果、陳皮、枳殻(枳実)等の柑橘類の皮がその目的を達成できることを発見した。
【0008】
本願第1発明(請求項1〜6に記載の発明)は、これら柑橘類の皮のエキスを白桃花エキスに加えて、白桃花の瀉下作用を抑制した栄養補助食品、抗肥満剤、抗便秘剤を提供することを目的とする。このうち、白桃花と陳皮の作用については、本願人の特願2001−241378に詳しく記載されている。
【0009】
本発明者は更に研究を続けた結果、白桃花に陳皮等を加えた栄養補助食品(抗肥満剤、抗便秘剤)を服用した場合、時に、軟便になったり、また、便通の回数が増えて1日に2〜3回も排便しなければならなくなったり、あるいは腸管にガスが溜まって、いわゆる“渋り腹”となることがあることを確認した。
【0010】
このような現象は、通常の便秘改善薬を服用した場合にも発現することがある。その原因は、腸管の激しい蠕動運動により食物が未消化のまま大腸に運ばれるため、大腸内の細菌が栄養分に富んだ未消化の便を急速に発酵させるためであると言われている。常習の便秘であれば、腸内細菌のバランスが有害菌に傾いているので、腐敗を伴うこともある。
【0011】
本発明者は、羊蹄(ギシギシ)に腸内細菌のバランスを崩すことなく、異常発酵を防ぐ作用があることを発見し、白桃花と、陳皮等の柑橘類の皮との混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を加えることによって、上記問題を解決できることを発見した。
【0012】
本願第2発明(請求項7〜9に記載の発明)は、異常発酵のない普通便を***させ、便通の回数も1日1回程度で収まり、大腸内の膨満感を発現しない、理想的な栄養補助食品、抗便秘剤、抗肥満剤を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
【0014】
本願第1発明の栄養補助食品、抗肥満剤、抗便秘剤は、白桃花エキスと;枳実エキスとを3:1〜2:5の割合、より好ましくは2:1〜1:2の割合で含むことを特徴とする。
【0015】
また、本願第1発明の栄養補助食品、抗肥満剤、抗便秘剤は、白桃花エキスと;枳実エキスと陳皮エキスの混合物を3:1〜2:5の割合、より好ましくは2:1〜1:2の割合で含むことを特徴とする。
【0016】
白桃花の成分比が上記の割合(白桃花エキス:柑橘類の皮エキス 3:1〜2:5)以下では、新陳代謝亢進効果を示さず、上記の割合以上では過剰に作用して下痢や、嘔吐等の好ましくない症状が現れてしまう。また、陳皮等の柑橘類の皮エキスの成分比が上記の割合以下では、白桃花の作用が過剰になることを抑制できず、上記の割合以上では、白桃花の作用を過剰に抑制することになる。なお、白桃花エキスと、陳皮等の柑橘類の皮エキスの成分比が2:1〜1:2である場合に、最も顕著な効果が得られる。柑橘類の皮エキスは、一種でも、複数種を混合したものでもよい。
【0017】
本願第2発明は、白桃花の激しい瀉下作用を抑え、かつ普通便を***させ、排便回数を適度に抑え、更に大腸内の膨満感が生じない栄養補助食品、抗肥満剤、抗便秘剤を提供することを目的としており、この目的を達するべく、本願第2発明にかかる栄養補助食品、抗肥満剤、抗便秘剤は、白桃花エキスと;陳皮エキスおよび/または枳実エキスと;羊蹄(ギシギシ)エキスとを2:1:2〜1:1:2の割合で含むことを特徴とする。
【0018】
白桃花エキスと、陳皮等および/または枳実エキスと、羊蹄(ギシギシ)エキスの成分比が、上記の割合を逸脱すると、軟便になったり、便通の回数が増える、下腹部の膨満感を覚えるといった問題は解決しない。また、白桃花の持つ新陳代謝亢進作用等を適度に発現させ、かつ瀉下作用を抑えることが困難となる。
【0019】
なお、本明細書において、エキスとは、液状、粉末状、固形の抽出物、原体の乾燥粉末等を含む概念である。
【0020】
【実施例】
本発明者は、本発明の効果を実証すべく、以下の通りの臨床実験を行った。
【0021】
上述したとおり、白桃花には、利尿、通便、新陳代謝亢進、通経、自律神経調整等の作用があるため、古くから、肥満抑制や婦人科疾患から生じる各種不定愁訴の改善に用いられてきた。しかし、瀉下ともいえる通便作用があるため、服用した者は体調を崩し、肥満抑制効果や婦人科疾患の改善が見られる前に服用を中止せざるを得ない者が多い。本願人の特願2001−241378に記載したとおり、白桃花に更に陳皮を加えると、このデメリットが緩和されることが解っているが、この場合でも、大腸内にガスが溜まり、腹部膨満感を訴える者が多数いる。
【0022】
この原因は、大腸内の細菌による異常発酵であると考えられ、大腸内細菌のバランスを崩さずに異常発酵を抑える作用のある羊蹄(ギシギシ)を更に加えた生薬を投薬して、臨床テストを行った。
【0023】
臨床テスト概要
(1)対象者
24〜63歳までの35名の常習便秘患者に白桃花と陳皮の混合末を投与し、これらの患者のうち。便秘は解消したが、下腹部の膨満感(大腸内のガス充満)を訴える者11名を対象に臨床テストを行った。この11名の患者は、26歳から63歳までの女性で、全員肥満体であり、月経痛、月経不順等を訴える者が含まれている。
【0024】
(2)使用薬剤
1カプセル中に白桃花末150mg、陳皮末60mgを含有する試験剤Aと、1カプセル中に白桃花末150mg、陳皮末60mg、羊蹄(ギシギシ)末150mgを含有する試験剤Bを用意した。
【0025】
(3)投与方法と投与期間
各被験者に5日間に渡って、1日1回試験剤Aを夕食後に9カプセル服用させた。その後、更に5日間に渡って、1日1回試験剤Bを夕食後に9カプセル服用させた。また、状況に応じて、更に試験剤Bを3ヶ月間投与した。
【0026】
(4)併用薬剤
被験者が今まで服用していた薬剤は、そのまま継続して服用してもらい、新たに薬剤を追加服用することは禁じた。
【0027】
(5)その他
食生活や運動等は今までどおりとしてもらった。
【0028】
(6)試験概要
各被験者に、試験剤Aを5日間投与し、その間の排便の有無、大便の状態、下腹部膨満感の有無を調べた。5日目に、pH試験紙を用いて大便のpHを測定した。その後、試験剤をBに変えて更に5日間投与し、その間の排便の有無、対便の状態、下腹部膨満感の有無を調べた。また、同様に、pH試験紙を用いて大便のpHを測定した。
【0029】
更に、試験剤Bに試験剤Aと同等の便秘改善作用があり、かつ下腹部膨満感を抑制する作用があると判断された患者については、試験剤Bの投与期間を3ヶ月延長して、各被験者の体重や愁訴の最終的な変化を調べた。
【0030】
(7)判定方法
試験剤Aには、すでに行った動物実験や臨床テストで(特願2001−241378参照)便秘改善効果があることが判明している。従って、試験剤Aを5日間投与したときの排便の有無や大便の状態と、試験剤Bを5日間投与したときの排便の有無や大便の状態とを比較して、試験剤Bに試験剤Aと同等の排便作用がある場合には、試験剤Bには便秘改善効果があると判定した。
【0031】
ただし、試験剤Aには、大腸内のガス充満による下腹部膨満感が現れるので、この試験剤Aによる下腹部膨満感が、試験剤Bの投与によってどのように変化したかを調べた。この変化は、下腹部膨満感を全く自覚しなくなった場合を「著効」とし、下腹部膨満感が軽減した場合を「有効」とし、変わらず下腹部膨満感を感じる場合を「無効」とし、逆に下腹部膨満感がひどく感じられる場合を「悪化」としてて判定した。
【0032】
大腸内ガスの大量発生は、大腸内細菌による異常発酵や、腐敗によるものであり、この発酵、腐敗の結果、大便が酸性またはアルカリ性に傾くことになる。従って、試験剤Aを5日間投与した後の大便のpH値(第1のpH値)と、その後5日間試験剤Bを投与した後の大便のpH値(第2のpH値)を比較した。
【0033】
ここで、健常者の大便はpH値が中性を示すことが判明しているので、第2のpH値が、第1のpH値に比して中性に近づいている場合を「有効」とし、逆に第2のpH値が第1のpH値に比較して中性から遠ざかっている場合を「悪化」と、pH値が変化しなかった場合を「無効」とした。つまり、このpH値の変化は、下腹部の膨満感の改善度を数値で表すものと言える。
【0034】
更に、試験剤Bに試験剤Aと同等の便秘改善作用があり、かつ、下腹部膨満感を抑制する作用があると判断された患者については、更に試験剤Bの投与期間を90日間に延長して、体重の変化や、各被験者の愁訴が最終的にどのようになったかを調べた。
【0035】
これは、たとえ白桃花に陳皮あるいは枳実や、羊蹄(ギシギシ)を加えて、白桃花の瀉下作用を緩和させ、かつ下腹部膨満感を抑制することができたとしても、この試験剤自体に婦人科系愁訴の改善作用が見られないのでは、本発明の栄養補助剤(抗肥満剤、抗便秘剤)を投与する意味がなくなるため、この改善効果を確認するべく行ったものである。
【0036】
この調査は、問診票を用意して、試験剤服用前の症状を記入してもらっておき、試験時Bの服用開始90日後に、各症状がどのように変化したかを再度記入してもらった。ここで、各症状が、大変良くなった場合を「著効」とし、良くなったを「有効」と、変わらない場合を「無効」と、逆に悪くなった場合を「悪化」とした。
【0037】
更に、肥満の改善に関して、試験剤の投与前と投与後の体重を測定して、その変化により判定した。すなわち、測定誤差を考慮して、4%以上の体重の減少を「有効」と、4%未満の減少から4%未満の増加を「無効」とし、4%異常の増加を「悪化」とした。なお、小数点以下は、四捨五入とした。
【0038】
臨床テスト結果
図1は、試験剤Aの便秘改善作用を示す表であり、図2は試験剤Bの便秘改善作用を示す表である。これらの表から、試験剤Bは、試験剤Aと同等の便秘改善作用があることがわかる。ここで、下腹部の膨満感は、試験剤Bの5日間の投与によって、被験者全員が全く感じなくなっている。また、試験剤Bを5日間投与した後の大便のpH値は、試験剤Aを5日間投与した後のpH値に比較すると、全員が中性に近づいている。
【0039】
図3は、上記臨床テストの総合結果を示す表である。すなわち、便秘の改善作用は、試験剤A、B共に同じように見られ、試験剤Bには、更に下腹部の膨満感を生じさせない作用が見られる。すなわち、試験剤Bは理想的な抗便秘剤であることが判明した。
【0040】
図4は、試験剤Bを引き続いて90日間使用した場合の、各愁訴の改善結果を示す表である。図4に示すとおり、各愁訴について、顕著な改善結果が見られた。すなわち、便秘はもちろんのこと、生理不順や、生理痛、腰痛、むくみについては90〜100%と言う高い改善率が見られた。
【0041】
図5は、同じく、試験剤Bを引き続いて90日間使用した場合の、各被験者の体重の変化を示す表である。図5に示すように、1例を除いて、ほとんどの被験者について体重の減少が顕著に見られた。中には、試験剤Bの90日間の服用で6〜9Kgの体重の減少が見られた者もいた。
【0042】
投与量
1日あたりの、各生薬の投与量は、原料換算で、白桃花1〜3gに相当するエキス、陳皮0.5〜3gに相当するエキス、羊蹄(ギシギシ)1〜6gに相当するエキスが適量と考えられる。陳皮エキスは、枳実(枳殻)エキス、あるいは陳皮エキスと、枳実(枳殻)エキスの混合物で代用することができる。
【0043】
また、白桃花エキスと;枳実(枳殻)エキス、または陳皮エキスと枳実(枳殻)エキスの混合物を投与する場合(本願第1発明)は、1日あたり、原料換算で、白桃花が1g〜3gに相当するエキス、枳実(枳殻)、あるいは陳皮と枳実の混合物0.5g〜3gに相当するエキスが適量と考えられる。
【0044】
白桃花エキス、陳皮エキス、枳実(枳殻)エキス、羊蹄(ギシギシ)のエキスは、通常の熱水抽出法を用いて製造したものを用いる。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたとおり、本発明によれば、白桃花エキスと陳皮および/または枳実(枳殻)エキスの混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を添加することによって、白桃花の激しい瀉下作用等を抑えて、白桃花の持つ新陳代謝亢進作用、血流改善作用による抗肥満効果を有効に利用し、更に下腹部の膨満感を抑えた栄養補助食品、抗肥満剤、あるいは抗便秘剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来の白桃花エキスと陳皮エキスの混合物の有用性を示す表である。
【図2】図2は、本発明の、白桃花エキスと陳皮エキスの混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を加えた抗便秘剤の有用性を示す表である。
【図3】図3は、本発明の、白桃花エキスと陳皮エキスの混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を加えた栄養補助食品の有用性を示す表である。
【図4】図4は、本発明の白桃花エキスと陳皮エキスの混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を加えた栄養補助食品の婦人科系愁訴に対する有用性を示す表である。
【図5】図5は、本発明の白桃花エキスと陳皮エキスの混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を加えた栄養補助食品の抗肥満作用を示す表である。
【発明の属する技術分野】
本発明は栄養補助食品に関するものであり、特に抗肥満作用、抗便秘作用を呈する栄養補助食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
白桃花は、バラ科の植物である“もも”(Prunuspersica(L.)Betscg)の花であり、Kaempterol, Trifolim, Ringenin等のフラボノイドを含む。白桃花には、利尿作用、瀉下作用、新陳代謝亢進作用、血流改善作用などがあり、便秘、むくみ、肥満、婦人科系愁訴の抑制に応用することができる。このうち、新陳代謝更新作用が肥満の抑制に大きく寄与するものと考えられる。
【0003】
一方、陳皮、枳殻、枳実、青皮、橘紅等の柑橘類の皮には整腸作用、健胃作用が認められる。
【0004】
また、タデ科の植物である羊蹄(ギシギシ)には抗菌効果が認められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の通り、白桃花は便秘、むくみ、肥満等を改善する作用を有するが、その瀉下作用は非常に強力であり、そのまま服用すると腹痛を伴う激しい下痢を引き起こしてしまうことが多い。下痢が続くとカリウム等の必須ミネラルの吸収不足から水分代謝異常や、心不全といった重篤な副作用が発現するおそれもあるため、下痢の症状が発現した場合は白桃花の服用は中止せざるを得ない。すなわち、白桃花を単独で服用した場合は、症状を改善する前に患者が服薬に耐えられなくなってしまうと言う問題がある。
【0006】
本願人の特願2001−241378に記載されている発明は、この問題を解決するためのものであり、当該明細書に記載されているとおり、陳皮を白桃花と共に服用することにより、白桃花の激しい通便作用を緩和させることができることが本発明者によって確認された。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は、白桃花の過剰な消化管の運動を抑制し、かつ肥満抑制作用を温存させるべく、整腸作用を有する様々な生薬を白桃花に添加して実験を行った結果、陳皮、枳殻(枳実)等の柑橘類の皮がその目的を達成できることを発見した。
【0008】
本願第1発明(請求項1〜6に記載の発明)は、これら柑橘類の皮のエキスを白桃花エキスに加えて、白桃花の瀉下作用を抑制した栄養補助食品、抗肥満剤、抗便秘剤を提供することを目的とする。このうち、白桃花と陳皮の作用については、本願人の特願2001−241378に詳しく記載されている。
【0009】
本発明者は更に研究を続けた結果、白桃花に陳皮等を加えた栄養補助食品(抗肥満剤、抗便秘剤)を服用した場合、時に、軟便になったり、また、便通の回数が増えて1日に2〜3回も排便しなければならなくなったり、あるいは腸管にガスが溜まって、いわゆる“渋り腹”となることがあることを確認した。
【0010】
このような現象は、通常の便秘改善薬を服用した場合にも発現することがある。その原因は、腸管の激しい蠕動運動により食物が未消化のまま大腸に運ばれるため、大腸内の細菌が栄養分に富んだ未消化の便を急速に発酵させるためであると言われている。常習の便秘であれば、腸内細菌のバランスが有害菌に傾いているので、腐敗を伴うこともある。
【0011】
本発明者は、羊蹄(ギシギシ)に腸内細菌のバランスを崩すことなく、異常発酵を防ぐ作用があることを発見し、白桃花と、陳皮等の柑橘類の皮との混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を加えることによって、上記問題を解決できることを発見した。
【0012】
本願第2発明(請求項7〜9に記載の発明)は、異常発酵のない普通便を***させ、便通の回数も1日1回程度で収まり、大腸内の膨満感を発現しない、理想的な栄養補助食品、抗便秘剤、抗肥満剤を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
【0014】
本願第1発明の栄養補助食品、抗肥満剤、抗便秘剤は、白桃花エキスと;枳実エキスとを3:1〜2:5の割合、より好ましくは2:1〜1:2の割合で含むことを特徴とする。
【0015】
また、本願第1発明の栄養補助食品、抗肥満剤、抗便秘剤は、白桃花エキスと;枳実エキスと陳皮エキスの混合物を3:1〜2:5の割合、より好ましくは2:1〜1:2の割合で含むことを特徴とする。
【0016】
白桃花の成分比が上記の割合(白桃花エキス:柑橘類の皮エキス 3:1〜2:5)以下では、新陳代謝亢進効果を示さず、上記の割合以上では過剰に作用して下痢や、嘔吐等の好ましくない症状が現れてしまう。また、陳皮等の柑橘類の皮エキスの成分比が上記の割合以下では、白桃花の作用が過剰になることを抑制できず、上記の割合以上では、白桃花の作用を過剰に抑制することになる。なお、白桃花エキスと、陳皮等の柑橘類の皮エキスの成分比が2:1〜1:2である場合に、最も顕著な効果が得られる。柑橘類の皮エキスは、一種でも、複数種を混合したものでもよい。
【0017】
本願第2発明は、白桃花の激しい瀉下作用を抑え、かつ普通便を***させ、排便回数を適度に抑え、更に大腸内の膨満感が生じない栄養補助食品、抗肥満剤、抗便秘剤を提供することを目的としており、この目的を達するべく、本願第2発明にかかる栄養補助食品、抗肥満剤、抗便秘剤は、白桃花エキスと;陳皮エキスおよび/または枳実エキスと;羊蹄(ギシギシ)エキスとを2:1:2〜1:1:2の割合で含むことを特徴とする。
【0018】
白桃花エキスと、陳皮等および/または枳実エキスと、羊蹄(ギシギシ)エキスの成分比が、上記の割合を逸脱すると、軟便になったり、便通の回数が増える、下腹部の膨満感を覚えるといった問題は解決しない。また、白桃花の持つ新陳代謝亢進作用等を適度に発現させ、かつ瀉下作用を抑えることが困難となる。
【0019】
なお、本明細書において、エキスとは、液状、粉末状、固形の抽出物、原体の乾燥粉末等を含む概念である。
【0020】
【実施例】
本発明者は、本発明の効果を実証すべく、以下の通りの臨床実験を行った。
【0021】
上述したとおり、白桃花には、利尿、通便、新陳代謝亢進、通経、自律神経調整等の作用があるため、古くから、肥満抑制や婦人科疾患から生じる各種不定愁訴の改善に用いられてきた。しかし、瀉下ともいえる通便作用があるため、服用した者は体調を崩し、肥満抑制効果や婦人科疾患の改善が見られる前に服用を中止せざるを得ない者が多い。本願人の特願2001−241378に記載したとおり、白桃花に更に陳皮を加えると、このデメリットが緩和されることが解っているが、この場合でも、大腸内にガスが溜まり、腹部膨満感を訴える者が多数いる。
【0022】
この原因は、大腸内の細菌による異常発酵であると考えられ、大腸内細菌のバランスを崩さずに異常発酵を抑える作用のある羊蹄(ギシギシ)を更に加えた生薬を投薬して、臨床テストを行った。
【0023】
臨床テスト概要
(1)対象者
24〜63歳までの35名の常習便秘患者に白桃花と陳皮の混合末を投与し、これらの患者のうち。便秘は解消したが、下腹部の膨満感(大腸内のガス充満)を訴える者11名を対象に臨床テストを行った。この11名の患者は、26歳から63歳までの女性で、全員肥満体であり、月経痛、月経不順等を訴える者が含まれている。
【0024】
(2)使用薬剤
1カプセル中に白桃花末150mg、陳皮末60mgを含有する試験剤Aと、1カプセル中に白桃花末150mg、陳皮末60mg、羊蹄(ギシギシ)末150mgを含有する試験剤Bを用意した。
【0025】
(3)投与方法と投与期間
各被験者に5日間に渡って、1日1回試験剤Aを夕食後に9カプセル服用させた。その後、更に5日間に渡って、1日1回試験剤Bを夕食後に9カプセル服用させた。また、状況に応じて、更に試験剤Bを3ヶ月間投与した。
【0026】
(4)併用薬剤
被験者が今まで服用していた薬剤は、そのまま継続して服用してもらい、新たに薬剤を追加服用することは禁じた。
【0027】
(5)その他
食生活や運動等は今までどおりとしてもらった。
【0028】
(6)試験概要
各被験者に、試験剤Aを5日間投与し、その間の排便の有無、大便の状態、下腹部膨満感の有無を調べた。5日目に、pH試験紙を用いて大便のpHを測定した。その後、試験剤をBに変えて更に5日間投与し、その間の排便の有無、対便の状態、下腹部膨満感の有無を調べた。また、同様に、pH試験紙を用いて大便のpHを測定した。
【0029】
更に、試験剤Bに試験剤Aと同等の便秘改善作用があり、かつ下腹部膨満感を抑制する作用があると判断された患者については、試験剤Bの投与期間を3ヶ月延長して、各被験者の体重や愁訴の最終的な変化を調べた。
【0030】
(7)判定方法
試験剤Aには、すでに行った動物実験や臨床テストで(特願2001−241378参照)便秘改善効果があることが判明している。従って、試験剤Aを5日間投与したときの排便の有無や大便の状態と、試験剤Bを5日間投与したときの排便の有無や大便の状態とを比較して、試験剤Bに試験剤Aと同等の排便作用がある場合には、試験剤Bには便秘改善効果があると判定した。
【0031】
ただし、試験剤Aには、大腸内のガス充満による下腹部膨満感が現れるので、この試験剤Aによる下腹部膨満感が、試験剤Bの投与によってどのように変化したかを調べた。この変化は、下腹部膨満感を全く自覚しなくなった場合を「著効」とし、下腹部膨満感が軽減した場合を「有効」とし、変わらず下腹部膨満感を感じる場合を「無効」とし、逆に下腹部膨満感がひどく感じられる場合を「悪化」としてて判定した。
【0032】
大腸内ガスの大量発生は、大腸内細菌による異常発酵や、腐敗によるものであり、この発酵、腐敗の結果、大便が酸性またはアルカリ性に傾くことになる。従って、試験剤Aを5日間投与した後の大便のpH値(第1のpH値)と、その後5日間試験剤Bを投与した後の大便のpH値(第2のpH値)を比較した。
【0033】
ここで、健常者の大便はpH値が中性を示すことが判明しているので、第2のpH値が、第1のpH値に比して中性に近づいている場合を「有効」とし、逆に第2のpH値が第1のpH値に比較して中性から遠ざかっている場合を「悪化」と、pH値が変化しなかった場合を「無効」とした。つまり、このpH値の変化は、下腹部の膨満感の改善度を数値で表すものと言える。
【0034】
更に、試験剤Bに試験剤Aと同等の便秘改善作用があり、かつ、下腹部膨満感を抑制する作用があると判断された患者については、更に試験剤Bの投与期間を90日間に延長して、体重の変化や、各被験者の愁訴が最終的にどのようになったかを調べた。
【0035】
これは、たとえ白桃花に陳皮あるいは枳実や、羊蹄(ギシギシ)を加えて、白桃花の瀉下作用を緩和させ、かつ下腹部膨満感を抑制することができたとしても、この試験剤自体に婦人科系愁訴の改善作用が見られないのでは、本発明の栄養補助剤(抗肥満剤、抗便秘剤)を投与する意味がなくなるため、この改善効果を確認するべく行ったものである。
【0036】
この調査は、問診票を用意して、試験剤服用前の症状を記入してもらっておき、試験時Bの服用開始90日後に、各症状がどのように変化したかを再度記入してもらった。ここで、各症状が、大変良くなった場合を「著効」とし、良くなったを「有効」と、変わらない場合を「無効」と、逆に悪くなった場合を「悪化」とした。
【0037】
更に、肥満の改善に関して、試験剤の投与前と投与後の体重を測定して、その変化により判定した。すなわち、測定誤差を考慮して、4%以上の体重の減少を「有効」と、4%未満の減少から4%未満の増加を「無効」とし、4%異常の増加を「悪化」とした。なお、小数点以下は、四捨五入とした。
【0038】
臨床テスト結果
図1は、試験剤Aの便秘改善作用を示す表であり、図2は試験剤Bの便秘改善作用を示す表である。これらの表から、試験剤Bは、試験剤Aと同等の便秘改善作用があることがわかる。ここで、下腹部の膨満感は、試験剤Bの5日間の投与によって、被験者全員が全く感じなくなっている。また、試験剤Bを5日間投与した後の大便のpH値は、試験剤Aを5日間投与した後のpH値に比較すると、全員が中性に近づいている。
【0039】
図3は、上記臨床テストの総合結果を示す表である。すなわち、便秘の改善作用は、試験剤A、B共に同じように見られ、試験剤Bには、更に下腹部の膨満感を生じさせない作用が見られる。すなわち、試験剤Bは理想的な抗便秘剤であることが判明した。
【0040】
図4は、試験剤Bを引き続いて90日間使用した場合の、各愁訴の改善結果を示す表である。図4に示すとおり、各愁訴について、顕著な改善結果が見られた。すなわち、便秘はもちろんのこと、生理不順や、生理痛、腰痛、むくみについては90〜100%と言う高い改善率が見られた。
【0041】
図5は、同じく、試験剤Bを引き続いて90日間使用した場合の、各被験者の体重の変化を示す表である。図5に示すように、1例を除いて、ほとんどの被験者について体重の減少が顕著に見られた。中には、試験剤Bの90日間の服用で6〜9Kgの体重の減少が見られた者もいた。
【0042】
投与量
1日あたりの、各生薬の投与量は、原料換算で、白桃花1〜3gに相当するエキス、陳皮0.5〜3gに相当するエキス、羊蹄(ギシギシ)1〜6gに相当するエキスが適量と考えられる。陳皮エキスは、枳実(枳殻)エキス、あるいは陳皮エキスと、枳実(枳殻)エキスの混合物で代用することができる。
【0043】
また、白桃花エキスと;枳実(枳殻)エキス、または陳皮エキスと枳実(枳殻)エキスの混合物を投与する場合(本願第1発明)は、1日あたり、原料換算で、白桃花が1g〜3gに相当するエキス、枳実(枳殻)、あるいは陳皮と枳実の混合物0.5g〜3gに相当するエキスが適量と考えられる。
【0044】
白桃花エキス、陳皮エキス、枳実(枳殻)エキス、羊蹄(ギシギシ)のエキスは、通常の熱水抽出法を用いて製造したものを用いる。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたとおり、本発明によれば、白桃花エキスと陳皮および/または枳実(枳殻)エキスの混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を添加することによって、白桃花の激しい瀉下作用等を抑えて、白桃花の持つ新陳代謝亢進作用、血流改善作用による抗肥満効果を有効に利用し、更に下腹部の膨満感を抑えた栄養補助食品、抗肥満剤、あるいは抗便秘剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来の白桃花エキスと陳皮エキスの混合物の有用性を示す表である。
【図2】図2は、本発明の、白桃花エキスと陳皮エキスの混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を加えた抗便秘剤の有用性を示す表である。
【図3】図3は、本発明の、白桃花エキスと陳皮エキスの混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を加えた栄養補助食品の有用性を示す表である。
【図4】図4は、本発明の白桃花エキスと陳皮エキスの混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を加えた栄養補助食品の婦人科系愁訴に対する有用性を示す表である。
【図5】図5は、本発明の白桃花エキスと陳皮エキスの混合物に更に羊蹄(ギシギシ)を加えた栄養補助食品の抗肥満作用を示す表である。
Claims (9)
- 白桃花エキスと枳実エキスとを3:1〜2:5の割合、より好ましくは2:1〜1:2の割合で含むことを特徴とする栄養補助食品。
- 白桃花エキスと枳実エキスとを3:1〜2:5の割合、より好ましくは2:1〜1:2の割合で含むことを特徴とする抗肥満剤。
- 白桃花エキスと、枳実エキスとを3:1〜2:5の割合、より好ましくは2:1〜1:2の割合で含むことを特徴とする抗便秘剤。
- 白桃花エキスと;枳実エキスと陳皮エキスの混合物を3:1〜2:5の割合、より好ましくは2:1〜1:2の割合で含むことを特徴とする栄養補助食品。
- 白桃花エキスと;枳実エキスと陳皮エキスの混合物を3:1〜2:5の割合、より好ましくは2:1〜1:2の割合で含むことを特徴とする抗肥満剤。
- 白桃花エキスと;枳実エキスと陳皮エキスの混合物を3:1〜2:5の割合、より好ましくは2:1〜1:2の割合で含むことを特徴とする抗便秘剤。
- 白桃花エキスと;陳皮エキスおよび/または枳実エキスと;羊蹄(ギシギシ)エキスとを2:1:2〜1:1:2の割合で含むことを特徴とする栄養補助食品。
- 白桃花エキスと;陳皮エキスおよび/または枳実エキスと;羊蹄(ギシギシ)エキスとを2:1:2〜1:1:2の割合で含むことを特徴とする抗肥満剤。
- 白桃花エキスと;陳皮エキスおよび/または枳実エキスと;羊蹄(ギシギシ)エキスとを2:1:2〜1:1:2の割合で含むことを特徴とする抗便秘剤。
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