JP2004243782A - 異常検出通知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明では、状況に応じて異なる目的に利用することが可能な異常検出通知装置を提供する。
【解決手段】異常検出通知装置に、異常を検出するための複数のセンサ、及び稼動させるセンサを切り替えるための切替スイッチを設けると共に、異常検出通知装置本体から離れた場所に設置されるセンサには、異常の検出を異常検出通知装置本体に通知するための無線通信装置を設ける。
そして、設置される場所に応じて切替スイッチが稼動させるセンサを変更して異常の検出を行い、また、異常が検出されると異常を検出したセンサに応じて特定の通知先に携帯電話通信網を介して異常の検出を通知する。
【選択図】 図1
【解決手段】異常検出通知装置に、異常を検出するための複数のセンサ、及び稼動させるセンサを切り替えるための切替スイッチを設けると共に、異常検出通知装置本体から離れた場所に設置されるセンサには、異常の検出を異常検出通知装置本体に通知するための無線通信装置を設ける。
そして、設置される場所に応じて切替スイッチが稼動させるセンサを変更して異常の検出を行い、また、異常が検出されると異常を検出したセンサに応じて特定の通知先に携帯電話通信網を介して異常の検出を通知する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異常検出通知装置に関し、特に、各種用途に使用することが可能な異常検出通知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、日常生活において発生する様々な異常を検出し、この検出した異常を迅速に必要な連絡先に通知する要求がある。
【0003】
例えば、農業従事者等においては、トラクターの転倒など、作業中の事故が毎年多数発生している。
【0004】
このような事故は、田畑や畦道の影など、近辺に人がいない場所や目が届き難い場所で発生することが多く、時には事故の発見が遅れることによって深刻な事態になることもあり、毎年多数の死傷者が発生している。
【0005】
また、近年、車両の盗難や車上あらし等の犯罪が増加し、このような犯罪を防止するため、様々な異常検出通知装置が利用されている。
【0006】
そして、これらに対応するために、異常が発生すると携帯電話の通信網を介して警備会社に通報する装置も提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の装置は、異常検出対象を特定して開発されたものであるため汎用性がなく、また、携帯電話通信網を利用するための通信装置が設けられているため、装置本体の価格や電話回線を維持するための維持費が発生するなど、コストが高いという問題があった。
【0008】
また、車両に対する被害は、夜間の住宅街など所有者からの目が届き難く、車両に対する被害が発生しやすい場所で用いられる事が多く、車両を使用している際や日中の田園地帯など、所有者からの目が届きやすい場所でこのような装置が利用されることは少なかった。
【0009】
そこで本発明では、状況に応じて異なる目的に利用することが可能な異常検出通知装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明における異常検出通知装置は、複数の内部センサと、異常を検出する用途に応じて内部センサを選択する選択手段と、選択手段による選択に対応して通報先及び警報を発報するか否かを判断する判断手段と判断手段の判断に対応して警報を発報する警報手段と、判断手段の判断により判断された通報先に対して携帯電話回線網を介して異常の発生を通知する通知手段とを具備する。
【0011】
この構成では、異常検出通知装置の内部に設けられた複数のセンサの中から用途に応じて選択したセンサで異常の発生を検出し、異常を検出したセンサに対応する通知先に異常の発生を通知するため、異なる対象を一台の検出装置で監視することができる。
【0012】
そして、各センサで検出された異常は、異常検出通知装置本体から携帯電話回線網を介して通知されるため、異常を検出する対象毎に携帯電話回線網を介して通知する装置を設ける必要がなく、さらに、電話回線を維持するための費用も一回線で済むため、コストを抑えることができる。
【0013】
また、選択手段は、異常を検出する用途に応じて内部センサの制御方法を選択することにより、用途に応じて適切な制御を行うことができる。
【0014】
また、少なくとの1つの外部センサからの異常検出通知を無線で受信する無線通信手段をさらに具備し、選択手段は、異常を検出する用途に応じて内部センサおよび外部センサを選択する。
【0015】
この構成では、異常検出通知装置の内部又は外部に設けられた複数のセンサの中から用途に応じて選択したセンサで異常の発生を検出し、異常を検出したセンサに対応する通知先に異常の発生を通知するため、異常検出装置本体から離れた位置に設置された対象を含めて一台の検出装置で監視することができる。
【0016】
また、選択手段は、異常を検出する用途に応じて内部センサおよび外部センサの制御方法を選択することにより、用途に応じて適切な制御を行うことができる。
【0017】
また、車両のハンドルに装着するための装着手段をさらに具備し、選択手段は、装着手段により車両のハンドルに装着された場合は複数の内部センサのうちの車両の盗難に関する異常を検出する内部センサを選択することにより、異常検出通知装置は、ハンドルに設置するだけで監視を行う対象を正確に切り替えることが可能となり、操作ミスなどによって監視を行うべき対象を監視しないといったミスを防止することができる。
【0018】
また、装着手段は、ハンドルと接する位置に着脱センサを有し、選択手段は、着脱センサを用いてハンドルへの装着を判断することにより、ハンドルへの着脱を正確に判断することができる。
【0019】
また、内部センサは、防犯センサ及び監視センサを含み、選択手段は、着脱センサにより、ハンドルに装着されていると判断した場合は、防犯センサを用いて異常の検出を行い、ハンドルに装着されていないと判断した場合は監視センサを用いて異常の検出を行うことにより、ハンドルに設置されているか否かによって、異なる対象を監視することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる異常検出通知装置を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明における異常検出通知装置の構成を示す概念図であり、図2は、本実施の形態における制御系の構成を示す概略ブロック図である。
【0022】
図1において、異常検出通知装置1は、図1(a)に示すように、自動車のハンドル2に装着された状態では、加速度センサ、音センサ、距離センサなど、自動車の盗難等を防止するため防犯センサ3が稼動し、また、図1(b)に示すように、自動車のハンドルに装着されていない状態では、防犯センサに代わって傾斜センサなど、異常検出通知装置1の内部に装着されている内部監視センサ4、及び異常検出通知装置1の外部に装着されている水量センサや温度センサなどの外部監視センサ5からの通知を受信する受信部6が稼動するように構成されている。
【0023】
また、ハンドルへ装着されているか否かの判断は、図1(c)に示すように、異常検出通知装置1とハンドル2とが接する場所に配設された着脱センサ7を用いて判断するように構成されている。
【0024】
図2において、本発明の異常検出通知装置1には、防犯センサである音センサ10、加速度センサ11、距離センサ12、内部監視センサである傾斜センサ20、異常検出通知装置1と離れて設置され、外部監視センサである水量センサ30、温度センサ31、異常検出通知装置1と離れて設置されているセンサからの通知を受信する受信部40、ハンドルへの着脱を検出する着脱センサ50、異常検出通知装置1の制御を行う制御部60、警報を発するフラッシュライト70、ブザー71、特定の通知先に異常の検出を通知する発信部80が設けられている。
【0025】
ここで、音センサ10は、例えば、音量が一定値以上の音を検出すると、異常を検出したと判断し、加速度センサ11は、車体の揺れで生じた加速度が一定値を越えると異常を検出したと判断する。また、距離センサ12は、一定の距離範囲に物体の侵入を検出すると異常を検出したと判断する。
【0026】
傾斜センサ20は、異常検出通知装置が設置された物の傾きや傾いた状態で経過した時間などを計測し、例えば、車両に設置された場合、45度以上の傾きが5秒以上続くと、車両が転倒した(異常が発生した)として検出する。
【0027】
なお、この際、異常検出通知装置は、ハンドルに装着されることはなく、座席の背面など、車両の操作を妨げない場所に設置される。
【0028】
水量センサ30、及び温度センサ31は、異常検出通知装置1と離れた場所に設置され、例えば、田の水量やビニルハウス内の温度を監視する。そして、水量や温度が特定の値から外れると、無線通信を用いて異常検出通知装置1に異常の検出を通知する。
【0029】
受信部40は、水量センサ30、または温度センサ31からの無線通信を受信する。
【0030】
着脱センサ50は、異常検出通知装置1をハンドルに取り付ける際の取り付け部など、異常検出通知装置1がハンドルに装着されているか否かを確実に検出することが可能な位置に配設され、取り付けが行われているか否かを検出する。
【0031】
制御部60は、ハンドルに装着されているか否かに応じて稼動させるセンサを選択し、また、異常を検出したセンサに応じて通報先の選択や、警報を発報するか否かの判断を行うなどの制御を行う。
【0032】
フラッシュライト60は、ライトを点滅させ、ブザー61は、音を発して警報を発報する。
【0033】
発信部60は、携帯電話通信網の公衆基地局を介して特定の通報先に異常の検出を通報する。
【0034】
上記構成において本発明における異常検出通知装置では、着脱センサを用いてハンドルに装着されているか否かを検出し、それに応じてセンサや受信部を選択、稼動させる。
【0035】
そして、センサが異常を検出すると、異常を検出したセンサに応じて通報先を選択し、携帯電話通信網の公衆基地局を介して通報先に異常の検出を通報すると共に、警報を発するか否かの判断を行い、必要に応じて警報を発報する。
【0036】
ここで、通報先の選択は、センサに対応して予め定められた通報先を選択することで行われ、例えば、防犯センサが異常を検出すると、車の所有者及び警備会社を選択して通報し、傾斜センサが異常を検出すると、自宅及び警備会社を選択して通報し、水量センサや温度センサが異常を検出すると、田やビニルハウスを管理している管理人を選択して通報する。
【0037】
図3は、本実施の形態における異常検出通知装置の動作を示すフローチャートである。
【0038】
図3において電源が投入されると、まず、ハンドルに装着されているかの判断を行う(ステップ100)。
【0039】
そして、装着されていると判断する(ステップ100でYES)と、防犯センサを稼動させ(ステップ101)、装着されていないと判断する(ステップ100でNO)と、内部監視センサ及び受信部を稼動させる(ステップ102)。
【0040】
ここで、防犯センサや内部監視センサが異常を検出する、あるいは、受信部が外部監視センサの通知を受信する(ステップ104)と、異常を検出したセンサに応じて通報先を選択する(ステップ105)。
【0041】
また、警報を発報するかの判断を行い(ステップ106)、警報を発報すると判断する(ステップ106でYES)と、警報を発報すると共に、異常の検出を通報先に通報し(ステップ107)、警報を発報しないと判断する(ステップ106でNO)と、警報を発報することなく、異常の検出を通報先に通報する(ステップ108)。
【0042】
なお、本実施の形態では、異常検出通知装置とハンドルとが接する個所に脱着センサを設け、ハンドルへの取り付けを判断しているが、例えば、ハンドルへ装着するための取り付け器具の装着や、ハンドルへ固定するためのバックルの施錠など、他の方法でハンドルへの取り付けを判断するように構成してもよい。
【0043】
また、ハンドルに装着されているか否かで、防犯センサと内部監視センサとを完全に切り替えているが、防犯センサと内部監視センサを兼ねるセンサを設けてもよい。
【0044】
そして、各センサは上記センサに限られるものではなく、必要に応じて適宜センサを選択することが可能で、例えば、外部監視センサとして、発信機をリストバンド等に搭載し、発信機に設けられたスイッチを押すと異常を検出したとして異常検出通知装置に通知する通報センサを設けることにより、例えばトラクターの搭乗者が急病となった場合など、家族の携帯電話機や警備会社に通知し、助けを求めることができる。
【0045】
この際、通報センサは、スイッチ等を押されることで異常を検出するため、誘拐、拉致、ストーカーによる尾行など、犯罪に巻き込まれた際には、言葉を発することなく即座に家族や警備会社等に通報することもできる。
【0046】
そして、外部監視センサを建物の窓や玄関、勝手口などに設置し、扉の開閉やガラスの破損などを監視すると共に、異常検出通知装置を建物に設置することにより、自宅を留守にする際など、建物内への侵入者を内部監視センサ及び外部監視センサを用いて監視することができる。
【0047】
また、火災報知器など、異常を発見した人がボタンを押すなどの方法で異常の発生を通報する通報装置に外部センサである通報センサを用いることにより、例えば、家屋や車庫、納屋、日中の限られた間のみ利用することができれば十分な場所など、コストなどの面から通報装置を設けることが困難な場所においても、低コストかつ容易に通報装置を設けることができる。
【0048】
ここで、異常を検出した際の通知は、複数の通知先に対して行うことが好ましく、通報ミスや通報先で気付かれないなどの問題の発生を防止することができる。
【0049】
本実施の形態では、設置場所に応じて稼動させるセンサ等を変更するため、車両に持ち主の目が届く場合など、車両への犯罪が発生する危険性が低い場合は、車両に代えて他の監視を行うことができる。
【0050】
このため、例えば、トラクター等の車両を使用しない場合は、ハンドルに装着して防犯センサを稼動させて犯罪の発生を防止し、また、車両を使用する際には、ハンドルから外して座席の背面など、他の場所に設置することにより、車両を使用しながら、ビニルハウス等を監視することが可能となり、さらに、車両が転倒するなどの事故が発生した場合には、他者に事故の発生を知らせることができる。
【0051】
また、夜間など通常は、自動車の車両のハンドルに装着して犯罪の発生を防止し、仕事に従事する際には、設置場所を変更し、トラクターなどの車両を使用しながらビニルハウスの温度や水量、車両の転倒などを監視することができるため、必要に応じて異なる対象を低コストで監視することが可能となる。
【0052】
そして、ハンドルに装着されているか否かで自動的に稼動させるセンサを判断することにより、誤ったセンサを稼動させることが防止でき、異常検出通知装置を用いて常に適切な監視を行うことができる。
【0053】
ところで、第1の実施の形態では、ハンドルに装着されているか否かで、稼動させるセンサ等を選択しているが、センサの選択から通報先に通報を行うまでのセンサの制御方法を変更することも可能で、次に、第2の実施の形態として、この構成について説明する。
【0054】
図4は、本実施の形態における、防犯センサの制御の流れを示すフローチャートである。
【0055】
図4において、ハンドルへの装着が確認されると、防犯センサの中で最も消費電力の小さなセンサ(第1センサ)を稼動させる(ステップ200)。
【0056】
そして、第1センサが異常を検出する(ステップ201)と、稼動していない他の防犯センサ(第2センサ)を稼動させる(ステップ202)。
【0057】
ここで、第2センサが異常を検出する(ステップ203でYES)と、予め定められた通報先に異常の検出を通報すると共に警報を発報する(ステップ204)。
【0058】
また、第2センサで異常が検出されない場合(ステップ203でNO)は、第2センサが稼動してから一定の時間が経過したかの判断を行う(ステップ205)。
【0059】
そして、一定の時間が経過していないと判断する(ステップ205でNO)と、引き続き第2センサを稼動させ(ステップ202)、一定時間経過したと判断する(ステップ206)と、第2センサを停止させ(ステップ206)、再び第1センサのみを稼動させる(ステップ200)。
【0060】
なお、ハンドルに装着されていない場合は、内部監視センサ及び受信部を稼動させ、第1の実施の形態と同様に、異常の検出や通報等を行う。
【0061】
本実施の形態では、各センサを防犯センサとして機能させた場合には、複数のセンサが異常を検出した後に通報を行うため、例えば、防犯センサとして音センサを用いた場合、風による車両の揺れや他の車両が通過した際に生じた音など、本来通知を行うべきではない異常を検出して通報する誤報の発生を防止することが出来る。
【0062】
また、各センサを監視センサとして機能させた場合には、センサが異常を検出すると直ちに通報を行うため、例えば、監視センサとして音センサを用いた場合、異常検出通報装置を赤ちゃんの近くに設置し、赤ちゃんの鳴き声や物の落下、扉の開閉などに伴って発生した音を検出すると、直ちに親の携帯電話機に通知することが可能で、同一のセンサを監視センサまたは防犯センサとして、異なる用途に用いることができる。
【0063】
さらに、異常を検出したセンサ、及びこのセンサを監視センサ又は防犯センサとして稼動させていたかによって警報を発報するか否かを判断するため、例えば、赤ちゃんの側など、異常を検出したとしても発報を行うべきではない場所に利用するができる。
【0064】
加えて、防犯の目的に使用する際には、センサを一つのみ常時稼動させるため、消費電力を低く抑え、車両を長時間監視することが出来る。
【0065】
【発明の効果】
本発明では、必要に応じて監視を行う対象を変更することができるため、低コストで複数の対象を監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における異常検出通知装置の構成を示す概念図
【図2】第1の実施の形態における制御系の構成を示す概略ブロック図
【図3】第1の実施の形態における異常検出通知装置の動作を示すフローチャート
【図4】第2の実施の形態における異常検出通知装置の防犯センサの制御の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1…異常検出通知装置
2…ハンドル
3…防犯センサ
4…内部監視センサ
5…外部監視センサ
6…受信部
7…着脱センサ
10…音センサ
11…加速度センサ
12…距離センサ
20…傾斜センサ
30…水量センサ
31…温度センサ
40…受信部
50…着脱センサ
60…制御部
70…フラッシュライト
71…ブザー
80…発信部
【発明の属する技術分野】
本発明は、異常検出通知装置に関し、特に、各種用途に使用することが可能な異常検出通知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、日常生活において発生する様々な異常を検出し、この検出した異常を迅速に必要な連絡先に通知する要求がある。
【0003】
例えば、農業従事者等においては、トラクターの転倒など、作業中の事故が毎年多数発生している。
【0004】
このような事故は、田畑や畦道の影など、近辺に人がいない場所や目が届き難い場所で発生することが多く、時には事故の発見が遅れることによって深刻な事態になることもあり、毎年多数の死傷者が発生している。
【0005】
また、近年、車両の盗難や車上あらし等の犯罪が増加し、このような犯罪を防止するため、様々な異常検出通知装置が利用されている。
【0006】
そして、これらに対応するために、異常が発生すると携帯電話の通信網を介して警備会社に通報する装置も提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の装置は、異常検出対象を特定して開発されたものであるため汎用性がなく、また、携帯電話通信網を利用するための通信装置が設けられているため、装置本体の価格や電話回線を維持するための維持費が発生するなど、コストが高いという問題があった。
【0008】
また、車両に対する被害は、夜間の住宅街など所有者からの目が届き難く、車両に対する被害が発生しやすい場所で用いられる事が多く、車両を使用している際や日中の田園地帯など、所有者からの目が届きやすい場所でこのような装置が利用されることは少なかった。
【0009】
そこで本発明では、状況に応じて異なる目的に利用することが可能な異常検出通知装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明における異常検出通知装置は、複数の内部センサと、異常を検出する用途に応じて内部センサを選択する選択手段と、選択手段による選択に対応して通報先及び警報を発報するか否かを判断する判断手段と判断手段の判断に対応して警報を発報する警報手段と、判断手段の判断により判断された通報先に対して携帯電話回線網を介して異常の発生を通知する通知手段とを具備する。
【0011】
この構成では、異常検出通知装置の内部に設けられた複数のセンサの中から用途に応じて選択したセンサで異常の発生を検出し、異常を検出したセンサに対応する通知先に異常の発生を通知するため、異なる対象を一台の検出装置で監視することができる。
【0012】
そして、各センサで検出された異常は、異常検出通知装置本体から携帯電話回線網を介して通知されるため、異常を検出する対象毎に携帯電話回線網を介して通知する装置を設ける必要がなく、さらに、電話回線を維持するための費用も一回線で済むため、コストを抑えることができる。
【0013】
また、選択手段は、異常を検出する用途に応じて内部センサの制御方法を選択することにより、用途に応じて適切な制御を行うことができる。
【0014】
また、少なくとの1つの外部センサからの異常検出通知を無線で受信する無線通信手段をさらに具備し、選択手段は、異常を検出する用途に応じて内部センサおよび外部センサを選択する。
【0015】
この構成では、異常検出通知装置の内部又は外部に設けられた複数のセンサの中から用途に応じて選択したセンサで異常の発生を検出し、異常を検出したセンサに対応する通知先に異常の発生を通知するため、異常検出装置本体から離れた位置に設置された対象を含めて一台の検出装置で監視することができる。
【0016】
また、選択手段は、異常を検出する用途に応じて内部センサおよび外部センサの制御方法を選択することにより、用途に応じて適切な制御を行うことができる。
【0017】
また、車両のハンドルに装着するための装着手段をさらに具備し、選択手段は、装着手段により車両のハンドルに装着された場合は複数の内部センサのうちの車両の盗難に関する異常を検出する内部センサを選択することにより、異常検出通知装置は、ハンドルに設置するだけで監視を行う対象を正確に切り替えることが可能となり、操作ミスなどによって監視を行うべき対象を監視しないといったミスを防止することができる。
【0018】
また、装着手段は、ハンドルと接する位置に着脱センサを有し、選択手段は、着脱センサを用いてハンドルへの装着を判断することにより、ハンドルへの着脱を正確に判断することができる。
【0019】
また、内部センサは、防犯センサ及び監視センサを含み、選択手段は、着脱センサにより、ハンドルに装着されていると判断した場合は、防犯センサを用いて異常の検出を行い、ハンドルに装着されていないと判断した場合は監視センサを用いて異常の検出を行うことにより、ハンドルに設置されているか否かによって、異なる対象を監視することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる異常検出通知装置を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明における異常検出通知装置の構成を示す概念図であり、図2は、本実施の形態における制御系の構成を示す概略ブロック図である。
【0022】
図1において、異常検出通知装置1は、図1(a)に示すように、自動車のハンドル2に装着された状態では、加速度センサ、音センサ、距離センサなど、自動車の盗難等を防止するため防犯センサ3が稼動し、また、図1(b)に示すように、自動車のハンドルに装着されていない状態では、防犯センサに代わって傾斜センサなど、異常検出通知装置1の内部に装着されている内部監視センサ4、及び異常検出通知装置1の外部に装着されている水量センサや温度センサなどの外部監視センサ5からの通知を受信する受信部6が稼動するように構成されている。
【0023】
また、ハンドルへ装着されているか否かの判断は、図1(c)に示すように、異常検出通知装置1とハンドル2とが接する場所に配設された着脱センサ7を用いて判断するように構成されている。
【0024】
図2において、本発明の異常検出通知装置1には、防犯センサである音センサ10、加速度センサ11、距離センサ12、内部監視センサである傾斜センサ20、異常検出通知装置1と離れて設置され、外部監視センサである水量センサ30、温度センサ31、異常検出通知装置1と離れて設置されているセンサからの通知を受信する受信部40、ハンドルへの着脱を検出する着脱センサ50、異常検出通知装置1の制御を行う制御部60、警報を発するフラッシュライト70、ブザー71、特定の通知先に異常の検出を通知する発信部80が設けられている。
【0025】
ここで、音センサ10は、例えば、音量が一定値以上の音を検出すると、異常を検出したと判断し、加速度センサ11は、車体の揺れで生じた加速度が一定値を越えると異常を検出したと判断する。また、距離センサ12は、一定の距離範囲に物体の侵入を検出すると異常を検出したと判断する。
【0026】
傾斜センサ20は、異常検出通知装置が設置された物の傾きや傾いた状態で経過した時間などを計測し、例えば、車両に設置された場合、45度以上の傾きが5秒以上続くと、車両が転倒した(異常が発生した)として検出する。
【0027】
なお、この際、異常検出通知装置は、ハンドルに装着されることはなく、座席の背面など、車両の操作を妨げない場所に設置される。
【0028】
水量センサ30、及び温度センサ31は、異常検出通知装置1と離れた場所に設置され、例えば、田の水量やビニルハウス内の温度を監視する。そして、水量や温度が特定の値から外れると、無線通信を用いて異常検出通知装置1に異常の検出を通知する。
【0029】
受信部40は、水量センサ30、または温度センサ31からの無線通信を受信する。
【0030】
着脱センサ50は、異常検出通知装置1をハンドルに取り付ける際の取り付け部など、異常検出通知装置1がハンドルに装着されているか否かを確実に検出することが可能な位置に配設され、取り付けが行われているか否かを検出する。
【0031】
制御部60は、ハンドルに装着されているか否かに応じて稼動させるセンサを選択し、また、異常を検出したセンサに応じて通報先の選択や、警報を発報するか否かの判断を行うなどの制御を行う。
【0032】
フラッシュライト60は、ライトを点滅させ、ブザー61は、音を発して警報を発報する。
【0033】
発信部60は、携帯電話通信網の公衆基地局を介して特定の通報先に異常の検出を通報する。
【0034】
上記構成において本発明における異常検出通知装置では、着脱センサを用いてハンドルに装着されているか否かを検出し、それに応じてセンサや受信部を選択、稼動させる。
【0035】
そして、センサが異常を検出すると、異常を検出したセンサに応じて通報先を選択し、携帯電話通信網の公衆基地局を介して通報先に異常の検出を通報すると共に、警報を発するか否かの判断を行い、必要に応じて警報を発報する。
【0036】
ここで、通報先の選択は、センサに対応して予め定められた通報先を選択することで行われ、例えば、防犯センサが異常を検出すると、車の所有者及び警備会社を選択して通報し、傾斜センサが異常を検出すると、自宅及び警備会社を選択して通報し、水量センサや温度センサが異常を検出すると、田やビニルハウスを管理している管理人を選択して通報する。
【0037】
図3は、本実施の形態における異常検出通知装置の動作を示すフローチャートである。
【0038】
図3において電源が投入されると、まず、ハンドルに装着されているかの判断を行う(ステップ100)。
【0039】
そして、装着されていると判断する(ステップ100でYES)と、防犯センサを稼動させ(ステップ101)、装着されていないと判断する(ステップ100でNO)と、内部監視センサ及び受信部を稼動させる(ステップ102)。
【0040】
ここで、防犯センサや内部監視センサが異常を検出する、あるいは、受信部が外部監視センサの通知を受信する(ステップ104)と、異常を検出したセンサに応じて通報先を選択する(ステップ105)。
【0041】
また、警報を発報するかの判断を行い(ステップ106)、警報を発報すると判断する(ステップ106でYES)と、警報を発報すると共に、異常の検出を通報先に通報し(ステップ107)、警報を発報しないと判断する(ステップ106でNO)と、警報を発報することなく、異常の検出を通報先に通報する(ステップ108)。
【0042】
なお、本実施の形態では、異常検出通知装置とハンドルとが接する個所に脱着センサを設け、ハンドルへの取り付けを判断しているが、例えば、ハンドルへ装着するための取り付け器具の装着や、ハンドルへ固定するためのバックルの施錠など、他の方法でハンドルへの取り付けを判断するように構成してもよい。
【0043】
また、ハンドルに装着されているか否かで、防犯センサと内部監視センサとを完全に切り替えているが、防犯センサと内部監視センサを兼ねるセンサを設けてもよい。
【0044】
そして、各センサは上記センサに限られるものではなく、必要に応じて適宜センサを選択することが可能で、例えば、外部監視センサとして、発信機をリストバンド等に搭載し、発信機に設けられたスイッチを押すと異常を検出したとして異常検出通知装置に通知する通報センサを設けることにより、例えばトラクターの搭乗者が急病となった場合など、家族の携帯電話機や警備会社に通知し、助けを求めることができる。
【0045】
この際、通報センサは、スイッチ等を押されることで異常を検出するため、誘拐、拉致、ストーカーによる尾行など、犯罪に巻き込まれた際には、言葉を発することなく即座に家族や警備会社等に通報することもできる。
【0046】
そして、外部監視センサを建物の窓や玄関、勝手口などに設置し、扉の開閉やガラスの破損などを監視すると共に、異常検出通知装置を建物に設置することにより、自宅を留守にする際など、建物内への侵入者を内部監視センサ及び外部監視センサを用いて監視することができる。
【0047】
また、火災報知器など、異常を発見した人がボタンを押すなどの方法で異常の発生を通報する通報装置に外部センサである通報センサを用いることにより、例えば、家屋や車庫、納屋、日中の限られた間のみ利用することができれば十分な場所など、コストなどの面から通報装置を設けることが困難な場所においても、低コストかつ容易に通報装置を設けることができる。
【0048】
ここで、異常を検出した際の通知は、複数の通知先に対して行うことが好ましく、通報ミスや通報先で気付かれないなどの問題の発生を防止することができる。
【0049】
本実施の形態では、設置場所に応じて稼動させるセンサ等を変更するため、車両に持ち主の目が届く場合など、車両への犯罪が発生する危険性が低い場合は、車両に代えて他の監視を行うことができる。
【0050】
このため、例えば、トラクター等の車両を使用しない場合は、ハンドルに装着して防犯センサを稼動させて犯罪の発生を防止し、また、車両を使用する際には、ハンドルから外して座席の背面など、他の場所に設置することにより、車両を使用しながら、ビニルハウス等を監視することが可能となり、さらに、車両が転倒するなどの事故が発生した場合には、他者に事故の発生を知らせることができる。
【0051】
また、夜間など通常は、自動車の車両のハンドルに装着して犯罪の発生を防止し、仕事に従事する際には、設置場所を変更し、トラクターなどの車両を使用しながらビニルハウスの温度や水量、車両の転倒などを監視することができるため、必要に応じて異なる対象を低コストで監視することが可能となる。
【0052】
そして、ハンドルに装着されているか否かで自動的に稼動させるセンサを判断することにより、誤ったセンサを稼動させることが防止でき、異常検出通知装置を用いて常に適切な監視を行うことができる。
【0053】
ところで、第1の実施の形態では、ハンドルに装着されているか否かで、稼動させるセンサ等を選択しているが、センサの選択から通報先に通報を行うまでのセンサの制御方法を変更することも可能で、次に、第2の実施の形態として、この構成について説明する。
【0054】
図4は、本実施の形態における、防犯センサの制御の流れを示すフローチャートである。
【0055】
図4において、ハンドルへの装着が確認されると、防犯センサの中で最も消費電力の小さなセンサ(第1センサ)を稼動させる(ステップ200)。
【0056】
そして、第1センサが異常を検出する(ステップ201)と、稼動していない他の防犯センサ(第2センサ)を稼動させる(ステップ202)。
【0057】
ここで、第2センサが異常を検出する(ステップ203でYES)と、予め定められた通報先に異常の検出を通報すると共に警報を発報する(ステップ204)。
【0058】
また、第2センサで異常が検出されない場合(ステップ203でNO)は、第2センサが稼動してから一定の時間が経過したかの判断を行う(ステップ205)。
【0059】
そして、一定の時間が経過していないと判断する(ステップ205でNO)と、引き続き第2センサを稼動させ(ステップ202)、一定時間経過したと判断する(ステップ206)と、第2センサを停止させ(ステップ206)、再び第1センサのみを稼動させる(ステップ200)。
【0060】
なお、ハンドルに装着されていない場合は、内部監視センサ及び受信部を稼動させ、第1の実施の形態と同様に、異常の検出や通報等を行う。
【0061】
本実施の形態では、各センサを防犯センサとして機能させた場合には、複数のセンサが異常を検出した後に通報を行うため、例えば、防犯センサとして音センサを用いた場合、風による車両の揺れや他の車両が通過した際に生じた音など、本来通知を行うべきではない異常を検出して通報する誤報の発生を防止することが出来る。
【0062】
また、各センサを監視センサとして機能させた場合には、センサが異常を検出すると直ちに通報を行うため、例えば、監視センサとして音センサを用いた場合、異常検出通報装置を赤ちゃんの近くに設置し、赤ちゃんの鳴き声や物の落下、扉の開閉などに伴って発生した音を検出すると、直ちに親の携帯電話機に通知することが可能で、同一のセンサを監視センサまたは防犯センサとして、異なる用途に用いることができる。
【0063】
さらに、異常を検出したセンサ、及びこのセンサを監視センサ又は防犯センサとして稼動させていたかによって警報を発報するか否かを判断するため、例えば、赤ちゃんの側など、異常を検出したとしても発報を行うべきではない場所に利用するができる。
【0064】
加えて、防犯の目的に使用する際には、センサを一つのみ常時稼動させるため、消費電力を低く抑え、車両を長時間監視することが出来る。
【0065】
【発明の効果】
本発明では、必要に応じて監視を行う対象を変更することができるため、低コストで複数の対象を監視することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における異常検出通知装置の構成を示す概念図
【図2】第1の実施の形態における制御系の構成を示す概略ブロック図
【図3】第1の実施の形態における異常検出通知装置の動作を示すフローチャート
【図4】第2の実施の形態における異常検出通知装置の防犯センサの制御の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1…異常検出通知装置
2…ハンドル
3…防犯センサ
4…内部監視センサ
5…外部監視センサ
6…受信部
7…着脱センサ
10…音センサ
11…加速度センサ
12…距離センサ
20…傾斜センサ
30…水量センサ
31…温度センサ
40…受信部
50…着脱センサ
60…制御部
70…フラッシュライト
71…ブザー
80…発信部
Claims (7)
- 複数の内部センサと、
異常を検出する用途に応じて前記内部センサを選択する選択手段と、
前記選択手段による選択に対応して通報先及び警報を発報するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段の判断に対応して警報を発報する警報手段と、
前記判断手段の判断により判断された通報先に対して携帯電話回線網を介して異常の発生を通知する通知手段とを具備することを特徴とする異常検出通知装置。 - 前記選択手段は、
異常を検出する用途に応じて前記内部センサの制御方法を選択することを特徴とする請求項1記載の異常検出通知装置。 - 少なくとの1つの外部センサからの異常検出通知を無線で受信する無線通信手段をさらに具備し、
前記選択手段は、
異常を検出する用途に応じて前記内部センサおよび外部センサを選択することを特徴とする請求項1記載の異常検出通知装置。 - 前記選択手段は、
異常を検出する用途に応じて前記内部センサおよび外部センサの制御方法を選択することを特徴とする請求項3記載の異常検出通知装置。 - 車両のハンドルに装着するための装着手段をさらに具備し、
前記選択手段は、
前記装着手段により車両のハンドルに装着された場合は前記複数の内部センサのうちの車両の盗難に関する異常を検出する内部センサを選択することを特徴とする請求項3又は4記載の異常検出通知装置。 - 前記装着手段は、
前記ハンドルと接する位置に着脱センサを有し、
前記選択手段は、
前記着脱センサを用いて前記ハンドルへの装着を判断することを特徴とする請求項5記載の異常検出通知装置。 - 前記内部センサは、
防犯センサ及び監視センサを含み、
前記選択手段は、
前記着脱センサにより、ハンドルに装着されていると判断した場合は、前記防犯センサを用いて異常の検出を行い、前記ハンドルに装着されていないと判断した場合は前記監視センサを用いて異常の検出を行うことを特徴とする請求項6記載の異常検出通知装置。
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JP (1) | JP2004243782A (ja) |
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2002
- 2002-02-19 JP JP2002041762A patent/JP2004243782A/ja active Pending
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