JP2004243274A - 流動体吐出ポンプ - Google Patents

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勝利 増田
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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら、粘度の高い流動体を好適に吐出させることが可能な流動体吐出ポンプを提供することを目的とする。
【解決手段】流動体吐出ポンプ1は、シリンダ15と、このシリンダ15の内部を往復移動可能であって孔部16aが形成されたピストン16と、ノズルヘッド2とピストン16とを連結し、ノズルヘッド2に付与された押圧力を伝達してピストン16を下降させるための連結筒18と、連結筒18の外周部に配設されたコイルバネ19と、ピストン16が最上昇位置に配置された状態において孔部16aを閉止するストッパ17と、流動体貯留部4に貯留された流動体をピストン16の上昇動作に伴ってシリンダ15内に流入させるための流入弁機構51と、シリンダ15内に流入した流動体をピストン16の動作に伴い、ノズルヘッド2に流出させるための流出弁機構52とを備える。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ノズルヘッドを押圧することにより、流動体貯留部内に貯留された流動体をノズルヘッドから吐出するための流動体吐出ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような流動体吐出ポンプとしては、特許文献1に記載されるように、シリンダ内を往復移動可能なピストンと、ノズルヘッドとピストンとを連結することにより、ノズルヘッドに付与された押圧力をピストンに伝達してピストンを下降させるための中空状の第1、第2連結筒と、ピストンを上昇させる方向に付勢するための第1、第2連結筒の外周部に配設されたコイルバネと、流動体貯留部に貯留された流動体をピストンの上昇動作に伴ってシリンダ内に流入した流動体をピストンの下降動作に伴って第1、第2連結筒の内部を介してノズルヘッドに流出させるための弁機構を備えるものが開示されている。
【0003】
【特許文献1】特開2002−66401号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような流動体吐出ポンプにおいては、第2の弁機構は、ノズルヘッドが押圧されたときにはピストンから離隔することにより、第1、第2連結筒の内部とシリンダの内部とを連通する流路を開放するとともに、ノズルヘッドに対する押圧力が解除されたときには、ピストンと当接することにより第1、第2連結筒の内部とシリンダの内部とを連通する流路を閉止する。このため、第1、第2連結筒の内部とシリンダの内部とを連通する流路は、ピストンの厚さ以下のものである必要があり、粘度の高い流動体を通過させるのに十分な流路を確保することは困難である。
【0005】
また、このような流動体吐出ポンプにおける第2の弁機構は、構造が複雑であるため、製造コストが高くなる。
【0006】
さらに、このような構造を有する流動体吐出ポンプは、第2の弁機構をノズルヘッドにおける流動体の流出口付近に設けることも困難である。このため、ノズルヘッド内における第2の弁機構と流動体の吐出口との間の領域に多量の流動体が残留するという問題も発生する。
【0007】
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成でありながら、粘度の高い流動体を好適に吐出させることが可能な流動体吐出ポンプを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、流動体貯留部の上方に配設された内部に空間を有するノズルヘッドを押圧することにより、前記流動体貯留部内に貯留された流動体を前記ノズルヘッドから吐出させるための流動体吐出ポンプにおいて、前記流動体貯留部の上部に配設されたシリンダと、前記シリンダ内を往復移動可能であって流動体を通過させることが可能な孔部が形成されたピストンと、前記ノズルヘッドと前記ピストンとを連結することによって、前記ノズルヘッドに付与された押圧力を前記ピストンに伝達して前記ピストンを下降させるための中空状の連結筒と、前記シリンダの下端部付近に形成された前記流動体貯留部と前記シリンダの内部とを連通する開口部と対応する形状を有する弁体と、前記シリンダ内に固定される支持部と、前記弁体と前記支持部とを連結する可撓性を有する複数の連結部とを有する弁部材を備え、前記ピストンの上昇動作に伴って前記シリンダ内部が減圧されたとき前記シリンダの下端部付近に形成された前記流動体貯留部と前記シリンダとを連通する開口部を開放する流入弁機構と、前記ノズルヘッドが押圧されたときに前記ピストン内に流入された流動体の圧力により前記連結筒の上端部付近に形成された前記連結筒の内部と前記ノズルヘッドの内部とを連通する開口部を開放するとともに、前記ノズルヘッドに対する押圧力が解除されたときに前記連結筒の内部と前記ノズルヘッドの内部とを連通する開口部を閉止する弁部材を備え、前記シリンダ内に流入した流動体を、前記ピストンの下降動作に伴い前記連結筒の内部を介して前記ノズルヘッドに流出させるための流出弁機構とを備える。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の流動体吐出ポンプにおいて、前記ピストンの最上昇位置を規制するとともに、最上昇位置において前記ピストンに形成された孔部を閉止する機能を有するストッパを備える。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の流動体吐出ポンプにおいて、前記流出弁機構における弁部材は、可撓性を有する略椀状であって、前記ノズルヘッドの内径よりも大きい最大外径を有する弁部と、前記連結部と結合する基部と、前記基部とは逆側において前記弁部から立設され、前記ノズルヘッドと結合する支持部材とを備える。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の流動体吐出ポンプにおいて、前記流出弁機構における弁部材は、前記連結筒の上端部付近に形成された前記連結筒の内部と前記ノズルヘッドの内部とを連通する開口部に対応する形状を有する弁体と、前記ノズルヘッドに固定される支持部と、前記弁体と前記支持部とを連結する可撓性を有する複数の連結部とを備える。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項3に記載の流動体吐出ポンプにおいて、前記流出弁機構は、弁体と、弁体に立設された結合部とを備える弁部材と、前記弁体の弁座として機能する円形の開口部を有する弁座部と、前記結合部と結合する弁部材支持部と、前記弁座部と前記弁部材支持部とを連結する複数の可撓性を有する連結部とを備える弁座部材とにより構成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1を適用した流動体容器を示す縦断面図である。
【0014】
この流動体容器は、美容の分野で使用されるヘアージェルやクレンジングジェル等の一般にジェルと呼称されるゲル(gel)、または、栄養クリームやマッサージクリーム等のクリーム状物、あるいは、化粧水等の液体などを貯留するための化粧品用の容器として使用されるものである。なお、このチューブ型容器を、一般の薬品や溶剤あるいは食品等の容器として使用してもよい。また、この明細書においては、高粘度の液体や半流動体あるいはゾルがジェリー状に固化したゲルやクリーム状物等と通常の液体とを含めて流動体と呼称する。
【0015】
この流動体容器は、この発明に係る流動体吐出ポンプ1と、ノズルヘッド2と、外蓋3と、その内部に流動体を貯留する流動体貯留部4とから構成される。
【0016】
ここで、ノズルヘッド2は、流動体を吐出するための吐出部21と、流動体の吐出時に押圧される押圧部22とを有する中空状の形状を有する。また、外蓋3は、ネジ部材を介して流動体貯留部4の上端に形成されたネジ部と係合されている。
【0017】
流動体貯留部4は、円筒状のシリンダ部材41と、このシリンダ部材41内を上下方向に移動するピストン部材42と、複数の通気孔44が穿設された底蓋43とを有している。
【0018】
この流動体容器においては、ノズルヘッド2を押圧部22を押圧することにより上下方向に往復移動させることで、後程詳細に説明する流動体吐出ポンプ1の作用により、流動体貯留部4内に貯留された流動体がノズルヘッド2におけると吐出部21から吐出される。そして、流動体貯留部4内の流動体の減少に伴って、ピストン部材42はシリンダ部材41内をノズルヘッド2方向に移動する。
【0019】
なお、この明細書においては、図1における上下方向を流動体容器における上下方向と規定する。すなわち、この実施形態に係る流動体吐出容器においては、図1に示すノズルヘッド2側を上方向とし、ピストン部材42側を下方向とする。
【0020】
次に、この発明に係る流動体吐出ポンプ1の構成について説明する。図2乃至図4は、この発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【0021】
なお、これらの図のうち、図2は流動体吐出ポンプ1を応力を付与することなく放置した状態を、また、図3はノズルヘッド2における押圧部22が押圧されることにより連結筒18がピストン16とともに下降しつつある状態を、さらに、図4はノズルヘッド2が開放されることにより連結筒18がピストン16とともに上昇しつつある状態を示している。なお、図2乃至図4においては、シリンダ15および連結筒18を明示するため、ピストン16および閉鎖部材17にのみハッチングを付している。
【0022】
この流動体吐出ポンプ1は、シリンダ15と、このシリンダ15の内部を往復移動可能であって流動体の通過可能な孔部16aが形成されたピストン16と、ノズルヘッド2とピストン16とを連結することにより、ノズルヘッド2に付与された押圧力をピストン16に伝達して、ピストン16を下降させるための中空状の連結筒18と、連結筒18の外周部に配設されたコイルバネ19と、ピストン16が最上昇位置に配置された状態において、ピストン16に形成された孔部16aを閉止するストッパ17と、流動体貯留部4に貯留された流動体をピストン16の上昇動作に伴ってシリンダ15内に流入させるための流入弁機構51と、シリンダ15内に流入した流動体をピストン16の動作に伴って、連結筒18を介してノズルヘッド2に流出させるための流出弁機構52とを備える。
【0023】
上述したコイルバネ19は、強力な付勢力を得るため、金属製のものが使用される。但し、コイルバネ19は、連結筒18の外周部に配設されていることから、連結筒18の内部を通過する流動体と接触することはない。
【0024】
上記流入弁機構51を構成する流入弁部材14は、シリンダ15の内部が加圧されたときには、シリンダ15の下端部付近に形成された流動体貯留部4とシリンダ15とを連通する開口部15aを閉止するとともに、シリンダ15の内部が減圧されたときには、この開口部15aを開放するためのものである。
【0025】
図5(a)はこの発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1における流入弁機構51を構成する流入弁部材14を示す平面図であり、図5(b)はその側面図である。
【0026】
この流入弁部材14は、シリンダ15の下端部のテーパー形状をなす内面と同一の角度だけ傾斜したテーパー部を有する弁体14aと、シリンダ15の内部に固定される支持部14bと、弁体14aと支持部14bとを連結する4個の連結部14cとを備える。この4個の連結部14cは、各々、一対の屈曲部14dを有することによりより好適な可撓性を有する。この流入弁機構51においては、シリンダ15の内部が加圧されたときには、図3に示すように、弁体14aがそのテーパー部がシリンダ15の下端部内面のテーパー部と当接する閉鎖位置に配置される。これにより、開口部15aは閉止される。また、シリンダ15の内部が減圧されたときには、図4に示すように、弁体14aがそのテーパー部がシリンダ15の下端部内面のテーパー部から離隔する開放位置に配置される。これにより、開口部15aは開放される。
【0027】
また、上記流出弁機構52を構成する流出弁部材10は、ノズルヘッド2が押圧されたときには、ノズルヘッド2と連結筒18とを連通する開口部24を開放するとともに、ノズルヘッド2に対する押圧力が解除されたときには、この開口部24を閉止するためのものである。
【0028】
図6(a)はこの発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1における流出弁機構52を構成する流出弁部材10を示す平面図、図6(b)はその側面図であり、図6(c)はその裏面図である。
【0029】
この流出弁部材10は、ノズルヘッド2の内面と当接する可撓性のある略椀状の弁部10aと、連結筒18の上端部と結合する基部10bと、基部10bとは逆側において弁部10aから立設され、ノズルヘッド2における弁部材係合部23と結合する支持部10cとを備える。なお、基部10bには連結筒28より流動体を流入させるための通過溝10dが形成されている。
【0030】
この流出弁機構52においては、図2に示すように、流出弁部材10はノズルヘッド2の内径よりも大きい最大外径を有する弁部10aを備えるため、流出弁機構10がノズルヘッド2に組み合わされたときには弁部10aの可撓性によりその端部はノズルヘッド2の内部に当接する。この状態において、ノズルヘッド2における押圧部22が押圧されることにより、連結筒18の内部の圧力が弁部10aの付勢力よりも大きくなったときには、図3に示すように、弁部10aが流動体により外部方向に向けて押圧され、弁部10aの端面がノズルヘッド2の内面と離隔することにより開口部24が開放される。また、ノズルヘッド2における押圧部22の押圧が解除され、連結筒18の内部の圧力が弁部10aの付勢力よりも小さくなったときには、図4に示すように、弁部10aの付勢力により再び弁部10aの端面がノズルヘッド2の内面と再度当接し、開口部24が閉止される。
【0031】
図7はこの発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1におけるストッパ17を示す縦断面図であり、図8(a)はこの発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1におけるストッパ17を示す平面図、図8(b)は図7におけるA−A断面を示す断面図、図8(c)は図7におけるB−B断面を示す断面図である。
【0032】
ストッパ17は、流動体が流通可能な開口部17eが形成された基端部17aと、ピストン16の最上昇位置においてピストン16の孔部16aを閉止する閉止部17bと、基端部17aと閉止部17bとを連結する連結部17cとを備える。図2乃至図4に示すように、ストッパ17は、基端部17aにおいてシリンダ15の内部に固定される。ストッパ17における閉止部17bは、図2に示すように、ノズルヘッド2に対する押圧が解除された状態においては、ピストン16における孔部16aと当接し、この孔部16aを閉止する。一方、ストッパ17における閉止部17bは、図3に示すように、ノズルヘッド2が押圧され、ピストン16が下降する状態においては、ピストン16における孔部16aと離隔し、シリンダ15の内部から連結筒18の内部に至る流路が形成される。ストッパ17に、その連結部17cに放射状に4個のリブ17dが設けられている。これにより、不適切な傾きを生じさせることなくピストン16を案内することが可能となる。
【0033】
次に、上述した流動体吐出ポンプ1を備えた流動体の吐出動作について説明する。
【0034】
初期状態においては、図1および図2に示すように、コイルバネ19の作用により、連結筒18は上方に付勢されており、ピストン16における孔部16aはストッパ17における閉止部17bと当接している。このため、シリンダ15の内部から連結筒18の内部に至る流路は閉鎖されている。また、弁体14における連結部14cの作用により、弁体14のテーパー部がシリンダ15の下端部内面テーパー部と当接し、開口部15aは閉止されている。
【0035】
この状態において、ノズルヘッド2における押圧部22が押圧された場合には、図3に示すように、最初に連結筒18がピストン16とともに下降する。これにより、ピストン16における孔部16aがストッパ17における閉止部17bから離隔する。このため、シリンダ15の内部から孔部16aを介して連結筒18の内部に至る流路が形成される。このとき、ピストン16が下降することにより、シリンダ15の内部は加圧される。
【0036】
シリンダ15の内部が加圧されることにより、開口部15aが前述の流入弁機構51の作用により、閉止される。このため、シリンダ15の内部で加圧された流動体は、シリンダ15の内部から連結筒18の内部に至る流路を経て、連結筒18の内部に流入する。そして、連結筒18内部に流動体が流入することにより、連結筒18内部が加圧される。これにより、ノズルヘッド2と連結筒18とを連通する開口部24が前述の流出弁機構52の作用により開放され、流動体は開口部24を介してノズルヘッド2における吐出部21より外部へ流出する。
【0037】
ノズルヘッド2に付与された押圧力が解除されると、コイルバネ19の作用により、連結筒18がピストン16とともに上昇する。このときには、シリンダ15の内部が減圧される。このため、流入弁機構51が開放され、流動体貯留部4内部の流動体が開口部15aを介してシリンダ15内部へ流入する。そして、ピストン16がピストン16の最上昇位置まで上昇すると、ストッパ17によりその上昇動作が停止されるとともに、シリンダ15の内部から連結筒18の内部に至る流路が再び閉鎖される。
【0038】
以上の動作を繰り返すことにより、流動体貯留部4に貯留された流動体をノズルヘッド2から吐出させることが可能となる。
【0039】
次に、この発明の他の実施形態について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一の部材については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0040】
図9乃至図11は、この発明の第2実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【0041】
なお、これらの図のうち、図9は流動体吐出ポンプ1を応力を付与することなく放置した状態を、図10はノズルヘッド2における押圧部22が押圧されることにより連結筒18がピストン15とともに下降しつつある状態を、また、図11はノズルヘッド2が開放されることにより連結筒18がピストン15とともに上昇しつつある状態を示している。
【0042】
この第2実施形態に係る流動体吐出ポンプ1も、図1乃至図4に示す第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1の場合と同様、流動体貯留部4の上部に装着される。
【0043】
上述した第1実施形態においては、流出弁機構52は流出弁部材10を備える。一方、この第2実施形態においては、流出弁機構52は流出弁部材11を備える。
【0044】
図12(a)はこの発明の第2実施形態に係る流動体吐出ポンプ1における流出弁部材11を示す平面図であり、図12(b)は図12(a)におけるA−A断面を示す縦断面図である。
【0045】
流出弁部材11は、連結筒18の上端部付近に形成された連結筒18のテーパー形状をなす内面と同一の角度だけ傾斜したテーパー部を有する弁体11aと、ノズルヘッド2に固定される支持部11bと、弁体11aと支持部11bとを連結する4個の連結部11cとを有する。流出弁部材11は、支持部11bの外周に係合部11dが形成され、この係合部11dをノズルヘッド2内面に挿嵌させることによりノズルヘッド2に固定される。また、4個の連結部11cは、各々、二対のの屈曲部11eを有することによりより好適な可撓性を有する。このため、この流入弁機構52において、連結筒18の内部がピストン16の孔部16aより流動体が流入し加圧されたときには、図10に示すように、弁体11aがそのテーパー部が連結筒18の上端部内面のテーパー部から離隔する開放位置に配置される。これにより、開口部24は開放される。また、ピストン16の孔部16aがストッパ17の閉止部17bにより閉止されたときには、図11に示すように、弁体11aがそのテーパー部が連結筒18の上端部内面のテーパー部と当接する閉鎖位置に配置される。これにより、開口部24は開放される。
【0046】
この流出弁機構52においては、連結筒18の内部が加圧されたときには、図10に示すように、弁体11aが連結筒18側から押圧されることにより、弁体11aのテーパー部が連結筒18の上端部内面のテーパー部から離隔し、開口部24が開放される。また、連結筒18の内部が外部と同程度の圧力に至ったときには、図11に示すように、弁体11aのテーパー部が連結筒18の上端部内面のテーパー部と当接することにより開口部24が閉止される。
【0047】
次に、この発明の第3実施形態について説明する。図13乃至図15は、この発明の第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【0048】
なお、これらの図のうち、図13は流動体吐出ポンプ1を応力を付与することなく放置した状態を、図14はノズルヘッド2における押圧部22が押圧されることにより連結筒18がピストン15とともに下降しつつある状態を、また、図15はノズルヘッド2が開放されることにより連結筒18がピストン15とともに上昇しつつある状態を示している。
【0049】
この第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1も、図1乃至図4に示す第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1の場合と同様、流動体貯留部4の上部に装着される。この第3実施形態においては、流出弁機構52は流出弁部材12と流出弁座部材13とにより構成される。
【0050】
図16(a)はこの発明の第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1における流出弁部材12を示す平面図であり、図16(b)は図16(a)におけるA−A断面を示す縦断面図である。また、図17(a)はこの発明の第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1における流出弁座部材13を示す平面図であり、図17(b)は図17(a)におけるA−A断面を示す縦断面図である。
【0051】
この流出弁部材12は、弁体12aと、弁体12aに立設された結合部12bとを備える。また、この流出弁座部材13は、弁体12aの弁座として機能する円形の開口部13dを有する弁座部13aと、結合部12bと結合する弁部材支持部13bと、弁座部13aと弁部材支持部13bとを連結する4個の連結部13cとを備える。
【0052】
また、流出弁座部材13における弁部材支持部13bには、孔部13fが形成されている。この孔部13fに、流出弁部材12における結合部12bを挿嵌することにより、流出弁部材12と流出弁座部材13とが結合する。また、弁座部13aは、その開口部13dに、水平面13hと垂直面13iとを有する。流出弁部材12が、流出弁座部材13における開口部13dと閉鎖する閉鎖位置に配置されたとき、弁体12aの下面12cが弁座部13aの水平面13hと当接し、弁体12aの端面12dが弁座部13aの垂直面13iに当接することとなる。
【0053】
この連結部13cは、各々、二対のの屈曲部13eを有することによりより好適な可撓性を有する。このため、この流入弁機構52において、連結筒18の内部がピストン16の孔部16aより流動体が流入し加圧されたときには、図14に示すように、弁体11aがそのテーパー部が連結筒18の上端部内面のテーパー部から離隔する開放位置に配置される。これにより、開口部24は開放される。また、ピストン16の孔部16aがストッパ17の閉止部17bにより閉止されたときには、図11に示すように、弁体11aがそのテーパー部が連結筒18の上端部内面と当接する閉鎖位置に配置される。これにより、開口部24は開放される。
【0054】
図18(a)はこの発明の第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1におけるノズルヘッド2を示す縦断面図であり、図18(b)はその裏面図である。
【0055】
ノズルヘッド2の内周面には凹部25が形成され、弁座部13aの外周面に形成される凸部13gと係合する。これにより、弁座部材30はノズルヘッド2に対して固定される。さらに、ノズルヘッド2は、弁体12の移動方向と平行する4本の案内部材26を備える。これにより、不適切な傾きを生じさせることなく弁体12aを移動させることが可能となる。
【0056】
なお、上述した流出弁部材10乃至12、流出弁座部材13、および、流入弁部材14は、ポリエチレン等の合成樹脂、シリコンゴム等のゴム、またはゴム成分を含む合成樹脂等を材料とした射出成形等により生産される。
【0057】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、前記流動体貯留部の上部に配設されたシリンダと、前記シリンダ内を往復移動可能であって流動体を通過させることが可能な孔部が形成されたピストンと、前記ノズルヘッドと前記ピストンとを連結する中空状の連結筒と、前記シリンダの下端部付近に形成された前記流動体貯留部と前記シリンダの内部とを連通する開口部を開閉可能な流入弁機構と、前記連結筒の上端部付近に形成された前記連結筒の内部と前記ノズルヘッドの内部とを連通する開口部を開閉可能な流出弁機構とを備えることから、簡易な構成でありながら、粘度の高い流動体を好適に吐出させることが可能な流動体吐出ポンプを提供することが可能となる。
【0058】
請求項2に記載の発明によれば、前記ピストンの最上昇位置を規制するとともに、最上昇位置において前記ピストンに形成された孔部を閉止する機能を有するストッパを備えることから、流動体の漏洩を確実に防止することが可能となる。
【0059】
請求項3に記載の発明によれば、前記流出弁機構における弁部材は、可撓性を有する略椀状であって、前記ノズルヘッドの内径よりも大きい最大外径を有する弁部と、前記連結部と結合する基部と、前記基部と逆側に前記弁部から立設され、前記ノズルヘッドと結合する支持部とを備えることから、簡易な構成でありながら、流動体容器内の気密性を確保することが可能となる。
【0060】
請求項4に記載の発明によれば、前記流出弁機構における弁部材は、前記連結筒の上端部付近に形成された前記連結筒の内部と前記ノズルヘッドの内部とを連通する開口部に対応する形状を有する弁体と、前記ノズルヘッドに固定される支持部と、前記弁体と前記支持部とを連結する可撓性を有する複数の連結部とを備えることから、簡易な構成でありながら、流動体容器内の気密性を確保することが可能となる。
【0061】
請求項5に記載の発明によれば、前記流出弁機構は、弁体と、弁体に立設された結合部とを備える弁部材と、前記弁体の弁座として機能する円形の開口部を有する弁座部と、前記結合部と結合する弁部材支持部と、前記弁座部と前記弁部材支持部とを連結する複数の可撓性を有する連結部とを備える弁座部材とにより構成されることから、簡易な構成でありながら、流動体容器内の気密性を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1を適用した流動体容器を示す縦断面図である。
【図2】この発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【図3】この発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【図4】この発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【図5】この発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1における流入弁機構51を構成する流入弁部材14を示す説明図である。
【図6】この発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1における流出弁機構52を構成する流出弁部材10を示す説明図である。
【図7】この発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1におけるストッパ17を示す縦断面図である。
【図8】この発明の第1実施形態に係る流動体吐出ポンプ1におけるストッパ17を示す説明図である。
【図9】この発明の第2実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【図10】この発明の第2実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【図11】この発明の第2実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【図12】この発明の第2実施形態に係る流動体吐出ポンプ1における流出弁部材11を示す説明図である。
【図13】この発明の第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【図14】この発明の第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【図15】この発明の第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1をノズルヘッド2とともに示す縦断面図である。
【図16】この発明の第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1における流出弁部材12を示す説明図である。
【図17】この発明の第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1における流出弁座部材13を示す説明図である。
【図18】この発明の第3実施形態に係る流動体吐出ポンプ1におけるノズルヘッド2を示す説明図である。
【符号の説明】
1 流動体吐出ポンプ
2 ノズルヘッド
3 外蓋
4 流動体貯留部
10 流出弁部材
10a 弁部
10b 基部
10c 支持部
10d 通過溝
11 流出弁部材
11a 弁体
11b 支持部
11c 連結部
11d 係合部
11e 屈曲部
12 流出弁部材
12a 弁体
12b 結合部
12c 下面
12d 端面
13 流出弁座部材
13a 弁座部
13b 弁部材支持部
13c 連結部
13d 開口部
13e 屈曲部
13f 孔部
13g 凸部
13h 水平面
13i 垂直面
14 流入弁部材
14a 弁体
14b 支持部
14c 連結部
14d 屈曲部
15 シリンダ
15a 開口部
16 ピストン
16a 孔部
17 ストッパ
17a 基端部
17b 閉止部
17c 連結部
17d リブ
17e 開口部
18 連結筒
19 コイルバネ
21 吐出部
22 押圧部
23 弁部材係合部
24 開口部
25 凹部
26 案内部材
41 シリンダ部材
42 ピストン部材
43 底蓋
44 通気孔
51 流入弁機構
52 流出弁機構

Claims (5)

  1. 流動体貯留部の上方に配設された内部に空間を有するノズルヘッドを押圧することにより、前記流動体貯留部内に貯留された流動体を前記ノズルヘッドから吐出させるための流動体吐出ポンプにおいて、
    前記流動体貯留部の上部に配設されたシリンダと、
    前記シリンダ内を往復移動可能であって流動体を通過させることが可能な孔部が形成されたピストンと、
    前記ノズルヘッドと前記ピストンとを連結することによって、前記ノズルヘッドに付与された押圧力を前記ピストンに伝達して前記ピストンを下降させるための中空状の連結筒と、
    前記シリンダの下端部付近に形成された前記流動体貯留部と前記シリンダの内部とを連通する開口部と対応する形状を有する弁体と、前記シリンダ内に固定される支持部と、前記弁体と前記支持部とを連結する可撓性を有する複数の連結部とを有する弁部材を備え、前記ピストンの上昇動作に伴って前記シリンダ内部が減圧されたとき前記シリンダの下端部付近に形成された前記流動体貯留部と前記シリンダとを連通する開口部を開放する流入弁機構と、
    前記ノズルヘッドが押圧されたときに前記ピストン内に流入された流動体の圧力により前記連結筒の上端部付近に形成された前記連結筒の内部と前記ノズルヘッドの内部とを連通する開口部を開放するとともに、前記ノズルヘッドに対する押圧力が解除されたときに前記連結筒の内部と前記ノズルヘッドの内部とを連通する開口部を閉止する弁部材を備え、前記シリンダ内に流入した流動体を、前記ピストンの下降動作に伴い前記連結筒の内部を介して前記ノズルヘッドに流出させるための流出弁機構と、
    を備えたことを特徴とする流動体吐出ポンプ。
  2. 請求項1に記載の流動体吐出ポンプにおいて、
    前記ピストンが最上昇位置に配置された状態において、前記ピストンに形成された孔部を閉止するストッパを備える流動体流出ポンプ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の流動体吐出ポンプにおいて、
    前記流出弁機構における弁部材は、
    可撓性を有する略椀状であって、前記ノズルヘッドの内径よりも大きい最大外径を有する弁部と、
    前記連結部と結合する基部と、
    前記基部とは逆側において前記弁部から立設され、前記ノズルヘッドと結合する支持部材と、
    を備える流動体吐出ポンプ。
  4. 請求項1または請求項2に記載の流動体吐出ポンプにおいて、
    前記流出弁機構における弁部材は、
    前記連結筒の上端部付近に形成された前記連結筒の内部と前記ノズルヘッドの内部とを連通する開口部に対応する形状を有する弁体と、
    前記ノズルヘッドに固定される支持部と、
    前記弁体と前記支持部とを連結する可撓性を有する複数の連結部と、
    を備える流動体吐出ポンプ。
  5. 請求項1または請求項2に記載の流動体吐出ポンプにおいて、
    前記流出弁機構は、
    弁体と、弁体に立設された結合部とを備える弁部材と、
    前記弁体の弁座として機能する円形の開口部を有する弁座部と、前記結合部と結合する弁部材支持部と、前記弁座部と前記弁部材支持部とを連結する複数の可撓性を有する連結部とを備える弁座部材と、
    により構成される流動体吐出ポンプ。
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