JP2004240932A - 非公開型チャットルームの開設方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】インターネットに接続してホームページを閲覧することが可能でかつ電子メールの送受信が可能な情報端末があれば瞬時に開設することが可能で、参加に関する事前手続きの必要の無い人々への参加招集を行うことが可能となる非公開型チャットルームの開設方法及びその自動開設システムの提供。
【解決手段】Webサーバー上にチャットルーム自動生成システム105を実装し、開設依頼クライアント101より開設要求を受信すると、当該チャットルーム専用のシステム資源107を自動生成するとともに、そのアクセスキーとなるURLを開設依頼クライアントに通知する。クライアントは当該チャットルームに入室すると、参加者招集機能を用いて電子メールにて被参加依頼者108にアクセスキーを配布する。被参加依頼者は取得したアクセスキーを用いて当該チャットルームへの入室を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】Webサーバー上にチャットルーム自動生成システム105を実装し、開設依頼クライアント101より開設要求を受信すると、当該チャットルーム専用のシステム資源107を自動生成するとともに、そのアクセスキーとなるURLを開設依頼クライアントに通知する。クライアントは当該チャットルームに入室すると、参加者招集機能を用いて電子メールにて被参加依頼者108にアクセスキーを配布する。被参加依頼者は取得したアクセスキーを用いて当該チャットルームへの入室を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非公開型チャットルームの開設方法と非公開型チャットルームの自動開設システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインターネットに於けるチャットルームは、各情報端末が実装するホームページ閲覧用ソフトウエア用いて不特定多数の人々が文字による会話を交わすことを目的として設営されている。
【0003】
これを可能にするためには、次の様なシステム資源が事前に準備、構築されていなければならない。
(イ)クライアント側に発言(以下クライアントメッセージという。)の入力機能を提供し、そのクライアントメッセージをサーバー側に転送する為のHTMLドキュメント。
(ロ)チャットルーム内で交わされた会話情報(クライアントメッセージ)をサーバー側に蓄積する為のファイル。(以下、メッセージログファイルと言う。)
(ハ)クライアントメッセージをサーバー側のメッセージログファイルに追加保存する為のCGI(Common Gateway Interface)プログラム。
(ニ)クライアント側に最新の会議内容を表示する為のCGIプログラム。
なお、(イ)のHTMLドキュメントはクライアント側に存在するホームページ閲覧用ソフトウエアによって解釈され、画面表示される。(ハ)のCGIプログラムは(イ)のクライアントメッセージ転送時にサーバー側で起動する。(ニ)のCGIプログラムは、クライアント側の送信要求に応じて最新ログファイルを基にしてHTMLドキュメントを作成し、要求クライアントにそのHTMLドキュメントを送信する。なお、(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)の各システム資源は統合化されている場合や、さらに細分化されている場合もある。
【0004】
上記のチャットルーム用システム構成は、ごく一般的に知られている言わば基本技術であるが、インターネットに接続してホームページを閲覧することができる情報端末があればだれでも参加できることから広く普及している。
【0005】
しかし、この方法はチャットルームへのアクセスキーであるURL(Uniform Resource Locater)を公開することが前提とされており、入室者や会話内容が無制限化してしまい非常に管理しづらい為、それを改善する技術が考案されている。
【0006】
たとえば、特開2002−163220号公報には、チャットルームへの参加者に段階的な視聴制限を加える為の技術が記載されている。また、特定のグループで非公開にチャットを実現する為の技術として、特開2002−149578号公報では電子メールを回覧させて擬似的なチャットを成立させる方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら以上の従来技術によれば、個人が緊急に非公開のチャットルームを開設し、参加に関する事前手続きの必要のない人々を招集しなければいけない場面に遭遇した場合にはその要求に応えることが出来ない。
【0008】
インターネットを利用した自分専用の非公開型チャットルームを開設する為には、事前に当該チャットルーム専用の上記HTMLドキュメントとCGIプログラム及びメッセージログファイルを準備、構築し、当該チャットルームへのアクセス情報(URL等)を参加依頼者に事前通知する必要があり、相応の知識と技術力及び相応の構築環境の確保と期間を要する。また、既成のチャットルームを非公開的に利用する為には、サービス提供者に対する利用手続きや参加に関する認証手続き等煩雑な問題が発生する。
【0009】
特開2002−149578号公報に記載された電子メールを回覧させて擬似的なチャットを行う方法が、この場合最もその要求に応えられるかもしれないが、参加人数が多くなると、回覧途中の諸事情によっては回覧が最終受信者に達するまで非常に長い時間を要したり、回覧が完了するかどうか保証が持てなくなったりするであろう。
【0010】
この発明は一般の人々が電話や電子メールと同様に手軽なコミュニケーションツールとして個人専用のチャットルームを開設し使用する事、より具体的には、インターネットに接続してホームページを閲覧することが可能でかつ電子メールの送受信が可能な情報端末があれば、任意の時間に自動的でかつ瞬時に開設することが可能で、参加に関する事前手続きの必要の無い人々への参加招集を行なうことが可能となる非公開型チャットルームの開設方法及びその自動開設システムの提供を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1の発明は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の情報端末が実装するホームページ閲覧用ソフトウエアを用いて、文字によるチャットを行う為の参加者招集機能を有する非公開型チャットルームを開設する為の方法であって、サーバー上にチャットルーム自動生成システムを実装し、クライアントからのチャットルームの開設要求をインターネットを通じて受信すると、当該開設要求クライアント専用の非公開型チャットルームのシステム資源を瞬時に自動生成するとともに、当該チャットルームへのアクセスキーをインターネットを通じて直ちに開設要求クライアントに返信し、当該チャットルームへの参加者招集は、当該チャットルームが実装する参加者招集機能を用いて開設要求クライアントが指定した被参加依頼者に、電子メールにてアクセスキーを配布することによって実現されることを特徴とするチャットルームの開設方法である。
【0012】
請求項2の発明は、非公開型チャットルームへ参加招集される人々に必要とされる情報システム環境は、インターネットに接続してホームページの閲覧が可能でかつ電子メールの送受信が可能な情報端末があれば十分であり、各個別端末に何ら専用システム資源の導入や事前手続きの必要性が無く、当該チャットルームが実装する参加者招集機能は、任意の被参加依頼者の電子メールアドレスを入力して送信する為のインターフェースを持ち、送信が実行されると自動的にメール本文内に当該チャットルームへのアクセスキーの組み込み編集を行ない、被参加依頼者への呼び出しと入室許可を行うことを特徴とする請求項1記載のチャットルームの開設方法である。
【0013】
請求項3の発明は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の情報端末が実装するホームページ閲覧ソフトウエアを用いて、文字によるチャットを行う為の、参加者招集機能を有する非公開型チャットルームを自動開設する為のシステムであって、サーバー上にチャットルーム自動生成システムを実装し、クライアントからのチャットルームの開設要求をインターネットを通じて受信すると、当該開設要求クライアント専用の非公開型チャットルームのシステム資源を瞬時に自動生成するとともに、当該チャットルームへのアクセスキーをインターネットを通じて直ちに開設要求クライアントに返信し、当該チャットルームへの参加者招集は、当該チャットルームが実装する参加者招集機能を用いて開設要求クライアントが指定した被参加依頼者に、電子メールにてアクセスキーを配布することによって実現されることを特徴とするチャットルームの自動開設システムである。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を、図を用いて説明する。図1はこの発明に関する要素及び要素間手続きの全体像を示すものである。図1に於けるチャットルーム開設依頼クライアント101の情報端末とチャットルーム自動生成システム105、チャットルーム被参加依頼クライアント108の情報端末とは相互にインターネット111で接続することが可能な環境にある。
【0015】
この発明は、以下に述べる各局面を通じて実現される。すなわち、チャットルーム開設要求102とその要求に基づいた専用システム資源の自動生成とアクセスキーの通知局面106。開設依頼者による、取得したアクセスキーを用いた当該チャットルームへの入室局面103。開設依頼者による、被参加依頼者への電子メールによるアクセスキーの配布局面104とその受信局面109。チャットルーム被参加依頼者による、取得したアクセスキーを用いた当該チャットルームへの入室局面110。尚、局面104、109、110は任意の数だけ繰り返される。各要素手続きの更なる詳細を図2及び図3によって説明する。
【0016】
図2はクライアント側による非公開型チャットルームの開設要求から、サーバー側による当該チャットルームの自動生成とそのアクセスキーの通知が完了するまでの局面を表している。
【0017】
クライアント201の処理手続きはHTMLドキュメントとしてサーバーからインターネットを通じて送信され、クライアントに実装されたホームページ閲覧用ソフトウエアよって解釈、表現、実行される。サーバー206の処理手続きはサーバー206内に実装されたプログラム群によって実行される。この局面によって、クライアントが開設を要求した非公開型チャットルームのシステム資源の実体211が自動生成される。
【0018】
システム資源211は具体的には当該チャットルーム専用の入り口点となるHTMLドキュメントとCGIプログラムおよび専用のメッセージログファイル等から成りたっており、各資源は必要な箇所から的確に参照されるように矛盾なく名称を与えられて生成されなければならない。また、209で生成される当該システム資源211へのアクセスキーは、具体的には当該チャットルーム専用の入り口点として生成されたHTMLドキュメントのURLであり、一意でかつ予測不能性を満たしておれば良い。
【0019】
図3は当該チャットルームの開設を要求したクライアントによる当該チャットルームへの入室と、被参加依頼者への入室要求の局面を表している。図3は図2に関して時間的に後置であり、サーバー側の処理は図2で自動生成したシステム資源211によって実行される。このシステム資源211はチャット内容の出力機能とチャットルームへの発言インターフェース及び参加依頼者招集インターフェースを実装し、クライアントのアクセスキーによる入室要求302がトリガーとなって、その表現形式をHTMLドキュメントとして要求元クライアントに送信する。
【0020】
クライアントは、提示されたインターフェースを操作して当該チャットルームへの発言、チャット内容の閲覧、被参加依頼者への招集を行なう。クライアントによる被参加依頼者への招集は、電子メールにて当該チャットルームへのアクセスキーを被参加依頼者へ送信することによって行なわれる。
【0021】
304がクライアントによる被参加依頼者に関する電子メール送信情報の入力を示す。305の要求によって被参加依頼者に関する電子メール送信情報がサーバー側に送信され、アクセスキー情報が自動的にメール本文に組み込まれた後、被参加依頼者に送信される。尚、アクセスキー情報のメール本文への組み込み309と被参加依頼者への電子メール送信310は当該チャットルーム専用のシステム資源211が参加依頼者招集インターフェースとして実装している機能であるが、クライアント側でその処理を完結させても良い。
【0022】
電子メールにて当該チャットルームへのアクセスキーを取得した被参加依頼者は、電子メール用ソフトウエアの一般的な機能であるWebリンク機能を利用して、通常のホームページへのアクセスと同様の方法で当該チャットルームへの入室を行なう。これら一連の処理は、クライアントの任意性に基づいた情報入力や要求動作を除けばすべて自動的に行なわれる。
【0023】
次に、クライアント側から見たこの発明の実施形態を述べる。図4はクライアントがこのシステムにアクセスして最初に対面する、チャットルーム開設に関する情報を入力するインターフェース画面の1例である。開設する会議室の名称を入力する欄403、発言者としての名前を入力する欄405等から成り立っている。クライアントは情報入力完了後、ボタン407をクリックすることで開設要求を行う。
【0024】
システムによってその要求は即時実行され、クライアントは次に図5に例示されるチャットルーム開設完了通知画面と対面する。502は開設したチャットルームの名称を通知している。この通知画面図5には当該チャットルームへのアクセスキーが含まれているが、その形態は504のようなリンクボタン形式をとっている。クライアントはボタン504をクリックすることで開設したチャットルームへの入室を完了する。
【0025】
図6は入室を完了したクライアントが対面する当該チャットルームのインターフェース画面例である。チャットルームへの発言入力欄608とその送信ボタン609、参加者を招集するための被参加依頼者のメールアドレス入力欄610とその招集ボタン611、チャット内容出力欄として発言者名606とその発言内容612、等から成り立っている。クライアントが発言入力欄608への発言入力と送信ボタン609のクリック操作を繰り返すと、チャット内容出力欄がその都度最新内容に更新され、他のチャット参加者との文字による会話を交わすことが可能となる。被参加依頼者への招集依頼は、クライアントが被参加依頼者の電子メールアドレスを入力欄610に入力し、招集ボタン611をクリックすることで行なわれる。この操作によって、直ちに被招集依頼者への電子メールによる入室依頼とアクセスキーの配布が実施される。
【0026】
図7は被招集依頼者への招集電子メール本文の一例である。703が当該チャットルームへのアクセスキーである。一般的な電子メール用ソフトウエアの機能であるWebリンク機能によって、当該アクセスキーのクリック操作等によって当該チャットルームへの入室が完了する。
【0027】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、チャットルーム開設依頼クライアントはインターネットに接続してホームページを閲覧する環境さえあれば、開設のための情報入力203と開設要求204を行なうだけで、個人専用の非公開型チャットルームのシステム資源211を瞬時に生成し利用することができる。また、被参加依頼者への招集は電子メールによって実現されるが、開設クライアントが行なうことは被参加依頼者の電子メールアドレス等の簡単な送信情報の入力304と入室要求305だけである。アクセスキーのメール本文への組み込み309と送信310は生成された当該チャットルームシステム資源によって自動的に行なわれる。
【0028】
結果的に、この実施形態によればチャットルームの開設依頼クライアントは技術的な側面や環境を意識することなく、瞬時に非公開型チャットルームを開設し事前手続きを必要としない参加者への参加招集依頼を実現することが可能となる。また、被参加依頼者は、電子メールによって取得した当該チャットルームへのアクセスキーをもとに、電子メール用ソフトウエアの一般的機能であるWebリンク機能を利用して簡単に当該チャットルームへ入室することが可能となる。
【0029】
「他の実施形態」
図3によれば当該電子会議室への参加招集依頼の電子メール本文の編集309と送信310はサーバー側で行うようになっているが、308によって送信されるチャットルームインターフェースHTMLドキュメント上にその機能を組み込んだ実施形態でもよい。その実施形態の場合、処理309と310はクライアント側のホームページ閲覧用ソフトウエアと電子メールソフトウエアによって実現される。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、一般の人々が電話や電子メールと同様に手軽なコミュニケーションツールとして個人専用のチャットルームを開設し使用する事、より具体的には、インターネットに接続してホームページの閲覧が可能でかつ電子メールの送受信が可能な情報端末があれば任意の時間に自動的でかつ瞬時に非公開型チャットルームを開設し、参加に関する事前手続きの必要の無い人々への参加招集を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に関する要素及び要素間手続きの全体像を示すものである。
【図2】この発明の一実施形態に於ける非公開型チャットルームの自動開設までの局面を示すものである。
【図3】この発明の一実施形態に於ける非公開型チャットルームへの入室と被参加依頼者への入室依頼の局面を示すものである。
【図4】この発明の一実施形態に於けるチャットルーム開設に関する情報入力画面例である。
【図5】この発明の一実施形態に於けるチャットルーム開設完了通知画面例である。
【図6】この発明の一実施形態に於けるチャットルームインターフェース画面例である。
【図7】チャットルーム被参加依頼者への招集電子メール文例である。
【符号の説明】
101 チャットルーム開設依頼クライアントの処理要素空間
105 サーバー及びチャットルーム自動生成システムの処理要素空間
107 自動生成されたチャットルームのシステム資源
108 チャットルーム被参加依頼クライアントの処理要素空間
111 各処理要素空間の情報接続をするインターネット
201 クライアント側ホームページ閲覧用ソフトウエアの処理の流れ(チャットルーム開設まで)
206 サーバー側チャットルーム自動生成システムの処理の流れ(チャットルーム生成完了通知まで)
211 自動生成されたチャットルームのシステム資源とその処理
301 クライアント側ホームページ閲覧用ソフトウエアの処理の流れ(チャットルーム入室から参加者招集まで)
306 サーバー側チャットルーム自動生成システムの処理の流れ(チャットルーム入室から参加者招集まで)
311 被参加依頼者の情報端末の処理の流れ
【発明の属する技術分野】
本発明は、非公開型チャットルームの開設方法と非公開型チャットルームの自動開設システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインターネットに於けるチャットルームは、各情報端末が実装するホームページ閲覧用ソフトウエア用いて不特定多数の人々が文字による会話を交わすことを目的として設営されている。
【0003】
これを可能にするためには、次の様なシステム資源が事前に準備、構築されていなければならない。
(イ)クライアント側に発言(以下クライアントメッセージという。)の入力機能を提供し、そのクライアントメッセージをサーバー側に転送する為のHTMLドキュメント。
(ロ)チャットルーム内で交わされた会話情報(クライアントメッセージ)をサーバー側に蓄積する為のファイル。(以下、メッセージログファイルと言う。)
(ハ)クライアントメッセージをサーバー側のメッセージログファイルに追加保存する為のCGI(Common Gateway Interface)プログラム。
(ニ)クライアント側に最新の会議内容を表示する為のCGIプログラム。
なお、(イ)のHTMLドキュメントはクライアント側に存在するホームページ閲覧用ソフトウエアによって解釈され、画面表示される。(ハ)のCGIプログラムは(イ)のクライアントメッセージ転送時にサーバー側で起動する。(ニ)のCGIプログラムは、クライアント側の送信要求に応じて最新ログファイルを基にしてHTMLドキュメントを作成し、要求クライアントにそのHTMLドキュメントを送信する。なお、(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)の各システム資源は統合化されている場合や、さらに細分化されている場合もある。
【0004】
上記のチャットルーム用システム構成は、ごく一般的に知られている言わば基本技術であるが、インターネットに接続してホームページを閲覧することができる情報端末があればだれでも参加できることから広く普及している。
【0005】
しかし、この方法はチャットルームへのアクセスキーであるURL(Uniform Resource Locater)を公開することが前提とされており、入室者や会話内容が無制限化してしまい非常に管理しづらい為、それを改善する技術が考案されている。
【0006】
たとえば、特開2002−163220号公報には、チャットルームへの参加者に段階的な視聴制限を加える為の技術が記載されている。また、特定のグループで非公開にチャットを実現する為の技術として、特開2002−149578号公報では電子メールを回覧させて擬似的なチャットを成立させる方法が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら以上の従来技術によれば、個人が緊急に非公開のチャットルームを開設し、参加に関する事前手続きの必要のない人々を招集しなければいけない場面に遭遇した場合にはその要求に応えることが出来ない。
【0008】
インターネットを利用した自分専用の非公開型チャットルームを開設する為には、事前に当該チャットルーム専用の上記HTMLドキュメントとCGIプログラム及びメッセージログファイルを準備、構築し、当該チャットルームへのアクセス情報(URL等)を参加依頼者に事前通知する必要があり、相応の知識と技術力及び相応の構築環境の確保と期間を要する。また、既成のチャットルームを非公開的に利用する為には、サービス提供者に対する利用手続きや参加に関する認証手続き等煩雑な問題が発生する。
【0009】
特開2002−149578号公報に記載された電子メールを回覧させて擬似的なチャットを行う方法が、この場合最もその要求に応えられるかもしれないが、参加人数が多くなると、回覧途中の諸事情によっては回覧が最終受信者に達するまで非常に長い時間を要したり、回覧が完了するかどうか保証が持てなくなったりするであろう。
【0010】
この発明は一般の人々が電話や電子メールと同様に手軽なコミュニケーションツールとして個人専用のチャットルームを開設し使用する事、より具体的には、インターネットに接続してホームページを閲覧することが可能でかつ電子メールの送受信が可能な情報端末があれば、任意の時間に自動的でかつ瞬時に開設することが可能で、参加に関する事前手続きの必要の無い人々への参加招集を行なうことが可能となる非公開型チャットルームの開設方法及びその自動開設システムの提供を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1の発明は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の情報端末が実装するホームページ閲覧用ソフトウエアを用いて、文字によるチャットを行う為の参加者招集機能を有する非公開型チャットルームを開設する為の方法であって、サーバー上にチャットルーム自動生成システムを実装し、クライアントからのチャットルームの開設要求をインターネットを通じて受信すると、当該開設要求クライアント専用の非公開型チャットルームのシステム資源を瞬時に自動生成するとともに、当該チャットルームへのアクセスキーをインターネットを通じて直ちに開設要求クライアントに返信し、当該チャットルームへの参加者招集は、当該チャットルームが実装する参加者招集機能を用いて開設要求クライアントが指定した被参加依頼者に、電子メールにてアクセスキーを配布することによって実現されることを特徴とするチャットルームの開設方法である。
【0012】
請求項2の発明は、非公開型チャットルームへ参加招集される人々に必要とされる情報システム環境は、インターネットに接続してホームページの閲覧が可能でかつ電子メールの送受信が可能な情報端末があれば十分であり、各個別端末に何ら専用システム資源の導入や事前手続きの必要性が無く、当該チャットルームが実装する参加者招集機能は、任意の被参加依頼者の電子メールアドレスを入力して送信する為のインターフェースを持ち、送信が実行されると自動的にメール本文内に当該チャットルームへのアクセスキーの組み込み編集を行ない、被参加依頼者への呼び出しと入室許可を行うことを特徴とする請求項1記載のチャットルームの開設方法である。
【0013】
請求項3の発明は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の情報端末が実装するホームページ閲覧ソフトウエアを用いて、文字によるチャットを行う為の、参加者招集機能を有する非公開型チャットルームを自動開設する為のシステムであって、サーバー上にチャットルーム自動生成システムを実装し、クライアントからのチャットルームの開設要求をインターネットを通じて受信すると、当該開設要求クライアント専用の非公開型チャットルームのシステム資源を瞬時に自動生成するとともに、当該チャットルームへのアクセスキーをインターネットを通じて直ちに開設要求クライアントに返信し、当該チャットルームへの参加者招集は、当該チャットルームが実装する参加者招集機能を用いて開設要求クライアントが指定した被参加依頼者に、電子メールにてアクセスキーを配布することによって実現されることを特徴とするチャットルームの自動開設システムである。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施形態を、図を用いて説明する。図1はこの発明に関する要素及び要素間手続きの全体像を示すものである。図1に於けるチャットルーム開設依頼クライアント101の情報端末とチャットルーム自動生成システム105、チャットルーム被参加依頼クライアント108の情報端末とは相互にインターネット111で接続することが可能な環境にある。
【0015】
この発明は、以下に述べる各局面を通じて実現される。すなわち、チャットルーム開設要求102とその要求に基づいた専用システム資源の自動生成とアクセスキーの通知局面106。開設依頼者による、取得したアクセスキーを用いた当該チャットルームへの入室局面103。開設依頼者による、被参加依頼者への電子メールによるアクセスキーの配布局面104とその受信局面109。チャットルーム被参加依頼者による、取得したアクセスキーを用いた当該チャットルームへの入室局面110。尚、局面104、109、110は任意の数だけ繰り返される。各要素手続きの更なる詳細を図2及び図3によって説明する。
【0016】
図2はクライアント側による非公開型チャットルームの開設要求から、サーバー側による当該チャットルームの自動生成とそのアクセスキーの通知が完了するまでの局面を表している。
【0017】
クライアント201の処理手続きはHTMLドキュメントとしてサーバーからインターネットを通じて送信され、クライアントに実装されたホームページ閲覧用ソフトウエアよって解釈、表現、実行される。サーバー206の処理手続きはサーバー206内に実装されたプログラム群によって実行される。この局面によって、クライアントが開設を要求した非公開型チャットルームのシステム資源の実体211が自動生成される。
【0018】
システム資源211は具体的には当該チャットルーム専用の入り口点となるHTMLドキュメントとCGIプログラムおよび専用のメッセージログファイル等から成りたっており、各資源は必要な箇所から的確に参照されるように矛盾なく名称を与えられて生成されなければならない。また、209で生成される当該システム資源211へのアクセスキーは、具体的には当該チャットルーム専用の入り口点として生成されたHTMLドキュメントのURLであり、一意でかつ予測不能性を満たしておれば良い。
【0019】
図3は当該チャットルームの開設を要求したクライアントによる当該チャットルームへの入室と、被参加依頼者への入室要求の局面を表している。図3は図2に関して時間的に後置であり、サーバー側の処理は図2で自動生成したシステム資源211によって実行される。このシステム資源211はチャット内容の出力機能とチャットルームへの発言インターフェース及び参加依頼者招集インターフェースを実装し、クライアントのアクセスキーによる入室要求302がトリガーとなって、その表現形式をHTMLドキュメントとして要求元クライアントに送信する。
【0020】
クライアントは、提示されたインターフェースを操作して当該チャットルームへの発言、チャット内容の閲覧、被参加依頼者への招集を行なう。クライアントによる被参加依頼者への招集は、電子メールにて当該チャットルームへのアクセスキーを被参加依頼者へ送信することによって行なわれる。
【0021】
304がクライアントによる被参加依頼者に関する電子メール送信情報の入力を示す。305の要求によって被参加依頼者に関する電子メール送信情報がサーバー側に送信され、アクセスキー情報が自動的にメール本文に組み込まれた後、被参加依頼者に送信される。尚、アクセスキー情報のメール本文への組み込み309と被参加依頼者への電子メール送信310は当該チャットルーム専用のシステム資源211が参加依頼者招集インターフェースとして実装している機能であるが、クライアント側でその処理を完結させても良い。
【0022】
電子メールにて当該チャットルームへのアクセスキーを取得した被参加依頼者は、電子メール用ソフトウエアの一般的な機能であるWebリンク機能を利用して、通常のホームページへのアクセスと同様の方法で当該チャットルームへの入室を行なう。これら一連の処理は、クライアントの任意性に基づいた情報入力や要求動作を除けばすべて自動的に行なわれる。
【0023】
次に、クライアント側から見たこの発明の実施形態を述べる。図4はクライアントがこのシステムにアクセスして最初に対面する、チャットルーム開設に関する情報を入力するインターフェース画面の1例である。開設する会議室の名称を入力する欄403、発言者としての名前を入力する欄405等から成り立っている。クライアントは情報入力完了後、ボタン407をクリックすることで開設要求を行う。
【0024】
システムによってその要求は即時実行され、クライアントは次に図5に例示されるチャットルーム開設完了通知画面と対面する。502は開設したチャットルームの名称を通知している。この通知画面図5には当該チャットルームへのアクセスキーが含まれているが、その形態は504のようなリンクボタン形式をとっている。クライアントはボタン504をクリックすることで開設したチャットルームへの入室を完了する。
【0025】
図6は入室を完了したクライアントが対面する当該チャットルームのインターフェース画面例である。チャットルームへの発言入力欄608とその送信ボタン609、参加者を招集するための被参加依頼者のメールアドレス入力欄610とその招集ボタン611、チャット内容出力欄として発言者名606とその発言内容612、等から成り立っている。クライアントが発言入力欄608への発言入力と送信ボタン609のクリック操作を繰り返すと、チャット内容出力欄がその都度最新内容に更新され、他のチャット参加者との文字による会話を交わすことが可能となる。被参加依頼者への招集依頼は、クライアントが被参加依頼者の電子メールアドレスを入力欄610に入力し、招集ボタン611をクリックすることで行なわれる。この操作によって、直ちに被招集依頼者への電子メールによる入室依頼とアクセスキーの配布が実施される。
【0026】
図7は被招集依頼者への招集電子メール本文の一例である。703が当該チャットルームへのアクセスキーである。一般的な電子メール用ソフトウエアの機能であるWebリンク機能によって、当該アクセスキーのクリック操作等によって当該チャットルームへの入室が完了する。
【0027】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、チャットルーム開設依頼クライアントはインターネットに接続してホームページを閲覧する環境さえあれば、開設のための情報入力203と開設要求204を行なうだけで、個人専用の非公開型チャットルームのシステム資源211を瞬時に生成し利用することができる。また、被参加依頼者への招集は電子メールによって実現されるが、開設クライアントが行なうことは被参加依頼者の電子メールアドレス等の簡単な送信情報の入力304と入室要求305だけである。アクセスキーのメール本文への組み込み309と送信310は生成された当該チャットルームシステム資源によって自動的に行なわれる。
【0028】
結果的に、この実施形態によればチャットルームの開設依頼クライアントは技術的な側面や環境を意識することなく、瞬時に非公開型チャットルームを開設し事前手続きを必要としない参加者への参加招集依頼を実現することが可能となる。また、被参加依頼者は、電子メールによって取得した当該チャットルームへのアクセスキーをもとに、電子メール用ソフトウエアの一般的機能であるWebリンク機能を利用して簡単に当該チャットルームへ入室することが可能となる。
【0029】
「他の実施形態」
図3によれば当該電子会議室への参加招集依頼の電子メール本文の編集309と送信310はサーバー側で行うようになっているが、308によって送信されるチャットルームインターフェースHTMLドキュメント上にその機能を組み込んだ実施形態でもよい。その実施形態の場合、処理309と310はクライアント側のホームページ閲覧用ソフトウエアと電子メールソフトウエアによって実現される。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、一般の人々が電話や電子メールと同様に手軽なコミュニケーションツールとして個人専用のチャットルームを開設し使用する事、より具体的には、インターネットに接続してホームページの閲覧が可能でかつ電子メールの送受信が可能な情報端末があれば任意の時間に自動的でかつ瞬時に非公開型チャットルームを開設し、参加に関する事前手続きの必要の無い人々への参加招集を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に関する要素及び要素間手続きの全体像を示すものである。
【図2】この発明の一実施形態に於ける非公開型チャットルームの自動開設までの局面を示すものである。
【図3】この発明の一実施形態に於ける非公開型チャットルームへの入室と被参加依頼者への入室依頼の局面を示すものである。
【図4】この発明の一実施形態に於けるチャットルーム開設に関する情報入力画面例である。
【図5】この発明の一実施形態に於けるチャットルーム開設完了通知画面例である。
【図6】この発明の一実施形態に於けるチャットルームインターフェース画面例である。
【図7】チャットルーム被参加依頼者への招集電子メール文例である。
【符号の説明】
101 チャットルーム開設依頼クライアントの処理要素空間
105 サーバー及びチャットルーム自動生成システムの処理要素空間
107 自動生成されたチャットルームのシステム資源
108 チャットルーム被参加依頼クライアントの処理要素空間
111 各処理要素空間の情報接続をするインターネット
201 クライアント側ホームページ閲覧用ソフトウエアの処理の流れ(チャットルーム開設まで)
206 サーバー側チャットルーム自動生成システムの処理の流れ(チャットルーム生成完了通知まで)
211 自動生成されたチャットルームのシステム資源とその処理
301 クライアント側ホームページ閲覧用ソフトウエアの処理の流れ(チャットルーム入室から参加者招集まで)
306 サーバー側チャットルーム自動生成システムの処理の流れ(チャットルーム入室から参加者招集まで)
311 被参加依頼者の情報端末の処理の流れ
Claims (3)
- 携帯電話やパーソナルコンピュータ等の情報端末が実装するホームページ閲覧用ソフトウエアを用いて、文字によるチャットを行う為の参加者招集機能を有する非公開型チャットルームを開設する為の方法であって、サーバー上にチャットルーム自動生成システムを実装し、クライアントからのチャットルームの開設要求をホームページ上からインターネットを通じて受信すると、当該開設要求クライアント専用の非公開型チャットルームのシステム資源を瞬時に自動生成するとともに、当該チャットルームへのアクセスキーをインターネットを通じて直ちに開設要求クライアントに返信し、当該チャットルームへの参加者招集は、当該チャットルームが実装する参加者招集機能を用いて開設要求クライアントが指定した被参加依頼者に、電子メールにてアクセスキーを配布することによって実現されることを特徴とするチャットルームの開設方法。
- 非公開型チャットルームへ参加招集される人々に必要とされる情報システム環境は、インターネットに接続してホームページの閲覧が可能でかつ電子メールの送受信が可能な情報端末があれば十分であり、各個別端末に何ら専用システム資源の導入や事前手続きの必要性が無く、当該チャットルームが実装する参加者招集機能は、随時かつ任意に被参加依頼者の電子メールアドレスを入力して送信する為のインターフェースを持ち、送信が実行されると自動的にメール本文内に当該チャットルームへのアクセスキーの組み込み編集を行ない、被参加依頼者への呼び出しと入室許可を行うことを特徴とする請求項1記載のチャットルームの開設方法。
- 携帯電話やパーソナルコンピュータ等の情報端末が実装するホームページ閲覧用ソフトウエアを用いて、文字によるチャットを行う為の参加者招集機能を有する非公開型チャットルームを自動開設する為のシステムであって、サーバー上にチャットルーム自動生成システムを実装し、クライアントからのチャットルームの開設要求をホームページ上からインターネットを通じて受信すると、当該開設要求クライアント専用の非公開型チャットルームのシステム資源を瞬時に自動生成するとともに、当該チャットルームへのアクセスキーをインターネットを通じて直ちに開設要求クライアントに返信し、当該チャットルームへの参加者招集は、当該チャットルームが実装する参加者招集機能を用いて開設要求クライアントが指定した被参加依頼者に、電子メールにてアクセスキーを配布することによって実現されることを特徴とするチャットルームの自動開設システム。
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