JP2004240500A - 画像処理装置、画像処理プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】セルの境界に罫線が設けられておらず、セルの色分けによりセルの境界を表わしている表であっても、表領域を抽出することができる画像処理装置、画像処理プログラムおよび記憶媒体を提供する。
【解決手段】入力された画像データから罫線および架空罫線を抽出する罫線・架空罫線抽出部202と、入力された画像データを2値化するカラー画像2値化部205と、カラー画像2値化部205により2値化された画像データに、罫線・架空罫線抽出部202により抽出された罫線および架空罫線を2値画像データとして書き込む罫線・架空罫線書き込み部203と、罫線・架空罫線書き込み部203により罫線および架空罫線が書き込まれた2値画像データから罫線を抽出する罫線抽出部206と、罫線抽出部206により抽出された罫線に基づいて表領域座標を抽出する表領域座標抽出部204とを備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置、画像処理プログラムおよび記憶媒体に関し、詳しくは、文字や表が混在する文書画像の中から表領域を抽出する画像処理装置、画像処理プログラムおよび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像処理装置において、文書画像等の画像を文字領域、写真領域、表領域等に分類する技術としては種々の提案がなされており、例えば特許文献1に開示された技術では、2値画像の黒画素の連結成分から架空罫線等を抽出して、この架空罫線から表領域を求めるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−214340号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、2値画像を対象として表領域を抽出する従来の技術では、入力画像がカラー画像の場合でも一旦2値化処理によって2値画像にする必要があり色情報が失われてしまう。
【0005】
例えば、図8に示す元から白黒の2値で書かれた表502や、表502にさらにセル色分けした表501では、罫線によりセルが仕切られているため、2値化を行っても2値化処理後の画像504のように罫線を抽出することができる。
【0006】
しかし、表の中にはセルの境界に罫線を設けずにセル色の違いによって境界を表しているものがり、図8に示す表500のようなものは、2値化により色情報が失われるためセルの境界が判らず罫線も無いため、2値化処理後の画像503のような処理結果になってしまい表領域を抽出することができないという問題があった。
【0007】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、セルの境界に罫線が設けられておらず、セルの色分けによりセルの境界を表わしている表であっても、表領域を抽出することができる画像処理装置、画像処理プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、上記課題を解決するために、入力された画像データから罫線および架空罫線を抽出する罫線・架空罫線抽出手段と、前記入力された画像データを2値化する2値化手段と、前記2値化手段により2値化された画像データに、前記罫線・架空罫線抽出手段により抽出された罫線および架空罫線を2値画像データとして書き込む罫線・架空罫線書き込み手段と、前記罫線・架空罫線書き込み手段により罫線および架空罫線が書き込まれた2値画像データから罫線を抽出する罫線抽出手段と、前記罫線抽出手段により抽出された罫線に基づいて表領域座標を抽出する表領域座標抽出手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】
この構成により、セルの境界に罫線が設けられておらず、セルの色分けによりセルの境界を表わしている表であっても、高精度に表領域座標を抽出することができる。
【0010】
また、本発明の画像処理装置は、上記課題を解決するために、前記入力された画像データを所定の解像度に縮小する画像データ縮小手段を備え、前記罫線・架空罫線抽出手段は、前記画像データ縮小手段が縮小した画像データから罫線および架空罫線を抽出することを特徴としている。
【0011】
この構成により、罫線・架空罫線の抽出をする前に、入力された画像を縮小しているので、罫線・架空罫線の抽出等を少ない演算量で高速に行なうことができる。
【0012】
また、本発明の画像処理装置は、上記課題を解決するために、前記入力された画像データから文字領域を抽出する文字領域座標抽出手段を備え、前記表領域座標抽出手段は、前記罫線抽出手段により抽出された罫線、および前記文字領域座標抽出手段が抽出した文字領域に基づいて表領域座標を抽出することを特徴としている。
【0013】
この構成により、入力された画像から抽出した文字領域座標によって、最終的に表領域座標を判定して抽出をするようにしているので、精度良く表領域座標を抽出できる。
【0014】
また、本発明の画像処理装置は、上記課題を解決するために、前記罫線・架空罫線抽出手段は、画像データのエッジを検出することによって、罫線および架空罫線を抽出することを特徴とするものである。
【0015】
この構成により、セルの境界に罫線が設けられておらず、セルの色分けによりセルの境界を表わしている表であっても、高精度に表領域座標を抽出することができる。
【0016】
また、本発明の画像処理装置は、上記課題を解決するために、前記画像データ縮小手段は、近傍画素の平均をとる平滑化を行なうことによって、画像データを所定の解像度に縮小することを特徴としている。
【0017】
この構成により、罫線・架空罫線の抽出をする前に、入力された画像を縮小しているので、罫線・架空罫線の抽出等を少ない演算量で高速に行なうことができる。
【0018】
また、本発明の画像処理装置は、上記課題を解決するために、前記画像データ縮小手段は、画素の間引きを行った後に、近傍画素の平均をとる平滑化を行なうことによって画像データを所定の解像度に縮小することを特徴としている。
【0019】
この構成により、罫線・架空罫線の抽出をする前に、入力された画像を縮小しているので、罫線・架空罫線の抽出等を少ない演算量で高速に行なうことができる。
【0020】
また、本発明の画像処理装置は、上記課題を解決するために、前記表領域座標抽出手段は、前記罫線抽出手段により抽出された罫線、および前記文字領域抽出手段が抽出した文字領域に基づいて表領域座標を抽出するとともに、前記表領域座標の抽出の際に表領域座標が文字領域を包含する場合は表領域座標とすることを特徴としている。
【0021】
この構成により、セルの境界に罫線が設けられておらず、セルの色分けによりセルの境界を表わしている表であっても、高精度に表領域を抽出することができるとともに、入力された画像から抽出した文字領域座標によって、最終的に表領域座標を判定して抽出をするようにしているので精度良く表領域座標を抽出できる。
【0022】
また、本発明の画像処理プログラムは、上記課題を解決するために、コンピュータに、入力された画像データから罫線および架空罫線を抽出する罫線・架空罫線抽出機能と、前記入力された画像データを2値化する2値化機能と、前記2値化機能により2値化された画像データに、前記罫線・架空罫線抽出機能により抽出された罫線および架空罫線を2値画像データとして書き込む罫線・架空罫線書き込み機能と、前記罫線・架空罫線書き込み機能により罫線および架空罫線が書き込まれた2値画像データから罫線を抽出する罫線抽出機能と、前記罫線抽出機能により抽出された罫線に基づいて表領域座標を抽出する表領域座標抽出機能とを実現させるものである。
【0023】
このため、セルの境界に罫線が設けられておらず、セルの色分けによりセルの境界を表わしている表であっても、高精度に表領域座標を抽出することができる。
【0024】
また、本発明の記憶媒体は、上記課題を解決するために、前記画像処理プログラムを記憶している。
【0025】
このため、セルの境界に罫線が設けられておらず、セルの色分けによりセルの境界を表わしている表であっても、高精度に表領域座標を抽出することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
まず、図1を参照して本発明の一実施形態の画像処理装置100の概要を説明する。画像処理装置100は、スキャナ101、画像入力部102、画像メモリ103、画像表示部104、ディスプレー105、文字認識部111、データメモリ112、領域識別部200を備える。
【0028】
入力手段の一例であるスキャナ101により読み取られた文書画像データは、画像入力部102によって画像メモリ103に格納される。画像メモリ103内の文書画像データは、領域識別部106によって、文字、罫線、表、図、グラフ等の各部分に識別されて、その結果は文字認識部111による文字認識処理に使用される。すなわち、領域識別部200は、光学的文字認識の前処理として利用される。
【0029】
データメモリ112は、領域識別部200および文字認識部111による処理の中間データや結果データの記憶領域として使用される。また、データメモリ112の記憶内容、例えば領域識別の結果や文字認識の結果といったデータは必要に応じて画像表示部104によって出力手段の一例であるディスプレー105に表示させることができる。
【0030】
次に、図2を参照して領域識別部200の構成を説明する。領域識別部200は、図に示すように、カラー画像縮小部201と、罫線・架空罫線抽出部202と、罫線・架空罫線書き込み部203と、表領域座標抽出部204と、カラー画像2値化部205と、罫線抽出部206と、文字領域抽出部207とから構成される。これら各部はシステムバスによって各々接続されている。
【0031】
カラー画像縮小部201は、入力されたカラー画像を所定の解像度まで縮小するようになっている。画像縮小の方法としては、ある注目画素に対して近傍画素の平均をとる方法、または、間引き処理を行なった後に近傍画素の平均をとる方法を用いる。
【0032】
近傍画素の平均をとる方法では、例えば、縦と横のサイズがそれぞれ1/2になる圧縮画像(面積では1/4となる)を作成する場合、2×2画像の平均色を縮小後の画像の代表色として縮小を行う方法がある。
【0033】
また、間引き処理を行なった後に近傍の画素の平均をとる方法では、間引き処理によりある程度小さな画像を作成しておいてから、近傍画素の平均をとってさらに縮小画像を得る方法である。このように、2段階の縮小を行なうことで、間引き処理だけによる方法よりも高速にかつ高精度な縮小画像を得ることができる。
【0034】
罫線・架空罫線抽出部202は、カラー画像が含む表の罫線および架空罫線を抽出するようになっている。ここで、本明細書において架空罫線とは、表の罫線が、通常用いられる実線ではなく色分けされたセルの色の境界を以って罫線に代えられている場合の罫線のことをいう。すなわち、図3に示すように、セルが色分けされた表300の架空罫線は、抽出された架空罫線301に示すようになる。また、罫線は、同図の抽出された罫線302に示すように表される。架空罫線の抽出は、一例としてカラー画像から微分フィルタ等によりエッジ情報を取り出すことにより行なうことができる。例えば、ある画素(近傍画素、注目画素、近傍画素)に対して、微分フィルタ(1、0、−1)を通すことにより、カラー情報の変化をエッジとして認識させることができる。
【0035】
また、カラー画像2値化部205はカラー画像を2値化して2値画像を得るようになっている。罫線・架空罫線書き込み部203は、カラー画像2値化部205が2値化した2値画像に、罫線・架空罫線抽出部202が抽出した罫線および架空罫線を2値化された罫線として書き込むようになっている。
【0036】
また、罫線抽出部206は、罫線・架空罫線書き込み部203によって罫線および架空罫線が書き込まれた2値画像から罫線を抽出し、文字領域抽出部207は、入力されたカラー画像から文字領域座標を抽出するようになっている。
【0037】
表領域座標抽出部204は、罫線抽出部206が抽出した罫線に基づいて表領域座標を抽出するとともに、さらに文字領域抽出部207が抽出した文字領域座標の抽出結果と併せて最終的に表領域の判定をして抽出をするようになっている。このため、罫線や架空罫線の情報から得られた表領域の中に文字領域が含まれている場合でも、表領域の誤検出を防止することができる。
【0038】
なお、本実施の形態では、図2に示したように、カラー画像縮小部201、罫線・架空罫線抽出部202、罫線・架空罫線書込み部203、表領域座標抽出部204、カラー画像2値化部205、罫線抽出部206、文字領域抽出部207から構成される領域識別部200内は、システムバスにより相互に接続されているが、システムバスに代えてネットワークにより接続するようにしてもよい。更に、図1のスキャナ101、画像表示部104等をはじめとする任意の構成要件をにっとワークにより接続するようにしてもよい。
【0039】
次に、図3に示すフローチャートを参照して動作を説明する。
【0040】
まず、画像入力部102から領域識別部200にカラー画像が入力されると(S101)、入力されたカラー画像のデータはカラー画像縮小部201による縮小処理(S102)を経て、罫線・架空罫線抽出部202によって罫線および架空罫線が抽出される(S103)。
【0041】
また、画像入力部102から領域識別部200に入力されたカラー画像は、カラー画像2値化部205によって2値化される(S104)。
【0042】
また、画像入力部102から領域識別部200に入力されたカラー画像は、文字領域抽出部207によって文字領域座標が抽出される(S105)。
【0043】
次いで、罫線・架空罫線書き込み部203は、S103の処理で抽出された罫線および架空罫線を、S104で2値化された2値画像に書き込み、罫線と架空罫線の合成を行なう(S106)。
【0044】
次いで、S107では、S106の処理で得られた2値画像から罫線抽出部206が罫線を抽出するとともに、表領域座標抽出部204は、抽出された罫線に基づいて表領域の座標を表領域座標として抽出する。
【0045】
さらに、表領域座標抽出部204は、S107の処理で得られた表領域座標とS105の処理で得られた文字領域座標との双方に基づいて、最終的な表領域座標の判定を行ってから表領域座標の抽出を行なう(S108)。このS108の処理では、前述したようにS107で得られた表領域座標とS105の処理で得られた文字領域座標との整合性をチェックすることにより表領域の誤検出を防止するようになっている。また、S107で得られた表領域座標の中に文字領域座標が含まれている場合は、この文字領域座標を表領域座標と判定して抽出するようになっている。
【0046】
以上説明したように、本実施形態の画像処理装置100によれば、セルの境界に罫線が設けられておらず、セルの色分けによりセルの境界を表わしている表であっても色分けによる境界を架空罫線として抽出することができるので、入力画像が2値画像、カラー画像のいずれであっても、表の罫線を抽出し、高精度に表領域を抽出することができる。
【0047】
また、罫線・架空罫線の抽出をする前に、入力された画像を縮小しているので、罫線・架空罫線の抽出等を少ない演算量で高速に行なうことができる。
【0048】
入力された画像から抽出した文字領域座標によって、最終的な表領域の判定をして抽出をするようにしているので、表領域座標のなかに文字領域座標が含まれる場合でも精度良く表領域を抽出できる。
【0049】
なお、カラー画像縮小部201による縮小処理、文字領域抽出部207による文字領域の抽出処理の何れか又は両方を省いても、本発明の目的を達成することができる。
【0050】
最小構成は、図5に示す構成すなわち、罫線・架空罫線抽出部202と、罫線・架空罫線書き込み部203と、表領域座標抽出部204と、カラー画像2値化部205と、罫線抽出部206とを備えるものになる。この場合の動作は、図3に示すフローチャートにおいて、S102、S105、S108を省略したものになる。具体的には、S101により入力されたカラー画像から直接S103により罫線・架空罫線が抽出される。また、S108の処理は行なわれないので、S107で得られた表領域座標とS105の処理で得られた文字領域座標との整合性のチェックは行なわれず、画像処理装置10の動作はS107で終了する。
【0051】
また、図6に示すように、カラー画像縮小部201と、罫線・架空罫線抽出部202と、罫線・架空罫線書き込み部203と、表領域座標抽出部204と、カラー画像2値化部205と、罫線抽出部206とを備える構成でも本発明の目的を達成することができる。この場合、S108の処理は行なわれないので、S107で得られた表領域座標とS105の処理で得られた文字領域座標との整合性のチェックは行なわれず、画像処理装置10の動作はS107で終了する。
【0052】
また、図7に示すように、罫線・架空罫線抽出部202と、罫線・架空罫線書き込み部203と、表領域座標抽出部204と、カラー画像2値化部205と、罫線抽出部206とを備える構成でも本発明の目的を達成することができる。この場合、S101により入力されたカラー画像から直接S103により罫線・架空罫線が抽出される。
【0053】
また、本発明は、画像処理プログラムとしても実施しても、上記画像処理装置10と同様の効果を得ることができる。
【0054】
その場合、画像処理プログラムは、コンピュータに、入力された画像データから罫線および架空罫線を抽出する罫線・架空罫線抽出機能と、前記入力された画像データを2値化する2値化機能と、前記2値化機能により2値化された画像データに、前記罫線・架空罫線抽出機能により抽出された罫線および架空罫線を2値画像データとして書き込む罫線・架空罫線書き込み機能と、前記罫線・架空罫線書き込み機能により罫線および架空罫線が書き込まれた2値画像データから罫線を抽出する罫線抽出機能と、前記罫線抽出機能により抽出された罫線に基づいて表領域座標を抽出する表領域座標抽出機能とを実現させるものとなる。
【0055】
また、本発明は、上記画像処理プログラムを記憶した記憶媒体としても実施することができる。
【0056】
これら、画像処理プログラムおよびこれを記憶した記憶媒体によれば、セルの境界に罫線が設けられておらず、セルの色分けによりセルの境界を表わしている表であっても色分けによる境界を架空罫線として抽出しているので、入力画像が2値画像、カラー画像のいずれであっても、表の罫線を抽出し、高精度に表領域を抽出することができる。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、セルの境界に罫線が設けられておらず、セルの色分けによりセルの境界を表わしている表であっても、表領域を抽出することができる画像処理装置、画像処理プログラムおよび記憶媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】一実施形態の領域識別部の構成を示すブロック図である。
【図3】一実施形態の画像処理装置の動作を説明するフローチャートである。
【図4】一実施形態の罫線・架空罫線の取り扱いを示す図である。
【図5】領域識別部の他の構成を示すブロック図である。
【図6】領域識別部の他の構成を示すブロック図である。
【図7】領域識別部の他の構成を示すブロック図である。
【図8】従来の画像処理装置における罫線・架空罫線の処理結果を示す図である。
【符号の説明】
101 スキャナ
102 画像入力部
103 画像メモリ
104 画像表示部
105 ディスプレー
111 文字認識部
112 データメモリ
200 領域識別部
201 カラー画像縮小部(画像データ縮小手段)
202 罫線・架空罫線抽出部(罫線・架空罫線抽出手段)
203 罫線・架空罫線書き込み部(罫線・架空罫線書き込み手段)
204 表領域座標抽出部(表領域座標抽出部)
205 カラー画像2値化部(2値化手段)
206 罫線抽出部(罫線抽出手段)
207 文字領域抽出部(文字領域抽出手段)

Claims (9)

  1. 入力された画像データから罫線および架空罫線を抽出する罫線・架空罫線抽出手段と、
    前記入力された画像データを2値化する2値化手段と、
    前記2値化手段により2値化された画像データに、前記罫線・架空罫線抽出手段により抽出された罫線および架空罫線を2値画像データとして書き込む罫線・架空罫線書き込み手段と、
    前記罫線・架空罫線書き込み手段により罫線および架空罫線が書き込まれた2値画像データから罫線を抽出する罫線抽出手段と、
    前記罫線抽出手段により抽出された罫線に基づいて表領域座標を抽出する表領域座標抽出手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記入力された画像データを所定の解像度に縮小する画像データ縮小手段を備え、前記罫線・架空罫線抽出手段は、前記画像データ縮小手段が縮小した画像データから罫線および架空罫線を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記入力された画像データから文字領域を抽出する文字領域座標抽出手段を備え、前記表領域座標抽出手段は、前記罫線抽出手段により抽出された罫線、および前記文字領域座標抽出手段が抽出した文字領域に基づいて表領域座標を抽出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記罫線・架空罫線抽出手段は、画像データのエッジを検出することによって、罫線および架空罫線を抽出することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像データ縮小手段は、近傍画素の平均をとる平滑化を行なうことによって、画像データを所定の解像度に縮小することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像データ縮小手段は、画素の間引きを行った後に、近傍画素の平均をとる平滑化を行なうことによって画像データを所定の解像度に縮小することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像処理装置。
  7. 前記表領域座標抽出手段は、前記罫線抽出手段により抽出された罫線、および前記文字領域抽出手段が抽出した文字領域に基づいて表領域座標を抽出するとともに、前記表領域座標の抽出の際に表領域座標が文字領域を包含する場合は表領域座標とすることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  8. コンピュータに、入力された画像データから罫線および架空罫線を抽出する罫線・架空罫線抽出機能と、前記入力された画像データを2値化する2値化機能と、前記2値化機能により2値化された画像データに、前記罫線・架空罫線抽出機能により抽出された罫線および架空罫線を2値画像データとして書き込む罫線・架空罫線書き込み機能と、前記罫線・架空罫線書き込み機能により罫線および架空罫線が書き込まれた2値画像データから罫線を抽出する罫線抽出機能と、前記罫線抽出機能により抽出された罫線に基づいて表領域座標を抽出する表領域座標抽出機能とを実現させるための画像処理プログラム。
  9. 請求項9に記載の画像処理プログラムを記憶した記憶媒体。
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JP2008198157A (ja) * 2007-02-16 2008-08-28 Fujitsu Ltd 表認識プログラム、表認識方法および表認識装置
JP2017033200A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置

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