JP2004237597A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インクジェット記録装置は、記録媒体に向かって光硬化性のインクを吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドと、記録ヘッドから吐出されたインクに対して光を照射し、インクを硬化させる照射装置と、記録媒体を搬送方向に搬送する搬送装置とを備える。そして、インクジェット記録装置は、記録ヘッド、照射装置及び搬送装置を制御する制御装置を備える。制御装置は、画像形成条件に応じた記録モードに基づいて、照射装置の照射量を制御する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録装置に係り、特に光硬化性のインクを使用したインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、インクジェット記録装置は印刷時の騒音が比較的小さく、印字の品質が良好であるため、数多く使用されている。現在、商品や商品の包装材への印刷等の分野では、少量生産のニーズが高まっており、グラビア印刷方式やフレキソ印刷方式など製版を必要とする方式に比して少量を低コストに生産できるインクジェット方式の利用が展開されている。
良く知られるように商品や商品の包装材には樹脂や金属などのインク吸収性のない材料が用いられることが少なくない。
このようなインク吸収性のない材料を記録媒体とするとき、記録媒体へのインクの定着を可能とするため、高粘度の光硬化性のインクを記録媒体上に吐出して付着させた後、紫外線等の光を照射することでインクを硬化定着させる光硬化方式のインクジェット記録装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この光硬化方式のインクジェット記録装置には、記録条件に合うように複数の記録モードが設定されたものもある。ここで各記録モードは、解像度や画像形成速度等の画像形成条件に応じるように、記録ヘッドの単位面積あたりのインク吐出量、記録媒体と照射装置との相対速度、インターリーブの種類(一度の走査におけるドットの間引き量)等が異なるように設定されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−310454号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した光硬化方式のインクジェット記録装置では、常に一定の光を照射するのが一般的であるために、単位時間あたりの照射量は、最もインクが硬化しにくい記録モードに対応するように設定されている。つまり、これ以外の記録モードに対しては、硬化に必要な照射量以上の光が照射されることになる。このように、必要以上の光が照射されると、インクジェット記録装置の構成部材や記録媒体の劣化が進行してしまい、さらには省エネルギの観点からも好ましくない。
【0005】
本発明の課題は、エネルギの無駄が少なく、記録媒体及び装置自体が劣化し難いインクジェット記録装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のインクジェット記録装置は、
記録媒体に向かって光硬化性のインクを吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドと、
前記記録媒体に着弾した前記インクに対して光を照射し、前記インクを硬化させる照射装置と、
前記記録媒体を搬送方向に搬送する搬送装置と、
前記記録ヘッド、前記照射装置及び前記搬送装置を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、画像形成条件に応じた記録モードに基づいて、前記照射装置の照射量を制御することを特徴としている。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、制御装置が、画像形成条件に応じた記録モードに基づいて、照射装置の照射量を制御するので、記録モード毎に適切な照射量で記録媒体に光を照射することができる。このため、エネルギの無駄が少なく、記録媒体及びインクジェット記録装置自体を劣化し難くすることができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のインクジェット記録装置において、
前記記録モードは、前記記録ヘッドの解像度を変化させるモードであることを特徴としている。
【0009】
ここで、記録媒体と照射装置との相対速度を一定として、単位面積あたりのインク吐出量を異ならせた場合には、インク吐出量に比例して、インクを硬化させるために必要な照射量は変化する。そして、インク吐出量は、記録ヘッドの解像度に依存して変化する。つまり、請求項2記載の発明によれば、記録モードが、記録ヘッドの解像度を変化させるモードであるので、制御装置は、その解像度に応じて、照射装置の照射量を制御でき、単位面積あたりのインク吐出量に対して最適な照射量で照射することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項2記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッド及び前記照射装置を前記搬送方向に対して直交する方向に走査する移動装置を備え、
前記記録ヘッドはシリアル方式であり、
前記制御装置は、前記記録モードに応じるように、前記移動装置を制御するとともに、前記移動装置の一度の走査によるドットの間引き量を制御し、かつ前記照射装置の照射量を制御することを特徴としている。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、制御装置が、記録モードに応じるように、キャリッジの一度の走査により、記録媒体に形成されるドットの間引き量を制御し、かつ照射装置の照射量を制御するので、インターリーブの種類による単位面積あたりのインク吐出量の変化に対しても、照射装置の照射量を制御でき、単位面積あたりのインク吐出量に対して最適な照射量で照射することができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のインクジェット記録装置において、
前記記録モードは、前記移動装置の走査速度を変化させるモードであることを特徴としている。
【0013】
ここで、記録ヘッドの単位面積あたりのインク吐出量を一定として、キャリッジの走査速度、つまり記録媒体と照射装置との相対速度を異ならせた場合には、相対速度に比例して、インクを硬化させるために必要な照射量は変化する。したがって、請求項4記載の発明によれば、記録モードが、キャリッジの走査速度を変化させるモードであるので、制御装置は、その走査速度に応じて、照射装置の照射量を制御でき、記録媒体と照射装置との相対速度に対して最適な照射量で照射することができる。
また、記録モードが、キャリッジの走査速度と単位面積あたりのインク吐出量とを考慮して設定されている場合には、より精密な照射量制御が可能となる。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドはライン方式であり、前記複数のノズルは前記搬送方向の略直交方向に沿って一列以上配列され、
前記記録モードは、前記搬送装置の搬送速度を変化させるモードであることを特徴としている。
【0015】
請求項5記載の発明によれば、記録モードが、搬送装置の搬送速度を変化させるモードであるので、制御装置は、その搬送速度に応じて、照射装置の照射量を制御でき、記録媒体と照射装置との相対速度に対して最適な照射量で照射することができる。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記制御装置は、前記照射装置の電圧及び電流の少なくとも一方を制御して、前記照射量を制御することを特徴としている。
【0017】
請求項6記載の発明によれば、制御装置が、照射装置の電圧及び電流の少なくとも一方を制御して、照射量を制御するので、簡単な構成で照射量を制御することができる。
【0018】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記照射装置は、複数の光源を備え、
前記制御装置は、点灯する前記光源の個数を制御して、前記照射量を制御することを特徴としている。
【0019】
請求項7記載の発明によれば、制御装置が、点灯する光源の個数を制御して、照射量を制御するので、簡単な構成で照射量を制御することができる。
【0020】
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記照射装置は、紫外線を照射することを特徴としている。
【0021】
請求項8記載の発明によれば、照射装置が、インクを硬化させるために紫外線を照射するので、他の光を照射する光源を用いたものよりも、硬化性を高め、さらにコストを抑えることができる。
【0022】
請求項9記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記インクとしてカチオン重合系インクが用いられることを特徴としている。
【0023】
請求項9記載の発明によれば、カチオン重合系インクのような比較的低出力の光源により硬化する硬化感度の高いインクを用いるので、低出力の光源の使用が可能となって、装置の小型化、コストの低減化を図ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
[第一の実施の形態]
以下、この発明の第一の実施の形態について、図1〜図6の図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態におけるインクジェット記録装置1の概略構成図である。
【0025】
インクジェット記録装置1は、記録媒体Pの搬送方向Aに対して直交する方向に記録ヘッド6を走査させながら、カチオン重合系インクにより画像を形成するシリアル方式のインクジェット記録装置である。このインクジェット記録装置1には、図1に示すように、記録媒体Pを下方から支持するプラテン2が設けられている。プラテン2の搬送方向Aの上流及び下流には、記録媒体Pを搬送するローラ等の搬送装置3が、プラテン2を挟むように配置されている。また、プラテン2の上方には、記録媒体Pの搬送方向Aに対して直交する方向(走査方向B)に延在する一対のガイドレール4が設けられている。このガイドレール4には、キャリッジ(移動装置)5が走査方向Bに往復自在に支持されている。
【0026】
キャリッジ5には、各色毎のインク(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)を吐出する複数のシリアル方式の記録ヘッド6が、プラテン2により支持された記録媒体Pと吐出面61とが対向するように搭載されている。この記録ヘッド6の吐出面61には、インクを吐出する複数のノズル62が、記録媒体Pの搬送方向Aに沿って直線状に配列されている(図3参照)。
【0027】
また、キャリッジ5には、記録ヘッド6の両側方に位置するように、記録媒体Pに着弾したインクを硬化させるための照射装置7が設けられている。
【0028】
照射装置7には、記録媒体Pに対して光を照射する、例えば棒状の光源71が、ノズルの列方向に対して略平行に並ぶように複数列、配置されている。つまり、キャリッジ5が往動及び復動のいずれの走査動作においても、記録ヘッド6の走査方向Bの下流側に光源71が位置するようになっているため、往動及び復動のいずれかの一度の走査で、記録ヘッド6から記録媒体Pにインクが吐出されたとしても、着弾直後のインクに光を照射して硬化させることができるようになっている。
【0029】
ここで、光源71としては、紫外線、電子線、X線、可視光、赤外光などを照射する様々な光源を用いることが可能であるが、硬化性、コスト等を考慮すると紫外線を照射する光源が好ましい。そして、紫外線を照射する光源としては、例えば、蛍光灯、水銀ランプ、メタルハイドランプ等が挙げられる。
【0030】
次に、図2を参照してインクジェット記録装置1における主制御装置について説明する。図2はインクジェット記録装置1の主制御装置を表すブロック図である。
【0031】
インクジェット記録装置1には、図2に示すように、各駆動部を制御する制御装置10が設けられている。制御装置10には、画像形成時における指示が入力される入力部11、搬送装置3の駆動源31、キャリッジ5のキャリッジ駆動源51、記憶部12、記録ヘッド6、光源71が電気的に接続されている。なお、制御装置10には、これら以外にもインクジェット記録装置1の各駆動部などが接続されている。
【0032】
そして、制御装置10は、入力部11からの指示に基づいて、記憶部12中に書き込まれている制御プログラムや制御データに従い各種機器を制御するようになっている。入力部11からの指示には、例えば、出力される画像の画質、サイズ、形成速度などの画像形成条件が含まれている。
【0033】
記憶部12には、画像形成条件の組み合わせ毎に設定された複数の記録モードが記憶されており、各記録モードには、それに対応する画像形成条件に最適な記録ヘッド6の単位面積あたりのインク吐出量、キャリッジ5の走査速度等が組み込まれている。
【0034】
ここで、単位面積あたりのインク吐出量を制御するためには、搬送方向A及び走査方向Bの少なくとも一方のドットの間引き量を異ならせる方法、1つの画素に対して吐出されるインクの液滴数を異ならせる方法、あるいはインク滴のドット径を異ならせる方法等が挙げられるが、本実施形態では、ドットの間引き量を異ならせる方法を適用した場合について説明する。一度の走査におけるドットの間引き量を多くすると吐出間隔が大きくなるので、間引きが行われない場合や、間引き量を少なくした場合よりも形成速度が遅くなるものの、製造誤差によるノズル62の向きのズレや、硬化したインクによるノズル62の目詰まり、記録媒体Pの搬送量の誤差などに起因して走査方向Bに沿って記録媒体Pの表面にスジ状の記録欠陥が発生することを防止でき、高画質な画像を得ることができる。これがいわゆるインターリーブである。インターリーブとは、走査方向Bに沿って複数回走査し、搬送方向A又は走査方向Bに隣接する複数の画素のそれぞれに対し、異なる回の走査の際にインクを吐出するものである。
【0035】
そして、記憶部12には、各記録モード毎に最適な照射装置7の照射量が記憶されている。インクを硬化させるのに必要な照射量は、画像形成時における単位面積あたりのインク吐出量及び記録媒体Pと照射装置7との相対速度に関連して決まっている。例えば、記録媒体Pの搬送を停止させた状態でキャリッジ5の走査速度を一定とすることにより、記録媒体Pと照射装置7との相対速度を一定にしてから、単位面積あたりのインク吐出量を変化させると、硬化に必要な照射量はインク吐出量に比例して変化する。一方、単位面積あたりのインク吐出量を一定にしてから、記録媒体Pと照射装置7との相対速度を変化させると、硬化に必要な照射量は相対速度に比例して変化する。実際には、実験やシミュレーション等により、各記録モード毎に最適な照射量が求められ、その各照射量が記憶部12に記憶されている。
【0036】
次に、図3〜図7を参照にしてインターリーブについて具体的に説明する。なお、以下の説明においては、便宜的に、記録媒体Pの表面の全画素をドットで埋めることによって記録を行うこととする。
【0037】
インターリーブには、走査方向Bに隣接する複数の画素を複数回走査して埋める走査インターリーブと、搬送方向Aに隣接する複数の画素を複数回走査して埋める搬送インターリーブと、走査方向B及び搬送方向Aのそれぞれに隣接する複数の画素を複数回走査して埋める複合インターリーブとがある。更に、走査インターリーブとしては走査インターリーブ(2)及び走査インターリーブ(3)等があり、搬送インターリーブとしては搬送インターリーブ(2)等があり、複合インターリーブとしては複合インターリーブ(2)等がある。
【0038】
走査インターリーブ(2)は、図3(a)〜(c)に示すように、走査方向Bに対する吐出間隔を1画素間隔とすることにより、走査方向Bに隣接する複数の画素を2回走査して埋めるものである。即ち、走査インターリーブ(2)は、1回目の走査においては、走査方向Bの1ライン上の全画素のうち2分の1の画素を1つおきに埋めていき、2回目の走査においては、1回目の走査で埋められなかった画素を埋めるものである。なお、1回目の走査と2回目の走査との間には、各記録ヘッド6のノズル62のうち、搬送方向Aの最も上流側のノズル62と最も下流側のノズル62との間隔Lの約2分の1の長さだけ記録媒体Pが搬送装置3によって搬送されている。また、図3(a)〜(c)には、記録媒体Pの表面に形成されたドットD,…を黒丸で、形成されるべきドットD,…を白丸で示している。また、図3(c)には、3回目の走査によって形成されるべきドットD,…が図示されている。
【0039】
また、走査インターリーブ(3)は、図4(a)〜(d)に示すように、走査方向Bに対する吐出間隔を2画素間隔とすることにより、走査方向Bに隣接する複数の画素を3回走査して埋めるものである。即ち、走査インターリーブ(3)は、1回目の走査においては走査方向Bの1ライン上の全画素のうち3分の1の画素を2つおきに埋めていき、2回目の走査においては1回目の走査で埋められなかった画素のうち2分の1の画素を2つおきに埋め、3回目の走査においては未だ埋まっていない残りの画素を埋めるものである。なお、各走査の間には、上記間隔Lの約3分の1の長さだけ記録媒体Pが搬送装置3によって搬送されている。また、図4(a)〜(d)には、記録媒体Pの表面に形成されたドットD,…を黒丸で、形成されるべきドットD,…を白丸で示している。また、図4(d)には、4回目の走査によって形成されるべきドットD,…が図示されている。
【0040】
また、搬送インターリーブ(2)は、図5(a)〜(c)に示すように、搬送方向Aに対する吐出間隔を1画素間隔とすることにより、上記間隔Lの範囲内で搬送方向Aに隣接する複数の画素を、2回走査して埋めるものである。即ち、搬送インターリーブ(2)は、1回目の走査においては、搬送方向Aの1ライン上の全画素のうち2分の1の画素を1つおきに埋めていき、2回目の走査においては、1回目の走査で埋められなかった画素を埋めるものである。なお、1回目の走査と2回目の走査との間には、上記間隔Lの約2分の1の長さだけ記録媒体Pが搬送装置3によって搬送されている。また、図5(a)〜(c)には、記録媒体Pの表面に形成されたドットD,…を黒丸で、形成されるべきドットD,…を白丸で示している。また、図5(c)には、3回目の走査によって形成されるべきドットD,…が図示されている。
【0041】
また、複合インターリーブ(2)は、図6(a)〜(e)に示すように、搬送方向に対する吐出間隔を1画素間隔とし、さらに走査方向Bに対する吐出間隔を1画素間隔とすることにより、走査方向Bに隣接する複数の画素を2回走査して埋めるとともに、上記間隔Lの範囲内で搬送方向Aに隣接する複数の画素を2回走査して埋めるものである。即ち、複合インターリーブ(2)は、1回目の走査においては走査方向B及び搬送方向Aのそれぞれの1ライン上の全画素のうち2分の1の画素を1つおきに埋めていき、2回目の走査においては1回目の走査で埋められなかった走査方向Bのライン上の画素を埋めていき、3回目の走査においては1回目の走査で埋められなかった搬送方向Aのライン上の画素をうめていき、4回目の走査においては、未だ埋まっていない残りの画素を埋めるものである。なお、各走査の間には、上記間隔Lの約4分の1の長さだけ記録媒体Pが搬送装置3によって搬送されている。また、図6(a)〜(e)には、記録媒体Pの表面に形成されたドットD,…を黒丸で、形成されるべきドットD,…を白丸で示している。また、図6(e)には、5回目の走査によって形成されるべきドットD,…が図示されている。
【0042】
このように、吐出間隔を大きくして一定領域の画像形成に対する走査数を多くすると、一度の走査における単位面積あたりのインク吐出量は減少する。つまり、実行するインターリーブによって、インクを硬化させるのに必要な照射量は変化するのである。
【0043】
次に、本実施形態に係るインクジェット記録装置1の動作について説明する。
【0044】
先ず、作業者は、画像形成条件を入力部11から入力し、画像形成の開始を入力する。この入力に基づいて、制御装置10は、画像形成条件に最適な記録モード及びこの記録モードに対応する照射量を読み出す。そして、制御装置10は、搬送装置3を制御して、記録媒体Pを所定の位置まで搬送する。記録媒体Pが所定位置まで搬送されると、制御装置10は、記録媒体Pを間欠的に搬送されるように搬送装置3を制御する。
【0045】
ここで、記録媒体Pの停止時には、制御装置10は、記録モードに組み込まれた走査速度となるようにキャリッジ5を走査させて、読み出した照射量で光源71を点灯させながら、記録モードに組み込まれたインク吐出量となるように記録ヘッド6からインクを吐出させる。そして、画像形成が完了するまでこの動作を繰り返させる。これにより、各記録ヘッド6から吐出されたインクは記録媒体Pに着弾した直後に紫外線が照射されて即座に硬化し、記録媒体Pの表面上に定着することとなる。
【0046】
ここで、照射装置7の照射量の制御は、装置自体の複雑化を防ぐために、照射装置7に対する電圧及び電流の少なくとも一方を制御して、照射量を変化させたり、点灯する光源71の個数を制御して、照射量を変化させたりすることが好ましい。さらには、この両方法を組み合わせれば、単純な構成でありながらさらに精密な制御が可能となる。
【0047】
以上のように、本実施形態のインクジェット記録装置1によれば、制御装置10が、画像形成条件に応じた記録モードに基づいて、照射装置7の照射量を制御するので、記録モード毎に適切な照射量で記録媒体Pに光を照射することができる。このため、エネルギの無駄が少なく、記録媒体P及びインクジェット記録装置自体を劣化し難くすることができる。
また、カチオン重合系インクのような比較的低出力の光源により硬化する硬化感度の高いインクが用いられていると、低出力の光源の使用が可能となって、装置の小型化、コストの低減化を図ることができる。
【0048】
[第二の実施の形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。なお上記第一の実施の形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第二の実施の形態におけるインクジェット記録装置1Aは、ライン方式の記録ヘッドを用いた点において上記第一の実施の形態のインクジェット記録装置1と異なる。以下、この点について詳しく説明する。
【0049】
インクジェット記録装置1Aには、図7に示すように、各色毎のライン式の記録ヘッド6Aが、全体として左右方向Cに延在して設けられており、搬送方向Aに所定間隔をあけて配置されている。各記録ヘッド6Aには、複数のノズルが搬送方向Aに直交する方向に沿って平行に配列されている。各記録ヘッド6Aよりも搬送方向Aの下流側には、それぞれ照射装置7Aが配置されている。
【0050】
各照射装置7Aは、全体として記録媒体Pの幅方向に延在している。照射装置7Aには、記録媒体Pに対して光を照射する、例えば棒状の光源(図示省略)が、ノズルの列方向に対して略平行に並ぶように複数列、配置されている。
【0051】
ここで、本実施形態では、照射装置7Aの照射量として、第一の実施の形態と同様に、各記録モード毎に最適な値が記憶部12に記憶されているが、この第二の実施の形態においては、照射装置7Aが走査されないので、記録媒体Pと照射装置7Aとの相対速度は搬送装置3の搬送速度に基づいて決定されている。実際には、実験やシミュレーション等により、各記録モード毎に最適な照射量が求められ、その各照射量が記憶部12に記憶されている。
【0052】
次に、画像記録時におけるインクジェット記録装置1Aの動作について説明する。
【0053】
先ず、作業者は、画像形成条件を入力部11から入力し、画像形成の開始を入力する。この入力に基づいて、制御装置10は、画像形成条件に最適な記録モード及びこの記録モードに対応する照射量を読み出す。そして、制御装置10は、搬送装置3を制御して、記録媒体Pを所定の位置まで搬送する。記録媒体Pが所定位置まで搬送されると、制御装置10は、記録媒体Pを間欠的に搬送されるように搬送装置3を制御する。
【0054】
記録媒体Pが停止状態になると、制御装置10は、記録モードに組み込まれたインク吐出量となるように記録ヘッド6Aからインクを吐出させる。そして、制御装置10は、読み出した照射量で照射装置7Aの光源を点灯させながら、搬送装置3を制御して、記録媒体Pを所定量だけ搬送する。これを画像形成が完了するまで繰り返させる。これにより、各記録ヘッド6Aから吐出されたインクは記録媒体Pに着弾した直後に紫外線が照射されて即座に硬化し、記録媒体Pの表面上に定着することとなる。
【0055】
以上のように、この第二の実施の形態のインクジェット記録装置1Aによれば、記録モードによって、搬送装置3の搬送速度を変化させるモードであるので、制御装置10は、その搬送速度に応じて、照射装置7の照射量を制御でき、記録媒体Pと照射装置7との相対速度に対して最適な照射量で照射することができる。
【0056】
なお、本発明は上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施形態では、照射装置7が棒状の光源71を複数有する構成を例示しているが、棒状でなくとも、例えばLEDやLD等の点状の光源を複数用いる構成としてもよい。点状の光源を用いれば、記録ヘッドのノズルのそれぞれに対応させて光源を配列させることが可能となり、さらに精密な照射量制御が可能となる。
【0057】
また、上記実施形態では、単位面積あたりのインク吐出量を制御する方法としてインターリーブを例示しているが、これ以外にも、形成される画像の解像度によってもインク吐出量を制御することができる。画像の解像度は、搬送方向A及び走査方向Bの少なくとも一方の吐出間隔を異ならせる方法、1つの画素に対して吐出されるインクの液滴数を異ならせる方法、インク滴のドット径を異ならせる方法の少なくとも1つを用いることで制御できるが、これら3種の方法を組み合わせれば、多段階の解像度の画像を得ることができる。例えば、解像度720dpiでは、1画素に対してインク量8plのインク滴を4回吐出して、1画素の画像を形成する。解像度360dpiでは、1画素に対してインク量28plのインク滴を1回吐出して、1画素の画像を形成する。つまり、1画素(単位面積)あたりのインク吐出量は、解像度720dpiでは、8×4=32pl、解像度360dpiでは、28×1=28plとなって、解像度720dpiのインク吐出量の方が大きくなる。つまり、この場合においては、解像度720dpiにおける照射量を、解像度360dpiにおける照射量よりも大きく設定する必要がある。このように、解像度を変化させるモードを記録モードとしておけば、解像度に応じて照射装置の照射量を制御することができる。
【0058】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、記録モード毎に適切な照射量で記録媒体に光を照射することができる。このため、エネルギの無駄が少なく、記録媒体及びインクジェット記録装置自体を劣化し難くすることができる。
【0059】
請求項2記載の発明によれば、記録モードが、記録ヘッドの解像度を変化させるモードであるので、制御装置は、その解像度に応じて、照射装置の照射量を制御でき、単位面積あたりのインク吐出量に対して最適な照射量で照射することができる。
請求項3記載の発明によれば、インターリーブの種類毎による単位面積あたりのインク吐出量の変化に対しても、照射装置の照射量を制御でき、単位面積あたりのインク吐出量に対して最適な照射量で照射することができる。
【0060】
請求項4記載の発明によれば、記録モードが、キャリッジの走査速度を変化させるモードであるので、制御装置は、その走査速度に応じて、照射装置の照射量を制御でき、記録媒体と照射装置との相対速度に対して最適な照射量で照射することができる。
また、記録モードが、キャリッジの走査速度と単位面積あたりのインク吐出量とを考慮して設定されている場合には、より精密な照射量制御が可能となる。
請求項5記載の発明によれば、記録モードが、搬送装置の搬送速度を変化させるモードであるので、制御装置は、その搬送速度に応じて、照射装置の照射量を制御でき、記録媒体と照射装置との相対速度に対して最適な照射量で照射することができる。
【0061】
請求項6記載の発明によれば、制御装置が、照射装置の電圧及び電流の少なくとも一方を制御して、照射量を制御するので、簡単な構成で照射量を制御することができる。
請求項7記載の発明によれば、制御装置が、点灯する光源の個数を制御して、照射量を制御するので、簡単な構成で照射量を制御することができる。
請求項8記載の発明によれば、硬化性を高め、さらにコストを抑えることができる。
請求項9記載の発明によれば、低出力の光源の使用が可能となって、装置の小型化、コストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態のインクジェット記録装置の概略構成を表す上面図である。
【図2】図1のインクジェット記録装置の主制御装置分を表すブロック図である。
【図3】走査インターリーブ(2)を説明するための図であり、(a)は1回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(b)は2回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(c)は3回目の走査により形成されるべきドットを示す図である。
【図4】走査インターリーブ(3)を説明するための図であり、(a)は1回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(b)は2回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(c)は3回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(d)は4回目の走査により形成されるべきドットを示す図である。
【図5】搬送インターリーブ(2)を説明するための図であり、(a)は1回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(b)は2回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(c)は3回目の走査により形成されるべきドットを示す図である。
【図6】複合インターリーブ(2)を説明するための図であり、(a)は1回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(b)は2回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(c)は3回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(d)は4回目の走査により形成されるべきドットを示す図であり、(e)は5回目の走査により形成されるべきドットを示す図である。
【図7】第二の実施の形態のインクジェット記録装置の概略構成を表す上面図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置
3 搬送装置
5 キャリッジ(移動装置)
6 記録ヘッド
7 照射装置
10 制御装置
62 ノズル
71 光源
P 記録媒体
Claims (9)
- 記録媒体に向かって光硬化性のインクを吐出する複数のノズルを有する記録ヘッドと、
前記記録媒体に着弾した前記インクに対して光を照射し、前記インクを硬化させる照射装置と、
前記記録媒体を搬送方向に搬送する搬送装置と、
前記記録ヘッド、前記照射装置及び前記搬送装置を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、画像形成条件に応じた記録モードに基づいて、前記照射装置の照射量を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1記載のインクジェット記録装置において、
前記記録モードは、前記記録ヘッドの解像度を変化させるモードであることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1又は2記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッド及び前記照射装置を前記搬送方向に対して直交する方向に走査する移動装置を備え、
前記記録ヘッドはシリアル方式であり、
前記制御装置は、前記記録モードに応じるように、前記移動装置を制御するとともに、前記移動装置の一度の走査によるドットの間引き量を制御し、かつ前記照射装置の照射量を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項3記載のインクジェット記録装置において、
前記記録モードは、前記移動装置の走査速度を変化させるモードであることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1又は2記載の記載のインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドはライン方式であり、前記複数のノズルは前記搬送方向の略直交方向に沿って一列以上配列され、
前記記録モードは、前記搬送装置の搬送速度を変化させるモードあることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記制御装置は、前記照射装置の電圧及び電流の少なくとも一方を制御して、前記照射量を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記照射装置は、複数の光源を備え、
前記制御装置は、点灯する前記光源の個数を制御して、前記照射量を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記照射装置は、紫外線を照射することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置において、
前記インクとしてカチオン重合系インクが用いられることを特徴とするインクジェット記録装置。
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