JP2004235891A - 通信機能付メモリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報機器に装着される不揮発メモリに記録されたデータを、情報機器側による制御なしに他の装置に転送する。
【解決手段】無線通信機能付不揮発メモリモジュール2はディジタルカメラ1に装着されて、ディジタルカメラ1により撮影された画像データが記録される。その一方、メモリモジュール2は、それが備えている無線通信機能により、記録された画像データをアクセスポイント101を介してデータサーバ103に送信して格納させる。送信済みの画像データは、送信後に消去可の指定がされていれば、メモリモジュール2により消去され、その画像データが占めていた領域が開放される。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばディジタルカメラや携帯情報端末等の情報機器に装着されて電子情報を蓄積記憶するメモリ装置に関し、特に、通信機能を併せ持つ不揮発性のメモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、不揮発メモリと通信機能とを一体化するという不揮発メモリモジュールに関しては、特開2002−94926、特開2001−77878、特開2000−253290等で発案されている。これらの特許文献に記載された発明においては、通信機能部の制御、不揮発メモリ内に記憶したデータの転送制御に関しては、メモリモジュールが装着された情報機器の制御部が司る方式が提案されていた。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−94926号公報
【特許文献2】
特開2001−77878号公報
【特許文献3】
特開2000−253290号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来例では以下のような問題点があった。
【0005】
通信機能が一体化されたメモリモジュールの制御機能は、それが装着された情報機器の制御部に具備されている。そこで、通信機能が一体化されたメモリモジュールに対応していない既存の情報機器でそのメモリモジュールを使用するためには、通信機能制御用のソフトウェアを新たにその情報機器にローディングするなどして、情報機器の制御部に制御機能を追加して、情報機器の機能拡張を行う必要がある。この操作は、既存情報機器のユーザに多大な負担を強いていた。
【0006】
また、情報機器に機能拡張する余地がない場合や、あるいはユーザが機能拡張を行わない場合には、通信機能が一体化されたメモリモジュールを情報機器に装着しても、通信機能を利用することはできない。
【0007】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、情報機器の制御によらずに通信機能を有効に機能させることができ、ユーザの負担を軽減することを可能にする通信機能付メモリ装置を提供することを目的とする。
【0008】
さらに、通信機能を自律的に作用させることで、限られたメモリ資源を有効に利用することを可能ならしめる通信機能付メモリ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は次のような構成を有する。
【0010】
情報機器と接続されるインタフェース部と、
前記情報機器から伝達される電子情報を記録するための不揮発記憶手段と、
前記不揮発記憶手段に記録された電子情報を読み出して外部装置に送信するための送信手段と、
前記不揮発性記憶手段に記録された電子情報を、前記情報機器による電子情報の記録とは独立して前記送信手段により送信させる送信制御手段とを備える。
【0011】
これにより、情報機器により記録された電子情報の読み出しを、その情報機器の動作や制御とは無関係な独立した動作として実行することができる。このため、情報機器の利用者や、あるいは情報機器そのものにより、記録された電子情報の転送を明示的に指示することなく、転送を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る情報転送機能を内蔵した不揮発メモリモジュールの実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
【0013】
(第一の実施形態)
本発明に係る情報転送機能を内蔵した不揮発メモリモジュールの一実施形態として、通信媒体にIEEE802.11系の無線IPネットワークを内蔵した書換え可能型不揮発メモリカードの例を説明する。本例では、このメモリモジュールは、情報機器であるディジタルカメラに装着され、内蔵された通信機能を用いて無線スポット接続サービスを利用して、外部通信装置であるアクセスポイントを介してネットワークに接続されたデータサーバ装置などの情報記憶装置に電子画像情報を転送して記憶させる。
【0014】
図1は、コンピュータではないノンPC機器であるディジタルカメラ1を無線クライアント端末として利用し、アクセスポイント101を経由してネットワーク11に接続できる無線スポット接続サービスを利用している。この無線スポット接続サービスでは、認証サーバ102がクライアントの認証を行い、認証されたクライアントがネットワーク11にアクセスを許可される。そして認証されたクライアントはデータサーバ103に電子画像情報を格納することができる。
【0015】
図1においては、クライアントの情報機器であるディジタルカメラ1は、無線スポット接続サービスのサービスエリア10内において、そのサービスエリアを統括するアクセスポイントに101アクセスできる。アクセスポイント101は、無線スポット接続サービスにおいて接続対象とする広域バックボードネットワーク11に接続されている。アクセスポイント101およびネットワーク11により、無線IP通信路が提供される。なお本実施形態では情報機器としてディジタルカメラを例にとって説明しているが、不揮発メモリモジュールを利用可能な機器であり、当該メモリモジュールにデータを格納するものであれば、どのような機器であっても本発明を適用できる。以下の説明では、情報機器はディジタルカメラであるものとして説明する。
【0016】
ネットワーク11にはさらに、無線接続クライアントユーザの認証を行うスポットサービス提供者認証サーバ102およびディジタルカメラから転送される電子画像情報を蓄積記憶する電子画像記憶用データサーバ103が接続されている。
【0017】
一方、クライアントたるディジタルカメラ1には、無線IP通信路を介した情報転送機能を具備した、取り外し可能な不揮発メモリモジュール2が装着されている。
【0018】
図2は、情報転送機能を具備した不揮発メモリモジュール2の機能構成ブロック図の一例である。このメモリモジュール2は、フラッシュメモリ201と情報転送機能部210とを有する。情報転送機能部210は送信機能と共に受信機能も有している。
【0019】
本実施形態では、不揮発メモリ媒体であるフラッシュメモリ201には、ディジタルカメラ1等の情報機器との接続を司るメモリカードI/F202と、不揮発メモリモジュール2内部に具備される情報転送機能部210との接続を司る内部I/F203とがワイヤードオア接続されている。メモリカードI/F202と内部I/F203の間は、ディジタルカメラ1および情報転送機能部210からフラッシュメモリ201へのデータバスのアクセス競合を防ぐため、データバスのアクセス権をコントロールするための信号線によって接続されている。メモリカードI/F202としては、たとえばメモリモジュール2がコンパクトフラッシュ(登録商標)の規格に準拠するものであれば、CFI/Fなどを利用できる。
【0020】
内部I/F203を介してフラッシュメモリ201に接続される情報転送機能部210は、無線通信制御を司るCPU204、RAM205、ROM206と、無線通信媒体の制御を司る、媒体アクセス(MAC)207、ベースバンド(BBP)208、物理層(PHY)209の各コントローラによって構成されている。IP以上の層の制御などについては、CPU204により実行されるプログラムとして実装される。
【0021】
この構成により、RAM205に読み込まれるデータは、アクセスポイント101との間に確立される無線通信回線およびネットワーク11を介して所与のあて先(データサーバ103)へと送信される。
【0022】
図3は、本実施形態におけるフラッシュメモリ2上の記憶情報の論理(ディレクトリ)構造例である。
【0023】
フラッシュメモリ2には、ディジタルカメラ1からの画像情報を管理格納するディジタルカメラ用フォルダ30が設けられ、その下に、ツリー状に画像管理フォルダ300と画像格納フォルダ301〜30nが配置されている。画像格納フォルダ301〜30nのそれぞれには、ディジタルカメラ1で撮影された画像データが、たとえば静止画1こまずつ格納されている。画像管理フォルダ300には、画像管理情報として、画像格納フォルダ301〜30nのアドレスなどのほか、空き領域のサイズやアドレス等の空き領域情報や、一定のデータ単位たとえばフォルダごとにデータを別途指定したサーバに転送する必要があること、転送後であれば消去してもよいこと、消去可能な状態になっていることなどを示す情報が保持されている。画像管理フォルダ300の画像管理情報の更新処理は、画像データの記録や消去を行わせる主体が管理する。たとえば、画像の撮影により画像データが記録される場合やディジタルカメラ1の操作により画像データが消去される場合には、空き領域情報の更新はディジタルカメラ1の管理下で行われる。一方、後述するように画像データの消去が情報転送機能部210により行われる場合には、空き領域情報の更新は情報転送機能部210の管理下で行われる。
【0024】
さらに、フラッシュメモリ2には、情報転送機能部210の制御に関して必要な情報を格納するネットワークアダプタ用フォルダ31が設けられている。その下に、ツリー状に、通信媒体毎のパラメータ情報を格納するパラメータ用フォルダが配置される、本実施形態ではIEEE802.11用フォルダ311が配置されている例を示している。また、パラメータ用フォルダには、後述する画像データの送信先アドレスや、認証を受けるための認証情報を記録することもできる。
【0025】
図4に、一定時間毎に起動されるメモリカードI/F202の監視タイミングの処理フローチャートを示す。前述の通り、フラッシュメモリへのデータバスはメモリカードI/F202と内部I/F203とで共有されているため、このフラッシュメモリへのデータバスアクセスは、競合する場合があり得る。そのような場合に、フラッシュメモリへのデータバスアクセス権(単にアクセス権とも呼ぶ。)を、図4の手順により調停する。この手順はCPU204により実行される。なお、アクセス権を確保するための要求があることを示すデータバスアクセス権確保要求情報は、情報転送機能部210によるそれは後述する図5の手順により設定され、ディジタルカメラ1によるそれは、画像データの書き込みなど、ディジタルカメラ1からフラッシュメモリ201へのアクセスが発生した時点で、図4で説明するフラッシュメモリへのデータバスアクセス権がメモリカードI/F202に設定されていない場合に設定される。したがって、本例においては、ディジタルカメラ1は、フラッシュメモリ201へのアクセス権を有している場合にフラッシュメモリへのデータバスアクセス権確保要求情報をセットすることはない。なお、本例においてディジタルカメラからのアクセス権確保要求情報と呼んでいる情報は、ディジタルカメラからフラッシュメモリ201へのアクセスに基づいてメモリカードI/F201により設定されるものであってもよい。この場合ディジタルカメラ1は、メモリモジュール2内部における処理について関わりなく、従来通りの処理によりメモリモジュール2へのアクセスが可能となる。
【0026】
図4において、先ず、フラッシュメモリ201へのアクセス権の確認を行う(ステップ401)。アクセス権のありかは、メモリカードI/F202や内部I/F203など、ディジタルカメラ1とCPU204との双方からアクセス可能な部分に設けられたメモリやレジスタ等により標示される。また、データバスアクセス権は、フラッシュメモリへのアクセスがない状態ではディジタルカメラ1に対して(すなわちメモリカードI/F203に対して)付与されており、ディジタルカメラ1からフラッシュメモリ201に対して実際にデータ転送が行われていない場合に限り必要に応じて情報転送機能部210に対して付与される。
【0027】
アクセス権の確認に基づいて、アクセス権がメモリカードI/F201にあるかすなわちディジタルカメラ1にあるか否か判定し(ステップ402)、ディジタルカメラ1にアクセス権がない(すなわち情報転送機能部210にアクセス権がある)と判定された場合には、ディジタルカメラ1からのアクセス権確保要求があるか判定する(ステップ403)。
【0028】
アクセス権確保要求は、ディジタルカメラ1から直接受信する信号や、あるいはメモリカードI/F202あるいは内部I/F203のメモリやレジスタにフラグ等を設けることで標示される。これは情報転送機能部210からのアクセス権確保要求についても同様である。
【0029】
さて、ステップ403でディジタルカメラ1からアクセス権確保要求があると判定された場合には、フラッシュメモリ201から情報転送機能部210へとデータ転送中であるか判定される(ステップ404)。データ転送中であるか否かの判定は、信号自体の監視や、データ転送にあたってメモリやレジスタに設けたフラグに基づいて行うことが行える。情報転送機能部210には、情報転送機能部210がフラッシュメモリ201からデータを読み出して送信する必要がある場合にアクセス権が付与されるため、ステップ403において情報転送機能部210にアクセス権があると判定された場合、データ転送中である可能性は相当高いものと考えられる。
【0030】
ステップ404においてデータ転送中であると判定された場合には、ディジタルカメラ1からフラッシュメモリ201への画像データ等の書き込みを優先的に行わせるために、現在行われているデータ転送処理をいったん中断する(ステップ405)。この中断処理では、その続きを後で送信するために、転送を中断したアドレスのRAM205への記録等、再送信のための準備が行われる。
【0031】
データ転送の中断処理完了後、フラッシュメモリ201へのデータバスアクセス権をメモリカードI/F202に設定する)ステップ406)。またアクセス権をメモリカードI/F202に設定した時点で、ディジタルカメラ1からのフラッシュメモリへのデータバスアクセス権確保要求情報はクリアされる。
【0032】
メモリカードI/F202がフラッシュメモリへのデータバスアクセス権を獲得したなら、ディジタルカメラ1からのフラッシュメモリ201への画像データ等の書き込みを行うことができる。データ書き込み時にはアクセス権の有無が判定されるが、その判定はディジタルカメラ1が行ってもよいし、ディジタルカメラ1からのデータ書き込む要求に応じてメモリカードI/F202が行っても良い。
【0033】
一方、ステップ402において、アクセス権はディジタルカメラ1に付与されていると判定された場合には、ディジタルカメラからのフラッシュメモリ201へのデータ転送が行われているか判定する(ステップ407)。転送中であれば、アクセス権はメモリカードI/F202にそのまま与えておく。転送中でなければ、情報転送機能部210からのフラッシュメモリへのデータバスアクセス権確保要求情報がセットされているか否かを判定する(408)。情報転送機能部210からフラッシュメモリへのデータバスアクセス権確保要求情報は、アクセス権確保要求がある場合にセットされている。アクセス権確保要求情報は、ディジタルカメラ1からのアクセス権要求と同様、メモリカードI/F202あるいは内部I/F203のメモリやレジスタに設けたフラグ等で標示される。これは情報転送機能部210からのアクセス権確保要求情報についても同様である。ただし、アクセス権確保要求はアクセス権とは異なり、ディジタルカメラ1からアクセスされる情報ではないため、RAM205に設けることもできる。
【0034】
ステップ408において情報転送機能部210からのデータバスアクセス権確保要求がなければ、アクセス権をディジタルカメラに付与したままにしておく。これにより、フラッシュメモリ201へのデータバスが使用されていない場合には、メモリカードI/F202に対してアクセス権を付与しておける。このため、ディジタルカメラ1は、情報転送機能部210によりデータの読み出しが行われていない限り、データの書き込みを即時行える状態を維持できる。
【0035】
さて一方ステップ408において情報転送機能部210からのデータバスアクセス権確保要求があると判定されれば、フラッシュメモリへのデータバスアクセス権を内部I/F203に設定する(ステップ409)。アクセス権が内部I/F203に付与されることで、情報転送機能部210は、フラッシュメモリ201からのデータの読み出しを行うことが可能となる。この手順は図6A,6Bとして後述する。また、アクセス権を内部I/Fに設定した時点で、情報転送機能部210からのフラッシュメモリへのデータバスアクセス権確保要求情報はクリアされる。
【0036】
以上の手順によりフラッシュメモリへのデータバスアクセス権確保要求および実際に行われているデータ転送の状態に応じて、フラッシュメモリへのデータバスアクセス権を、メモリカードI/F202と内部I/F203のいずれに設定するか、調整している。この調整により、内部I/F203すなわち情報転送機能部210に対しては、外部情報機器(ディジタルカメラ1)からのデータ転送が行われておらず、かつ、情報転送機能部210からのデータバスアクセス権確保要求が有る場合に限り、アクセス権が設定される。そして、内部I/F203にアクセス権が付与されており、実際にフラッシュメモリ201から情報転送機能部210へとデータの読み出しが行われている場合であっても、外部情報機器からのデータバスアクセス権確保要求があれば、現在行われているデータ転送を中断して、メモリカードI/F202にアクセス権を付与する。これにより、ディジタルカメラ1からのデータの書き込みを優先して処理することが可能となる。
【0037】
図5に、情報転送機能部210、具体的にはCPU204が実行するデータ転送管理処理のフローチャートを示す。図5の手順は、フラッシュメモリ201に格納されたデータの転送の必要の有無に応じて、図4で参照される情報転送機能部210からのデータバスアクセス権確保要求情報を設定するためのものである。この処理は、一定時間ごとに行われても良いし、不揮発メモリ2に対してデータの書き込みが行われた場合など、何らかのイベントをきっかけとして実行しても良い。またその双方をきっかけとして行うこともできる。
【0038】
まず、アクセス権は内部I/F203に対して設定されているか判定する(ステップ501)。アクセス権が内部I/F203に対して設定されている場合、アクセス権確保要求は不要であるために処理を終了する。アクセス権がメモリカードI/F202に対して設定されている場合、情報転送機能部210からのフラッシュメモリのデータバスアクセス確保要求情報がセットされているか判定する(ステップ502)。すでにセットされている場合には、以前にセットしたアクセス権確保要求が処理されずに残っていると判断できるために、このまま処理を終了する。
【0039】
一方、アクセス権を内部I/F203が有しておらず、情報転送機能部210からのフラッシュメモリへのデータバスアクセス権確保要求が出されていない場合には、フラッシュメモリ201内に、図4のステップ405における中断により一部未転送となっているデータがあるか判定する(ステップ503)。ステップ405では転送の中断に伴い、中断された旨を示す情報や中断されたアドレス等がRAM205に記録されているために、ステップ501ではそれらの情報に基づいて中断されたデータの有無を判定できる。
【0040】
中断による未転送データが残っていると判定された場合には、情報転送機能部からのアクセス権要求情報をセットする(ステップ504)。
【0041】
一方、残っていないと判定された場合には、フラッシュメモリ201へのアクセスがあるか、すなわちディジタルカメラ1によりフラッシュメモリ201へのデータ書き込みあるいは読み出し等が行われているか判定する(ステップ505)。アクセスがあると判定されれば、そのまま処理を終了する。
【0042】
ステップ505でアクセスがないと判定されたなら、アクセス権を一時的に内部I/Fに設定して情報転送機能部210によりフラッシュメモリ201の画像管理フォルダ300内の画像管理情報を参照する(ステップ506)。参照を終えたならアクセス権を情報転送機能部に戻しておく。この間にディジタルカメラ1からフラッシュメモリに対してアクセスがあると、ディジタルカメラはステップ506が完了するまで待機させられる。この参照は、画像データの読み出しに比べて十分短時間で完了する処理である。
【0043】
参照の結果、フラッシュメモリ内に転送要求が発生しているか、すなわち転送すべき画像データ等があるか判定する(ステップ507)。この判定は、画像管理情報に含まれる、フォルダ等の所定単位ごとに設定された、データを転送する必要がある旨の情報(データ転送フラグと呼ぶ。)に基づいて行われる。この情報はディジタルカメラ1による画像データの記録時にディジタルカメラによって同時に記録される。あるいは、あらかじめ情報転送制御部210により、ディジタルカメラにより画像データが格納された場合、その画像データに対応させてデータ転送フラグをセットするよう制御しても良い。また、この制御をプログラマブルとし、データ転送フラグをセットするか否かを利用者により設定できるようにすることもできる。
【0044】
更に、前記データ転送フラグの設定を記録画像毎に設定する操作インタフェースをディジタルカメラ側に具備させれば、ディジタルカメラ上で記録画像の再生処理の際に、ユーザが所望に従った、記録画像単位でのデータ転送フラグの設定を行うことも可能となる。
【0045】
ステップ507で転送すべきデータがあると判定されたなら、ステップ504に分岐して情報転送機能部からのデータバスアクセス権確保要求情報を設定する。転送すべきデータがないと判定されたなら、情報転送機能部からのデータバスアクセス権確保要求情報をクリアする(ステップ508)。
【0046】
以上の手順により、フラッシュメモリにアクセス可能であり、かつ、フラッシュメモリ201に転送すべきデータがある場合に情報転送機能部からのアクセス権確保要求情報をセットできる。
【0047】
図6Aは、情報転送機能部210によるフラッシュメモリ201からのデータ読み出し手順を示すフローチャートである。図6Aは、情報転送機能部210により、アクセスポイント101との間の無線通信回線において規定通信速度以上の通信が可能な状態にあることを検知した場合に実行される。このため、一定速度以上で通信可能な状態にあれば、フラッシュメモリの空き容量を確実に確保しておくことが可能となる。
【0048】
図6Aにおいて、先ずアクセス権が内部I/F203に設定されているか判定する(ステップ601)。内部I/F203が有していれば、フラッシュメモリ201へアクセスして転送の対象となっているデータを読み出し、RAM205へと格納する(ステップ602)。転送の対象となっているデータであることは、画像管理情報に設定された転送要求フラグにより判定できる。
【0049】
またこの読み出しは、RAM205のサイズ等に応じて、一定の単位で、例えば、画像格納フォルダ単位で行われる。また、図4のステップ405で転送が中断されている場合には、ステップ602では、RAM205に記録された中断の旨および中断位置の情報に基づいて、中断位置から読み出しが再開される。
【0050】
そして、ステップ602と一体となった動作として、読み出した画像データに対応する画像管理情報に、当該データを読み出した旨記録する(ステップ603)。
【0051】
最後に、転送すべきデータ全てを読み出し終えたか判定し(ステップ604)、終えていなければステップ602から繰り返し、終了した場合には、アクセス権をメモリカードI/Fに戻して処理を終える。
【0052】
ここで、読み出し終了の判定の対象となるデータは、本例では前述した転送の単位である。そのため、図6Aの手順による転送は、画像格納フォルダ等の転送単位ごとに行われ、転送が終了するごとにあらためて図4及び図5の手順によりアクセス権の調整が行われる。なお、読み出し終了の判定基準は、転送対象であることを示すフラグ等が設定されているデータ全てであっても良い。
【0053】
図6Bは、図6Aの手順によりRAM205に格納されたデータをサーバに送信する手順の簡単な図である。この手順は、図6Aの手順によりデータの読み出しが完了した際に起動される。まずステップ611においてRAM205内のデータを指定されたサーバに宛てて送信し、ステップ612で送信が完了したものと判定されたなら、ステップ613において、当該データについて転送が完了した旨の情報を記録する。この記録は、フラッシュメモリへのデータバスへのアクセスがないことを確認した後にアクセス権を一時的に情報転送機能部210が取得して行っても良いし、RAM205に記録しておいても良い。
【0054】
以上のようにして、ディジタルカメラ1による画像データの書き込みの合間に、メモリモジュール2に内蔵された情報転送機能部により、書き込まれたデータのうち、送信すべきものとして指定されているデータがサーバに宛てて送信される。また転送が完了したデータについては、その旨RAMに記録が残される。
【0055】
図7は、情報転送機能部210により一定時間ごとに実行される、データ消去のための処理のフローチャートである。この手順は、フラッシュメモリ210からのデータのRAM205への読み出し(図6A,6B)処理とは非同期に実行される。
【0056】
まず、アクセス権が内部I/F203に設定されているか判定し(ステップ701)、内部I/F203が有している場合には、まさにデータが送信されている或いは送信しつつあるので、まずデータ転送を優先して行わせる。内部I/F203がアクセス権を有していなければ、ディジタルカメラ1および情報転送機能部210何れからもデータバスアクセス権確保要求が出されていないことを判定する(ステップ702,703)。アクセス権確保要求が出されていれば、そちらを優先するためである。いずれからもアクセス権確保要求が出されていなければ、フラッシュメモリ210に格納されたデータのうち、画像管理情報として「消去可」の標示がされているものについて、消去したことを示す情報たとえば消去フラグをセットする。
【0057】
なお「消去可」の標示については、単に画像管理情報のみを参照するに止まらず、たとえば「転送後消去可」であれば、図6Bのステップ613でセットされた転送済みである旨の情報を参照し、「転送済み」であれば消去可であると判定する。逆に「転送済み」となっていても、「転送後消去可」でなければ消去されない。また無条件に消去可となっていれば、その情報のみに基づいて消去する。
【0058】
また、ステップ704における消去は、画像データそのものを消去(フラッシュ)するのではなく、画像管理情報として、対応するデータが消去されたことを示す情報を設定したり、あるいはさらに、解放されたメモリ領域に関するアドレスやサイズ等の情報を更新することにより行われる。
【0059】
なお、図7の手順において、フラッシュメモリの内容を参照したり更新したりする場合には、一時的にアクセス権を情報転送機能部210が取得しておこなうものとする。この場合、ディジタルカメラがデータ書き込みを要求しても、その書き込みは待たされる。しかし、参照及び更新されるデータ量はわずかなので、待ち時間も非常に短いもので十分である。
【0060】
以上の手順により、本発明に係るメモリモジュールは、通信機能を内蔵していることで、情報機器からのデータの書き込みとは独立して書き込まれたデータの送信を行うことができる。そのため、情報機器が当該メモリモジュールが備える通信機能に対応しておらず、通信機能を有さないメモリモジュールにのみ対応している場合であっても、その通信機能を有効に利用してデータ送信を行える。
【0061】
そして、送信してサーバ等別の記録媒体に保存したデータなど、消去可能なものを順次消去していくことで、メモリモジュール内の限られた資源を有効に利用することができる。
【0062】
さらに、情報機器としてディジタルカメラを用いれば、小容量のメモリモジュールをあたかも大容量のメモリモジュールであるかのように利用することができる。すなわち、フラッシュメモリをキャッシュとして利用し、そのキャッシュを介してサーバに格納することで、きわめて大容量のメモリモジュールが実現できる。
【0063】
このようにして、上記処理により、フラッシュメモリ用のインタフェース、制御ドライバを有する既存のディジタルカメラをはじめとする情報機器に、本発明に係るメモリモジュールを装着することで、電子画像情報をはじめとするフラッシュメモリに格納される情報を、ネットワークを介して接続される電子画像情報記憶用データサーバに、容易に転送することが可能になる。
【0064】
(変形例1)
前記実施例においては、無線クライアント端末の例として、無線スポットIPネットワークサービス対応のために、既存のディジタルカメラへ装着する例を示したが、ディジタルビデオカメラ、PDA、ノートパソコン等への装着し、フラッシュメモリに記憶される情報を、ネットワークを介して接続される電子情報記憶用データサーバに容易に転送することが可能になる。
【0065】
(変形例2)
逆に、このメモリモジュールからデータやパラメータあるいはプログラム等を読み出してそれを処理あるいは実行する情報機器の場合、当該メモリモジュールが、指定されたサーバから最新のデータ等を読み込んでおくこともできる。こうすることで、情報機器自体およびその使用者が、データ更新の指示を明示的に行わなくとも、メモリモジュールから読み出すデータやプログラムを最新のものに維持しておくことが可能となる。
【0066】
(変形例3)
なお、メモリモジュールが備える無線通信機能としては、IEEE803.11のほか、PDCやPHS、WCDMA、ワイヤレスATM等、様々な規格についても本発明を適用できる。
【0067】
さらに、無線通信のみならず有線ネットワークとの通信機能を備えたメモリモジュールについても本発明は適用可能である。
【0068】
さらに、実施形態ではIPネットワークへの接続を例示したが、IPネットワークには限られず、このほかの種々の通信プロトコルを用いて構成されたネットワークについても本発明を適用することが可能である。
【0069】
(変形例4)
図6Aの手順は、無線通信回線の通信速度がいって一以上であることをトリガとして実行されているが、トリガの条件としてはそのほかの設定を行うことも可能である。たとえば一定時間ごとに実行されても良いし内部I/F203にデータバスアクセス権が設定された場合に起動されても良い。
【0070】
また、転送先の情報記憶装置の識別情報に加えて、情報転送の開始トリガ条件を利用者に設定させるなどしてRAM205やROM206に記録しておき、それらに従って図6A、6Bの処理を行っても良い。さらに、フラッシュメモリ201にそれらの情報を記録しておけば、メモリモジュールごとに、データ転送のトリガや転送先を設定することが可能となる。
【0071】
さらにトリガとして、フラッシュメモリの残容量が一定量を下回った状態にあることを用いることもできる。この場合、「消去可」のデータについて、図7に示す処理において、ディジタルカメラなど、メモリカードI/Fによるアクセスが実際に発生していなければ、アクセス権確保要求が出されていたとしてもアクセス権を付与せず、消去の優先度を最上位としてデータを消去することもできる。こうすることで、データを記録する場合に空き容量が不足するという事態の発生を防止することができる。
【0072】
なお無線通信速度が一定値以上であることと、空き容量が一定値以下であることが、共に満たされることをトリガとしてもよい。
【0073】
(変形例5)
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0074】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
【0075】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体およびプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0076】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0077】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0078】
(他の実施態様)
さらに本発明の実施態様には下記のようなものがある。
【0079】
【実施態様1】情報機器と接続されるインタフェース部と、
前記情報機器から伝達される電子情報を記録するための不揮発記憶手段と、
前記不揮発記憶手段に記録された電子情報を読み出して外部装置に送信するための送信手段と、
前記不揮発性記憶手段に記録された電子情報を、前記情報機器による電子情報の記録とは独立して前記送信手段により送信させる送信制御手段とを備えることを特徴とする通信機能付メモリ装置。
【0080】
【実施態様2】前記制御手段は、一定の条件が満たされた場合、前記不揮発記憶手段に記録された電子情報を前記不揮発記憶手段から消去して当該記憶領域を解放することを特徴とする実施態様1に記載の通信機能付メモリ装置。
【0081】
【実施態様3】前記制御手段は、前記送信手段により前記外部装置に送信された電子情報について、前記一定の条件が満たされた場合に消去することを特徴とする実施態様2に記載の通信機能付メモリ装置。
【0082】
【実施態様4】前記不揮発記憶手段には、前記電子情報と共に当該電子情報の送信先に関する送信先情報がさらに記録され、前記制御手段は、前記送信先に示される外部装置へと前記電子情報を送信することを特徴とする実施態様2または3に記載の通信機能付メモリ装置。
【0083】
【実施態様5】前記一定の条件は、前記外部装置への電子情報の送信が一定の通信速度以上で可能であることを含むことを特徴とする実施態様2乃至4のいずれかに記載の通信機能付メモリ装置。
【0084】
【実施態様6】前記一定の条件は、前記不揮発メモリ手段に記録可能な記憶容量の残量が一定量を下回ったことを含むことを特徴とする実施態様2乃至5のいずれかに記載の通信機能付メモリ装置。
【0085】
【実施態様7】前記不揮発記憶手段には、前記電子情報と共に当該電子情報の消去の可または不可を示す可否情報がさらに記録され、前記制御手段は、前記不揮発記憶手段に記録された電子情報を前記外部装置へと送信した後、前記可否情報を参照して消去可であれば送信された電子情報を前記不揮発記憶手段から消去して当該記憶領域を解放することを特徴とする実施態様2乃至5のいずれかに記載の通信機能付メモリ装置。
【0086】
【実施態様8】前記不揮発記憶手段に対して、前記情報機器による電子情報の記録と、前記送信手段による電子情報の読み出しとが競合した場合に、その競合を調停する調停手段を更に備え、該調停手段は、前記送信手段による電子情報の送信中に、前記情報機器から電子情報の記録の要求があった場合、当該送信を中断し、前記情報機器から伝達される電子情報の記録を行い、当該記録が完了後に、前記送信を再開することを特徴とする実施態様1に記載の通信機能付メモリ装置。
【0087】
【実施態様9】前記制御手段はコンピュータによりプログラムを実行することで実現され、前記プログラムを第2の不揮発記憶手段に記録したことを特徴とする実施態様1乃至8のいずれか1項に記載の通信機能付メモリ装置。
【0088】
【実施態様10】情報機器と接続されるインタフェース部と、前記情報機器から伝達される電子情報を記録するための不揮発記憶手段と、前記不揮発記憶手段に記録された電子情報を読み出して外部装置に送信するための送信手段とを備える通信機能付メモリ装置の制御方法であって、
一定の条件が満たされた場合、前記不揮発記憶手段に記録された電子情報を前記外部装置へと送信し、送信された電子情報を前記不揮発記憶手段から消去して当該記憶領域を解放することを特徴とする通信機能付メモリ装置の制御方法。
【0089】
【実施態様11】情報機器と接続されるインタフェース部と、前記情報機器から伝達される電子情報を記録するための不揮発記憶手段と、前記不揮発記憶手段に記録された電子情報を読み出して外部装置に送信するための送信手段とを備える通信機能付メモリ装置の制御方法であって、
前記不揮発性記憶手段に記録された電子情報を、前記情報機器による電子情報の記録とは独立して前記送信手段により送信させることを特徴とする通信機能付メモリ装置の制御方法。
【0090】
さらに、実施態様10または11記載の方法を、前記通信機能付メモリ装置に内蔵されたコンピュータにより実行させるためのプログラムもまた本発明を構成する。
【0091】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、情報機器により記録された電子情報の読み出しを、その情報機器の動作や制御とは無関係な独立した動作として実行することができる。すなわち情報機器に装着される不揮発メモリに記録されたデータを、情報機器側による制御なしに他の装置に転送する。このため、情報機器の利用者や、あるいは情報機器そのものにより、記録された電子情報の転送を明示的に指示することなく、転送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における無線通信機能を内蔵した不揮発メモリモジュールを装着した既存ディジタルカメラをクライアント端末とした、無線スポットサービスを用いた電子画像遠隔蓄積システム概念図
【図2】実施形態における無線通信機能を内蔵した不揮発メモリモジュールの機能ブロック図
【図3】実施形態におけるフラッシュメモリ上の記憶情報のディレクトリ構造例の図
【図4】実施形態におけるフラッシュメモリインタフェースの確認フローチャート
【図5】実施形態におけるフラッシュメモリ上のデータ転送管理処理フローチャート
【図6A】実施形態におけるフラッシュメモリ上のデータ読み出しフローチャート
【図6B】実施形態における読み出したデータの送信手順のフローチャート
【図7】実施形態におけるフラッシュメモリ内のデータ消去手順のフローチャート
【符号の説明】
1 ディジタルカメラ
2 無線通信機能内蔵不揮発メモリモジュール
10 無線スポットサービスエリア
11 IP広域ネットワーク
101 無線アクセスポイント
102 スポットサービス提供者認証サーバ
103 電子画像記憶用データサーバ
201 フラッシュメモリ
202 フラッシュメモリインタフェース
203 内部インタフェース
204 通信制御CPU
205 RAM
206 ROM
207 無線通信メディアアクセスコントローラ
208 無線通信ベースバンドプロセッサ
209 無線通信物理層

Claims (1)

  1. 情報機器と接続されるインタフェース部と、
    前記情報機器から伝達される電子情報を記録するための不揮発記憶手段と、
    前記不揮発記憶手段に記録された電子情報を読み出して外部装置に送信するための送信手段と、
    前記不揮発性記憶手段に記録された電子情報を、前記情報機器による電子情報の記録とは独立して前記送信手段により送信させる送信制御手段と
    を備えることを特徴とする通信機能付メモリ装置。
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